JP2000147399A - 露光装置およびこの露光装置を含む画像形成装置 - Google Patents

露光装置およびこの露光装置を含む画像形成装置

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JP2000147399A JP10323873A JP32387398A JP2000147399A JP 2000147399 A JP2000147399 A JP 2000147399A JP 10323873 A JP10323873 A JP 10323873A JP 32387398 A JP32387398 A JP 32387398A JP 2000147399 A JP2000147399 A JP 2000147399A
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Satoshi Kaiho
敏 海宝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2以上の光ビームを一括して露光する露光装置
を用いた画像形成装置において、露光装置内の複数の光
学要素の調整に要求されるコストを低減する。 【解決手段】この発明の露光装置においては、偏向装置
43よりも半導体レーザ素子41側に位置するレンズ4
4、ガルバノミラー46、ハーフミラー42p,42
q,42rおよびシリンドリカルレンズ42sが、ベー
ス33により一体的に保持されている。これにより、偏
向装置よりも感光体ドラム側に位置する光学要素とベー
スにセットされる光学要素のそれぞれを組み立てる際に
必要な複数の工程を分離できる。また、ハウジング21
aとベースとは、線膨張係数が等しい材料で形成されて
いることから、温度の変化等により歪みが生じた場合で
あっても焦点がずれることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高速デジ
タル複写装置あるいは高速プリンタ装置等に適用可能
で、2以上の光ビームを一括して露光するマルチビーム
露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真プロセスが利用されている画像
形成装置は、シート状の原稿あるいは書籍等の読取対象
物を照明して得られる読取対象物からの反射光の明暗パ
ターンを画像情報として取り込み光電変換して画像信号
として出力する画像読取部と、画像読取部で得られた画
像信号に対応する画像を形成する画像形成部等を有して
いる。なお、画像形成部は、画像読取部から供給される
画像信号に加えて、外部から供給される画像信号に対応
する画像も形成可能である。
【0003】この種の画像形成装置においては、画像形
成速度を高めるために、出力画像に要求される解像度に
対応する断面ビーム径に整えられた複数のレーザビーム
を、感光体に一括して照射(露光)して潜像を形成する
方法が提案されている。
【0004】複数のレーザビームを感光体に一括照射す
る方法としては、単一または複数の露光装置内に、2以
上の半導体レーザ素子、それぞれの半導体レーザ素子か
らのレーザビームの断面ビーム径を所定の大きさに整え
るとともに各レーザビームを感光体に一括して照射する
ための所定の位置関係を与える複数の光学要素および各
レーザビームを一括して感光体の軸線方向に偏向する偏
向装置等が配置されたマルチビーム露光装置が広く利用
されている。なお、光学要素としては、半導体レーザ素
子のそれぞれに対応して設けられるコリメートレンズや
絞りおよび一括照射のために各レーザビームを重ね合わ
るミラー、偏向装置により偏向された各レーザビームを
偏向装置による偏向角と感光体の軸線方向の距離とを比
例させて感光体上に焦点を結ばせる結像レンズ等があ
る。また、露光装置の大きさを低減するために、光学要
素のいくつかを複数のレーザビームで共用させる手法が
活用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した露光装置にお
いて、複数のレーザビームにより光学要素の一部を共用
させるためには、レーザビーム相互の距離が1画素程度
まで近接していることが要求される。
【0006】このため、多くの露光装置においては、半
導体レーザ素子、ミラー、偏向装置およびレンズ等の光
学要素の相互の位置および感光体に対する絶対位置に関
し、それぞれ、独立して調整が要求されている。なお、
多くの場合、光学要素の調整は、感光体にかわる像面相
当位置を基準として調整される。
