JP2000111667A - からくり時計 - Google Patents

からくり時計

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JP2000111667A
JP2000111667A JP10279131A JP27913198A JP2000111667A JP 2000111667 A JP2000111667 A JP 2000111667A JP 10279131 A JP10279131 A JP 10279131A JP 27913198 A JP27913198 A JP 27913198A JP 2000111667 A JP2000111667 A JP 2000111667A
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Hideyuki Tanaka
秀之 田中
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造の簡略化、部品点数の削減等を図りつつ、
動的変化の意外性に富んだ優れた鑑賞性を与え、又、高
精度に作動するからくり時計を提供する。 【解決手段】筐体2内に収納された装飾体7を有し、こ
の装飾体7の前方において配置された文字板6を、回転
軸5を通る線にて2分割して左側文字板6aと右側文字
板6bとにより形成し、遊星歯車機構30,31を用い
て、左側文字板6aと右側文字板6bとを自転及び回転
軸5回りに公転させて開閉動作を行なわせる。また、左
側文字板6aと右側文字板6bとが、回転軸5の軸線方
向に振れるのを防ぐ第2クランク部材34を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、からくり時計に関
し、特に、所定の時刻になると文字板等を移動させて背
後に収納された人形等の装飾体を出現させるからくり時
計に関する。
【0002】
【従来の技術】時計の文字板を複数の分割片により構成
し、例えば正時になると、この複数の分割片を分離する
ように移動させて、その背後に収容された人形などの装
飾体を出現させ、音楽に合わせてこの装飾体を作動させ
るようなからくり時計が開発され製品化されている。
【0003】このようなからくり時計としては、例えば
特公平8−10256号公報、特開平8−68870号
公報等に開示されたものが存在する。この特公平8−1
0256号公報に開示のからくり時計は、文字板を複数
に分割された略扇状の素片により形成し、所定の時刻に
なると、これらの素片を回動させて花弁状に広がらせる
ようにし、この文字板の背後に収納された人形等の装飾
体を目視できるようにしたものである。上記分割された
文字板のそれぞれの素片を回動させる駆動機構として
は、外周に歯が形成されたリング状のラック、このラッ
クに噛み合うようにラックの径方向外側に配置された複
数の歯車等を設け、この複数の歯車の回転軸にそれぞれ
の素片を固定して、ラックを駆動モータにより駆動する
ことにより、素片を開閉自在に回動させるように構成し
ている。
【0004】また、特開平8−68870号公報に開示
のからくり時計は、文字板を上下に2分割できるように
形成し、所定の時刻になると、この文字板を上下にそれ
ぞれ分離させて、その文字板の背後に収容された人形等
の装飾体を目視できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特公平
8−10256号公報に開示のからくり時計において
は、分割された文字板のそれぞれの素片を回動させる駆
動機構として、外周に歯が形成されたリング状のラッ
ク、このラックに噛み合うようにラックの径方向外側に
配置された複数の歯車等を採用していることから、径方
向において時計全体が大型化し、部品の集約化が困難で
あるという問題があった。
【0006】また、回動させられて開いた状態にある文
字板のそれぞれの素片は、回転軸により支持されるのみ
であり、前後方向におけるガタツキすなわちあおり等を
生じる場合があるという問題があった。さらに、文字板
を形成するそれぞれの素片の移動範囲としては、固定さ
れた回転軸回りに回動する範囲であるため、それ程目立
つものでもなく、動的変化の意外性という面では、若干
迫力に欠けるという問題があった。
【0007】また、上記特開平8−68870号公報に
開示のからくり時計においても、上下に2分割された文
字板は、単に上下に分離移動するだけであるため、内部
の装飾体を出現させることはできるものの、外観の変化
として強い印象を及ぼすものではなく、同様に変化の意
