JP2001211460A - 偏向ヨークおよびこれを用いたカラー陰極線管受像機 - Google Patents

偏向ヨークおよびこれを用いたカラー陰極線管受像機

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JP2001211460A JP2000304491A JP2000304491A JP2001211460A JP 2001211460 A JP2001211460 A JP 2001211460A JP 2000304491 A JP2000304491 A JP 2000304491A JP 2000304491 A JP2000304491 A JP 2000304491A JP 2001211460 A JP2001211460 A JP 2001211460A
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coil
coils
deflection
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Kyosuke Aoki
恭介 青木
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    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/702Convergence correction arrangements therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直偏向コイルや水平偏向コイルの巻線分布
を変更することによってトVCRを補正した場合、サイ
ドビームのコンバージェンスやフォーカスとの関係で巻
線分布に制約があり、画面コーナーと画面センターのバ
ランスを最適にするのが困難である。 【解決手段】 電子銃から出射される3本の電子ビーム
の軌道の周りに、2組の6重極コイル30,31を配置
し、これら6重極コイル30,31にコイルL1〜L4
からなるコイルブリッジ回路20を含む可飽和リアクタ
(26)で生成した水平偏向周期のパラボラ電流を流し
て6重極磁界を発生させて3本の電子ビームに対して垂
直方向の力を作用させるとともに、これら6重極コイル
30,31に流れる水平偏向周期のパラボラ電流を、2
個の可飽和リアクタ36,37によって垂直偏向周期で
変調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークおよび
これを用いたカラー陰極線管受像機に関し、特にテレビ
ジョン受像機やディスプレイモニター等で使用するカラ
ー陰極線管のミスコンバージェンスを補正するコンバー
ジェンス補正装置を搭載した偏向ヨークおよびこの偏向
ヨークを用いたカラー陰極線管受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管においては、電子銃から
出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左右に偏
向することにより、画面上にカラー画像を表示する。電
子ビームの偏向には、水平偏向コイルおよび垂直偏向コ
イルを有する偏向ヨークが用いられる。
【0003】偏向ヨークは、陰極線管のネック部からフ
ァンネル部に至るコーン部と呼ばれる部位に装着され
る。そして、電子銃から出射される3本の電子ビームの
軌道上に、水平偏向コイルに水平偏向電流を、垂直偏向
コイルに垂直偏向電流をそれぞれ流すことによって偏向
磁界を形成し、この偏向磁界によって電子ビームを上下
左右に偏向する。
【0004】ところで、カラー陰極線管では、電子銃か
ら出射される3本の電子ビームを、アパーチャグリルや
シャドウマスク等の色選別電極を通して蛍光面の一点に
コンバージェンスさせ、画面上に所望のカラー画像を再
現している。このとき、3本の電子ビームが蛍光面の一
点に集中しない、いわゆるミスコンバージェンスが発生
すると、これが画面上での色ズレや色ムラの原因とな
る。
【0005】一般に、緑の蛍光面を光らせる電子ビーム
をセンタービームG、赤,青の蛍光面を光らせる各電子
ビームをサイドビームR,Bとするインライン配列の電
子銃を有するカラー陰極線管では、垂直偏向磁界が斉一
磁界である場合に、画面上に図13に示すミスコンバー
ジェンスが発生する。すなわち、赤色のサイドビームR
が左に、青色のサイドビームBが右にずれた状態とな
る。
【0006】このミスコンバージェンスは、垂直偏向磁
界をバレル磁界とすることで補正できることは広く知ら
れている。すなわち、垂直偏向コイルの巻線分布を調整
