JP2000097353A - 流量制御バルブ及び燃料電池システム - Google Patents

流量制御バルブ及び燃料電池システム

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JP2000097353A
JP2000097353A JP10267950A JP26795098A JP2000097353A JP 2000097353 A JP2000097353 A JP 2000097353A JP 10267950 A JP10267950 A JP 10267950A JP 26795098 A JP26795098 A JP 26795098A JP 2000097353 A JP2000097353 A JP 2000097353A
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Japan
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valve
valve body
flow control
control valve
port
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JP10267950A
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Kazunobu Sawada
和伸 澤田
Keiichi Ishida
啓一 石田
Kinya Ishida
欣也 石田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音が少なく、耐久性が優れ、流量が安定し
ていて流量制御性に優れた低コストの流量制御バルブ及
び騒音が少なく、信頼性が高い低コストの燃料電池シス
テムを提供する。 【解決手段】 一次口6と二次口7の間に設けられた連
通弁口3に内接する柱状の弁本体1aを備え、該弁本体
1aの側面部1bの少なくとも一カ所と二次口7に面す
る底面部1cに開口部を有する切欠部2が凹設されてい
ることを特徴とする流量制御バルブ及び該流量制御バル
ブを燃料電池スタック、改質装置、CO除去装置の少な
くとも一つの酸化剤ガス供給管路又は少なくとも一つの
改質ガス管路上又は少なくとも一つのパージガス管路上
又は少なくとも一つの制御用ガス管路上に設けたことを
特徴とする燃料電池システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流量制御バルブ及び
燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】大気の汚染をできる限り減らすために自
動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つ
として電気自動車が使用されているが、充電設備や走行
距離などの問題で普及に至っていない。
【0003】燃料電池は、水素と酸素を使用して電気分
解の逆反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな
発電装置として注目されており、前記燃料電池を使用し
た自動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると
見られている。前記燃料電池の中でも固体高分子電解質
型燃料電池が低温で作動するため自動車用として最も有
望である。
【0004】図22は自動車等車載用の固体高分子電解
質型燃料電池システムである。
【0005】本燃料電池システムは、メタノールタンク
F1と水タンクF2と改質器F3と燃料電池スタックF
10と燃焼手段である燃焼バーナF6とターボアシスト
コンプレッサF8及び各種のガス管路から構成されてい
る。
【0006】前記改質器F3は、燃料電池の燃料である
メタノールと水から水素を主成分とする改質ガスを製造
する装置で、メタノールと水を蒸発させる蒸発部F32
と該蒸発部F32を加熱するためメタノールを燃焼させ
る燃焼部F31と前記蒸発部F32で蒸発させられたメ
タノールと水を水素を主成分とする改質ガスに変える改
質部F33と該改質部F33から出てきた前記改質ガス
からCOを低減するCO低減部F34から構成されてい
る。
【0007】前記CO低減部F34から排出される改質
ガスは、三方切替弁F5を切り替えることにより前記燃
焼バーナF6に送られるか又は前記燃料電池スタックF
10に送られる。起動直後において、前記改質ガスは前
記改質器F3の温度が十分上昇していないため前記CO
低減部F34通過後もCO濃度が十分に低下しておら
ず、そのまま前記改質ガスを前記燃料電池スタックF1
0に送ると該燃料電池スタックF10の電極触媒を被毒
し性能が低下してしまうので、該燃料電池スタックF1
0に送らず前記燃焼バーナF6に送り熱エネルギーとし
て回収している。
【0008】前記燃料電池スタックF10は、前記改質
ガスとターボアシストコンプレッサF8から送られる空
気を利用して電気化学反応により発電する。
【0009】前記燃焼バーナF6は、前記三方切替弁F
5を介して送られる改質ガス又は燃料電池スタックF1
0から排出される未利用水素を燃料として、前記燃料電
