JP2000179722A - 調圧弁および燃料電池システム - Google Patents

調圧弁および燃料電池システム

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JP2000179722A
JP2000179722A JP10360996A JP36099698A JP2000179722A JP 2000179722 A JP2000179722 A JP 2000179722A JP 10360996 A JP10360996 A JP 10360996A JP 36099698 A JP36099698 A JP 36099698A JP 2000179722 A JP2000179722 A JP 2000179722A
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valve
valve body
pressure regulating
pressure
fuel cell
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JP10360996A
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Keiichi Ishida
啓一 石田
Kazunobu Sawada
和伸 澤田
Kinya Ishida
欣也 石田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調圧弁のチャタリングを低減し異音の発生を
なくし耐久性を向上し、かつ燃料電池システムの電池性
能を安定化し静粛性および信頼性を向上する。 【解決手段】 弁体47の一方に一次圧を供給し他方を
付勢手段54で付勢している調圧弁において、前記弁体
47の開閉弁移動速度を減少させるダンパー機構55を
設けたこと特徴とする調圧弁、および該調圧弁が燃料電
池スタックの燃料ガスおよび酸化剤ガスの排出管路の少
なくとも一方の排出管路に設けられていることを特徴と
する燃料電池システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調圧弁および燃料電
池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】大気の汚染をできる限り減らすために自
動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つ
として電気自動車が使用されているが、充電設備や走行
距離などの問題で普及に至っていない。
【0003】燃料電池は、水素と酸素を使用して電気化
学反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな発電
装置として注目されており、前記燃料電池を使用した自
動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると見ら
れている。前記燃料電池の中でも固体高分子電解質型燃
料電池が低温で作動するため自動車用として最も有望で
ある。
【0004】固体高分子電解質型燃料電池システムは、
一般的に二つの電極(燃料極と酸化剤極)で固体高分子
電解質膜を挟んだ電解質・電極接合体をセパレータで挟
持した多数の単電池セルを積層してなる積層体をプレッ
シャプレートで挟持した燃料電池スタック、前記燃料極
側に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段、前記酸化剤
極側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段および
各種ガス配管と、それらを制御する制御装置から構成さ
れている。
【0005】図2は一般的な自動車等車載用燃料電池シ
ステム図である。本燃料電池システムにおいては、燃料
であるメタノールと水を改質器で改質して水素を主成分
とする燃料ガスとして使用している。酸化剤ガスとして
は空気を使用している。
【0006】前記燃料電池システムはメタノールタンク
1、水タンク2、改質器3および燃料電池スタック13
から構成されている。
【0007】前記メタノールタンク1は燃料電池の燃料
であるメタノールを、前記水タンク2は同じく燃料電池
の燃料である水を貯蔵するタンクである。
【0008】前記改質器3はメタノールと水から水素を
主成分とする燃料ガスを製造する装置で、メタノールと
水を蒸発させる蒸発部32と該蒸発部32を加熱するた
めメタノールを燃焼させる燃焼部31と前記蒸発部32
で蒸発させられたメタノールと水を水素を主成分とする
燃料ガスに改質する改質部33と該改質部33から出て
きた前記燃料ガスからCOを低減するCO低減部34か
ら構成されている。
【0009】前記燃料電池スタック13は、二つの電極
(燃料極と酸化剤極)で電解質を挟んだ構造をしている
単電池セルが多数積層されている構造をしており、前記
燃料ガスとエアーコンプレッサ10から送られる酸化剤
ガスである空気を利用して電気化学反応により発電す
る。
【0010】メタノールタンク1から燃焼部31に供給
されたメタノールは、ブロワー4によって供給された空
気を助燃剤にして燃焼する。
【0011】メタノールタンク1と水タンク2から蒸発
部32に供給されたメタノールと水は、前記燃焼部31
の燃焼熱により蒸発してガスになりエアーコンプレッサ
10から流量制御弁5aを介して送られる空気と混合さ
れ改質部33で触媒(例えば、Cu−Zn触媒等)によ
