JP3993957B2 - 光学箱の防塵構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料上をレーザービームで走査露光することにより潜像を形成する光学箱の防塵構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真フィルムに記録された画像を印画紙に記録するディジタルラボシステム等における書込みには、レーザービームを発生する光源を用いて印画紙を走査露光する画像露光装置が広く用いられている。
【0003】
このような画像露光装置は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色のレーザービームを発生する光源を備えており、カラー画像データに基づいてR、G、B各色毎にレーザービームを変調し、該レーザビームをポリゴンミラー等の偏向器により主走査方向に偏向すると共に印画紙を副走査方向に搬送し、fθレンズ、シリンドリカルレンズ、平面ミラー、折り返しミラー等で構成された光学系を介して印画紙上を走査露光し、カラー画像を記録していた。
【0004】
このような画像露光装置における走査光学系では、図10に示すように、ポリゴンミラー250等の偏向器及び上記光学系252に埃等が付着することがないように、かかる偏向器及び光学系252を光学箱254の内部に配置していた。そして、この光学箱254の側面254Aには出射窓256を設け、レーザビームを透過させていた。また、この出射窓256近傍にはダクト258が設けられており、このダクト258にはファン260が設けられていた。走査露光時には、このファン260によって、ダクト258内に空気流が送り込まれ、出射窓256等に埃が付着するのを阻止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した防塵機構では、出射窓に埃が付着するのは阻止できるものの、光学箱内部に配置されたポリゴンミラー等の偏向器及び光学系に埃が付着するのは阻止できなかった。ここで、印画紙等の画質の劣化を防止するためにも、偏向器及び光学系等に直接埃が付着するのを阻止する必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、光学箱内部への埃の侵入を防止できる光学箱の防塵構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光学箱の防塵構造は、レーザビームを偏向する偏向手段と該偏向手段により偏向されたレーザビームを感光材料上へ収束させる光学系とを有するポリゴン部、を備えた光学箱に用いられ、前記光学箱に形成され、前記レーザビームを前記感光材料へ導く開口部と、前記光学箱内部に風を供給して加圧し、前記開口部を含む前記光学箱外部からの埃の侵入を阻止する加圧手段と、前記レーザビームを出射する光源部と、前記ポリゴン部から出射されたレーザビームを前記光学箱外部に出射する出射部と、を備えた光学箱の防塵構造において、前記光学箱は、第1の中壁、第2の中壁、及び第3の中壁によって、前記光源部を有する第1部屋、前記ポリゴン部を有する第2部屋、及び前記出射部を有する第3部屋に区画され、前記第1部屋は第1蓋で覆われ、前記第2部屋は第2蓋で覆われ、前記第3部屋は第3蓋で覆われるとともに、前記第2蓋が前記第2の中壁に掛かる部分へ前記第3蓋をオーバーラップさせ、前記第2蓋が前記第1の中壁に掛かる部分へ前記第1蓋をオーバーラップさせ、前記第3蓋が前記第3の中壁に掛かる部分へ前記第1蓋をオーバーラップさせたことを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、光学箱は、第1の中壁、第2の中壁、及び第3の中壁によって、光源部を有する第1部屋、ポリゴン部を有する第2部屋、及び出射部を有する第3部屋に区画される。第1部屋は第1蓋で覆われ、第2部屋は第2蓋で覆われ、第3部屋は第3蓋で覆われる。第2蓋が第2の中壁に掛かる部分には第3蓋がオーバーラップされる。第2蓋が第1の中壁に掛かる部分には第1蓋がオーバーラップされる。第3蓋が第3の中壁に掛かる部分には第1蓋がオーバーラップされる。走査露光時には、レーザビームが偏向手段により偏向される。偏向手段により偏向されたレーザビームは、光学系を透過して開口部を通過した後、感光材料上に収束される。
【0009】
光学箱内部は加圧手段により風が供給され、光学箱内部が加圧されているため、開口部を含む光学箱外部からの埃の侵入阻止されるここで、光源部、ポリゴン部、出射部の密閉度に差が設けられているため、光源部、ポリゴン部、出射部のそれぞれに要求される密閉度に対応することができる。また、偏向手段や光学系には埃が付着することがなく、それぞれの機能を維持できる。
【0010】
