JP2000101691A - ターミナルアダプタ - Google Patents

ターミナルアダプタ

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JP2000101691A
JP2000101691A JP10269890A JP26989098A JP2000101691A JP 2000101691 A JP2000101691 A JP 2000101691A JP 10269890 A JP10269890 A JP 10269890A JP 26989098 A JP26989098 A JP 26989098A JP 2000101691 A JP2000101691 A JP 2000101691A
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JP
Japan
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wake
function
telephone
terminal adapter
time
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JP10269890A
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English (en)
Inventor
Satoko Nakayama
聡子 中山
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NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Telecom System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターミナルアダプタの目覚まし機能により、電
話機を使用した目覚まし機能を実現する。また、外出先
でも同様の目覚まし機能を利用可能とするなど、サービ
スを多様化する。 【解決手段】ターミナルアダプタ1に内蔵される時計I
C4の時刻がユーザーにより設定された目覚まし時刻に
なると、目覚まし起動部18はCPU2に通知する。CPU2
は、目覚まし機能に関するデータをメモリ3から読み出
し、目覚まし機能を作動する。また、目覚まし機能は、
あらかじめユーザーにより設定されたデータにもとづ
き、各アナログポート8〜10に接続された電話機13
〜15のリンガの鳴動や停止、指定された番号への自動
発信などを行うことにより実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターミナルアダプ
タに関し、特に目覚まし機能を有するターミナルアダプ
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の目覚まし機能は、電話機
の機能またはそれに類似した機能により目覚まし機能を
実現している。
【0003】たとえば、特開平3−297252には、
設定された電話番号に設定時刻に自動発呼する手段と、
スピーカー出力を漸次大きくする手段により、所望時刻
に所望の電話番号に自動発呼し、相手先音声をスピーカ
ー出力可能とする技術が記載されている。
【0004】また、実開平4−135054には、電話
機に内蔵されたタイマーに任意の時間を設定し、その時
間に電話のベルを鳴らす手段とNTTの時刻サービス
(117)を自動で呼び出し内蔵スピーカーで鳴らす手段
により、目覚まし機能を実現する技術が記載されてい
る。
【0005】さらに、実開平2−82156には、時刻
設定手段により設定された時刻に達したとき、疑似リン
ガ音を吹鳴させる手段と、疑似リンガ音の吹鳴中にハン
ドセットをオフフックしたとき、録音再生手段に録音し
てある部分中の所定部分を再生させる手段により、設定
時刻に所望の録音内容の再生で、目覚まし機能を実現す
る技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は次のような問題を有している。第1の問題
点は、従来の目覚まし機能付き電話機では、電話機本体
にタイマーや音源、電話機を鳴動させる仕組みが組み込
まれているため、使用する電話機1台でしかその機能を
発揮することができないことである。
【0007】第2の問題点は、従来の目覚まし機能付き
電話機では、複数台使用する場合、その全てに設定が必
要であり、多様なサービスを実施しようとする場合には
設定に手間がかかり、使用する側の負担が大きくなるこ
とである。
【0008】第3の問題点は、従来の目覚まし機能付き
電話機では、電話機本体に目覚まし機能を内蔵している
ため、基本機能が電話機本来の機能に限定され、外出し
