JP2000111818A - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP2000111818A
JP2000111818A JP27862098A JP27862098A JP2000111818A JP 2000111818 A JP2000111818 A JP 2000111818A JP 27862098 A JP27862098 A JP 27862098A JP 27862098 A JP27862098 A JP 27862098A JP 2000111818 A JP2000111818 A JP 2000111818A
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JP
Japan
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laser
laser beam
mirror
laser beams
unit
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JP27862098A
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English (en)
Inventor
Naritoshi Inoue
斉逸 井上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査光学系の組付けコストの低減を図ると共
に大型化を抑える。 【解決手段】 走査光学ユニット22では、レーザ光源
R、G、Bから射出されてAOM34を通過したレーザ
ビームR、G、Bが平面ミラー38の同一面上に照射さ
れて、ポリゴンミラー44へ向けて反射され、ビームエ
キスパンダ40及びシリンドリカルレンズ44を通過し
てポリゴンミラー上の一点に照射される。レーザビーム
G、Bの光路上には、くさび形状に形成したNDフィル
タ172、174が設けられており、レーザビームG、
BはNDフィルタによってレーザビームRとの交点が平
面ミラーから離れる方向へ所定の角度θ1 、θ2 で屈折
されるて角度調整が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームを走
査する走査光学系に係り、詳細には、R、G、Bの各色
の光源から照射するレーザビームを感光材料等の記録材
料上に走査して記録材料を走査露光する走査光学系に関
する。
【0002】
【従来の技術】デジタルラボシステムでは、レーザビー
ムを走査して印画紙に画像を書き込む画像露光装置が用
いられる。この画像露光装置は、R、G、Bの各色のレ
ーザビームを発する光源を備え、カラー画像データに基
づいて各色光源から発するレーザビームを変調してポリ
ゴンミラー等の偏向器へ照射し、この偏向器からレーザ
ービームが主走査方向に偏向して印画紙へ照射する。
【0003】このような画像露光装置に設けられる走査
光学系では、各色の光源としてLD、集光用のコリメー
タレンズ及び音響光学変調器(AOM)を一体としたユ
ニットが用いられ、この光源ユニットと共にfθレン
ズ、シリンドカルレンズ、平面ミラー、折り返しミラー
等を備えており、R、G、Bの各色の光源ユニットから
照射するレーザビームをポリゴンミラーの所定の一点に
照射するために反射ミラーを用い、コンパクト化を図っ
ている。
【0004】ところで、ポリゴンミラーに照射するレー
ザビームの互いの角度が極めて小さいため(約4°〜6
°程度)、1枚の反射ミラーを用いて3色のレーザビー
ムをポリゴンミラー上の一点に照射しようとした場合、
光源ユニットからポリゴンミラーまでの光路が長くな
り、走査光学系のコンパクト化が困難となる。
【0005】このため、R、G、Bの各色毎に反射ミラ
ーを設け、3色の光ビームの反射角度を変えることによ
り、レーザビームの光路の短縮を図るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3色の
レーザビームを、別々の反射ミラーによってポリゴンミ
ラー上の一点に照射しようとした場合、反射ミラーの調
整が極めて難しく、走査光学系の組付けコストの上昇の
一因となっている。
【0007】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、装置の大型化を招くことなく組付け性を向上さ
せることにより低コスト化が可能となる走査光学系を提
案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
R、G、Bの各色のレーザビームを発するレーザ光源
と、前記レーザ光源のそれぞれに対応して設けられそれ
ぞれのレーザ光源から発せられるレーザビームを記録す
る画像に応じて偏向する音響光学変調器と、前記レーザ
ビームを主走査方向に沿って偏向する主走査偏向手段
と、を備え、前記R、G、Bの各色のレーザ光源から照
射されたレーザビームを主走査偏向手段上の一点に照射
することにより主走査されたレーザビームによって記録
材料を露光する主走査光学系であって、前記音響光学変
調器を透過したそれぞれのレーザビームが照射が同一面
上に照射されることにより、それぞれのレーザビームを
前記主走査偏向手段へ向けて反射する反射ミラーと、く
