JP2000097903A - ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法 - Google Patents

ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法

Info

Publication number
JP2000097903A
JP2000097903A JP10265282A JP26528298A JP2000097903A JP 2000097903 A JP2000097903 A JP 2000097903A JP 10265282 A JP10265282 A JP 10265282A JP 26528298 A JP26528298 A JP 26528298A JP 2000097903 A JP2000097903 A JP 2000097903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
solid electrolyte
concentration
internal space
oxygen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10265282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3643709B2 (ja
Inventor
Satoshi Sugaya
聡 菅谷
Norihiko Nadanami
紀彦 灘浪
Noboru Ishida
昇 石田
Takafumi Oshima
崇文 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP26528298A priority Critical patent/JP3643709B2/ja
Publication of JP2000097903A publication Critical patent/JP2000097903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3643709B2 publication Critical patent/JP3643709B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単であり、応答性に優れたガス濃度測
定装置及びガス濃度測定方法の提供。 【解決手段】酸素濃度が実質的に一定な雰囲気1、拡散
抵抗2を介して被検ガスが導入される内部空隙3、固体
電解質層5−3上に形成された雰囲気1に接する電極6
a、内部空隙3に面する電極6bを備え、電極6a,6
b間に電圧が印加されて内部空隙3内の酸素を雰囲気1
へ汲み出す第1固体電解質セル6、第1固体電解質セル
6に一定の電圧を印加する手段、固体電解質層5−4上
に形成された内部空隙3に面する電極8a、面しない電
極8bを備え、電極8a,8b間に被検ガス中の測定対
象ガス濃度に応じた出力を生じる第2固体電解質セル8
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、船舶、飛
行機等の移動用、産業用の内燃機関の排ガス中、又は、
ボイラ等の燃焼ガス中の特定ガス濃度を測定するガス濃
度測定装置及びその測定方法に関し、特にNOxガス濃
度の測定装置及び測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、排ガス規制の強化に伴い、エンジ
ン等の排ガス中のNOxガス濃度を直接測定し、エンジ
ン制御や触媒のコントロールを行う研究が行われてい
る。このためのNOxガスセンサ素子として、ZrO2
素セラミックス等の酸素イオン伝導体層上に一対の電極
が形成された第1及び第2酸素イオンポンプセルと、セ
ンサ素子内部に形成された第1及び第2内部空隙と、を
有し、第1酸素イオンポンプセルにより、センサ素子の
第1内部空隙においてNOxガスが解離しない程度に第
1内部空隙から酸素を汲み出し、さらに、第2酸素イオ
ンポンプセルにより、第1内部空隙から第2内部空隙に
導入されたNOxガスを含む残留ガスから更に酸素を汲
み出すことにより、第2空隙部内においてNOxを解離
させ、第2酸素イオンポンプセルに流れる酸素ポンプ電
流に基づきNOxガス濃度を検出する素子が提案されて
いる。このようなNOxガスセンサ素子は、HC、CO
等の妨害ガスの影響を受けにくいにNOxガス濃度の測
定方法として、近年広く研究が行われている。
【0003】例えば、特開平8−271476号公報又
はSAE paper No.960334 p137〜142 1996には、第1
内部空隙に面して該空隙内の酸素濃度を検出するための
酸素センサセルが設けられ、前記酸素センサセルに発生
する起電力に基づいて、前記第1内部空隙に面して設け
られた第1酸素イオンポンプセルへの印加電圧を可変制
御し、酸素濃度一定とされたガスが拡散抵抗部を介して
第2内部空隙に拡散し、前記第2内部空隙に面して設け
られた第2酸素イオンポンプセルによりNOxガス濃度
を該セルに流れる酸素ポンプ電流として検知するNOx
ガスセンサ素子が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−271476号公報又はSAE paper No.960334 p