し、垂直偏向磁界をバレル磁界とすることが広く行われ
ている。しかし、垂直偏向磁界をバレル磁界とすると、
図14に示すように、縦方向(垂直方向)のミスコンバ
ージェンスが生じる。この縦方向のミスコンバージェン
スが生じている場合において、サイドビームR,Bの平
均値とセンタービームGとの差分がVCR(Vertical C
enter Raster)と呼ばれる。
【0007】このVCRについては、例えば電子銃に磁
性体を付加する等の手段により、静的な補正が可能であ
る。しかし実際には、VCRの大きさが常に一定とは限
らないため、画面Y軸の上下端、即ち画面センターにお
けるVCRと、画面左右の上下端、即ち画面コーナーの
VCRとに差が生じることがある。例えば、図15に示
すように、画面センターではセンタービームGが外側
に、画面コーナーではセンタービームGが内側になるよ
うなパターンが残ることがある。ここでは、画面センタ
ーでのVCRと画面コーナーでのVCRとの差をトVC
Rと称する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このトVCRを変化さ
せるには、例えば下記の2つの方法が考えられる。第1
の方法は、垂直偏向コイルの巻線分布を調整し、画面コ
ーナーと画面センターとのバランスをとるものである。
第2の方法は、水平偏向コイルが画面コーナーのVCR
に影響を与えることを利用するものである。具体的に
は、水平偏向コイルの巻線分布を調整することで、画面
コーナーと画面センターとのバランスをとるものであ
る。
【0009】ここで、バレル磁界である垂直偏向磁界に
より、センタービームGおよびサイドビームR,Bが力
を受ける。インライン配列のセンタービームGおよびサ
イドビームR,Bがそれぞれ受ける磁界は、図16に矢
印で示す方向になると考えられる。なお、図16(A)
は画面Y軸の上側に偏向したとき、図16(B)は画面
コーナーの右上端部に偏向したときをそれぞれ示してい
る。
【0010】各電子ビームが受ける磁界の横方向の成
分、即ち垂直偏向のための磁界は、垂直偏向コイルの巻
線分布によって変えることが可能である。また、画面セ
ンターと画面コーナーにおける磁界は、ある程度まで別
々に変えることもできる。
【0011】しかし、磁界は縦方向の成分も持っている
ため、磁界は縦方向の成分も持っているため、磁界の横
方向の成分を変化させようとすると、縦方向の成分も変
化してしまう。したがって、垂直偏向コイルの巻線分布
を変更すると、サイドビームR,Bの平均値とセンター
ビームGとの差分であるHCR(Horizontal CenterRas
ter)等、いわゆる横方向のコンバージェンスが影響を
受ける。
【0012】水平偏向コイルの巻線分布で調整する場合
も、磁界の方向は異なるが考え方は同じであり、画面コ
ーナーのトVCRを変えることは可能であるが、いわゆ
る縦方向のコンバージェンスに影響を及ぼすことにな
る。さらに、これらの磁界の変化は、コンバージェンス
特性だけでなく、電子ビームのフォーカス特性にも影響
を与える。
【0013】このように、上記の第1の方法、第2の方
法のいずれの場合も、サイドビームR,Bのコンバージ
ェンスやフォーカスとの関係で巻線分布に制約がある。
したがって、垂直偏向コイルや水平偏向コイルの巻線分
布を変更することによって、トVCRを最適にするのは
困難である。
【0014】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、独立にトVCR
を補正可能なコンバージェンス補正装置を搭載してより
精度良くコンバージェンスを合わせることが可能な偏向
ヨークおよびこれを用いたカラー陰極線管受像機を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による偏向ヨーク
は、水平周期のパラボラ電流を生成し、この生成したパ
ラボラ電流をコンバージェンス補正用コイルに供給する
パラボラ電流生成手段と、電子銃から出射される3本の
電子ビームの軌道の周りに配置され、パラボラ電流生成
手段から供給される水平周期のパラボラ電流に応じて発
生する6重極磁界によって3本の電子ビームに対して垂
直方向の力を作用させる6重極磁界発生手段と、この6
重極磁界発生手段に流れる水平周期のパラボラ電流を垂
直周期で変調する変調手段とを具備する構成となってい
る。そして、この偏向ヨークは、カラー陰極線管受像機
において、陰極線管のコーン部に装着されて用いられ
る。
【0016】上記構成の偏向ヨークおよびこれを用いた
カラー陰極線管受像機において、パラボラ電流生成手段
で生成された水平周期のパラボラ電流がコンバージェン
ス補正用コイルを流れることで、このコンバージェンス
