JP2000109266A - プラスチック板の保護紙剥離装置 - Google Patents

プラスチック板の保護紙剥離装置

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JP2000109266A
JP2000109266A JP10281338A JP28133898A JP2000109266A JP 2000109266 A JP2000109266 A JP 2000109266A JP 10281338 A JP10281338 A JP 10281338A JP 28133898 A JP28133898 A JP 28133898A JP 2000109266 A JP2000109266 A JP 2000109266A
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JP
Japan
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plastic plate
peeling
protective sheet
roll
protective paper
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Application number
JP10281338A
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English (en)
Inventor
Masanori Ikuma
正典 生熊
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラスチック板加工の前工程でプラスチック板
の表面に貼ってある保護紙を剥離する装置において、プ
ラスチック板の大きさに関わらず、プラスチック板の保
護紙を連続的に効率良く剥離することが可能なプラスチ
ック板の保護紙剥離装置を提供することを目的とする。 【解決手段】保護紙の剥離部が、剥離ロールと搬送ベル
トからなり、かつ剥離ロール表面の粘着性を有する粘着
ロール部と搬送ベルトを交互に配設し、該粘着ロール部
の粘着力によってプラスチック板の保護紙を剥がし取っ
た後、搬送ベルトに該保護紙を挟み込むことでプラスチ
ック板の表面から保護紙を剥離する機構を具備すること
を特徴とするプラスチック板の保護紙剥離装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック板加工
の前工程におけるプラスチック板の表面に貼ってある保
護紙を剥離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル板等のプラスチック板の
洗浄やラミネートやコーティング等の加工の前工程にお
いて保護紙を剥離する作業は作業者の手作業で行なわれ
てきた。しかしながら、このような手作業では、プラス
チック板の大きさが大きくなるほど、その保護紙を連続
的に効率良く剥がし、プラスチック板を次工程に供給す
ることは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
プラスチック板の大きさに関わらず、プラスチック板の
保護紙を連続的に効率良く剥離することが可能なプラス
チック板の保護紙剥離装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、請求項1記載のプラスチック板加工の前工
程でプラスチック板の表面に貼ってある保護紙を剥離す
る装置において、保護紙の剥離部が、剥離ロールと搬送
ベルトからなり、かつ剥離ロール表面の粘着性を有する
粘着ロール部と搬送ベルトとを交互に配設し、該粘着ロ
ール部の粘着力によってプラスチック板の保護紙を剥が
し取った後、搬送ベルトに該保護紙を挟み込むことでプ
ラスチック板の表面から保護紙を剥離する機構を具備す
ることを特徴とするプラスチック板の保護紙剥離装置で
ある。
【0005】<作用>本発明のプラスチック板の保護紙
剥離装置によれば、回転する剥離ロールの粘着性を有す
る粘着ロールの粘着力によりプラスチック板表面の保護
紙を剥がし取り、その後剥離ロールに粘着した保護紙
は、剥離ロールに掛けられている一対の搬送ベルトに挟
まれる時に粘着ロールから引き剥がされボックス内に排
出され、プラスチック板は下流に搬送される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下には、本発明に係わるプラス
チック板の保護紙剥離装置の実施の形態について、図面
に基づいてさらに詳細に説明する。
【0007】図1は、本実施例にかかるプラスチック板
の保護紙剥離装置の全体図を示したものである。プラス
チック板3は下面に保護紙18が付いており、搬送コンベ
ア1上に投入され、装置本体4を通過した後、搬送コン
ベア2に排出される。装置本体4には2組のニップロー
ル5、6と7、8があり、その間に剥離ロール10とバッ
クロール9が設置してある。ニップロール5、7とバッ
クロール9は上下に移動できるようになっており、プラ
スチック板3の厚さによってロール間の隙間量を調整で
きる。
【0008】図2に示すように、剥離ロール10には、粘
着ロール20と搬送ベルト11が交互に配置されており、搬
送ベルト11のもう一方はベルトプーリ12に掛けられてい
る。ここで粘着ロール20と搬送ベルト11は同一面でプラ
スチック板3と接するようになっている。また、 図1
に示すように、搬送ベルト11の対面にはベルト同士が接
するように別の搬送ベルト13が設置してある。また、剥
離ロール10には、搬送ベルト13の反対側にクリーニング
ロール16が設置してあり、粘着ロール20と接触して回転