137〜142 1996に開示されたNOxガスセンサ素子は、
内部空隙の酸素濃度を検知するための酸素センサセルを
有しているため、素子構造が複雑である。加えて、酸素
センサセルが出力する酸素濃淡電池起電力に基づき第1
酸素イオンポンプセルへの印加電圧を変化させる必要が
あるため、複雑な制御回路を必要としている。
【0005】本発明の課題は、構造が簡単であるガス濃
度測定装置、特にNOxガス濃度測定装置を提供するこ
とである。また別の課題は、応答性が良好なガス濃度測
定装置及び測定方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は各々の視点にお
いて下記の事項を備える。第1の視点:酸素濃度が実質
的に一定な雰囲気。拡散抵抗を介して被検ガスが導入さ
れる内部空隙。固体電解質層に一対の電極が形成され、
一方の電極は酸素濃度が実質的に一定な雰囲気に接し、
他方の電極は内部空隙に面し、一対の電極間に電圧が印
加されて内部空隙内の酸素を一方の電極側へ汲み出す第
1固体電解質セル。第1固体電解質セルの一対の電極間
に一定の電圧を印加する手段。固体電解質層に一対の電
極が形成され、一方の電極が内部空隙に面するものであ
り、一対の電極間に被検ガス中の測定対象ガス濃度に応
じた出力が発生する第2固体電解質セル。
【0007】第1固体電解質セルに一定の所定電圧を印
加する手段は、このセルの一対の電極に電気的に接続し
一定電圧を印加する電源とすることができる。また、一
対の電極間に被検ガス中の測定対象ガス濃度に応じた出
力は、第2固体電解質セルが酸素ポンプセルとして動作
する場合は、固体電解質を介してその一対の電極間に流
れる酸素ポンプ電流である。第2固体電解質セルが酸素
濃淡電池セルとして動作する場合は、その一対の電極間
に生じる酸素濃淡電池起電力である。
【0008】第2の視点:酸素濃度が実質的に一定な雰
囲気が大気であること。第3の視点:第2固体電解質セ
ルの一対の電極間に測定対象ガスが解離されるような電
圧を印加する手段。測定対象ガスが解離されて生じた酸
素イオンによって第2固体電解質セルの一対の電極間に
流れる酸素ポンプ電流を測定する手段。第4の視点:2
固体電解質セルの一対の電極は、測定対象ガスに対する
触媒活性が互いに異なる活性電極と不活性電極とである
こと。活性電極と不活性電極間に発生する酸素濃淡電池
起電力を測定する手段。
【0009】第5の視点:内部空隙に、被検ガスの導入
部から、第2固体電解質セルが備える一対の電極のうち
内部空隙に面する一方の電極に向かう被検ガスの拡散経
路を蛇行させるように流路抵抗体を設けたこと。第6の
視点:内部空隙に内部空隙を被検ガスの拡散経路に沿っ
て分割する仕切壁を設けたこと。第7の視点:内部空隙
を拡散抵抗体により充填したこと。第8の視点:測定対
象ガスがNOxであること。
【0010】第9の視点:拡散抵抗を介して内部空隙に
被検ガスを導入する。内部空隙と酸素濃度が実質的に一
定に保たれた雰囲気とに面する固体電解質セルの一対の
電極間に一定電圧を印加する。内部空隙内の酸素を酸素
濃度が実質的に一定に保たれた雰囲気へ汲み出す。内部
空隙内の酸素濃度を可及的に一定の低濃度に制御する。
酸素濃度が制御された内部空隙内の測定対象ガス濃度を
検出する。
【0011】ここで、本発明によるガス濃度測定装置で
用いるガスセンサ素子において、第1固体電解質セルの
一対の電極のうち、一方の電極が酸素濃度一定雰囲気に
接し、他方の電極が被検ガスが導入されるセンサ内部空
隙に面し、さらに第2固体電解質セルが酸素ポンプセル
として構成され、測定対象ガスがNOxである場合につ
いて、そのガス濃度測定原理を説明する。このガス濃度
測定装置において、第1固体電解質セルの一対の電極に
外部から電圧Vpを印加すると、次式のように電圧成分
が分かれる。なお、次式中、emfは、第1固体電解質
セルの一側(酸素濃度一定雰囲気)と他側(被測定ガス
が導入される内部空隙)の酸素濃度差によって、該セル
の一対の電極間に生じる濃淡電池起電力、Rは第1固体
電解質セルの一対の電極間の電気抵抗、Iは第1固体電
解質セルの一対の電極間に流れる酸素ポンプ電流であ
る。
【0012】 Vp(ポンプ印加電圧)=emf(酸素濃淡差による起電力)+R×I(電流の駆動 力) …式(1)
【0013】上式より、電流量Iを非常に小さくするこ
とにより、emfとVpがほぼ等しくなることが分か
る。さらに、第1固体電解質セルの一側の電極は酸素濃
度一定雰囲気に曝されているから、印加電圧Vpを一定
とすることにより、第1固体電解質セルの内部空隙内の
酸素濃度を一定に制御できることが分かる。
【0014】さらに、本発明に用いるガスセンサ素子
は、このように酸素濃度が一定に制御される内部空隙に
面して、第2固体電解質セルが設けられている。この第
2固体電解質セルの電極にNOxが十分に解離されるよ
うな電圧を印加することにより、NOxが解離して生じ
た酸素イオンにより該セルを酸素ポンプ電流が流れる。
内部空隙内の酸素濃度は、第1固体電解質セルによって
一定に制御されているため、この酸素ポンプ電流に基づ
いて、被検ガス中の酸素濃度変動の影響を実質的に受け
ることなく、測定対象ガスの濃度を正確に測定すること
ができる。
【0015】以上より、本発明によるガス濃度測定装置
によれば、ガスセンサ素子自体の構造が簡素であると共
に、従来のセンサ素子と比べて酸素濃度検知セル(酸素