さび形状に形成されて前記反射ミラーによって反射され
たレーザビームの何れか少なくとも1色の光路上に設け
られて、レーザビームの交点が反射ミラーから離れる方
向となる所定の角度で透過するレーザビームを屈折させ
るNDフィルタと、を含むことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、R、G、Bの各色のレ
ーザビームを一つの反射ミラーによって反射する。これ
により、反射ミラーによるレーザビームの反射方向の調
節が不要となるようにし、組付け性を向上させて、組付
けコストの低減を図っている。また、反射ミラーによっ
て反射されたレーザビームの光路上にはくさび形状のN
Dフィルタを設け、反射ミラーによって反射されたレー
ザビームを屈折させる。
【0010】同一の反射ミラーでR、G、Bの各色を反
射させた場合、反射角度の調整ができないため、くさび
形状のNDフィルタ(Neutral Density filter)によっ
てレーザビームを屈折させて、角度調整を行なう。
【0011】すなわち、R、G、Bのレーザ光源を取付
けるために、互いに隣接するレーザ光源の間に所定の間
隔が必要となると、この間隔を得るためにレーザビーム
の光路長が長くなって装置が大型化してしまう。このと
き、反射ミラーによって反射された光ビームをさらに屈
折させることにより、レーザビームの光路長が長くなっ
てしまうのを抑えることができる。
【0012】請求項2に係る発明は、前記レーザ光源が
R、G、Bの順に並んで配置されているときに、前記く
さび形状のNDフィルタが、G、Bのレーザビームの光
路上に設けていることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、レーザ光源がR、G、
Bの順に並んでいるときに、G、BのレーザビームをN
Dフィルタによって屈折させる。
【0014】G、Bのレーザ光源には、固体レーザが用
いられることが多く、固体レーザは、射出したレーザビ
ームが反射して戻ると発振してしまう。このために、
G、Bのレーザビーム上にNDフィルタを設けて、僅か
にレーザビームを屈折させることによりレーザビームの
戻りを防止する。
【0015】このような、NDフィルタをくさび形状に
することにより、レーザ光源の発振の防止と共に、反射
ミラーで反射したレーザビームが主走査偏向手段へ照射
されるときの角度調整に用いる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図1には、デジタルラボシステム10の概
略構成を示している。このデジタルラボシステム10
は、カラーCCDスキャナ14、画像処理部16、レー
ザプリンタ部18及びプロセッサ部20によって構成さ
れている。
【0018】カラーCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いる画像を読み取る。このカラーCCDスキャナ14で
は、135サイズ、110サイズ、120サイズ、22
0サイズ(ブローニサイズ)やAPSフィルムと呼ばれ
る磁気層が形成された写真フィルムなどを読み取り対象
としたものを用いることができる。また、カラーCCD
スキャナ14は、写真フィルムに記録された画像をライ
ンCCDによって読み取って画像データを出力するもの
であっても良く、また、エリアCCDによって画像を読
み取って画像データを出力するものであっても良い。
【0019】画像処理部16には、カラーCCDスキャ
ナ14から出力された画像データが入力される。また、
画像処理部16には、デジタルカメラでの撮影によって
得られる画像データや、カラーCCDスキャナ14以外
のスキャナで原稿画像(例えば反射原稿画像)を読み取
って得られる画像データ、コンピュータで生成された画
像データ等も、メモリカードや磁気記録媒体等の種々の
記録媒体、通信回線等を介して入力も可能となってい
る。
【0020】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行ない、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。なお、
この画像処理部16では、入力された画像データや画像
処理を行なった画像データ(記録用画像データ)等を画
像ファイルとして外部へ出力したり、所定の記録媒体に
記録することができるものであっても良い。
【0021】レーザプリンタ部18では、R、G、Bの
レーザビームを発するレーザ光源を備えており、画像処
理部16から入力される記録用画像データに応じて各色
のレーザビームを変調しながら印画紙へ照射して、印画
紙を走査露光し、印画紙に記録用画像データに応じた潜
像を形成する。プロセッサ部20は、レーザプリンタ部
18によって画像露光された印画紙に対して、例えば発
色現像、漂白定着、水洗及び乾燥処理等の所定の現像処
理を施し、印画紙に形成された潜像を顕像化する。これ
により、画像データに応じた写真プリントが得られる。
【0022】図2には、レーザプリンタ部18に設けら
れている走査光学ユニット22を示している。この走査
光学ユニット22は、ケーシング24の外面に延設され
ているベース部26上に、R、G、Bの各色のレーザビ
ームを発する光源ユニット28R、28G、28Bが配
設されている。光源ユニット28R、28G、28B