【0007】しかしながら、複数の半導体レーザ素子を
含む露光装置においては、それぞれの半導体レーザ素子
から感光体へ向かうレーザビームの全てについて概ね同
等な光学特性を提供することは、偏向装置の反射面の傾
き(面倒れ)、レーザビームが任意のレンズあるいは偏
向装置の反射面に入射する際の入射角の偏差、およびそ
れぞれのレンズの形状誤差と取付誤差の点で、困難であ
る。また、光学要素のそれぞれについては、光軸調整と
焦点調整という互いに分離できない調整工程が含まれる
ため、例えば光軸調整が終了した後の焦点調整工程でト
ラブルが生じた場合には、光軸調整の工程に遡って露光
装置の組立および調整が必要になる。
【0008】このことは、露光装置の製造に要求される
時間を増大するとともに、コストを上昇させる問題があ
る。
【0009】この発明の目的は、複数のレーザビームを
用いて画像を露光するマルチビーム露光装置において、
露光装置内の複数の光学要素の調整に要求される時間お
よびコストを低減することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、光源とその光源からの光
ビームを平行光または集束光に変換する第1の光学系と
を一体とした複数の発光ユニットを有し、各光源からの
光ビームを偏向装置の同一反射面で連続的に反射して偏
向する露光装置において、前記発光ユニットを含む前記
偏向装置よりも光源側に位置される光学要素は、単一の
部材上に配置され、この単一の部材上で前記光学要素の
位置が調整可能に形成されていることを特徴とする露光
装置を提供するものである。
【0011】またこの発明は、光源とその光源からの光
ビームを平行光または集束光に変換する第1の光学系と
を一体とした複数の発光ユニットと、この複数のユニッ
トを通過した光ビームを走査対象物に向かって偏向する
偏向装置と、この偏向装置により反射された光ビームを
前記走査対象物の所定位置に結像させる結像レンズを有
し、前記それぞれの光源からの光ビームは、前記偏向装
置の同一反射面に一括して案内される露光装置におい
て、前記それぞれの光源からの光ビームを合成する光学
要素、それぞれの光ビームの位置を調整するための機構
を単一の部材上に配置し、前記単一の部材上で前記各光
ビームの位置を調整し、前記それぞれの光学要素を固定
する機構を有することを特徴とする露光装置を提供する
ものである。
【0012】さらにこの発明は、光源と、その光源から
の光ビームを平行光あるいは集束光に変換する第1の光
学系を複数個と、それぞれの光源からの各光ビームを概
ね同一の位置に合成する光学要素と、それぞれの光ビー
ムの位置を調整する機構と、通過した複数の光線を整形
する単一の光学要素と、この通過された光ビームを走査
対象物に向かって偏向する偏向装置と、この偏向装置で
反射されたそれぞれの光ビームを前記走査対象物の所定
面に結像させる結像レンズと、を有し、前記偏向装置お
よび結像レンズを単一の光学箱に収容し、前記それぞれ
の光源からの光ビームが前記偏向装置の同一面に入射
し、複数の光源により単一の感光体に照射される露光装
置において、前記複数の光源およびそれぞれの光源から
の光ビームを合成する光学要素、それぞれの光ビームの
位置を調整するための機構を単一の部材上に配置し、前
記単一の部材上で、前記各光ビームの位置を調整し、前
記それぞれの光学要素を固定する機構を有し、工程中で
ある程度調整された状態で組み込むことを特徴とする露
光装置を提供するものである。
【0013】またさらにこの発明は、第1の光を放射す
る第1の光源と、第2の光を放射する第2の光源と、前
記第1の光源および第2の光源のそれぞれから放射され
た前記第1および第2の光を一括して、潜像を保持する
像担持体の軸線方向に沿う第1の方向に偏向走査する偏
向装置と、前記偏向装置と前記第1および第2の光源の
それぞれの間に配置された全ての光学要素を一体に保持
するベース部材と、このベース部材と、前記偏向装置
と、前記偏向装置により偏向走査された前記それぞれの
光源から前記偏向装置に向かう前記第1および第2の光
を、前記偏向装置により前記それぞれの光が偏向される
角度と前記それぞれの光が前記像担持体に案内される位
置における距離が一定の関数を満足するよう前記偏向さ
れる角度に応じて異なる屈折力が与えられた結像光学系
を一体的に保持するハウジングと、を有する露光装置
と、この露光装置により前記像担持体に形成された潜像
に現像剤を供給して可視像を出現させる現像装置と、を
有する画像形成装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明の実施の形態であるマル