センサセル)が不要となり、酸素汲み出し用セルに印加
される電圧ないし該セルに流れる電流を可変に制御する
ための外部制御回路が不要となるため、測定装置全体の
構造も簡素化される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る
ガス濃度測定装置で用いるNOxガスセンサ素子を説明
するための図であり、センサを長手方向に切断した面を
示す。図2は、図1に示した内部空隙における電極配置
を説明するための図であって、内部空隙を固体電解質層
に沿って切断した面を示す。図1及び図2を参照して、
本発明の第1の実施形態に係るNOxガス濃度測定装置
を説明する。この装置で用いるガスセンサ素子は、4層
の固体電解質層5−1,…5−4が積層されてなる。そ
して、第1固体電解質層5−1と第3固体電解質層5−
3の間に、第2固体電解質層5−2と同層の大気導入部
1が形成されている。第3固体電解質層5−3上には、
大気導入部1に面して外側電極6a、内部空隙3に面し
て内側電極6bがそれぞれ形成され、全体として第1固
体電解質セル6を構成している。なお、第1と第2の固
体電解質層5−1、5−2は、固体電解質以外の材料で
構成されていてもよい。
【0017】図2を参照して、内側電極6bは、内部空
隙3の被検ガス拡散経路に沿って延在し、電極6b、電
極8aらをセンサ平面(固体電解質層平面)に投影する
と、電極6bは、電極8aの存在部を残して内部空隙3
のほぼ全平面を覆っている。これにより、電極8a近傍
の雰囲気が安定する。さらに、第3固体電解質層5−3
と第4固体電解質層5−4の層間には絶縁層11−3が
積層されている。絶縁層11−3のセンサ短手方向端面
には拡散抵抗部2が積層されている。そして、積層方向
に第3、第4固体電解質層、層平面方向に沿って絶縁層
11−3、拡散抵抗部2に囲まれて、内部空隙3が画成
されている。拡散抵抗部2は、センサ素子の端面におい
て開口し、拡散抵抗をもって被検ガス雰囲気と内部空隙
3とを連通する。第4固体電解質層5−4の内部空隙3
側の面には、内部空隙3に面して内側電極8a、絶縁層
11−3に囲まれて外側電極8bがそれぞれ形成され、
全体として第2固体電解質セル8を構成している。
【0018】特に、内側電極8aは、内部空隙3内にお
いて、被検ガスの拡散流路に沿って拡散抵抗部2から最
も遠い最奥部に位置している。なお、電極6a,6b,
8a,8bはPtを主成分とし固体電解質層間に形成さ
れたリード線に電気的に接続し、電極間に電圧が印加さ
れたり、電極間に流れる電流や電極間に発生する電位を
取り出すことができる。本実施形態においては、それぞ
れのリード線を介して、電極6a,6b間に電源を接続
して第1電圧を印加し、電極8a,8b間に電源及び電
流計を直列に接続して第2電圧を印加し、電極8a,8
b間に流れる酸素ポンプ電流を検出する。
【0019】次に、このNOxガス濃度測定装置の動作
を説明する。まず、大気導入部1に大気を導入し、大気
導入部1の奥部に位置する第1固体電解質セル6の外側
電極6a近傍の雰囲気を、大気雰囲気、すなわち酸素濃
度が約21%の実質的に一定な雰囲気とする。拡散抵抗
部2を介して被検ガスを内部空隙3に拡散させる。そし
て、第1固体電解質セル6の一対の電極6a,6b間に
電気的に接続する第1電圧印加手段により、電極6a,
6b間に第1電圧(定電圧)を印加する。第1電圧は、
第1固体電解質セル6の内側電極6b上でO2が解離さ
れるが、内部空隙3内全部のNOxが解離されないよう
な電圧値に設定される。なお、NO2は内側電極6b上
で解離されてもよい。式(1)を参照して上述したよう
に、第1固体電解質セル6に定電圧を印加することによ
り、内部空隙3内を導入ガスが拡散していくにつれて内
部空隙3から大気導入部1側に酸素が汲み出され、内部
空隙3内の酸素濃度が一定かつ低濃度に制御される。ま
た、電極6a,6b間に電気的に接続された第1電流検
出手段により、電極6a,6b間に第3固体電解質層5
−3を介して流れる第1酸素ポンプ電流に基づき被検ガ
ス中の酸素濃度を測定することができる。
【0020】さらに、第2固体電解質セルの一対の電極
8a,8b間に電気的に接続する第2電圧印加手段によ
り、電極8a,8b間に第2電圧(定電圧)を印加す
る。この第2電圧は、第2固体電解質セル8の内側電極
8a上で実質的に全てのNOx(特にNO)が解離され
るレベルに設定される。そして、内側電極8a上でNO
xが解離され、解離した酸素イオンが第4固体電解質層
5−4内を輸送され、内側電極8aと外側電極8b間に
第4固体電解質層5−4を介して本質的にNOxガス濃
度に比例する第2酸素ポンプ電流が流れる。電極8a,
8b間に電気的に接続された第2電流検出手段により、
この第2酸素ポンプ電流を検出し、第2酸素ポンプ電流
に基づいて被検ガス中のNOxガス濃度を測定すること
ができる。なお、酸素イオンが内側電極8aから外側電
極8bへ輸送されることにより、外側電極8b近傍の雰
囲気は高酸素濃度になっている。また、第1固体電解質
セル6の内側電極6bと第2固体電解質セル8の内側電
極8aとを素子内で電気的に接続することが可能であ
り、これによって制御回路構成をさらに簡素化すること
ができる。
【0021】ここで、以上説明した第1の実施形態に係
るNOxガス濃度測定装置と対比して、図9に示すNO
xガスセンサ素子を用いた比較例に係るNOxガス濃度
