JP2007064643A - 磁気センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】生産効率を向上し得る磁気センサを提供する。
【解決手段】コア21を収容したボビン22の外周に導線23が巻回された略弧状のコイル部2を備え、ボビン22は、導線23の始端部23aおよび終端部23bが引き出される引き出し側に位置するその長さ方向の端部にフランジ31が形成されて構成され、フランジ31には、導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ挿通させる切欠き31a,31bが形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、コアを収容したボビンの外周に導線が巻回されたコイル部を備えたクランプ式の磁気センサに関するものである。
この種の磁気センサとして、特開平11−295346号公報において出願人が開示したコアセンサが知られている。このコアセンサは、センサ部と、センサ部の周囲に配設されたシールド材とを備えて構成されている。この場合、センサ部は、略円弧状の磁気コアと、磁気コアを被覆するボビンと、ボビンの周囲に巻回(捲着)された巻線と、巻線を覆う絶縁材とを備えて構成されている。また、巻線の始端部および終端部は、ボビン(センサ部)の基端側から引き出されている。
特開平11−295346号公報(第3頁、第1−3図)
ところが、上記のコアセンサには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、このコアセンサでは、ボビンの周囲に巻回された巻線の始端部および終端部がボビンの基端側から引き出されている。この場合、ボビンにおける巻線の巻回部分は絶縁材で覆われているため、巻線の始端部および終端部を引き出すためには、絶縁材とボビンの基端側との間に隙間を設けたり、絶縁材に切欠き等を設けたりする必要がある。このため、例えば、巻線の始端部および終端部の引き出し部位に絶縁テープを貼付することで、絶縁材に隙間や切欠きを設けることに起因する絶縁性の低下を防止する必要がある。したがって、このコアセンサには、絶縁テープを貼付する作業等に起因して、生産効率の向上が困難であるという課題が存在する。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、生産効率を向上し得る磁気センサを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の磁気センサは、コアを収容したボビンの外周に導線が巻回された略弧状のコイル部を備えたクランプ式の磁気センサであって、前記ボビンは、前記導線の始端部および終端部が引き出される引き出し側に位置するその長さ方向の端部にフランジが形成されて構成され、前記フランジには、前記導線の始端部および終端部を挿通させる挿通部が形成されている。
また、請求項2記載の磁気センサは、請求項1記載の磁気センサにおいて、前記挿通部は、前記導線の始端部および終端部をそれぞれ個別に挿通可能な一対の切欠きで構成されている。
また、請求項3記載の磁気センサは、請求項2記載の磁気センサにおいて、前記フランジは略矩形に形成され、前記一対の切欠きは、前記フランジにおける互いに対向する2辺にそれぞれ形成されている。
また、請求項4記載の磁気センサは、請求項1から3のいずれかに記載の磁気センサにおいて、前記コイル部における前記導線の巻回部分を被覆するようにして配設されたコイルカバーと、当該コイルカバーを取り囲むようにして配設された複数のシールド板とを備えている。
請求項1記載の磁気センサによれば、導線の始端部および終端部が引き出される引き出し側に位置するボビンの端部にフランジを形成すると共に、導線の始端部および終端部を挿通させる挿通部をフランジに形成したことにより、導線の始端部および終端部を挿通部に挿通させてフランジの外側で例えばリード線とそれぞれ結線することができる。したがって、例えば、導線の巻回部分をコイルカバーで覆う際に、フランジとコイルカバーとの間に導線の始端部および終端部を引き出すための隙間を設けたり、始端部および終端部を通すための切欠きをコイルカバーに設けたりする必要がないため、導線の巻回部分をコイルカバーによって完全に被覆することができる。したがって、この磁気センサによれば、隙間や切欠きを設けることに起因する絶縁性の低下を防止するための絶縁テープ等の貼付作業が不要なため、その分、生産効率を十分に向上することができる。