外性に乏しいという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて成さ
れたものであり、その目的とするところは、構造の簡略
化、部品点数の削減等を図りつつ、装飾体の前方を開閉
する文字板等の動的変化の意外性に富んでより優れた鑑
賞性を与えることができ、その開閉時における文字板等
の位置決め等を確実高精度に行なえるからくり時計を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構成を
なす発明を見出すに至った。すなわち、本発明のからく
り時計は、開閉自在に配置されかつ所定軸を通る線にて
分割された複数の分割片により形成される開閉蓋体を備
えるからくり時計であって、上記開閉蓋体を形成する分
割片を自転及び上記所定軸回りに公転させつつ開閉動作
を行なわせる開閉駆動手段と、上記開閉蓋体を形成する
分割片が上記所定軸の軸線方向に振れるのを防ぐように
拘束する拘束手段と、を有することを特徴としている。
【0010】上記構成のからくり時計においては、上記
開閉駆動手段が、上記所定軸と同軸にて筐体に対し回動
不能に固定された太陽歯車と、この太陽歯車に噛合する
遊星歯車と、この遊星歯車の回転中心部に一端部が固定
されかつ他端部が上記回転中心部から偏倚した位置にて
上記分割片に回動自在に連結された連結部材と、上記所
定軸回りに回動自在に配置されかつ上記遊星歯車を回動
自在に支持する支持部材と、この支持部材を上記所定軸
回りに回動させる駆動源とからなり、上記拘束手段が、
上記支持部材に一端部が回動自在に連結されかつ他端部
が上記一端部の連結位置から偏倚した位置にて上記分割
片に回動自在に連結された第2連結部材からなる、構成
を採用することができる。
【0011】上記構成のからくり時計においては、上記
連結部材が上記所定軸の軸線方向において段差を有する
クランク部材からなり、上記第2連結部材が上記所定軸
の軸線方向において段差を有する第2クランク部材から
なる、構成を採用することができる。上記構成のからく
り時計においては、上記開閉蓋体として文字板を採用
し、上記所定軸として指針の回転軸と同軸を採用する、
構成とすることがきる。
【0012】本発明のからくり時計においては、例えば
正時等の所定時刻になると、開閉蓋体が開閉駆動手段に
より駆動されて、この開閉蓋体を形成する分割片は自転
しつつ所定軸回りに公転して開閉動作を行なう。この
際、拘束手段により、閉状態はもちろんのこと開状態に
ある分割片が所定軸の軸線方向に振れないように拘束さ
れる。
【0013】上記構成のからくり時計において、上記開
閉駆動手段が、上記太陽歯車、遊星歯車、連結部材、支
持部材、駆動源等により構成され、かつ、拘束手段が前
述同様の第2連結部材により構成された場合は、駆動源
により支持部材が回転させられると、太陽歯車に噛み合
った遊星歯車が回転しつつ太陽歯車の回りを公転し、こ
の遊星歯車と共に連結部材も回転し、この連結部材と連
結された分割片は、自転すると共に支持部材の回転中心
回りに公転して開閉動作を行なう。この際に、第2連結
部材により、開状態にある分割片が所定軸の軸線方向に
振れないように拘束される。
【0014】上記構成のからくり時計において、上記開
閉蓋体として文字板を採用し、上記所定軸として指針の
回転軸と同軸を採用した場合は、この文字板が上記のよ
うな開閉動作を行ない、例えばその背後に装飾体が収納
されている場合、この装飾体を出現させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のからくり時計に係
る実施の形態について、説明上の便宜のため一部透視図
として示された添付図面に基づき説明する。図1は、本
発明のからくり時計に係る一実施形態を示すものであ
り、(a)はその正面図、(b)は後述する開閉駆動手
段により文字板が分離されて180°自転及び公転した
状態を示す正面図、(c)は(a)中のE−E部におけ
る縦断面図である。この実施形態に係るからくり時計1
は、外側輪郭を画定する筐体2と、この筐体2の前方を
塞ぐガラス3と、所定軸すなわち長針4a及び短針4b
等の回転軸5を通る線Lにて2つに分割された開閉蓋体
を形成する分割片としての左側文字板6a及び右側文字
板6bからなる文字板6と、この文字板6の背後に収納
された装飾体7と、この装飾体7のさらに背後に位置す
る回転体あるいは支持部材としての回転板20と、文字
板6の下方に位置して鉛直軸回りに回転する回転飾り9
と、左側文字板6a及び右側文字板6bを自転及び回転
軸5回りに公転させつつ開閉動作を行なわせる開閉駆動
手段(不図示)と、長針4a及び短針4b等を駆動する
ムーブメント(不図示)等を、その基本構成として備え