補正用コイルが作る補正磁界によってミスコンバージェ
ンスの補正が行われる。この水平周期のパラボラ電流は
6重極磁界発生手段にも流れる。これにより、6重極磁
界発生手段は、水平周期のパラボラ電流に応じて6重極
磁界を作り、この6重極磁界によって3本の電子ビーム
に対して垂直方向の力を作用させる。このとき、変調手
段は、6重極磁界発生手段に流れる水平周期のパラボラ
電流を垂直周期で変調する。その結果、6重極磁界発生
手段には、垂直周期で変調された水平周期のパラボラ電
流が流れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適
用されるカラー陰極線管の全体像を示す概略斜視図であ
る。
【0018】図1において、受像管バルブ11の開口部
には内面に蛍光面が設けられたパネル12が装着され、
受像管バルブ11の後端部には電子ビームを出射する電
子銃13が封入されている。また、受像管バルブ11の
ネック部には、電子銃13から出射された電子ビームを
偏向するコーン形状の偏向ヨーク14が取り付けられて
いる。
【0019】図2は、本発明に係る偏向ヨーク14の一
部破断面を含む側面図である。図2から明らかなよう
に、偏向ヨーク14には、水平偏向コイル15、垂直偏
向コイル16、コイルボビン17、コア18およびリン
グマグネット19等の部品が装備されている。
【0020】水平偏向コイル15および垂直偏向コイル
16は、電子銃13から出射された電子ビームを画面の
左右方向(水平方向)および上下方向(垂直方向)にそ
れぞれ偏向する。これらの偏向コイル15,16は、コ
ーン形状をなすコイルボビン17に装着されている。具
体的には、水平偏向コイル15がコイルボビン17の内
周側に、垂直偏向コイル16がコイルボビン17の外周
側にそれぞれ装着されている。
【0021】コア18はフェライトからなり、偏向コイ
ル15,16から発生した磁界の効率をより高めるため
に、これら偏向コイル15,16を覆うように装着され
ている。リングマグネット19は、電子銃13の組み立
て誤差の補正を行うために、偏向ヨーク14のネック側
に設けられている。
【0022】図3は、偏向ヨーク14に搭載されるコン
バージェンス補正装置の構成の一例を示す回路図であ
る。
【0023】図3において、互いに直列に接続されたコ
イルL1,L2と、同様に互いに直列に接続されたコイ
ルL3,L4とがブリッジ状に、即ち互いに並列に接続
されて第1のコイルブリッジ回路20を構成している。
これら2組のコイルのうち、コイルL1とコイルL4、
コイルL2とコイルL3は、図4に示すように、可飽和
リアクタ26を構成するコイルである。
【0024】図4を用いて、可飽和リアクタ26の構成
について説明する。コイルL1とコイルL4、コイルL
2とコイルL3は、それぞれ巻回されている。なお、こ
れらのコイルは、バイファイラー巻にて巻回されても良
い。複数の線を同時に巻線するバイファイラー巻とする
ことにより、コイルL1とL4、L2とL3の巻線状態
が等しくなり、これら対のコイルに対してほぼ等しい磁
気的特性を持たせることができる。また、コイルL1,
L4とコイルL2,L3とは、逆方向の磁界を発生する
巻線方向となっている。
【0025】2つのドラムコア21,22の外側には2
つの永久磁石23,24が配置され、これら2つの永久
磁石23,24によってコイルL1,L4およびコイル
L2,L3に対して固定のバイアス磁界が与えられるよ
うになっている。本例では、永久磁石23はドラムコア
21側がS極となるように、永久磁石24はドラムコア
22側がN極になるようにそれぞれ配置されている。
【0026】また、2つのドラムコア21,22の間に
は、同じ形状のドラムコア25が設けられている。この
ドラムコア25には、垂直変調用コイルL5が巻回され
ている。この垂直変調用コイルL5は、当該コイルL5
に流れる電流に応じた磁界をコイルL1〜L4に対して
与える。
【0027】このようにして、可飽和リアクタ26が構
成されている。そして、この可飽和リアクタ26は、後
述するように、垂直偏向周期で変調された水平偏向周期
のパラボラ電流を生成する手段として機能する。
【0028】図4に示すコイルL1〜L4からなる第1
のコイルブリッジ回路20において、当該ブリッジ回路
20の出力端間、即ちコイルL1,L2の共通接続点a
とコイルL3,L4の共通接続点bとの間には、コイル
L6とコイルL7、さらにコイルL8とコイルL9がそ
れぞれ直列に接続されている。
【0029】これら4つのコイル、即ちコイルL6とコ
イルL7、コイルL8とコイルL9により、第2のコイ
ルブリッジ回路27が構成される。また、第2のコイル
ブリッジ回路27の出力端間、即ちコイルL6,L7の
