JP2003169345A - コンバージェンス補正装置、偏向ヨーク及び表示装置 - Google Patents

コンバージェンス補正装置、偏向ヨーク及び表示装置

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JP2003169345A
JP2003169345A JP2001366344A JP2001366344A JP2003169345A JP 2003169345 A JP2003169345 A JP 2003169345A JP 2001366344 A JP2001366344 A JP 2001366344A JP 2001366344 A JP2001366344 A JP 2001366344A JP 2003169345 A JP2003169345 A JP 2003169345A
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coil
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Kyosuke Aoki
恭介 青木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンクッション形の水平偏向磁界で水平方向
のミスコンバージェンスを補正する場合、画面の左側及
び右側の各中間部に横ミスコンが発生する。 【解決手段】 インライン配列で進行する3本の電子ビ
ームのうち、両側2つのサイドビームを水平方向で互い
に接近又は離間する方向に変位させる第1の補正磁界を
形成する第1の補正コイル21Aと、第1の補正磁界と
逆向きの第2の補正磁界を形成する第2の補正コイル2
1Bと、第1,第2の補正コイルに対して水平偏向周期
のパラボラ電流Ipを供給するブリッジ回路22と、第
1の補正コイルに対して直列に接続されるとともに、第
1のバイアス磁界が与えられた第1の電流可変コイルL
13と、第2の補正コイルに対して直列に接続されると
ともに、第1のバイアス磁界と逆向きの第2のバイアス
磁界が与えられた第2の電流可変コイルL14とを有す
るコンバージェンス補正装置を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上でのコンバ
ージェンスのずれを補正するコンバージェンス補正装置
とこれを備えた偏向ヨーク、さらに当該偏向ヨークを搭
載する陰極線管を用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機やコンピュ
ータ用ディスプレイ等の表示装置では、青(B),緑
(G),赤(R)の各色に対応する3本の電子ビームを
画面上の一点に集束(コンバージェンス)させ、かつそ
のビーム集束点(ビームスポット)を水平及び垂直方向
に走査させることにより、所望の色で画像を表示し得る
ものとなっている。そのため、画面上で3本の電子ビー
ムが一点に集束しない、いわゆるミスコンバージェンス
が発生すると、色ずれなどの画質低下を招くことにな
る。
【0003】一般に、3本の電子ビームをインライン状
の配列で出射する電子銃を備える表示装置では、両側2
つ(青色用、赤色用)のサイドビームの位置が画面上で
水平方向(左右)にずれるミスコンバージェンスが発生
する。即ち、画面の水平方向において、緑色用のセンタ
ービームGを基準に赤色用のサイドビームRが左側、青
色用のサイドビームBが右側にずれるミスコンバージェ
ンスが発生する。その際、サイドビームB,Rのずれ量
は画面の水平軸端(左右両端)で最も大きくなる。そこ
で従来においては、偏向ヨークの水平偏向磁界をピンク
ッション形とすることにより、サイドビームB,Rのず
れを補正する技術が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画面の
水平方向におけるサイドビームB,Rのずれをピンクッ
ション形の水平偏向磁界によって補正する場合は、サイ
ドビームB,Rのずれ量に対してピンクッション磁界に
よる補正量を適切に対応させることが難しい。そのた
め、画面の水平軸端でサイドビームB,Rの位置が一致
するように調整すると、画面の右側及び左側の各中間部
ではサイドビームB,Rのずれが過剰に補正されてしま
う。その結果、図13に示すように、画面の左側及び右