また、一般にポリゴン部は高レベルの密閉度が要求され、出射部は中レベルの密閉度が要求され、光源部は低レベルの密閉度が要求されるが、上記のように、光源部と、ポリゴン部と、出射部とは、それぞれの部屋により区画されており、第1蓋、第2蓋、第3蓋のオーバーラップによって各部屋内部の密閉度に差が設けられているので、上記要求に対応することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の第1実施形態である光学箱の防塵構造について説明する。
【0019】
一般に、光学箱11(図3参照)はディジタルラボシステム10に適用され、図1にそのディジタルラボシステム10の概略構成が示されている。また、図2にはディジタルラボシステム10の外観が示されている。そこで、まず、システム全体の概略構成を説明する。
【0020】
図1に示すように、このディジタルラボシステム10は、ラインCCDスキャナ12、画像処理部14、レーザプリンタ部16、及びプロセッサ部18を含んで構成されており、ラインCCDスキャナ12と画像処理部14は、図2に示す入力20部に設けられており、レーザプリンタ部16とプロセッサ部18は、図2に示す出力部22に設けられている。
【0021】
ラインCCDスキャナ12は、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されているフィルム画像を読取るためのものであり、例えば、135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルムのフィルム画像を読取対象とすることができる。ラインCCDスキャナ12は、上記の読取対象のフィルム画像をラインCCDで読取り、画像データを出力する。なお、上記のラインCCDスキャナ12に代えて、エリアCCDによってフィルム画像を読取るエリアCCDスキャナを設けてもよい。
【0022】
画像処理部14は、ラインCCDスキャナ12から出力された画像データ(スキャン画像データ)が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像データ、コンピュータで生成された画像データ等(以下、これらをファイル画像データと総称する)を外部から出力する(例えば、メモリカード等の記録媒体を介して入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0023】
画像処理部14は、入力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像データとしてレーザプリンタ部16へ出力する。画像処理部14は、画像処理を行った画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等の記録媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0024】
レーザプリンタ部16は、R(赤)、G(緑)、B(青)のレーザビームを発振するレーザ光源を備えており、画像処理部14から入力された記録用画像データに応じて変調したレーザビームを印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。
【0025】
プロセッサ部18は、レーザプリンタ部16で走査露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0026】
次に、本発明の光学箱の防塵構造が適用されたレーザプリンタ部について説明する。
【0027】
図3には、レーザプリンタ部16の光学箱11の構成が示されている。光学箱11は、光源として3個のレーザ光源24R、24G、24Bを備えている。レーザ光源24RはRの波長(例えば、680nm)のレーザビーム(以下、Rレーザビームと称する)を射出する半導体レーザ(LD)で構成されている。また、レーザ光源24Gは、LDと、該LDから射出されたレーザビームを1/2の波長のレーザビームに変換する波長変換素子(SHG)から構成されており、SHGからGの波長(例えば、532nm)のレーザビーム(以下、Gレーザビームと称する。)が射出されるようにLDの発振波長が定められている。同様に、レーザ光源24BもLDとSHGから構成されており、SHGからBの波長(例えば、475nm)のレーザビーム(以下、Bレーザビーム)が射出されるようにLDの発振波長が定められている。なお、上記LDに代えて固体レーザを射出してもよい。
【0028】
レーザ光源24R、24G、24Bのレーザ射出側には、各々コリメータレンズ26、音響光学変調素子(AOM)28が順に配置されている。AOM28は、各々入射されたレーザビームが音響光学媒質を透過するように配置されていると共に、各々AOMドライバ30(図6)に接続されており、AOMドライバ30から高周波信号が入力されると、音響光学媒質内を前記高周波信号に応じた超音波が伝搬し、音響光学媒質を透過するレーザビームに音響光学効果が作用して回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応じた強度のレーザビームがAOM28から回折光として射出される。