ている。
【0016】上記筐体2の後方側には、図2ないし図4
に示すように、この筐体2に対して固定された固定板1
0が配置されており、この固定板10の前方には、所定
間隔を開けて支持部材としての円形輪郭をなす回転板2
0が配置されており、この回転板20は、固定板10側
に位置する第1回転板21とこの第1回転板21と所定
間隔を開けて積層されると共に第1回転板21と一体的
に回転するように結合された第2回転板22との2段構
成になっている。
【0017】上記第1回転板21及び第2回転板22
は、固定板10から前方に向けて突出するように固定板
10に嵌着して固定されかつ指針4(4a,4b)の回
転軸5を案内する円筒状パイプ23に、それらの中心孔
21a,22aが外嵌されて、この円筒状パイプ23回
りに回動自在となっている。また、第1回転板21の背
面には、この第1回転板21の回転軸と同軸に被駆動歯
車24が固着されており、この被駆動歯車24には、固
定板10の背面に配置された駆動源としてのモータ2
5、このモータ25のスピンドルに固着された駆動歯車
25a、2段歯車26a及び小歯車26b〜26eから
なる歯車列26を介して、回転駆動力が付与されるよう
になっている。すなわち、モータ25の回転により、第
1回転板21及び第2回転板22が、指針4の回転軸5
と同軸回りに回転するようになっている。さらに、固定
板10に設けられたローラ11により、第1回転板21
の外周縁部が支持されて、その回転動作がスムーズに行
なわれるようになっている。尚、上記円筒状パイプ23
の内部に挿通された回転軸5の後端部には、固定板10
の背面に固定されたムーブメントMが配置されており、
このムーブメントMにより、指針4の作動が制御される
ようになっている。
【0018】上記第1回転板21と第2回転板22との
間には、上記円筒状パイプ23に外嵌して回動不能に固
着された太陽歯車30が配置されており、この太陽歯車
30に噛み合うように、周方向において略等間隔に4個
の遊星歯車31が配置され、これら遊星歯車31の中心
部に形成された軸部31aが、第1回転板21及び第2
回転板22に形成された軸受孔21b,22bに嵌入さ
れて回動自在に支持されている。また、上記4個の遊星
歯車31のそれぞれの間には、同様に太陽歯車30に噛
み合うように4個の装飾体用歯車32が配置され、これ
ら装飾体用歯車32の中心部に形成された軸部32a
が、第1回転板21及び第2回転板22に形成された軸
受孔21c,22cに嵌入されて回動自在に支持されて
いる。
【0019】上記遊星歯車31の軸部31aは、その端
部が第2回転板22の前面から突出しており、この端部
には、回転軸5の軸線方向(前後方向)において段差を
有する連結部材としてのクランク部材33の一端部33
aが固着されている。一方、上記クランク部材33の他
端部33bは、連結孔33b’をもつ環状部として形成
され、この環状部の連結孔33b’が、左側文字板6a
及び右側文字板6bの背面から突出するように形成され
た円柱状の連結軸6cに外嵌され、回動自在に連結され
ている。
【0020】上記4個のクランク部材33は、左側文字
板6a及び右側文字板6bが接合した閉状態において、
図2に示すように、上下それぞれ一対の他端部33b同
士が近接し一直線状に並ぶように配置されている。
【0021】上記回転軸5と同軸にて筐体2に対し回動
不能に固定された太陽歯車30、この太陽歯車30に噛
合する遊星歯車31、遊星歯車31の回転中心部である
軸部31aに一端部33aが固定されかつ他端部33b
が軸部31aから偏倚した位置にて分割片である左側文
字板6a及び右側文字板6bそれぞれに回動自在に連結
されたクランク部材33、第1回転板21及び第2回転
板22からなる回転板20、モータ25、駆動歯車25
a、歯車列26、被駆動歯車24等により、開閉蓋体と
しての文字板6を形成する左側文字板6a及び右側文字
板6bを自転及び回転軸5回りに公転させつつ開閉動作
を行なわせる開閉駆動手段が構成されている。
【0022】また、図2及び図4に示すように、第1回
転板21及び第2回転板22と左側文字板6a及び右側
文字板6bとの間には、上述クランク部材33と同様の
クランク形状をなし、左側文字板6a及び右側文字板6
bが回転軸5の軸線方向(前後方向)に振れるのを防ぐ
ように拘束する拘束手段すなわち第2連結部材としての
2個の第2クランク部材34が配置されている。この2
個の第2クランク部材34は、それぞれ線Lに対して対
称な位置に、かつ、左側文字板6a及び右側文字板6b
が接合した閉状態において、各々の他端部34bが近接
するように配置され、又、その一端部34aは、第1回