た先では使用することができないことである。第4の問
題点は、従来の目覚まし機能付き電話機では、電話機本
体に目覚まし機能があるため、2回線を同時に制御する
ことができず、指定された電話番号に発信し、かつ、更
に他の指定された番号に発信し、両者を通話させること
ができないことである。
【0009】第5の問題点は、従来の目覚まし機能付き
電話機では、電話機本来の機能及び目覚まし機能だけで
は、Eメールなどのメッセ−ジデータを作成する機能が
ないため、Eメールなどのメッセージ送信を行うことが
できないことである。
【0010】本発明の目的は、従来の目覚まし機能付き
電話機によって実現されていた目覚まし機能をターミナ
ルアダプタに搭載することにより、ターミナルアダプタ
に接続した通常使用している電話機複数台を目覚まし機
能を持つ電話機と同様に使用できるようにすることにあ
る。また、外出時にも同様な目覚まし機能を実現するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のターミナルアダプタは、本装置に接続され
た電話機を用いて、次のような構成により目覚まし機能
を実現している。
【0012】すなわち、目覚まし機能は、時刻設定/読
みだしが可能な時計IC(図1の4)と、目覚まし時刻な
どの目覚まし用データをセットする仕組みとそれを保存
するメモリ(図1の3)と、設定された目覚まし時刻にな
るとCPU(図1の2)に目覚まし起動を通知する目覚ま
し起動部(図1の18)と、複数の電話/FAXを接続するアナ
ログポート(図1の8〜10)と、パソコンを接続するデ
ータポート(図1の7)と、ISDN回線に接続するコネ
クタと(図1の11)から実現されている。
【0013】また、外出先でも外出先の電話を用いて、
目覚まし機能を実現するため、タイマーにより自動発信
する機能(図1の6)と、2本の通話チャンネルすなわち
2Bを使用して別々に接続された通話パスをミキシング
する機能(図1の6)と、一方の切断によりもう一方の通
話を切断する機能(図1の6)とを備えている。
【0014】さらに、ポケベルやPHS、携帯などの無
線端末に対してもメッセージ送信することで、目覚まし
機能を実現する。
【0015】具体的には、あらかじめ入力されたメール
アドレス、メッセージをEメール送信用のフォーマット
にしたがったデータを作成する機能(図1の17)と、作成
したデータを指定された電話番号に送信する機能(図1
の6)とを備えている。
【0016】上述の構成において、ターミナルアダプタ
に内蔵される時計ICに設定された時刻を基に、設定さ
れた目覚まし時刻になるとターミナルアダプタに接続さ
れている電話機のリンガを鳴動させる。このため、一般
に市販されている電話機を使用して、あたかも目覚まし
機能付き電話機を使用した場合と同様の機能を利用する
ことができる。
【0017】また、目覚まし機能により鳴動している電
話機をオフフックすることにより、指定された宛先へ自
動的に発信する。このため、一般に市販されている電話
機を使用して、目覚まし機能及び自動発信機能付き電話
機を使用した場合と同様な機能を利用することができ
る。
【0018】ターミナルアダプタに内蔵される時計IC
に設定された時刻を基に、設定された目覚まし時刻にな
ると設定されている電話番号に自動的に発信し、相手ユ
ーザーが受話器をオフフックすることにより、あらかじ
めセットされたターミナルアダプタに接続されている留
守番電話機を呼び出し、メッセージを相手側に聞かせ
る。これにより、外出先の電話機を使用して、自宅にい
る場合と同様に電話機を使用した目覚まし機能を利用す
ることができる。
【0019】また、相手ユーザーが受話器をオフフック
した時点で、2Bを使用して別の番号に自動的に発信
し、回線が接続された時点で先に発信した相手側と後に
発信した側の通話パスをつなげる。通話終了時は、何れ
かがオンフックした場合、オンフックした側の回線から
ターミナルアダプタに対し、切断信号DISCが通知さ
れるので、これを受けて、もう一方の接続先にターミナ
ルアダプタから切断信号DISCを出し、両方の回線を
切断する。これにより、外出先の電話機を使用して、目
覚まし機能及び自動発信機能付き電話機を使用した場合
と同様な機能を利用することができる。
【0020】ターミナルアダプタに内蔵される時計IC
に設定された時刻を基に、設定された目覚まし時刻にな
ると、設定されているメールアドレス、メッセージデー
タからEメール送信用のフォーマットにしたがったデー
タを作成し、設定されている相手先電話番号にメッセー
ジ送信する。これにより、ポケベル・PHS・携帯を持
って寝ている場合、音声または振動により目覚める効果
