JP2557830Y2 - 容器陳列用引掛具 - Google Patents

容器陳列用引掛具

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JP2557830Y2
JP2557830Y2 JP6245193U JP6245193U JP2557830Y2 JP 2557830 Y2 JP2557830 Y2 JP 2557830Y2 JP 6245193 U JP6245193 U JP 6245193U JP 6245193 U JP6245193 U JP 6245193U JP 2557830 Y2 JP2557830 Y2 JP 2557830Y2
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JP
Japan
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hook
peripheral wall
container
connecting portion
peripheral
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JP6245193U
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JPH0730818U (ja
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育雄 池垣
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Kaijirushi Hamono Center KK
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  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は周壁を有する各種容
器、例えばスポンジケーキ等を成形するための調理容器
を販売時に陳列する場合に使用する引掛具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来一
般に、各種商品は包装体により包装され、その包装体に
形成された引掛部に引掛棒が挿入されて包装商品が陳列
されている(例えば実開昭61−97181号公報参
照)。
【0003】しかし、商品の種類によっては需要者が商
品に直接手を触れて商品を確かめたい場合もあり、その
ような商品については包装せずに陳列してある。陳列の
仕方としては商品を陳列台に並べる場合もあるが、商品
を引掛棒に引掛て陳列する方が需要者に目立つことが多
い。そのためには商品を引掛棒に陳列するための引掛具
が必要となる。このような引掛具は商品に対する連結部
と引掛棒に対する引掛部とを必要とする。
【0004】ところが、商品の形状はまちまちであるた
め、商品を引掛具に対し確実に連結するには商品に合わ
せて連結部の形状を工夫しなければならない。又、商品
を連結した引掛具を引掛棒に吊り下げた場合、商品が引
掛棒に対して大きく傾くことがないように引掛部の形状
を工夫しなければならない。
【0005】本考案は前記調理容器等を吊り下げるため
の引掛具を提供するに当たって、商品に対する確実な連
結並びに商品の吊り下げ状態の良好性を考慮したもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記する各実施例の図面
に示すように、本考案に係る引掛具6においては、容器
1の周壁3に対する連結部7と、引掛部8とを備えてい
る。連結部7には周壁3の内外両面3a,3bを挾持す
る内側挾持部10及び外側挾持部11と周壁3に対する
係止部11a,17とが設けられている。連結部7と引
掛部8とは可動支点部14により結合されている。そし
て、この可動支点部14の動きにより、周壁3の延設方
向に沿う連結部7の挾持面Pと、引掛部8の延設方向に
沿う吊下面Qとが互いに交差し得るようになっている。
【0007】
【作用】容器1の周壁3を連結部7の両挾持部10,1
1により挾持すると、係止部11a,17により、引掛
具6が容器1に対し確実に連結される。そして、この引
掛具6の引掛部8を引掛棒15に吊り下げると、可動支
点部14の動きにより、容器1が引掛棒15に対し大き
く傾くことはない。
【0008】
【第1実施例】まず、本考案の第1実施例に係る引掛具
を図1から図3を参照して説明する。調理容器1は長方
形状の平坦な底壁2と、その外周にある周壁3とからな
り、両壁2,3は金属板より一体成形されている。周壁
3は底壁2に対し直交する平面に対し角度θだけ傾斜し
て周縁4側ほど広がっている。周縁4は周壁3の内外両
面3a,3bのうち外面3b側に屈曲されて膨らんでい
る。周縁4内に芯金5が挿入されている。
【0009】引掛具6は連結部7と引掛部8とからな
り、プラスチックにより一体成形されている。連結部7
は支持部9と内側挾持部10と外側挾持部11とからな
る。外側挾持部11は支持部9の両側から前記調理容器
1の周縁4に合うように屈曲されて延設されている。こ
の屈曲部分に係止溝11aが形成されている。内側挾持
部10はこれらの外側挾持部11間で支持部9の中央部
から外側挾持部11に沿って延設されている。内側挾持
部10には外側挾持部11に隣接して突起10aが形成
されている。なお、内側挾持部10の延設長さは外側挾
持部11の延設長さよりも長くなっている。
【0010】引掛部8は頭部12と両脚部13とからな
り、頭部12に引掛孔12aが切り欠いて形成されてい
る。両脚部13は前記外側挾持部11の先端部に対し薄
肉のヒンジ部14(可動支点部)を介して連結されてい
る。このヒンジ部14の可撓性により、引掛部8は図3
(a)に示すように両側挾持部10,11に対し直交し
て立ち上がる使用状態と、図3(b)に示すように両側
挾持部10,11に対し平行になる不使用状態とを取り
得るようになっている。
【0011】この引掛具6を使用する場合に、連結部7
の内側挾持部10の先端部を調理容器1の周縁4側から
周壁3の内面3aに当てがい、この周縁4を内側挾持部
10と外側挾持部11との間に押し込むと、周縁4が外
側挾持部11の係止溝11aに挿入された状態で外側挾
持部11が周壁3の外面3bに当てがわれるとともに、
内側挾持部10の突起10aが周壁3の内面3aに当て
がわれる。この連結状態で、周壁3や両挾持部10,1
1に沿う力Fが働いても、外側挾持部11の係止溝11
aと周壁3の周縁4との係合によりその力Fに対抗する
ため、引掛具6が調整容器1から不用意に抜け落ちな
い。従って、引掛具6をその連結部7により調理容器1
の周壁3に対し確実に連結することができる。
【0012】そして、ヒンジ部14の可撓性を利用して
引掛部8を底壁2に対し直交する平面内で回動させ、底
壁2に沿って上方へ屈曲させると、周壁3の延設方向に
沿う連結部7の挾持面Pと、引掛部8の延設方向に沿う
吊下面Qとが互いに交差する。さらに、この引掛部8の
引掛孔12aに引掛棒15を挿入して引掛具6を引掛棒
15に吊り下げる。この吊り下げ状態では、調理容器1
の底壁2が引掛棒15に対しほぼ直交して大きく傾くこ
とはなく、見栄えの良い陳列状態となる。
【0013】需要者はこの引掛具6を引掛棒15から取
り外し、調理容器1を直接手に取って確認することがで
きる。確認後に引掛具6を引掛棒15に再び吊り下げれ
ば、前述した吊り下げ状態に自然に戻る。
【0014】引掛具6の不使用時には両挾持部10,1
1を互いに広げて係止溝11aから周壁3の周縁4を外
し、連結部7を周壁3から引き抜いて引掛具6を調理容
器1から分離する。そして、ヒンジ部14の可撓性を利
用して引掛部8を図3(b)に示すように倒す。この不
使用状態では引掛部8が両挾持部10,11に対し平行
になてコンパクトな形状になるため、保管時や運搬時に
嵩張らない。
【0015】
【第2実施例】次に、本考案の第2実施例に係る引掛具
を前記第1実施例との相違点を中心に図4から図6を参
照して説明する。
【0016】調理容器1の周壁3は円筒状をなし、周方
向へ連続する波形状に成形されている。周壁3の周縁4
は第1実施例のものと異なり屈曲されていない。調理容
器1の底壁2は周壁3から一体に折曲された外周部2a
と、周壁3から分離された円板部2bとからなり、円板
部2bが周壁3の内面3a側で外周部2a上に載せられ
るようになっている。
【0017】引掛具6の連結部7において、内側挾持部
10と外側挾持部11とが支持部9から延設されている
点は第1実施例の場合と同様であるが、両挾持部10,
11がく形状に折曲されている点で異なる。すなわち、
外側挾持部11は支持部9の両側から延びる基端側枠部
16と、この両枠部16から鈍角状に延びる先端側枠部
17と、この両枠部17を繋ぐ連結枠部18とからな
る。一方、内側挾持部10は前記両枠部16間で支持部
9から延びる基端側板部19と、前記両枠部17間でこ
の基端側板部19から鈍角状に前記連結枠部18まで延
びる先端側板部20とからなる。
【0018】引掛具6の引掛部8においては一本の脚部
13が支持部9からヒンジ部14を介して延設されてい
る。ヒンジ部14の可撓性により、この引掛部8は図6
(a)に示すように内側挾持部10の先端側板部20や
外側挾持部11の先端側枠部17に対し平行になる使用
状態と、図6(b)に示すように内側挾持部10の基端
側板部19や外側挾持部11の基端側枠部16に対し平
行になる不使用状態とを取り得るようになっている。
【0019】先端側板部20と先端側枠部17との間か
ら調理容器1の周縁4を両挾持部10,11間に押し込
むと、この周縁4が支持部9に当接し、周壁3が基端側
板部19と基端側枠部16との間に挿入されるととも
に、底壁2の外周部2a及び円板部2bが先端側板部2
0と先端側枠部17との間で挾持される。この連結状態
で、周壁3や基端側板部19や基端側枠部16に沿う力
Fが働いても、先端側枠部17が底壁2に当接してその
力Fに対抗するため、引掛具6が調理容器1から不用意
に抜け落ちない。なお、連結部7を底壁2及び周壁3に
沿って回すように引き抜けば、引掛具6を調理容器1か
ら取り外すことができる。
【0020】引掛部8を引掛棒15に吊り下げると、底
壁2が引掛棒15に対し大きく傾くことはなく、調理容
器1の陳列状態の見栄えが良くなる。不使用時には、図
6(b)に示すように引掛部8をヒンジ部14の可撓性
により内側挾持部10の基端側板部19及び外側挾持部
11の基端側枠部16に対し平行にしてコンパクトな形
状にすることができ、保管や運搬に便利である。
【0021】前記両実施例では調理容器1に対する引掛
具6の取付状態で引掛部8がヒンジ部14の可撓性によ
り調理容器1の底壁2に対し直交する一平面内で回動で
きるようにして連結部7に対する自由度を持たせている
が、その自由度の数や方向は調理容器1の形状に合わせ
て種々変更しても良い。
【0022】また、前記両実施例では特定の調理容器1
を引掛棒15に吊下して陳列するための引掛具6を例示
したが、底壁2及び周壁3を有する他の調理容器1や、
周壁のみを有する調理用成形型等の各種容器の引掛具と
しても応用することができる。
【0023】
【考案の効果】本考案に係る容器陳列用引掛具6によれ
ば、容器1の周壁3に対し確実に連結できるとともに、
容器1を吊り下げた陳列状態の見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る引掛具を利用して調理容器を
吊下した状態を示す断面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】(a)は第1実施例に係る引掛具の使用状態を
示す斜視図であり、(b)は同じく不使用状態を示す斜
視図である。
【図4】第2実施例に係る引掛具を利用して調理容器を
吊下した状態を示す断面図である。
【図5】図4の部分拡大断面図である。
【図6】(a)は第2実施例に係る引掛具の使用状態を
示す斜視図であり、(b)は同じく不使用状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…調理容器、2…底壁、3…周壁、6…引掛具、7…
連結部、8…引掛部、9…支持部、10…内側挾持部、
11…外側挾持部、11a…係止溝、14…可動支点部
としてのヒンジ部、15…引掛棒、17…先端側枠部、
P…挾持面、Q…吊下面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(1)の周壁(3)に対する連結部
    (7)と、引掛部(8)とを有する引掛具において、 前記連結部(7)には周壁(3)の内外両面(3a,3
    b)を挾持する内側挾持部(10)及び外側挾持部(1
    1)と周壁(3)に対する係止部(11a,17)を設
    け、 周壁(3)の延設方向に沿う前記連結部(7)の挾持面
    (P)と前記引掛部(8)の延設方向に沿う吊下面
    (Q)とが互いに交差し得るように連結部(7)と引掛
    部(8)とを可動支点部(14)により結合したことを
    特徴とする容器陳列用引掛具。
JP6245193U 1993-11-19 1993-11-19 容器陳列用引掛具 Expired - Lifetime JP2557830Y2 (ja)

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JPH0730818U JPH0730818U (ja) 1995-06-13
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