測定装置を説明する。なお、同一の機能を果たす部位に
は図1と同一の参照符号を付している。図9に示した比
較例のセンサ素子は、2つの内部空隙102,104、
2つの拡散抵抗部101,103、さらに酸素濃度検知
セル7を備えている。この素子を用いた比較例の測定装
置においては、被検ガスが第1拡散抵抗部101を介し
て第1内部空隙102に拡散流入し、酸素濃度検知セル
7の一対の電極7a,7b間に内部空隙102内の酸素
濃度に応じた起電力が発生し、該起電力に基づいて第1
酸素イオンポンプセル6に印加される電圧が可変制御さ
れて、第1内部空隙102内の酸素濃度が一定とされ、
酸素濃度が一定とされたガスが第2拡散抵抗部103を
通じて第2内部空隙104に拡散流入し、所定電圧が印
加されている第2酸素イオンポンプセル8に被検ガス中
のNOxガス濃度に応じた第2酸素ポンプ電流が流れ
る。
【0022】図1と図9を対比して、第1の実施形態の
センサ素子は構造がきわめて簡単である上に、第1固体
電解質セルに印加する電圧は一定でよく、きわめて単純
な制御構成により、内部空隙内の酸素濃度を所定の低濃
度に制御して、精度よくNOxガス濃度を測定すること
ができる。さらに、このセンサ素子は被検ガスの拡散流
路が簡素化されており応答性に優れている。これに対し
て、比較例のセンサ素子は、酸素濃度検知セル、2つの
内部空隙、2つの拡散抵抗部を有するため、構造が複雑
であり、被検ガスの拡散経路が複雑であるために応答性
が劣る。また、本発明の実施形態のセンサ素子は、酸素
濃度検知(Vs)セルを持たないため、電極からの出力
を外部に取り出すリード線の本数を3本まで減少するこ
とができる(比較例では最低5本必要)。
【0023】図3は、本発明の第2の実施形態に係る測
定装置で用いるNOxガスセンサ素子を説明するための
図である。図3に図示した以外の構成は図1のセンサと
同様である。このセンサの内部空隙3には、被検ガスの
導入部である拡散抵抗部2から、第2固体電解質セル8
の内側電極8aに向かう被検ガスの拡散経路を蛇行させ
るように、流路抵抗体(拡散抵抗壁)12が互い違いに
複数設けられている。このように拡散経路を蛇行させて
第1酸素イオンポンプセルの内側電極6bとの接触経路
を長くすることにより、第1固体電解質セル6による酸
素分圧制御の精度が向上し、第2酸素イオンポンプセル
8の内側電極8a近傍の酸素濃度が安定する。この結
果、センサ出力の酸素濃度依存性がより小さくなる。
【0024】図4は、本発明の第3の実施形態に係る測
定装置で用いるNOxガスセンサ素子を説明するための
図である。図4に図示した以外の構成は図1のセンサと
同様である。このセンサの内部空隙3には、被検ガスの
流路方向(主方向)に直交して拡散抵抗体からなる1以
上の仕切壁13が設けられ、内部空隙3が複数の室に分
割されている。これによって、被検ガス中の酸素濃度が
大きく変動した場合であっても、仕切壁13によって内
部空隙3の酸素濃度(分圧)が段階的に変化するため、
第2の実施形態の素子と同様の効果が生じる。
【0025】図5は、本発明の第4の実施形態に係る測
定装置で用いるNOxガスセンサ素子を説明するための
図である。図5に図示した以外の構成は図1のセンサと
同様である。このセンサの内部空隙3内には、拡散抵抗
体が充填されている(拡散抵抗体充填部14)。拡散抵
抗体充填部14は、被検ガスが第2酸素イオンポンプセ
ル8の内側電極8aに到達する時間(拡散時間)を延長
するように作用する。これによって、第2の実施形態の
素子と同様の効果が生じる。
【0026】前記第2〜第4の実施形態のガスセンサ素
子のように、内部空隙において、ガスの拡散経路を蛇行
させて拡散経路を幾分長くしたり、拡散抵抗体で遮るこ
とでガス拡散時間を幾分長くしたり、経路に沿って酸素
濃度を段階的に変化させることにより、被検ガス中の酸
素濃度変化の影響が第2酸素イオンポンプセルの内側電
極近傍まで及びにくくなり、第1酸素イオンポンプセル
への印加電圧Vp一定の条件下で酸素の汲み出しがより
安定し、第2酸素イオンポンプセルの内側電極近傍の雰
囲気も安定する。この結果、ガスセンサ出力(測定対象
ガス濃度に比例する電流又は電圧)の酸素濃度依存性が
小さくなる。拡散抵抗部及び拡散抵抗体の材料として、
好ましくはアルミナ多孔質体を用いる。他の多孔質材料
を用いてもよく、微細な貫通孔、スリットを設けてもよ
い。
【0027】各セルの構成要素である酸素イオン伝導性
を有する固体電解質層材料としては、Y23ないしCa
Oを固溶させたZrO2が代表的なものであるが、それ
以外のアルカリ土類金属元素ないし希土類金属元素の酸
化物とZrO2との固溶体を使用してもよい。また、ベ
ースとなるZrO2にはHfO2が含有されていてもよ
い。また、部分安定化、安定化、ないしこれらが混合し
たZrO2、CeO2、HfO2、ThO2を用いることが
できる。安定化剤として、例えばCaO,MgO,又は
希土類酸化物(例えばY23、La23、Gd23等)
の一種以上を用いる。好ましくは、イットリウム部分安
定化ジルコニア粉末(YSZ)を用いる。他の安定化剤
或いは他の固体電解質も用いることができる。また、各
固体電解質層間には、緻密なアルミナ層などからなる絶
縁層を設けることがリーク電流を防止する上で好まし
い。
【0028】第1固体電解質セル(第1酸素イオンポン
プセル)への印加電圧は300〜400mVが好まし
