JP2000090856A - 偏向ヨ―クおよびこれを用いたカラ―陰極線管受像機 - Google Patents

偏向ヨ―クおよびこれを用いたカラ―陰極線管受像機

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JP2000090856A
JP2000090856A JP11132125A JP13212599A JP2000090856A JP 2000090856 A JP2000090856 A JP 2000090856A JP 11132125 A JP11132125 A JP 11132125A JP 13212599 A JP13212599 A JP 13212599A JP 2000090856 A JP2000090856 A JP 2000090856A
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diode
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Kyosuke Aoki
恭介 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイオード等を使って非線形な電流をコマ収
差補正コイルに流すようにした場合、画面の中間部と上
下端との差分と上下端の絶対的な補正量から制約が生じ
る。 【解決手段】 垂直偏向コイルLV1,LV2に対して
直列接続されたコマ収差補正コイルL1〜L4を有し、
縦方向のミスコンバージェンスの補正をなすコンバージ
ェンス補正回路において、順方向電圧が異なる2種類の
ダイオードD2,D4とD1,D3を有する補正電流生
成回路30を設け、垂直周期のノコギリ波電流を流した
際の電圧の変化を利用して2種類のダイオードD2,D
4とD1,D3を動作させ、その動作タイミングの違い
によって垂直偏向の上下端と画面センターで0となり、
画面上下の中間部でピークを持つ波形の電流を生成し、
この電流をコマ収差補正コイルL1〜L4に流すように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークおよび
これを用いたカラー陰極線管受像機に関し、特にカラー
陰極線管のミスコンバージェンスを補正するミスコンバ
ージェンス補正装置を搭載した偏向ヨークおよびこの偏
向ヨークを用いたカラー陰極線管受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やコンピュータ用デ
ィスプレイ等で使用するカラー陰極線管においては、そ
の後端部に内装された電子銃から出射される3本の電子
ビームの進行方向を、その進行方向に対して上下左右に
偏向し、蛍光面上にラスターを描くことにより、画面上
にカラー画像を形成するようになっている。電子ビーム
の偏向には、垂直偏向コイルおよび水平偏向コイルが巻
装された偏向ヨークが用いられる。
【0003】この偏向ヨークは、陰極線管のネック部か
らファンネル部に至るコーン部と呼ばれる部分に装着さ
れる。この偏向ヨークにおいては、上記垂直偏向コイル
に垂直偏向電流を、上記水平偏向コイルに水平偏向電流
をそれぞれ流すことにより、電子銃から出射される3本
の電子ビームの軌道上に垂直偏向磁界および水平偏向磁
界をそれぞれ形成し、これら偏向磁界によって電子ビー
ムを上下左右に偏向するようにしている。
【0004】ところで、カラー陰極線管の場合は、赤
(R),緑(G),青(B)の各色の蛍光体を光らせる
3本の電子ビームを色選別電極(アパーチャグリルやシ
ャドウマスク等)の一点に集中(コンバージェンス)さ
せることで、画面上に所望のカラー画像を再現してい
る。ただし、3本の電子ビームが色選別電極の一点に集
中しない、いわゆるミスコンバージェンスが生じると、
これが画面上で色ズレや色ムラとなって現れ、画質を悪
化させる。
【0005】緑の蛍光体を光らせる電子ビームをセンタ
ービームG、赤,青の蛍光体を光らせる各電子ビームを
サイドビームR,Bとするインライン配列の電子銃を有
するカラー陰極線管では、垂直偏向磁界を斉一とした場
合に、電子ビームを画面上下に偏向していくと、図10
に示すように、赤色のサイドビームRが左に、青色のサ
イドビームが右にずれたミスコンバージェンスが発生す
る。
【0006】このミスコンバージェンスを垂直偏向コイ
ルの巻線分布で合わせようとする場合、垂直偏向磁界を
バレル形状の磁界(以下、バレル磁界と略称する)にし
なければならない。このバレル磁界でサイドビームRと
サイドビームBを合わせるとき、バレル磁界が強ければ
強いほどサイドビームR,Bに作用する磁界が強くな
り、逆にセンタービームGに作用する磁界が弱くなる。