転板21及び第2回転板22に回動自在に連結され、他
端部34bは、それぞれ左側文字板6a及び右側文字板
6bに回動自在に連結されている。
【0023】このような第2クランク部材34を設けた
ことにより、特に、開いた状態にある左側文字板6a及
び右側文字板6bの振れすなわちガタツキが抑制あるい
は防止される。
【0024】さらに、図5に示すように、第2回転板2
2と左側文字板6a及び右側文字板6bとの間には、略
円形状をなし種々の飾りが施してある4個の装飾体7が
配置されており、この装飾体7は、装飾体用歯車32の
軸部32aすなわち第2回転板22の前面から突出する
軸部32aの端部に固着されている。したがって、モー
タ25の回転により、回転板20(21,22)が回転
させられると、この装飾体用歯車32の自転及び公転に
より、装飾体7は、自転すると共に回転軸5の回りに公
転することになる。
【0025】上記装飾体7を配置するにあたって、遊星
歯車31と文字板6とを連結する連結部材として上記ク
ランク部材33、あるいは、文字板6の振れを防止する
第2連結部材として上記第2クランク部材34を採用し
ていることから、文字板6と第2回転板22との間にお
いて十分な空間を確保することができ、この空間の所定
位置に装飾体7を容易に配置することができる。
【0026】上記固定板10の背面外周領域には、図6
に示すように、固定板10に植設された支持軸41に
は、揺動自在となるように揺動アーム42が配置されて
おり、その一端部42aには、固定板10に形成された
開口部(不図示)を通り抜けて第1回転板21の前方ま
で達する係合ピン42a’が設けられている。また、そ
の他端部42bは、固定板10に固着されたスイッチ4
3に係合し得るようになっている。
【0027】一方、第1回転板21の外周縁部には、径
方向外側に向けてテーパ状に拡開する係止部としてのテ
ーパ状凹部44が形成されており、左側文字板6a及び
右側文字板6bが接合して閉じた状態で、このテーパ状
凹部44に上記係合ピン42a’が入り込み、すなわ
ち、揺動アーム42がR方向に回動して、その他端部4
2bがスイッチ43から離脱ないしは他端部42bによ
る押圧力が低下し、スイッチ43がオフとされ、モータ
25の回転を停止させるようになっている。尚、揺動ア
ーム42がR方向と逆回りに回動すると、再び他端部4
2bがスイッチ43に係合ないしは押圧して、スイッチ
43がオンとされる。
【0028】さらに、第1回転板21の背面から突出す
るように植設された支持軸45には、揺動自在となるよ
うに案内用揺動レバー46が配置されており、この案内
用揺動レバー46の揺動端側には、外側に向けて開口す
る案内溝46aが形成されると共にこの揺動端部46b
の両外側外周面は湾曲するように形成され、又、略中央
部には、揺動方向に伸長する長孔46cが形成されてい
る。また、この長孔46cには、第1回転板21に植設
されその背面から突出するストッパピン47が遊挿され
ており、この案内用揺動レバー46は、所定の範囲で揺
動するように規制されている。さらに、上記揺動端部4
6bは、第1回転板21の外周面よりも僅かに径方向外
側に突出している。
【0029】すなわち、第1回転板21が、図7(a)
に示すように、R1方向に回転して揺動アーム42の係
合ピン42a’がテーパ状凹部44に近づくと、この係
合ピン42a’が先ず案内用揺動レバー46の右側の揺
動端部46bに当接(係合)し、案内用揺動レバー46
をR1方向と逆向きに揺動させる。そして、長孔46c
の右側面がストッパピン47に当接してそれ以上の揺動
が禁止されると、係合ピン42a’は右側の揺動端部4
6bの外周面に乗り上げ、さらに第1回転板21がR1
方向に回転すると、図7(b)に示すように、係合ピン
42a’は右側の揺動端部46bから離脱して案内溝4
6aに案内され、テーパ状凹部44の略中央部に入り込
む。
【0030】一方、第1回転板21が、図7(c)に示
すように、逆向きのR2方向に回転して揺動アーム42
の係合ピン42a’がテーパ状凹部44に近づくと、前
述同様に、この係合ピン42a’が先ず案内用揺動レバ
ー46の左側の揺動端部46bに当接(係合)し、案内
用揺動レバー46をR2方向と逆向きに揺動させる。そ
して、長孔46cの左側面がストッパピン47に当接し
てそれ以上の揺動が禁止されると、係合ピン42a’は
左側の揺動端部46bの外周面に乗り上げ、さらに第1
回転板21がR2方向に回転すると、図7(d)に示す
ように、係合ピン42a’は左側の揺動端部46bから
離脱して案内溝46aに案内され、テーパ状凹部44の
略中央部に入り込む。
【0031】以上のように、案内用揺動レバー46を設
