JP2000111579A - クランプ式電流計用のボビン及びこれを用いたコアセンサ構造 - Google Patents

クランプ式電流計用のボビン及びこれを用いたコアセンサ構造

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JP2000111579A JP10281257A JP28125798A JP2000111579A JP 2000111579 A JP2000111579 A JP 2000111579A JP 10281257 A JP10281257 A JP 10281257A JP 28125798 A JP28125798 A JP 28125798A JP 2000111579 A JP2000111579 A JP 2000111579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業効率を高めつつ巻線の始端部と終端部との
短絡を阻止する。 【解決手段】磁気コア33と、該磁気コア33に覆設さ
せた嵌合時に基端側と先端側とにフランジ部12,13
を形成する突縁部16,19と17,20とを有する一
側ボビン部15と他側ボビン部18とからなるボビン1
1と、該ボビン11に施された巻線36の一方の端部3
6aと他方の端部36bとに個別に接続させた外部リー
ド37,38とを備え、突縁部19に倒伏自在に設けら
れたガイド舌片21,22のうち、ガイド舌片21には
通孔21a,21bを、ガイド舌片22には通孔22a
をそれぞれ設け、他方の端部36bは通孔21bを、一
方の端部36aは通孔21a,22aをそれぞれ挿通さ
せて導出して外部リード37,38に接続し、ガイド舌
片21,22を外部リード37,38の接続部37a,
38aともども絶縁テープ材39で被覆してコアセンサ
31を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線から引き出さ
れている一方の端部(例えば始端部)と他方の端部(例
えば終端部)とが相互に接触して短絡するのを確実に防
止できるようにしたクランプ式電流計用のボビン及びこ
れを用いたコアセンサ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来からあるクランプ式電流計
が備える一対のコアセンサのうち、左側に位置するもの
を一例として示したものであり、このうち、(イ)は巻
線処理を終えて巻線の始端部と終端部とを引き出してリ
ード線に接続した状態を、(ロ)は巻線の始端部と終端
部と対応するリード線との接続部位を絶縁テープで隠蔽
しリード線を引き出した状態をそれぞれ示す。
【0003】同図によれば、磁性鋼板を積層させて略円
弧状を呈して配置される磁気コア3との間にボビン4を
介在させ、該ボビン4にその始端部5aと終端部5bと
が基端側から引き出されるようにして巻線5を施すこと
によりセンサ部2が形成されている。
【0004】しかも、ボビン4から引き出された巻線5
の始端部5aと終端部5bとは、それぞれが細径である
が故に、断線を防止する観点から図4(イ)に示すよう
にリード線6,7に各別に接続した後、基端側に位置す
る巻線5に覆設された絶縁テープ6の背面側に沿わせて
やや折り返され、それぞれの接続部7a,8aが位置す
る部位に絶縁テープ9をさらに捲着することにより、図
4(ロ)に示すようにリード線7,8のみを外部に引き
出した後、図示しないシールドケース内に絶縁した状態
で収納することによりコアセンサ1が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
よれば、絶縁テープ9により接続部7a,8aを隠蔽し
て断線を防止しながらリード線7,8を引き出すことは
できるものの、それぞれの接続部7a,8aが巻線5と
直に接触しないようにあらかじめ絶縁テープ6を巻線5
上に捲着した上で、さらに絶縁テープ8を巻き付けると
いったように絶縁テープ6,9を二層巻きしなければな
らない作業上の煩雑さがあった。
【0006】また、絶縁テープ9を巻付ける際には、リ