【0007】これにより、電子ビームが画面上下端に偏
向されると、図11に示すように、センタービームGが
サイドビームR,Bに対して内側(又は、外側)にずれ
る縦方向(画面の上下方向)のミスコンバージェンスが
生じる。この縦方向のミスコンバージェンスが生じてい
る場合を考えたとき、サイドビームR,Bの平均値とセ
ンタービームGとの差分がVCR(Vertical Center Ra
ster)となる。
【0008】この縦方向のミスコンバージェンスを補正
するために、コマ収差の補正に用いられるコマ収差補正
コイルが使われている。ここで、縦方向のミスコンバー
ジェンスを補正する際のコマ収差補正コイルの作用につ
いて、その構成の一例を示す図12を用いて説明する。
【0009】2組のコマ収差補正コイルL101,L1
02とL103,L104が、カラー陰極線管のネック
部100を上下から挟むように設けられた略C字形状の
一対のコア101a,101bに巻回され、垂直偏向コ
イル(図示せず)に対してシリーズに接続される。そし
て、これらのコマ収差補正コイルL101〜L104に
は、垂直偏向コイルを通して垂直周期のノコギリ波電流
が供給される。
【0010】コマ収差補正コイルL101〜L104へ
の通電によって発生する磁界の方向は、垂直偏向磁界と
同じ方向である。この場合、センタービームGが受ける
磁界の方が、サイドビームR,Bが受ける磁界よりも強
く、垂直偏向されるにしたがってセンタービームGがよ
り多く偏向されるので、画面の上下端でセンタービーム
GとサイドビームR,Bが合わせられることになる。
【0011】ところが、コマ収差補正コイルL101〜
L104を用いてセンタービームGとサイドビームR,
Bとの間に生ずる縦方向のミスコンバージェンスを補正
した場合、陰極線管の管面の曲率や偏向コイルの分布な
どによって画面上下の中間部(画面センターと上下端と
の間の部分)に補正ズレ(以下、これを中間VCRと称
す)が生じることになる。
【0012】この中間VCRをも補正するために、従来
は、その一例として、図13に示す回路構成が採られて
いた。すなわち、図13において、2つのダイオードD
101,D102を互いに逆極性で並列に接続し、これ
らダイオードD101,D102に対してさらに抵抗R
11を並列に接続し、そしてこれら並列回路に対して抵
抗R102を直列に接続し、このダイオードD101,
D102および抵抗R101,R102からなる回路
を、コマ収差補正コイルL101〜L104に対して並
列に接続する。
【0013】上記構成のミスコンバージェンス補正回路
においては、ノコギリ波形状の垂直偏向電流をダイオー
ドD101,D102でクリップしてコマ収差補正コイ
ルL101〜L104に流すことにより、画面上下の中
間部と上下端のコンバージェンス補正量を変えることが
できる。すなわち、画面の上下端に偏向した場合よりも
中間部に偏向した場合に、センタービームGをより多く
偏向させることができる。したがって、画面の上下端の
みならず、中間部においてもセンタービームGとサイド
ビームR,Bを合わせることができるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、ダイオード等を使って非線形な電流をコマ収
差補正コイルL101〜L104に流すようにした従来
技術でも、画面上下の中間部と上下端との差分と上下端
の絶対的な補正量から制約が生じるため、縦方向のミス
コンバージェンスの補正として十分な補正結果が得られ
なかった。なお、上下端と中間部でセンタービームGの
ズレ量が異なる原因としては、ラスターの上下ピンクッ
ション歪を補正するマグネットの磁界、画面のフラット
の度合い、画面コーナーのミスコンバージェンスを合わ
せる際の水平偏向磁界との関係などが考えられる。
【0015】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、画面上下の中間
部における中間VCRのみを独立して補正できるコンバ
ージェンス補正装置を搭載した偏向ヨークおよびこの偏
向ヨークを用いたカラー陰極線管受像機を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による偏向ヨーク
は、垂直偏向コイルに対して直列に接続されたコマ収差
補正コイルと、垂直偏向コイルを通して供給される垂直
周期のノコギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上
下の中間部で電流量が最大になる電流を生成してコマ収
差補正コイルに流す補正電流生成回路とを備えたミスコ
ンバージェンス補正回路を搭載した構成となっている。