側の各中間部でサイドビームBが左側、サイドビームR
が右側にずれた状態のミスコンバージェンス(以下、横
ミスコンとも記す)が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンバージ
ェンス補正装置は、インライン配列で進行する3本の電
子ビームのうち、両側2つのサイドビームを水平方向で
互いに接近又は離間する方向に変位させる第1の補正磁
界を形成する第1の補正コイルと、この第1の補正コイ
ルによる第1の補正磁界と逆向きの第2の補正磁界を形
成する第2の補正コイルと、これら第1,第2の補正コ
イルに対して水平偏向周期のパラボラ電流を供給するパ
ラボラ電流供給手段と、第1の補正コイルに対して直列
に接続されるとともに、第1のバイアス磁界が与えられ
た第1の電流可変コイルと、第2の補正コイルに対して
直列に接続されるとともに、第1のバイアス磁界と逆向
きの第2のバイアス磁界が与えられた第2の電流可変コ
イルとを有するものである。このコンバージェンス補正
装置は、偏向ヨークに一体に組み込んで用いることが可
能であり、さらに当該偏向ヨークを陰極線管に搭載して
表示装置を構成することも可能である。
【0006】上記構成のコンバージェンス補正装置にお
いては、第1の補正コイルによって形成される第1の補
正磁界と第2の補正コイルによって形成される第2の補
正磁界が互いに逆向きの関係となっているため、それら
の合成磁界が2つのサイドビームに作用することにな
る。また、第1,第2の補正コイルに対して水平偏向周
期のパラボラ電流を供給すると、第1,第2の電流可変
コイルのインダクタンスが変化(増加/減少)し、これ
に応じて第1,第2の補正コイルに流れる電流が変化す
る。その際、第1,第2の補正コイルに流れる補正電流
の差分に相当する電流波形は、水平偏向周期の中で画面
の左側を水平走査するときの中間部と画面の右側を水平
走査するときの中間部にそれぞれ電流ピーク値をもつた
め、この電流波形に対応した補正磁界(合成磁界)を2
つのサイドビームに作用させることにより、画面の左右
中間部に発生する横ミスコンを補正することが可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】図1は本発明が適用される陰極線管の全体
像を示す概略斜視図である。図1において、陰極線管バ
ルブ(陰極線管本体)10は、パネル部11、ファンネ
ル部12及びネック部13により構成されている。パネ
ル部11の内面には、青,緑,赤の各色蛍光体をパター
ン配列した蛍光面(不図示)が形成されている。一方、
ネック部13には、電子ビームの出射源となるインライ
ン形の電子銃14が内装されている。また、ネック部1
3からファンネル部12に至るコーン部には、電子ビー
ムを偏向するための偏向ヨーク15が装着されている。
【0009】上記構成の陰極線管は、パネル部11内面
の蛍光面にカラー画像(又は白黒画像)を再現するのに
必要な各種の付属部品とともに図示せぬ筐体に組み込ま
れ、これによってテレビジョン受像機やコンピュータ用
ディスプレイ等の表示装置が構成される。
【0010】図2は本発明に係る偏向ヨークの一部破断
面を含む側面図である。図2において、偏向ヨーク15
には、水平偏向コイル16、垂直偏向コイル17、セパ
レータ18、コア19及びリングマグネット20等の部
品が装備されている。水平偏向コイル16はセパレータ
18の内周側にサドル形に巻装され、垂直偏向コイル1
8は、セパレータ18の外周側にサドル形に巻装されて
いる。
【0011】また、水平偏向コイル16は偏向ヨーク1
5の上下(垂直方向)に対をなして配置され、垂直偏向
コイル17は偏向ヨーク15の左右(水平方向)に対を
なして配置されている。そして、電子銃14からインラ
イン配列で出射される3本の電子ビームの軌道上におい
て、水平偏向コイル16は電子ビームを画面の左右方向
(水平方向)に偏向するピンクッション形の水平偏向磁
界を形成し、垂直偏向コイル17は電子ビームを画面の
上下方向(垂直方向)に偏向するバレル形の垂直偏向磁
界を形成する。なお、垂直偏向コイル18は、偏向ヨー
ク15の上下に対をなしてコア19にトロイダル形に巻
装される場合もある。
【0012】コア19はフェライト等の磁性材料からな
るもので、ヨーク中心軸(Z軸)方向の一方を他方より
も大きく開口した筒型構造をなしている。このコア19