ード線7,8の接続部7a,8a相互が接触して短絡す
ることのないように引き離した状態に配置してはいるも
のの、そのために特段の配慮と手腕とが必要になる問題
もあった。
【0007】本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑
み、巻線の一方の端部(例えば始端部)と他方の端部
(例えば終端部)との間の短絡を確実に阻止し、かつ、
作業性の向上と単純化にも寄与させることがきるように
したクランプ式電流計用のボビン及びこれを用いたコア
センサ構造を提供することにその目的がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべくなされたものであり、そのうち、本発明に係るボ
ビンの構成上の特徴は、対となって対向配置される磁気
コアのそれぞれに各別に覆設して巻線を施すべく嵌合自
在に二つ割りされ、かつ、その嵌合時にそれぞれの基端
側と先端側とにフランジ部を形成し得る突縁部を具備さ
せた一側ボビン部と他側ボビン部とからなるクランプ式
電流計用のボビンにおいて、一側ボビン部と他側ボビン
部とのいずれか一方がその基端側に備える前記突縁部に
は、二枚のガイド舌片を外周方向へと倒伏自在に突設す
るとともに、これらのガイド舌片をボビンの背面側に倒
伏させた際に内側に位置するガイド舌片には相互に離間
させた少なくとも2個の通孔を、外側に位置するガイド
舌片には少なくとも1個の通孔をそれぞれ穿設して巻線
から引き出されている一方の端部と他方の端部との隔離
挿通を自在としたことにある。
【0009】また、本発明に係るコアセンサ構造の構成
上の特徴は、対となって対向配置される磁気コアと、該
磁気コアのそれぞれに各別に覆設すべく二つ割りされ、
かつ、その嵌合時にそれぞれの基端側と先端側とにフラ
ンジ部を形成し得る突縁部を具備させた一側ボビン部と
他側ボビン部とからなるボビンと、該ボビンのフランジ
部相互間に位置する周面に施された巻線から引き出され
ている一方の端部と他方の端部とに個別に接続させて基
端側から各別に引き出された外部リードとを少なくとも
備えてなるクランプ式電流計のコアセンサにおいて、一
側ボビン部と他側ボビン部とのいずれか一方がその基端
側に備える前記突縁部は、倒伏自在に外周方向へと突設
された二枚のガイド舌片を備え、これらのガイド舌片の
うち、ボビンの背面側に倒伏させた際に内側に位置する
ガイド舌片には相互に離間させた少なくとも2個の通孔
を、外側に位置するガイド舌片には少なくとも1個の通
孔をそれぞれ設け、巻線の一方の端部は、内側に位置す
るガイド舌片が有する一方の通孔を挿通させて外部に導
出し、巻線の他方の端部は、内側に位置するガイド舌片
が有する他方の通孔と外側に位置するガイド舌片が有す
る1の通孔とを挿通させて外部に導出し各別に外部リー
ドに接続するとともに、これらのガイド舌片をボビンの
背面側に倒伏させた状態のもとで外部リードの接続部と
もども絶縁テープ材で被覆して外部リードを各別に外部
に引き出したことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るボビンの一
例をその左半分側について示す説明図であり、このうち
(イ)は組立前の背面図を、(ロ)は組立後の背面図
を、(ニ)は組立後の右側面図をそれぞれ示す。
【0011】同図によれば、ボビン11の全体は、図1
(イ)に示すように二つ割りされて嵌合自在に形成され
たポリプロピレンやポリエチレンなどの絶縁性の合成樹
脂材からなる例えば略円弧状など、適宜の形状を呈する
一側ボビン部15と他側ボビン部18とで構成されてい
る。
【0012】また、これら一側ボビン部15と他側ボビ
ン部18とを対面合致する配置関係のもとで嵌合させて
図1(ロ)に示すように組立てた際には、巻線捲着部1
4を間に介在させた基端部と終端部とのそれぞれに図1
(ハ)に示すようにフランジ部12,13を形成し得る
突縁部16,17と突縁部19,20とを有して形成さ
れている。
【0013】しかも、一側ボビン部15と他側ボビン部
18とのいずれか一方、図示例によれば他側ボビン部1