そして、この偏向ヨークはカラー陰極線管受像機に用い
られる。
【0017】上記構成の偏向ヨークおよびこれを用いた
カラー陰極線管受像機において、コマ収差補正コイル
は、本来のコマ収差の補正を行うとともに、縦方向のミ
スコンバージェンスの補正を行う。このコマ収差補正コ
イルに対して、補正電流生成回路は、垂直偏向の際の画
面上下の中間部で電流量が最大になる電流を流す。これ
により、コマ収差補正コイルは、画面上下の中間部にお
いてサイドビームに対するセンタービームのずれを補正
する。
【0018】本発明による他の偏向ヨークは、垂直偏向
コイルに対して直列に接続された第1のコマ収差補正コ
イルと、この第1のコマ収差補正コイルに対して直列に
接続され、偏向ヨーク後端部において6極磁界を発生す
る第2のコマ収差補正コイルと、垂直偏向コイルを通し
て供給される垂直周期のノコギリ波電流に基づいて垂直
偏向の際の画面上下の中間部で電流量が最大になる電流
を生成して第2のコマ収差補正コイルに流す補正電流生
成回路とを備えたミスコンバージェンス補正回路を搭載
した構成となっている。そして、この偏向ヨークはカラ
ー陰極線管受像機に用いられる。
【0019】上記構成の他の偏向ヨークおよびこれを用
いたカラー陰極線管受像機において、第1のコマ収差補
正コイルは、本来のコマ収差の補正を行うとともに、縦
方向のミスコンバージェンスの補正を行う。一方、補正
電流生成回路は、垂直偏向の際の画面上下の中間部で電
流量が最大になる電流を第2のコマ収差補正コイルに流
す。これにより、第2のコマ収差補正コイルは、画面上
下の中間部においてサイドビームに対するセンタービー
ムのずれを補正する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明が適用されるカラー陰極線
管(CRT)の全体像を示す概略斜視図である。図1に
おいて、受像管バルブ11の開口部には内面に蛍光面が
設けられたパネル12が装着され、受像管バルブ11の
ネック部にはコーン形状の偏向ヨーク(Deflecting Yok
e;DY)13が取り付けられ、受像管バルブ11の後
端部には電子銃14が内装されている。上記構成のカラ
ー陰極線管は、テレビジョン受像機やコンピュータ用デ
ィスプレイ等のブラウン管として用いられる。
【0022】図2は、本発明の一実施形態に係る偏向ヨ
ークを示す背面図(A)およびその側面図(B)であ
る。図2(A),(B)において、水平偏向コイルおよ
び垂直偏向コイル(共に図示せず)の外部を覆うように
環状のDYコア21が配置されている。そして、本実施
形態に係る偏向ヨーク13の後端部、即ち受像管バルブ
11のネック部に相当する部分には、偏向ヨーク13の
垂直軸(図1における陰極線管のY軸)方向においてC
字型形状の一対のコア22a,22bが当該ネック部を
挟んで対向配置されている。
【0023】図3に、一対のコア22a,22bの周辺
部の構成を拡大して示す。図3から明らかなように、一
方のコア22aの例えば両脚部には、コマ収差補正コイ
ルL1,L2がそれぞれ巻回され、他方のコア22bの
例えば両脚部には、コマ収差補正コイルL3,L4がそ
れぞれ巻回されている。そして、これら4個のコマ収差
補正コイルL1〜L4は互いに直列に結線されている。
【0024】図4は、これら4個のコマ収差補正コイル
L1〜L4を用いたミスコンバージェンス補正回路の一
例を示す回路図である。本例に係るミスコンバージェン
ス補正回路は、偏向ヨーク13に搭載されて、当該偏向
ヨーク13が装着されるカラー陰極線管のミスコンバー
ジェンスの補正に用いられる。
【0025】図4において、互いに直列に結線された4
個のコマ収差補正コイルL1〜L4の一端Pには第1,
第4のダイオードD1,D4の各カソードが接続され、
その他端Qには第2,第3のダイオードD2,D3の各
カソードが接続されている。ここで、ダイオードD2,
D4としては、ダイオードD1,D3よりも順方向電圧
が低いものが用いられる。順方向電圧が異なるというこ
とは、ノコギリ波電流を流したときに電流が流れ始める
点、即ち動作点が違うことを意味する。すなわち、順方
向電圧が低い方のダイオードD2,D4は、高い方のダ
イオードD1,D3よりも動作点が早いということにな
る。
【0026】ダイオードD2,D4の各アノードには、
抵抗R1,R2の各一端が接続されている。コマ収差補
正コイルL1〜L4の両端Q,Pには、抵抗R3,R4
の各一端が接続されている。これら抵抗R3,R4の各
他端は共通に接続され、その共通接続点には抵抗R5,
R6の各一端が接続されている。そして、ダイオードD
1のアノードおよび抵抗R1,R5の各他端が共通に接
続され、ダイオードD3のアノードおよび抵抗R2,R