池スタックF10から排出される空気を助燃剤として燃
焼する。
【0010】ターボアシストコンプレッサF8は、ター
ビンF81とモータF82とコンプレッサF83から構
成されている。
【0011】前記タービンF81は、前記燃焼バーナF
6の排ガスのエネルギーで回転する。前記コンプレッサ
F83は、前記タービンF81と前記モータF82の動
力で回転し、空気を加圧して流量制御弁F7aを介して
改質部F33、流量制御弁F7bを介してCO低減部F
34、流量制御弁F7cを介して燃料電池スタックF1
0に供給する。
【0012】三方切替弁F5から燃料電池スタックF1
0へ改質ガスを送る改質ガス管路上には、前記改質ガス
の流量を制御する流量制御弁F7dが設けられている。
【0013】なお、流量制御弁を設けて流量制御するガ
ス管路としては、前記改質ガス、空気のガス管路以外
に、燃料電池システムを停止した時、前記燃料電池スタ
ックに残留する改質ガスをパージするため窒素等の不活
性ガス、制御用の空気等のガス管路が考えられる。
【0014】燃料電池システムを安定的に且つ効率的に
運転するためには、上記の流量制御弁が各ガスの流量を
精密に制御することが必要である。
【0015】従来技術1として、特開平06−1741
30号公報には、駆動源に発生する回転トルクをリード
スクリュウで直線運動に変換してニードルを作動させる
ニードルバルブにおいて、前記ニードルの傾斜面にテー
パ部を設け、開弁時における前記ニードルのリフト量に
対して、流量の増加率が一定である電動流量制御弁が開
示されている。
【0016】また、従来技術2として、特開平10−1
60034号公報には、駆動源に発生する回転トルクを
リードスクリュウで直線運動に変換してニードルを作動
させるニードルバルブにおいて、前記ニードルの傾斜面
にテーパ部を設け、開弁時における単位回転数当りの前
記ニードルのリフト量が段階的にまたは徐々に大きくな
るように、前記リードスクリューの雄ネジに不等ピッチ
を設けて流量の増加率を変化させたニードルバルブが開
示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1は、ニードルの傾斜面にテーパ部を設け、開弁時に
おける前記ニードルのリフト量に対して流量の増加率が
一定になるようにするには、前記テーパ部を設けるため
の加工に高度に精密な技術が必要であった。
【0018】また、前記テーパ部を設ける形状のニード
ルを用いると、連通弁口と弁体の間を通過する流体の乱
流により前記弁体が振動して前記弁体と弁座部が打接し
て打接音が発生し騒音が生ずる。その上、前記打接によ
り弁部のシール部が磨耗し耐久性が問題となる。更に前
記弁体の振動により流体の流量が不安定になる問題があ
る。
【0019】従来技術2は、リードスクリューの不等ピ
ッチを作製するのに高度な加工技術を要し、又雄ネジの
ピッチが不等ピッチのため、駆動源に発生する回転トル
クをリードスクリュウで直線運動に変換する部位が一点
しか設けられず直線運動の安定性に問題がある。更に従
来技術1と同様にニードルの傾斜面にテーパ部を設ける
形状のニードルを用いているので、従来技術1と同様の
騒音、シール部の耐久性、流量の安定性に問題がある。
【0020】本発明は上記課題を解決したもので、騒音
が少なく、耐久性が優れ、流量が安定していて流量制御
性に優れた低コストの流量制御バルブ及び騒音が少な
く、信頼性が高い低コストの燃料電池システムを提供す
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、一次口と二
次口の間に設けられた連通弁口に内接する柱状の弁本体
を備え、該弁本体の側面部の少なくとも一カ所と二次口
に面する底面部に開口部を有する切欠部が凹設されてい
ることを特徴とする流量制御バルブである。
【0022】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0023】即ち、前記弁本体と連結しているロッドの
ロッドネジ部がリードスクリュウと螺合して保持され、
前記弁本体は連通弁口で保持されており、前記弁本体の
側面部が連通弁口と常に密接して動くため、通過する流
体によって前記弁本体が振動することがないので、騒音
が少なく、耐久性が優れ、流量が安定するといった効果
を有する。
【0024】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記弁本体が円柱形状である
ことを特徴とする請求項1記載の流量制御バルブであ
る。
【0025】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0026】即ち、円柱は柱状の中で最も加工性がよい
ので、前記弁本体の製造コストを下げ低コスト化できる
効果を有する。
【0027】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記弁本体に弁座部に当接す
ることができる流体のシール部を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の流量制御バルブである。
【0028】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0029】即ち、流量制御弁の全閉時に完全に流体を
