JP2000106989A - 商品吊下具 - Google Patents

商品吊下具

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JP2000106989A
JP2000106989A JP10279694A JP27969498A JP2000106989A JP 2000106989 A JP2000106989 A JP 2000106989A JP 10279694 A JP10279694 A JP 10279694A JP 27969498 A JP27969498 A JP 27969498A JP 2000106989 A JP2000106989 A JP 2000106989A
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hanging
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JP10279694A
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Kyuichi Horiguchi
久一 堀口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポール等から商品を取り外す際に、隣接する
商品まで一緒に外れない商品吊下具の提供。 【解決手段】 一部を開放した略環状に形成され、その
開放部側の一端部32aが径方向に弾性変形可能とさ
れ、ポール等8に引っ掛けられる掛け部3と、この掛け
部3の下端部に、下方に延出して連設され、略U字形状
に形成されて、各種物品9が引っ掛けられて取り付けら
れる取付部2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種物品をポー
ル等に引っ掛けるための吊下具に関し、具体的には、主
としてソックスやハンカチ等の各種商品を取り付けて、
商品陳列用のポール等に引っ掛けるための商品吊下具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ソックス等の各種商品を展示販売
する場合、商品をハンガーのような吊下具に取り付け、
これを商品陳列用のポール等に引っ掛けることが行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吊下具は、ポールへの掛け部が単に下方に開口した円弧
状に形成されてなるに過ぎなかったので、一つの商品
(吊下具)をポールから外す際に、他のものまで一緒に
外れてしまうといった不都合があった。すなわち、消費
者が特定の柄の商品を取り外す際に、隣接する商品も脱
落してしまう問題があった。この発明は上記課題を解決
するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の商品吊下具
は、一部を開放した略環状に形成され、その開放部側の
一端部が径方向に弾性変形可能とされ、ポール等に引っ
掛けられる掛け部と、この掛け部の下端部に、下方に延
出して連設され、略U字形状に形成されて、各種物品が
引っ掛けられて取り付けられる取付部とを備えてなるこ
とを特徴とする。また、好ましくは上記構成に加えて、
前記掛け部は、左下方に開口した略四分の三の円弧形状
の本体片と、この本体片の基端側の下端部から本体片の
先端部に向けて延出して連設され、先端部を本体片の径
方向内外に弾性変形可能とされた揺動片とからなること
を特徴とする商品吊下具である。
【0005】さらに好ましくは上記いずれかの構成に加
えて、前記取付部は、掛け部の下端部から下方に延出す
る垂下片と、この垂下片の下端部に連設され、垂下片に
対して後方に延びる連結部と、この連結部の後端部から
前記垂下片と略平行に上方へ延出する折返片とからな
り、前記垂下片には、前記折返片の上下方向中央部に対
応した高さ位置に、折返片の側に突出する係合突起が形
成されており、前記折返片には、上端部に前記垂下片の
側に突出して係止部が連設され、物品に形成された差込
穴に取付部を差し込んで、係止部を上方に向けて取付部
を物品に対して相対移動させることにより、連結部を差
込穴に配置する一方、係止部を物品の上端面に当接し、
且つ物品に形成された係合穴に係合突起を係合して、取
付部に物品が取り付けられることを特徴とする商品吊下
具である。なお、この構成に加えて、前記物品は、物品
本体が入れられた上方に開口した収納袋の開口部を二つ
折りされた紙片で挟まれて封をされてなり、この二つ折
りの紙片に、前記差込穴や係合穴が形成されてなる構成
としてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の商品吊下具1に
ついて、さらに詳細に説明する。図1及び図2は、この
発明の商品吊下具1の一実施例を示す正面図と左側面図
である。この実施例の商品吊下具1は、例えばプラスチ
ックや樹脂材料等により形成されてなる。商品吊下具1
は、商品9が取り付けられる取付部2が下部に形成され
る一方、商品陳列用のポール等8に引っ掛けるための掛
け部3が上部に形成されてなる。
【0007】掛け部3は、中心部から左側に開口する略
円環状の板材から形成されてなり、具体的には、下端部
から反時計まわりに四分の三の円弧状に延びて左下方に
開口する本体片31と、同じく下端部から前記本体片3
