JP2000102572A - ベッドにおける湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボトム起伏機構を備えたベッド - Google Patents

ベッドにおける湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボトム起伏機構を備えたベッド

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JP2000102572A
JP2000102572A JP10277243A JP27724398A JP2000102572A JP 2000102572 A JP2000102572 A JP 2000102572A JP 10277243 A JP10277243 A JP 10277243A JP 27724398 A JP27724398 A JP 27724398A JP 2000102572 A JP2000102572 A JP 2000102572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の体格によって位置的に異なる身体の
屈伸部に前記湾曲ボトムの湾曲中心位置を追随させるよ
うにする。 【解決手段】 膝ボトム2aと脚ボトム2bとを、一部
を所定の曲率で一方向に湾曲可能に構成すると共に、残
余箇所を湾曲しない構成とした湾曲ボトム7によって連
結する。前記湾曲ボトム7において、約半分の箇所に、
裏面側から、表面側に向かってボトム幅方向に等間隔毎
に、楔状に切り込み17を形成した湾曲部7aと、もう
一方の半分側に、裏面側から、内側空間を縦横に仕切る
リブ16によって、湾曲しない構造とした固定部7bと
によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起伏機構を備えた
ベッド等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構
成した湾曲ボトムを、装着方向を切り換えることで、使
用者の体格によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記
湾曲ボトムの湾曲中心位置を追随させるようにした、ベ
ッドにおける湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボト
ム起伏機構を備えたベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年におけるボトム起伏機構を備えたベ
ッドでは、図示は省略するが、背ボトム、腰ボトム、膝
ボトム、脚ボトムに分割したボトムを、ボトム起伏機構
によって背上げや、脚上げを行い、それぞれ所望の傾斜
角度に調節する構成としているものがある。かかるベッ
ドにおいては、ボトムを傾斜させた際に、背ボトムの屈
曲位置と、膝ボトムと脚ボトムとの屈曲位置が、使用者
の身体の腰骨近傍、膝裏関節位置に適合していることが
望ましく、屈曲位置が使用者の身体の腰骨近傍、膝裏関
節位置に適合していると、使用者の身体が圧迫やずれな
どを生ずることはないので、患者の身体を無理なく支え
ることができるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、使用
者の身体の関節箇所と、ボトムの屈曲箇所が適合するこ
とはまれである。そこで本出願人は、これまで膝ボトム
から脚ボトムにかけての屈曲位置を、使用者に対応して
調節可能に構成した、構造のベッドを種々提案してきて
いる。例えば、膝ボトムと脚ボトムとの間に、異なった
箇所で切り換え屈曲できるように構成したボトムを配置
したり、所定の曲率で全体が上に凸状に曲がる構造のい
わゆる湾曲ボトムを配置するようにしたベッドを提案し
ている。本発明はこのようなベッドをさらに改善するた
めに提案されたものであって、起伏機構を備えたベッド
等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構成した
湾曲ボトムを、装着方向を切り換えることで、使用者の
体格によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボ
トムの湾曲中心位置を追随させるようにした、ベッド等
におけるボトムの湾曲位置調節機構を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドの、
ボトム屈曲箇所に配置するようにしたボトムであって、
一部を、ボトム表面側または裏面側に指向して凸状に湾
曲する構成とすると共に、残余箇所を湾曲しない構成と
し、使用者に応じて湾曲位置を変えることができるよう
に、ボトム屈曲箇所に、配置方向を切り換えて装着する
構造とした。また本発明は、ボトムの起伏機構を備えた
ベッドにおいて、大腿部を支える膝ボトムと、脛を支え
る脚ボトムとを、一部を所定の曲率で一方向に湾曲可能
に構成すると共に、残余箇所を湾曲しない構成とした湾
