JPH09118452A - 紙検出装置 - Google Patents

紙検出装置

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JPH09118452A
JPH09118452A JP7279142A JP27914295A JPH09118452A JP H09118452 A JPH09118452 A JP H09118452A JP 7279142 A JP7279142 A JP 7279142A JP 27914295 A JP27914295 A JP 27914295A JP H09118452 A JPH09118452 A JP H09118452A
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JP
Japan
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paper
sensor
lever
detection device
turned
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7279142A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Murakami
慎一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Publication of JPH09118452A publication Critical patent/JPH09118452A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造を簡素化することができ、部品点数及び組
付工数を少なくすることができるだけでなく、コストを
低くすることができるようにする。 【解決手段】搬送路11と、給紙ローラより上流側にお
いて揺動自在に配設され、前記搬送路11に臨ませて形
成された当接部59、及びセンサ作動部60を備えた第
1レバー55と、前記給紙ローラより下流側において揺
動自在に配設され、前記搬送路11に臨ませて形成され
た当接部69、及びセンサ作動部70を備えた第2レバ
ー65と、前記第1レバー55及び第2レバー65の各
センサ作動部60、70と対応させて配設され、前記第
1レバー55及び第2レバー65の各当接部59、69
が倒れたり起き上がったりすることによってオン・オフ
させられる共通のセンサ61とを有する。紙の有無、並
びに紙の先端及び後端をそれぞれ検出するために一つの
センサ61が必要になるだけである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置、プリンタ装置
等の記録装置においては、原稿、記録紙等の紙を搬送す
るために紙搬送部が配設され、該紙搬送部には、前記紙
の有無、並びに紙の先端及び後端をそれぞれ検出するた
めに紙検出装置が配設される。図2は従来の記録装置に
おける紙検出装置の概略図である。
【0003】図において、11は原稿、記録紙等の図示
しない紙が搬送される搬送路であり、該搬送路11は上
フレーム12と下フレーム13との間に形成される。ま
た、14は前記搬送路11の入口であり、該入口14に
1枚又は複数枚の前記紙がセットされる。前記搬送路1
1における入口14の近傍には、第1レバー15が支点
16を中心にして揺動自在に配設される。前記第1レバ
ー15は、ウェイト部18、前記搬送路11に臨ませて
形成された当接部19、及びセンサ作動部20から成
り、通常は、ウェイト部18の重みで図に示す姿勢を保
持する。そして、該センサ作動部20と対応させて第1
センサ21が配設され、該第1センサ21は、前記セン
サ作動部20によって遮られるとオフになり、遮られな
いとオンになる。
【0004】したがって、搬送路11の入口14に前記
紙がセットされると、紙の先端によって前記当接部19
が押されて反時計周りに倒される。このとき、前記セン
サ作動部20は第1センサ21から離れるので、該第1
センサ21はオンになり、搬送路11に紙が有ることを
検出することができる。そして、入口14にセットされ
た紙のすべてが繰り出されると、前記当接部19は第1
レバー15の自重によって時計周りに起き上がる。この
とき、前記センサ作動部20は第1センサ21を遮るの
で、前記第1センサ21はオフになり、搬送路11に紙
が無いことを検出することができる。
【0005】ところで、前記搬送路11には、紙の搬送
方向における入口14から下流側に向けて補助ローラ2
3、ADF(Auto Document Feed)
ローラ24、及び一対のフィードローラ25、26が配
設され、図示しないモータとそれぞれ連結され、回転さ
せられる。また、前記ADFローラ24の周速度は、フ