【0029】
以上説明した各レーザ光源24G、24R、24B、各コリメータレンズ26及びAOM28によって光源部29が構成されている。この光源部29は、光学箱11の側壁64と一体形成された第1の中壁43で区画された第1の部屋45に位置している。
【0030】
AOM28の各々の回折光射出側に位置する第1の中壁43であって、AOM28から射出されたRレーザビーム、Gレーザビーム、Bレーザビーム各々の回折光に対応する位置には、円形の開孔が3箇所に形成されており、この開孔には、窓ガラス32が嵌め込まれている。
【0031】
また、第1の中壁43を介してAOM28と反対側には、ミラー34が配置されている。このため、窓ガラス32を透過した各レーザビームは、ミラー34で反射される。ミラー34の各レーザビーム射出側には、各々球面レンズ38、シリンドリカルレンズ40が配置されている。
【0032】
上記ミラー34、各球面レンズ38及びシリンドリカルレンズ40によって光学箱11の反射部27が構成されている。一方、光学箱11には、光学箱11の側壁64と第1の中壁43とを結ぶ第2の中壁44が形成されており、さらに、この第2の中壁44と光学箱11の側壁64とを結ぶ第3の中壁49が形成されている。したがって、反射部27は、第1の中壁43、第2の中壁44、及び第3の中壁49とで区画された第2の部屋51に位置している。なお、第2の中壁44には、長方形状の開口が形成されており、この開口に窓ガラス42が配置されている。
【0033】
また、光学箱11は、第1の中壁43と第2の中壁44とで区画された第3の部屋53を備えている。この第3の部屋53には、PLG部(ポリゴン部)36が位置しており、偏向手段としてのポリゴンミラー46が配置されている。したがって、Rレーザビーム、Gレーザビーム、及びBレーザビームは、各々窓ガラス32を透過してミラー34によって反射された後、球面レンズ38、シリンドリカルレンズ40及び窓ガラス42を透過して、ポリゴンミラー46の反射面上の略同一の位置に照射され、ポリゴンミラー46で反射される。
【0034】
また、ポリゴンミラー46のレーザビーム射出側のPLG部36には、fθレンズ48、副走査方向にパワーを持つ面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ50が配置されている。また、PLG部36の底板の開口に中継基盤52(図4参照、図3では省略)を取付け、この中継基盤52にポリゴンミラー46を駆動させるモータ47からのハーネス(図示省略)と電力源からのハーネス(図示省略)とのコネクタ58を接続し、PLG部36を密閉した状態で外部からモータ47に電力を供給している。
【0035】
なお、図4に示すように、PLG部36には、各レーザビームを射出する位置に対応してL字ブラケット60が設けられている。このL字ブラケット60は、スポンジ68を介して第2の中壁44に接触させてビス等の固着具により取付けられている。L字ブラケット60には長手方向に開口(図示省略)が形成され、この開口を塞ぐようにガラス板62が接着剤で取付けられている。なお、L字ブラケット60は、ガラス板62におけるレーザービームの正反射を避けるため、数度傾けてもよい。また、第2の中壁44にはガラス板62を透過した各レーザビームが後述するシリンダミラー72に到達できるように、幅方向に長孔74が形成されている。
【0036】
また、光学箱11は、第2の中壁44と第3の中壁49とで区画された第4の部屋55を備えている。この第4の部屋55は、印画紙104へ各レーザビームを出射する出射部としてのCYM部76となっている。このCYM部76には、シリンダミラー72が配置されており、さらにシリンダミラー72のレーザビーム射出側には折り返しミラー78が配置されている。
【0037】
シリンダミラー72は、L字状に形成された板ばね80により基台82に固定されている。この板ばね80の一端は、基台82に取り付けられており、他端がシリンダミラー72の上部を覆っており、シリンダミラー72の防塵をも兼ねている。
【0038】
なお、図3に示すように、ミラー34、球面レンズ38、シリンドリカルレンズ40、ポリゴンミラー46、fθレンズ48、シリンドリカルレンズ50、シリンダミラー72、及び折返しミラー78は、すべて側壁64により囲まれており、いずれもファン102からの風の風道(図4の矢印D)から外れた位置(風による影響を受けない位置)に設けられている。
【0039】
