JP2702345B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP2702345B2
JP2702345B2 JP3348119A JP34811991A JP2702345B2 JP 2702345 B2 JP2702345 B2 JP 2702345B2 JP 3348119 A JP3348119 A JP 3348119A JP 34811991 A JP34811991 A JP 34811991A JP 2702345 B2 JP2702345 B2 JP 2702345B2
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幸彦 輿石
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は紙葉類搬送装置に関し、特に紙葉
類搬送装置によって搬送される紙葉類の搬送状態の検出
方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の紙葉類の搬送状態の検出方
法においては、図6に示すように、センサ1,2が搬送
路9を搬送されてきた紙葉類10によって遮光状態にな
ると、この遮光状態を示す信号が紙葉類搬送状態検出装
置12の斜行検出装置5に出力される。
【0003】斜行検出装置5はセンサ1,2からの信号
を基に紙葉類10の斜行量を算出し、その斜行量をデー
タ表示部11に送出して表示する。すなわち、斜行検出
装置5はセンサ1,2各々が遮光状態となった時間の差
を求め、その時間差からセンサ1,2の下を通過した紙
葉類10の斜行量を算出する。
【0004】図7は上記センサ1,2の検出動作を示す
タイムチャートである。この図7に示すように、センサ
1,2各々が搬送路9を矢印Aの方向に搬送される紙葉
類10によって遮光状態になると、センサ1,2から斜
行検出装置5への信号が論理“0”から論理“1”とな
る。
【0005】斜行検出装置5はセンサ1からの信号が論
理“1”となった時間、つまりセンサ1が遮光状態とな
った時間t1 と、センサ2からの信号が論理“1”とな
った時間、つまりセンサ2が遮光状態となった時間t2
とを夫々測定する。その後に、斜行検出装置5はそれら
の時間差を算出し、その時間差t2 −t1 を紙葉類10
の斜行量としてデータ表示部11に送出する。
【0006】データ表示部11は斜行検出装置5から送
られてきた紙葉類10の斜行量を表示する。紙葉類搬送
状態検出装置12の操作者はデータ表示部11に表示さ
れたデータを見て、搬送路9上で紙葉類10を斜行させ
た場所を探して搬送路9の不具合を修正する。
【0007】このような従来の紙葉類の搬送状態の検出
方法では、外付けの紙葉類搬送状態検出装置12を使用
して紙葉類10の斜行を検出しているので、操作者がデ
ータ表示部11に表示された紙葉類10の斜行量を見て
紙葉類10を斜行させた場所を探して搬送路9の不具合
を修正している。よって、操作者はデータ表示部11に
表示された紙葉類10の斜行量を基に計算を行わなけれ
ば、紙葉類10が斜行した場所を特定することができな
いという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、紙葉類が斜行した場所
を容易に特定することができる紙葉類搬送装置の提供を
目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明による紙葉類搬送装置は、各々搬
送路上の異なる位置で紙葉類の斜行を検出しかつ前記紙
葉類の斜行量を算出する第1および第2の検出手段と、
前記第1の検出手段で算出された前記紙葉類の斜行量と
前記第2の検出手段で算出された前記紙葉類の斜行量と
の差を算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果
予め設定された規定値と比較して前記第1および第2の
検出手段間での前記紙葉類の斜行の有無を判定する判定
手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、センサ1,2およびセンサ3,4は夫
々搬送路9上を搬送される紙葉類10の斜行を検出して
おり、センサ3,4はセンサ1,2が紙葉類10を検出
した後に紙葉類10を検出するように配置されている。