共通接続点cとコイルL8,L9の共通接続点dとの間
には、コンバージェンス補正用コイルLcが接続されて
いる。
【0030】図5に、コイルL6〜L9およびコンバー
ジェンス補正用コイルLcの具体的な構成の一例を示
す。
【0031】図5において、コイルL6,L9は、閉磁
路を形成するコア28に巻回されている。このコア28
にはさらに、垂直偏向電流バイアス用コイルLb1,L
b2も巻回されている。このバイアス用コイルLb1,
Lb2には、後述する垂直偏向コイルLV1,LV2を
通して垂直偏向電流が流れる。一方、コイルL7,L8
は、コイルボビン(図示せず)に例えばバイファイラー
巻にて巻回され、当該ボビンに対するネジコア29の出
し入れによってそのインダクタンスが可変な構成となっ
ている。
【0032】コンバージェンス補正用コイルLcは、4
分割されたコイル部Lc1〜Lc4によって構成されて
いる。そして、これら4個のコイル部Lc1〜Lc4
は、カラー陰極線管のネック部Nの周りに、90ー間隔
にて配置されている。なお、図3では、コンバージェン
ス補正用コイルLcを簡略化して単一のコイルで示して
いる。
【0033】コイルブリッジ回路20の出力端aにはさ
らに、6重極コイル30,31の各一端が接続されてい
る。6重極コイル30は、互いに直列に接続された6個
のコイルL10〜L15からなり、コイルL10の開放
端にてコイルブリッジ回路20の回路出力端aに接続さ
れている。6重極コイル31は、互いに直列に接続され
た6個のコイルL16〜L21からなり、コイルL21
の開放端にてコイルブリッジ回路20の回路出力端aに
接続されている。
【0034】6重極コイル30,31の各コイルL10
〜L15,L16〜L21は、図6に示すように、カラ
ー陰極線管のネック部Nの周りに配される。具体的に
は、カラー陰極線管のネック部Nの周りには、当該ネッ
ク部Nを挟んで垂直方向に略C字型のコア32,33
が、また水平方向に略I字型のコア34,35がそれぞ
れ配置されており、これらコアに対して各コイルL10
〜L15,L16〜L21がそれぞれ巻回されている。
【0035】すなわち、6重極コイル30は、コイルL
10,L11がコア32の各脚部に、コイルL12がコ
ア34に、コイルL13,L14がコア33の各脚部
に、コイルL15がコア35にそれぞれ順に巻回されて
構成されている。また、6重極コイル31は、コイルL
16,L17がコア32の各脚部に、コイルL18がコ
ア34に、コイルL19,L20がコア33の各脚部
に、コイルL21がコア35にそれぞれ順に巻回されて
構成されている。なお、6重極コイル30の各コイルと
6重極コイル31の各コイルはバイファイラー巻されて
いる。
【0036】そして、コイルL10とコイルL11、コ
イルL16とコイルL17は、コア32に対してその脚
部端面間に電流の方向に応じて図に実線および点線の矢
印で示す方向の磁界が発生するようにそれぞれ巻回され
る。また、コイルL13とコイルL14、コイルL19
とコイルL20は、コア33に対してその脚部端面間に
図に実線および点線の矢印で示す方向の磁界が発生する
ようにそれぞれ巻回される。
【0037】一方、コイルL12とコイルL18および
コイルL15とコイルL21は、図に実線および点線の
矢印で示す水平方向の磁界が発生するようにコア34お
よびコア35にそれぞれ巻回されている。なお、図6に
おいて、実線および点線の矢印は各々、カラー陰極線管
の前面から見た磁界の方向を示している。また、実線の
矢印は6重極コイル30による6重極磁界を、点線の矢
印は6重極コイル31による6重極磁界をそれぞれ示し
ている。
【0038】一方、コイルブリッジ回路20の出力端b
には、可飽和リアクタ36,37の各一方側のコイル端
がそれぞれ接続されている。可飽和リアクタ36は、図
6に示すように、E字型コア38と、当該コア38の両
端脚部にそれぞれ巻回され、かつ互いに直列に接続され
たコイルL22,L23と、コア38の両端脚部にそれ
ぞれ巻回され、かつ互いに直列に接続されたコイルL2
4,L25と、コア38の各脚部の端面に装着されたI
字型コア39とから構成されている。
【0039】可飽和リアクタ37も可飽和リアクタ36
と同様に、E字型コア40と、当該コア40の両端脚部
にそれぞれ巻回され、かつ互いに直列に接続されたコイ
ルL26,L27と、コア40の両端脚部にそれぞれ巻
回され、かつ互いに直列に接続されたコイルL28,L
29と、コア40の各脚部端面に装着されたI字型コア
41とから構成されている。
【0040】図3および図6に示すように、これら可飽
和リアクタ36,37において、コイルL22,L26
の各開放端は、コイルブリッジ回路20の出力端bに接