は、水平偏向コイル16及び垂直偏向コイル17が発生
する磁界の効力をより高めるために、それらの偏向コイ
ル16,17を覆うように装着されている。リングマグ
ネット20は、電子銃14の組み立て誤差等による電子
ビームの軌道ずれを補正するために、偏向ヨーク15の
後端部に取り付けられている。さらに、偏向ヨーク15
の後端側には、本発明の実施形態に係るコンバージェン
ス補正装置の主要部となる補正コイル部21が設けられ
ている。
【0013】図3は本発明の実施形態に係るコンバージ
ェンス補正装置のコイル結線状態を示す回路図である。
図3において、一対の水平偏向コイル16は互いに並列
に接続されている。一対の水平偏向コイル16に対して
は、図示しない水平偏向回路によって水平偏向周期の鋸
歯状波電流、即ち水平偏向電流Ihが供給される構成と
なっている。
【0014】また、一対の水平偏向コイル16に対して
は、4つのコイルL1,L2,L3,L4をブリッジ状
に接続してなるブリッジ回路22が接続されている。ブ
リッジ回路22内においては、2つのコイルL1,L2
が共通の接続点Pをもって互いに直列に接続され、他の
2つのコイルL3,L4も共通の接続点Qをもって互い
に直列に接続されている。そして、直列接続の2つのコ
イルL1,L2と、同じく直列接続の2つのコイルL
3,L4とが、共通の接続点R,Sをもって並列に接続
されている。
【0015】また、ブリッジ回路22におけるコイルL
1,L2の共通接続点Pには、第1,第2の補正コイル
21A,21Bの各一端が、共通の接続点Tをもって接
続されている。第1の補正コイル21Aは互いに直列に
接続された4つのコイルL5,L6,L7,L8によっ
て構成され、第2の補正コイル21Bも互いに直列に接
続された4つのコイルL9,L10,L11,L12に
よって構成されている。
【0016】また、第1の補正コイル21Aに対して
は、コイルL8の開放端においてコイルL13が直列に
接続され、第2の補正コイル21Bに対しては、コイル
L9の開放端においてコイルL14が直列に接続されて
いる。コイルL13は、第1の補正コイル21Aに流れ
る補正電流I1の電流量を可変するもので、本発明にお
ける第1の電流可変コイルに相当する。コイルL14
は、第2の補正コイル21Bに流れる補正電流I2の電
流量を可変するもので、本発明における第2の電流可変
コイルに相当する。
【0017】第1の補正コイル21A及びコイルL13
による直列回路と、第2の補正コイル21B及びコイル
L14による直列回路とは、共通の接続点T,Uをもっ
て互いに並列に接続されている。そして、第1の補正コ
イル21Aの他端はコイルL13及び接続点Uを介して
コイルL3,L4の共通接続点Qへと接続され、第2の
補正コイル21Bの他端はコイルL14及び接続点Uを
介してコイルL3,L4の共通接続点Qへと接続されて
いる。
【0018】図4はブリッジ回路22を構成するコイル
L1〜L4を用いた可飽和リアクタの構成例を示す図で
ある。図4において、コイルL2,L3はドラムコア2
3にバイファイラ巻きによって巻装され、コイルL1,
L4は他のドラムコア24にバイファイラ巻きによって
巻装されている。バイファイラ巻きは、絶縁層を有する
導線を2本同時に巻線することにより、1回の巻線作業
で2つのコイルを得る巻線方式である。このバイファイ
ラ巻きを採用すれば、2つのコイルの巻線状態が等しく
なるため、それら2つのコイルにほぼ等しい磁気的特性
を持たせることができる。但し、2つのコイルを別個に
巻線する場合でも、各コイルの磁気的特性がほぼ等しく
なるように巻線状態を調整すればよいため、必ずしもバ
イファイラ巻きに限定されるものではない。
【0019】コイルL2,L3及びコイルL1,L4
は、上述した接続点R,S間に水平偏向周期の鋸歯状波
電流(水平偏向電流)Ihが流れたときに互いに逆向き
(反対方向)の磁界を発生するよう、それぞれドラムコ
ア23,24に対する巻線方向が設定されている。各々
のドラムコア23,24は、互いに同様の形状をなすフ
ェライト等の磁性体によって構成されたものである。ま
た、2つのドラムコア23,24の間には永久磁石25
が配置されている。永久磁石25は2つのドラムコア2
3,24によって両側から挟み込まれた状態で保持され
ている。また、永久磁石25は、ドラムコア23側にN
極を、ドラムコア24側にS極を向けた状態で配置され