は、それぞれレーザビームを発するレーザ光源30R、
30G、30Bを備えている。
【0023】レーザ光源30Rは、Rの波長(例えば6
80nm)のレーザビーム(以下「レーザビームR」と言
う)を射出する半導体レーザ(LD)が設けられてい
る。また、レーザ光源30Gは、LDと該LDから射出
されるレーザビームを1/2波長のレーザビームに変換
する波長変換素子(SHG)を備えており、SHGから
Gの波長(例えば532nm)のレーザビーム(以下「G
レーザビームG」と言う)を射出するようにLDの発振
波長が定められている。同様に、レーザー光源30Bも
LDとSHGを備えており、SHGからBの波長(例え
ば475nm)が射出されるようにLDの発振波長が定め
られている。
【0024】レーザ光源30R、30G、30Bのそれ
ぞれのレーザビーム射出側には、コリメータレンズ32
及び音響光学変調素子(AOM)34が順に配置されて
いる。AOM34は、入射されたレーザビームが音響光
学媒質を通過するように配置されている。
【0025】図3に示されるように、走査光学ユニット
22には、AOMドライバ36が設けられており、AO
M34がこのAOMドライバ36に接続されている。
【0026】AOM34では、AOMドライバ36から
入力される高周波信号に応じて音響光学媒質内に高周波
信号に応じた超音波伝播が発生する。これにより、音響
光学媒質に照射されたレーザビームに回折を生じさせ、
高調波信号の振幅に応じた強度でレーザービームが回折
光として射出される。
【0027】図2に示されるように、AOM34を透過
したレーザビームR、G、Bは、ケーシング24内に反
射ミラーとして設けられている平面ミラー38へ照射さ
れる。このケーシング24内には、平面ミラー38と共
にレーザビームR、G、Bのそれぞれの光路上にビーム
エキスパンダ40及びシリンドリカルレンズ42が配置
されている。
【0028】図4及び図5(B)に示されるように、ケ
ーシング24の底板24Bには、平面ミラー38の取付
け位置に、平面ミラー38の向きに合わせて矩形ブロッ
ク形状の突起部100が対で形成されている。この一対
の突起部100の間にレーザ光源30R、30G、30
BからレーザビームR、G、Bが照射されるようになっ
ている。
【0029】また、平面ミラー38には、反射面38A
と反対側の面(裏面)に凹部102が対で形成されてい
る。この凹部102は、平面ミラー38の裏面を半球状
に切り欠いた形状となっている。平面ミラー38は、反
射面38Aを一対の突起部100に対向させ、押え金具
104によって取付けられる。
【0030】押え金具104は、平面ミラー38の長手
方向に沿った天板106の両端部が平面ミラー38側
(図4の下方側)へ向けて凸となるように屈曲された板
ばね部108が形成されている。また、天板106の長
手方向の中間部には、平面ミラー38の裏面側に対向す
る押え板110と、平面ミラー38の反射面38A側に
突起部110に対向するように形成された脚部112が
設けられており、長手方向から見て略コ字状に形成され
ている。
【0031】押え金具104の押え板110には、平面
ミラー38の裏面に形成されている凹部102に対向し
て半球状に突出された凸部114が形成されている。ま
た、脚部112の先端には、ケーシング24の底板24
Bに沿って延設されたベース板116が設けられてい
る。このベース板116には、ケーシング24に形成さ
れているネジ孔118へネジ20を挿入する貫通孔11
6Aが形成されている。
【0032】平面ミラー38をケーシング24に取付け
るときには、平面ミラー38の反射面38Aを突起部1
00に当接させた状態で、押え金具104の脚部112
と押え板110によって突起部100と平面ミラー38
を挟む。このとき、押え板110を脚部112から離す
ように開くことにより、突起部100と平面ミラー38
を脚部112と押え板110の間で簡単に挟むことがで
きる。
【0033】押え金具104は、脚部112と押え板1
00によって突起部100と平面ミラー38を挟むこと
により、押え板110の凸部114が平面ミラー38の
裏面の凹部102に入り込む。また、押え金具104
は、天板106の両端部に形成している板ばね部108
が平面ミラー38の長手方向の両端部に当接することに
より、平面ミラー38を下方へ向けて押圧する。
【0034】これにより、平面ミラー38は、押え金具
104によって突起部100へ向けて押圧された状態で
保持される。この状態で、ベース板116に形成されて
いる貫通孔116Aに挿入したネジ120によって押え
金具104をケーシング24の底板24Bに固定するこ
とにより、平面ミラー38がケーシング24に所定の向
きで固定される。
【0035】図4(B)には、本実施の形態に係る平面
ミラー38に相当する従来の反射ミラー190の取付け
の一例を示している。従来の反射ミラー190の取付け
は、略L字形状に形成した押え板192に、反射ミラー
190の凹部190Aに対向する凸部192Bが形成さ
れており、ケーシングの底板194に形成している突起
部196へ反射ミラー190を当接させると共に反射ミ
ラー190の凹部190Aへ押え板192の凸部192
Aを入り込ませた状態で押え板192を固定していた。
【0036】このような従来の反射ミラー190の取付
