JP2000095326A - 搬送部材のトラッキング方式 - Google Patents

搬送部材のトラッキング方式

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JP2000095326A
JP2000095326A JP10263803A JP26380398A JP2000095326A JP 2000095326 A JP2000095326 A JP 2000095326A JP 10263803 A JP10263803 A JP 10263803A JP 26380398 A JP26380398 A JP 26380398A JP 2000095326 A JP2000095326 A JP 2000095326A
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Japan
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JP10263803A
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English (en)
Inventor
Shiro Higashinaka
史朗 東中
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラコンベア上を搬送される部材が所定位
置に搬送されたことを位置センサーで検出して部材のト
ラッキング信号を得るのでは、センサーによる誤検出で
トラッキング異常を起こす。 【解決手段】 部材3が検出位置に搬送されたことを検
出する位置センサー41、42の他に、検出位置の近傍の
ローラ12の回転数から部材の搬送長さに比例したパル
スを発生するパルスジェネレータ6を設け、コントロー
ラ5は、位置センサーに部材の検出信号が得られた時点
からパルスジェネレータからのパルスのカウントで長さ
検出を開始し、このカウント値が部材の予定長さに達し
たときにトラッキング信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプや鋼材等の
搬送部材(製品、部品)をローラコンベアによって搬送
する搬送システムに係り、特に搬送部材のトラッキング
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のトラッキング方式を示
す。ローラコンベアは、ローラ11〜1Nと、それらの全
部又は一部を駆動するモータ21〜2Kで構成され、ロー
ラ11側から搬入された搬送部材3をAゾーンからBゾ
ーンに搬送する。
【0003】このような搬送システムにおいて、フォト
センサは、搬送部材3がAゾーンからBゾーンに搬送さ
れたことを光学的に検出する。つまり、フォトセンサの
発光部41はA,Bゾーンの境で搬送部材の通過位置に
向かって光ビームを発生し、フォトセンサの受光部42
は発光部41に対峙する位置で発光部41からの光ビーム
を受光する構成にされ、光ビームが搬送部材3で遮光さ
れることで搬送部材3の先端がAゾーンからBゾーンに
搬入されたことを受光部42に検出信号として得る。ま
た、搬送部材3の後端がフォトセンサ位置を通過したと
きに搬送部材3の後端がBゾーンに搬入されたことを検
出する。
【0004】プログラマブルコントローラ等にされるコ
ントローラ5は、フォトセンサからの検出信号を取り込
み、トラッキングマップ上の搬送部材位置をそれに付随
するデータ(製品番号、部材長さ、サイズなど)に対応
付け、Bゾーンでの部材加工タイミングや部材振り分け
タイミングなどのためのトラッキングを行う。
【0005】なお、部材検出手段としては、フォトセン
サに限らず、搬送部材に応じて熱感知器や磁気感知器、
部材の接触で機械的に操作される感知レバーなど、部材
の有無を検出できる位置センサーが利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では、フォト
センサなどの位置センサーの検出信号でトラッキングを
すると、フォトセンサを使用する場合の搬送部材の形状
に曲りやバリなどがあるとき、また熱感知器を使用する
場合の搬送部材に温度差があるときなど、搬送部材の物
理的変化で位置センサーが誤って検出することがある。
【0007】この誤り検出では、搬送部材の検出位置に
誤りが発生したり、1つの搬送部材を2つの搬送部材と
して検出してしまい、コントローラでのトラッキングマ
ップに不整合(トラッキング異常)を起こすことがあ
る。
【0008】このような不都合の対策として、センサー
の検出信号にオフディレイタイマなどの信号処理回路を
設け、いわゆるチャタリングを防止した検出方式があ
る。この方式は、検出信号に短時間のチャタリングがあ
る場合に有効であるが、時間間隔の長いオン・オフを伴
う検出信号には対応できない。
【0009】また、複数のセンサーを設け、各センサー
の検出信号の論理和で搬送部材を検出する信号処理方法
もあるが、センサーの誤動作が無くなる訳ではないた
め、根本的な誤検出防止にはならない。
【0010】また、従来の方式では、複数の搬送部材を
その前後が接触した状態で搬送される場合、複数の搬送
部材の通過か1つの搬送部材の通過かを検出・認識でき
ない。
【0011】この場合、搬送部材間に若干の隙間発生を
意識したオフディレイタイマによる処理を行うことで、
ある程度の隙間発生に検出誤りを防止できるが、タイマ
の時限を越えた隙間発生には対応できない。
【0012】本発明の目的は、位置センサーの誤検出に
も搬送部材の位置を確実に認識したトラッキング方式を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、位置センサーによる検出信号に、ローラの