ィードローラ25、26の周速度の1/2に設定され
る。そして、前記ADFローラ24と対向させて自動送
り用のブレード28が配設され、ADFローラ24に向
けて付勢される。該ADFローラ24及びブレード28
はゴムによって形成され、紙を1枚ずつ分離させて給紙
する。
【0006】また、搬送路11におけるフィードローラ
25、26の近傍には、第2レバー35が支点36を中
心にして揺動自在に配設される。前記第2レバー35
は、姿勢を保持するためのウェイト部38、前記搬送路
11に臨ませて形成された当接部39、及びセンサ作動
部40から成り、通常は、ウェイト部38の重みで図に
示す姿勢を保持する。そして、前記センサ作動部40と
対応させて第2センサ41が配設され、該第2センサ4
1は、前記センサ作動部40によって遮られるとオフに
なり、遮られないとオンになる。
【0007】したがって、フィードローラ25、26に
前記紙が到達すると、紙の先端によって前記当接部39
が押されて反時計周りに倒される。このとき、前記セン
サ作動部40は第2センサ41から離れるので、該第2
センサ41はオンになり、搬送路11における前記紙の
先端を検出することができる。また、フィードローラ2
5、26を前記紙が通過すると、前記当接部39は第2
レバー35の自重によって時計周りに起き上がる。この
とき、前記センサ作動部40は第2センサ41を遮るの
で、該第2センサ41はオフになり、搬送路11におけ
る前記紙の後端を検出することができる。
【0008】次に、前記構成の紙検出装置の動作につい
て説明する。図3は従来の紙検出装置の第1の状態図、
図4は従来の紙検出装置の第2の状態図、図5は従来の
紙検出装置の第3の状態図、図6は従来の紙検出装置の
第4の状態図である。なお、説明の便宜上、ブレード2
8(図2)は省略されている。
【0009】図において、11は原稿、記録紙等の紙4
5が搬送される搬送路であり、該搬送路11は上フレー
ム12と下フレーム13との間に形成される。また、1
4は前記搬送路11の入口、15は第1レバー、18、
38はウェイト部、19、39は当接部、20、40は
センサ作動部、21は第1センサ、23は補助ローラ、
24はADFローラ、25、26は一対のフィードロー
ラ、35は第2レバー、41は第2センサである。
【0010】まず、図3に示すように紙45を搬送路1
1の入口14にセットすると、当接部19が反時計周り
に倒されて第1センサ21がオンになり、図示しないモ
ータが駆動され、補助ローラ23及びADFローラ24
が回転させられる。このとき、前記紙45はブレード2
8によってADFローラ24に押し付けられながら搬送
され、図4に示すように先端がフィードローラ25、2
6に到達すると、当接部39が反時計周りに倒されて第
2センサ41がオンになる。
【0011】その後、前記紙45はフィードローラ2
5、26によって搬送され、図5に示すように後端が第
1レバー15から離れると、当接部19は第1レバー1
5の自重によって時計周りに起き上がり、第1センサ2
1がオフになる。続いて、図6に示すように前記紙45
の後端がフィードローラ25、26から離れると、当接
部39は第2レバー35の自重によって時計周りに起き
上がり、第2センサ41がオフになる。その結果、前記
モータが停止させられる。
【0012】なお、次の紙45が搬送路11の入口14
にセットされている場合は、第1センサ21がオンのま
ま維持されるので、前記モータは駆動され続ける。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の紙検出装置においては、紙45の有無、並びに紙4
5の先端及び後端をそれぞれ検出するために第1センサ
21及び第2センサ41が必要になるので、構造が複雑
になるとともに、部品点数及び組付工数が多くなってし
まう。また、誤組立てが生じるのを防止するために、第
1センサ21及び第2センサ41のケーブルの色、ケー
ブルの長さ等を互いに異なるものにする必要があるの
で、コストが高くなってしまう。
【0014】本発明は、前記従来の紙検出装置の問題点
を解決して、構造を簡素化することができ、部品点数及
び組付工数を少なくすることができるだけでなく、コス
トを低くすることができる紙検出装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の紙
検出装置においては、搬送路と、紙の搬送方向における
給紙ローラより上流側において揺動自在に配設され、前
記搬送路に臨ませて形成された当接部、及びセンサ作動
部を備えた第1レバーと、紙の搬送方向における前記給
紙ローラより下流側において揺動自在に配設され、前記
搬送路に臨ませて形成された当接部、及びセンサ作動部
を備えた第2レバーと、前記第1レバー及び第2レバー
の各センサ作動部と対応させて配設され、前記第1レバ
ー及び第2レバーの各当接部が倒れたり起き上がったり