チビーム露光装置を有する画像形成装置すなわちデジタ
ル複写機を概略的に示すものである。
【0016】図1に示されるように、デジタル複写装置
1は、画像読取手段であるスキャナ部10と画像形成手
段であるプリンタ部20を有している。
【0017】スキャナ部10は、矢印の方向に移動可能
に形成された第1キャリッジ11、第1キャリッジ11
に従動して移動される第2キャリッジ12、第2キャリ
ッジ12からの光に所定の結像特性を与える光学レンズ
13、光学レンズ13により所定の結像特性が与えられ
た光を光電変換して電気信号を出力する光電変換素子1
4、原稿Oを保持する原稿台15、原稿台15に原稿O
を押しつける原稿固定カバー16等を有している。
【0018】原稿台15に載置された原稿Oは、光源1
7によって照明され、画像の有無に対応する光の明暗が
分布する反射光を反射する。この原稿Oの反射光は、原
稿Oの画像情報として、ミラー11a,12aおよび1
2bを経由して、光学レンズ13に入射される。
【0019】光学レンズ13に案内された原稿Oからの
反射光は、光学レンズ13により、光電変換素子(CC
Dセンサ)14の受光面に集光される。
【0020】以下、図示しないキャリッジ駆動用モータ
の駆動により第1キャリッジ11と第2キャリッジ12
が相対速度2対1で原稿台15に沿って移動されること
で、原稿Oの画像情報すなわち原稿Oからの反射光がミ
ラー11aが延出される方向に沿った所定の幅で、ミラ
ー11aが延出される方向と直交する方向に、順次、取
り出され、原稿Oの全ての画像情報がCCDセンサ14
に案内される。
【0021】以上のようにして、原稿台15上に載置さ
れた原稿Oの画像は、CCDセンサ14により、ミラー
11aが延出されている第1の方向に沿った1ラインご
とに図示しない画像処理部において画像の濃淡を示す例
えば8ビットのデジタル画像信号に変換される。
【0022】プリンタ部20は、図2ないし図5を用い
て後段に説明するマルチビーム露光装置21および被画
像形成媒体である記録用紙Pに画像形成が可能な電子写
真方式の画像形成部22を有している。
【0023】マルチビーム露光装置21の以下に示すそ
れぞれの半導本レーザ素子は、上述したレーザ変調信号
に従って強度変調され、所定の画像データに対応して感
光体ドラム23の所定位置に静電潜像を記録するよう、
発光する。この半導本レーザ素子からの光は、マルチビ
ーム露光装置21内の以下に説明する偏向装置によりス
キャナ部10の読み取りラインと同一の方向である第1
の方向に偏向されて、画像形成部22の感光体ドラム2
3の外周上の所定位置Xに、照射される。
【0024】以下、感光体ドラム23が所定速度で矢印
方向に回転されることで、スキャナ部10の第1キャリ
ッジ11および第2キャリッジ12が原稿台7に沿って
移動されると同様に、偏向装置により順次偏向される半
導体レーザ素子からのレーザビームが1ライン毎に、感
光体ドラム23上の外周に所定間隔で露光される。
【0025】このようにして、感光体ドラム23の外周
上に、画像信号に応じた静電潜像が形成される。
【0026】感光体ドラム23の外周に形成ざれた静電
潜像は、現像装置25からのトナーにより現像され、感
光体ドラム23の回転により転写装置26と対向する位
置に搬送され、用紙カセット29から、給紙ローラ30
および分離ローラ31により1枚取り出され、アライニ
ングローラ32でタイミングが整合されて供給される記
録用紙P上に、転写装置26からの電界によって転写さ
れる。
【0027】トナー像が転写された記録用紙Pは、分離
装置27によりトナーとともに分離され、搬送装置33
により定着装置34に案内される。
【0028】定着装置34に案内された記録用紙Pは、
定着装置34からの熱と圧力によりトナー(トナー像)
が定着されたのち、排紙ローラ35によりトレイ36に
排出される。
【0029】一方、転写装置26によりトナー像(トナ
ー)を記録用紙Pに転写させた後の感光体ドラム23
は、引き続く回転の結果、クリーニング装置28と対向
され、外周に残っている転写残りトナー(残留トナー)
が除去されて、さらに帯電装置24により表面電位が供
給される以前の状態に初期状態に戻され、次の画像形成
が可能となる。
【0030】以上のプロセスが繰り返されることで、連
続した画像形成動作が可能となる。
【0031】このように、原稿台15にセットされた原
稿Oは、スキャナ部10で画像情報が読み取られ、読み
取られた画像情報がプリンタ部20でトナー像に変換さ