シールすることができる効果を有する。
【0030】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部が前記弁本体の側
面部に一カ所と二次口に面する底面部に開口部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の流量制御バルブであ
る。
【0031】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0032】即ち、前記切欠部の幅を狭くすることによ
り流量を精密に制御することができる効果を有する。
【0033】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部が前記弁本体の側
面部の二カ所と二次口に面する底面部に開口部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の流量制御バルブであ
る。
【0034】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0035】即ち、流体の通過面積を大きくすることが
できるので、流量調整範囲を大きく取ることができる効
果を有する。
【0036】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部が二次口に面する
底面部から入れられた略V字形の凹部であることを特徴
とする請求項1ないし5記載の流量制御バルブである。
【0037】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0038】即ち、略V字形の凹部は前記弁本体の側面
部の二カ所と二次口に面する底面部に開放されている切
欠部の中で最も加工性がよいので、前記弁本体の製造コ
ストを下げ流量制御バルブができる効果を有する。
【0039】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項7において講じた技術的手段(以下、第7の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部と連通弁口により
形成される流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリ
フト量に対して一定であることを特徴とする請求項1な
いし6記載の流量制御バルブである。
【0040】上記第7の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0041】即ち、流量は開口断面積にほぼ比例するの
で、前記弁本体のリフト量に比例して流量が変わる流量
制御弁ができる効果を有する。
【0042】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項8において講じた技術的手段(以下、第8の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部と連通弁口により
形成される流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリ
フト量に対して二つ以上の異なる部分があることを特徴
とする請求項1ないし5記載の流量制御バルブである。
【0043】上記第8の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0044】即ち、流量は開口断面積にほぼ比例するの
で、前記弁本体のリフト量に対して流量の増加率が段階
的に変化する流量制御弁ができる効果を有する。
【0045】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項9において講じた技術的手段(以下、第9の技
術的手段と称する。)は、前記切欠部と連通弁口により
形成される流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリ
フト量に対して連続的に変化することを特徴とする請求
項1ないし5記載の流量制御バルブである。
【0046】上記第9の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0047】即ち、流量は開口断面積にほぼ比例するの
で、前記弁本体のリフト量に対して流量の増加率が連続
的に変化する流量制御弁ができる効果を有する。
【0048】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項10において講じた技術的手段(以下、第10
の技術的手段と称する。)は、一次口と二次口の間に設
けられた連通弁口に内接する柱状の弁本体を備え、該弁
本体の側面部の少なくとも一カ所と二次口に面する底面
部に開放されている切欠部が凹設されている流量制御バ
ルブを、燃料電池スタック、改質装置、CO除去装置の
少なくとも一つの酸化剤ガス供給管路又は少なくとも一
つの改質ガス管路上又は少なくとも一つのパージガス管
路上又は少なくとも一つの制御用ガス管路上に設けたこ
とを特徴とする燃料電池システムである。
【0049】上記第10の技術的手段による効果は、以