け方法では、押え板192を固定するときに、反射ミラ
ー190がずれないように押える必要があった。また、
反射ミラー190を突起部196と押え板192の間で
挟んでいるだけなので、反射ミラー190が外れ易くな
っていた。
【0037】これに対して、本実施の形態に適用した走
査光学ユニット22では、突起部110と平面ミラー3
8を一体で挟持して、脚部112と押え板110の間で
作用する付勢力によって保持する押え金具104を用い
ているので、レーザ光源30R、30G、30Bからの
レーザビームR、G、Bが照射される平面ミラー38の
組付けが容易となる。また、平面ミラー38と突起部1
00を押え金具104の脚部112と押え板110の間
で挟むと共に、凹部102に入り込んでいる凸部114
と板ばね部108の間で平面ミラー38を挟んで保持す
るので、平面ミラー38がずれたり外れたりすることな
く安定した状態で固定しておくことができる。
【0038】図2に示されるように、平面ミラー38に
照射されたレーザビームR、G、Bのそれぞれは、平面
ミラー38へよってビームエキスパンダ40へ向けて反
射される。ビームエキスパンダ40は、入射されるレー
ザビームを平行光とし、シリンドリカルレンズ42は、
ビームエキスパンダ40によって平行光として入射され
るレーザビームR、G、Bを線状に結像する。
【0039】シリンドリカルレンズ42を透過したレー
ザビームは、主走査手段として設けられているポリゴン
ミラー(PLG)44の偏向反射面上の略同一位置に照
射され、ポリゴンミラー44によって主走査方向に偏向
されながら反射される。
【0040】ポリゴンミラー44のレーザビーム反射側
には、露光面上の走査速度を補正するfθレンズ46、
副走査方向にパワーレンズを持つ面倒れ補正用のシリン
ドリカルレンズ48及びシリンドリカルミラー50が順
に配置されており、さらに、シリンドリカルミラー50
のレーザビーム射出側には、折り返しミラー52が配置
されている。
【0041】ポリゴンミラー44で反射されたレーザビ
ームR、G、Bは、fθレンズ46、シリンドリカルレ
ンズ48を順に透過した後、シリンドカルミラー50に
よって折り返しミラー52へ向けて反射される。ケーシ
ング24には、折り返しミラー52の下方に開口部24
Aが形成されており、レーザビームR、G、Bは、折り
返しミラー52によって略鉛直方向下方の開口部24A
へ向けて反射され、印画紙54に照射される。
【0042】なお、図2では、ポリゴンミラー44の回
転方向、レーザビームの主走査方向及び印画紙54の副
走査方向をそれぞれ矢印A、矢印B及び矢印Cによって
示している。また、折り返しミラー52を省略してシリ
ンドリカルミラー50によって略鉛直方向下方へ向けて
反射させて、印画紙54に照射するようにしても良く、
偏向手段としてはガルバノメータを用いても良い。
【0043】図3には、レーザプリンタ部18の電気系
の概略構成を示している。レーザプリンタ部18は、記
録用の画像データを記憶するフレームメモリ56を備え
ており、I/F回路58を介して画像処理部16から入
力される画像データ(印画紙54に記録すべき画像の各
画素毎のR、G、B濃度を表すデータ)が、フレームメ
モリ56に一旦記憶される。このフレームメモリ56
は、D/A変換器60を介して露光部62に接続されて
いる。
【0044】露光部62には、LD、AOM34及びA
OMドライバ36を備えたレーザー光源30R、30
G、30Bと共にポリゴンミラー44及びポリゴンミラ
ー44を回転駆動する図示しないモータを備えた主走査
ユニット64が設けられている。また、露光部62は、
プリンタ部制御回路66に接続されており、プリンタ部
制御回路66によって動作が制御されている。
【0045】プリンタ部制御回路66は、プリンタ部ド
ライバ68が接続されている。このプリンタ部ドライバ
68には、露光部62に対して送風してケーシング24
内を加圧するファン70、レーザプリンタ部18に装填
されたマガジンから印画紙54を引き出すマガジンモー
タ72等が接続されている。また、プリンタ部制御回路
66には、印画紙54の裏面に文字等をプリントするバ
ックプリント部74が接続されており、ファン70、マ
ガジンモータ72、バックプリント部74は、露光部6
2と共にプリント部制御回路66に作動が制御されてい
る。
【0046】また、プリント部制御回路66には、未露
光の印画紙54が収容されるマガジンの着脱及びマガジ
ンに収容されている印画紙54のサイズを検出するマガ
ジンセンサ76、オペレータが各種のプリント指示をす
るための操作盤78と共に、プロセッサ部20で現像処
理が終了した印画紙54の画像濃度を測定する濃度計8
0及びプロセッサ部20に設けられている図示しないプ
ロセッサ部制御回路が接続されている。
【0047】図6(A)及び図6(B)には、主走査ユ
ニット64を示している。この主走査ユニット64は、
基板122にポリゴンミラーユニット124が取付けら
れており、ケーシング24の底板24Bに形成されてい
る凹部124に収容されて取付けられている。
【0048】ケーシング24の底板24Bには、基板1
22をプリンタ部制御回路66に接続するソケット12
6が設けられており、基板122には、ソケット126
と反対側の端部にソケット128が設けられている。ソ
ケット126には、ワイヤハーネス130の一端に設け