6の各他端が共通に接続されている。
【0027】以上により、順方向電圧が異なる2種類の
ダイオードD2,D4とD1,D3を用いて、垂直周期
のノコギリ波電流(垂直偏向電流)に基づいて垂直偏向
の際の画面上下の中間部で電流量が最大になる電流を生
成する補正電流生成回路30が構成されている。この補
正電流生成回路30において、ダイオードD1のアノー
ドおよび抵抗R1,R5の各他端の共通接続点Rが一方
の回路入力端となり、ダイオードD3のアノードおよび
抵抗R2,R6の各他端の共通接続点Sが他方の回路入
力端となる。
【0028】上記構成の補正電流生成回路30の2つの
回路入力端R,S間には、図示せぬ垂直偏向回路から垂
直偏向コイルLV1,LV2を通してノコギリ波形状の
垂直偏向電流が供給される。なお、垂直偏向コイルLV
1,LV2の各々には、抵抗RV1,RV2がそれぞれ
並列に接続されている。
【0029】次に、上記構成の補正電流生成回路30の
回路動作について、図5の波形図を用いて説明する。
【0030】補正電流生成回路30において、コマ収差
補正コイルL1〜L4に流れる電流としては、ダイオー
ドD2,D4を通して流れる電流I2,I4とダイオー
ドD1,D3を通して流れる電流I1,I3とが考えら
れる。ここで、垂直偏向コイルLV1,LV2を通して
ノコギリ波形状の垂直偏向電流が流れたときに、コマ収
差補正コイルL1〜L4に流れる電流がどのように変化
するかを考える。
【0031】図5の波形図において、時刻aではダイオ
ードD1,D2が共にオン(導通)状態にあり、これら
のダイオードD1,D2を通して電流I1,I2が流れ
ている。ここで、抵抗R1の抵抗値を電流I1と電流I
2が等しくなるように設定しておく。すると、電流I1
と電流I2とは、流れる向きが逆であることから相殺さ
れる。したがって、合計した電流は0となり、コマ収差
補正コイルL1〜L4には電流は流れない。
【0032】時刻bでは、ダイオードD1がダイオード
D2よりも順方向電圧が高く、その動作点が時刻bの電
流値近傍であるとすると、ダイオードD1がカットオフ
(非導通)状態となることから電流I1が0となる一
方、ダイオードD2はそのままオン状態にあり、このダ
イオードD2を通して電流I2が流れている。したがっ
て、この電流I2がそのまま合計の電流となり、コマ収
差補正コイルL1〜L4には電流I2が流れる。
【0033】時刻cと時刻dでは、ダイオードD1,D
2が共にカットオフ状態となることから電流I1,I2
が共に0になるので、合計の電流も0となる。したがっ
て、コマ収差補正コイルL1〜L4には電流は流れな
い。
【0034】時刻eでは、ダイオードD3がダイオード
D4よりも順方向電圧が高く、その動作点が時刻eの電
流値近傍であるとすると、ダイオードD3がカットオフ
状態にあることから電流I3が0となる一方、先にオン
状態となったダイオードD4を通して電流I4が流れて
いる。したがって、この電流I4がそのまま合計の電流
となり、コマ収差補正コイルL1〜L4には電流I4が
流れる。
【0035】時刻fでは、ダイオードD3もオン状態と
なり、このダイオードD3を通して電流I3が流れると
ともに、ダイオード4を通して電流I4が流れている。
ここで、抵抗R2の抵抗値を電流I3と電流I4が等し
くなるように設定しておく。すると、電流I3と電流I
4とは、流れる向きが逆であることから相殺される。し
たがって、合計した電流は0となり、コマ収差補正コイ
ルL1〜L4には電流は流れない。
【0036】今、垂直周期を考えると、図5の時間軸が
画面のY軸(垂直方向の軸)に対応し、時刻aが画面の
上端、時刻b,eが画面の中間部、時刻c,dの中間が
画面センター、時刻fが画面の下端に相当する。そし
て、図5の全コイル電流の波形は、画面の上下端の位置
である時刻aと時刻fおよび画面センターの位置である
時刻c,d間では0となり、画面の中間部の位置である
時刻bと時刻eでピークを持つ波形となる。
【0037】したがって、この時刻bと時刻eでピーク
を持つ波形の電流をコマ収差補正コイルL1〜L4に流
すと、画面の上下端および画面センターでは電流が0な
のでVCRは変わらず、画面の中間部のみVCRが変化
し、中間VCRのみを独立して補正できることになる。
【0038】なお、上記実施形態では、カラー陰極線管
のネック部を上下から挟むように設けられた一対のコア
22a,22bに巻回された4個のコマ収差補正コイル
L1〜L4を用いた場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、図7に示すように、カラー陰極
線管のネック部を左右から挟むように設けられたロッド