があり、かつ、メッセージを受信することもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明のターミナルア
ダプタ1は、時刻設定/読みだしが可能な時計IC4
と、目覚まし時刻などの目覚まし用データを設定する機
能とそれを保存するメモリ3と、電話/FAXを接続す
るアナログポート8〜10と、パソコンを接続するデー
タポート7と、ISDN回線に接続するコネクタ11と
を有している。データポート7にはPC12、アナログ
ポート8〜10には電話機13〜15、ISDNコネク
タ11にはISDN回線16がそれぞれ接続されてい
る。アナログポート8に接続されている電話機13は、
留守番電話機能を有している。
【0023】また、設定された目覚まし時刻になるとC
PU2に目覚まし起動を通知する目覚まし起動部18
と、リンガの鳴動など電話機の制御を行う電話機制御部
5と、アナログポート8〜10に接続された電話機13
〜15、あるいはデータポート7に接続されたPC12
がISDN回線16を通じて通信する際の制御を行う通
信制御部6とを有している。
【0024】さらに、Eメール送信する際にフォーマッ
トにしたがってデータを作成するデータ作成部17を有
している。選択された目覚まし機能の種類により、アナ
ログポート8〜10の何れかに留守番電話機を接続す
る。
【0025】次に、図1のターミナルアダプタの動作に
ついて、図を参照して説明する。
【0026】まず、ターミナルアダプタ1に内蔵されて
いる時計IC4に現在時刻を設定する。次に目覚まし機
能の各項目の設定を行う(設定手順については後述)。目
覚まし機能の作動を希望する時刻に目覚まし時刻をセッ
トし、目覚まし機能の作動の設定を「OFF/ON」を
設定する。更に、目覚まし機能のサービス選択を「電話
機を鳴らす/接続先に発信する/発信先にメッセージを
流す/発信先を呼び出し接続先と接続する/メッセ−ジ
(電子メール)を送信する/データ接続する」の中から選
択し、選択内容により、目覚ましの対象とするポート、
発信先号、接続先番号、送信メッセージ、切断タイマー
など必要な項目の設定を行う。また、目覚まし時刻は複
数設定可能であり、各時刻に対して上記設定を行う。こ
れらの目覚まし機能の設定をターミナルアダプタ1内部
のメモリ3は各データテーブルに記憶する。また、メモ
リ3と同時に、目覚まし機能の起動がONとなっていた
場合、目覚まし起動部18に時刻監視状態ON、その目
覚まし時刻を通知する。目覚まし機能の起動が全てオフ
の場合は、時刻監視状態をオフにする。また、各設定は
公衆網を経由して遠隔地からの設定も可能となってい
る。
【0027】以上の設定により、時計IC4の時刻が、
設定した目覚まし時刻になった時点で、目覚まし起動部
18はCPU2に通知し、CPU2はメモリ3から目覚
まし機能の種類を読みだし、選択されている目覚まし機
能を作動する。
【0028】各目覚まし機能は次のように動作する。
【0029】A.設定されたポートに接続された電話機
のリンガを鳴動させる。CPU2はメモリ3のデータか
ら目覚まし機能の対象とされているポート番号を読み出
し、該当するアナログポート8〜10の何れかに接続さ
れた電話機13〜15のリンガを電話制御部5により鳴
動する。ユーザーが目を覚ましてリンガ鳴動中の電話機
の受話器をオフフックした時点で、電話機制御部5はリ
ンガを停止し、オフフックれた電話機13〜15の受話
器からダイヤルトーンを送出する。以降の動作は、通
常、ユーザーが発信する場合にターミナルアダプタに接
続された電話機の受話器をあげた状態と同様とする。
【0030】これにより、ユーザーが目覚まし機能のな
い電話機を使用していても、電話機のリンガによる目覚
まし機能の利用が可能となる。
【0031】B.設定されたポートに接続されたアナロ
グポートから指定された相手先に発信する。
【0032】CPU2はメモリ3のデータを読みだし、
指定されているアナログポート8〜10の何れかに接続
された電話機13〜15のリンガを電話機制御部5によ
り鳴動させる。ユーザーが目を覚ましてリンガ鳴動中の
電話機の受話器をオフフックすることにより、電話機制
御部5は、電話機からOFF-HOOK信号を検出し、電話機の
リンガを停止するとともに、オフフックされた電話機の
受話器から呼び出し音を送出する。と同時に、通話制御
部6により、メモリ3のデータで指定されている接続先
番号に対し、目覚まし機能の対象とされているポートか
らの呼として発信する。以降の動作は、通常、ユーザー
が発信する場合に受話器をあげ、相手先番号を入力し、
発信した状態と同様とする。
【0033】これにより、機能Aに加えて、受話器をオ
フフックKするだけで、自動的に「177」などのサー
ビスや友人などの相手先、または専用のサービスなどに
接続され、効果的に目覚めることが可能となる。