1の先端部31aに向けて延出形成された揺動片32と
からなる。掛け部3の本体片31は、径方向の幅寸法が
同一の帯状に形成されており、その先端部31aは半円
形状に形成されている。一方、掛け部3の揺動片32
は、上方に行くに従って径方向外側(左側)に直線状に
傾斜して形成されており、その幅寸法は前記本体片より
も細く形成されている。揺動片32の径方向内側の面
は、本体片31の内周部と連続して形成されている。な
お、揺動片32は、図示の例では、先端部32aが先細
の直線状に形成されているが、先端部32aに略円弧形
状の膨出部を形成してもよい。
【0008】掛け部3の下端部、つまり前記本体片31
と揺動片32との連設部には、略U字形状の取付部2の
一端部が連設されている。すなわち、掛け部3の下端部
には、下方に延出して垂下片21が連設されており、こ
の垂下片21の下端部には、垂下片21に対して後方に
延びる半円弧形状の連結部22が連設され、この連結部
22の後端部には、連結部22に対して垂直上方に、折
返片23が垂下片21と略平行に上方へ延出して連設さ
れている。なお、折返片23の連結部22からの上方へ
の延出長さは、掛け部3と垂下片21との連設部よりも
やや下方までとされている。垂下片21には、折返片2
3の上下方向中央部に対応した高さ位置に、折返片23
の側に突出する係合突起21aが形成されている。この
係止突起21aは、垂下片21の左右方向中央部に、折
返片23の側に行くに従ってやや先細りとされた略円錐
形状に形成されており、その先端部は半球状に形成され
ている。
【0009】一方、折返片23の上端部には、垂下片2
1の側に突出して係止部23aが連設されている。な
お、係止部23aの先端部と、垂下片21との間には僅
かな隙間が形成されている。また、係止部23aは、下
面がほぼ水平に配置される一方、上面は垂下片21の側
である先端側に行くに従ってやや下方に傾斜した円弧状
に形成されている。
【0010】上記のような商品吊下具1は、図3に示す
ように、取付部2に各種物品9が取り付けられた後、掛
け部3をポール等8に引っ掛けて使用される。具体的に
は、例えばソックスやハンカチ等の各種商品9を取り付
けた後、掛け部3を商品陳列用のポール等8に引っ掛け
て使用される。取付部3には、商品自体を直接的に引っ
掛けて取り付けてもよいが、図示の例では、商品本体9
0を透明な収納袋91に入れ、この収納袋91の口を二
つ折りした紙片92にて閉じ、この紙片92を取付部2
に取り付けている。
【0011】すなわち、略矩形状の紙片92の中央線
(折曲線)92aから対称位置に、垂下片21に形成さ
れた係止突起21aと係合可能な係合穴92bが形成さ
れると共に、これより幅方向外側に、取付部2を挿通可
能な大きさの差込穴92cが開けられている。よって、
前記中央線92aで紙片92を二つ折りにした状態で、
折り曲げ部92aを上方に向けると、図4に示すよう
に、折曲線92aの下方に係合穴92bが、さらにその
係合穴92bの下部に差込穴92cが配置されることに
なる。なお、図示の例では、係合穴92bは、上下方向
にやや細長い長円形状に形成されてなり、また、差込穴
92cは、下向き半円形状であって、その下端部には更
に下方に半円形状に僅かに延出して形成されている。
【0012】そして、図3に示すように、商品本体90
が収納された収納袋91の上部開口を前記紙片92で挟
んで、収納袋91を介して紙片92の両片をステープラ
ー等99で止めることにより商品9が構成される。な
お、例えば差込穴92cと係合穴92bとの間の高さ位
置において、紙片92の両片の内面同士を幅方向に沿っ
て糊付けしてもよい。
【0013】このようにして構成された商品9を取付部
2に固定するには、図4に示すように、差込穴92cに
取付部2全体を差し込んだ後、係止部23aを上方に向
けて取付部2を商品9に対して相対移動させることによ
り行われる。この際、係止部23aの上面が先端側に行
くに従って下方に傾斜して形成されているので、前記紙
片92をスムーズに取付部2内に係合することができ
る。これにより、図5に示すように、連結部22が差込
穴92cに配置され、係止部23aが商品9の上端面9
2aに当接され、且つ商品9に形成された係合穴92b
に係合突起21aが係合されて、取付部2に商品9が取
り付けられる。
【0014】商品9が取り付けられた商品吊下具3は、
図3に示すように、商品陳列用のポール等8に掛け部3
を引っ掛けられて使用される。掛け部3のポール8への
引っ掛けは、掛け部3の揺動片32と本体片31との隙
間を拡げて、ポール8に掛け部3を係合することにより
行われる。つまり、通常、本体片31と揺動片32との
間の隙間はポール8よりも狭いが、揺動片32をポール
8に押さえ付けることにより、図6に示すように、揺動
片32をその基端部を中心にその先端部32aを径方向
内側に弾性変形させることができ、それによって本体片
31との隙間を拡げて、掛け部3の環状内にポール8を
係合することができる。しかも、係合後には、揺動片3
2がその弾性により元の状態に復元して、掛け部3を略
環状に保つことになり、ポール8から吊下具1が脱落す
ることがない。よって、消費者が特定の商品9をポール
8から取ろうとした際に、他の商品9までポール8から
取れるおそれがなくなる。なお、吊下具1をポール8か
ら取り外すには、図6に示すように、ポール8を揺動片