られているコネクタ132が接続され、ソケット128
には、ワイヤハーネス130の他端に設けられているコ
ネクタ134が接続される。これにより、主走査ユニッ
ト64がプリンタ部制御回路66に接続される。
【0049】このワイヤハーネス130は、基板122
の下側を通過しており、これにより、走査光学ユニット
22では、主走査ユニット64の基板122をプリンタ
部制御回路66に接続するためのワイヤハーネス130
が、高速で回転するポリゴンミラーユニット124のポ
リゴンミラー44と接触したり、ポリゴンミラー44に
絡んでしまうのを確実に防止している。
【0050】すなわち、メンテナンス性を考慮した場
合、ワイヤハーネス130を長めにする必要があるが、
ワイヤハーネス130を長めにすることにより中間部に
生じた弛みがポリゴンミラー44に接触してしまう恐れ
がある。
【0051】これに対して、走査光学ユニット22で
は、ワイヤハーネス130を基板122の下方で取り回
すことにより、中間部の弛みがポリゴンミラー44に接
触してしまうのを確実に防止している。
【0052】このように構成されているレーザプリンタ
部18の走査光学系ユニット22では、レーザ光源30
RのLDとして電気的に制御可能な半導体レーザを用
い、レーザ光源30G、30のLDとして固体レーザを
用いている。
【0053】図9に示されるように、各色の光源ユニッ
ト28R、28G、28Bに設けられているAOM34
は、このレーザ光源30R、30G、30Bから照射し
たレーザを所定の角度に屈折させている。光源ユニット
28Rでは、この角度φ1を約1.86°とし、光源ユ
ニット28G、28Bのそれぞれでは、この角度φ2、
φ3をそれぞれ、1.45°、1.29°としている。
【0054】また、走査光学ユニット22では、ポリゴ
ンミラー44に照射されるレーザビームRとレーザビー
ムGの間の角度φ4を6.0°とし、レーザビームGと
レーザビームBの間の角度φ5を5.0°としている。
なお、この角度φ1〜φ5は、従来公知の所定の範囲で
任意に設定することができる。
【0055】一方、図7及び図8には、走査光学ユニッ
ト22に用いて光源ユニット28R、28G、28Bの
一例として光源ユニット28Rを示している。なお、光
源ユニット28R、28G、28Bの基本的構成は同一
であり、以下では、光源ユニット28Rを用いて説明
し、光源ユニット28G、28Bの説明を省略する。
【0056】この光源ユニット28Rは、長尺平板状の
ベース140を備えており、このベース板140を介し
てケーシング24のベース部26の所定の位置に取付け
られる。ベース板140には、長手方向の一端側に架台
142を介してAOM34が取付けられ、図8に示され
るように、中央部に架台144を介してコリメータレン
ズ32を形成するコリメータ146が取付けられてい
る。また、ベース板140には、AOM34と反対側の
端部に、コリメータレンズ32を形成する凸レンズ15
4がブラケット152を介して取付けられている。この
凸レンズ154が取り付けられるブラケット152に
は、レーザビームを発するLD148が設けられてい
る。このLD148は、LD基板150から突設されて
いる。
【0057】図7及び図8に示されるように、ブラケッ
ト152には、AOM34と反対側に矩形板状のホルダ
156が取付けられており、このホルダ156にLD1
48と共にLD基板150が取付けられている。
【0058】一方、コリメータ146は遮風カバー15
8によって覆われている。この遮風カバー158は、天
板部160と一対の側壁部162、164によってレー
ザビームRの光軸と直交する方向に沿った断面が略コ字
状に形成されており、側壁部162、164の先端に設
けられている脚部166によってベース板140に取付
けられている。
【0059】この遮風カバー158のAOM34側は、
コリメータ146の形状に合わせて幅が狭められた幅狭
部168となっており、AOM34側が開放されてい
る。コリメータ146と通過したレーザビームRは、こ
の幅狭部162を通過してAOM34に至るようになっ
ている。
【0060】また、遮風カバー158のAOM34と反
対側は、天板部160と一方の側壁部162がブラケッ
ト152を覆うように延設されており、側壁部162
は、ベース板140のAOM34と反対側の端部を包む
ように延設されて、先端がホルダ156に接近した位置
に達している。
【0061】一方、遮風カバー158の他方の側壁部1
64は、ベース板140の長手方向に沿った中間部まで
の大きさとなっている。これにより、遮風カバー158
には、コリメータ146のLD148側からブラケット
152の間を開放する開口部170が形成されている。
この遮風カバー158の開口部170は、LD148が
取付けられているLD基板150とホルダ156によっ
て閉塞されるようになっている。すなわち、ホルダ15
6とLD基板150は、遮風カバー158の開口部17
0を閉塞するように取付けられる。
【0062】これにより、LD148からコリメータ1
46の間を遮風カバー158によって覆った状態でも、
LD基板150が露出しているため、LD148のメン
テナンス等が容易となっている。
【0063】走査光学ユニット22においても、光源ユ
ニット28R、28G、28BのそれぞれでLDから発
せられたレーザビームを効率よく照射するためには、L