けたことにより、第1回転板21がいずれの方向に回転
する場合であっても、係合ピン42a’は、テーパ状凹
部44の略中央部に入り込み、これにより、所定のタイ
ミングにて確実にスイッチ43をオフにすることができ
る。
【0032】上記揺動アーム42、揺動アーム42の一
端部42aに設けられた係合ピン42a’、係止部とし
てのテーパ状凹部44、モータ25の作動をオン/オフ
制御するスイッチ43等により、回転体としての第1回
転板21あるいは開閉蓋体すなわち文字板6(6a,6
b)が、所定回転角度位置に達したことを、あるいは、
閉状態にある休止位置から開状態にある動作位置に移動
させられ再び休止位置に復帰したことを検知する検知手
段40が構成されている。
【0033】尚、上記同様の揺動アーム、係合ピン、テ
ーパ状凹部、スイッチ等の組み合わせを別個に設けて、
文字板6(6a,6b)が例えば180°自転及び公転
した位置、すなわち、最も開いた状態に達したことを検
知する検知手段を形成し、この状態でモータ25を停止
させてこの開状態を保持する構成を採用することも可能
である。この構成によれば、消費者向けに展示するよう
な場合に、このからくり時計のからくりの一態様すなわ
ち装飾体7が出現した状態を明確に見せることができ
る。
【0034】上記文字板6を形成する左側文字板6aに
は、図8に示すように、その背面上方領域でかつ分割面
近傍領域に、後方に向けて突出する第1ストッパ片51
が固着されており、一方、上記文字板6を形成する右側
文字板6bには、その背面上方領域でかつ分割面近傍領
域に、後方に向けて突出する支持軸52に対して第1位
置決めレバー53が揺動自在に設けられている。この第
1位置決めレバー53には、その揺動端側に係合片53
aが形成され、又、略中央部に揺動方向に伸長する長孔
53bが形成されており、右側文字板6bの背面から突
出するストッパピン54がこの長孔53bに遊挿され
て、第1位置決めレバー53の揺動動作を所定範囲に規
制している。
【0035】また、上記文字板6を形成する右側文字板
6bには、図8に示すように、その背面下方領域でかつ
分割面近傍領域に、後方に向けて突出する第2ストッパ
片55が固着されており、一方、上記文字板6を形成す
る左側文字板6aには、その背面下方領域でかつ分割面
近傍領域に、後方に向けて突出する支持軸56に対して
第2位置決めレバー57が揺動自在に設けられている。
この第2位置決めレバー57には、その揺動端側に係合
片57aが形成され、又、略中央部に揺動方向に伸長す
る長孔57bが形成されており、左側文字板6aの背面
から突出するストッパピン58がこの長孔57bに遊挿
されて、第2位置決めレバー57の揺動動作を所定範囲
に規制している。
【0036】上記構成において、前述の開閉駆動手段に
より開閉駆動されて、左側文字板6a及び右側文字板6
bが、図8中右回りに回転駆動されると、閉状態の休止
位置から開状態の動作位置を経て再び閉状態の休止位置
に近づく際に、図8に示すように、第1ストッパ片51
の下側面51bが第1位置決めレバー53の係合片53
aの上側面53a’に係合し、又、第2ストッパ片55
の上側面55aが第2位置決めレバー57の係合片57
aの下側面57a’’に係合する。そして、長孔53b
の上側面及び長孔57bの下側面がそれぞれストッパピ
ン54,58に当接した位置、すなわち、左側文字板6
a及び右側文字板6bの分割面が上下方向において一致
した位置にて、この左側文字板6a及び右側文字板6b
がお互いに位置決めされることになる。
【0037】また、上記構成において、前述の開閉駆動
手段により開閉駆動されて、左側文字板6a及び右側文
字板6bが、図8中左回りに回転駆動されると、閉状態
の休止位置から開状態の動作位置を経て再び閉状態の休
止位置に近づく際に、第1ストッパ片51の上側面51
aが第1位置決めレバー53の係合片53aの下側面5
3a’’に係合し、又、第2ストッパ片55の下側面5
5bが第2位置決めレバー57の係合片57aの上側面
57a’に係合する。そして、長孔53bの下側面及び
長孔57bの上側面がそれぞれストッパピン54,58
に当接した位置、すなわち、左側文字板6a及び右側文
字板6bの分割面が上下方向において一致した位置に
て、この左側文字板6a及び右側文字板6bがお互いに
位置決めされることになる。
【0038】上記第1ストッパ片51及び第1位置決め
レバー53、第2ストッパ片55及び第2位置決めレバ
ー57等により、開閉蓋体である左側文字板6a及び右
側文字板6bが、休止位置に復帰して閉状態となる際
に、この左側文字板6a及び右側文字板6b同士の分割