32の内側に押し付けることにより、揺動片32を径方
向外側に弾性変形させることにより行われる。
【0015】ところで、この発明の商品吊下具1は、上
記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。例えば、
上記実施例では、板状材からなる例を示したが、棒状材
からなる構成であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の商品吊
下具によれば、商品陳列用ポール等へ引っ掛ける際に、
掛け部の開口部を弾性変形させることにより行わせるこ
とができ、しかもポール等への係合後には掛け部が元の
状態に復元して略環状となって、掛け部とポール等との
係合の解除を阻止する。一方、ポール等から商品を取り
外す際にも、掛け部の開口部を弾性変形させることによ
り行う構成である。よって、ある商品をポール等から取
り外す際に他の商品まで外れてしまうおそれがない。ま
た、商品の取付部に係止部や係合突起を設け、これらを
商品と係合させる構成とすれば、商品を確実に商品吊下
具ひいては前記ポール等へ取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の商品吊下具の一実施例を示す正面図
である。
【図2】図1の商品吊下具の左側面図である。
【図3】図1の商品吊下具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の商品吊下具を商品へ取り付ける際の状態
を示す斜視図である。
【図5】図1の商品吊下具を商品へ取り付けた状態を示
す縦断面図である。
【図6】商品が取り付けられた図1の商品吊下具の商品
陳列用のポール等への係脱状態を示す正面図であり、ポ
ールのみ切断して示している。
【符号の説明】
1 商品吊下具 2 取付部 3 掛け部 8 ポール等 9 各種物品(商品等) 21 垂下片 21a 係合突起 22 連結部 23 折返片 23a 係止部 31 本体片 31a 本体片の先端部 32 揺動片 32a 揺動片の先端部(掛け部の開放部側の一端部) 90 物品本体 91 収納袋 92 紙片 92a 折曲線(物品の上端面) 92c 差込穴 92b 係合穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部を開放した略環状に形成され、その
    開放部側の一端部が径方向に弾性変形可能とされ、ポー
    ル等に引っ掛けられる掛け部と、 この掛け部の下端部に、下方に延出して連設され、略U
    字形状に形成されて、各種物品が引っ掛けられて取り付
    けられる取付部とを備えてなることを特徴とする商品吊
    下具。
  2. 【請求項2】 前記掛け部は、左下方に開口した略四分
    の三の円弧形状の本体片と、この本体片の基端側の下端
    部から本体片の先端部に向けて延出して連設され、先端
    部を本体片の径方向内外に弾性変形可能とされた揺動片
    とからなることを特徴とする請求項1に記載の商品吊下
    具。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、掛け部の下端部から下方
    に延出する垂下片と、この垂下片の下端部に連設され、
    垂下片に対して後方に延びる連結部と、この連結部の後
    端部から前記垂下片と略平行に上方へ延出する折返片と
    からなり、 前記垂下片には、前記折返片の上下方向中央部に対応し
    た高さ位置に、折返片の側に突出する係合突起が形成さ
    れており、 前記折返片には、上端部に前記垂下片の側に突出して係
    止部が連設され、 物品に形成された差込穴に取付部を差し込んで、係止部
    を上方に向けて取付部を物品に対して相対移動させるこ
    とにより、連結部を差込穴に配置する一方、係止部を物
    品の上端面に当接し、且つ物品に形成された係合穴に係
    合突起を係合して、取付部に物品が取り付けられること
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一つに記
    載の商品吊下具。
  4. 【請求項4】 前記物品は、物品本体が入れられた上方
    に開口した収納袋の開口部を二つ折りされた紙片で挟ま
    れて封をされてなり、 この二つ折りの紙片に、前記差込穴や係合穴が形成され
    てなることを特徴とする請求項3に記載の商品吊下具。
JP10279694A 1998-10-01 1998-10-01 商品吊下具 Withdrawn JP2000106989A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005530A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Nax Co Ltd 商品包装袋吊り下げフック体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005530A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Nax Co Ltd 商品包装袋吊り下げフック体

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110