回転検出信号から得る部材の搬送長さ情報を組み合わせ
ることにより、位置センサーの検出信号のチャタリング
発生や搬送部材の長短の違い、部材間の隙間の大小の違
い等による誤検出を無くし、搬送部材を確実に検出した
トラッキングができるようにしたもので、以下の構成を
特徴とする。
【0014】ローラコンベア上を搬送される部材が所定
位置に搬送されたことを検出して部材のトラッキング信
号を得るトラッキング方式において、部材が前記所定位
置に搬送されたことを検出する位置センサーと、前記所
定位置の近傍のローラの回転から部材の搬送長さの検出
信号を得る部材搬送長さ検出手段と、前記位置センサー
に部材の検出信号が得られた時点から前記部材搬送長さ
検出手段による長さ検出を開始し、この検出信号が部材
の予定長さに達したときにトラッキング信号を発生する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
装置構成図である。同図が図3と異なる部分は、部材の
搬送長さ検出手段として、ゾーン区分近辺のローラ12
の回転数を検出するため、モータ22の回転数に比例し
たパルスを得るパルスジェネレータ(PLG)6を設
け、この発生パルスをコントローラ5に与え、コントロ
ーラ5がフォトセンサからの検出信号とパルスジェネレ
ータ6からのパルス数の組み合わせでトラッキング信号
を発生する点にある。
【0016】コントローラ5は、フォトセンサが遮光中
を検出した時点からパルスジェネレータ6からのパルス
をカウントし、このカウントでフォトセンサ位置を通過
する搬送部材の長さを検出し、この長さが搬送部材の予
定長さに達するまでフォトセンサからの検出信号の変化
をトラッキング情報として扱わず、予定長さに達したと
きにトラッキング処理を行う。
【0017】図2は、コントローラ5のトラッキング処
理手順を示す。コントローラ5は、パルスジェネレータ
6の発生パルスを取り込んでおき(S1)、フォトセン
サの検出信号が遮断されたか否かをチェックし、つまり
フォトセンサ位置まで搬送部材の先端が搬送されたか否
かをチェックし(S2)、フォトセンサの検出信号が遮
断された時点からパルスジェネレータ6からのパルスを
カウント開始し(S3)、このカウント値が搬送部材の
予定長さに達したとき(S4)、トラッキング信号を発
生する(S5)。
【0018】本実施形態によるトラッキング方式では、
フォトセンサの信号遮断を判定した後は、予定長さのパ
ルスカウントでトラッキング信号を発生する。これによ
り、フォトセンサが部材検出した後にその誤検出でオン
・オフ変化するもそれを無視したトラッキング信号発生
がなされ、フォトセンサの誤検出によるトラッキング異
常を防止できる。
【0019】しかも、フォトセンサのオン・オン変化の
無視は、部材の予定長さで決まることから、フォトセン
サのオン・オフ誤検出がチャタリングによる場合に有効
となるのは勿論、比較的長い間隔でのオン・オフ誤検出
に対しても有効となる。
【0020】また、部材の一括搬送時の部材間に隙間が
発生した場合には、フォトセンサの検出信号に比較的長
いオン又はオフ時間が発生するが、このときにも隙間の
有無及び大小に拘わらず部材の予定長さから部材別の正
常なトラッキング信号を得ることができる。
【0021】また、本実施形態では、部材とローラの間
のすべりが実際の長さと測定パルス数の間に誤差が存在
するが、すべりによって常に実際長さより測定長さが大
きくなるため、フォトセンサの情報を無視する期間(カ
ウント期間)にフォトセンサの情報が終了するため、正
規の位置検出信号を取りこぼすことはない。
【0022】なお、本実施形態ではフォトセンサを位置
センサーとする場合を示すが、他の位置センサーに代え
て同等の作用効果を得ることができる。また、部材の搬
送長さを求めるために、ローラの回転数をパルスジェネ
レータでパルス数として検出する場合を示すが、ローラ
が回転している時間を検出するなど、部材の搬送長さを
検出できるものであればよい。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、位置セ
ンサーによる検出信号に、ローラの回転検出信号から得
る部材の搬送長さ情報を組み合わせたトラッキング方式
としたため、位置センサーの検出信号のチャタリング発
生や搬送部材の長短の違い、部材間の隙間の大小の違い
等による誤検出を無くし、搬送部材を確実に検出したト
ラッキングができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すトラッキング方式を示
す図。
【図2】実施形態におけるトラッキング処理手順。
【図3】従来のトラッキング方式を示す図。
【符号の説明】
1〜1N…ローラ 21〜2K…モータ 3…搬送部材 41…フォトセンサの発光器 42…フォトセンサの受光器 5…コントローラ 6…パルスジェネレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベア上を搬送される部材が所
    定位置に搬送されたことを検出して部材のトラッキング
    信号を得るトラッキング方式において、 部材が前記所定位置に搬送されたことを検出する位置セ
    ンサーと、 前記所定位置の近傍のローラの回転から部材の搬送長さ
    の検出信号を得る部材搬送長さ検出手段と、 前記位置センサーに部材の検出信号が得られた時点から
    前記部材搬送長さ検出手段による長さ検出を開始し、こ
    の検出信号が部材の予定長さに達したときにトラッキン
    グ信号を発生する手段とを備えたことを特徴とする搬送
    部材のトラッキング方式。
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