【0012】すなわち、センサ1〜4は夫々搬送路9を
搬送されてきた紙葉類10によって遮光状態になると、
その遮光状態を示す信号を斜行検出装置5,6に夫々出
力する。斜行検出装置5はセンサ1,2各々が遮光状態
となった時間の差を求め、その時間差からセンサ1,2
の下を通過した紙葉類10の斜行量を算出する。また、
斜行検出装置6はセンサ3,4各々が遮光状態となった
時間の差を求め、その時間差からセンサ3,4の下を通
過した紙葉類10の斜行量を算出する。斜行検出装置
5,6は夫々算出した紙葉類10の斜行量を差分器7に
送出する。
【0013】差分器7は斜行検出装置5,6各々から送
られてきた紙葉類10の斜行量の差を算出し、その算出
値をデータ処理部8に送出する。データ処理部8は差分
器7の算出値、つまり斜行検出装置5,6で各々算出さ
れた紙葉類10の斜行量の差からセンサ1,2とセンサ
3,4との間で紙葉類10の斜行が発生したか否かを解
析する。
【0014】図2は本発明の一実施例において紙葉類1
0の斜行を検出しなかった場合の動作を示す図であり、
図3は図2のセンサ1〜4の検出動作を示すタイムチャ
ートである。これら図1〜図3を用いて紙葉類10の斜
行を検出しなかった場合の動作について説明する。
【0015】まず、センサ1,2各々が搬送路9を矢印
Aの方向に搬送される紙葉類10によって遮光状態にな
ると、センサ1,2から斜行検出装置5への信号が論理
“0”から論理“1”となる。このとき、センサ1から
斜行検出装置5への信号が論理“1”となった時間、つ
まりセンサ1が遮光状態となった時間をt1 とし、セン
サ2から斜行検出装置5への信号が論理“1”となった
時間、つまりセンサ2が遮光状態となった時間をt2 と
する。
【0016】斜行検出装置5はセンサ1が遮光状態とな
った時間t1 とセンサ2が遮光状態となった時間t2 と
を夫々測定し、その後にそれらの時間差を算出し、その
時間差t2 −t1 を紙葉類10の斜行量として差分器7
に送出する。
【0017】また、センサ3,4各々が搬送路9を矢印
Aの方向に搬送される紙葉類10によって遮光状態にな
ると、センサ3,4から斜行検出装置6への信号が論理
“0”から論理“1”となる。このとき、センサ3から
斜行検出装置6への信号が論理“1”となった時間、つ
まりセンサ3が遮光状態となった時間をt3 とし、セン
サ4から斜行検出装置6への信号が論理“1”となった
時間、つまりセンサ4が遮光状態となった時間をt4 と
する。
【0018】斜行検出装置6はセンサ3が遮光状態とな
った時間t3 と、センサ4が遮光状態となった時間t4
とを夫々測定する。その後に、斜行検出装置6はそれら
の時間差を算出し、その時間差t4 −t3 を紙葉類10
の斜行量として差分器7に送出する。
【0019】差分器7は斜行検出装置5,6各々から送
られてきた紙葉類10の斜行量の差を算出し、その算出
値(t4 −t3 )−(t2 −t1 )をデータ処理部8に
送出する。
【0020】図2においては紙葉類10の斜行を検出し
なかった場合を示しているので、斜行検出装置5で算出
された紙葉類10の斜行量t2 −t1 と、斜行検出装置
6で算出された紙葉類10の斜行量t4 −t3 とが等し
いため、差分器7からの算出値は(t4 −t3 )−(t
2 −t1 )=0となる。
【0021】データ処理部8は差分器7の算出値(t4
−t3 )−(t2 −t1 )を予め設定された規定値と比
較する。ここで、例えば規定値を「10」とすると、差
分器7の算出値(t4 −t3 )−(t2 −t1 )が
「0」なので、「0<10」となる。よって、データ処
理部8はセンサ1,2とセンサ3,4との間で紙葉類1
0の斜行が発生していないと判定する。
【0022】図4は本発明の一実施例において紙葉類1
0の斜行を検出した場合の動作を示す図であり、図5は
図4のセンサ1〜4の検出動作を示すタイムチャートで
ある。これら図1,図4,図5を用いて紙葉類10の斜
行を検出した場合の動作について説明する。
【0023】まず、センサ1,2各々が搬送路9を矢印
Aの方向に搬送される紙葉類10によって遮光状態にな
ると、センサ1,2から斜行検出装置5への信号が論理
“0”から論理“1”となる。このとき、センサ1から
斜行検出装置5への信号が論理“1”となった時間、つ
まりセンサ1が遮光状態となった時間をt5 とすると、
センサ2から斜行検出装置5への信号が論理“1”とな
った時間、つまりセンサ2が遮光状態となった時間もセ
ンサ1が遮光状態となった時間t5 と同じt5である。
【0024】斜行検出装置5はセンサ1,2が夫々遮光
状態となった時間t5を測定し、その後にそれらの時間
差を算出し、その時間差t5 −t5=0を紙葉類10の
斜行量として差分器7に送出する。
【0025】また、センサ3,4各々が搬送路9を矢印
Aの方向に搬送される紙葉類10によって遮光状態にな
ると、センサ3,4から斜行検出装置6への信号が論理
“0”から論理“1”となる。このとき、センサ3から
斜行検出装置6への信号が論理“1”となった時間、つ
まりセンサ3が遮光状態となった時間をt6 とし、セン
サ4から斜行検出装置6への信号が論理“1”となった
時間、つまりセンサ4が遮光状態となった時間をt7 と
する。
【0026】斜行検出装置6はセンサ3が遮光状態とな
った時間t6 と、センサ4が遮光状態となった時間t7
とを夫々測定する。その後に、斜行検出装置6はそれら
の時間差を算出し、その時間差t7 −t6 を紙葉類10
の斜行量として差分器7に送出する。
【0027】差分器7は斜行検出装置5,6各々から送
られてきた紙葉類10の斜行量の差を算出し、その算出
値(t7 −t6 )−0=(t7 −t6 )をデータ処理部
8に送出する。
【0028】データ処理部8は差分器7の算出値(t7
−t6 )を予め設定された規定値と比較する。差分器7
の算出値(t7 −t6 )が規定値より大きければ、デー
タ処理部8はセンサ1,2とセンサ3,4との間で紙葉
類10の斜行が発生したと判定する。
【0029】このように、斜行検出装置5,6がセンサ
1〜4各々が遮光状態となった時間から求めた紙葉類1
0の斜行量の差を差分器7で算出し、その算出値からセ
ンサ1,2とセンサ3,4との間で紙葉類10の斜行が
発生したか否かをデータ処理部8で判定するようにする
ことによって、紙葉類10が斜行した場所を容易に特定
することができる。
【0030】尚、本発明の一実施例では4つのセンサ1
〜4による紙葉類10の斜行の検出動作について述べた
が、さらに多くのセンサを搬送路9に沿って配置すれ
ば、紙葉類10の斜行箇所をよりきめ細かく特定するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送路上を搬送される紙葉類の斜行量を算出する第1およ
び第2の検出手段を設け、第1の検出手段で算出された
紙葉類の斜行量と第2の検出手段で算出された紙葉類の
斜行量との差を算出し、この算出結果から第1および第
2の検出手段間での紙葉類の斜行の有無を判定するよう
にすることによって、紙葉類が斜行した場所を容易に特
定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例において紙葉類の斜行を検出
しなかった場合の動作を示す図である。
【図3】図2のセンサの検出動作を示すタイムチャート
である。
【図4】本発明の一実施例において紙葉類の斜行を検出
した場合の動作を示す図である。
【図5】図4のセンサの検出動作を示すタイムチャート
である。
【図6】従来例を示す構成図である。
【図7】図6のセンサの検出動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1〜4 センサ 5,6 斜行検出装置 7 差分器 8 データ処理部 10 紙葉類

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々搬送路上の異なる位置で紙葉類の斜
    行を検出しかつ前記紙葉類の斜行量を算出する第1およ
    び第2の検出手段と、前記第1の検出手段で算出された
    前記紙葉類の斜行量と前記第2の検出手段で算出された
    前記紙葉類の斜行量との差を算出する算出手段と、前記
    算出手段の算出結果を予め設定された規定値と比較して
    前記第1および第2の検出手段間での前記紙葉類の斜行
    の有無を判定する判定手段とを有することを特徴とする
    紙葉類搬送装置。
JP3348119A 1991-12-04 1991-12-04 紙葉類搬送装置 Expired - Fee Related JP2702345B2 (ja)

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