ている。これにより、各々のドラムコア23,24に巻
装されたコイルL2,L3及びL1,L4に対しては、
それぞれ永久磁石25による固定のバイアス磁界(図中
左向きの磁界)が付与された構成となっている。
【0020】なお、可飽和リアクタの構成としては、図
5に示すように、2つのドラムコア23,24に対して
上記同様にコイルL2,L3及びL1,L4を巻装する
とともに、2つのドラムコア23,24を互いに突き合
わせた状態で、一方のドラムコア23の外側に永久磁石
25AのS極、他方のドラムコア24の外側に永久磁石
25BのN極をそれぞれ突き合わせて配置することによ
り、上記同様にコイルL2,L3及びコイルL1,L4
に対して固定のバイアス磁界を付与することが可能であ
る。
【0021】図6は陰極線管の管軸(中心軸)方向から
見たときの補正コイル部21のコイル配置状態を示す概
略図である。図6において、第1の補正コイル21Aを
構成する4つのコイルL5,L6,L7,L8(4重極
コイル)は陰極線管のネック部13の周囲に配置され、
第2の補正コイル21Bを構成する4つのコイルL9,
L10,L11,L12(4重極コイル)も陰極線管の
ネック部13の周囲に配置されている。
【0022】コイルL5,L9は、ネック部13の円周
方向で水平軸(又は垂直軸)から一方向に約45°傾い
た軸線上の位置にバイファイラ巻きで巻装され、コイル
L7,L11は、ネック部13を介してコイルL5,L
9と反対側、つまりコイルL5,L9と約180°位相
をずらした位置にそれぞれバイファイラ巻きで巻装され
ている。また、コイルL6,L10は、ネック部13の
円周方向で水平軸(又は垂直軸)から他方向に約45°
傾いた軸線上の位置にバイファイラ巻きで巻装され、コ
イルL8,L12は、ネック部13を介してコイルL
6,L10と反対側、つまり、コイルL6,L10と約
180°位相をずらした位置にそれぞれバイファイラ巻
きで巻装されている。この場合も、上記同様の理由によ
り、2つのコイルの巻線形態がバイファイラ巻きに限定
されるものではない。また、各々のコイルを空芯コイル
で構成してもよいし、磁性体コアに巻き付けた構成とし
てもよい。
【0023】このようにコイルを配置することにより、
第1,第2の補正コイル21A,21Bに補正電流I
1,I2が流れた場合は、第1の補正コイル21Aが図
中実線矢印で示す第1の補正磁界を形成し、第2の補正
コイル21Bが図中破線矢印で示す第2の補正磁界を形
成する。このとき、第1の補正磁界は2つのサイドビー
ムB,Rを水平方向で互いに接近する方向に変位させる
4重極磁界となり、第2の補正磁界は2つのサイドビー
ムB,Rを水平方向で互いに離間する方向に変位させる
4重極磁界となる。また、補正電流I1,I2の極性が
反転した場合はこれに応じて第1,第2の補正磁界の向
きが反転するため、第1の補正磁界は2つのサイドビー
ムB,Rを水平方向で互いに離間する方向に変位させる
4重極磁界となり、第2の補正磁界は2つのサイドビー
ムを水平方向で互いに接近する方向に変位させる4重極
磁界となる。
【0024】これら第1,第2の補正磁界は互いに逆向
きの4重極磁界となるため、実際の磁界形成では互いに
打ち消し合うように作用する。そのため、陰極線管のネ
ック部13内(電子ビームの軌道上)には、第1,第2
の補正磁界を合成したかたちの磁界が形成される。ま
た、第1の補正磁界の強度は第1の補正コイル21Aに
流れる補正電流I1の電流量に対応し、第2の補正磁界
の強度は第2の補正コイル21Bに流れる補正電流I2
の電流量に対応する。そのため、陰極線管のネック部1
3内(電子ビームの軌道上)に形成される補正磁界は、
補正電流I1,I2の差分に相当する電流波形に依存し
たものとなる。
【0025】図7は電流可変コイルの巻線構造の一例を
示すもので、(A)はコイルL13の巻線構造、(B)
はコイルL14の巻線構造をそれぞれ示している。図7
(A),(B)において、コイルL13はドラムコア2
6に巻装されている。ドラムコア26の一端には、これ
にS極を向けた状態で永久磁石27が配置されている。
永久磁石27は、ドラムコア26に巻装されたコイルL
13に対して固定のバイアス磁界を与えるものである。
永久磁石27によるバイアス磁界の向き(図中破線矢印
で示す)は、コイルL13に補正電流I1が流れたとき