下のようである。
【0050】即ち、騒音が少なく、耐久性が優れ、流量
が安定している低コストの流量制御バルブを使用してい
るので、騒音が少なく、信頼性が高い低コストの燃料電
池システムができる効果を有する。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0052】(実施例1)図1は本発明の実施例1の流
量制御弁の断面図である。
【0053】一次口6と二次口7の間に設けられている
連通弁口3に円柱状の弁体1の先端部である弁本体1a
の側面部1bが内接している。
【0054】前記弁体1は、ロッド10と結合してお
り、該ロッド10の上部には雄ネジが切られているロッ
ドネジ部10aが設けられている。該ロッドネジ部10
aは、ステッピングモータ8と連結しているリードスク
リュー9と螺合しており、前記ステッピングモータ8の
回転運動は前記ロッド10の直線運動に変換される。
【0055】前記弁体1の前記弁本体1aの上部には突
起部1dが凸設されており、該突起部1dにシール部5
が隣接している。該シール部5は流動制御弁の全閉時に
弁座部4に当接し、流体が全く漏れないようにするため
のものである。燃料電池の燃料ガスである水素を主成分
とする改質ガス管路上に設けられたとき、完全にシール
することは特に重要である。
【0056】また、流動制御弁の全開の時に前記弁体1
が前記流動制御弁のモータ部Aとバルブ部Bを連結して
いるブラケット12に当接することにより、前記弁本体
1aが連通弁口3からはずれるのを防止しているが、前
記弁体1と前記ブラケット12の当接時の衝撃を吸収す
るため前記弁体1の上部にクッション部30が設けられ
ている。
【0057】前記弁本体1aには、該弁本体1aの側面
部1bの一カ所と二次口7に面する前記弁本体1aの底
面部1cに開口部2a,2bを有する切欠部2が設けら
れている。
【0058】図2〜5は、前記切欠部の構造を詳しく示
した図で、図2は本発明の実施例1の弁体1の正面図、
図3は本発明の実施例1の弁体1の側面図、図4は本発
明の実施例1の弁体1の底面部1cから見た下面図、図
5は本発明の実施例1の弁本体1aの斜視図である。
【0059】切欠部2の側面部1bに開放されている開
口部2aは一定の幅で、図3の側面図では矩形になって
いる。また、前記切欠部2の底面部1cに開放されてい
る開口部2bも一定の幅で、該開口部2bの中心が前記
底面部1cの中心と一致している。切欠部2の開口部2
a及び開口部2bに対向している傾斜部2cは平面であ
り、前記切欠部2は図2の正面図で見ると三角形形状を
している。即ち、前記切欠部2は三角板状の形状をして
いる。
【0060】ステッピングモータ8にパルスを印可して
発生する回転トルクは、リードスクリュウ9とロッドネ
ジ部10aの作用で直線運動に変換され、ロッド10を
介して弁体1を上下する。
【0061】流量制御弁の全閉状態から前記弁体1を開
弁方向に移動させると、切欠部2により一次口6と二次
口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流体が通流
する。前記流体の流量は前記切欠部2と連通弁口3によ
り形成される流体通流断面積の大きさに応じて決まるの
で前記ステッピングモータ8を制御することにより流量
を制御することができる。
【0062】本実施例では、前記弁体1の開弁方向の移
動距離即ちリフト量に対して前記切欠部2と前記連通弁
口3により形成される流体通流断面積の増加率が一定で
あるので、開弁時における流量の増加率が一定になり、
ステッピングモータ8の開弁パルス数と流量が比例す
る。
【0063】上部ではリードスクリュウ9とロッドネジ
部10aの螺合で、下部では弁体1と連通弁口3で保持
されているので、通過する流体の乱流運動により前記弁
体1が振動することがないため、該弁体1と連通弁口3
又は弁座部4と打接しないので打接音の発生による騒音
をなくすことができる。
【0064】また、前記弁体1の振動及び打接音による
流量の微変動をなくすことができるので、流量を安定に
制御することができる。更に、打接がないので前記弁体
1又は連通弁口3の磨耗が少なく、シールの耐久性が優
れている。
【0065】本実施例では、切欠部2の幅を狭くするこ
とにより精密に流量を制御でき、前記幅を広くすること
により流量制御範囲を広くすることができるが、特に精
密に流量を制御する場合に適している。
【0066】なお、本実施例では切欠部2は、前記弁本
体1aの側面部1b及び底面部1cに一定の幅の開口部
2a、2bを有しているが、その形状に限定されない。
例えば、図6〜8のような形状がある。
【0067】図6では弁本体11aの切欠部21の側面
部11b及び底面部11cに開放されている開口部21
a及び21bの形状は矩形状で一端が半円になってい
る。
【0068】図7では弁本体12aの切欠部22の側面
部12b及び底面部12cに開放されている開口部22
a及び22bの形状は三角形である。
【0069】図8では弁本体13aの切欠部23の側面
部13bに開放されている開口部23aは三角形で、前
記切欠部23の底面部13cに開放されている開口部2
3bは矩形である。
【0070】本実施例では弁体1全体が円柱形状をして
いるが、弁本体1aと該弁本体1a以外の部分の形状は