することによってオン・オフさせられる共通のセンサと
を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における紙検出装置の概略図である。図にお
いて、11は原稿、記録紙等の図示しない紙が搬送され
る搬送路であり、該搬送路11は上フレーム12と下フ
レーム13との間に形成される。また、14は前記搬送
路11の入口であり、該入口14に1枚又は複数枚の前
記紙がセットされる。
【0017】前記搬送路11における入口14の近傍に
は、第1レバー55が支点56を中心にして揺動自在に
配設される。前記第1レバー55は、ウェイト部58、
前記搬送路11に臨ませて形成された当接部59、及び
センサ作動部60から成り、通常は、ウェイト部58の
重みで図に示す姿勢を保持する。そして、前記センサ作
動部60と対応させてセンサ61が配設され、該センサ
61は、前記センサ作動部60によって遮られるとオフ
になり、遮られないとオンになる。
【0018】したがって、搬送路11の入口14に前記
紙がセットされると、紙の先端によって前記当接部59
が押されて反時計周りに倒される。このとき、前記セン
サ作動部60はセンサ61から離れるので、該センサ6
1はオンになり、搬送路11に紙が有ることを検出する
ことができる。そして、入口14にセットされた紙のす
べてが繰り出されると、前記当接部59は第1レバー5
5の自重によって時計周りに起き上がる。このとき、前
記センサ作動部60はセンサ61を遮るので、該センサ
61はオフになり、搬送路11に紙が無いことを検出す
ることができる。
【0019】ところで、前記搬送路11には、紙の搬送
方向における入口14から下流側に向けて補助ローラ2
3、給紙ローラとしてのADFローラ24、及び一対の
フィードローラ25、26が配設され、図示しないモー
タとそれぞれ連結され、回転させられる。また、前記A
DFローラ24の周速度は、フィードローラ25、26
の周速度の1/2に設定される。そして、前記ADFロ
ーラ24と対向させて自動送り用のブレード28が配設
され、該ブレード28は弾性体によって形成され、AD
Fローラ24に向けて付勢される。
【0020】また、搬送路11におけるフィードローラ
25、26の近傍には、第2レバー65が支点66を中
心にして揺動自在に配設される。前記第2レバー65
は、ウェイト部68、前記搬送路11に臨ませて形成さ
れた当接部69、及びセンサ作動部70から成り、通常
は、ウェイト部68の重みで図に示す姿勢を保持する。
そして、前記センサ作動部70と対応させて前記センサ
61が配設され、該センサ61は、前記センサ作動部7
0によって遮られるとオフになり、遮られないとオンに
なる。
【0021】したがって、フィードローラ25、26に
前記紙が到達すると、紙の先端によって前記当接部69
が押されて反時計周りに倒される。このとき、前記セン
サ作動部70はセンサ61から離れるので、前記センサ
61はオンになり、搬送路11における前記紙の先端を
検出することができる。また、フィードローラ25、2
6を前記紙が通過すると、前記当接部69は第2レバー
65の自重によって時計周りに起き上がる。このとき、
前記センサ作動部70はセンサ61を遮るので、該セン
サ61はオフになり、搬送路11における前記紙の後端
を検出することができる。
【0022】ところで、前記第1レバー55のセンサ作
動部60と第2レバー65のセンサ作動部70とは共通
のセンサ61を遮るようになっている。そして、センサ
作動部60がセンサ61を遮っている間にセンサ作動部
70がセンサ61を遮ることができないように、また、
センサ作動部70がセンサ61を遮っている間にセンサ
作動部60がセンサ61を遮ることができないように、
前記センサ作動部70の近傍に規制手段としての規制突
起71が形成される。なお、本実施の形態においては、
該規制突起71は第2レバー65に形成するようになっ
ているが、第1レバー55に形成することも、第1レバ
ー55及び第2レバー65の両方に形成することもでき
る。
【0023】したがって、前記センサ作動部60がセン
サ61を遮っている間に、第2レバー65を反時計周り
に回転させようとすると、規制突起71が第1レバー5
5に当たり、それ以上の回転が規制され、センサ作動部
70がセンサ61を遮ることはない。また、前記センサ
作動部70がセンサ61を遮っている間に、第1レバー
55を時計周りに回転させようとすると、第1レバー5
5が規制突起71に当たり、それ以上の回転が規制さ
れ、センサ作動部60がセンサ61を遮ることはない。
【0024】このように、紙の有無、並びに紙の先端及
び後端をそれぞれ検出するために一つのセンサ61が必
要になるだけであるので、構造を簡素化することがで
き、部品点数及び組付工数を少なくすることができるだ
けでなく、コストを低くすることができる。また、誤組