れて記録用紙Pに出力されることで、複写される。
【0032】図2は、図1に示したデジタル複写装置に
組み込まれるマルチビーム露光装置21を、感光体ドラ
ム23に向かう全てのレーザビームの光路を展開し、か
つ、ハウジング(本体フレーム)21aを取り除いた状
態で示す概略図である。
【0033】図2に示されるように、マルチビーム露光
装置21は、第1ないし第4の4つの光源41(a,
b,cおよびd)を有している。
【0034】第1ないし第4の光源41(a,b,cお
よびd)は、それぞれ所定の波長のレーザビームL
(a,b,cおよびd)を放射する半導体レーザ素子で
ある。それぞれの半導体レーザ素子41(a,b,cお
よびd)から放射されたレーザビームL(a,b,cお
よびd)は、偏向前光学系42(42a,42b,42
cおよび42d)を通過され、偏向装置43に案内され
る。なお、偏向前光学系42は、レーザビームL(a,
b,cおよびd)のそれぞれに個別に設けられる部分と
4本のレーザビームL(a,b,cおよびd)の全てに
共通して設けられる部分とからなるため、個別に設けら
れる部分については、添え字a,b,cおよびdを付加
して、全てに共通して設けられる部分については、添え
字p,q,rおよびsを付加して、それぞれ、説明す
る。
【0035】偏向前光学系42(42a,42b,42
c,42d)は、それぞれのレーザ素子41(a,b,
cおよびd)から放射されたレーザビームL(a,b,
cおよびd)の断面ビームスポット形状を所定の形状に
整えるもので、それぞれ、各レーザ素子41(a,b,
cおよびd)から放射された発散性のレーザビームL
(a,b,cおよびd)に所定の収束性を与える有限焦
点レンズ44(a,b,cおよびd)、有限焦点レンズ
44(a,b,cおよびd)を通過されて所定の収束性
が与えられたレーザビームL(a,b,cおよびd)の
断面ビーム形状を所定の形状に整える絞り45(a,
b,cおよびd)、絞り45(a,b,cおよびd)に
より断面ビーム形状が所定の形状に整えられたレーザビ
ームL(a,b,cおよびd)を偏向装置42に向けて
折り曲げるとともに感光体ドラム23上で他のレーザビ
ームL(a,b,cおよびd)との副走査方向間隔が所
定の間隔となるよう偏向装置42に向かうレーザビーム
L(a,b,cおよびd)を反射するとともに、反射す
る際の角度が変更可能な光路変更機構としてのガルバノ
ミラー46(a,b,cおよびd)を有している。な
お、ガルバノミラー46は、画像形成装置1に要求され
る解像度が例えば600[dpi(ドット・パー・イン
チ)]である場合には、各半導体レーザ素子41から放
射されるレーザビーム相互の副走査方向の間隔を概ね4
2μmに揃えるものである。また、ガルバノミラー46
については、例えば特開平10―76704号公報に説
明されているので、ここでは説明を省略する。
【0036】偏向前光学系42の偏向装置43寄りの光
路上には、ガルバノミラー46aにより反射された第1
のレーザ素子41aからのレーザビームLaとガルバノ
ミラー46bにより反射された第2のレーザ素子41b
からのレーザビームLbを、平面方向からみた状態では
1本で副走査方向には所定の間隔を有する合成レーザビ
ーム(La+Lb)にまとめる第1のハーフミラー42
p、この第1のハーフミラー42pによりまとめられた
レーザビーム(La+Lb)にガルバノミラー46cに
より反射された第3のレーザ素子41cからのレーザビ
ームLcを、平面方向からみた状態では1本で副走査方
向には所定の間隔を有するレーザビーム(La+Lb+
Lc)となるようさらに合成する第2のハーフミラー4
2q、この第2のハーフミラー42qによりまとめられ
たレーザビーム(La+Lb+Lc)にガルバノミラー
46dにより反射された第4のレーザ素子41dからの
レーザビームLdを、平面方向からみた状態では1本で
副走査方向には所定の間隔を有するレーザビーム(La
+Lb+Lc+Ld)となるようにまとめる第3のハー
フミラー42r、および第3のハーフミラー42rによ
り合成されたレーザビーム(La+Lb+Lc+Ld)
に、副走査方向に関してさらに収束性を与えるシリンダ
レンズ42sが、順に設けられている。
【0037】偏向装置43と像面すなわち感光体ドラム
23の外周の露光位置Xに対応する位置であって設計上
の焦平面との間には、偏向装置43の他面鏡43aの各
反射面により所定の方向に偏向(走査)されたレーザビ
ームL=(La+Lb+Lc+Ld)に、所定の光学特
性を与える第1および第2の結像レンズ50aおよび5