Dから発せされたレーザビームを集光するコリメータレ
ンズ32の倍率を高くする必要がある。一方、コリメー
タレンズ32の倍率を高くした場合、LD148とコリ
メータ146の間の空気の流れによって、コリメータ1
46(コリメータレンズ32)から射出されるレーザビ
ームに揺らぎが生じてしまう。
【0064】光源ユニット28Rでは、コリメータ14
6を遮風カバー158によって覆うと共に、この遮風カ
バー158に形成している開口部170をLD148が
取付けられているLD基板150によって閉塞する。こ
れにより、光源ユニット28Rの組付け性を損なうこと
なく、LD148とコリメータ146の間の空気の流れ
を確実に遮蔽して、光源ユニット28Rから射出される
レーザビームRにゆらぎが生じるのを確実に防止するこ
とができる。
【0065】ところで、図9に示されるように、走査光
学ユニット22では、前記した如くレーザビームR、
G、Bを同一の平面ミラー38上に照射している。ま
た、この走査光学ユニット22では、平面ミラー38に
よって反射されたレーザビームR、G、Bのうち、レー
ザビームG、Bの光路上にNDフィルタ172、174
が設けられている。
【0066】このNDフィルム172、174は、レー
ザビームG、Bの光路上で、ビームエキスパンダ40と
シリンドリカルレンズ42の間に配置されている。
【0067】図10に示されるように、NDフィルタ1
72、174は、レーザビームG、Bの入射面176と
射出面178が接近するように傾斜されたくさび形状に
形成されている。これにより、NDフィルタ172又は
NDフィルタ174の入射面176に照射されたレーザ
ビームG又はレーザビームBは、NDフィルタ172又
はNDフィルタ174を透過するときに所定の角度θ
(角度θ1 又は角度θ2)だけ屈折されるようになって
いる。
【0068】図9に示されるように、走査光学ユニット
22では、くさび形状のNDフィルタ172、174に
よって、平面ミラー38で反射したレーザビームG、B
のレーザビームRとの交点が平面ミラー38から離れる
方向となるようにレーザビームG、Bを屈折させてい
る。
【0069】本実施の形態では、NDフィルタ172、
174として同一形状のものを用いて、部品の種類を増
やすことによる部品コストの上昇を抑えている。また、
NDフィルタ172、174は、レーザビームG、Bの
屈折角θ1 、θ2 が1.5°となるように形成してい
る。なお、この角度(屈折角)θは、レーザビームのス
ポット形状等を損なうことがない範囲で任意に設定でき
る。
【0070】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0071】本実施の形態に適用したデジタルラボシス
テム10では、カラーCCDスキャナ14で写真フィル
ム等に記録されている画像を画像データとして読み込む
と、この画像データを画像処理部16へ出力する。画像
処理部16では、カラーCCDスキャナ14によって読
み込んだ画像データに所定の画像処理を施し、印画紙5
4に記録する記録用画像データとしてレーザプリンタ部
18へ出力する。
【0072】プリンタ部18では、画像処理部16から
入力された画像データをフレームメモリ56に格納した
後、このフレームメモリ56に格納した画像データに基
づいて露光部62等を制御して、画像データに応じて印
画紙54を走査露光し、画像データに応じた画像を印画
紙54に形成する。
【0073】プリンタ部18で画像露光された印画紙5
4は、プリンタ部18からプロセッサ部20へ送られて
現像処理が施される。これにより、カラーCCDスキャ
ナ14で読み込んだ画像に基づいた写真プリントが得ら
れる。
【0074】一方、レーザプリンタ部18に設けられて
いる走査光学ユニット22は、画像データに応じた信号
が光源ユニット28R、28G、28BのAOM34に
入力されることにより、レーザ光源30R、30G、3
0Bから発せられるレーザビームR、G、Bを画像デー
タに基づいて変調して平面ミラー38へ向けて射出す
る。
【0075】平面ミラー38へ向けて射出されたレーザ
ビームR、G、Bは、平面ミラー38でポリゴンミラー
44へ向けて反射される。この平面ミラー38で反射さ
れたレーザビームRは、ビームエキスパンダ40及びシ
リンドカルレンズ42を透過して、ポリゴンミラー44
上の所定の一点(点P)に至る。また、レーザビーム
G、Bは平面ミラー38で反射されると、ビームエキス
パンダ40とNDフィルタ172又はNDフィルタ17
4を透過した後、シリンドリカルレンズ42を透過し
て、レーザビームRと同じポリゴンミラー44上の一点
(点P)に至る。
【0076】ポリゴンミラー44に達したレーザビーム
R、G、Bは、ポリゴンミラー44で反射されると、f
θレンズ46、シリンドカルレンズ48を透過した後、
シリンドカルミラー50及び折り返しミラー52に反射
されて印画紙54上に結像される。このとき、ポリゴン
ミラー44が高速で回転することにより、ポリゴンミラ
ー44で反射されるレーザビームR、G、Bが主走査さ
れ、印画紙54が副走査方向に移動することにより、印
画紙54に画像データに応じた露光画像が形成される。
【0077】ところで、走査光学ユニット22では、レ
ーザ光源30R、30G、30Bから照射したレーザビ