い。また、第2固体電解質セルが酸素ポンプセル(第2
酸素イオンポンプセル)として作動する場合、その固体
電解質層上に形成された一対の電極間に印加される第2
電圧は、固体電解質層の厚さを数10μm程度とする
と、400〜500mVが好ましい。
【0029】同一の内部空隙に面する、第1固体電解質
セルの内側電極と第2固体電解質セルの一方の電極を、
多孔質であって、Pt、Rh、Pd、Ir、Reから選
択される一種以上の成分を含有する電極、或いはさら
に、Ag、Au、Ni、Co、Cr、Fe、Mn、C
u、Ti、Al、Pd、Zn、Sn、Inから選択され
る1種以上の成分と、を含有する電極とすることが好ま
しい。特に、第1固体電解質セルの内側電極上で全ての
NOxが解離されないように、この内側電極をNOx還
元触媒能を低下させる成分としてAuが添加されたAu
−Pt電極とし、一方、第2固体電解質セルの内側電極
をNOx解離触媒能が高いPtやRh電極とすることが
好ましい。なお、電極は、上記各金属を単体として含ん
でもよく、合金として含んでもよい。
【0030】第2固体電解質セルを、酸素ポンプセルで
はなく、酸素濃淡電池セルとして構成することもでき
る。第2固体電解質セルが酸素ポンプセルとして機能す
る場合、このセルが備える一対の電極間に酸素を含む測
定対象ガスが解離するような電圧を印加し、解離した酸
素イオンにより固体電解質層を介して前記一対の該電極
間に流れる酸素ポンプ電流に基づき、測定対象ガスの濃
度を測定することができる。
【0031】これに対し、第2固体電解質セルが酸素濃
淡電池セルとして機能する場合、このセルが備える一対
の電極の一方を測定対象ガス(例えばNOx)を解離す
る触媒能が相対的に高い活性電極、他方を相対的に不活
性な電極とし、活性電極と不活性電極間に発生する濃淡
電池起電力に基づき、測定対象ガスの濃度を測定するこ
とができる。また、測定対象ガスの種類によっては、測
定対象ガスを酸化する触媒能が互いに異なるように活性
電極と不活性電極の組成を調整する。NOxガス濃度を
測定する場合、例えば、活性電極をPt電極とし、不活
性電極をAuが添加されたAu−Pt電極とする。その
他、上記NOx還元触媒能を低下させる成分(例えばC
uなど)を不活性電極に添加してもよい。
【0032】なお、本発明は、主としてNOxガス濃度
を測定する場合について説明したが、その他のガス、例
えば可燃性ガス、さらにNHガスなどの濃度も検出す
ることが可能である。
【0033】[製造例]前記図1及び図2に示したNO
xガスセンサ素子の製造例を説明する。図6は、このセ
ンサ素子のレイアウトを説明するための図である。この
センサ素子は、図6に示すようなZrO2グリーンシー
ト及び電極用のペーストなどが積層され焼成されること
により作製される。すなわち、絶縁コート、電極用のペ
ースト材料が、所定のZrO2グリーンシートにスクリ
ーン印刷されることにより、絶縁層、電極らが所定位置
に積層形成される。以下、ZrO2グリーンシートなど
各構成部品の製造例を説明する。
【0034】[ZrO2グリーンシート成形]ZrO2
末を大気炉にて仮焼する。仮焼したZrO2粉末、分散
剤、有機溶剤を球石とともに混合し、分散させ、これに
有機バインダーを有機溶剤に溶解させたものを添加し、
混合してスラリーを得る。このスラリーからドクターブ
レード法により、厚さ0.4mm程度のZrO2グリーンシ
ートを作製し、乾燥する。
【0035】[印刷用ペースト] (1)電極8a,8b、電極6a、電極7b(比較例)
用: 白金粉末、ZrO 2粉末、適量の有機溶剤を混合
し、分散させ、これに有機バインダーを有機溶剤に溶解
させたものを添加し、さらに粘度調整剤を添加し、混合
してペーストを作製する。
【0036】(2)電極6b、電極7a(比較例)用:
白金粉末、ZrO2粉末、金粉末、適量の有機溶剤を混
合し、分散させ、これに有機バインダーを有機溶剤に溶
解させたものを添加し、さらに粘度調整剤を添加し、混
合してペーストを作製する。或いは、ZrO2粉末にA
u溶液(例えば塩化金酸溶液など)を含浸させ、乾燥、
焼成して粉末上にAuを付着させることにより、Au担
持粉末を得る。このAu担持粉末とPt粉末を混合して
適宜バインダー、有機溶剤、粘度調整剤を添加してペー
ストを得る。
【0037】(3)絶縁コート、保護コート用: アルミ
ナ粉末と適量の有機溶剤を混合し、溶解させ、さらに粘
度調整剤を添加し、混合してペーストを作製する。
【0038】(4)Pt入り多孔質用(リード線用): ア
ルミナ粉末、白金粉末、有機バインダ、有機溶剤を混合
し分散させ、さらに粘度調整剤を添加し、混合してペー
ストを作製する。
【0039】(5)拡散抵抗部用: アルミナ粉末、有機
バインダー、有機溶剤を混合し、分散させ、さらに粘度
調整剤を添加し、混合してペーストを作製する。
【0040】(6)カーボンコート用: カーボン粉末、
有機バインダ、有機溶剤を混合し、分散させ、さらに粘
度調整剤を添加し、混合してペーストを作製する。な
お、カーボンコートを印刷形成することにより、一例を
挙げれば、電極間の電気的接触が防止される。また、カ
ーボンコートは内部空隙を形成するために用いられる。
カーボンは焼成途中で焼失するので、カーボンコート層
は焼成体には存在しない。
【0041】[ZrO2積層方法、脱バインダー及び焼
成] 1〜4層のZrO2グリーンシートを所定時間、
所定圧力で加圧して圧着する。圧着した成形体を、脱バ