0bからなる2枚組みレンズ系を含む偏向後光学系5
0、偏向後光学系50の第2の結像レンズ50bを出射
されたレーザビームL=(La+Lb+Lc+Ld)の
それぞれのレーザビームLa,Lb,LcおよびLd
が、画像が書き込まれる領域より前の所定の位置に到達
したこと(通過タイミング)およびその位置を検出する
ためのビーム位置検出センサ51、および偏向後光学系
50とビーム位置検出センサ51との間に配置され、偏
向後光学系50を通過された4本のレーザビームLa,
Lb,LcおよびLdすなわち(La+Lb+Lc+L
d)=Lの一部をビーム位置検出センサ51に向かっ
て、主走査方向および副走査方向のそれぞれに関して異
なる方向へ反射させる図示しない折り返しミラー、およ
びマルチビーム露光装置21とプリンタ部20を気密す
る図示しない防塵ガラス等が配列されている。なお、第
1および第2の結像レンズ50aおよび50bは、偏向
装置43の多面鏡43aの各反射面の傾きの誤差(面倒
れ)の影響により、偏向装置43から感光体ドラム23
に向けて案内されるそれぞれのレーザビームL(a,
b,cおよびd)の位置がずれることを防止できるよ
う、多面鏡43aの軸と平行な副走査方向に関しては、
第1レンズの出射面50aと第2レンズの入射面50b
との間を通過するレーザビームを、平行光束として伝達
する特性が与えられている。また、ビーム位置検出セン
サ51は、詳述しない受光面が感光体ドラム23の外周
の位置と光学的に同等距離となる等価像面であって、感
光体ドラム23の端部近傍に対応する位置に配置されて
いる。
【0038】なお、上述した光学要素のうちの有限焦点
レンズ44(a,b,cおよびd)と絞り45(a,
b,cおよびd)は、それぞれと対応される半導体レー
ザ素子41(a,b,cおよびd)とともに、図4に示
すように、レンズホルダ31に一体に組み込まれてい
る。また、上述した光学要素のうちの第1ないし第3の
ハーフミラー42p,42qおよび42rと、シリンダ
レンズ42sと、有限焦点レンズ44(a,b,cおよ
びd)および絞り45(a,b,cおよびd)すなわち
レンズホルダ31と、ガルバノミラー46(a,b,c
およびd)は、図5に示すように、例えばAl(アルミ
ニウム,線膨張係数は、23×10-6/K)により形成
された単一のベース部材33上に、一体的に配置されて
いる。
【0039】また、図2に示されるように、レンズホル
ダ31(a,b,cおよびd)と、ベース部材33と、
偏向装置43、第1および第2の結像レンズ50a,5
0bのそれぞれは、ハウジング(蓋部分を外した状態が
示されている)21aにより密閉収容されている。な
お、ハウジングは、例えば線膨張係数が22ないし24
×10-6/Kであるポリカーボネイト等の樹脂により形
成される。
【0040】図3は、図2に示した露光装置21と感光
体ドラム23との間をレーザビームが伝達される状態を
模式的に示す概略図である。
【0041】図3に示されるように、各半導体レーザ素
子41(a,b,cおよびd)から放射されたレーザビ
ームは、それぞれのレーザビームに対応するガルバノミ
ラー46(a,b,cおよびd)により、副走査方向で
の間隔が概ね42μmとなるよう制御されて、第1のハ
ーフミラー42p、第2のハーフミラー42q、第3の
ハーフミラー42rのそれぞれにより副走査方向に関し
てのみ所定の間隔が与えられシリンダレンズレンズ42
sを通過したレーザビームL=(La+Lb+Lc+L
d)は、偏向装置43の多面鏡43aがミラーモータ4
3bにより回転されることで、一括して、かつ同時に、
副走査方向と直交する主走査方向に偏向(走査)され、
結像光学系の第1および第2の結像レンズ50a,50
bにより偏向装置43の多面鏡43aの回転角と多面鏡
43aの回転により反射された各レーザビームの感光体
ドラム23の軸線方向の位置hとが、それぞれのレンズ
50a,50bによる収束力fと多面鏡43aの回転角
θとの関係がh=fθを満足するよう、所定の収束性が
与えられて、感光体ドラム23の所定の位置に結像され
る。
【0042】図4は、図2および図3に示した露光装置
21の有限焦点レンズ44(a,b,cおよびd)と絞
り45(a,b,cおよびd)は、それぞれと対応され
る半導体レーザ素子41(a,b,cおよびd)を保持
するレンズホルダ31(a,b,cおよびd)を示す概
略図である。
【0043】図4に示されるように、レンズホルダ31
は、例えばAlダイカストあるいはPPS(ポリスチレ
ン)により形成され、各半導体レーザ素子41(a,
b,cおよびd)から放射されるレーザビームの軸線の