面の位置決めをする第1の位置決め手段50が形成され
ている。
【0039】また、上記左側文字板6a及び右側文字板
6bの背面上で分割面領域には、閉状態にて上下方向に
長尺でかつ水平方向に往復動する2つの付勢レバー6
1,62が配置されている。この付勢レバー61,62
は、その略中央部において水平方向に伸長する長孔61
a,62aが形成されており、この長孔61a,62a
に対して、左側文字板6a及び右側文字板6bから後方
に向かって突出する案内ピン63,64が遊嵌されて、
この長孔61a,62aの伸長方向に、往復動自在とな
っている。
【0040】また、上記付勢レバー61,62の両端側
には、係合片61b,62bが形成されており、又、こ
の係合片61b,62bの一部には係合突起61c,6
2cが形成されている。一方、前述クランク部材の他端
部33bの外周面にも、係合突起67,68が一体的に
形成されている。
【0041】さらに、上記案内ピン63,64と付勢レ
バー61,62との間には、付勢バネ65,66設けら
れており、閉状態において、上記係合突起61cと係合
突起67とが係合しかつ係合突起62cと係合突起68
とが係合するように、閉状態以外の状態において、係合
片61b及び係合片62bと他端部33bの外周面とが
係合するように、付勢レバー61,62が付勢されてい
る。
【0042】すなわち、左側文字板6a及び右側文字板
6bの連結軸6cとクランク部材33の他端部33bに
形成された連結孔33b’との間には、連結状態で若干
の隙間が存在すため、特に、閉状態において、上記付勢
レバー61,62が、この隙間を吸収するように左側文
字板6a及び右側文字板6bをお互いに近付けるように
付勢し、分割面間に隙間が極力生じないように両分割面
を密着させる。尚、上記隙間は、製造技術上の寸法のバ
ラツキ等を吸収するために必要なものである。
【0043】上記構成においては、左側文字板6a及び
右側文字板6bが、図8中右回りに回転して再び閉状態
の休止位置に復帰する場合に、係合突起67と係合突起
61cとの係合により、左側文字板6aが下向きに押圧
され、又、係合突起68と係合突起62cとの係合によ
り、右側文字板6bが上向きに押圧され、左側文字板6
a及び右側文字板6bの分割面の位置決めがより一層高
精度に行なわれることになる。
【0044】同様に、左側文字板6a及び右側文字板6
bが、図8中左回りに回転して再び閉状態の休止位置に
復帰する場合に、係合突起67と係合突起61cとの係
合により、左側文字板6aが上向きに押圧され、又、係
合突起68と係合突起62cとの係合により、右側文字
板6bが下向きに押圧され、左側文字板6a及び右側文
字板6bの分割面の位置決めがより一層高精度に行なわ
れることになる。
【0045】上記付勢レバー61,62、付勢バネ6
5,66、係合突起61c,62c及び係合突起67,
68等により、開閉蓋体である左側文字板6a及び右側
文字板6bが、休止位置に復帰して閉状態となる際に、
この左側文字板6a及び右側文字板6b同士の分割面の
位置決めをする第2の位置決め手段60が形成されてい
る。
【0046】また、第1回転板21の背面には、図9に
示すように、ストッパピン71が後方に向け突出して形
成され、固定板10の前面には、植設された支持軸72
に対して揺動レバー73が揺動自在に設けられている。
この揺動レバー73には、その揺動端部側に係合片73
aが形成され、又、略中央部に長孔73bが形成されて
おり、この長孔73bには、固定板10に植設されたス
トッパピン74が遊嵌されて、揺動レバー73の揺動動
作が所定範囲に規制されている。
【0047】すなわち、第1回転板21が、図9に示す
ように右回りに回転させられて文字板6が再び閉状態と
なる休止位置に復帰する際に、この休止位置において、
長孔73bの右側面にストッパピン74が当接して、そ
れ以上の揺動が禁止された状態にある揺動レバー73の
係合片73a右側面に、ストッパピン71が当接し、第
1回転板21のそれ以上の回転が防止される。これによ
り、休止位置において、第1回転板21すなわち文字板
6を確実に停止させることができる。
【0048】第1回転板21が、図9とは逆回りに回転
させられて文字板6が再び閉状態となる休止位置に復帰
する際には、この休止位置において、長孔73bの左側
面にストッパピン74が当接して、それ以上の揺動が禁
止された状態にある揺動レバー73の係合片73a左側
面に、ストッパピン71が当接し、第1回転板21のそ
れ以上の回転が防止される。これにより、休止位置にお
いて、第1回転板21すなわち文字板6を確実に停止さ
せることができる。
【0049】次に、本実施形態に係るからくり時計の動