また、請求項2記載の磁気センサによれば、一対の切欠きで挿通部を構成すると共にその一対の切欠きに導線の始端部および終端部をそれぞれ個別に挿通させることにより、例えば、単一の切欠きに始端部および終端部の両者を挿通させる構成とは異なり、始端部および終端部を例えばリード線とそれぞれ結線する際に、両者が輻輳して両者の判別が困難となる事態を確実に回避することができる。また、始端部および終端部を互いに離間させた位置においてリード線とそれぞれ結線することができるため、始端部および終端部同士の接触を確実に回避することができると共に、始端部および終端部の絶縁耐圧を十分に向上させることができる。
また、請求項3記載の磁気センサによれば、略矩形に形成したフランジにおける互いに対向する2辺に一対の切欠きをそれぞれ形成すると共に、各切欠きに導線の始端部および終端部をそれぞれ個別に挿通させることにより、例えば、フランジの1辺における互いに近接した位置に一対の切欠きを形成する構成と比較して、導線の始端部および終端部を互いに十分に離間させた位置においてリード線とそれぞれ結線することができるため、結線作業を容易に行うことができる。また、始端部および終端部を互いに十分に離間させることができるため、始端部および終端部同士の接触をより確実に回避することができると共に、始端部および終端部の絶縁耐圧を一層向上させることができる。
また、請求項4記載の磁気センサによれば、コイル部における導線の巻回部分を被覆するようにして配設したコイルカバーと、コイルカバーを取り囲むようにして配設した複数のシールド板とを備えたことにより、コイル部における導線の巻回部分をコイルカバーによって完全に被覆することができるため、コイル部とシールド板との間において十分な沿面距離を確保することができる。
以下、本発明に係る磁気センサの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、磁気センサ1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示す磁気センサ1は、例えば、導線に流れる電流を非接触で測定可能なクランプ式電流計に組み込まれるシールドタイプのクランプ式の磁気センサであって、コイル部2、コイルカバー3(図2参照)およびシールド部4を備えて構成されている。なお、クランプ式電流計には、この磁気センサ1と、磁気センサ1とほぼ同様に構成された他の磁気センサとで構成される一対の磁気センサが組み込まれるが、発明の理解を容易とするため、以下、磁気センサ1についてのみ説明する。
コイル部2は、図3に示すように、平面視が略弧状(略円弧状)の金属板を所要の枚数積層したコア21と、コア21における両端部21a,21bを除く部分を被覆するボビン22と、ボビン22の周囲に巻回された導線23(図2参照)とを備えて、平面視が略弧状(略円弧状)に構成されている。この場合、ボビン22の長さ方向における両端部には、図3に示すように、フランジ31,32がそれぞれ形成されている。また、図5,6に示すように、導線23の始端部23aおよび終端部23bが引き出される引き出し側に位置するフランジ31における互いに対向する一対の2辺には、導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ個別的に挿通させる一対の切欠き31a,31bがそれぞれ形成されている。この場合、この切欠き31a,31bによって本発明における挿通部が構成される。さらに、図2に示すように、ボビン22の長さ方向における両端部には、コイルカバー3およびシールド部4を位置合わせさせるための円柱状の突起部33,33・・が形成されている。
コイルカバー3は、図2に示すように、絶縁性を有する樹脂製の第1カバー41および第2カバー42を備えて構成され、コイル部2における導線23の巻回部分を被覆するようにして配設される。この場合、第1カバー41は、図2,8に示すように、断面コ字状の樋状に形成されて、コイル部2の厚み方向における奥側(図8における下側)の部分を被覆する。また、第1カバー41の長さ方向における両端部には、図2に示すように、位置合わせ用の切欠き41c,41cがそれぞれ形成されている。一方、第2カバー42は、図2,8に示すように、断面コ字状の樋状に形成されて、コイル部2の厚み方向における手前側(図8における上側)の部分を被覆する。また、第2カバー42の長さ方向における両端部には、図2に示すように、位置合わせ用の切欠き42d,42dがそれぞれ形成されている。
