JP2001281577A - 走査光学系及び画像記録装置 - Google Patents

走査光学系及び画像記録装置

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JP2001281577A
JP2001281577A JP2000092263A JP2000092263A JP2001281577A JP 2001281577 A JP2001281577 A JP 2001281577A JP 2000092263 A JP2000092263 A JP 2000092263A JP 2000092263 A JP2000092263 A JP 2000092263A JP 2001281577 A JP2001281577 A JP 2001281577A
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light source
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JP2000092263A
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English (en)
Inventor
Kenichi Saito
賢一 斉藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 R色、G色、B色のそれぞれに発色する光源
を効率よく配置して、光源全体としての占有スペースを
縮小する。 【解決手段】 比較的大きな領域を必要とする光源21
0Bと210Gとを近接して配列することで発生するス
ペース264に、比較的小さな領域ですむ光源210R
を配置することで、この光源210Rの領域は、前記ス
ペース264に完全に収容でき、光束を遮るようなこと
はなく、光源ユニット256をコンパクトにすることが
できる。また、上記光源の配列を行う場合、印画紙22
4上の主走査においてB光が先頭となるようにしたた
め、SOSセンサ266による書出し位置検出をB光で
行うことができ、確実に検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3種の波長の異な
る光を射出する3個の光源を備え、少なくとも最も長い
波長の光源から射出された光ビームについては直接変調
し、それ以外の2個の光源から射出された複数の光ビー
ムを外部変調器によって変調して出力する光源ユニット
を備えた走査光学系及び画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルムに記録された画像を
印画紙に記録するディジタルラボシステム等における像
の書込みには、レーザ光を発生する光源を用いて印画紙
を走査露光する画像露光装置が広く用いられている。
【0003】このような画像露光装置は、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各色のレーザ光を発生する光源を備
えており、カラー画像データに基づいてR、G、B各色
毎にレーザ光を変調し、該レーザ光をコリメータレン
ズ、シリンドリカルレンズの順に光学系を通過させ、偏
向器(ポリゴンミラー)により主走査方向に偏向すると
共に印画紙を副走査方向に搬送し、fθレンズ、シリン
ドリカルレンズ等の走査レンズ系を通過させて印画紙上
を走査露光し、カラー画像を記録していた。
【0004】ここで、R光に発色する光源には半導体レ
ーザが適用され、G光及びB光に発色する光源にはSH
Gレーザが適用されている。
【0005】この場合、半導体レーザは、この半導体レ
ーザへの電流を制御したり(強度変調)、デューティ制
御(パルス幅変調)することで画像濃度に応じた変調が
可能であるため、外形寸法としてはさほど大きなものと
はならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
導体レーザに対して、SHGレーザでは、ある程度の距
離を持つ導波路が必要であり、さらに、画像濃度に応じ
た変調を音響光学素子等の外部変調器によらざるを得な
いため、SHGレーザ自体の外形寸法が、前記半導体レ
ーザに比べてかなり大きくなり、かつ外部変調器が付属
されることで、光源として占有スペースが大きなものと
なっていた。このため、装置全体が大型となる。
【0007】また、上記光源は消耗品であり、他の走査
光学系(偏向器、fθレンズ等)に比べて交換する時期
が早い。この場合、使用不能となった光源のみを交換す
ると、その光源の光軸にずれが生じたり、他の2色との
相対的な位置関係が崩れてしまうため、シビアな光学調
整が必要となる。このような光学調整は、ユーザサイド
では不可能に近いため、走査光学系全体を交換するしか
なかった。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、R色、G色、
B色のそれぞれに発色する光源を効率よく配置して、光
源全体としての占有スペースを縮小することができる走