に発生する磁界の向き(図中実線矢印で示す方向)と逆
向きになるように設定されている。
【0026】一方、コイルL14はドラムコア28に巻
装されている。ドラムコア28の一端には、これにN極
を向けた状態で永久磁石29が配置されている。永久磁
石29は、ドラムコア28に巻装されたコイルL14に
対して固定のバイアス磁界を与えるものである。永久磁
石29によるバイアス磁界の向き(図中破線矢印で示
す)は、コイルL14に補正電流I2が流れたときに発
生する磁界の向き(図中実線矢印で示す)と同じ向きに
なるように設定されている。これにより、上記コイルL
13に与えられるバイアス磁界の向きに対して、これと
逆向きのバイアス磁界がコイルL14に与えられる構成
となっている。
【0027】続いて、上記構成からなるコンバージェン
ス補正装置を用いたミスコンバージェンスの補正原理に
ついて説明する。
【0028】先ず、水平偏向周期の鋸歯状波電流である
水平偏向電流Ihは、一対の水平偏向コイル16を介し
てブリッジ回路22の接続点R,S間に供給される。こ
のとき、水平偏向電流Ihが接続点R側から流入したと
すると、図4に示す永久磁石25又は図5に示す永久磁
石25A,25Bによる固定のバイアス磁界に対し、コ
イルL2,L3はバイアス磁界と反対方向の磁界を発生
し、コイルL1,L4はバイアス磁界と同一方向の磁界
を発生する。
【0029】その際、コイルL2,L3が巻装されたド
ラムコア23では、コイルL2,L3による磁界とバイ
アス磁界との相殺作用によって磁気飽和の傾向が弱まる
ため、それにしたがってコイルL2,L3のインダクタ
ンスが増加する。また、コイルL1,L4が巻装された
ドラムコア24では、コイルL1,L4による磁界とバ
イアス磁界との相乗作用によって磁気飽和の傾向が強ま
るため、それにしたがってコイルL1,L4のインダク
タンスが減少する。これに対して、ブリッジ回路22の
接続点Rから流入した電流は、インダクタンスの小さい
方のコイルにより多く流れる。そのため、ブリッジ回路
22内では、接続点Rから流入した電流の一部がコイル
L1を通して接続点Pから第1,第2の補正コイル21
A,21Bへと流れ、さらに接続点QからコイルL4を
通して接続点Sから流出する。
【0030】一方、水平偏向電流Ihが接続点S側から
流入した場合は、図4に示す永久磁石25又は図5に示
す永久磁石25A,25Bによる固定のバイアス磁界に
対し、コイルL2,L3はバイアス磁界と同一方向の磁
界を発生し、コイルL1,L4はバイアス磁界と反対方
向の磁界を発生する。
【0031】このとき、コイルL2,L3が巻装された
ドラムコア23では、コイルL2,L3による磁界とバ
イアス磁界との相乗作用によって磁気飽和の傾向が強ま
るため、それにしたがってコイルL2,L3のインダク
タンスが減少する。また、コイルL1,L4が巻装され
たドラムコア24では、コイルL1,L4による磁界と
バイアス磁界との相殺作用によって磁気飽和の傾向が弱
まるため、それにしたがってコイルL1,L4のインダ
クタンスが増加する。これに対して、ブリッジ回路22
の接続点Sから流入した電流は、インダクタンスの小さ
い方のコイルにより多く流れる。そのため、ブリッジ回
路22内では、接続点Sから流入した電流の一部がコイ
ルL2を通して接続点Pから第1,第2の補正コイル2
1A,21Bへと流れ、さらに接続点QからコイルL3
を通して接続点Rから流出する。
【0032】このような回路動作において、ブリッジ回
路22の接続点P,Q間には、当該ブリッジ回路22の
接続点R,S間に供給される電流の方向にかかわらず常
に同一方向の電流が流れる。したがって、接続点P,Q
間に接続された第1,第2の補正コイル21A,21B
に対して供給される電流Ipの波形は、図8(A)に示
すようにパラボラ状波形に近いものとなる。以上のこと
から、可飽和リアクタのコイルL1〜L4によって構成
されるブリッジ回路22は、当該ブリッジ回路22に水
平偏向電流Ihが供給されることで水平偏向周期のパラ
ボラ電流Ipを生成し、このパラボラ電流Ipを第1,
第2の補正コイル21A,21Bに対して供給するよう
に動作する。
【0033】このようにブリッジ回路22によって供給
された水平偏向周期のパラボラ電流Ipは、接続点Tで
二股状に分流し、一方が第1の補正電流I1、他方が第
2の補正電流I2となる。そして、第1の補正電流I1