しながら、常に表面の塵埃を除去し、剥離に必要な粘着
力を保つようになっている。
【0009】搬送ベルト11、13の出口にはボックス19が
あり、このボックス19には山型に天板17が付いている。
図3に示すように、この天板17は櫛歯状をしており、そ
の先端は搬送ベルト11および13の間に挿入されている。
ここで搬送コンベア1、2、ニップロール5、6、7、
8、搬送ベルト11、13は駆動装置(図示せず)によって
同一速度で駆動されている。
【0010】次に、本実施例のプラスチック板の保護紙
剥離装置の動作を説明する。まず作業者またはプラスチ
ック板供給装置によって、下面に保護紙18の付いたプラ
スチック板3を投入すると、搬送コンベア1によって装
置本体4に搬送され、まずニップロール5とニップロー
ル6に挟み込まれる。
【0011】次にプラスチック板3はニップロール5、
6に挟まれたままバックロール9と剥離ロール10の間に
送り込まれると、保護紙18は剥離ロール10の粘着ロール
20に粘着され端面よりプラスチック板3から剥がされて
いく。剥がされた保護紙18は粘着ロール20に巻き付いて
いくが、搬送ベルト11、13に挟み込まれた後は、粘着ロ
ール20からは引き剥がされて搬送ベルト11、13によって
下方に送られていく。搬送ベルト11、13の出口におい
て、保護紙18が自身の弱い粘着力や静電気によって搬送
ベルト11または13に密着していても、ボックス19上部の
天板17によって搬送ベルト11または13からスムーズに剥
がされボックス19内に落下し蓄積される。
【0012】一方、プラスチック板3は保護紙18を剥が
されながらロール間を進行していき、ニップロール7、
8に挟み込まれる。プラスチック板3は、剥離ロール10
によって保護紙が剥がされている間、ニップロール5、
6またはニップロール7、8の少なくとも一組によって
挟み込まれているためその姿勢が変動することはない。
その後ニップロール7、8によって送り出されたプラス
チック板3は搬送コンベア2に受け渡され、洗浄やラミ
ネートやコーティング等の次工程に送られる。
【0013】
【発明の効果】本発明のプラスチック板の保護紙剥離装
置によれば、まずロール表面が粘着性を有する回転する
剥離ロールの粘着力によってプラスチック板表面から保
護紙を剥がし取り、次に剥離ロールに掛けられている一
対の搬送ベルトで該保護紙を挟み込むことで剥離ロール
から引き剥がし排出することによって、プラスチック板
の大きさに関わらず、保護紙を連続的に効率良く剥離す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプラスチック板の保護紙剥離装
置の一実施例の全体図を概略に示す説明図である。
【図2】本発明に係わるプラスチック板の保護紙剥離装
置の一実施例の剥離ロール部分の正面図である。
【図3】本発明に係わるプラスチック板の保護紙剥離装
置の一実施例の搬送ベルトの出口部分の下面図である。
【符号の説明】
1・・・搬送コンベア 2・・・搬送コンベア 3・・・プラスチック板 4・・・装置本体 5・・・ニップロール 6・・・ニップロール 7・・・ニップロール 8・・・ニップロール 9・・・バックロール 10・・・剥離ロール 11・・・搬送ベルト 12・・・ベルトプーリ 13・・・搬送ベルト 14・・・ベルトプーリ 15・・・ベルトプーリ 16・・・クリーニングロール 17・・・天板 18・・・保護紙 19・・・ボックス 20・・・粘着ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック板加工の前工程でプラスチッ
    ク板の表面に貼ってある保護紙を剥離する装置におい
    て、保護紙の剥離部が、剥離ロールと搬送ベルトからな
    り、かつ剥離ロール表面の粘着性を有する粘着ロール部
    と搬送ベルトとを交互に配設し、該粘着ロール部の粘着
    力によってプラスチック板の保護紙を剥がし取った後、
    搬送ベルトに該保護紙を挟み込むことでプラスチック板
    の表面から保護紙を剥離する機構を具備することを特徴
    とするプラスチック板の保護紙剥離装置。
JP10281338A 1998-10-02 1998-10-02 プラスチック板の保護紙剥離装置 Pending JP2000109266A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1428781A1 (en) * 2002-12-10 2004-06-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Protective sheet peeling device and protective sheet peeling method
DE102004005854B3 (de) * 2004-02-05 2005-03-10 Erwin Berger Verfahren und Vorrichtung zum Abziehen der Schutzfolien von Werkstoffen oder Werkstücken
KR20200042247A (ko) * 2018-10-15 2020-04-23 주식회사 에스에이치피테크 기판용 보호 필름 박리 장치

Cited By (4)

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KR102297689B1 (ko) * 2018-10-15 2021-09-03 주식회사 에스에이치피테크 기판용 보호 필름 박리 장치

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