ームR、G、Bを同一の平面ミラー38で反射させるよ
うにしている。
【0078】レーザビームR、G、Bのそれぞれを別々
の反射ミラーで反射させるようにした場合、レーザビー
ムR、G、Bのそれぞれをポリゴンミラー44上の所定
の一点に照射させるために、反射ミラーを取り付けると
きに反射角度の調整が必要となっていた。
【0079】これに対して、レーザビームR、G、Bを
同一の平面ミラー38で反射させることにより、平面ミ
ラー38の取付け時の調整が簡略化でき、組付けコスト
の大幅な低減を図ることができる。
【0080】また、走査光学ユニット22では、この平
面ミラー38を取付けに押え金具104を用いて、一対
の突起部100と平面ミラー38を押え金具104の押
え板110と脚部112に挟むと共に、板ばね部108
と平面ミラー38の凹部102に入り込む凸部114に
よって挟持して保持している。これにより、平面ミラー
38の取付けが極めて容易となっていると共に、平面ミ
ラー38を確実に保持できるようになっている。
【0081】一方、主走査されるレーザビームR、G、
Bを印画紙54上に結像させるためには、レーザ光源3
0R、30G、30Bから光軸が同一平面となるように
レーザビームR、G、Bを射出する必要があるり、レー
ザ光源30R、30G、30Bが設けられている光源ユ
ニット28R、28G、28Bを並べて取り付ける必要
がある。このためには、互いに隣接する光源ユニット2
8R、28G、28B、すなわち、レーザ光源30R、
30G、30Bの間に所定の間隔を確保する必要があ
る。
【0082】このとき、同一の平面ミラー38でレーザ
ビームR、G、Bを反射させると、平面ミラー38でレ
ーザビームR、G、Bの個々の反射角度を変えることが
できないため、レーザ光源30R、30G、30Bの間
で所定の間隔を確保しようとすると、レーザビームR、
G、Bの光路が長くなって走査光源ユニット22の大型
化を招いてしまう。
【0083】このため、走査光学ユニット22には、平
面ミラー38によって反射されたレーザビームG、Bの
光路上にくさび形状に形成したNDフィルタ172、1
74を配置し、このNDフィルタ172、174によっ
てレーザビームG、Bを所定の角度θ(θ1 、θ2 )だ
け屈折させている。
【0084】すなわち、走査光学ユニット22では、こ
のNDフィルタ172、174によりレーザビームRと
の交点が遠ざかる方向となるようにレーザビームG、B
を屈折させている。これにより、走査光学ユニット22
では、レーザビームR、G、Bの光路を長くすることな
く、光源ユニット28R、28G、28Bを並べて設置
できる間隔を確保している。
【0085】図11に二点鎖線で示されるように、レー
ザビームR、Gの間の角度φ4及びレーザビームG、B
の間の角度φ5であるとき、NDフィルタ172、17
4によってレーザビームG、Bを屈折させなければ、平
面ミラー38に照射されるレーザビームR、Gの間の角
度及びレーザビームG、Bの間の角度は、それぞれ角度
φ4、φ5となる。
【0086】一方、NDフィルタ172、174を設け
て、レーザビームG、Bをそれぞれ角度θ2 、θ1 だけ
屈折させた場合、平面ミラー38に照射されるレーザビ
ームR、Gの間の角度θRG及びレーザビームG、Bの間
の角度θGBは、それぞれ、以下となる。
【0087】θRG=φ4+θ2 θGB=φ4+θ1 −θ2 ここで、本実施の形態では、一例として、θ1 =θ2
θとしているので、 θRG=φ4+θ>φ4 θGB=φ5 となっている。
【0088】これにより、光路長を略同じにしたときに
は、NDフィルタ172、174を設けることにより、
少なくともレーザ光源28G、28Bの間隔LGBを狭め
ることなくレーザ光源28R、28Gの間隔LRGを広げ
ることができる。したがって、光源ユニット28R、2
8G、28Bを所定の間隔で取り付ける走査光学ユニッ
ト22のコンパクト化を図ることができる。
【0089】レーザビームG、Bを発するLDとして固
体レーザを用いたとき、レーザビームG、Bが反射して
LDに戻ると、LDが発振してしまう。このため、レー
ザビームG、Bの光路中にNDフィルタを配置して、レ
ーザビームG、Bを僅かに偏向することがある。このと
きの偏向角は、約0.5°程度となっている。
【0090】走査光学ユニット22では、NDフィルタ
172、174をくさび形状に形成することにより、N
Dフィルタ172、174を通過したレーザビームG、
Bが偏向するときの角度θを発振防止のための偏向角よ
りも大きくしている。これにより、走査光学ユニット2
2では、固体レーザで発振されたレーザビームG、Bが
レーザ光源30G、30Bに戻ることによるLDの発振
を確実に防止するのに加えて、走査光学ユニット22の
コンパクト化を図ることができるようにしている。
【0091】なお、本実施の形態では、レーザビームR
にNDフィルタを設けず、レーザビームG、Bに対して
同じNDフィルタ172、174を設けたが、本発明は
これに限定するものではない。
【0092】例えば、レーザビームG、Bに対してND
フィルタを設けないか、発振防止程度の屈折角(偏向
角)のNDフィルタを配置し、レーザビームRに対して
NDフィルタを設けて、レーザビームRを屈折させるよ
うにしても良い。
【0093】また、角度θ1 、θ2 が異なるように、N