(略I字型)形状の一対のコア23a,23bに巻回さ
れた2個のコマ収差補正コイルL11,L12を用いた
場合にも同様に適用可能である。
【0039】すなわち、コマ収差補正コイルが4個の図
3の構成、コマ収差補正コイルが2個の図6の構成のい
ずれの場合にも、コマ収差補正コイルそれぞれに電流を
流すと、サイドビームR,Bに作用する磁界とセンター
ビームGに作用する磁界とに差が生じ、垂直偏向を行う
にしたがって図3の構成の場合にはセンタービームGを
より大きく、図6の構成の場合にはサイドビームR,B
をより大きく偏向できる。
【0040】したがって、4個のコマ収差補正コイルを
用いた図3の構成の場合には、サイドビームR,Bに対
してセンタービームGが内側にずれるVCRを調整でき
ることになり、2個のコマ収差補正コイルを用いた図6
の構成のいずれの場合には、サイドビームR,Bに対し
てセンタービームGが外側にずれるVCRを調整できる
ことになる。
【0041】図7は、本発明の他の実施形態に係る偏向
ヨークの背面図(A)およびその側面図(B)であり、
図中、図2と同等部分には同一符号を付して示してい
る。図7(A),(B)において、本実施形態に係る偏
向ヨーク13′の後端部、即ち受像管バルブ11(図1
を参照)のネック部に相当する部分には、偏向ヨーク1
3′の垂直軸Y方向において略C字型形状の一対のコア
24a,24bが当該ネック部を挟んで対向配置され、
さらに水平軸X方向において略I字型形状の一対のコア
25a,25bが当該ネック部を挟んで対向配置されて
いる。
【0042】図8に、一対のコア24a,24bおよび
一対のコア25a,25bの周辺部の構成を拡大して示
す。図8から明らかなように、一方のC字型コア24a
の例えば両脚部には、コマ収差補正コイルL21,L2
2がそれぞれ巻回され、他方のC字型コア24bの両脚
部には、コマ収差補正コイルL23,L24がそれぞれ
巻回されている。これら4個のコマ収差補正コイルL2
1〜L24は互いに直列に結線されている。
【0043】さらに、C字型コア24aの例えば両脚部
には、コマ収差補正コイルL31,L32がそれぞれ巻
回され、C字型コア24bの例えば両脚部には、コマ収
差補正コイルL33,L34がそれぞれ巻回されてい
る。これら4個のコマ収差補正コイルL31〜L34は
互いに直列に結線されるている。一方、I字型コア25
aにはコマ収差補正コイルL35が、I字型コア25b
にはコマ収差補正コイルL36がそれぞれ巻回されてい
る。これら2個のコマ収差補正コイルL35,L36は
互いに直列に結線されている。
【0044】そして、コマ収差補正コイルL31〜L3
4とコマ収差補正コイルL35,L36に垂直偏向電流
を流したときに、これら6個のコマ収差補正コイルL3
1〜L36によって3本の電子ビームR,G,Bの周り
に6極の磁界が発生するように、コマ収差補正コイルL
31〜L34とコマ収差補正コイルL35,L36を結
線する。
【0045】すなわち、例えば画面の上側での偏向を考
えた場合に、図8に示すように、一対のC字型コア24
a,24bの図の左側の脚部がN極、右側の脚部がS極
となり、一対のI字型コア25a,25bの図の左側の
端部がN極、右側の端部がS極になる6極磁界が発生す
るようにする。なお、画面の下側での偏向の際には、垂
直偏向電流の流れる方向が逆になるため、6極磁界の極
性が反転することは明らかである。
【0046】図9は、4個のコマ収差補正コイルL21
〜L24および6個のコマ収差補正コイルL31〜L3
6を用いたミスコンバージェンス補正回路の他の例を示
す回路図である。本例に係るミスコンバージェンス補正
回路は、偏向ヨーク13′に搭載されて、当該偏向ヨー
ク13′が装着されるカラー陰極線管のミスコンバージ
ェンスの補正に用いられる。
【0047】図9において、互いに直列に結線された6
個のコマ収差補正コイルL31〜L36の一端Tには第
1,第4のダイオードD11,D14の各カソードが接
続され、その他端Uには第2,第3のダイオードD1
2,D13の各カソードが接続されている。ここで、ダ
イオードD12,D14としては、ダイオードD11,
D13よりも順方向電圧が低いものが用いられる。これ
により、順方向電圧が低い方のダイオードD12,D1
4は、高い方のダイオードD11,D13よりも動作点
が早いということになる。
【0048】ダイオードD12,D14の各アノードに
は、抵抗R11,R12の各一端が接続されている。コ
マ収差補正コイルL31〜L36の両端T,Uには、抵
抗R13,R14の各一端が接続されている。これら抵
抗R13,R14の各他端は共通に接続され、その共通
接続点には抵抗R15,R16の各一端が接続されてい
る。そして、ダイオードD11のアノードおよび抵抗R