また、第1カバー41および第2カバー42は、図8に示すように、組立状態において、コイル部2の内周面2a側で各々の側壁41a,42aが互いに重なり合い、かつコイル部2の外周面2b側で各々の側壁41b,42bが互いに重なり合った状態で嵌合するように構成されている。さらに、第2カバー42における側壁42aの基端部には、同図および図2に示すように、その長さ方向に沿って筋状の凸部42cが形成されている。この場合、凸部42cは、組立状態において一対のコイル部2,2で構成されるリング状のクランプ部の中心側に向けて突出し、隣接する一対のシールド板51,54(これについては後述する)における互いに隣接する各々の側端部の間に挟み込まれてその両側端部を離間させる機能を有している。
シールド部4は、磁気センサ1を備えたクランプ式電流計を用いて電流を測定する際の外乱の影響を防止する機能を有しており、図8に示すように、コイル部2に配設されたコイルカバー3を取り囲むようにして配設されている。この場合、シールド部4は、コイルカバー3の内周面3aの外側に配設されるシールド板51、コイルカバー3の外周面3bの外側に配設されるシールド板52、コイルカバー3の一方の側面3cの外側に配設されるシールド板53,53,53、およびコイルカバー3の他方の側面3dの外側に配設されるシールド板54,54,54を備えて構成されている。また、シールド板53の長さ方向における両端部には、図7に示すように、位置合わせ用の孔53a,53aがそれぞれ形成され、シールド板54の長さ方向における両端部には、図1に示すように、位置合わせ用の孔54a,54aがそれぞれ形成されている。
次に、磁気センサ1の組み立て方法の一例について、図面を参照して説明する。
まず、図2に示すように、コア21が収容されたボビン22におけるフランジ31からフランジ32までの部分に導線23を巻回する。次いで、図5に示すように、導線23の始端部23aをボビン22におけるフランジ31の切欠き31aに通して(挿通させて)フランジ31の外側でリード線61と結線する。続いて、図6に示すように、導線23の終端部23bをフランジ31の切欠き31bに通して(挿通させて)フランジ31の外側でリード線62と結線する。これにより、コイル部2が完成する。次いで、図2に示すように、コイル部2を第1カバー41および第2カバー42で被覆する。この際に、図8に示すように、第1カバー41の側壁41aと第2カバー42の側壁42aとをコイル部2の内周面2a側で重ね合わせると共に、第1カバー41の側壁41bと第2カバー42の側壁42bとをコイル部2の外周面2b側で重ね合わせるようにして、第1カバー41と第2カバー42とを嵌合させる。この場合、上記したように、導線23の始端部23aおよび終端部23bをフランジ31に形成された切欠き31a,31bにそれぞれ通している。したがって、例えば、フランジ31とコイルカバー3(第1カバー41および第2カバー42)との間に導線23の始端部23aおよび終端部23bを引き出すための隙間を設けたり、始端部23aおよび終端部23bを通すための切欠きをコイルカバー3に設けたりする必要がないため、フランジ31の端面からフランジ32の端面に至る導線23の巻回部分がコイルカバー3によって全て被覆される。したがって、この磁気センサ1では、隙間や切欠きを設けることに起因する絶縁性の低下を防止するための絶縁テープ等の貼付作業が不要なため、その分、生産効率が向上している。また、一対の切欠き31a,31bに導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ個別に挿通させるため、例えば、単一の切欠きに始端部23aおよび終端部23bの両者を挿通させる構成とは異なり、始端部23aおよび終端部23bをリード線61,62とそれぞれ結線する際に、両者が輻輳して両者の判別が困難となる事態を確実に回避することが可能となっている。また、切欠き31a,31bがフランジ31における互いに対向する一対の2辺に形成されているため、導線23の始端部23aおよび終端部23bを互いに離間した位置でリード線61,62とそれぞれ結線することができるため、始端部23aおよび終端部23b同士の接触が確実に回避されると共に、始端部23aおよび終端部23bの絶縁耐圧を十分に向上させることが可能となっている。