また、この側壁64の上部は、3枚の小蓋で覆われている。具体的には、図6及び図7に示すように、PLG部36は第1の小蓋150で覆われている。この第1の小蓋150は平板で構成されており、側壁64にスポンジ83等のシール材を介して水密に取付けられている。また、図4に示すように、第1の小蓋150には組立て時に側壁64と当接するリブ85が形成されており、このリブ85の高さを規定することによりスポンジ83のつぶれ具合(つぶれ度)を規制している。このため、スポンジ83が完全につぶれることがなく、PLG部36内部の防塵効果を向上させている。なお、PLG部36には高レベルの防塵性が要求されているため、第1の小蓋150は3枚の小蓋のうち一番下方に配置されている。
【0040】
また、CYM部76は第2の小蓋152で覆われている。この第2の小蓋152の中央には、光学箱11内部にファン102からの風を供給できるように風通孔170が形成されている。CYM部76は、PLG部36に次いで高いレベル(中レベル)の防塵性が要求されているため、第2の小蓋152の一部が第2の中壁44上において第1の小蓋150とオーバラップして配置されている。また、第2の小蓋152の肉厚は、第1の小蓋150とオーバーラップする部位152A以外において厚めに形成されている。これにより、第2の小蓋152と側壁64との間に隙間が生じるのを防止している。
【0041】
また、光源部29及び反射部27は第3の小蓋154で覆われている。一般に、光源部29及び反射部27は、CYM部76に次いで高いレベル(低レベル)の防塵性が要求されている。第3の小蓋154は、第1及び第2の中壁43、44上において第1の小蓋150とオーバラップして配置され、第3の中壁49上において第2の小蓋152とオーバラップして配置されている。また、第3の小蓋154において、第1の小蓋152とオーバーラップする部位の肉厚は、第2の小蓋154とオーバラップする部位の肉厚よりも厚く形成されている。また、側壁64と直接接触する部位の肉厚は、第1の小蓋150とオーバラップする部位の肉厚よりも厚く形成されている。これにより、第3の小蓋154と、側壁64及び第1の小蓋150との間に隙間が生じるのを防止している。なお、この第3の小蓋154には、ハーネスを光学箱11外部に導く穴(図示省略)が形成されている。
【0042】
以上説明したように、光源部29、PLG部36及びCYM部76は、各部屋45、53、55によりそれぞれ区画されており、この各部屋45、53、55は上記説明した順序で設けられた各小蓋150、152、154により覆われているので、最下層に位置する第1の小蓋150で密閉されるPLG部36の密閉度を最も高くすることができる。次いで、中層に位置する第2の蓋部152で密閉されるCYM部76の密閉度を高くでき、次いで、最上層に位置する第3の小蓋154で密閉される光源部29及び反射部27の密閉度を高くすることができる。このため、各部屋45、53、55の密閉度に差を設けることができ、上記要求に対応することができる。
【0043】
また、図4及び図5に示すように、CYM部76の底部には、折返しミラー78から射出されたレーザビームが通過可能な位置及びサイズの開口部84が設けられ、開口部84には図5の矢印S1方向に揺動可能なシャッタ86が軸88に取り付られている。また、このシャッタ86には、該シャッタ86に付着したゴミや埃等が拡散しないように、その内側86Bにゴミ吸着テープ(図示しない)が貼り付けられている。
【0044】
このシャッタ86は上記開口部84と略等しい形状で且つ略等しいサイズとされていると共に、シャッタ86の他端部にはリンク90を介してソレノイド92のシャフト94が連結されている。
【0045】
本実施形態におけるシャッタ86は、ソレノイド92に通電していない場合に図4の破線で示す状態、すなわちシャッタ86を閉じた状態(閉状態)とされ、ソレノイド92に通電した場合に図4の実線で示す状態、すなわちシャッタ86を開いた状態(開状態)とされる。従って、停電時にはシャッタ86が閉状態となり、開口部84からの埃の侵入を防止している。
【0046】
なお、上記ソレノイド92は、レーザプリンタ部16の各部の制御を行う制御手段としてのプリンタ部制御回路94(後述)に接続されており、ソレノイド92はプリンタ部制御回路94によって動作が制御される。
【0047】
また、図4に示すように、第2の小蓋152の上部には、上蓋66がスポンジ83等のシール材を介して水密に取付けられている。また、上蓋66には組立て時に第2の小蓋152と当接するリブ85が形成されており、このリブ85の高さを規定することによりスポンジ83のつぶれ具合(つぶれ度)を規制している。このため、スポンジ83が完全につぶれることがなく、CYM部76内部の防塵効果を向上させている。
【0048】