【0034】C.指定された番号に発信し、回線接続
後、メッセージを流す。
【0035】CPU2はメモリ3のデータから発信先番
号に登録されている発信先番号を読みだし、通信制御部
6により、その番号に発信する。相手側ユーザーの電話
機が鳴動し、ユーザーが目を覚まして受話器をオフフッ
クし、回線が接続された時点で、メモリ3のデータから
メッセージ再生ポートに指定されているポート番号を読
みだし、電話制御部5によりそのポートに接続されてい
る電話機を呼び出す。ここでは、アナログポート113
に接続されている電話機が留守番電話であり、留守番電
話の設定が行われているものとする。これにより、呼び
出された電話機の留守番電話が応答した時点で、通信制
御部6により、相手側と対象とされているポートの通話
パスを接続し、相手側にあらかじめ録音しておいたメッ
セージ内容を聞かせる。
【0036】以降の動作は、相手側から発信し、留守番
電話のメッセージを聞いている場合と同様とする。これ
により、外出時においても目覚まし機能を利用すること
ができる。
【0037】D.指定された番号に発信し、回線接続
後、更に別の番号に発信し、通話のミキシングを行う。
【0038】CPU2はメモリ3のデータによって指定
されている発信先番号を読みだし、通信制御部6により
その番号に発信する。相手側ユーザーの電話機が鳴動
し、ユーザーが目を覚まして受話器をオフフックし、回
線が接続された時点で、通信制御部6からの通知を受け
て、CPU2はメモリ3に記憶されているデータを読み
だし、通話制御部6によりもう1Bを使用して指定され
た接続先の番号に発信する(ISDN回線の2Bを使用
して発信する)。このとき、先に発信した相手側には疑
似呼び出し音などを送出し、接続先を呼び出し中である
ことを認識してもらう。接続先が応答し回線が接続され
た時点で、先に発信した相手側への疑似呼び出し音を停
止し、通話制御部6により、先に発信した相手側と次に
発信した接続先との通話パスを接続する。このとき、タ
ーミナルアダプタ1は2Bを使用し、相手先と接続先の
それぞれと接続している状態となる。
【0039】通話終了時、先に発信した相手側もしくは
次に発信した接続先がオンフックなどにより通話を終了
した時点で、ターミナルアダプタ1はオンフックした側
の回線からISDN回線16を経由して切断信号DIS
Cを受信し、通信制御部6により切断のシーケンスを行
う。と同時に、もう一方の接続先に対し、ターミナルア
ダプタ1は通信制御部6から切断信号DISCを送信し
切断処理を行う。よって、2つの通話は同時に終了す
る。これにより、外出先においてもBと同様な目覚まし
機能を利用することができる。
【0040】E.指定されたメッセージをポケベル・P
HS・携帯に送信する。CPU2はメモリ3のデータか
ら設定されている相手のメールアドレスとメッセージデ
ータを読み出し、データ作成部17にデータをコピーす
る。データ作成部17は渡されたメールアドレスとメッ
セージデータをメッセージ送信用のフォーマットにした
がった形式に編集し、Eメール送信用のデータを作成す
る。編集が終了した時点で、データ作成部17はCPU
2に送信準備完了を通知する。これを受けて、CPU2
はメモリ3のデータから指定されている送信先番号を読
みだし、作成したEメール送信用のデータを通信制御部
6によりその番号に送信する。これにより、ユーザーが
ポケベル・PHS・携帯などを持って寝ている場合、メ
ッセージ着信時の呼び出し音または振動(各装置の設定
に従う)により目覚める効果があり、かつ、メッセージ
を受信することができる。
【0041】次に、設定方法について説明する。
【0042】各項目は、データポート7に接続されたP
C12、アナログポート8〜10に接続された電話機1
3〜15、また、遠隔地からのPB信号などによるリモ
ート設定により設定可能とする。
【0043】図2は、各設定方法により設定される目覚
まし時刻ごとの項目例、設定値例の一覧である。以下
に、PC12から目覚まし用ユーティリティを使用した
場合のデータ設定手順の例について記述する。
【0044】まず、目覚ましユーティリティを起動する
と、図3の設定内容一覧の画面が表示される。この画面
の「追加」ボタンをクリックする、または、既に登録さ
れている行を選択し「変更」ボタンをクリックすること
により図4の画面が表示される。この画面で、目覚まし
機能オフ/オン、目覚まし起動時刻などを入力し、目覚
まし機能の種類を選択する。目覚まし機能を選択した
後、「詳細設定」ボタンをクリックすることにより、選
択した機能に応じた図5〜9に示した設定画面が表示さ
れる。詳細画面で設定後、「OK」ボタンをクリックす
ると、画面は図4の画面に戻る。設定に問題がなけれ
ば、図4の画面でも「OK」ボタンをクリックし、設定