異なっていても良い。また、弁本体1aも柱状ならどの
ような形でも良いが、連通弁口との内接しながらの運動
やシール性及び弁体の加工性を考えると円柱形状が最も
適している。
【0071】本発明では駆動源はステッピングモータに
限定されないが、流量を正確で精密に制御するためには
前記ステッピングモータが適している。
【0072】図6〜8は本発明の実施例1の切欠部の形
状が異なる変形例の弁本体の斜視図である。
【0073】(実施例2)本実施例の流量制御弁は弁本
体の形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0074】図9は本発明の実施例2の流量制御弁の弁
体の正面図、図10は本発明の実施例2の流量制御弁の
弁体の側面図、図11は本発明の実施例2の流量制御弁
の弁体の下面図、図12は本発明の実施例2の流量制御
弁の弁本体の斜視図である。
【0075】前記弁本体14aに該弁本体14aの側面
部14bの二カ所に開放されている開口部24a及び2
4bと二次口7に面する前記弁本体14aの底面部14
cに開放されている開口部24cを有する切欠部24が
設けられている。
【0076】前記切欠部24はV字形状をしており、前
記開口部24a,24bは三角形になっている。前記開
口部24cは一定の幅で、該開口部24cの中心は前記
底面部14cの中心と一致している。24d、24e
は、前記切欠部24のV字形状を形成する傾斜部であ
る。
【0077】流量制御弁の全閉状態から前記弁体14を
開弁方向に移動させると、切欠部24により一次口6と
二次口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流体が
流れる。前記流体の流量は前記切欠部24と連通弁口3
により形成される流体通流断面積の大きさに応じて決ま
るので前記ステッピングモータ8を制御することにより
流量を制御することができる。
【0078】本実施例では、前記弁体14の開弁方向の
移動距離即ちリフト量に対してと前記切欠部24と前記
連通弁口3により形成される流体通流断面積の増加率が
一定であるので、開弁時における流量の増加率が一定に
なり、ステッピングモータ8の開弁パルス数と流量が比
例する。
【0079】本実施例では、切欠部24の開口部24c
の幅を狭くすることにより精密に流量を制御でき、前記
開口部24cの幅を広くすることにより流量制御範囲を
広くすることができるが、特に流量制御範囲を広くする
場合に適している。
【0080】本実施例では切欠部24はV字形状であり
弁本体14aの底面部14cの開口部24cは一定の幅
であるが、その形状に限定されない。側面部14bの開
口部24a、24bは様々な形状があり、前記開口部2
4aと前記開口部24bは同じ形状でなくてもかまわな
い。その中で、本実施例のV字形状の切欠部24は加工
性が良く、製造コストを小さくできる形状である。
【0081】(実施例3)本実施例の流量制御弁は弁本
体の形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0082】図13は本発明の実施例3の流量制御弁の
弁体の正面図、図14は本発明の実施例3の流量制御弁
の弁体の側面図、図15は本発明の実施例3の流量制御
弁の弁体の下面図、図16は本発明の実施例3の流量制
御弁の弁本体の斜視図である。
【0083】弁本体15aに該弁本体15aの側面部1
5bの一カ所に開放されている開口部25aと二次口7
に面する前記弁本体15aの底面部15cに開放されて
いる開口部25bを有する切欠部25が設けられてい
る。
【0084】前記開口部25aは一定の幅であり、図1
5の側面図では矩形になっている。また、前記開口部2
5bも一定の幅であり、、該開口部25bの中心が前記
底面部15cの中心と一致している。
【0085】切欠部25の前記弁本体15a内部の側面
部15b及び底面部15cに対向している面は、二つの
異なる傾斜の平面である傾斜部25c、25dで形成さ
れている。即ち、本実施例は実施例1の傾斜部2cの形
状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0086】流量制御弁の全閉状態から前記弁体15を
開弁方向に移動させると、切欠部25により一次口6と
二次口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流体が
流れる。前記流体の流量は前記切欠部25と連通弁口3
により形成される流体通流断面積の大きさに応じて決ま
るので前記ステッピングモータ8を制御することにより
流量を制御することができる。
【0087】本実施例では、傾斜部25cと傾斜部25
dの傾斜が異なるので前記傾斜部25cと前記傾斜部2
5dの接続部20aで流量の増加率が変化し、ステッピ
ングモータ8の開弁パルス数に対して流量の増加率を段
階的に変化させることができる。
【0088】なお、本実施例では切欠部25の傾斜部は
二つの傾斜が異なる部分から形成されていたが、前記傾
斜部の数はいくつでも良い。
【0089】(実施例4)本実施例の流量制御弁は弁本
体の形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0090】図17は本発明の実施例4の流量制御弁の