曲ボトムによって、使用者に対応して湾曲箇所を切り換
えるように連結する構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるベッドにお
ける湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有する床部起伏機構
を備えたベッドについて、一つの実施の形態を示し、添
付の図面に基づいて以下説明する。図1に、床部起伏機
構を備えたベッド1におけるボトム2のうち、メインフ
レーム3上において、大腿部を支える膝ボトム2aか
ら、脛を支える脚ボトム2bにかけての箇所を示す。前
記膝ボトム2aは、プレス加工の鋼製のボトムユニット
4を一つ支持枠5に取り付けたもので、脚ボトム2b
は、前記鋼製のボトムユニット4を二つ支持枠6で連結
した構造とし、膝ボトム側2aは、支持枠5を介してメ
インフレーム3に回動可能に取り付けている。かかる膝
ボトム2aと脚ボトム2bとは、一部を所定の曲率で一
方向に湾曲可能に構成すると共に、残余箇所を湾曲しな
い構成とした湾曲ボトム7によって連結している。そし
て、これら大腿部を支える膝ボトム2aから、脛を支え
る脚ボトム2bにかけて、膝上げ機構8によって膝上げ
動作調節可能に構成している。前記膝上げ機構8は、メ
インフレーム3における横パイプ9に突設した取付部材
10に回動可能に取り付けたモータ11と、直動作動す
る直動軸12と、直動軸12先端に取り付けた起動腕1
3と、メインフレーム3に回動可能に取り付ける一方、
先端を湾曲ボトム7裏面に転動部材14を介して移動可
能に当接した膝上げ腕15とによって構成している。
【0006】そこで、前記湾曲ボトム7を図2に示し、
以下、詳細に説明する。かかる湾曲ボトム7は、合成樹
脂の一体成形によって構成した、中空箱形構造のもので
あり、裏面側に、内側空間を縦横に仕切るリブ16を備
えている。また、かかる湾曲ボトム7において、約半分
の箇所に、裏面側から、表面側に向かってボトム幅方向
に等間隔毎に、楔状に切り込み17を形成して湾曲部7
aとし、前記切り込み17によって区画されたボトムブ
ロック18毎、裏面側が密着するように順次変位するこ
とで、表面側を凸として、所定の曲率で湾曲する(撓
む)ようにしている。一方、前記湾曲ボトム7の残余の
箇所である、もう一方の半分側は、裏面側から、内側空
間を縦横に仕切るリブ16によって、湾曲しない固定部
7bとしている。そして、前記湾曲ボトム7の裏面側に
おいて、ベッド長手方向に面した、端面近傍には、前述
の膝ボトム2aおよび脚ボトム2bを支える支持枠5、
6に、着脱可能に装着するためのフック部材19が設け
られている。かかるフック部材19を、膝ボトム2aお
よび脚ボトム2bを支える支持枠5、6に形成した係合
穴20に係合させることで、膝ボトム2aと脚ボトム2
bとを連結するようにしている。そしてさらに、湾曲ボ
トム7の裏面側には、膝上げ機構8を構成する膝上げ腕
15の先端側における転動部材14が移動当接するため
のガイド部21が形成されている。なお、前記湾曲ボト
ム7の他に、平均的身長の使用者が使用しやすいよう
に、全体が所定の曲率で撓むように構成した湾曲ボトム
(図示省略)を備えることも勿論可能である。
【0007】本発明にかかるベッドにおける湾曲ボトム
7並びに湾曲ボトム7を有する床部起伏機構を備えたベ
ッド1は以上のように構成されるものであり、次に、前
記湾曲ボトム7の作用、および装着手順を説明する。先
ず、使用者が平均的身長より低い場合は、図3に示すよ
うに、湾曲ボトム7の湾曲中心位置が、膝ボトム2a側
に寄るようにする。そのために、湾曲ボトム7の所定の
曲率で湾曲するように構成された湾曲部7a側を、前記
膝ボトム2a側に来るように、膝ボトム2aおよび脚ボ
トム2bを支える支持枠5、6に形成した係合穴20に
係合させて、膝ボトム2aと脚ボトム2bとを連結する
ようにする。かかる状態で、膝上げ機構8におけるモー
タ11を起動して、直動軸12を引き込み動作させる
と、直動軸12先端に取り付けた起動腕13を介して膝
上げ腕15が傾斜していき、膝上げ腕15先端の転動部
材14を介して湾曲ボトム7裏面のガイド部21を移動
しながら押し上げるので、湾曲ボトム7における湾曲部
7aが湾曲頂点として、膝ボトム2aから脚ボトム2b
にかけて、上に凸状に湾曲して膝上げ状態とすることが
できるのである(図1参照)。以上のように、前記湾曲
ボトム7の湾曲部7aは、膝ボトム2a側にあるので、
平均的身長より低い使用者の膝裏に、対応させることが
でき、使いやすい状態とすることができる。
【0008】一方、使用者が平均的身長より高い場合
は、湾曲ボトム7の湾曲中心位置である湾曲部7aが、
脚ボトム2b側に来るように、膝ボトム2aおよび脚ボ
トム2bを支える支持枠5、6に形成した係合穴20に
係合させて、膝ボトム2aと脚ボトム2bとを連結する
ようにする。かかる状態で、膝上げ機構8におけるモー
タ11を起動して、直動軸12、直動軸12先端に取り
付けた起動腕13を介して膝上げ腕15を傾斜して、湾