続されている。コイルL23の開放端は6重極コイル3
0のコイルL15の開放端に、コイルL27の開放端は
6重極コイル31のコイルL16の開放端にそれぞれ接
続されている。また、コイルL24の開放端はダイオー
ドD1のカソードに、コイルL28の開放端はダイオー
ドD2のアノードにそれぞれ接続されている。
【0041】上記構成の可飽和リアクタ36,37は、
変調側のコイルL24,L25およびコイルL28,L
29に電流を流すと、水平側のコイルL22,L23お
よびコイルL26,L27の各インダクタンスが減少す
るように設定されている。コイルL24,L25および
コイルL28,L29には、後述するように、垂直偏向
周期の電流が供給されることになる。
【0042】上述した6重極コイル30,31、可飽和
リアクタ36,37およびダイオードD1,D2によ
り、トVCRを補正するトVCR補正回路42が構成さ
れている。
【0043】再び図3において、ダイオードD3,D4
の各カソードが共通に接続され、ダイオードD3のアノ
ードには、ダイオードD1のアノードとダイオードD2
のカソードが共通に接続されている。ダイオード4のア
ノードには、可飽和リアクタ36,37のコイルL2
5,L29の各開放端が共通に接続されている。
【0044】また、ダイオードD3,D4の直列接続に
対して、互いに直列に接続された抵抗R1,R2が、さ
らに互いに直列に接続された抵抗R3,R4がそれぞれ
並列に接続されている。そして、ダイオードD3,D4
のカソード共通接続点と、抵抗R1と抵抗R2、抵抗R
3と抵抗R4の共通接続点との間には、先述した可飽和
リアクタ26の垂直変調用コイルL5が接続されてい
る。
【0045】互いに並列に接続された水平偏向コイルL
H1,LH2と互いに直列に接続された垂直偏向コイル
LV1,LV2は、図2に示した偏向ヨーク14におけ
る水平偏向コイル15および垂直偏向コイル16であ
る。なお、垂直偏向コイルLV1,LV2には、互いに
直列に接続された抵抗R5、可変抵抗VRおよび抵抗R
6が並列に接続されている。可変抵抗VRの摺動子は、
垂直偏向コイルLV1,LV2の共通接続点に接続され
ている。
【0046】そして、水平偏向コイルLH1,LH2に
は、水平偏向回路(図示せず)から水平偏向周期のノコ
ギリ波形状の電流(水平偏向電流)が供給される。ま
た、垂直偏向コイルLV1,LV2には、垂直偏向回路
(図示せず)から垂直偏向周期のノコギリ波形状の電流
(垂直偏向電流)が供給される。これにより、電子ビー
ムの軌道上に水平偏向磁界および垂直偏向磁界が形成さ
れ、これら偏向磁界によって電子ビームの偏向が行われ
る。
【0047】また、水平偏向電流は水平偏向コイルLH
1,LH2を通して、コイルL1〜L5からなるコイル
ブリッジ回路20の入力端間、即ちコイルL1とコイル
L3の共通接続点eとコイルL2とコイルL4の共通接
続点fとの間に流れる。また、垂直偏向電流は垂直偏向
コイルLV1,LV2を通して、垂直変調用コイルL
5、ダイオードD3,D4および抵抗R1〜R4からな
る回路の回路入力端g,h間に流れる。
【0048】次に、上記構成のコンバージェンス補正装
置の回路動作について説明する。先ず、図7の原理説明
図を用いてコイルL1〜L4によって構成されるコイル
ブリッジ回路20を含む可飽和リアクタ26の回路動作
について説明する。
【0049】第1のコイルブリッジ回路20の2つの入
力端間、即ちコイルL1,L3の共通接続点eとコイル
L2,L4の共通接続点fとの間に、水平偏向コイルL
H1,LH2を通してノコギリ波状の水平偏向電流を供
給したとき、電流が図7に実線の矢印で示すように入力
端eに流入したとすると、コイルL1,L4によって固
定バイアス磁界と同一方向の磁界が発生し、またコイル
L2,L3によって当該バイアス磁界と反対方向の磁界
が発生する。
【0050】このとき、コイルL1,L4での磁界は、
水平偏向電流に応じて発生した磁界が固定バイアス磁界
と同一方向であることから増加する。すなわち、図4に
おいて、コア21の磁界飽和の傾向が強まる。したがっ
て、コイルL1,L4のインダクタンスが減少する。ま
た、コイルL2,L3での磁界は、水平偏向電流に応じ
て発生した磁界が固定バイアス磁界と反対方向であるこ
とから減少する。すなわち、図4において、コア23の
磁界飽和の傾向が強まる。したがって、コイルL2,L
3のインダクタンスが増加する。これにより、入力端e
から流入した電流は、インダクタンスの小さい方のコイ
ルを流れることになる。
【0051】すなわち、図7に実線の矢印で示すよう
に、偏向電流が入力端eから流れ込む場合には、この電
流はコイルL1を流れた後出力端aからコイルL6〜L