弁本体の斜視図である。本実施例は、実施例2の傾斜部
24d、24eの形状が異なる以外は実施例2と同じで
ある。本実施例の傾斜部は、異なる傾斜を有し、接続部
20bで接続している平面26d、26f及び異なる傾
斜を有し、接続部20cで接続している平面26e、2
6gである。26a、26bは弁本体16aの側面部1
6bに開放されている開口部であり、26cは弁本体1
6aの底面部16cに開放されている開口部である。
【0091】流量制御弁の全閉状態から前記弁本体16
aを開弁方向に移動させると、切欠部26により一次口
6と二次口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流
体が流れる。前記流体の流量は前記切欠部26と連通弁
口3により形成される流体通流断面積の大きさに応じて
決まるので前記ステッピングモータ8を制御することに
より流量を制御することができる。
【0092】本実施例では、傾斜部26dと傾斜部26
f及び傾斜部26eと傾斜部26gの傾斜が異なるので
前記接続部20b、20cで流量の増加率が変化し、ス
テッピングモータ8の開弁パルス数に対して流量の増加
率を段階的に変化させることができる。
【0093】(実施例5)本実施例の流量制御弁は弁本
体の形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0094】図18は本発明の実施例5の流量制御弁の
弁本体の斜視図である。本実施例は、実施例1の傾斜部
2cの形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0095】本実施例の傾斜部27cは、一定の幅を有
する曲面で、弁本体17aの底面部17cに平行な、切
欠部27の横断面積の増加率が連続的に大きくなってい
る。27aは、弁本体17aの側面部17bに開放され
ている開口部であり、27bは弁本体17aの底面部1
7cに開放されている開口部である。
【0096】流量制御弁の全閉状態から前記弁本体17
aを開弁方向に移動させると、切欠部27により一次口
6と二次口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流
体が流れる。前記流体の流量は前記切欠部27と連通弁
口3により形成される流体通流断面積の大きさに応じて
決まるので前記ステッピングモータ8を制御することに
より流量を制御することができる。
【0097】本実施例では、前記弁本体17aの開弁方
向の移動距離即ちリフト量に対して切欠部27のと連通
弁口3により形成される流体通流断面積の増加率が連続
的に大きくなっているので、ステッピングモータ8の開
弁パルス数に対して流量の増加率を連続的に変化させる
ことができる。
【0098】(実施例6)本実施例の流量制御弁は弁本
体の形状が異なる以外は実施例1と同じである。
【0099】図18は本発明の実施例6の流量制御弁の
弁本体の斜視図である。本実施例は、実施例2の傾斜部
24d、24eの形状が異なる以外は実施例2と同じで
ある。
【0100】本実施例の傾斜部は一定の幅を有する曲面
で、切欠部28の弁本体18aの底面部18cに平行な
横断面積の増加率が連続的に大きくなっている。28
a、28bは弁本体18aの側面部18bに開放されて
いる開口部であり、28cは弁本体18aの底面部18
cに開放されている開口部である。
【0101】流量制御弁の全閉状態から前記弁本体18
aを開弁方向に移動させると、切欠部26により一次口
6と二次口7が連通し、前記一次口6から二次口7へ流
体が流れる。前記流体の流量は前記切欠部28と連通弁
口3により形成される流体通流断面積の大きさに応じて
決まるので前記ステッピングモータ8を制御することに
より流量を制御することができる。
【0102】本実施例では、前記弁本体17aの開弁方
向の移動距離即ちリフト量に対して切欠部28と連通弁
口3により形成される流体通流断面積の増加率が連続的
に大きくなっているので、ステッピングモータ8の開弁
パルス数に対して流量の増加率を連続的に変化させるこ
とができる。
【0103】図20に本発明の実施例の流量制御弁を用
いた時の開弁パルス数と流量の関係を示したグラフ図で
ある。
【0104】100は、実施例1及び2の流量制御弁を
用いた時の開弁パルス数と流量の関係線であり、200
は実施例3及び4の流量制御弁を用いた時の開弁パルス
数と流量の関係線であり、300は実施例5及び6の流
量制御弁を用いた時の開弁パルス数と流量の関係線であ
る。
【0105】図21は従来の流量制御弁をを用いた時の
開弁パルス数と流量の関係を示したグラフ図である。4
00が開弁パルス数と流量の関係線であり、開弁パルス
数の小さい領域では弁体の振動により流量が不安定にな
る領域401が生じる。
【0106】即ち、本発明を用いると開弁パルス数の少
ない時でも安定した流量が得られる。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明は、一次口と二次
口の間に設けられた連通弁口に内接する柱状の弁体を備
え、該弁体の側面の少なくとも一カ所と二次口に面する
底面に開放されている切欠部が凹設されていることを特
徴とする流量制御バルブ及び該流量制御バルブを、燃料