インダーし、焼成する。
【0042】
【実施例】[測定例1]図1及び図2に示した構造を有
し、前記実施形態の欄で説明した第1及び第2電圧印加
手段、第2電流検出手段が付設され、上述の製造例に従
って作製されたNOxガスセンサ素子を有する本発明の
一実施例に係るNOxガス濃度測定装置を用いて、セン
サ出力のNO濃度依存性を調べた。使用したセンサ素子
において、内部空隙の寸法はセンサ素子長手方向約7m
m、短手方向約2.2mm、高さ約50μm、拡散抵抗
部の気孔率は約60%、第1酸素イオンポンプセルの内
側電極の寸法はセンサ素子長手方向4.7mm、短手方
向2.2mm、厚さ15μm、第2固体電解質セルの内
側電極の寸法はセンサ素子長手方向2.0mm、短手方
向2.2mm、厚さ15μmである。また、測定条件は
下記の通りであり、図7に測定結果を示す。
【0043】被検ガス:CO2=10%、H2O=10
%、O2=7%、N2=Bal.、300℃。第1固体電
解質セルへの印加電圧Vp1=350mV、第2固体電
解質セルへの印加電圧Vp2=450mV、センサ素子
に付設したヒータへの投入電力21W。
【0044】図7より、実施例に係る測定装置によれ
ば、NO濃度に比例した第2酸素ポンプ電流が得られて
おり、この測定装置を用いてNOxガス濃度の定量がで
きることが分かる。
【0045】[測定例2]測定例1と同様の測定装置を
用いて、センサ出力(第2酸素ポンプ電流)の酸素濃度
依存性を調べた。測定条件は下記の通りであり、図8に
測定結果を示す。
【0046】被検ガス:CO2濃度=10%、H2O濃度
=10%、NO濃度=0、1500ppm、N2=Ba
l.、300℃。Vp1=350mV、Vp2=450
mV、センサ素子に付設したヒータへの投入電力21
W。
【0047】図8より、酸素濃度の変化に対して第2酸
素ポンプ電流の変化は小さく(約2μA以下)、実施例
に係る測定装置により、酸素濃度の影響をほとんど受け
ずに精度よくNOxガス濃度の定量ができることが分か
る。また、この結果から、従来のセンサ素子のように酸
素濃度検知(Vs)セルを別個に設けてなくとも、正確
なNOxガス濃度の検知が可能であることが分かる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、酸素濃度を検知するた
めのセルが必要ないため、センサ素子の構造がきわめて
簡素化され、電極からの出力を取り出すためのリード線
の本数を3本まで減少させることができる。また、空隙
部内の酸素濃度を一定値とするための制御は、第1固体
電解質セルへの印加電圧一定という単純な制御でよく、
従来のように空隙部内の酸素濃度を検知し、該検知に基
づきフィードバック制御をするというような複雑な制御
を行う必要がなく、センサ素子の制御構成がきわめて簡
素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るガス濃度測定装
置で用いるNOxガスセンサ素子を説明するための図で
あり、センサを長手方向に切断した面を示す。
【図2】図1に示した内部空隙における電極配置を説明
するための図であって、内部空隙を固体電解質層に沿っ
て切断した面を示す。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る装置で用いるN
Oxガスセンサ素子の構造を説明するための図であり、
内部空隙を固体電解質層に沿って切断した面を示す。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る装置で用いるN
Oxガスセンサ素子の構造を説明するための図であり、
内部空隙を固体電解質層に沿って切断した面を示す。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る装置で用いるN
Oxガスセンサ素子の構造を説明するための図であり、
内部空隙を固体電解質層に沿って切断した面を示す。
【図6】図1に示したNOxガスセンサ素子のレイアウ
トを説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例に係るNOxガス濃度測定装
置における、センサ出力(第2酸素ポンプ電流)のNO
濃度依存性を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例に係るNOxガス濃度測定装
置における、センサ出力(第2酸素ポンプ電流)の酸素
濃度依存性を説明するための図である。
【図9】比較例に係るNOxガス濃度測定装置で用いる
NOxガスセンサ素子を説明するための図であり、セン
サを長手方向に切断した面を示す。
【符号の説明】
1:大気導入部 2:拡散抵抗部 3:内部空隙 5−1,5−2,5−3,5−4:固体電解質層 6:第1固体電解質セル 6a:外側電極 6b:
内側電極 8:第2固体電解質セル 8a:内側電極 8b:
外側電極 11−3:絶縁層 12:流路抵抗体(拡散抵抗壁)
13:仕切壁 14:拡散抵抗体充填部
フロントページの続き (72)発明者 石田 昇 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 大島 崇文 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸素濃度が実質的に一定な雰囲気と、 拡散抵抗を介して被検ガスが導入される内部空隙と、 固体電解質層に一対の電極が形成され、一方の該電極は