立てが生じるのを防止することができる。次に、1枚の
紙を搬送する場合の紙検出装置の動作について説明す
る。
【0025】図7は本発明の実施の形態における紙検出
装置の第1の状態図、図8は本発明の実施の形態におけ
る紙検出装置の第2の状態図、図9は本発明の実施の形
態における紙検出装置の第3の状態図、図10は本発明
の実施の形態における紙検出装置の第4の状態図、図1
1は本発明の実施の形態における紙検出装置の制御ブロ
ック図、図12は本発明の実施の形態における紙検出装
置の動作を示すフローチャートである。なお、図7から
10までにおいて、説明の便宜上、フィードローラ25
(図1)及びブレード28は省略されている。
【0026】図11において、61は図示しない紙の有
無、並びに紙の先端及び後端を検出するセンサ、81は
紙検出装置の全体を統括する制御部、82はメモリ、8
3はモータドライバ、84はモータ、85はタイマ、8
6はモータ停止判定部、87は前記紙が原稿である場合
に、原稿上の画像を読み取る読取センサである。前記構
成の紙検出装置において、図7に示すように、まず、紙
45を搬送路11の入口14にセットすると、当接部5
9が反時計周りに倒されてセンサ61がオンになる。そ
して、前記制御部81は、紙45が搬送路11の入口1
4にセットされたことを検出するとともに、モータドラ
イバ83に対して制御信号を出力し、モータ84を駆動
して、補助ローラ23及びADFローラ24を回転させ
る。
【0027】このとき、紙45は、ブレード28によっ
てADFローラ24に押し付けられながら搬送され、先
端がフィードローラ25、26に到達すると、図8に示
すように当接部69が反時計周りに倒されてセンサ61
がオフになる。そして、前記制御部81は紙45の先端
を検出し、読取センサ87によって紙45上の画像を読
み取り、画像データをメモリ82に順次格納する。
【0028】その後、紙45は、フィードローラ25、
26によって搬送され、図9に示すように後端が第1レ
バー55から離れると、当接部59は第1レバー55の
自重によって時計周りに起き上がるが、当接部69は倒
れたままであるので、第1レバー55が規制突起71に
当たり、それ以上は回転しない。続いて、図10に示す
ように紙45の後端がフィードローラ25、26から離
れると、当接部69が第2レバー65の自重によって時
計周りに起き上がり、センサ61がオンになる。このと
き、制御部81は、紙45の後端を検出し、読取センサ
87による画像の読取りを終了させるとともに、タイマ
85の計時を開始する。
【0029】また、前記当接部69が完全に起き上がっ
たときに、規制突起71による規制が解除されるので、
第1レバー55は自重によって時計周りに回転し、当接
部59が図1に示すように起き上がり、センサ61がオ
フになる。そして、前記制御部81は、センサ61がオ
フになると、前記タイマ85の計時を停止させるととも
に、計時時間tを読み出す。また、前記モータ停止判定
部86は、制御部81によって読み出された計時時間t
と設定時間T(例えば、1〔s〕)とを比較し、計時時
間tが設定時間を超えると、制御部81にモータ停止信
号を送る。
【0030】前記制御部81は、モータ停止信号を受け
ると、モータドライバ83に対して制御信号を出力し、
モータ84を停止させる。 ステップS1 センサ61がオンになるのを待機する。 ステップS2 モータ84を駆動する。 ステップS3 センサ61がオフになるのを待機する。 ステップS4 読取センサ87は画像の読取りを開始す
る。 ステップS5 センサ61がオンになるのを待機する。 ステップS6 読取センサ87は画像の読取りを終了す
る。 ステップS7 タイマ85の計時を開始する。 ステップS8 センサ61がオフになるのを待機する。 ステップS9 計時時間tが設定時間Tより短いかどう
かを判断する。計時時間tが設定時間Tより短い場合は
ステップS10に進み、計時時間tが設定時間T以上で
ある場合はステップS4に戻る。 ステップS10 モータ84を停止させる。
【0031】次に、複数枚の紙45を搬送する場合の紙
検出装置の動作について説明する。図13は本発明の実
施の形態における紙検出装置の第5の状態図、図14は
本発明の実施の形態における紙検出装置の第6の状態
図、図15は本発明の実施の形態における紙検出装置の
第7の状態図、図16は本発明の実施の形態における紙
検出装置の第8の状態図、図17は本発明の実施の形態
における紙検出装置の第9の状態図である。なお、図1
3から17までにおいて、説明の便宜上、フィードロー
ラ25(図1)及びブレード28は省略されている。
【0032】まず、図13に示すように、複数枚の紙4
5を搬送路11の入口14にセットすると、当接部59
が反時計周りに倒されてセンサ61がオンになる。そし
て、前記制御部81は、紙45が搬送路11の入口14