続いて、コイルカバー3の外側にシールド部4を取り付ける(配設する)。この場合、図7に示すように、第1カバー41の切欠き41cから突出している突起部33(図4参照)に孔53aを嵌め合わせることにより、コイルカバー3における側面3cの外側にシールド板53,53,53を取り付ける。次いで、図1に示すように、第2カバー42の切欠き42dから突出している突起部33(図4参照)に孔54aを嵌め合わせることにより、コイルカバー3における側面3dの外側にシールド板54,54,54を取り付ける。続いて、図8に示すように、コイルカバー3の外周面3bの外側にシールド板52を取り付ける。
次いで、図7に示すように、コイルカバー3の内周面3aの外側にシールド板51を取り付ける。この場合、図8に示すように、第2カバー42の凸部42cとシールド板53の端部との間に嵌め込むようにしてシールド板51を取り付ける。ここで、同図に示すように、シールド板51,54における互いに隣接する各々の側端部は、凸部42cによって離間させられる。このため、シールド板51〜54が互いに電気的に接続されて1ターン分のコイルとして作用することによる測定への悪影響が確実に防止される。また、各シールド板の電気的な接続を回避するための絶縁用テープの貼付が不要なため、その分、シールド板51〜54の取り付けを短時間で行うことが可能となっている。さらに、この磁気センサ1では、上記したように、第1カバー41の側壁41aと第2カバー42の側壁42aとが互いに重なり合い、第1カバー41の側壁41bと第2カバー42の側壁42bとが互いに重なり合っている。このため、例えば、各側壁が重なり合っていない構成ではコイル部2とシールド部4との沿面距離が両者の間の直線距離とほぼ等しい短い距離であるのに対して、この磁気センサ1では、同図に示すように、側壁41a,42aが重なり合っている長さD1、および側壁41b,42bが重なり合っている長さD2だけ両者の間の沿面距離を長くすることが可能となっている。したがって、この磁気センサ1では、コイルカバー3の内側や外側に絶縁用のシート等を配設することなく、コイル部2とシールド部4との間において十分な沿面距離を確保することが可能となっている。続いて、図1に示すように、シールド板51〜54の長さ方向における両端部の周囲を例えば粘着テープ100によって固定する。以上により、磁気センサ1が完成する。
このように、この磁気センサ1によれば、導線23の始端部23aおよび終端部23bが引き出される引き出し側に位置するボビン22の端部にフランジ31を形成すると共に、導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ挿通させる切欠き31a,31bをフランジ31に形成したことにより、導線23の始端部23aおよび終端部23bを切欠き31a,31bに通してフランジ31の外側でリード線61,62とそれぞれ結線することができる。したがって、例えば、導線23の巻回部分をコイルカバー3で覆う際に、フランジ31とコイルカバー3との間に導線23の始端部23aおよび終端部23bを引き出すための隙間を設けたり、始端部23aおよび終端部23bを通すための切欠きをコイルカバー3に設けたりする必要がないため、フランジ31の端面からフランジ32の端面に至る導線23の巻回部分をコイルカバー3によって完全に被覆することができる。したがって、この磁気センサ1によれば、隙間や切欠きを設けることに起因する絶縁性の低下を防止するための絶縁テープ等の貼付作業が不要なため、その分、生産効率を十分に向上することができる。
また、この磁気センサ1によれば、一対の切欠き31a,31bに導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ個別に挿通させることにより、例えば、単一の切欠きに始端部23aおよび終端部23bの両者を挿通させる構成とは異なり、始端部23aおよび終端部23bをリード線61,62とそれぞれ結線する際に、両者が輻輳して両者の判別が困難となる事態を確実に回避することができる。また、始端部23aおよび終端部23bを互いに離間させた位置においてリード線61,62とそれぞれ結線することができるため、始端部23aおよび終端部23b同士の接触を確実に回避することができると共に、始端部23aおよび終端部23bの絶縁耐圧を十分に向上させることができる。