方向およびレーザビームの軸線と直交する方向で偏向装
置43の多面鏡43aにより各レーザビームが偏向され
る方向である副走査方向のそれぞれに移動可能に形成さ
れている。
【0044】ここで、レンズホルダ31がベース33上
をレーザビームの軸線の方向に移動可能な量と移動の際
の副走査方向への振れは、ベース33に設けられたピン
33−1(2ヶ所)により規制される。また、レンズホ
ルダ31がベース33上を副走査方向に移動可能な量と
移動の際のレーザビームの軸線方向への振れは、ベース
33に設けられたピン状の規制部材35により制限され
る。なお、半導体レーザ素子41(a,b,cおよび
d)は、レンズホルダ31の端部に、レーザホルダ31
−1に固定された状態で取り付けられている。この構成
により、有限焦点レンズ44(a,b,cおよびd)の
それぞれの光軸と半導体レーザ素子の発光点のずれを調
整できる。
【0045】図5は、ベース33の表面(レンズホルダ
31が装着される側)および背面を示す概略図である。
【0046】図5に示されるように、ベース33の表面
33aには、図4を用いて説明した第1ないし第4のレ
ンズホルダ31(a,b,cおよびd)がセットされる
位置およびそれぞれのレンズホルダに許可されるレーザ
ビームの軸方向の移動可能量を定義する2×4=8個の
位置決めピン33−1と、レンズホルダ31の副走査方
向の位置および移動可能量を定義するピン35が位置さ
れるためのガイド33−2が設けられている。
【0047】また、ベース33の背面33bには、ベー
ス33をハウジング21aに固定する際の位置決め、ハ
ウジング21aへの取付に際しての締め付け力の分散お
よびハウジング21aの反り等に起因するハウジング2
1aとベース33とのクリアランスを確保するための台
座33−3(3ヶ所)が設けられている。
【0048】なお、ベース33には、さらにベース33
をハウジング21aに固定する際の位置決めに利用され
る位置決め構造(図5では、ハウジング21a側が突起
状である場合に対応するようベース33側が穴の状態が
示されているが、ハウジング21a側が穴あるいは凹部
でベース側がピン状であってもよいことはいうまでもな
い)33−4が設けられている。
【0049】次に、図2ないし図5に示した露光装置2
1の組立および調整の手順について説明する。
【0050】a)絞り45および有限焦点44がセット
されたレンズホルダ31の所定位置に、半導体レーザ素
子41が固定されたレーザホルダ31−1を取り付け、
有限焦点レンズ44の光軸と半導体レーザ素子41の発
光点とを調整する。
【0051】b)第1ないし第3のハーフミラー42
p,42qおよび42rと、ガルバノミラー46(a,
b,cおよびd)とを予め装着したベース33に、ピン
33−1を基準として、a)工程で組み立てたレンズホ
ルダ33をセットする(4セット)。
【0052】c)b)で組み立てたベース33を図示し
ない調整装置の所定位置に、ベース33の台座部分33
−2および位置決め構造33−3を用いて固定し、ガル
バノミラー46と第1ないし第3のハーフミラー42
p,42qおよび42rを移動して、各レンズホルダ3
3に固定された半導体レーザ素子41から感光体ドラム
23(ここでは、調整装置)に向かうレーザビームの光
路を調整する。
【0053】d)c)で光路が調整されたユニットに、
シリンドリカルレンズ42sを固定する。
【0054】e)ベース33とベース33にセットされ
た光学要素を、予め偏向装置43、第1および第2の結
像レンズ50a,50b(結像光学系50)、ビーム位
置センサ51、折り返しミラー(図示せず)および防塵
ガラス(図示せず)が一体に組み込まれているハウジン
グ21aにセットする。
【0055】f)e)により組み立てられた露光装置2
1において、シリンドリカルレンズ42sと第1の光学
系42(a,b,cおよびd)の位置を調整する。この
とき、第1の光学系42a,42b,42cおよび42
dのそれぞれは、主走査方向に関するレーザビームの焦
点調整に、シリンドリカルレンズ42sは、副走査方向
に関するレーザビームの焦点調整に、それぞれ、利用さ
れる。
【0056】このように、露光装置21の組立におい
て、偏向装置43よりも光源(半導体レーザ素子41)
側に位置する光学要素と偏向装置43よりも感光体ドラ
ム23(像面)側に位置する光学要素のそれぞれに要求
される複数の工程を分離することにより、調整工程の工
数を最適化できる。
【0057】また、偏向装置43よりも光源側に位置す
る光学要素の調整において、シリンドリカルレンズ42