    前記酸素濃度が実質的に一定な雰囲気に接し、他方の該
    電極は前記内部空隙に面するものであり、該一対の電極
    間に電圧が印加されて該内部空隙内の酸素を該一方の電
    極側へ汲み出す第1固体電解質セルと、 前記第1固体電解質セルの一対の電極間に一定の電圧を
    印加する手段と、 固体電解質層に一対の電極が形成され、一方の該電極が
    前記内部空隙に面するものであり、該一対の電極間に被
    検ガス中の測定対象ガス濃度に応じた出力が発生する第
    2固体電解質セルと、 を有するガス濃度測定装置。
  2. 【請求項2】前記酸素濃度が実質的に一定な雰囲気は大
    気であることを特徴とする請求項1記載のガス濃度測定
    装置。
  3. 【請求項3】さらに、前記第2固体電解質セルの一対の
    電極間に、測定対象ガスが解離されるような電圧を印加
    する手段と、前記測定対象ガスが解離されて生じた酸素
    イオンによって前記第2固体電解質セルの一対の電極間
    に流れる酸素ポンプ電流を測定する手段と、を有し、 前記酸素ポンプ電流に基づき測定対象ガス濃度を測定す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のガス濃度測定
    装置。
  4. 【請求項4】前記第2固体電解質セルの一対の電極は、
    測定対象ガスに対する触媒活性が互いに異なる活性電極
    と不活性電極とからなり、 さらに、前記活性電極と前記不活性電極間に発生する酸
    素濃淡電池起電力を測定する手段を有し、 前記酸素濃淡電池起電力に基づき測定対象ガス濃度を測
    定することを特徴とする請求項1又は2記載のガス濃度
    測定装置。
  5. 【請求項5】前記内部空隙に、被検ガスの導入部から、
    前記第2固体電解質セルが備える一対の電極のうち該内
    部空隙に面する一方の電極に向かう、被検ガスの拡散経
    路を蛇行させるように流路抵抗体を設けたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一に記載のガス濃度測定装
    置。
  6. 【請求項6】前記内部空隙に、該内部空隙を被検ガスの
    拡散経路に沿って分割する仕切壁を設けたことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか一に記載のガス濃度測定装
    置。
  7. 【請求項7】前記内部空隙を拡散抵抗体により充填した
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一に記載のガ
    ス濃度測定装置。
  8. 【請求項8】前記測定対象ガスがNOxであることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか一に記載のガス濃度測
    定装置。
  9. 【請求項9】拡散抵抗を介して内部空隙に被検ガスを導
    入し、前記内部空隙と酸素濃度が実質的に一定に保たれ
    た雰囲気とに面する固体電解質セルの一対の電極間に一
    定電圧を印加し、前記内部空隙内の酸素を前記酸素濃度
    が実質的に一定に保たれた雰囲気へ汲み出して前記内部
    空隙内の酸素濃度を可及的に一定の低濃度に制御し、酸
    素濃度が制御された前記内部空隙内の測定対象ガス濃度
    を検出することを特徴とするガス濃度測定方法。
JP26528298A 1998-09-18 1998-09-18 ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法 Expired - Fee Related JP3643709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26528298A JP3643709B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26528298A JP3643709B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000097903A true JP2000097903A (ja) 2000-04-07
JP3643709B2 JP3643709B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=17415061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26528298A Expired - Fee Related JP3643709B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3643709B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000214130A (ja) * 1998-11-16 2000-08-04 Denso Corp ガス濃度測定方法
JP2004163432A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Robert Bosch Gmbh ガス測定センサ