8の基端側に位置する突縁部19には、適宜長さの二枚
のガイド舌片21,22がその外周方向へと向けて倒伏
自在に突設されている。この場合、二枚のガイド舌片2
1,22は、突縁部19の下側に位置する開放縁19a
側から一方のガイド舌片21が他方のガイド舌片22よ
り長く、かつ、略V字形を呈する嘴状となるようにして
一体に突設するのが好ましい。なお、ガイド舌片21,
22は、突縁部19から個々独立した状態のもとで倒伏
自在に突設することもできる。
【0014】また、これらのガイド舌片21,22のう
ち、ボビン11の背面11a側に倒伏させた際に内側に
位置するガイド舌片21には、相互に離間させた少なく
とも2個の通孔21a,21bが、外側に位置するガイ
ド舌片22には、少なくとも1個の通孔22aがそれぞ
れ穿設されている。この場合、一方のガイド舌片21の
通孔21a,21bは、図示例のように縦列方向に適宜
長さをおいて離間させて設けることができるほか、横列
方向に離間させたり、斜め方向に離間させたりして設け
るものであってもよい。また、他方のガイド舌片22の
通孔22aは、ボビン11の背面11a側に倒伏させた
際に一方のガイド舌片21の通孔21aと対面合致する
位置関係のもとで形成するのが望ましい。
【0015】次に、上記ボビン11を用いてなる本発明
に係るコアセンサ構造につき、図2(イ)〜(ハ)とし
てその組立工程を示す説明図を参酌しながら該ボビン1
1の作用とともに説明する。
【0016】すなわち、本発明に係るコアセンサは、対
となって対向配置される磁気コア33と、上記した構造
を備えるボビン11と、該ボビン11のフランジ部1
2,13相互間に位置する巻線捲着部14の周面に施さ
れた巻線36から引き出されている一方の端部である例
えば始端部36aと、他方の端部である例えば終端部3
6bとに個別に接続させて基端側から各別に引き出され
た外部リード37,38とを少なくとも備えて形成され
ている。
【0017】この場合、磁気コア33は、基端噛合部3
4と先端噛合部35とを残してボビン11内に収容され
ており、これら基端噛合部34と先端噛合部35とは、
図示しない他方の磁気コアが備える先端噛合部と基端噛
合部との間で相互に櫛歯状となって噛合できるようにな
っている。
【0018】また、巻線36は、ボビン11のフランジ
部12,13相互間に位置する巻線捲着部14の周面に
その一方の端部(例えば始端部)36aをボビン11の
基端側からあらかじめ引き出した状態のもとで施される
ものであり、巻き上げた先端側から単に基端側へと、も
しくは一往復以上の巻線処理を施した後にその他方の端
部(例えば終端部)36bを基端側から引き出すことに
より、図2(イ)に示す状態となってその処理を終了す
る。
【0019】このようにして引き出された巻線36の一
方の端部36aと他方の端部36bとは、一方の端部3
6aの側がガイド舌片21の通孔21aとガイド舌片2
2の通孔22aとに挿通され、他方の端部36bの側が
ガイド舌片21の通孔21bに挿通されてそれぞれが外
部へと導出される。なお、この場合、必要によりガイド
舌片21の通孔21aとガイド舌片22の通孔22aと
には巻線36の他方の端部(例えば終端部)36bの側
を、ガイド舌片21の通孔21bには巻線36の一方の
端部(例えば始端部)36aの側を挿通するものであっ
てもよい。
【0020】次いで、巻線36の他方の端部(例えば終
端部)36bは、内側に位置するガイド舌片21をボビ
ン11の背面11a側へと倒伏させた上で外部リード3
8にその一部を部分的に巻き付けてある程度の余裕を付
与しながら半田付けされてなる接続部38aを介して外
部リード38の側に接続される。
【0021】巻線36の他方の端部36bを外部リード
38に接続した後は、外側に位置するガイド舌片22を
内側のガイド舌片21の側へと倒伏させた上で、巻線3
6の一方の端部(例えば始端部)36aが外部リード3
7に部分的に巻き付けてある程度の余裕を付与しながら
半田付けされてなる接続部37aを介して外部リード3
7の側に接続される。これにより、巻線36の一方の端
部36aと他方の端部36bとは、図2(ロ)に二点鎖
線で囲繞した円形部分と、これを拡大した図3とに示さ
れているように、外部リード37と外部リード38とに
各別に接続されることになる。
【0022】しかる後、巻線36の他方の端部(例えば
終端部)36bを含む外部リード38の接続部38aは
ガイド舌片21とガイド舌片22との間に挟み込み、巻
線36の一方の端部(例えば始端部)36aを含む外部
リード37の接続部37aはガイド舌片22上にその長
さ方向に沿わせて配置する。その上で、絶縁板として機
能するように巻線36の側に倒伏させたガイド舌片2
1,22ともども基端側に位置する巻線36部位の側に
絶縁テープ39を巻き付けて外部リード37,38を外
部へと各別に引き出すことにより、図2(ハ)に示すセ
ンサ部32が形成されることになる。なお、該センサ部
32は、図示しないシールドケース内に絶縁した状態で
収納することによりクランプ式電流計のコアセンサ31
として用いられることになる。
【0023】また、このとき、内側に位置するガイド舌
片21の長さが外側に位置するガイド舌片22よりも長
く形成されている場合には、通孔21bの位置を通孔2
1aの位置よりも長さ方向での外側に位置させてあって
も、巻線36の他方の端部(例えば終端部)36bを含
む外部リード38の接続部38aを巻線36の側から確
実に隔離して絶縁させることができる。
【0024】さらに、二枚のガイド舌片21,22が他
側ボビン部18に基端側に位置する突縁部19の下縁側
に位置する開放縁19aから略V字形を呈する嘴状に突
設されている場合には、ボビン11の背面側に位置する
巻線36に沿わせて密に倒伏させることができるので、
絶縁テープ39も凹凸を少なくして仕上がりよく円滑に
巻き付けることができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、巻線
の一方の端部と他方の端部とは、ボビンの基端側に位置
するフランジ部の側から突設されている二枚のガイド舌
片が有するそれぞれの通孔を挿通させて引き出すことが
できるので、一方の端部側と他方の端部側とを正しく仕
分けることにより、相互を短絡させることなく外部へと
確実に導出することがでる。
【0026】また、ガイド舌片は、これを倒伏させるこ
とにより巻線に対する絶縁板として機能させることがで
きるので、外部リードとの接続部が巻線と直に接触する
ことのないように絶縁テープを巻き付けておくという前
処理をなくすことができ、作業の簡素化を実現すること
ができる。
【0027】しかも、巻線の一方の端部と外部リードと
の接続部と、他方の端部と外部リードとの接続部とは、
二枚のガイド舌片を介して簡単、かつ、確実に隔離させ
ることができるので、外部リードの引出し作業も熟練を
要しない程度に単純化することができる。
【0028】なお、二枚のガイド舌片がボビンのフラン
ジ部の側から略V字形を呈する嘴状に突設されている場
合には、ボビンの背面側に位置する巻線に沿わせて密に
倒伏させることができるので、絶縁テープもその凹凸を
少なくして仕上がりよく円滑に巻き付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボビンの一例をその左半分側につ
いて示すものであり、このうち(イ)は組立前の背面図
を、(ロ)は組立後の背面図を、(ニ)は同右側面図を
それぞれ示す。
【図2】本発明に係るコアセンサ構造の一例についての
組立工程を示す説明図であり、このうち(イ)は巻線の
一方の端部と他方の端部とを引き出した状態を、(ロ)
はガイド舌片を介してリード線に巻線の一方の端部と他
方の端部とを各別に接続した状態を、(ハ)はガイド舌
片を巻線の背面側に倒伏させて絶縁テープを巻き付けて
リード線を引き出した状態をそれぞれ示す。
【図3】図2(ロ)における円形囲繞部分を拡大して示
す要部説明図。
【図4】従来からあるコアセンサ構造の一例についての
組立工程を示す説明図であり、このうち(イ)は引き出
された巻線の始端部と終端部とにリード線を各別に接続
した状態を、(ロ)は絶縁テープを巻き付けてリード線
を引き出した状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
11 ボビン 11a 背面 12,13 フランジ部 14 巻線捲着部 15 一側ボビン部 16,17 突縁部 18 他側ボビン部 19,20 突縁部 20a 開放縁 21,22 ガイド舌片 21a,21b,22a 通孔 31 コアセンサ 32 センサ部 33 磁気コア 34 先端噛合部 35 基端噛合部 36 巻線 36a 一方の端部(始端部) 36b 他方の端部(終端部) 37,38 外部リード 37a,38a 接続部 39 絶縁テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対となって対向配置される磁気コアのそれ
    ぞれに各別に覆設して巻線を施すべく嵌合自在に二つ割
    りされ、かつ、その嵌合時にそれぞれの基端側と先端側
    とにフランジ部を形成し得る突縁部を具備させた一側ボ
    ビン部と他側ボビン部とからなるクランプ式電流計用の
    ボビンにおいて、 一側ボビン部と他側ボビン部とのいずれか一方がその基
    端側に備える前記突縁部には、二枚のガイド舌片を外周
    方向へと倒伏自在に突設するとともに、これらのガイド
    舌片をボビンの背面側に倒伏させた際に内側に位置する
    ガイド舌片には相互に離間させた少なくとも2個の通孔
    を、外側に位置するガイド舌片には少なくとも1個の通
    孔をそれぞれ穿設して巻線から引き出されている一方の
    端部と他方の端部との隔離挿通を自在としたことを特徴
    とするクランプ式電流計用のボビン。
  2. 【請求項2】前記ガイド舌片は、突縁部の下側に位置す
    る開放縁側から略V字形を呈する嘴状に突設したことを
    特徴とする請求項1記載のクランプ式電流計用のボビ
    ン。
  3. 【請求項3】対となって対向配置される磁気コアと、該
    磁気コアのそれぞれに各別に覆設すべく二つ割りされ、
    かつ、その嵌合時にそれぞれの基端側と先端側とにフラ
    ンジ部を形成し得る突縁部を具備させた一側ボビン部と
    他側ボビン部とからなるボビンと、該ボビンのフランジ
    部相互間に位置する周面に施された巻線から引き出され
    ている一方の端部と他方の端部とに個別に接続させて基
    端側から各別に引き出された外部リードとを少なくとも
    備えてなるクランプ式電流計のコアセンサにおいて、 一側ボビン部と他側ボビン部とのいずれか一方がその基
    端側に備える前記突縁部は、倒伏自在に外周方向へと突
    設された二枚のガイド舌片を備え、これらのガイド舌片
    のうち、ボビンの背面側に倒伏させた際に内側に位置す
    るガイド舌片には相互に離間させた少なくとも2個の通
    孔を、外側に位置するガイド舌片には少なくとも1個の
    通孔をそれぞれ設け、巻線の一方の端部は、内側に位置
    するガイド舌片が有する一方の通孔を挿通させて外部に
    導出し、巻線の他方の端部は、内側に位置するガイド舌
    片が有する他方の通孔と外側に位置するガイド舌片が有
    する1の通孔とを挿通させて外部に導出し各別に外部リ
    ードに接続するとともに、これらのガイド舌片をボビン
    の背面側に倒伏させた状態のもとで外部リードの接続部
    ともども絶縁テープ材で被覆して外部リードを各別に外
    部に引き出したことを特徴とするクランプ式電流計のコ
    アセンサ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064643A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Hioki Ee Corp 磁気センサ
JP2016161387A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 日置電機株式会社 コアセンサおよび測定装置

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