また、上蓋66には開孔160が形成されている。この開孔160の近傍には支持部162が形成されており、この支持部162には比較的目の粗い第1フィルタ98の外枠が支持されている。なお、この第1フィルタ98は、開孔160の真下に位置するように設定されている。また、上蓋66には比較的目の細かい第2フィルタ100が交換可能に設けられ、上記開孔160を覆っている。したがって、この第2フィルタ100を交換する際に第1フィルタ98によりCYM部76内部への埃の侵入が阻止されている。なお、第1フィルタ98と第2フィルタ100とは、それぞれ段折り式の静電タイプのフィルタであり、この段折り方向が相互に直交するように、又は段折り方向が同じになるように配置されている。
【0049】
なお、第1フィルタ98の捕集効率は、ゴミ径0.3μmに対し2〜60%、ゴミ径0.5μmに対し5〜70%、ゴミ径1.0μmに対し10〜75%となっている。また、第2フィルタ100の捕集効率は、ゴミ径0.3、0.5、1.0μmに対し50〜99%となっている。あるいは、第1フィルタ98の捕集効率は、ゴミ径0.3、0.5、1.0μmに対し50〜99%となっており、第2フィルタ100の捕集効率は、ゴミ径0.3μmに対し2〜60%、ゴミ径0.5μmに対し5〜70%、ゴミ径1.0μmに対し10〜75%となっている。
【0050】
また、図4に示すように、第2フィルタ100の上部には、これらのフィルタ98、100を介してCYM部76内に風を送風する加圧手段としてのファン102が取付けられている。また、上蓋66の上部にはファン102を取り囲むようにダクト101が設けられ、通気口を形成している。
【0051】
なお、上記ファン102は、プリンタ部制御回路94(後述)に接続されており、ファン102はプリンタ部制御回路94によって動作が制御される。
【0052】
また、上記光学箱11は、所定のクリーン度クラスのクリーンルームで組立てられることが好ましい。ここで、クリーン度クラスとは、クリーンルーム中の空気清浄度を粒径別の粒子濃度の程度によって分けた等級である。クリーン度クラスは、1m3の空気中に含まれる粒径0.1μmの微粒子数を10のべき乗で表したべき指数で表される。したがって、クリーン度クラスが小さくなる程、空気清浄度が高くなる。
【0053】
このように、光学箱11へのポリゴンミラー46及び光学系等の取付け、各小蓋150、152、154及び上蓋66の装着を所定のクリーンルームで行うことにより、光学箱11の組立時において、ポリゴンミラー46、光学系に埃が付着することがなく、また、光学箱11内部に埃が侵入することがないので、より高い防塵性を確保できる。
【0054】
具体的には、PLG部36ではクリーン度クラス1000以下、CYM部76ではクリーン度クラス10000〜1000の範囲、光源部29ではクリーン度クラス10000以上が目標とされているため、PLG部36はクリーン度クラス1000以下のクリーンルーム、CYM部76ではクリーン度クラス10000〜1000の範囲のクリーンルーム、光源部29ではクリーン度クラス10000以上のクリーンルームで組立てられることが好ましい。
【0055】
図8には、レーザプリンタ部16及びプロセッサ部18の電気系の概略構成が示されている。レーザプリンタ部16は画像データを記憶するフレームメモリ106を備えている。フレームメモリ106はI/F回路108を介して画像処理部14に接続されており、画像処理部14から入力された記録用画像データ(印画紙104に記録すべき画像の各画像毎のR、G、B濃度を表わす画像データ)はI/F回路108を介してフレームメモリ106に一旦記憶される。フレームメモリ106はD/A変換器110を介して露光部112に接続されると共に、プリンタ部制御回路94に接続されている。
【0056】
露光部112は、前述のようにLD(及びSHG)から成るレーザ光源24を3個備えると共に、AOM28及びAOMドライバ30も3系統備えており、ポリゴンミラー46、ポリゴンミラー46を回転させるモータ47、隔壁64内に風を送風するファン102、シャッタ86の開閉動作を行うソレノイド92等を備えた主走査ユニット114が設けられている。露光部112はプリンタ部制御回路94に接続されており、プリンタ部制御回路94によって各部の動作が制御される。
【0057】
プリンタ部制御回路94にはプリンタ部ドライバ116が接続されており、プリンタ部ドライバ116には、露光部112に対して送風するファン118、レーザプリンタ部16に装填されたマガジン(図示省略)に収納されている印画紙104をマガジンから引き出すためのマガジンモータ120が接続されている。また、プリンタ部制御回路94には、印画紙104の裏面に文字等をプリントするバックプリント部122が接続されている。これらのファン118、マガジンモータ120、バックプリント部122はプリント部制御回路94によって動作が制御される。
【0058】
また、プリンタ部制御回路94には、未露光の印画紙104が収納されるマガジンの着脱及びマガジンに収納されている印画紙104のサイズを検出するマガジンセンサ124、オペレータが各種の指示を入力するための操作盤126、プロセッサ部18で現像等の処理が行われて可視化された画像の濃度を測定する濃度計128、プロセッサ部18のプロセッサ部制御回路130が接続されている。