査光学系及び画像記録装置を得ることが第1の目的であ
る。
【0009】本発明の第2の目的は、光源、及び変調器
等の光ビーム発光側に分類される部品で構成される光源
ユニットのみを他の記録走査光学系に対して独立して着
脱可能とされ、装着時には、偏向器等の記録走査のため
の走査光学系との間で光学調整をする必要がなく、簡単
に位置決めすることができる走査光学系及び画像記録装
置を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の波長の異なる光を射出する複数の光源を備
え、少なくとも最も長い波長の光源から射出された光ビ
ームについては直接変調し、それ以外の光源から射出さ
れた複数の光ビームを外部変調器によって変調して出力
する光源ユニットを備えた走査光学系であって、上記複
数の光源からの光線は偏向器に走査平面内で異なる角度
で入射され、前記外部変調器が必要な光源の間に、前記
直接変調する光源を配置したことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記最も長い波長の光源が赤
(R)色に発色する半導体レーザであり、それ以外の波
長の光源が、青(B)色及び緑(G)色のそれぞれに発
色するSHGレーザであることを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、波長の長
い光源としては、例えば、請求項2に記載の如く、R色
に発色する半導体レーザがあり、非常にコンパクトであ
ると共に、内部変調が可能である。これに対して、それ
以外の光源としては、例えば、請求項2に記載の如く、
G色、B色に発色するSHGレーザがあり、前記半導体
レーザに比べて外形が非常に大きく、外部変調器が必要
なため、占有スペースが大きくなる。
【0013】ここで、占有スペースが広く必要な2個の
光源(SHGレーザ+外部変調器)を並べると、必然的
に小さな隙間が生じる。この隙間に半導体レーザ等の小
型の光源を配置することで、所謂死んでいたスペースを
有効利用することができ、全体としてコンパクトとする
ことができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、青(B)色、緑
(G)色及び赤(R)色の3色にそれぞれ発色する光を
射出する3個の光源を備え、R色に発色する光源から射
出された光ビームについては直接変調し、それ以外のB
色、G色に発色する2個の光源から射出された複数の光
ビームを外部変調器によって変調して出力する光源ユニ
ットと、前記光源ユニットからの光ビームを偏向器で偏
向することによって、前記3色に発色する光ビームを、
前記偏向器の同一偏向面上で主走査を行い、記録材料を
副走査することで、当該記録材料上に画像を記録する記
録走査光学系ユニットと、前記印画紙上を走査する直前
の位置で前記光ビームを検出し、前記印画紙への画像記
録のタイミングを得るための書出し位置検出センサと、
を備えた画像記録装置において、B色、G色に発色する
2個の光源の間に、R色に発色する光源を配し、当該3
個の光源の配置順と、前記偏向器の偏向方向とに基づい
て、前記G色の光ビームが先頭となって、前記書出し位
置検出センサ上を通過させることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び請求項2に記載の発明の如く、コンパクトに配置す
ると、最も書出し位置検出センサで検出し易いR色が先
頭とならなくなる。このため、最も書出し位置検出セン
サで検出し難い色(請求項2では、B色)が先頭となら
ないように、光源の配置順と、偏向器による偏向方向と
を相互に適正に設定する。すなわち、請求項3では、G
色が先頭となって主走査されることが好ましい。
【0016】請求項4に記載の発明は、複数の波長の異
なる光を射出する複数の光源を備え、それぞれの光源か
ら射出された光ビームの整形及び、画像濃度に応じた強
度調整を行った後、出力する光源ユニットと、前記光源
ユニットからの光ビームを偏向器で偏向することによっ
て主走査を行い、記録材料を副走査することで、当該記
録材料上に画像を記録する記録走査光学系ユニットと、
を備えた画像記録装置において、前記光源ユニットと記
録走査光学系ユニットとが独立して着脱可能とされてい
ることを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、光源ユニ
ットが他の記録走査光学系ユニットと独立しており、必
要に応じて光源ユニットのみ取外すことができるため、
この光源ユニット内の光源の一部が使用不能になった場
合には、その光源のみを交換し、再度装着すればよい。
この装着時に、記録走査光学系ユニットとの相対位置が
必然的に決まるため、光学調整等が不要となる。
【0018】請求項5に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記光源ユニットが、光源から射
出した発散光を集光光に変える集光レンズと、前記集光