を確定し、図3の画面に戻る。更に登録する内容がなけ
れば、「OK」をクリックし設定を終了する。この時点
で設定された内容は、ターミナルアダプタ1のメモリ3
に書き込まれる。
【0045】詳細設定画面について各目覚まし機能ごと
に説明する。
【0046】a.「設定されたポートに接続された電話
機のリンガを鳴動させる。」を選択した場合(図5を参
照のこと)、目覚まし機能起動時にリンガを鳴動させる
ポートを選択する。次に、呼び出し音を「通常の呼び出
し音/(通常より)短めの呼び出し音、(通常より)長
めの呼び出し音」の中から選択する。通常のアナログ着
信と区別したい場合には、短めまたは長めを選択する。
また、ユーザーが目覚まし設定したにもかかわらず留守
となった場合など、目覚まし起動時にリンガ鳴動してい
る電話機をオフフックできない場合に備えて呼び出し停
止タイマーをセットする。
【0047】b.「設定されたポートに接続されたアナ
ログポートから指定された相手先に発信する。」を選択
した場合(図6を参照のこと)、目覚まし機能起動時に
リンガを鳴動させるポート、呼び出し音、呼び出し停止
タイマーについては、詳細設定aと同様に設定する。次
に、接続先の電話番号を設定し、ユーザーが受話器をオ
フフックした際に自動的に発信する先を指定する。ここ
で「117」などを設定すれば、ユーザーが目覚めて受
話器を手にした際に時報を聞くことができるし、友人の
電話番号を設定すれば、お互いの目覚ましとして使用す
ることもできる。また、「117」などのサービスに接
続した場合、ユーザーが受話器をオフフックしたまま、
再び眠る可能性がある。その場合、通話料金が必要以上
にかかり、回線も占有される。そのような事態を防止す
るために切断タイマーの設定を設け、通話状態になって
から、一定時間が経過したら自動的に回線を切断する。
【0048】c.「指定された番号に発信し、回線接続
後、メッセージを流す。」を選択した場合(図7を参照
のこと)、発信先番号に目覚ましの対象となるユーザー
の電話番号を設定する。次に、メッセージを送出する留
守番電話機が接続されているアナログポートを選択す
る。ユーザーが応答できない場合を考慮して、呼び出し
停止タイマーを設定する。切断タイマーについては、詳
細設定bと同様とする。
【0049】d.「指定された番号に発信し、回線接続
後、次に発信した相手と通話する。」を選択した場合
(図8を参照のこと)、発信先番号に目覚ましの対象と
なるユーザーの電話番号を設定する。次に、詳細設定b
と同様に、ユーザーが応答した際に自動的に発信する接
続先の番号を設定する。また、呼び出し停止タイマー、
切断タイマーの設定については、詳細設定cと同様とす
る。
【0050】e.「指定されたメッセージをポケベル・
PHS・携帯に送信する。」を選択した場合(図9を参
照のこと)、Eメール送信する際のアクセスポイントの
電話番号、送信する相手のアドレスを設定する。次に、
送信するメッセージを入力する。送信メッセージは、ポ
ケベルPHSなどを対象としているので、長いメッセー
ジを送信しないようユーティリティでのメッセージ入力
時に最大文字数の制限を設ける。
【0051】
【発明の効果】上述した本願発明によれば次のような効
果が得られる。
【0052】第1の効果は、ターミナルアダプタ本体に
目覚まし機能を持たせることにより、ターミナルアダプ
タに接続されている目覚まし機能のない電話機複数台を
ターミナルアダプタから制御することにより、目覚まし
機能を実現するため、既存の電話機を使って、電話機に
よる目覚まし機能が実現できる点である。ある。
【0053】第2の効果は、目覚まし機能がターミナル
アダプタに搭載されており、ターミナルアダプタで集中
管理することにより一度の設定で全ての電話機への設定
が可能であり、さらにPC上のユーティリティを使用す
ることにより、容易に設定可能であるため、複数台の電
話機で目覚まし機能を使用する際に、ターミナルアダプ
タで一度に設定可能となり、設定の煩雑さが解消される
点である。
【0054】第3の効果は、目覚まし機能をターミナル
アダプタにもたせることにより、ターミナルアダプタで
行っている電話機の制御部を用いて、自動発信した相手
先に留守番電話機などのメッセージの送出が可能なた
め、外出した先でも自宅にいる場合と同様な目覚まし機
能を使用することができる点である。
【0055】第4の効果は、ターミナルアダプタはIS
DN回線に接続しており、一度に2B使用して2カ所へ
の発信が可能であり、さらに内部の音声パスのつなぎ換
えにより、2カ所での相互通話が可能なため、指定され
た電話番号に発信し、かつ、更に他の指定された番号に
発信し、両者を通話させることができる点である。
【0056】第5の効果は、ターミナルアダプタはPC