Dフィルタ172、174を設けても良い。この場合、
R、G、Bと並ぶうちの外側のレーザビームBの屈折角
θ1が内側のレーザビームGの屈折角θ2 よりも大きく
することが好ましい(θ1 ≧θ2 )。
【0094】すなわち、走査光学ユニット22の組付け
性の向上を図るために、同一の平面ミラー38によって
R、G、Bと順にレーザービームを反射させるようにし
たときに、θRG≧θGBとなるようにくさび形状のNDフ
ィルタを設けることにより、平面ミラー38によってレ
ーザビームR、G、Bを反射させる走査光源ユニット2
2が大きくなるのを抑えることができる。
【0095】なお、本実施の形態に適用した走査光学ユ
ニット22は、本発明に係る走査光学系の構成を限定す
るものではなく、本発明は、R、G、Bのレーザ光源
と、AOMを備えた走査光学系に適用が可能である。
【0096】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、R、
G、Bの各色のレーザビームを同一の反射ミラー上で反
射させるため、反射ミラーを取付けるときの調整の必要
がなくなり、組付けコストの低減を図ることができる。
このとき、くさび形状に形成したNDフィルタによって
任意のレーザビームを屈折させることにより、3色のレ
ーザビームを同一の反射ミラー上で反射させるために、
装置が大型化してしまうのを防止することができると言
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したデジタルラボシステム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した走査光学ユニットの概略構成
を示す斜視図である。
【図3】レーザプリンタ部の概略構成を示すブロック図
である。
【図4】走査光学ユニットでの平面ミラーの取付けの一
例を示す要部斜視図である。
【図5】(A)は図4に示す平面ミラーを取付けた状態
を示す反射面と直交する方向に沿った概略断面図、
(B)は平面ミラーに相当する反射ミラーの取付けの一
例を示す概略断面図である。
【図6】(A)及び(B)は走査光学ユニットでのポリ
ゴンミラーの取付けの一例を示し、(A)は概略平面図
であり、(B)は図6(A)の6B−6B線に沿った概
略断面図である。
【図7】走査光学ユニットに設けられる光源ユニットの
一例を示す概略斜視図である。
【図8】図7の光源ユニットの概略平面図である。
【図9】本実施の形態に適用した走査光学ユニットのレ
ーザビームの光路を示す走査光学ユニットの概略構成図
である。
【図10】本発明に適用したNDフィルタによるレーザ
ビームの屈折を示す概略図である。
【図11】図9に示すレーザビームの光路の要部を更に
簡略化した走査光学ユニットの概略構成図である。
【符号の説明】 10 デジタルラボシステム 14 カラーCCDスキャナ 16 画像処理部 18 レーザプリンタ部 20 プロセッサ部 22 走査光学ユニット(走査光学系) 24 ケーシング 28R、28G、28B 光源ユニット 30R、30G、30B レーザ光源 34 AOM 38 平面ミラー(反射ミラー) 44 ポリゴンミラー(主走査偏向手段) 54 印画紙(記録材料) 172、174 NDフィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R、G、Bの各色のレーザビームを発す
    るレーザ光源と、前記レーザ光源のそれぞれに対応して
    設けられそれぞれのレーザ光源から発せられるレーザビ
    ームを記録する画像に応じて偏向する音響光学変調器
    と、前記レーザビームを主走査方向に沿って偏向する主
    走査偏向手段と、を備え、前記R、G、Bの各色のレー
    ザ光源から照射されたレーザビームを主走査偏向手段上
    の一点に照射することにより主走査されたレーザビーム
    によって記録材料を露光する主走査光学系であって、 前記音響光学変調器を透過したそれぞれのレーザビーム
    が照射が同一面上に照射されることにより、それぞれの
    レーザビームを前記主走査偏向手段へ向けて反射する反
    射ミラーと、 くさび形状に形成されて前記反射ミラーによって反射さ
    れたレーザビームの何れか少なくとも1色の光路上に設
    けられて、レーザビームの交点が反射ミラーから離れる
    方向となる所定の角度で透過するレーザビームを屈折さ
    せるNDフィルタと、 を含むことを特徴とする走査光学系。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光源がR、G、Bの順に並ん
    で配置されているときに、前記くさび形状のNDフィル
    タが、G、Bのレーザビームの光路上に設けていること
    を特徴とする請求項1に記載の走査光学系。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100385959C (zh) * 2003-12-31 2008-04-30 讯宝科技公司 用于在图像投影期间节省电功率消耗的装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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