9により構成される第2のコイルブリッジ回路27に流
入する。そして、この電流は当該ブリッジ回路27を流
れた後出力端bから流出し、さらにコイルL4を経て他
方の回路入力端fから外部へ流れ出る。
【0052】一方、図7に破線の矢印で示すように、偏
向電流がノコギリ波の水平偏向電流が回路入力端fに流
れ込む場合には、コイルL1,L4によって固定バイア
ス磁界と反対方向の磁界が発生し、またコイルL2,L
3によって当該バイアス磁界と同一方向の磁界が発生す
る。
【0053】このとき、コイルL1,L4での磁界は、
水平偏向電流に応じて発生した磁界が固定バイアス磁界
と反対方向であることから減少する。したがって、コイ
ルL1,L4のインダクタンスが増加する。また、コイ
ルL2,L3での磁界は、水平偏向電流に応じて発生し
た磁界が固定バイアス磁界と同一方向であることから増
加する。したがって、コイルL2,L3のインダクタン
スが減少する。これにより、入力端fから流入した電流
は、先の場合と同様に、インダクタンスの小さい方のコ
イルを流れることになる。
【0054】すなわち、図7に破線の矢印で示すよう
に、電流が入力端fから流れ込む場合には、この電流は
コイルL2を流れた後出力端aからコイルL6〜L9に
より構成される第2のコイルブリッジ回路27に流入す
る。そして、この電流は当該ブリッジ回路27を流れた
後出力端bから流出し、さらにコイルL3を経て入力端
eから外部へ流れ出る。
【0055】このように、4つのコイルL1〜L4から
構成されるブリッジ回路20に流れる電流の方向にかか
わらず、4つのコイルL6〜L9からなる第2のコイル
ブリッジ回路27には同一方向(図の矢印方向)の電流
が流れる。したがって、この電流の波形はパラボラ状波
形に近いものとなる。すなわち、図4に示す可飽和リア
クタ26のコイルで構成された第1のコイルブリッジ回
路20は、水平周期のノコギリ波電流が流れることによ
って水平パラボラ電流を発生する。この水平パラボラ電
流は、コイルL6〜L9のコイルブリッジ回路27を通
して流れる。
【0056】一方、図5において、垂直偏向電流バイア
ス用コイルLb1,Lb2に垂直偏向コイルLV1,L
V2を通して垂直偏向電流が流れると、当該コイルLb
1,Lb2は垂直偏向電流に応じたバイアス磁界をコア
28に発生させる。すると、同じコア28に巻回された
コイルL6,L9がこのバイアス磁界の影響を受けてそ
のインダクタンスが変化する。
【0057】具体的には、垂直偏向電流の値が増加する
と、コイルL6,L9のインダクタンスが小さくなる。
すると、コイルL6に流れる電流とコイルL9に流れる
電流の値に差が生じ、その差電流がコンバージェンス補
正用コイルLc1〜Lc4に流れる。このとき、コンバ
ージェンス補正用コイルLc1〜Lc4に流れる電流
は、垂直偏向周期で略パラボラ状に変調を受けた波形電
流となる。
【0058】すなわち、この電流は水平偏向周期および
垂直偏向周期で変調されたパラボラ状電流となる。この
電流に応じてコンバージェンス補正用コイルLc1〜L
c4によって4重極磁界が形成される。なお、この4重
極磁界は、Rビーム、Bビーム間のミスコンバージェン
スの補正を目的とし、トVCRの補正の機能は有さな
い。
【0059】本発明の目的であるトVCRの補正は、図
3に示すトVCR補正回路42において実現される。次
に、このトVCR補正回路42について説明する。
【0060】図3に示すように、トVCR補正回路42
は、ブリッジ回路20の出力端A、出力端Bに結線され
ている。したがって、可飽和リアクタ26で生成された
水平偏向周期のパラボラ電流は、6重極コイル30,3
1および可飽和リアクタ36,37にも流れる。一方、
可飽和リアクタ36のコイルL24,L25には、垂直
偏向回路(図示せず)から垂直偏向コイルLV1,LV
2を通して供給され、ダイオードD1で整流された電流
が変調電流Iv1として流れる。変調電流Iv1の波形
を図8(A)に示す。
【0061】可飽和リアクタ36において、コイルL2
4,L25に変調電流Iv1が流れることで、コイルL
22,L23のインダクタンスが変調を受ける。ここ
で、6重極コイル30がコイルL22,L23に対して
直列に接続されており、当該コイルL22,L23のイ
ンダクタンスが変調電流Iv1によって変調を受けるこ
とから、6重極コイル30に流れる水平パラボラ電流
は、変調電流Iv1によって変調される。このときの水
平パラボラ電流IAの波形を図8(B)に示す。
【0062】可飽和リアクタ36と同様に、可飽和リア
クタ37では、コイルL28,L29にダイオードD2
で整流された電流が変調電流Iv2として流れる。変調
電流Iv2の波形を図8(C)に示す。コイルL28,