また、この磁気センサ1によれば、略矩形に形成したフランジ31における互いに対向する2辺に一対の切欠き31a,31bをそれぞれ形成して各切欠き31a,31bに導線23の始端部23aおよび終端部23bをそれぞれ個別に挿通させることにより、例えば、フランジ31の1辺における互いに近接した位置に一対の切欠きを形成する構成と比較して、導線23の始端部23aおよび終端部23bを互いに十分に離間させた位置においてリード線61,62とそれぞれ結線することができるため、結線作業を容易に行うことができる。また、始端部23aおよび終端部23bを互いに十分に離間させることができるため、始端部23aおよび終端部23b同士の接触をより確実に回避することができると共に、始端部23aおよび終端部23bの絶縁耐圧を一層向上させることができる。
また、この磁気センサ1によれば、コイル部2における導線23の巻回部分を被覆するようにして配設したコイルカバー3と、コイルカバー3を取り囲むようにして配設したシールド板51〜54とを備えたことにより、コイル部2におけるフランジ31の端面からフランジ32の端面に至る導線23の巻回部分をコイルカバー3によって完全に被覆することができるため、コイル部2とシールド部4との間において十分な沿面距離を確保することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、フランジ31における互いに対向する2辺に一対の切欠き31a,31bを形成した例について上記したが、フランジ31の1辺に切欠き31a,31bを形成する構成を採用することもできる。また、一対の切欠き31a,31bに代えて、導線23の始端部23aおよび終端部23bを挿通可能な単一の切欠きをフランジ31に形成することもできる。また、切欠き31a,31bに代えて、導線23の始端部23aおよび終端部23bを挿通可能な孔をフランジ31に形成することもできる。さらに、シールド板51〜54を備えたシールドタイプの磁気センサ1を例に挙げて説明したが、シールド板を備えていないタイプの磁気センサに本発明を適用することもできる。
磁気センサ1の平面図である。 コイル部2およびコイルカバー3の斜視図である。 コア21を収容したボビン22の斜視図である。 コイル部2にコイルカバー3を取り付けた状態の斜視図である。 コイル部2のフランジ31周辺を一方の側面側から見た斜視図である。 コイル部2のフランジ31周辺を他方の側面側から見た斜視図である。 シールド板51〜54の取り付け方法を説明するための説明図である。 磁気センサ1を図1のA面で切断した断面図である。
符号の説明
1 磁気センサ
2 コイル部
3 コイルカバー
4 シールド部
21 コア
22 ボビン
23 導線
23a 始端部
23b 終端部
31 フランジ
31a,31b 切欠き
51〜54 シールド板

Claims (4)

  1. コアを収容したボビンの外周に導線が巻回された略弧状のコイル部を備えたクランプ式の磁気センサであって、
    前記ボビンは、前記導線の始端部および終端部が引き出される引き出し側に位置するその長さ方向の端部にフランジが形成されて構成され、
    前記フランジには、前記導線の始端部および終端部を挿通させる挿通部が形成されている磁気センサ。
  2. 前記挿通部は、前記導線の始端部および終端部をそれぞれ個別に挿通可能な一対の切欠きで構成されている請求項1記載の磁気センサ。
  3. 前記フランジは略矩形に形成され、
    前記一対の切欠きは、前記フランジにおける互いに対向する2辺にそれぞれ形成されている請求項2記載の磁気センサ。
  4. 前記コイル部における前記導線の巻回部分を被覆するようにして配設されたコイルカバーと、当該コイルカバーを取り囲むようにして配設された複数のシールド板とを備えている請求項1から3のいずれかに記載の磁気センサ。
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