11,R15の各他端が共通に接続され、ダイオードD
13のアノードおよび抵抗R12,R16の各他端が共
通に接続されている。
【0049】以上により、順方向電圧が異なる2種類の
ダイオードD12,D14とD11,D13を用いて、
垂直周期のノコギリ波電流(垂直偏向電流)に基づいて
垂直偏向の際の画面上下の中間部で電流量が最大になる
電流を生成する補正電流生成回路40が構成されてい
る。この補正電流生成回路40において、ダイオードD
11のアノードおよび抵抗R11,R15の各他端の共
通接続点Vが一方の回路入力端となり、ダイオードD1
3のアノードおよび抵抗R12,R16の各他端の共通
接続点Wが他方の回路入力端となる。
【0050】上記構成の補正電流生成回路40は、互い
に直列に結線されたコマ収差補正コイルL21〜L24
に対して直列に接続されている。そして、補正電流生成
回路40の2つの回路入力端V,W間には、図示せぬ垂
直偏向回路から垂直偏向コイルLV1,LV2およびコ
マ収差補正コイルL21〜L24を通してノコギリ波形
状の垂直偏向電流が供給される。なお、垂直偏向コイル
LV1,LV2の各々には、抵抗RV1,RV2がそれ
ぞれ並列に接続されている。
【0051】このように、コマ収差補正コイルL21〜
L24および補正電流生成回路40にノコギリ波形状の
垂直偏向電流が流れることにより、先ず、4個のコマ収
差補正コイルL21〜L24によって3本の電子ビーム
R,G,Bの周りにピンクッション形状の磁界(以下、
ピン磁界と略称する)が形成されるとともに、6個のコ
マ収差補正コイルL31〜L36によって電子ビーム
R,G,Bの周りに6極磁界が形成される。
【0052】このとき、コマ収差補正コイルL21〜L
24によって形成されるピン磁界により、本来のコマ収
差の補正が行われるとともに、画面の上下端で発生する
ミスコンバージェンスの補正が行われる。
【0053】一方、電子ビームR,G,Bの周りに6極
磁界が形成されることにより、図8において、電子ビー
ムR,G,Bが紙面の表側から裏側へ進行するものと仮
定すると、センタービームGに対しては図の上方向の力
が強く作用し、サイドビームR,Bに対しては図の下方
向の力が強く作用する。すなわち、この6極磁界の作用
により、センタービームGとサイドビームR,Bの相対
的な偏向量を、ピン磁界によるコマ収差の補正とは独立
して調整できる。
【0054】ところで、補正電流生成回路40は、垂直
周期のノコギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上
下の中間部で電流量が最大になる電流を生成する。な
お、この画面上下の中間部で電流量が最大になる電流を
生成する原理および補正電流生成回路40の回路動作に
ついては、図4に示した補正電流生成回路30の場合と
同じであることから、ここではその説明については割愛
する。
【0055】この補正電流生成回路40から、垂直偏向
の際に、画面上下の中間部で電流量が最大になる電流が
6個のコマ収差補正コイルL31〜L36に供給される
ことにより、画面上下の中間部においてのみコマ収差補
正コイルL31〜L36による6極磁界が形成され、中
間部でのみセンタービームGとサイドビームR,Bの相
対的な偏向量の調整が行われるため、中間VCRのみを
ピン磁界によるコマ収差の補正とは独立して補正でき
る。
【0056】上述したように、本来のコマ収差の補正を
行うコマ収差補正コイルL21〜L24とは別に、3本
の電子ビームR,G,Bの周りに6極磁界を発生するコ
マ収差補正コイルL31〜L36を設け、主たるコマ収
差の補正はコマ収差補正コイルL21〜L24によるピ
ン磁界で行う一方、画面上下の中間部においてはコマ収
差補正コイルL31〜L36による6極磁界によってセ
ンタービームGとサイドビームR,Bのずれを補正する
ようにしたことにより、画歪を悪化させることなく、中
間VCRを独立して補正できる。
【0057】なお、上記実施形態では、本来のコマ収差
の補正を行うコマ収差補正コイルとして、C字型コア2
4a,24bに巻回されたコマ収差補正コイルL21〜
L24を用いるとしたが、図6に示したI字型コアに巻
回したコマ収差補正コイルを用いることも可能である。
この場合には、図8において、I字型コア25a,25
bに対してコマ収差補正コイルL35,L36以外に、
コマ収差補正コイルL21〜L24に代わるコマ収差補
正コイルを巻回するようにすれば良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
垂直偏向コイルを通して供給される垂直周期のノコギリ
波電流に基づいて、垂直偏向の際の画面上下の中間部で