は第1の補正コイル21Aに流れ、第2の補正電流I2
は第2の補正コイル21Bに流れる。このとき、第1の
補正コイル21AにはコイルL13が、第2の補正コイ
ル21BにはコイルL14がそれぞれ直列に接続されて
いることから、第1の補正コイル21Aに流れる第1の
補正電流I1はコイルL13のインダクタンスに応じて
変化し、第2の補正コイル21Bに流れる第2の補正電
流I2はコイルL14のインダクタンスに応じて変化す
る。以下に、より具体的な説明を行う。
【0034】先ず、パラボラ電流の極性を図9に示すよ
うに仮定し、このパラボラ電流の極性が正(+)のとき
に図10(A)に示す4重極の補正磁界が形成され、パ
ラボラ電流の極性が負(−)のときに図10(B)に示
す4重極の補正磁界が形成されるものとすると、図10
(A)に示す補正磁界ではサイドビームB,Rが水平方
向で互いに接近する方向に変位し、図10(B)に示す
補正磁界ではサイドビームB,Rが水平方向で互いに離
間する方向に変位する。因みに、図10(A),(B)
はいずれも陰極線管の前面側(パネル側)から見た場合
を示している。
【0035】これに対して、図9に示すパラボラ電流の
極性が正(+)のときにコイルL13の巻線によって生
じる磁界の向きは、永久磁石27(図7参照)によるバ
イアス磁界の向きに対して逆向きになる。そのため、ド
ラムコア26の磁気飽和の傾向が弱まってコイルL13
のインダクタンスが増加し、その分だけ第1の補正コイ
ル21Aに電流が流れ難くなる。また、パラボラ電流の
極性が負(−)のときにコイルL13の巻線によって生
じる磁界の向きは、永久磁石27によるバイアス磁界の
向きに対して同じ向きになる。そのため、ドラムコア2
6の磁気飽和の傾向が強まってコイルL13のインダク
タンスが減少し、その分だけ第1の補正コイル21Aに
電流が流れ易くなる。その結果、第1の補正コイル21
Aに流れる第1の補正電流I1の波形は図8(B)のよ
うになる。
【0036】一方、図9に示すパラボラ電流の極性が正
(+)のときにコイルL14の巻線によって生じる磁界
の向きは、永久磁石29(図7参照)によるバイアス磁
界の向きに対して同じ向きになる。そのため、ドラムコ
ア28の磁気飽和の傾向が強まってコイルL14のイン
ダクタンスが減少し、その分だけ第2の補正コイル21
Bに電流が流れ易くなる。また、パラボラ電流の極性が
負(−)のときにコイルL14の巻線によって生じる磁
界の向きは、永久磁石29によるバイアス磁界の向きに
対して逆向きになる。そのため、ドラムコア28の磁気
飽和の傾向が弱まってコイルL14のインダクタンスが
増加し、その分だけ第2の補正コイル21Bに電流が流
れ難くなる。その結果、第2の補正コイル21Bに流れ
る第2の補正電流I2の波形は図8(C)のようにな
る。
【0037】ここで、第1,第2の補正コイル21A,
21Bは、互いに逆向きの補正磁界(第1,第2の補正
磁界)を形成するように接続されているため、仮に全く
同じ波形の電流が第1,第2の補正コイル21A,21
Bに流れた場合は、双方の磁界が完全に打ち消し合うこ
とになる。但し、第1,第2の補正コイル21A,21
Bには、上述したコイルL13,L14のインダクタン
スに応じて異なる波形の電流が流れる。そのため、陰極
線管のネック部13内(電子ビームの軌道上)に形成さ
れる補正磁界は、第1の補正コイル21Aによる第1の
補正磁界と第2の補正コイル21Bによる第2の補正磁
界とを合成したものとなる。この合成磁界は、補正電流
I1,I2の差分(I1−I2)に相当する電流波形、
即ち図8(D)に示す電流波形に対応して形成される。
【0038】図8(D)に示す電流波形は、水平偏向周
期の中で画面の左側を水平走査するときの中間部と画面
の右側を水平走査するときの中間部にそれぞれ正(+)
極性の電流ピーク値をもち、画面の水平方向の中央部
(Y軸近傍)と水平軸端近傍では負(−)極性の電流値
をもつ。したがって、この電流波形に対応して電子ビー
ムの軌道上に補正磁界が形成された場合、画面左側の中
間部と画面右側の中間部ではそれぞれ図10(A)に示
す補正磁界の向きにしたがってサイドビームBが右側、
サイドビームRが左側にずれた状態となり、画面の水平
方向の中央部と水平軸端近傍ではそれぞれ図10(B)
に示す補正磁界の向きにしたがってサイドビームBが左
側、サイドビームRが右側にずれた状態となる。