レンズの集光位置に設けられ、集光した光を画像濃度に
応じて変調する外部変調器と、を備えていることを特徴
としている。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、光源ユニ
ットには、集光レンズ、外部変調器が光源側の部品とし
て備わっているが、これらの相対位置も変わることがな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すように、このラボシス
テム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部1
6、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含
んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画像
処理部16は、図2に示す入力部26に設けられてお
り、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20は、図
2に示す出力部28に設けられている。
【0021】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるフィルム画像を読み取るためのものである。
【0022】ラインCCDスキャナ14は、上記フィル
ム画像をラインCCDで読み取り、画像データを出力す
る。なお、上記のラインCCDスキャナ14に代えて、
エリアCCDによってフィルム画像を読み取るエリアC
CDスキャナを設けてもよい。
【0023】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば
反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像
データ、コンピュータで生成された画像データ等(以
下、これらをファイル画像データと総称する)を外部か
ら入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介し
て入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から
入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0024】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0025】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光を発振するレーザ光源を備えており、画像処理部1
6から入力された記録用画像データに応じて変調したレ
ーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に
画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザプ
リンタ部18で走査露光によって画像が記録された印画
紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を
施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0026】図3には、レーザプリンタ部18の光学系
の構成が示されている。レーザプリンタ部18は、本発
明の光源としてのレーザ光源210B、210R、21
0Gの3個のレーザ光源を備えている。レーザ光源21
0RはRの波長(例えば、680nm)のレーザ光(以
下、Rレーザ光と称する)を射出する半導体レーザ(L
D)250で構成されている。また、レーザ光源210
Gは、LD部と、該LD部から射出されたレーザ光を1
/2の波長のレーザ光に変換する波長変換素子(SH
G)とを備えたSHGレーザ252で構成されており、
SHGレーザ252からGの波長(例えば、532n
m)のレーザ光(以下、Gレーザ光と称する)が射出さ
れるようにLD部の発振波長が定められている。同様
に、レーザ光源210BもLD部とSHGとを備えたS
HGレーザ252から構成されており、SHGレーザ2
52からBの波長(例えば、475nm)のレーザ光
(以下、Bレーザ光と称する)が射出されるようにLD
部の発振波長が定められている。
【0027】レーザ光源210G、210Bのレーザ光
射出側には、各々集光レンズ212、音響光学変調素子
(AOM)214が順に配置されている。AOM214
は、各々入射されたレーザ光が音響光学媒質を透過する
ように配置されていると共に、各々AOMドライバに接
続されており、AOMドライバから高周波信号が入力さ
れると、音響光学媒質内を前記高周波信号に応じた超音
波が伝搬し、音響光学媒質を透過するレーザ光に音響光
学効果が作用して回折が生じ、前記高周波信号の振幅に
応じた強度のレーザ光がAOM214から回折光として
射出される。
【0028】AOM214の各々の回折光射出側には、
平面ミラー215が配置されており、平面ミラー215