にセットされたことを検出するとともに、モータドライ
バ83(図11)に対して制御信号を出力し、モータ8
4を駆動して、補助ローラ23及びADFローラ24を
回転させる。
【0033】このとき、紙45は、ブレード28によっ
てADFローラ24に押し付けられながら搬送され、図
14に示すように先端がフィードローラ25、26に到
達すると、当接部69が反時計周りに倒されてセンサ6
1がオフになる。そして、前記制御部81は紙45の先
端を検出し、読取センサ87によって紙45上の画像を
読み取り、画像データをメモリ82に順次格納する。
【0034】その後、紙45は、フィードローラ25、
26によって搬送され、後端が第1レバー55から離れ
るが、搬送路11の入口14には他の紙45が残ってい
るので、当接部59は倒れたままになり、センサ61は
オフのままである。そして、最初の紙45はフィードロ
ーラ25、26によって更に搬送され、図15に示すよ
うに紙45の後端がフィードローラ25、26から離れ
ると、当接部69が第2レバー65の自重によって時計
周りに起き上がり、センサ61がオンになる。このと
き、制御部81は、紙45の後端を検出し、読取センサ
87による画像の読取りを終了するとともに、タイマ8
5の計時を開始する。
【0035】その後、次の紙45がブレード28によっ
てADFローラ24に押し付けられながら搬送され、先
端がフィードローラ25、26に到達すると、図14と
同様に当接部69が反時計周りに倒されてセンサ61が
オフになる。そして、前記制御部81は紙45の先端を
検出し、読取センサ87によって紙45上の画像を読み
取り、画像データをメモリ82に順次格納する。
【0036】このようにして、最後の紙45が繰り出さ
れるまで、図14の第6の状態と図15の第7の状態と
が繰り返される。ところで、前記ADFローラ24の周
速度は、フィードローラ25、26の周速度の1/2に
設定されているので、紙45がADFローラ24によっ
て搬送される速度をv1 とすると、フィードローラ2
5、26によって搬送される速度v 2 は、 v2 =2・v1 になる。したがって、入口14から繰り出された各紙4
5は、ADFローラ24によって分離されて速度v1
搬送され、先端がフィードローラ25、26に到達する
と、フィードローラ25、26によって速度v2 で搬送
されることになる。その後、前記紙45は、速度v2
まま搬送され、後端がADFローラ24から離れると、
次の紙45がADFローラ24によって速度v1 で搬送
される。この場合、前の紙45の後端が移動する速度v
2 は、次の紙45の前端が移動する速度v1 より速い。
したがって、2枚の紙45を分離させて搬送することが
できる。
【0037】そして、図16に示すように最後の紙45
の後端が第1レバー55から離れると、当接部59は第
1レバー55の自重によって時計周りに起き上がるが、
当接部69は倒れたままであるので、第1レバー55が
規制突起71に当たり、それ以上は回転しない。続い
て、図17に示すように紙45の後端がフィードローラ
25、26から離れると、当接部69が第2レバー65
の自重によって時計周りに起き上がり、センサ61がオ
ンになる。このとき、制御部81は、紙45の後端を検
出し、読取センサ87による画像の読取りを終了させる
とともに、タイマ85の計時を開始する。
【0038】また、前記当接部69が第2レバー65の
自重よって時計周りに起き上がったときに、規制突起7
1による規制が解除されるので、第1レバー55は自重
によって時計周りに回転し、当接部59が図1に示すよ
うに起き上がり、センサ61がオフになる。そして、前
記制御部81は、センサ61がオフになると、前記タイ
マ85の計時を停止させるとともに、計時時間tを読み
出す。また、前記モータ停止判定部86は、制御部81
によって読み出された計時時間tと設定時間T(例え
ば、1〔s〕)とを比較し、計時時間tが設定時間を超
えると、制御部81にモータ停止信号を送る。
【0039】前記制御部81は、モータ停止信号を受け
ると、モータドライバ83に対して制御信号を出力し、
モータ84を停止させる。なお、本発明は前記実施の形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、紙検出装置においては、搬送路と、紙の搬送方向
における給紙ローラより上流側において揺動自在に配設
され、前記搬送路に臨ませて形成された当接部、及びセ
ンサ作動部を備えた第1レバーと、紙の搬送方向におけ
る前記給紙ローラより下流側において揺動自在に配設さ
れ、前記搬送路に臨ませて形成された当接部、及びセン
サ作動部を備えた第2レバーと、前記第1レバー及び第
2レバーの各センサ作動部と対応させて配設され、前記
第1レバー及び第2レバーの各当接部が倒れたり起き上
がったりすることによってオン・オフさせられる共通の
センサとを有する。