【0039】このようにサイドビームB,Rがずれた状
態で、例えばスタティックコンバージェンス補正によ
り、画面の水平方向の中央部と水平軸端でサイドビーム
B,Rの位置が一致するように調整すると、画面左側の
中間部と画面右側の中間部ではそれぞれサイドビーム
B,Rの間隔が拡大する方向となる。そのため、図12
に示すように画面の左側及び右側の各中間部でサイドビ
ームBが右側、サイドビームRが左側にずれた状態のコ
ンバージェンスパターンが得られる。
【0040】このコンバージェンスパターンにより、画
面の左右中間部に現れる横ミスコン(サイドビームB,
Rのずれ)を独立に補正することができる。即ち、図1
2に示すコンバージェンスパターンは、本発明で補正の
対象とした図13に示す横ミスコンとの比較で、サイド
ビームB,Rの位置関係が反転していることから、第
1,第2の補正コイル21A,21Bによって形成され
る補正磁界により、図13に示す横ミスコンを適切に補
正することが可能となる。
【0041】また、図3に示す回路構成において、ブリ
ッジ回路22内の接続点U,Q間に図示しないインダク
タンス可変コイルを直列に接続し、このインダクタンス
可変コイルによって第1,第2の補正コイル21A,2
1Bに供給されるパラボラ電流Ipの電流量を制御する
ことにより、第1,第2の補正コイル21A,21Bに
よるミスコンバージェンスの補正量を任意に調整するこ
とができる。さらに、永久磁石27によってコイルL1
3に与えられる第1のバイアス磁界のバイアス量と、永
久磁石29によってコイルL14に与えられる第2のバ
イアス磁界のバイアス量とを調整することにより、図8
(D)に示す電流波形のピーク位置を変化させることが
できる。
【0042】なお、上記実施形態においては、図13に
示す横ミスコンを図12に示すコンバージェンスパター
ンによって補正するとしたが、例えば、第1,第2の補
正コイル21A,21Bの巻線方向や、各々のコイルに
供給される補正電流I1,I2の方向などを変えること
により、第1,第2の補正コイル21A,21Bによる
補正磁界によって図13に示すコンバージェンスパター
ンを得ることも可能である。したがって、例えば図12
に示すパターンでミスコンバージェンスが発生した場合
は、これを図13に示すコンバージェンスパターンによ
って補正することが可能となる。
【0043】また、上記実施形態においては、4つのコ
イルL1〜L4によって構成されたブリッジ回路22に
対し、一対の水平偏向コイル16を介して水平偏向周期
の鋸歯状波電流(水平偏向電流)Ihを供給する構成と
したが、本発明はこれに限らず、個別の電源装置を用い
て水平偏向周期の鋸歯状波電流をブリッジ回路22に供
給する構成、或いは個別の電源装置を用いて水平偏向周
期のパラボラ電流を第1,第2の補正コイル21A,2
1Bに供給する構成としてもよい。
【0044】但し、上記実施形態のように一対の水平偏
向コイル16に対してブリッジ回路22を直列に接続
し、このブリッジ回路22に一対の水平偏向コイル16
を介して水平偏向電流Ihを供給することにより、水平
偏向周期のパラボラ電流を生成する構成とした方が、製
造コスト等の面で有利である。
【0045】また、本発明に係るコンバージェンス補正
装置は、偏向ヨーク15に搭載して用いる以外にも、偏
向ヨーク15とは独立した構成要素(例えば、ネックア
センブリ)として陰極線管に組み込むことも可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、互
いに逆向きの補正磁界を形成する第1,第2の補正コイ
ルに対して、パラボラ電流供給手段により水平偏向周期
のパラボラ電流を供給するとともに、第1,第2の補正
コイルに流れる電流をそれぞれに対応する第1,第2の
電流可変コイルによって可変することにより、他のコン
バージェンス特性に影響を与えることなく、画面の左右
中間部に発生する横ミスコンを独立に補正することがで
きる。その結果、色ずれを抑えた高品位な表示装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される陰極線管の全体像を示す概
略斜視図である。
【図2】本発明に係る偏向ヨークの一部破断面を含む側
面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るコンバージェンス補正