の各レーザ光射出側には、コリメータレンズ216、次
いで、シリンドリカルレンズ217及び偏向器(ポリゴ
ンミラー)218が順に配置されている。
【0029】すなわち、AOM214の各々から回折光
として射出されたRレーザ光、Gレーザ光、及びBレー
ザ光は、平面ミラー215によって反射された後、コリ
メータレンズ216及びシリンドリカルレンズ217を
介してポリゴンミラー218の偏向反射面上の略同一の
位置に照射され、ポリゴンミラー218で反射される。
【0030】ポリゴンミラー218のレーザ光射出側に
は露光面上の走査速度を補正するfθレンズ220、副
走査方向にレンズパワーを持つ面倒れ補正用のシリンド
リカルレンズ221、シリンドリカルミラー222が順
に配置されており、さらにシリンドリカルミラー222
のレーザ光射出側には折り返しミラー223が配置され
ている。
【0031】ポリゴンミラー218で反射された3本の
レーザ光はfθレンズ220、シリンドリカルレンズ2
21を順に透過し、シリンドリカルミラー222によっ
て反射された後、折り返しミラー223によって略鉛直
下方向に反射されて開孔部226を介して印画紙224
に照射される。
【0032】ここで、図4に示される如く、レーザプリ
ンタ部18を平面視すると、光源210G、210R、
210Bを主体とし、光ビームを整形し、かつ変調する
光源ユニット部256と、偏向器218、fθレンズ2
20等、印画紙224へ画像を記録する記録走査光学系
ユニット258と、に分類されている。これらは、それ
ぞれ別々の筐体260、262とされている。
【0033】筐体260、262は、図4の状態で装着
されているが、それぞれ独立して着脱可能となってい
る。特に、光源ユニット256では、消耗品としての光
源210G、210R、210Bがあり、使用不能にな
った場合、光源ユニット256を取外すことで、簡単に
交換が可能となっている。また、装着時には、記録走査
光学系ユニット258との相対位置が決まっているた
め、光学的な調整が不要となっている。
【0034】また、図4に示される如く、SHGレーザ
252を主とする光源210Gと210Bとは、できる
だけ接近させた状態で配設されているが、これらから出
力される光束間には、所定の広さのスペース264が形
成される。
【0035】このスペース264は、SHGレーザ25
2、集光レンズ212、AOM214で構成される領域
(枠で囲まれた領域)Aが大きいことに起因してできる
ものである。
【0036】本実施の形態では、このスペース264
に、R色に発色する光源、すなわち半導体レーザ250
を配置している。半導体レーザ250は、内部変調する
ため、AOM214は存在せず、この結果集光レンズ2
12も不要であるため、他の2色に発色する光源(SH
Gレーザ252、集光レンズ212、AOM214)の
領域Aよりも極めて小さい領域Bとなっている。このた
め、スペース264内に領域Bは収まり、無駄なスペー
ス264を有効利用し、光源ユニット256の小型化を
図っている。
【0037】また、光源ユニット256内では、図4の
右側から、光源210B、210R、210Gの順に配
列されている。これを偏向器218で走査する場合、書
出し位置検出センサ(以下、SOSセンサという)26
6の位置と相関関係を持たせている。SOSセンサ26
6は、印画紙224の面と同一の条件(光路長)となる
ように、光ビームが反射ミラー268で案内される位置
に配置されており、かつこの印画紙224を走査する直
前に光ビームを受光し、書出し位置を決めるようになっ
ている。
【0038】ここで、偏向器218の回転方向により、
最初にSOSセンサ266に到達する光ビームの色が決
まる。この場合、B色は、SOSセンサ266で検出し
難く、G色は検出し易い。そこで、上記配列の場合に
は、偏向器218を時計方向回りに回転させるように制
御している。なお、偏向器218の回転方向が先に決め
られていることがほとんどであり、この場合、光源の配
列を偏向器218の回転方向に合わせる。
【0039】すなわち、本実施の形態に係る光源ユニッ
ト256では、偏向器218の回転方向と、SOSセン
サ266の位置(偏向器218の回転方向とSOSセン
サ266の位置は一義的に決まる)とに基づいて、2個
の光源210B、210G(B光光源とG光光源)の相
対位置を予め考慮して、組み付けるようにしている。
【0040】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0041】上記構成のレーザプリンタ部18では、レ
ーザ光源210R、210G、210Bのレーザ光が、
音響光学変調素子(AOM)214に入射され、高周波
信号の振幅に応じた強度のレーザ光がAOM214から
回折光として射出される。
【0042】AOM214から出力された光は、平面ミ
ラー215で反射され、コリメータレンズ216及びシ
リンドリカルレンズ217を介してポリゴンミラー21
8の偏向反射面上の略同一の位置に照射され、ポリゴン
ミラー218で反射される。