L29に変調電流Iv2が流れることで、コイルL2
6,L27のインダクタンスが変調を受ける。これによ
り、6重極コイル31に流れる水平パラボラ電流は、変
調電流Iv2によって変調される。このときの水平パラ
ボラ電流IBの波形を図8(D)に示す。
【0063】そして、6重極コイル30,31の各コイ
ルL10〜L15とL16〜L21はバイファイラー巻
されているので、6重極コイル30に図8(B)に示す
波形の水平パラボラ電流IAが流れ、6重極コイル31
に図8(D)に示す波形の水平パラボラ電流IBが流れ
る。したがって、その合成電流(IA−IB)は図8
(E)に示す波形の6重極電流となる。この6重極電流
が6重極コイル30,31に流れると、6重極コイル3
0,31により、図6に示すように、ネック部N内に6
重極磁界が形成される。
【0064】ここで、図8(E)に示す波形と画面とを
対応させた場合、画面上部の電流は図8(E)の左端、
パラボラ電流の極性を図9に示すように仮定する。図1
0および図11は、パラボラ電流の極性に応じて発生す
る6重極磁界を示しており、陰極線管の画面側から見た
図である。
【0065】図8(E)に示す波形の6重極電流が、6
重極コイル30,31に流れることで、図10に示すよ
うに、サイドビームR,Bに対して画面上部の左右端で
は左右方向の磁界によって図の下方向の力が作用し、画
面中央では上下のバレル磁界によって図の上方向の力が
作用する。したがって、サイドビームR,Bは、画面上
部の左右端では下がり、画面中央では上がる。
【0066】一方、画面下部の電流は図8(E)の右端
なので、パラボラ電流の波形は逆になる。これにより、
図11に示すように、サイドビームR,Bに対して画面
下部の左右端では左右方向の磁界によって図の上方向の
力が作用し、画面中央では上下のバレル磁界によって図
の下方向の力が作用する。したがって、サイドビーム
R,Bは、画面下部の左右端では上がり、画面中央では
下がる。
【0067】6重極コイル30,31によって作られる
6重極磁界によりサイドビームR,Bが上述したように
変化することで、画面全体では、図12に示すように、
画面コーナーでサイドビームR,Bが内側になり、画面
センターで外側になる。すなわち、図15に示すパター
ンが補正されることになる。これにより、トVCRを独
立に補正できることになる。
【0068】なお、6重極電流の向きを逆にしたり、あ
るいは6重極コイル30,31の巻線方向を変えること
により、サイドビームR,Bの動きを、図12と逆の変
化にすることも容易に可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3本の電子ビームに垂直方向の力を作用させる6重極磁
界発生手段に対して、垂直偏向周期で変調された水平偏
向周期のパラボラ電流を流すことができるため、トVC
Rを独立に補正できる。また、垂直偏向コイルや水平偏
向コイルの巻線分布を決定するに当たってトVCRを考
慮する必要がなくなる。したがって、巻線分布の自由度
が向上するため、フォーカス特性とコンバージェンス特
性の両立が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカラー陰極線管の全体像を
示す概略斜視図である。
【図2】本発明が適用される偏向ヨークの一部破断面を
含む側面図である。
【図3】本発明が適用される偏向ヨークに搭載されるコ
ンバージェンス補正装置の構成の一例を示す回路図であ
る。
【図4】本発明に用いられる可飽和リアクタの一例を示
す構成図である。
【図5】本発明に用いられる第2のコイルブリッジ回路
を形成する各コイルおよびコンバージェンス補正用コイ
ルの具体的な構成の一例を示す結線図である。
【図6】本発明に用いられる2組の6重極コイルおよび
2個の可飽和リアクタの構成の一例を示す結線図であ
る。
【図7】本発明に用いられる第1のコイルブリッジ回路
を含む可飽和リアクタの動作原理を説明する原理説明図
である。
【図8】本発明に用いられる2組の6重極コイルおよび
2個の可飽和リアクタの動作を説明するための波形図で
ある。
【図9】本発明に用いられるパラボラ電流の極性を示す
波形図である。
【図10】本発明に用いられる補正回路の正のパラボラ
電流で発生する6重極磁界を示す図であり、陰極線管の
画面側から見た状態を示している。
【図11】本発明に用いられる補正回路の負のパラボラ
電流で発生する6重極磁界を示す図であり、陰極線管の
画面側から見た状態を示している。
【図12】本発明に用いられる補正回路によって生ずる
センタービームGとサイドビームR,Bの位置関係の変
化を、画面全体において観測されるパターンとして示し
た図である。
【図13】垂直偏向磁界が斉一磁界の場合に、陰極線管