【0059】
プロセッサ部制御回路130には、プロセッサ部18の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画紙104の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ132が接続されている。
【0060】
また、プロセッサ部制御回路130には、現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所定のグループ毎に仕分するソータ134、処理槽内に補充液を補充する補充システム136、ローラ等の洗浄を行う自動洗浄システム138が接続されていると共に、プロセッサ部ドライバ140を介して、各種ポンプ/ソレノイド142が接続されている。これらのソータ134、補充システム136、自動洗浄システム138、及び各種ポンプ/ソレノイド142はプロセッサ部制御回路130によって作動が制御される。
【0061】
次に、印画紙104へ画像の記録を行う場合のプリンタ部制御回路94の作用を図9のフローチャートを参照して説明する。なお、図9は、印画紙104への画像の記録を行う場合にプリンタ部制御回路94に設けられた図示しないCPUによって実行される制御プログラムの概略フローチャートであり、該制御プログラムはプリンタ部制御回路94に設けられた図示しないメモリに予め記憶されている。
【0062】
図9のステップ200では、画像処理部14から入力された画像記録用パラメータに基づき、該記録用画像データに対して各種の補正を行って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ106に記憶する。
【0063】
次のステップ202では、ソレノイド92に通電することによりシャッタ86を開状態とし、次のステップ204では、シャッタ86を開状態として0.5〜3秒後にファン102の回転を開始することにより、CYM部76内部に0.2〜3.0m/sの風を供給させる。したがって、シャッタ86を開状態とした後で、CYM部76が加圧されるので、CYM部76の内部にシャッタ86の内側に付着した埃が拡散することがない。
【0064】
次のステップ208では、レーザ光源24R、24G、24Bからレーザビームを射出させ、さらに次のステップ210では、以下の手順により走査露光が行われる。
【0065】
すなわち、上記ステップ200において生成した走査露光用画像データをフレームメモリ106からD/A変換器110を介してAOMドライバ30へ出力させる。これにより、走査露光用画像データがアナログ信号に変換されてAOMドライバ30に入力される。
【0066】
AOMドライバ30は、入力された各アナログ信号のレベルに応じてAOM28に供給する超音波信号の振幅を変化させ、AOM28から回折光として射出されるレーザビームの強度をアナログ信号のレベル(すなわち、印画紙104に記録すべき画像の各画素のR濃度及びG濃度及びB濃度のいずれか)に応じて変調する。従って、3個のAOM28からは印画紙104に記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調されたR、G、Bのレーザビームが射出され、これらのレーザビームはミラー34、球面レンズ38、シリンドリカルレンズ40、ポリゴンミラー46、fθレンズ48、シリンドリカルレンズ50、シリンダミラー72、及び折返しミラー78を介して印画紙104に照射される。
【0067】
そして、ポリゴンミラー46の図3矢印A方向の回転に伴って各レーザビームの照射位置が図3の矢印B方向に沿って走査されることにより主走査が行われ、印画紙104が図3の矢印C方向に沿って一定速度で搬送されることによりレーザビームの副走査が成され、走査露光によって印画紙104に潜像が記録される。
【0068】
以上により走査露光が終了すると、次のステップ212では、ポリゴンミラー46の回転、及び各レーザビームの射出を終了し、ファン102の回転を終了した後、0.5〜3秒後にソレノイド92への通電を終了させてシャッタ86を閉状態として、本制御プログラムを終了する。
【0069】
なお、上記走査露光により潜像が記録された印画紙104はプロセッサ部18へ送り込まれ、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理が施される。これにより、印画紙104上に画像が形成される。
【0070】
以上詳細に説明したように、本実施形態に係るレーザプリンタ部16の光学箱の防塵構造は、レーザビームにより走査露光を行う際に、シャッタ86を開状態とした後で、ファン102により光学箱11内に区画されたCYM部76内を加圧し、一方、走査露光終了時に、加圧を終了させてから、シャッタ86を閉状態とさせることにより、シャッタ86の裏側に付着した埃がCYM部76内部に拡散することを防止することができる。この結果、CYM部76内に設けられた光学系を構成するレンズ、ミラー等の各素子への埃の付着を防止することができる。