【0043】ポリゴンミラー218で反射された3本の
レーザ光はfθレンズ220、シリンドリカルレンズ2
21を順に透過し、シリンドリカルミラー222によっ
て反射された後、折り返しミラー223によって略鉛直
下方向に反射されて開孔部226を介して印画紙224
に照射される。
【0044】ここで、本実施の形態に係る光源は、図4
に示される如く、右側から光源210B、210R、2
10Gの順に配列されている。
【0045】光源210Gと210Bとは、SHGレー
ザ252であり、これ自体外形が大きいのみならず、外
部変調のために、集光レンズ212とAOM214が必
須となって領域Bが必要となる。この、領域Bの光源2
10G、210Bを隣接して配置すると、双方の光束の
間にスペース264ができる。通常はこのスペース26
4は無駄であった。しかし、本実施の形態では、このス
ペース264に光源210Rを配置した。光源210R
は、内部変調であるため、AOM214が不要であり、
前記領域Bよりもかなり小さい領域Aで済む。この領域
Aは、スペース264に収まるため、スペース264を
有効利用することができ、光源ユニット256を小型化
することができる。
【0046】ここで、偏向器218を介して印画紙22
4へ到達する光ビームは、図4の右からG光、R光、B
光となる。SOSセンサ266では、低光量のB光は検
出しにくため、B光が先頭となるように走査するために
は、偏向器218を図4の時計方向回りとする必要があ
る。これにより、G光が先頭となって印画紙224上を
主走査することになり、この印画紙224上の走査の直
前において、G光を最初に検出することができる。
【0047】なお、一般的には、偏向器224の回転方
向、並びにSOSセンサ266の配置位置は先に決めら
れているため、実際には、光源ユニット256におい
て、B光光源210Bと、G光光源210Gとの組み付
けによって、G光が先頭となるように組み付ければよ
い。
【0048】上記光源ユニット256は、記録走査光学
系ユニット258に対して、着脱可能となっているた
め、光源10B、210R、210Gの一部が使用不能
となった場合、この光源ユニット256を取外す。光源
ユニット256単体となると、光源の交換作業も容易と
なる。
【0049】交換が終了すると、光源ユニット256を
基の位置に装着する。このとき、記録走査光学系ユニッ
ト258との相対位置が一義的に決まるため、装着後に
光学的に調整等が不要となる。これにより、ユーザサイ
ドでも簡単に消耗部品の交換が可能となり、従来レーザ
プリンタ部18の全体をユニットとしていた場合に、光
源の交換後に必要であった各光源間の相対位置や、各光
軸のずれ等を調整する光学的調整が不要となり、作業効
率が向上する。
【0050】以上説明したように本実施の形態では、比
較的大きな領域を必要とする光源210Bと210Gと
を近接して配列することで発生するスペース264に、
比較的小さな領域ですむ光源210Rを配置すること
で、この光源210Rの領域は、前記スペース264に
完全に収容でき、光束を遮るようなことはなく、光源ユ
ニット256をコンパクトにすることができる。
【0051】また、上記光源の配列を行う場合、印画紙
224上の主走査においてG光が先頭となるようにした
ため、SOSセンサ266による書出し位置検出をG光
で行うことができ、確実に検出が可能となる。
【0052】さらに、光源ユニット256と記録走査光
学系258とをそれぞれ独立して着脱可能としたため、
光源等の部品の交換を容易とし、装着時に相対位置関係
がずれないため、光学的調整が不要となる。この結果、
ユーザサイドでの部品の交換が可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る走査光学
系及び画像記録装置は、R色、G色、B色のそれぞれに
発色する光源を効率よく配置して、光源全体としての占
有スペースを縮小することができるという優れた効果を
有する。
【0054】また、上記効果に加え、光源、及び変調器
等の光ビーム発光側に分類される部品で構成される光源
ユニットのみを他の記録走査光学系に対して独立して着
脱可能とされ、装着時には、偏向器等の記録走査のため
の走査光学系との間で光学調整をする必要がなく、簡単
に位置決めすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るディジタルラボシステムの概
略ブロック図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】レーザプリンタ部の光学系の概略構成図であ
る。
【図4】レーザプリンタ部の光学系の平面図である。
【符号の説明】
18 レーザプリンタ部 210R、210G、210B レーザ光源(光