【0041】この場合、紙を搬送路の入口にセットする
と、前記第1レバーの当接部が紙によって押されて倒さ
れる。このとき、前記センサ作動部が移動してセンサを
作動させるので、センサのオン・オフによって紙の有無
を検出することができる。次に、紙を搬送すると、紙の
先端が前記第2レバーに到達し、第2レバーの当接部が
紙によって押されて倒される。このとき、前記センサ作
動部が移動してセンサを作動させるので、センサのオン
・オフによって紙の先端を検出することができる。
【0042】そして、紙を更に搬送すると、紙の後端が
前記第2レバーから離れ、第2レバーの当接部が起き上
がる。このとき、前記センサ作動部が移動してセンサを
作動させるので、センサのオン・オフによって紙の後端
を検出することができる。したがって、該紙の有無、並
びに紙の先端及び後端をそれぞれ検出するために一つの
センサが必要になるだけであるので、構造を簡素化する
ことができ、部品点数及び組付工数を少なくすることが
できるとともに、コストを低くすることができる。ま
た、誤組立てが生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における紙検出装置の概略
図である。
【図2】従来の記録装置における紙検出装置の概略図で
ある。
【図3】従来の紙検出装置の第1の状態図である。
【図4】従来の紙検出装置の第2の状態図である。
【図5】従来の紙検出装置の第3の状態図である。
【図6】従来の紙検出装置の第4の状態図である。
【図7】本発明の実施の形態における紙検出装置の第1
の状態図である。
【図8】本発明の実施の形態における紙検出装置の第2
の状態図である。
【図9】本発明の実施の形態における紙検出装置の第3
の状態図である。
【図10】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
4の状態図である。
【図11】本発明の実施の形態における紙検出装置の制
御ブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態における紙検出装置の動
作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
5の状態図である。
【図14】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
6の状態図である。
【図15】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
7の状態図である。
【図16】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
8の状態図である。
【図17】本発明の実施の形態における紙検出装置の第
9の状態図である。
【符号の説明】
11 搬送路 24 ADFローラ 45 紙 55 第1レバー 59、69 当接部 60、70 センサ作動部 61 センサ 65 第2レバー 71 規制突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)搬送路と、(b)紙の搬送方向に
    おける給紙ローラより上流側において揺動自在に配設さ
    れ、前記搬送路に臨ませて形成された当接部、及びセン
    サ作動部を備えた第1レバーと、(c)紙の搬送方向に
    おける前記給紙ローラより下流側において揺動自在に配
    設され、前記搬送路に臨ませて形成された当接部、及び
    センサ作動部を備えた第2レバーと、(d)前記第1レ
    バー及び第2レバーの各センサ作動部と対応させて配設
    され、前記第1レバー及び第2レバーの各当接部が倒れ
    たり起き上がったりすることによってオン・オフさせら
    れる共通のセンサとを有することを特徴とする紙検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1レバー及び第2レバーの少なく
    とも一方は、他方が回転するのを規制する規制手段を有
    する請求項1に記載の紙検出装置。
JP7279142A 1995-10-26 1995-10-26 紙検出装置 Withdrawn JPH09118452A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015189563A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ブラザー工業株式会社 搬送装置
JP2016147748A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿搬送装置及びそれを備えた画像形成装置

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