装置のコイル結線状態を示す回路図である。
【図4】可飽和リアクタの構成例を示す図である。
【図5】可飽和リアクタの他の構成例を示す図である。
【図6】補正コイル部のコイル配置状態を示す概略図で
ある。
【図7】電流可変コイルの巻線構造の一例を示す図であ
る。
【図8】電流波形を説明する図である。
【図9】パラボラ電流の極性を示す図である。
【図10】パラボラ電流の極性に応じた補正磁界の向き
と電子ビームの動きを説明する図である。
【図11】補正磁界による電子ビームの位置変化を説明
する図である。
【図12】補正磁界によって得られるコンバージェンス
パターンを説明する図である。
【図13】補正対象のミスコンバージェンスを説明する
図である。
【符号の説明】
15…偏向ヨーク、16…水平偏向コイル、21…補正
コイル部、21A…第1の補正コイル、21B…第2の
補正コイル、22…ブリッジ回路、23,24,26,
28…ドラムコア、25,25A,25B,27,29
…永久磁石、L1〜L14…コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インライン配列で進行する3本の電子ビ
    ームのうち、両側2つのサイドビームを水平方向で互い
    に接近又は離間する方向に変位させる第1の補正磁界を
    形成する第1の補正コイルと、 前記第1の補正コイルによる前記第1の補正磁界と逆向
    きの第2の補正磁界を形成する第2の補正コイルと、 前記第1,第2の補正コイルに対して水平偏向周期のパ
    ラボラ電流を供給するパラボラ電流供給手段と、 前記第1の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、第1のバイアス磁界が与えられた第1の電流可変コ
    イルと、 前記第2の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、前記第1のバイアス磁界と逆向きの第2のバイアス
    磁界が与えられた第2の電流可変コイルとを有すること
    を特徴とするコンバージェンス補正装置。
  2. 【請求項2】 インライン配列で進行する3本の電子ビ
    ームのうち、両側2つのサイドビームを水平方向で互い
    に接近又は離間する方向に変位させる第1の補正磁界を
    形成する第1の補正コイルと、 前記第1の補正コイルによる前記第1の補正磁界と逆向
    きの第2の補正磁界を形成する第2の補正コイルと、 前記第1,第2の補正コイルに対して水平偏向周期のパ
    ラボラ電流を供給するパラボラ電流供給手段と、 前記第1の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、第1のバイアス磁界が与えられた第1の電流可変コ
    イルと、 前記第2の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、前記第1のバイアス磁界と逆向きの第2のバイアス
    磁界が与えられた第2の電流可変コイルとを有するコン
    バージェンス補正装置を備えることを特徴とする偏向ヨ
    ーク。
  3. 【請求項3】 インライン配列で進行する3本の電子ビ
    ームのうち、両側2つのサイドビームを水平方向で互い
    に接近又は離間する方向に変位させる第1の補正磁界を
    形成する第1の補正コイルと、 前記第1の補正コイルによる前記第1の補正磁界と逆向
    きの第2の補正磁界を形成する第2の補正コイルと、 前記第1,第2の補正コイルに対して水平偏向周期のパ
    ラボラ電流を供給するパラボラ電流供給手段と、 前記第1の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、第1のバイアス磁界が与えられた第1の電流可変コ
    イルと、 前記第2の補正コイルに対して直列に接続されるととも
    に、前記第1のバイアス磁界と逆向きの第2のバイアス
    磁界が与えられた第2の電流可変コイルとを有するコン
    バージェンス補正装置を備える偏向ヨークを陰極線管に
    搭載してなることを特徴とする表示装置。
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