JP2008525773A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP2009036608A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2010066246A (ja) * 2008-09-15 2010-03-25 Nippon Soken Inc ガスセンサ素子の製造方法
JP2010249801A (ja) * 2009-03-27 2010-11-04 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
WO2016043133A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 株式会社デンソー ガスセンサ
JP2016065861A (ja) * 2014-09-16 2016-04-28 株式会社デンソー ガスセンサ
JP2017207466A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ素子

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000214130A (ja) * 1998-11-16 2000-08-04 Denso Corp ガス濃度測定方法
JP2004163432A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Robert Bosch Gmbh ガス測定センサ
JP2008525773A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP4740258B2 (ja) * 2004-12-28 2011-08-03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP2009036608A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2010066246A (ja) * 2008-09-15 2010-03-25 Nippon Soken Inc ガスセンサ素子の製造方法
JP2010249801A (ja) * 2009-03-27 2010-11-04 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
WO2016043133A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 株式会社デンソー ガスセンサ
JP2016065861A (ja) * 2014-09-16 2016-04-28 株式会社デンソー ガスセンサ
US10345256B2 (en) * 2014-09-16 2019-07-09 Denso Corporation Gas sensor
JP2017207466A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP3643709B2 (ja) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6773565B2 (en) NOx sensor
JPH11153578A (ja) ガスセンサとそれを用いたガスセンサシステム、及びガスセンサの製造方法
JPH0473101B2 (ja)
JP3587290B2 (ja) NOxガスセンサ
JP4632506B2 (ja) NOxガス検出装置
JP2007107996A (ja) ガスセンサ素子
JP3855771B2 (ja) 多孔質電極、これを含む電気化学素子及びガス濃度検出センサ、並びに酸素分圧の制御方法及び可燃性ガスの検出方法
JP3643709B2 (ja) ガス濃度測定装置及びガス濃度測定方法
US6325906B1 (en) Gas sensor and apparatus for measuring combustible gas component concentration using the same
JP2002243692A (ja) 窒素酸化物ガスセンサ
JP3943262B2 (ja) NOxガス濃度測定装置及びNOxガス濃度測定方法
JP3583301B2 (ja) ガスセンサ
JP4153238B2 (ja) 電気化学的酸素ポンプセルおよびそれを用いた窒素酸化物検知装置
JP3519228B2 (ja) NOxガス濃度検出器
JP3635191B2 (ja) ガスセンサ
JP2002005883A (ja) 窒素酸化物ガスセンサ
JP4165982B2 (ja) ガスセンサ
JP2004239688A (ja) 空燃比検出装置
JP3328565B2 (ja) NOxガス濃度検出器
US20020011409A1 (en) Gas sensor
JPH11132995A (ja) 窒素酸化物検出装置
JP3643689B2 (ja) NOxガス濃度検出器
JP3494929B2 (ja) ガスセンサ
JP2001041927A (ja) 窒素酸化物ガスセンサ
JP3724939B2 (ja) NOxガス濃度検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees