JPH03251982A - 紙葉類識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は紙葉類識別装置に関し、特に搬送路上を搬送さ
れてきた紙葉類の識別を行う紙葉類識別装置に関する。

従来技術 従来、この種の紙葉類識別装置においては、搬送路上を
搬送されてきた紙葉類をそのままの状態て紙葉類識別部
に搬送して識別する方式となっていた。

このような従来の紙葉類識別装置では、搬送路上を搬送
されてきた紙葉類がそのままの状態て紙葉類識別部に送
られて識別されるようになっているので、紙葉類に斜行
か発生した場合、正しく識別することかできないときが
あるという欠点かある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、紙葉類に斜行が発生した場合でも該紙葉
類を正しく識別することかできろ紙葉類識別装置の提供
を目的とする。

発明の構成 本発明による紙葉類識別装置は、紙葉類を搬送する搬送
手段と、前記搬送手段により搬送されてきた前記紙葉類
の識別を行う識別手段とを含む紙葉類識別装置であって
、前記搬送手段により搬送される前記紙葉類の斜行を検
出する検出手段と、前記検出手段により前記紙葉類の斜
行が検出されたとき、前記紙葉類の斜行の傾きに応じて
前記識別手段を回動させる手段とを設けたことを特徴と
する。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。図において
、紙葉類搬送装置１は紙葉類投入口６から投入された紙
葉類（図示せず）を紙葉類搬送路５上を搬送して紙葉類
収納部７ａ、７ｂに夫々収納する。

この間、紙葉類は紙葉類識別部３によって識別され、そ
の識別結果に応じて紙葉類収納部７ａ７ｂのいずれかに
収納される。

また、紙葉類識別部３は搬送状態検知センサ４で検知さ
れた紙葉類の状態に応じて、制御部２の制御によりその
識別位置か制御される。

第２図および第３図は第１図の紙葉類識別部３の動作を
示す図である。これらの図において、紙葉類識別部３は
矢印Ａの方向に搬送されてきた紙葉類８をセンサ３ａ〜
３ｋにより識別する。

搬送状態検知センサ４て紙葉類８に斜行が発生していな
いことが検知されれば、紙葉類識別部３は紙葉類搬送路
５に対してそのままの状態て紙葉類８の識別を行う（第
２図参照）。

搬送状態検知センサ４て紙葉類８に斜行か発生している
ことが検知されれば、紙葉類識別部３は紙葉類搬送路５
に対し、紙葉類８の傾きに応じて矢印Ｂの方向に回動す
る。

このとき、紙葉類８は紙葉類識別部３内で矢印Ｃの方向
に、すなわちセンサ３ａ〜３ｋに対して直交する方向に
搬送される（第３図参照）。

第４図は第１図の搬送状態検知センサ４の動作を示す図
であり、第５図は第１図の搬送状態検知センサ４からの
検知信号を示すタイムチャートである。これらの図にお
いて、搬送状態検知センサ４のフォトセンサ４１〜４３
は搬送されてきた紙葉類８を検知すると、夫々検知信号
を制御部２に送出する。

第４図においては、まずフォトセンサ４３が紙葉類８を
検知して検知信号として“１”を出力すると、順次フォ
トセンサ４２、フォトセンサ４１も紙葉類８を検出して
検知信号“１′を出力する。

制御部２ではフォトセンサ４３からの検知信号が１”と
なってからフォトセンサ４２からの検知信号が“１′と
なるまでの時間、およびフォトセンサ４２からの検知信
号が“１”となってからフォトセンサ４１からの検知信
号が“１”となるまでの時間を夫々測定しており、それ
らの時間から紙葉類８に斜行が発生したことを検出する
と、それらの時間をもとに紙葉類８の傾きを算出して紙
葉類識別部３に通知する。

紙葉類識別部３は制御部２から通知された紙葉類８の傾
きに応じて図示せぬ駆動回路により回動され、紙葉類８
の傾きに対してセンサ３ａ〜３ｋが平行となるように補
正される。

これにより、紙葉類識別部３においては紙葉類８に斜行
が発生していない状態と同じ状態となり、紙葉類８を正
しく識別することができる。

第６図は第１図の紙葉類識別部３の識別結果を示す図で
ある。第６図（ａ）は紙葉類８のデータを示す図であり
、第６図（ｂ）は紙葉類８が正しく識別されたときの各
センサ３ａ〜３にの出力を示し、第６図（ｃ）は紙葉類
８が斜行したまま識別されなときの各センサ３ａ〜３に
の出力を示している。

よって、搬送状態検知サンプ４て紙葉類８に斜行が発生
したことが検知されたときには、紙葉類識別部３を紙葉
類８の傾きにあわせて回動させれば、第６図（Ｃ）のよ
うに紙葉類８の識別が行われることはなく、第６図（ｂ
）のように正しく識別することができる。

このように、搬送状態検知センサ４が紙葉類８に斜行が
発生したことを検出したとき、その紙葉類８の傾きに応
じて紙葉類識別部３を回動するようにすることによって
、紙葉類８に斜行が発生した場合でも、その紙葉類８を
正しく識別することができる。

発明の効果 以上説明したように本発明によれば、紙葉類に斜行が発
生したことが検出されたとき、該紙葉類の傾きに応して
紙葉類の識別部を回動するようにすることによって、紙
葉類に斜行が発生した場合でも、該紙葉類を正しく識別
することができるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図および第３
図は第１図の紙葉類識別部の動作を示す図、第４図は第
１図の搬送状態検知センサの動作を示す図、第５図は第
１図の搬送状態検知センサからの検知信号を示すタイム
チャート、第６図（ａ）〜（ｃ）は第１図の紙葉類識別
部の識別結果を示す図である。 主要部分の符号の説明 ２・・・・・・制御部　　３８〜３ｋ・・・・・・セン
サ３・・・・紙葉類識別部 ４・・・・・・搬送状態検知センサ ４１〜４３・・・・フォトセンサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙葉類を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によ
   り搬送されてきた前記紙葉類の識別を行う識別手段とを
   含む紙葉類識別装置であって、前記搬送手段により搬送
   される前記紙葉類の斜行を検出する検出手段と、前記検
   出手段により前記紙葉類の斜行が検出されたとき、前記
   紙葉類の斜行の傾きに応じて前記識別手段を回動させる
   手段とを設けたことを特徴とする紙葉類識別装置。