電流量が最大になる電流を生成し、この電流をコマ収差
補正コイルに流すようにしたことにより、画面上下の中
間VCRを変化させることができる。これにより、巻線
分布を変更するときの制約条件が少なくなり、コンバー
ジェンス性能を向上させることができる。
【0059】また、本来のコマ収差の補正を行う第1の
コマ収差補正コイルとは別に、6極磁界を発生する第2
のコマ収差補正コイルを偏向ヨーク後端部に設け、主た
るコマ収差の補正は第1のコマ収差補正コイルによるピ
ン磁界で行う一方、画面上下の中間部においては第2の
コマ収差補正コイルによる6極磁界によってセンタービ
ームとサイドビームのずれを補正するようにしたことに
より、他のコンバージェンス(サイドビーム間)を犠牲
にしたり、画歪を悪化させたりすることなく、中間VC
Rを独立して補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカラー陰極線管の全体像を
示す概略斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る偏向ヨークを示す構
成図であり、(A)はその背面図、(B)はその側面図
である。
【図3】コイルが4個の場合のコマ収差補正コイルの構
成図である。
【図4】ミスコンバージェンス補正回路の一構成例を示
す回路図である。
【図5】ミスコンバージェンス補正回路における補正電
流生成回路の回路動作を説明するための波形図である。
【図6】コイルが2個の場合のコマ収差補正コイルの構
成図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る偏向ヨークを示す
構成図であり、(A)はその背面図、(B)はその側面
図である。
【図8】他の実施形態の場合のコマ収差補正コイルの構
成図である。
【図9】ミスコンバージェンス補正回路の他の構成例を
示す回路図である。
【図10】横方向のミスコンバージェンスの説明図であ
る。
【図11】縦方向のミスコンバージェンスの説明図であ
る。
【図12】従来例におけるコマ収差補正コイルの構成図
である。
【図13】ミスコンバージェンス補正回路の従来例を示
す回路図である。
【符号の説明】
13,13′…偏向ヨーク、14…電子銃、22a,2
2b,24a,24b…C字型コア、23a,23b,
25a,25b…I字型コア、30,40…補正電流生
成回路、D1〜D4,D11〜D14…第1〜第4のダ
イオード、L1〜L4,L11,L12,L21〜L2
4、L31〜L36…コマ収差補正コイル、LV1,L
V2…垂直偏向コイル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直偏向コイルに対して直列に接続され
    たコマ収差補正コイルと、 前記垂直偏向コイルを通して供給される垂直周期のノコ
    ギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上下の中間部
    で電流量が最大になる電流を生成して前記コマ収差補正
    コイルに流す補正電流生成回路とを備えたミスコンバー
    ジェンス補正回路を搭載したことを特徴とする偏向ヨー
    ク。
  2. 【請求項2】 前記補正電流生成回路は、前記コマ収差
    補正コイルの一端にカソードが、一方の回路入力端側に
    アノードがそれぞれ接続された第1のダイオードと、前
    記コマ収差補正コイルの他端にカソードが、一方の回路
    入力端側にアノードがそれぞれ接続され、前記第1のダ
    イオードよりも順方向電圧が低い第2のダイオードと、
    前記コマ収差補正コイルの他端にカソードが、他方の回
    路入力端側にアノードがそれぞれ接続された第3のダイ
    オードと、前記コマ収差補正コイルの一端にカソード
    が、他方の回路入力端側にアノードがそれぞれ接続さ
    れ、前記第3のダイオードよりも順方向電圧が低い第4
    のダイオードとを有し、2つの回路入力端間に前記垂直
    周期のノコギリ波電流が供給されることを特徴とする請
    求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記補正電流生成回路は、前記第2のダ
    イオードのアノードと一方の回路入力端との間に接続さ
    れ、前記第1,第2のダイオードが共に導通状態のと
    き、これらのダイオードに流れる電流が等しくなるよう
    に抵抗値が設定された第1の抵抗を有することを特徴と
    する請求項2記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】 前記補正電流生成回路は、前記第4のダ