とも接続でき、Eメールなどの電子メッセ−ジデータの
送受信が可能なため、目覚まし機能の1つとして、Eメ
ールなどのメッセージ送信を行うことができる点であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターミナルアダプタの実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明によるターミナルアダプタ内部のメモリ
に記憶させる目覚まし機能の設定内容一覧。
【図3】本発明における目覚まし機能設定用ユーティリ
ティの登録内容一覧を表示する画面。
【図4】本発明における目覚まし機能に必要な設定を行
うためのユーティリティの設定画面。
【図5】図4の画面における目覚ましの種類で「A.設
定されたポートに接続された電話機のリンガを鳴動させ
る」を選択した場合に表示される画面。
【図6】図4の画面における目覚ましの種類で「B.設
定されたポートに接続されたアナログポートから指定さ
れた相手先に発信する」を選択した場合に表示される画
面。
【図7】図4の画面における目覚ましの種類で「C.指
定された番号に発信し、回線接続後、メッセージを流
す」を選択した場合に表示される画面。
【図8】図4の画面における目覚ましの種類で「D.指
定された番号に発信し、回線接続後、次に発信した相手
と通話する」を選択した場合に表示される画面。
【図9】図4の画面における目覚ましの種類で「E.指
定されたメッセージをポケベル・PHS・携帯に送信す
る」を選択した場合に表示される画面。
【符号の説明】
1.ターミナルアダプタ本体 2.CPU 3.メモリ 4.時計IC 5.電話機制御部 6.通信制御部 7.データポート 8.アナログポート1 9.アナログポート2 10.アナログポート3 11.ISDNコネクタ 12.PC 13.電話機1 14.電話機2 15.電話機3 16.ISDN回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04M 11/00 303 Fターム(参考) 2F002 AA05 AB04 AD06 AD07 AD08 BA25 BA26 BD04 EA00 EB00 EC02 EE01 EH01 GA06 GB01 GC04 GC06 5K023 MM11 5K027 BB01 CC02 EE04 HH27 5K036 AA14 DD05 DD11 KK14 5K101 LL03 MM04 NN14 RR13 RR16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計ICと目覚まし機能を内蔵するターミ
    ナルアダプタ。
  2. 【請求項2】指定された時刻に指定された番号へ自動的
    に発信し、さらに別の指定された番号へ自動的に発信
    し、2つの通話パスを接続して通話可能とするターミナ
    ルアダプタ。
  3. 【請求項3】指定された時刻に指定されたメッセージを
    指定されたアドレスに自動的に送信するターミナルアダ
    プタ。
  4. 【請求項4】時刻設定/読みだしが可能な時計ICと、
    目覚まし時刻などの目覚まし用データを設定する機能と
    それを保存するメモリと、電話/FAXを接続するアナ
    ログポートと、パソコンを接続するデータポートと、I
    SDN回線に接続するコネクタとから構成されたこと特
    徴とするターミナルアダプタ。
  5. 【請求項5】設定された目覚まし時刻になるとCPUに
    目覚まし起動を通知する目覚まし起動部と、リンガの鳴
    動など電話機の制御を行う電話機制御部と、前記アナロ
    グポートに接続された電話機あるいはデータポートに接
    続されたPCがISDN回線を通じて通信する際の制御
    を行う通信制御部とを有する請求項4記載のターミナル
    アダプタ。
JP10269890A 1998-09-24 1998-09-24 ターミナルアダプタ Pending JP2000101691A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311174A (ja) * 2001-04-19 2002-10-23 Nec Corp 携帯電話機及びそのアラーム時刻の設定方法
WO2006114943A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 電子機器及びその制御方法並びにプログラム
JP2008111818A (ja) * 2006-11-28 2008-05-15 Hiromi Funabiki タイマー

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