り水素を主成分とする燃料ガスに改質される。
【0012】前記燃料ガスはCOを0.3〜1%含んで
おり、そのまま燃料電池スタック13に送ると該燃料電
池スタック13の電極触媒を被毒し、燃料電池の発電性
能を著しく低下させるため、前記改質部33から出た燃
料ガスはCO低減部34に送られる。前記CO低減部3
4では、エアーコンプレッサ10から流量制御弁5bを
介して送られる空気と混合されて触媒(例えば、Pt触
媒等)によりCOを酸化して低減しCO濃度を10pp
m以下にして燃料ガス管路9aに排出する。該燃料ガス
管路9aは、三方切替弁8に連結されている。
【0013】起動直後においては改質器3の温度が十分
上昇していないためCO低減部34通過後もCO濃度が
10ppm以下に低下していないので、前記燃料ガスは
三方切替弁8を切り替えて燃料ガスバイパス管路9bを
介して未利用燃料ガス管路9cに送られ、燃焼部31で
燃焼する。
【0014】この時、エアーコンプレッサ10から送ら
れた空気も三方切替弁11を切り替えて空気バイパス管
路9eを介して未利用空気管路9fに送られ、燃焼部3
1で助燃剤になる。
【0015】燃料ガス中のCO濃度が10ppm以下に
まで低下したら、燃料ガスは前記三方切替弁8を切り替
えて燃料ガス管路9dに送られ前記燃料電池スタック1
3に送られる。
【0016】同時にエアーコンプレッサ10から送られ
た空気も三方切替弁11を切り替えて空気管路9gに送
られ前記燃料電池スタック13に送られる。
【0017】前記燃料電池スタック13は燃料ガス中の
水素と空気中の酸素を使用して電極での電気化学反応に
より発電する。
【0018】前記燃料ガス中の水素は前記燃料電池スタ
ック13で完全に利用されることはなく利用率はおよそ
80%である。前記燃料電池スタック13で利用されな
かった未利用燃料ガスは未利用燃料ガス管路9p、調圧
弁14、未利用燃料ガス管路9cを介して燃焼部31に
送られ燃焼エネルギーとして利用される。
【0019】前記空気中の酸素は反応に必要な量より多
く供給されているので、前記燃料電池スタック13で完
全に利用されることはない。前記燃料電池スタック13
で利用されなかった未利用空気は未利用空気管路9q、
調圧弁15、未利用空気管路9fを介して燃焼部31に
送られ燃焼の助燃剤として利用される。
【0020】前記調圧弁14と前記調圧弁15は、同じ
設定圧力(例えば、1.5atm)に設定され、前記燃
料電池スタック13から排出される燃料ガスまたは空気
の圧力が前記設定圧力以下では燃料ガスまたは空気を遮
断し、前記設定圧力以上になると燃料ガスまたは空気の
一部を前記未利用燃料ガス管路9cまたは未利用空気管
路9fに排出し、前記燃料電池スタック13内の燃料ガ
スまたは空気の圧力を前記設定圧力に安定させる機能を
有する。燃料電池を安定的に機能させるために前記調圧
弁は重要な役割を担っている。
【0021】従来技術として、「知りたい空気圧」(昭
和45年8月15日発行、小金井空気圧グループ編、ジ
ャパンマシニスト社、61ページ)に一般的に使われて
いる調圧弁が開示されている。
【0022】図3は従来の調圧弁の断面図である。一次
ポート24、二次ポート25を備えた弁本体27に調節
ナット21が螺合されている。前記弁本体27の内部に
弁体26が設けられ、付勢手段であるスプリング22に
より前記調節ナット21から前記弁本体27の弁座部2
8に当接するように付勢されている。前記弁体26の前
記弁座部28側にはシール用ゴム部23が設けられてい
る。
【0023】本調節弁の調整圧力は前記調節用ナット2
1により前記スプリング22の付勢力を調節して決めて
いる。
【0024】前記一次ポート24側の圧力が前記調整圧
力より大きくなると、前記弁体26が前記スプリング2
2の付勢力に打ち勝って前記調節用ナット21方向に動
く。これにより、前記弁座部28と前記シール用ゴム部
23の間の弁口29が開き、流体が前記一次ポート24
から前記二次ポート25に流れる。
【0025】前記一次ポート24側の圧力が前記調整圧
力より小さくなると、前記スプリング22の付勢力によ
り前記弁体26が前記弁座部28に当接され、前記弁口
29が閉じ流体の通流は遮断される。本調節弁は以上の
作用により前記一次ポート24側の圧力を前記調整圧力
に調節する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、チャタリングと呼ばれる弁体の振動が発生する問
題があった。すなわち、弁口29が開き流体が前記一次
ポート24から前記二次ポート25に流れると、該一次
ポート24側の圧力が急激に低下する。これにより、前
記一次ポート24側の圧力が前記調整圧力より小さくな
り、前記弁口29が閉じ流体の流れは遮断される。
【0027】前記弁口29が閉じると、前記一次ポート
24側の圧力が再び上昇する。そのため、前記一次ポー
ト24側の圧力が調整圧力より大きくなり再び前記弁口
29が開く。この繰り返しがチャタリングであり、異音
や流体の振動が発生する。前記弁体26の振動によりシ
ール用ゴム部23が弁座部28に繰り返し衝突するの
で、前記シール用ゴム部23および前記弁座部28が損
傷する問題があった。
【0028】異音の発生は静粛性が要求される自動車用
としては大きな問題である。また、流体の振動は、燃料
電池においては単電池セルのガス圧力を振動させ電池性
能を低下させ信頼性を低下させる問題点があった。
【0029】本発明は上記課題を解決したもので、チャ
タリングを低減でき異音の発生をなくし耐久性を向上で
きる調圧弁および電池性能が安定化し静粛で信頼性の高