    イオードのアノードと他方の回路入力端との間に接続さ
    れ、前記第3,第4のダイオードが共に導通状態のと
    き、これらのダイオードに流れる電流が等しくなるよう
    に抵抗値が設定された第2の抵抗を有することを特徴と
    する請求項2記載の偏向ヨーク。
  5. 【請求項5】 垂直偏向コイルに対して直列に接続され
    た第1のコマ収差補正コイルと、 前記第1のコマ収差補正コイルに対して直列に接続さ
    れ、偏向ヨーク後端部において6極磁界を発生する第2
    のコマ収差補正コイルと、 前記垂直偏向コイルを通して供給される垂直周期のノコ
    ギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上下の中間部
    で電流量が最大になる電流を生成して前記第2のコマ収
    差補正コイルに流す補正電流生成回路とを備えたミスコ
    ンバージェンス補正回路を搭載したことを特徴とする偏
    向ヨーク。
  6. 【請求項6】 前記第2のコマ収差補正コイルは、偏向
    ヨークの垂直軸方向において該偏向ヨークを挟んで対向
    配置された略C字型形状の一対のコアにそれぞれ巻回さ
    れ、互いに直列に結線された第1〜第4のコイルと、偏
    向ヨークの水平軸方向において該偏向ヨークを挟んで対
    向配置された略I字型形状の一対のコアにそれぞれ巻回
    され、前記第1〜第4のコイルと直列に結線された第
    5,第6のコイルとからなることを特徴とする請求項5
    記載の偏向ヨーク。
  7. 【請求項7】 前記補正電流生成回路は、前記第2のコ
    マ収差補正コイルの一端にカソードが、一方の回路入力
    端側にアノードがそれぞれ接続された第1のダイオード
    と、前記第2のコマ収差補正コイルの他端にカソード
    が、一方の回路入力端側にアノードがそれぞれ接続さ
    れ、前記第1のダイオードよりも順方向電圧が低い第2
    のダイオードと、前記第2のコマ収差補正コイルの他端
    にカソードが、他方の回路入力端側にアノードがそれぞ
    れ接続された第3のダイオードと、前記第2のコマ収差
    補正コイルの一端にカソードが、他方の回路入力端側に
    アノードがそれぞれ接続され、前記第3のダイオードよ
    りも順方向電圧が低い第4のダイオードとを有し、2つ
    の回路入力端間に前記垂直周期のノコギリ波電流が供給
    されることを特徴とする請求項5記載の偏向ヨーク。
  8. 【請求項8】 前記補正電流生成回路は、前記第2のダ
    イオードのアノードと一方の回路入力端との間に接続さ
    れ、前記第1,第2のダイオードが共に導通状態のと
    き、これらのダイオードに流れる電流が等しくなるよう
    に抵抗値が設定された第1の抵抗を有することを特徴と
    する請求項7記載の偏向ヨーク。
  9. 【請求項9】 前記補正電流生成回路は、前記第4のダ
    イオードのアノードと他方の回路入力端との間に接続さ
    れ、前記第3,第4のダイオードが共に導通状態のと
    き、これらのダイオードに流れる電流が等しくなるよう
    に抵抗値が設定された第2の抵抗を有することを特徴と
    する請求項7記載の偏向ヨーク。
  10. 【請求項10】 垂直偏向コイルに対して直列に接続さ
    れたコマ収差補正コイルと、 前記垂直偏向コイルを通して供給される垂直周期のノコ
    ギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上下の中間部
    で電流量が最大になる電流を生成して前記コマ収差補正
    コイルに流す補正電流生成回路とを備えたミスコンバー
    ジェンス補正回路を搭載した偏向ヨークを用いたことを
    特徴とするカラー陰極線管受像機。
  11. 【請求項11】 垂直偏向コイルに対して直列に接続さ
    れた第1のコマ収差補正コイルと、 前記第1のコマ収差補正コイルに対して直列に接続さ
    れ、偏向ヨーク後端部において6極磁界を発生する第2
    のコマ収差補正コイルと、 前記垂直偏向コイルを通して供給される垂直周期のノコ
    ギリ波電流に基づいて垂直偏向の際の画面上下の中間部
    で電流量が最大になる電流を生成して前記第2のコマ収
    差補正コイルに流す補正電流生成回路とを備えたミスコ
    ンバージェンス補正回路を搭載した偏向ヨークを用いた
    ことを特徴とするカラー陰極線管受像機。
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