【0071】
また、本実施形態に係るレーザプリンタ部16の光学箱の防塵構造は、特に、ポリゴンミラー46が第1の中壁43、第2の中壁44で区画されており、かつ第1の小蓋150で完全密閉されているので、ポリゴンミラー46を通常の環境において回転させた場合に、ミラー表面に曇りが生じるような回転速度(例えば、1000回転/分以上)で回転させた場合でも、ミラー表面の曇りの発生を防止することができ、ミラー表面の汚染を防止することができる。
【0072】
なお、本実施形態では、AOM28によりレーザビームの強度変調を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、AOM28に代えて、電気光学変調素子(EOM)、磁気光学変調素子(MOM)を適用してレーザビームの強度変調を行う形態としてもよい。
【0073】
また、本実施形態では、光学箱11を4つの部屋45、51、53、55に別けたが、第1の部屋45と第2の部屋51とを区画する第1の中壁43の区画部43A(図3参照)を無くし、第1の部屋45と第2の部屋51とを合わせて1つの部屋としてもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明である光学箱の防塵構造によれば、開口部を含む光学箱外部から光学箱内部への埃の侵入を防止でき、光源部、ポリゴン部、出射部のそれぞれに要求される密閉度に対応することができる。
【0075】
また、光源部、ポリゴン部及び出射部を各部屋で区画するとともに各蓋の一部をそれぞれオーバラップさせているので、ポリゴン部を高レベルの密閉度、出射部を中レベルの密閉度、光源部を低レベルの密閉度として、密閉度に差を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光学箱の防塵構造を適用したディジタルラボシステムの概略ブロック図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】本実施形態に係る光学箱の防塵構造の概略構成図である。
【図4】光学箱内に区画されたPLG部及びCYM部の断面図である。
【図5】本実施形態に係る光学箱の防塵構造の概略破断側面図である。
【図6】本実施形態に係る光学箱の防塵構造の組立図である。
【図7】本実施形態に係る光学箱の防塵構造の平面図である。
【図8】ディジタルラボシステムを構成するレーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系の概略構成を示すブロック図であある。
【図9】走査露光の際にプリンタ部制御回路で実行される制御プログラムの概略フローチャートである。
【図10】従来技術である画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 光学箱
29 光源部
36 PLG部(ポリゴン部)
45 第1の部屋(部屋)
46 ポリゴンミラー(偏向手段)
48 fθレンズ(光学系)
50 シリンドリカルレンズ(光学系)
53 第3の部屋(部屋)
55 第4の部屋(部屋)
76 CYM部(出射部)
84 開口部
86 シャッタ(開閉手段)
94 プリンタ部制御回路(制御手段)
102 ファン(加圧手段)
104 印画紙(感光材料)

Claims (1)

  1. レーザビームを偏向する偏向手段と該偏向手段により偏向されたレーザビームを感光材料上へ収束させる光学系とを有するポリゴン部、を備えた光学箱に用いられ、
    前記光学箱に形成され、前記レーザビームを前記感光材料へ導く開口部と、
    前記光学箱内部に風を供給して加圧し、前記開口部を含む前記光学箱外部からの埃の侵入を阻止する加圧手段と、
    前記レーザビームを出射する光源部と、
    前記ポリゴン部から出射されたレーザビームを前記光学箱外部に出射する出射部と、
    を備えた光学箱の防塵構造において、
    前記光学箱は、第1の中壁、第2の中壁、及び第3の中壁によって、前記光源部を有する第1部屋、前記ポリゴン部を有する第2部屋、及び前記出射部を有する第3部屋に区画され、
    前記第1部屋は第1蓋で覆われ、前記第2部屋は第2蓋で覆われ、前記第3部屋は第3蓋で覆われるとともに、
    前記第2蓋が前記第2の中壁に掛かる部分へ前記第3蓋をオーバーラップさせ、
    前記第2蓋が前記第1の中壁に掛かる部分へ前記第1蓋をオーバーラップさせ、
    前記第3蓋が前記第3の中壁に掛かる部分へ前記第1蓋をオーバーラップさせたことを特徴とする光学箱の防塵構造。
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