の画面に生ずる横方向のミスコンバージェンスの説明図
である。
【図14】垂直偏向磁界がバレル磁界の場合に、陰極線
管の画面に生ずる縦方向のミスコンバージェンスの説明
図である。
【図15】陰極線管の画面に生ずるトVCRのパターン
の一例を示す図である。
【図16】インライン配列の電子ビームR/G/Bが受
ける磁界を示す図であり、(A)は各電子ビームがY軸
上端部に偏向されているとき、(B)は各電子ビームが
画面の右上端部に偏向されているときを画面側から見た
状態で示している。
【符号の説明】
13…電子銃、14…偏向ヨーク、15,LH1,LH
2…水平偏向コイル、16,LV1,LV2…垂直偏向
コイル、20…第1のコイルブリッジ回路、26,3
6,37…可飽和リアクタ、27…第2のコイルブリッ
ジ回路、30,31…6重極コイル、42…VCR補正
回路、Lc,Lc1〜Lc4…コンバージェンス補正用
コイル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平周期のパラボラ電流を生成し、この
    生成したパラボラ電流をコンバージェンス補正用コイル
    に供給するパラボラ電流生成手段と、電子銃から出射さ
    れる3本の電子ビームの軌道の周りに配置され、前記パ
    ラボラ電流生成手段から供給される前記水平周期のパラ
    ボラ電流に応じて発生する6重極磁界によって前記3本
    の電子ビームに対して垂直方向の力を作用させる6重極
    磁界発生手段と、前記6重極磁界発生手段に流れる前記
    水平周期のパラボラ電流を垂直周期で変調する変調手段
    とを具備することを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 前記パラボラ電流生成手段は、水平偏向
    電流が流される可飽和リアクタで構成されたブリッジ回
    路であることを特徴とする請求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記変調手段は、垂直偏向電流が流され
    る2つの可飽和リアクタにより構成され、前記2つの可
    飽和リアクタの各々により変調された前記水平周期のパ
    ラボラ電流の合成値が前記垂直周期の変調となることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】 前記2つの可飽和リアクタの各々により
    変調された前記水平周期のパラボラ電流が、各々独立の
    6重極磁界発生手段に流されることを特徴とする請求項
    3記載の偏向ヨーク。
  5. 【請求項5】 前記独立の6重極磁界発生手段は、バイ
    ファイラー巻された2組の6重極コイルからなることを
    特徴とする請求項4記載の偏向ヨーク。
  6. 【請求項6】 水平周期のパラボラ電流を生成し、この
    生成したパラボラ電流をコンバージェンス補正用コイル
    に供給するパラボラ電流生成手段と、電子銃から出射さ
    れる3本の電子ビームの軌道の周りに配置され、前記パ
    ラボラ電流生成手段から供給される前記水平周期のパラ
    ボラ電流に応じて発生する6重極磁界によって前記3本
    の電子ビームに対して垂直方向の力を作用させる6重極
    磁界発生手段と、前記6重極磁界発生手段に流れる前記
    水平周期のパラボラ電流を垂直周期で変調する変調手段
    とを具備する偏向ヨークを用いたことを特徴とするカラ
    ー陰極線管受像機。
  7. 【請求項7】 前記パラボラ電流生成手段は、水平偏向
    電流が流される可飽和リアクタで構成されたブリッジ回
    路であることを特徴とする請求項6記載のカラー陰極線
    管受像機。
  8. 【請求項8】 前記変調手段は、垂直偏向電流が流され
    る2つの可飽和リアクタにより構成され、前記2つの可
    飽和リアクタの各々により変調された前記水平周期のパ
    ラボラ電流の合成値が前記垂直周期の変調となることを
    特徴とする請求項6又は請求項7記載のカラー陰極線管
    受像機。
  9. 【請求項9】 前記2つの可飽和リアクタの各々により
    変調された前記水平周期のパラボラ電流が、各々独立の
    6重極磁界発生手段に流されることを特徴とする請求項
    8記載のカラー陰極線管受像機。
  10. 【請求項10】 前記独立の6重極磁界発生手段は、バ
    イファイラー巻された2組の6重極コイルからなること
    を特徴とする請求項9記載のカラー陰極線管受像機。
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