sを除外して調整することにより、各半導体レーザ素子
から放射され、偏向装置43に案内されるレーザビーム
に関する調整が、露光装置21の全ての光学要素を同時
に調整する場合に比較して、最適化できる。
【0058】さらに、ハウジング21aとベース33と
を、それぞれに設けた位置決め構造を用いて一体化する
ため、ベース33に配置される光学要素をベース33に
組み込む工程と、ベース33とハウジング21aを一体
化する工程を分離できることから、部品手配や組立スペ
ース等の制約が低減される。
【0059】またさらに、ハウジング21aとベース3
3は、実質的に線膨張係数が等しい材料で形成されてい
ることから、温度の変化等により歪みが生じた場合であ
っても焦点のずれが防止される。
【0060】さらにまた、ベース33を機械的強度の高
いアルミニウムにより構成したので、ハウジング21a
と組み合わせた際の強度が確保できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の露光装
置は、偏向装置よりも光源側の光学要素を単一のベース
部材上に固定し、ベース部材とハウジングとの固定に関
しては、それぞれに設けられた位置決め構造により位置
決め可能としたので、焦点調整行程において所定の特性
が得られない場合は、ベース部材とベース部材上の光学
要素であるユニットを取り外して別のユニットと交換す
ることにより、露光装置の組立の歩留まりを確保でき
る。
【0062】また、ハウジングとベース部材とを、実質
的に線膨張係数が等しい材料で形成したので、一方に歪
みが生じた場合であっても焦点のずれが防止される。
【0063】さらに、ベース部材を機械的強度の高いア
ルミニウムにより構成したので露光装置としてハウジン
グと組み合わせた際の強度が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態である露光装置が組み込
まれるデジタル複写装置の一例を示す概略図。
【図2】図1に示した複写装置に組み込まれる露光装置
を示す概略図。
【図3】図2に示した露光装置において、半導体レーザ
素子から感光体ドラムに向けてレーザビームが伝達され
る状態を示す概略図。
【図4】図2および図3に示した露光装置に組み込まれ
るレンズホルダの例を示す概略図。
【図5】図2および図3に示した露光装置に組み込まれ
るベース部材の例を示す概略図。
【符号の説明】
1 ・・・デジタル複写装置、 20 ・・・プリンタ部、 21 ・・・マルチビーム露光装置、 21a・・・ハウジング、 22 ・・・画像形成部、 23 ・・・感光体ドラム、 31 ・・・レンズホルダ、 33 ・・・ベース、 33−1・・ピン、 33−2・・ガイド、 33−3・・台座、 33−4・・位置決め構造、 35 ・・・規制部材(ピン)、 43 ・・・偏向装置、 43a・・・多面鏡、 43b・・・ミラーモータ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA42 AA45 AA48 AA49 BA58 BA61 BA71 BA82 BA85 BA90 DA03 DA31 2H045 AA01 BA22 BA32 DA02 DA04 5C072 BA02 CA06 DA02 DA05 DA21 DA23 HA02 HA06 HA13 JA07 LA02 XA01 XA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源とその光源からの光ビームを平行光ま
    たは集束光に変換する第1の光学系とを一体とした複数
    の発光ユニットを有し、各光源からの光ビームを偏向装
    置の同一反射面で連続的に反射して偏向する露光装置に
    おいて、 前記発光ユニットを含む前記偏向装置よりも光源側に位
    置される光学要素は、単一の部材上に配置され、この単
    一の部材上で前記光学要素の位置が調整可能に形成され
    ていることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】光源とその光源からの光ビームを平行光ま
    たは集束光に変換する第1の光学系とを一体とした複数
    の発光ユニットと、この複数のユニットを通過した光ビ
    ームを走査対象物に向かって偏向する偏向装置と、この
    偏向装置により反射された光ビームを前記走査対象物の
    所定位置に結像させる結像レンズを有し、前記それぞれ
    の光源からの光ビームは、前記偏向装置の同一反射面に