源) 214 AOM 216 コリメータレンズz 217 シリンドリカルレンズ 218 ポリゴンミラー 220 fθレンズ 224 印画紙 250 半導体レーザ 252 SHGレーザ 256 光源ユニット 258 記録走査光学系ユニット 264 スペース 266 SOSセンサ(書出し位置検出センサ) A 領域(SHGレーザ側) B 領域(半導体レーザ側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 3/108 H01S 5/50 630 5C074 5/50 630 H04N 1/23 103C 5F072 H04N 1/113 B41J 3/00 D 5F073 1/23 103 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA04 AA11 AA12 AA42 AA45 BA54 BA56 BA69 BA70 BA90 CA40 CB71 DA03 DA06 DA08 EA25 2H045 AA01 BA02 BA24 CA88 DA02 DA04 2H079 AA04 BA01 CA22 2K002 AA06 AB04 AB07 AB09 BA12 5C072 AA03 BA01 BA19 HA06 HA13 HA20 HB06 HB08 HB11 QA14 5C074 AA20 BB03 CC22 DD15 DD21 DD22 EE02 EE04 FF15 5F072 AB13 KK05 KK12 KK30 QQ02 YY20 5F073 AB06 AB23 AB25 AB27 AB29 BA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の波長の異なる光を射出する複数の
    光源を備え、少なくとも最も長い波長の光源から射出さ
    れた光ビームについては直接変調し、それ以外の光源か
    ら射出された複数の光ビームを外部変調器によって変調
    して出力する光源ユニットを備えた走査光学系であっ
    て、 上記複数の光源からの光線は偏向器に走査平面内で異な
    る角度で入射され、 前記外部変調器が必要な光源の間に、前記直接変調する
    光源を配置したことを特徴とする走査光学系。
  2. 【請求項2】 前記最も長い波長の光源が赤(R)色に
    発色する半導体レーザであり、それ以外の波長の光源
    が、青(B)色及び緑(G)色のそれぞれに発色するS
    HGレーザであることを特徴とする請求項1記載の走査
    光学系。
  3. 【請求項3】 青(B)色、緑(G)色及び赤(R)色
    の3色にそれぞれ発色する光を射出する3個の光源を備
    え、R色に発色する光源から射出された光ビームについ
    ては直接変調し、それ以外のB色、G色に発色する2個
    の光源から射出された複数の光ビームを外部変調器によ
    って変調して出力する光源ユニットと、 前記光源ユニットからの光ビームを偏向器で偏向するこ
    とによって、前記3色に発色する光ビームを、前記偏向
    器の同一偏向面上で主走査を行い、記録材料を副走査す
    ることで、当該記録材料上に画像を記録する記録走査光
    学系ユニットと、 前記印画紙上を走査する直前の位置で前記光ビームを検
    出し、前記印画紙への画像記録のタイミングを得るため
    の書出し位置検出センサと、を備えた画像記録装置にお
    いて、 B色、G色に発色する2個の光源の間に、R色に発色す
    る光源を配し、 当該3個の光源の配置順と、前記偏向器の偏向方向とに
    基づいて、前記G色の光ビームが先頭となって、前記書
    出し位置検出センサ上を通過させることを特徴とする画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】 複数の波長の異なる光を射出する複数の
    光源を備え、それぞれの光源から射出された光ビームの
    整形及び、画像濃度に応じた強度調整を行った後、出力
    する光源ユニットと、 前記光源ユニットからの光ビームを偏向器で偏向するこ
    とによって主走査を行い、記録材料を副走査すること
    で、当該記録材料上に画像を記録する記録走査光学系ユ
    ニットと、を備えた画像記録装置において、 前記光源ユニットと記録走査光学系ユニットとが独立し
    て着脱可能とされていることを特徴とする画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記光源ユニットが、光源から射出した
    発散光を集光光に変える集光レンズと、前記集光レンズ
    の集光位置に設けられ、集光した光を画像濃度に応じて
    変調する外部変調器と、を備えていることを特徴とする
    請求項4記載の画像記録装置。
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EP1724625A1 (en) * 2005-05-19 2006-11-22 Sharp Kabushiki Kaisha Optical scanning unit and image forming apparatus
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