作について説明する。図10に示すように、文字板6
(6a,6b)が閉状態すなわち休止位置にある状態
で、所定の時刻例えば正時になると、制御部(不図示)
により駆動信号が発せられて、モータ25が一方向に回
転し、歯車列26を介して被駆動歯車24及び回転板2
0(21,22)が例えば図10中右回りに回転し始め
る。
【0050】この回転板20の右回り回転により、遊星
歯車31は太陽歯車30の回りを自転しつつ公転し、
又、クランク部材33も同様に右回りに自転しつつ公転
することになる。このクランク部材33の右回り回転に
より、右側文字板6bは右回り下向きに自転しつつ回転
軸5の回りを公転し、一方、左側文字板6aは右回り上
向きに自転しつつ回転軸5の回りを公転する。
【0051】そして、90°公転したところで、図11
に示すように、右側文字板6bが下側で横向きに位置付
けられ、一方、左側文字板6aが上側で横向きに位置付
けられて、文字板6は半開きの状態となり、背後に収納
された装飾体7が出現し始める。この時、装飾体7は、
装飾体用歯車32の右回り回転により、回転軸5の回り
を右回りに自転しつつ公転している。
【0052】回転板20がさらに回転して、文字板6が
180°公転した位置に達すると、図12に示すよう
に、右側文字板6bは逆さまになって左側に位置付けら
れ、一方、左側文字板6aは逆さまになって右側に位置
付けられて、文字板6は全開の状態となり、背後に収納
された装飾体7が完全に出現する。この際、装飾体7
は、前述同様に回転軸5の回りを右回りに自転しつつ公
転している。
【0053】回転板20がさらに回転して、文字板6が
360°近くまで公転すると、左側文字板6aと右側文
字板6bとがお互いに近づいて接合する際に、第1スト
ッパ片51及び第1位置決めレバー53、第2ストッパ
片55及び第2位置決めレバー57等からなる第1の位
置決め手段50が、この左側文字板6a及び右側文字板
6b同士の分割面の位置決めをする。
【0054】また、同時に、付勢レバー61,62、付
勢バネ65,66、係合突起61c,62c及び係合突
起67,68等からなる第2の位置決め手段60が、左
側文字板6aと右側文字板6bとがお互いに近づいて接
合する際に、左側文字板6aを上側から押し下げるよう
に付勢し、又、右側文字板6bを下側から押し上げるよ
うに付勢する。これにより、上記第1の位置決め手段5
0による両者の分割面の位置決めがより高精度に行なわ
れることになる。
【0055】そして、文字板6が360°公転すると、
検知手段40すなわち揺動アーム42の係合ピン42
a’が、案内揺動レバー46により案内されつつ第1回
転板21のテーパ状凹部44に入り込み、スイッチ43
をオフにしてモータ25の作動を停止させる。
【0056】この時、上記第1の位置決め手段50及び
第2の位置決め手段60により、左側文字板6aと右側
文字板6bとは確実に位置決めされており、又、第1回
転板21のストッパピン71が固定板10の揺動レバー
73の係合片73aに当接して、それ以上の回転が禁止
され、文字板6は閉状態である休止位置に高精度に位置
決め保持されることになる。
【0057】上記正時等の文字板6の開閉動作は、上記
行程で終了させてもよく、あるいは、上記文字板6の右
回りの回転に続いて、逆向きの左回りの回転を行なわせ
再び休止位置に達したところで終了させることもでき
る。この場合の左回りの動作も基本的には前述右回りの
動作と同様であり、ここでの説明は省略する。
【0058】以上述べた実施形態においては、文字板6
を2分割としたが、これに限るものではなく、例えば、
さらに水平方向に分割して4分割とし、各々の分割片を
1つのクランク部材33と1つの第2クランク部材34
に連結する構成を採用することもできる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のからくり時
計によれば、例えば正時等の所定時刻になると、文字板
等の開閉蓋体が自転及び所定軸回りに公転つつ開閉動作
を行ない、例えば背後に装飾体が収納されている場合、
この装飾体を出現させる。したがって、からくり時計と
しての変化の意外性が増し、優れた鑑賞性が得られる。
また、この開閉動作の際に、文字板等の開閉蓋体を形成
する分割片は拘束手段により、所定軸の軸線方向に振れ
ないように保持され、そのガタツキを防止できる。
【0060】上記構成のからくり時計において、文字板
等の開閉蓋体を開閉駆動する開閉駆動手段を、太陽歯
車、遊星歯車、連結部材、支持部材、駆動源等により構
成し、かつ、拘束手段を第2連結部材により構成した場
合は、所定軸回りに構成部品を集約させることができ、