    一括して案内される露光装置において、 前記それぞれの光源からの光ビームを合成する光学要
    素、それぞれの光ビームの位置を調整するための機構を
    単一の部材上に配置し、前記単一の部材上で前記各光ビ
    ームの位置を調整し、前記それぞれの光学要素を固定す
    る機構を有することを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】光源と、その光源からの光ビームを平行光
    あるいは集束光に変換する第1の光学系を複数個と、そ
    れぞれの光源からの各光ビームを概ね同一の位置に合成
    する光学要素と、それぞれの光ビームの位置を調整する
    機構と、通過した複数の光線を整形する単一の光学要素
    と、この通過された光ビームを走査対象物に向かって偏
    向する偏向装置と、この偏向装置で反射されたそれぞれ
    の光ビームを前記走査対象物の所定面に結像させる結像
    レンズと、を有し、前記偏向装置および結像レンズを単
    一の光学箱に収容し、前記それぞれの光源からの光ビー
    ムが前記偏向装置の同一面に入射し、複数の光源により
    単一の感光体に照射される露光装置において、 前記複数の光源およびそれぞれの光源からの光ビームを
    合成する光学要素、それぞれの光ビームの位置を調整す
    るための機構を単一の部材上に配置し、前記単一の部材
    上で、前記各光ビームの位置を調整し、前記それぞれの
    光学要素を固定する機構を有し、工程中である程度調整
    された状態で組み込むことを特徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】前記単一の部材に設けられた位置決めによ
    って、前記偏向装置および前記結像レンズに対する位置
    決めを行うことを特徴とする請求項1ないし3のいづれ
    かに記載の露光装置。
  5. 【請求項5】前記単一の部材上に設けられた位置決めと
    前記偏向装置および前記結像レンズを収容する光学箱に
    設けられた位置決め部材の組み合わせによって行うこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいづれかに記載の露光
    装置。
  6. 【請求項6】前記単一の部材の線膨張係数と上記単一の
    部材と前記偏向装置および結像レンズの位置関係を決定
    する部材の線膨張係数を概ね等しくしたことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいづれかに記載の露光装置。
  7. 【請求項7】前記単一の部材の線膨張係数と前記単一の
    部材と前記偏向装置および結像レンズを収容する光学箱
    の線膨張係数を概ね等しくし、前記単一の部材と前記光
    学箱の材質を異なるものとしたことを特徴とする請求項
    1ないし3のいづれかに記載の露光装置。
  8. 【請求項8】前記単一の部材の線膨張係数と前記単一の
    部材と前記偏向装置および結像レンズを収容する光学箱
    との線膨張係数を概ね等しくし、前記単一の部材を金
    属、前記光学箱の材質を樹脂とすることを特徴とする請
    求項1ないし3のいづれかに記載の露光装置。
  9. 【請求項9】第1の光を放射する第1の光源と、第2の
    光を放射する第2の光源と、前記第1の光源および第2
    の光源のそれぞれから放射された前記第1および第2の
    光を一括して、潜像を保持する像担持体の軸線方向に沿
    う第1の方向に偏向走査する偏向装置と、前記偏向装置
    と前記第1および第2の光源のそれぞれの間に配置され
    た全ての光学要素を一体に保持するベース部材と、この
    ベース部材と、前記偏向装置と、前記偏向装置により偏
    向走査された前記それぞれの光源から前記偏向装置に向
    かう前記第1および第2の光を、前記偏向装置により前
    記それぞれの光が偏向される角度と前記それぞれの光が
    前記像担持体に案内される位置における距離が一定の関
    数を満足するよう前記偏向される角度に応じて異なる屈
    折力が与えられた結像光学系を一体的に保持するハウジ
    ングと、を有する露光装置と、 この露光装置により前記像担持体に形成された潜像に現
    像剤を供給して可視像を出現させる現像装置と、を有す
    る画像形成装置。
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