い燃料電池システムを提供する。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、弁体の一方
に一次圧を供給し他方を付勢手段で付勢している調圧弁
において、前記弁体の開閉弁移動速度を減少させるダン
パー機構を設けたこと特徴とする調圧弁である。
【0031】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0032】すなわち、ダンパー機構により前記弁体の
開閉弁移動速度を減少できるので、チャタリングを低減
することができる。また、前記弁体が弁座部に衝突する
速度を減少することができるので、異音の発生を低減し
前記弁体および弁座部の耐久性を向上することができ
る。
【0033】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記ダンパー機構が、スクリ
ューとナットが螺合されているダンパーであることを特
徴とする請求項1記載の調圧弁である。
【0034】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0035】すなわち、簡単な構造で開閉弁移動速度を
減少することができるので、小型で低コストの調圧弁が
できる。
【0036】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記ダンパー機構が、オイル
を利用したショックアブソーバであることを特徴とする
請求項1記載の調圧弁である。
【0037】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0038】すなわち、オイルを用いた減速機構である
ので、開閉弁移動速度をスムースに減少することができ
る。
【0039】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記弁体の1次圧を供給する
側の反対側に弾性部材が固着して設けられていることを
特徴とする請求項1記載の調圧弁である。
【0040】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0041】すなわち、弾性部材が弁体と弁本体が当接
するときのクッションの役割を果たすことができるの
で、当接時の衝撃を減少させ弁体および弁本体の耐久性
を向上できる。また、弾性部材が弁体と弁本体の衝撃音
を吸収することができるので、請求項1と合わせて消音
することができる。
【0042】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記弁体が当接する弁本体の
弁体当接部に弾性部材が設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の調圧弁である。
【0043】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0044】すなわち、請求項4と同様、弾性部材が弁
体と弁本体が当接するときのクッションの役割を果たす
ことができるので、当接時の衝撃を減少させ弁体および
弁本体の耐久性を向上できる。また、弾性部材が弁体と
弁本体の衝撃音を吸収することができるので、請求項1
と合わせて消音することができる。
【0045】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、請求項1から5記載の調圧弁
が、燃料電池スタックの燃料ガスおよび酸化剤ガスの排
出管路の少なくとも一方の排出管路に設けられているこ
とを特徴とする燃料電池システムである。
【0046】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0047】すなわち、チャタリングを低減でき異音の
発生がなく耐久性に優れた調圧弁を使用しているので、
電池性能が安定化し静粛で信頼性の高い燃料電池システ
ムができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例の調圧
弁の断面図である。本調圧弁は弁本体41、上蓋部4
2、下蓋部43、弁体47、付勢手段であるスプリング
54およびダンパー機構部55から構成されている。
【0049】前記弁本体41には二次ポート52が設け
られ、前記上蓋部42、前記下蓋部43とネジ構造によ
り結合している。44、45は、流体をシールするため
のOリングである。前記上蓋部42には一次ポート51
が設けられている。前記下蓋部43にはナット保持部5
6が設けられている。
【0050】前記弁体47は一次ポート51側にシール
用ゴム部48が設けられ、前記一次ポート51と反対側
にガイド57が設けられている。前記ガイド57は弁本
体41に摺動可能に連結されている。前記弁体47の前
記一次ポート51と反対側で前記ガイド57の外周側に
弾性部材である消音用ゴム部49が設けられている。
【0051】前記ダンパー機構部55はスクリュー58
およびナット59から構成されている。該ナット59は
前記ナット保持部56と結合している。該ナット保持部
56には前記スクリュー58が動ける空間が設けられて
いる。該スクリュー58はリード角45度のネジで形成
され、一方の端部で前記弁体47に圧入により結合され
ている。該スクリュー58の他方の端部は前記ナット5
9と螺合している。
【0052】前記スプリング54は前記弁体47と前記
下蓋部43との間に設けられ、該弁体47を前記一次ポ
ート51方向に付勢している。該スプリング54の付勢