電池スタック、改質装置、CO除去装置の少なくとも一
つの酸化剤ガス供給管路又は少なくとも一つの改質ガス
管路上又は少なくとも一つのパージガス管路上又は少な
くとも一つの制御用ガス管路上に設けたことを特徴とす
る燃料電池システムであるので、騒音が少なく、耐久性
が優れ、流量が安定していて流量制御性に優れた低コス
トの流量制御バルブ及び騒音が少なく、信頼性が高い低
コストの燃料電池システムができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の流量制御弁の断面図
【図2】本発明の実施例1の弁体の正面図
【図3】本発明の実施例1の弁体の側面図
【図4】本発明の実施例1の弁体の下面図
【図5】本発明の実施例1の弁本体の斜視図
【図6】本発明の実施例1の切欠部の形状が異なる変形
例の弁本体の斜視図
【図7】本発明の実施例1の切欠部の形状が異なる変形
例の弁本体の斜視図
【図8】本発明の実施例1の切欠部の形状が異なる変形
例の弁本体の斜視図
【図9】本発明の実施例2の弁体の正面図
【図10】本発明の実施例2の弁体の側面図
【図11】本発明の実施例2の弁体の下面図
【図12】本発明の実施例2の弁本体の斜視図
【図13】本発明の実施例3の弁体の正面図
【図14】本発明の実施例3の弁体の側面図
【図15】本発明の実施例3の弁体の下面図
【図16】本発明の実施例3の弁本体の斜視図
【図17】本発明の実施例4の流量制御弁の弁本体の斜
視図
【図18】本発明の実施例5の流量制御弁の弁本体の斜
視図
【図19】本発明の実施例6の流量制御弁の弁本体の斜
視図
【図20】本発明の実施例の流量制御弁を用いた時の開
弁パルス数と流量の関係を示したグラフ図
【図21】従来の流量制御弁をを用いた時の開弁パルス
数と流量の関係を示したグラフ図
【図22】自動車等車載用の固体高分子電解質型燃料電
池システム
【符号の説明】
1…弁体 1a…弁本体 1b…側面部 1c…底面部 2…切欠部 5…シール部 6…一次口 7…二次口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H053 AA22 AA26 AA33 AA35 BA04 BB23 DA01 5H027 BA01 BA16 MM01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次口と二次口の間に設けられた連通弁
    口に内接する柱状の弁本体を備え、該弁本体の側面部の
    少なくとも一カ所と二次口に面する底面部に開口部を有
    する切欠部が凹設されていることを特徴とする流量制御
    バルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁本体が円柱形状であることを特徴
    とする請求項1記載の流量制御バルブ。
  3. 【請求項3】 前記弁本体に弁座部に当接することがで
    きる流体のシール部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の流量制御バルブ。
  4. 【請求項4】 前記切欠部が前記弁本体の側面部に一カ
    所と二次口に面する底面部に開口部を有することを特徴
    とする請求項1記載の流量制御バルブ。
  5. 【請求項5】 前記切欠部が前記弁本体の側面部の二カ
    所と二次口に面する底面部に開口部を有することを特徴
    とする請求項1記載の流量制御バルブ。
  6. 【請求項6】 前記切欠部が二次口に面する底面部から
    入れられた略V字形の凹部であることを特徴とする請求
    項1ないし5記載の流量制御バルブ。
  7. 【請求項7】 前記切欠部と連通弁口により形成される
    流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリフト量に対
    して一定であることを特徴とする請求項1ないし6記載
    の流量制御バルブ。
  8. 【請求項8】 前記切欠部と連通弁口により形成される
    流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリフト量に対
    して二つ以上の異なる部分があることを特徴とする請求
    項1ないし5記載の流量制御バルブ。
  9. 【請求項9】 前記切欠部と連通弁口により形成される
    流体通流断面積の増加率が、前記弁本体のリフト量に対
    して連続的に変化することを特徴とする請求項1ないし
    5記載の流量制御バルブ。
  10. 【請求項10】 一次口と二次口の間に設けられた連通
    弁口に内接する柱状の弁本体を備え、該弁本体の側面部
    の少なくとも一カ所と二次口に面する底面部に開放され
    ている切欠部が凹設されている流量制御バルブを、燃料
    電池スタック、改質装置、CO除去装置の少なくとも一
    つの酸化剤ガス供給管路又は少なくとも一つの改質ガス
    管路上又は少なくとも一つのパージガス管路上又は少な
    くとも一つの制御用ガス管路上に設けたことを特徴とす
    る燃料電池システム。
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