曲ボトム7における脚ボトム2b側寄りの湾曲部7aが
湾曲頂点として、膝ボトム2aから脚ボトム2bにかけ
て、上に凸状に湾曲して膝上げ状態とすることができる
(図1参照)。このように、前記湾曲ボトム7の湾曲部
7aは、脚ボトム2b側にあるので、平均的身長より高
い使用者の膝裏に、対応させることができ、使いやすい
状態とすることができる。
【0009】以上のように、使用者の身長に合わせて、
すなわち、膝裏の位置に、湾曲ボトム7の湾曲部7aが
適応するように装着方向を変えるだけで、使用者の体格
によって位置的に異なる身体の屈伸部にボトムの屈曲箇
所を対応させることができるので、湾曲位置を調節する
機構的なものは不要であり、調節する手間をかけること
がなく、使い勝手に優れたものとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、膝頂点位
置調節のための、余分な部品を一切必要とせず、軽量
化、コストダウンを図ることができる。また現地組立て
時に、膝頂点位置を調節する手間を短縮化することがで
きる。さらには、湾曲ボトムの湾曲しない箇所が、同時
に逆反り防止の役目も果たすことができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる湾曲ボトムを配置した、ベッド
における膝ボトムから、脚ボトムにかけて、使用者の身
長に応じて切り換えた湾曲状態を示した、側面説明図で
ある。
【図2】図1に示すベッドに適用される、湾曲ボトムの
模式的な外観斜視説明図である。
【図3】図1に示すベッドの膝ボトムから、脚ボトムに
かけての、湾曲ボトムとの取り付け構造を示した、模式
的な分解斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 ボトム 2a 膝ボトム 2b 脚ボトム 3 メインフレーム 4 ボトムユニット 5、6 支持枠 7 湾曲ボトム 7a 湾曲部 7b 固定部 8 膝上げ機構 9 横パイプ 10 取付部材 11 モータ 12 直動軸 13 起動腕 14 転動部材 15 膝上げ腕 16 リブ 17 切り込み 18 ボトムブロック 19 フック部材 20 係合穴 21 ガイド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月1日(1999.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドの、
人体の屈曲位置に対応した箇所に配置するようにしたボ
トムであって、一部を、ボトム表面側または裏面側に指
向して凸状に湾曲する構成とすると共に、残余箇所を湾
曲しない構成とし、隣接するボトムに着脱可能に構成し
、使用者に応じて湾曲位置を人体の屈曲位置に追随さ
せるように、前記人体の屈曲位置に対応した箇所におい
、配置方向を切り換えて装着する構造とした。また本
発明は、ボトムの起伏機構を備えたベッドにおいて、大
腿部を支える膝ボトムと、脛を支える脚ボトムとを、一
部を所定の曲率で一方向に湾曲可能に構成すると共に、
残余箇所を湾曲しない構成とした湾曲ボトムによって
結し、この湾曲ボトムを膝ボトムと脚ボトムとの間にお
いて、使用者に対応して湾曲箇所を人体の屈曲位置に追
随させるように配置方向を切り換えて装着する構成と
した。
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月9日(1999.9.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起伏機構を備えた
ベッド等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構
成した湾曲ボトムを、切り換え配置することで、使用者
の体格によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲
ボトムの湾曲中心位置を追随させるようにした、ベッド
における湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボトム起
伏機構を備えたベッドに関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、使用
者の身体の関節箇所と、ボトムの屈曲箇所が適合するこ
とはまれである。そこで本出願人は、これまで膝ボトム
から脚ボトムにかけての屈曲位置を、使用者に対応して
調節可能に構成した、構造のベッドを種々提案してきて
いる。例えば、膝ボトムと脚ボトムとの間に、異なった
箇所で切り換え屈曲できるように構成したボトムを配置
したり、所定の曲率で全体が上に凸状に曲がる構造のい
わゆる湾曲ボトムを配置するようにしたベッドを提案し
ている。本発明はこのようなベッドをさらに改善するた
めに提案されたものであって、起伏機構を備えたベッド
等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構成した
湾曲ボトムを、切り換え配置することで、使用者の体格
によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボトム
の湾曲中心位置を追随させるようにした、ベッド等にお
けるボトムの湾曲位置調節機構を提供することを目的と
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドの、
人体の屈曲位置に対応するように配置する湾曲ボトム
あって、ボトム長さ方向に対応する一部範囲を、ボトム
表面側または裏面側に指向して凸状に湾曲する湾曲箇所
とすると共に、残余箇所を湾曲しない構成とし、前記湾
曲箇所を使用者に応じて使用者の屈曲位置追随させる
ように、前記人体の屈曲位置に対応した箇所において、
配置方向を切り換える構造とした。また本発明は、ボト
ムの起伏機構を備えたベッドにおいて、大腿部を支える
膝ボトムと脛を支える脚ボトムとを、ボトム長さ方向に
対応する一部範囲を所定の曲率で一方向に湾曲可能に構
成すると共に残余箇所を湾曲しない構成とした湾曲ボト
ムによって連結し、前記膝ボトムと脚ボトムとの間にお
いて、使用者に対応して前記湾曲ボトムの湾曲箇所を使
用者の屈曲位置に追随させるように、前記湾曲ボトムを
切り換えて配置する構成とした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明にかかるベッドにおける湾曲ボトム
7並びに湾曲ボトム7を有する床部起伏機構を備えたベ
ッド1は以上のように構成されるものであり、次に、前
記湾曲ボトム7の作用、および配置手順を説明する。先
ず、使用者が平均的身長より低い場合は、図3に示すよ
うに、湾曲ボトム7の湾曲中心位置が、膝ボトム2a側
に寄るようにする。そのために、湾曲ボトム7の所定の
曲率で湾曲するように構成された湾曲部7a側を、前記
膝ボトム2a側に来るように、膝ボトム2aおよび脚ボ
トム2bを支える支持枠5、6に形成した係合穴20に
係合させて、膝ボトム2aと脚ボトム2bとを連結する
ようにする。かかる状態で、膝上げ機構8におけるモー
タ11を起動して、直動軸12を引き込み動作させる
と、直動軸12先端に取り付けた起動腕13を介して膝
上げ腕15が傾斜していき、膝上げ腕15先端の転動部
材14を介して湾曲ボトム7裏面のガイド部21を移動
しながら押し上げるので、湾曲ボトム7における湾曲部
7aが湾曲頂点として、膝ボトム2aから脚ボトム2b
にかけて、上に凸状に湾曲して膝上げ状態とすることが
できるのである(図1参照)。以上のように、前記湾曲
ボトム7の湾曲部7aは、膝ボトム2a側にあるので、
平均的身長より低い使用者の膝裏に、対応させることが
でき、使いやすい状態とすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以上のように、使用者の身長に合わせて、
すなわち、膝裏の位置に、湾曲ボトム7の湾曲部7aが
適応するように配置方向を変えるだけで、使用者の体格
によって位置的に異なる身体の屈伸部にボトムの屈曲箇
所を対応させることができるので、湾曲位置を調節する
機構的なものは不要であり、調節する手間をかけること
がなく、使い勝手に優れたものとなる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月24日(1999.12.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起伏機構を備えた
ベッド等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構
成した湾曲ボトムを、置き換えることで、使用者の体格
によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボトム
の湾曲中心位置を追随させるようにした、ベッドにおけ
る湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボトム起伏機構
を備えたベッドに関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、使用
者の身体の関節箇所と、ボトムの屈曲箇所が適合するこ
とはまれである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドの、
人体の屈曲位置に対応するように配置する湾曲ボトムで
あって、ボトム長さ方向の一端側寄りの所定範囲を、ボ
トム表面側または裏面側に指向して凸状に湾曲する湾曲
箇所とすると共に、残余箇所を湾曲しない構成とし、
記人体の屈曲位置に対応した箇所において、使用者に応
じて使用者の屈曲位置に前記湾曲箇所を近づけるように
置き換えることで、使用者の屈曲位置に湾曲箇所を追随
させる構造とした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以上のように、使用者の身長に合わせて、
すなわち、膝裏の位置に、湾曲ボトム7の湾曲部7aが
適応するように湾曲ボトム7を置き換えるだけで、使用
者の体格によって位置的に異なる身体の屈伸部にボトム
の屈曲箇所を対応させることができるので、湾曲位置を
調節する機構的なものは不要であり、調節する手間をか
けることがなく、使い勝手に優れたものとなる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月24日(1999.12.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起伏機構を備えた
ベッド等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構
成した湾曲ボトムを、置き換えることで、使用者の体格
によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボトム
の湾曲中心位置を追随させるようにした、ベッドにおけ
る湾曲ボトム並びに湾曲ボトムを有するボトム起伏機構
を備えたベッドに関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、使用
者の身体の関節箇所と、ボトムの屈曲箇所が適合するこ
とはまれである。そこで本出願人は、これまで膝ボトム
から脚ボトムにかけての屈曲位置を、使用者に対応して
調節可能に構成した、構造のベッドを種々提案してきて
いる。例えば、膝ボトムと脚ボトムとの間に、異なった
箇所で切り換え屈曲できるように構成したボトムを配置
したり、所定の曲率で全体が上に凸状に曲がる構造のい
わゆる湾曲ボトムを配置するようにしたベッドを提案し
ている。本発明はこのようなベッドをさらに改善するた
めに提案されたものであって、起伏機構を備えたベッド
等のボトムに、一部を適度な曲率で湾曲可能に構成した
湾曲ボトムを、置き換えることで、使用者の体格によっ
て位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボトムの湾曲
中心位置を追随させるようにした、ベッド等におけるボ
トムの湾曲位置調節機構を提供することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドの、
人体の屈曲位置に対応するように配置する湾曲ボトムで
あって、ボトム長さ方向の一端側寄りの所定範囲を、ボ
トム表面側または裏面側に指向して凸状に湾曲する湾曲
箇所とすると共に、残余箇所を湾曲しない構成とし、
記人体の屈曲位置に対応した箇所において、使用者に応
じて使用者の屈曲位置に前記湾曲箇所を近づけるように
置き換えることで、使用者の屈曲位置に湾曲箇所を追随
させる構造とした。また本発明は、ボトムの起伏機構を
備えたベッドにおいて、大腿部を支える膝ボトムと脛を
支える脚ボトムとを、ボトム長さ方向の一端側寄りの所
定範囲を、所定の曲率で一方向に湾曲可能に構成すると
共に残余箇所を湾曲しない構成とした湾曲ボトムによっ
て連結し、前記膝ボトムと脚ボトムとの間において、使
用者に応じて使用者の屈曲位置に前記湾曲ボトムの湾曲
箇所を近づけるように置き換えることで、使用者の屈曲
位置に湾曲箇所を追随させる構造とした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以上のように、使用者の身長に合わせて、
すなわち、膝裏の位置に、湾曲ボトム7の湾曲部7aが
適応するように湾曲ボトム7を置き換えるだけで、使用
者の体格によって位置的に異なる身体の屈伸部にボトム
の屈曲箇所を対応させることができるので、湾曲位置を
調節する機構的なものは不要であり、調節する手間をか
けることがなく、使い勝手に優れたものとなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトム起伏機構を備えたベッドの、ボ
    トム屈曲箇所に配置するようにしたボトムであって、一
    部を、ボトム表面側または裏面側に指向して凸状に湾曲
    する構成とすると共に、残余箇所を湾曲しない構成と
    し、使用者に応じて湾曲位置を変えることができるよう
    に、ボトム屈曲箇所に、配置方向を切り換えて装着する
    構造としたことを特徴とするベッドにおける湾曲ボト
    ム。
  2. 【請求項2】 ボトムの起伏機構を備えたベッドにお
    いて、大腿部を支える膝ボトムと、脛を支える脚ボトム
    とを、一部を所定の曲率で一方向に湾曲可能に構成する
    と共に、残余箇所を湾曲しない構成とした湾曲ボトムに
    よって、使用者に対応して湾曲箇所を切り換えるように
    連結する構成としたことを特徴とする湾曲ボトムを有す
    るボトム起伏機構を備えたベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111658364A (zh) * 2020-07-14 2020-09-15 河南省中医院(河南中医药大学第二附属医院) 一种便于调整姿态的骨科护理床

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