力により調圧弁の調整圧力が決められる。
【0053】前記一次ポート51にかかる一次圧が前記
調整圧力より大きくなると、前記弁体47は前記スプリ
ング54の付勢力に打ち勝って前記一次ポート51方向
と逆の方向に移動する。これにより、前記一次ポート5
1と前記二次ポート52が連通し、流体が流れる。この
時、前記スクリュー58と前記ナット59の螺合部の摩
擦が抵抗となり、ダンパーの役割を果たし前記弁体47
の移動速度を低下させる。
【0054】このため、前記弁体47が弁本体41の弁
体当接部50に当接するときの衝撃が弱くなる。前記弁
体47に設けられた弾性部材である消音用ゴム部49の
効果と合わせて、前記弁体47の全開時の打音を消音す
ることができる。また、前記弁体47および前記弁体当
接部50の損傷を減少させ耐久性を向上することができ
る。
【0055】一方、前記一次圧が調整圧力より低くなる
と前記スプリング54の付勢力により前記弁体が前記一
次ポート51方向に移動し、シール用ゴム部48が前記
上蓋部42の弁座部60に当接し、流体の流れを遮断す
る。以上の作用により前記一次ポート51側の圧力を前
記調整圧力に調節する。
【0056】この時も前記スクリュー58と前記ナット
59の螺合部の摩擦が抵抗となりダンパーの役割を果た
し前記弁体47の移動速度を低下させる。このため、前
記弁体47が前記弁座部60に当接するときの衝撃が弱
くなる。前記弁体47に設けられたシール用ゴム部48
の効果と合わせて、前記弁体47の全閉時の打音を消音
することができる。また、前記弁体47および前記弁座
部60の損傷を減少させ耐久性を向上することができ
る。
【0057】前記ダンパー機構部55により弁体47の
開閉弁移動速度が減少するため、チャタリングの周期が
長くなりチャタリングを低減することができる。
【0058】なお、本実施例ではダンパー機構としてス
クリューとナットを螺合した機構を示したが、これに限
定されない。オイルを利用したショックアブソーバを利
用すれば、弁体の移動がよりスムースにできる。また、
前記消音用ゴム部49は前記弁体47に固着して設けら
れているが、全開時に前記弁体47が当接する前記弁体
当接部50に設けてもよい。
【0059】本実施例の調圧弁を図2の燃料電池システ
ムに使用すれば、チャタリングによる燃料ガスおよび酸
化剤ガスの圧力変動が低減できるので、電池性能を安定
化することができる。また、前記調圧弁は異音がなく耐
久性に優れているので、静粛で信頼性の高い燃料電池シ
ステムができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明は、弁体の一方に
一次圧を供給し他方を付勢手段で付勢している調圧弁に
おいて、前記弁体の開閉弁移動速度を減少させるダンパ
ー機構を設けたこと特徴とする調圧弁、および該調圧弁
が燃料電池スタックの燃料ガスおよび酸化剤ガスの排出
管路の少なくとも一方の排出管路に設けられていること
を特徴とする燃料電池システムであるので、調圧弁のチ
ャタリングを低減でき異音の発生をなくし耐久性を向上
でき、燃料電池システムの電池性能を安定化し静粛性お
よび信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の調圧弁の断面図
【図2】一般的な自動車等車載用燃料電池システム図
【図3】従来の調圧弁の断面図
【符号の説明】
41…弁本体 42…上蓋部 43…下蓋部 47…弁体 48…シール用ゴム部 49…消音用ゴム部 50…弁体当接部 51…一次ポート 52…二次ポート 54…スプリング(付勢手段) 55…ダンパー機構部 58…スクリュー 59…ナット 60…弁座部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H059 AA05 BB37 BB38 BB40 CA05 CA28 CC02 CD05 CF06 CF14 EE01 FF05 FF11 5H027 AA06 MM03 MM08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体の一方に一次圧を供給し他方を付勢
    手段で付勢している調圧弁において、前記弁体の開閉弁
    移動速度を減少させるダンパー機構を設けたこと特徴と
    する調圧弁。
  2. 【請求項2】 前記ダンパー機構が、スクリューとナッ
    トが螺合されているダンパーであることを特徴とする請
    求項1記載の調圧弁。
  3. 【請求項3】 前記ダンパー機構が、オイルを利用した
    ショックアブソーバであることを特徴とする請求項1記
    載の調圧弁。
  4. 【請求項4】 前記弁体の1次圧を供給する側の反対側
    に弾性部材が固着して設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の調圧弁。
  5. 【請求項5】 前記弁体が当接する弁本体の弁体当接部
    に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の調圧弁。
  6. 【請求項6】 請求項1から5記載の調圧弁が、燃料電
    池スタックの燃料ガスおよび酸化剤ガスの排出管路の少
    なくとも一方の排出管路に設けられていることを特徴と
    する燃料電池システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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