これにより、時計本体の径方向における小型化が行なえ
る。
【0061】上記構成のからくり時計において、連結部
材及び第2連結部材をクランク部材及び第2クランク部
材とする場合は、開閉蓋体と支持部材との間に十分な空
間を確保することができ、装飾体の配置を容易に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のからくり時計を示すものであり、
(a)は正面外観図、(b)は文字板が開いた状態での
正面外観図、(c)は(a)中のE−E部における縦断
面図である。
【図2】本発明のからくり時計の開閉駆動手段を示す概
略構成図である。
【図3】図2に示す開閉駆動手段の右側面図である。
【図4】図2に示す開閉駆動手段の底面図である。
【図5】本発明のからくり時計の一部をなす装飾体を示
す正面図である。
【図6】本発明のからくり時計の一部をなす検知手段を
示す正面図である。
【図7】図6に示す検知手段の作動を説明するためのも
のであり、(a)ないし(d)はそれぞれの作動段階で
の状態図である。
【図8】本発明のからくり時計の一部をなす位置決め手
段を示す正面図である。
【図9】他の位置決め手段を示す正面図である。
【図10】文字板が閉状態の休止位置ある場合を示す正
面図である。
【図11】文字板が90°公転した動作位置にある場合
を示す正面図である。
【図12】文字板が180°公転した動作位置にある場
合を示す正面図である。
【符号の説明】
1 からくり時計 2 筐体 4 指針 5 回転軸 6 文字板(開閉蓋体) 6a 左側文字板(分割片) 6b 右側文字板(分割片) 7 装飾体 10 固定板 11 ローラ 20 回転板(支持部材) 21 第1回転板 22 第2回転板 23 円筒状パイプ 24 被駆動歯車 25 モータ(駆動源) 25a 駆動歯車 26 歯車列 30 太陽歯車 31 遊星歯車 32 装飾体用歯車 33 クランク部材(連結部材) 34 第2クランク部材(第2連結部材) 40 検知手段 42 揺動アーム 42a’ 係合ピン 43 スイッチ 44 テーパ状凹部(係止部) 46 案内用揺動レバー 47 ストッパピン 50 第1の位置決め手段 51 第1ストッパ片 52 第1位置決めレバー 55 第2ストッパ片 57 第2位置決めレバー 60 第2の位置決めレバー 61 付勢レバー 61c 係合突起 62 付勢レバー 62c 係合突起 65 付勢バネ 66 付勢バネ 67 係合突起 68 係合突起 71 ストッパピン 73 揺動レバー 74 ストッパピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在に配置されかつ所定軸を通る線
    にて分割された複数の分割片により形成される開閉蓋体
    を備えるからくり時計であって、 前記開閉蓋体を形成する分割片を自転及び前記所定軸回
    りに公転させつつ開閉動作を行なわせる開閉駆動手段
    と、 前記開閉蓋体を形成する分割片が、前記所定軸の軸線方
    向に振れるのを防ぐように拘束する拘束手段と、を有す
    ることを特徴とするからくり時計。
  2. 【請求項2】 前記開閉駆動手段は、前記所定軸と同軸
    にて筐体に対し回動不能に固定された太陽歯車と、前記
    太陽歯車に噛合する遊星歯車と、前記遊星歯車の回転中
    心部に一端部が固定されかつ他端部が前記回転中心部か
    ら偏倚した位置にて前記分割片に回動自在に連結された
    連結部材と、前記所定軸回りに回動自在に配置されかつ
    前記遊星歯車を回動自在に支持する支持部材と、前記支
    持部材を前記所定軸回りに回動させる駆動源とからな
    り、 前記拘束手段は、前記支持部材に一端部が回動自在に連
    結されかつ他端部が前記一端部の連結位置から偏倚した
    位置にて前記分割片に回動自在に連結された第2連結部
    材からなる、ことを特徴とする請求項1記載のからくり
    時計。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は前記所定軸の軸線方向に
    おいて段差を有するクランク部材からなり、前記第2連
    結部材は前記所定軸の軸線方向において段差を有する第
    2クランク部材からなる、ことを特徴とする請求項2記
    載のからくり時計。
  4. 【請求項4】 前記開閉蓋体が文字板であり、前記所定
    軸が指針の回転軸と同軸である、ことを特徴とする請求
    項1ないし3いずれか1つに記載のからくり時計。
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