JP2000090682A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000090682A
JP2000090682A JP25660298A JP25660298A JP2000090682A JP 2000090682 A JP2000090682 A JP 2000090682A JP 25660298 A JP25660298 A JP 25660298A JP 25660298 A JP25660298 A JP 25660298A JP 2000090682 A JP2000090682 A JP 2000090682A
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memory
circuit
data line
sense
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Toru Tanzawa
徹 丹沢
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    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
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    • GPHYSICS
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    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、集積化する際にチップ面積を増加さ
せることなしに、ノイズによるセンスアンプの誤動作に
基づくアクセス時間の延長を防止すること特徴とする。 【解決手段】メモリセルアレイ3、4、ビット線を選択
的にデータ線に接続するカラムゲート回路5、6及びワ
ード線を選択的に駆動するロウデコーダ回路7、8をそ
れぞれ有するメモリコア1、2と、一対の入力ノードD
L、REF相互間の電位差を増幅してデータをセンスす
るセンスアンプ11と、データの読み出し時に、データ
の読み出しが行われるメモリセルを含むメモリコアのデ
ータ線をセンスアンプの一方の入力ノードDLに接続
し、データの読み出しが行われないメモリセルを含むメ
モリコアのデータ線をセンスアンプの他方の入力ノード
REFに接続するデータ線スイッチ回路10とを具備し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセンスアンプ、出
力バッファを備えたマスクROM、フラッシュメモリ等
の半導体記憶装置に係り、特に出力バッファで発生され
るノイズの影響によるセンスアンプの誤動作を防止する
ようにした改良に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置の一つにマスク
ROMがある。このマスクROMではメモリセルとして
単体のトランジスタが使用され、このトランジスタの閾
値電圧を変えることによってデータが記憶される。
【0003】データを読み出すには、センスアンプにお
いて、選択したメモリセルに流れるセル電流を、“1”
データを記憶するメモリセルが流がす電流値の半分程度
にされたリファレンス電流と比較し、その差を増幅する
ことによって行われる。センスアンプによってセンスさ
れたデータは出力バッファを介してメモリ外部に出力さ
れる。
【0004】また、出力バッファは所定の制御信号によ
ってその動作が制御されるが、センスアンプが動作して
いる期間にこの制御信号が活性化されると、出力バッフ
ァがノイズを発生することがある。一般にセンスアンプ
は高感度に設定されているので、このノイズがセンスア
ンプに入力すると、センスアンプは一時的に反対レベル
のデータを出力してしまい、この結果、アクセス時間が
長くなるという不都合が生じる。
【0005】図16は一般的なセンスアンプの回路図で
ある。このセンスアンプは、それぞれカレントミラー回
路を構成するそれぞれ2個のPチャネルのMOSトラン
ジスタ161、162及び163、164と、上記MO
Sトランジスタ161のドレインとメモリセルからの読
み出しデータに応じた電位が供給されるセンスノード
(共通データ線)DLとの間にソース、ドレイン間が接
続され、ゲートにバイアス電圧BIASが供給されるNチャ
ネルのMOSトランジスタ165と、上記MOSトラン
ジスタ163のドレインとリファレンスセルからの読み
出し電位が供給されるリファレンスノード(リファレン
ス線)REFとの間にソース、ドレイン間が接続され、
ゲートに上記バイアス電圧BIASが供給されるNチャネル
のMOSトランジスタ166と、一方のソース、ドレイ
ン間が上記MOSトランジスタ164のドレインと接地
電圧のノードとの間に接続され、他方のソース、ドレイ
ン間が上記MOSトランジスタ162のドレインと接地
電圧のノードとの間に接続され、カレントミラー回路を
構成する2個のNチャネルのMOSトランジスタ16
7、168とから構成されている。そして、センスデー
タSAout はPチャネルのMOSトランジスタ162とN
チャネルのMOSトランジスタ168のドレイン共通接
続ノードから出力される。
【0006】ここで、このセンスアンプの動作を簡単に
説明する。メモリセルからデータが読み出されるとき、
センスノードDLにはこの読み出しデータに応じた電位
が供給され、リファレンスノードREFにはリファレン
ス電位が供給される。なお、このリファレンス電位は、
メモリセルから“1”データが読み出されるときのセン
スノードDLにおける電位と、“0”データが読み出さ
れるときのセンスノードDLにおける電位とのほぼ中間
電位に設定されている。
【0007】例えば“0”データが読み出されるとき
は、リファレンスノードREFの電位に比べてセンスノ
ードDLの電位が高くなり、これによりPチャネルのM
OSトランジスタ162に流れる電流に比べてPチャネ
ルのMOSトランジスタ164に流れる電流の方が多く
なり、センスデータSAout として接地電圧の“L”レベ
ルが出力される。反対に、“1”データが読み出される
ときは、リファレンスノードREFの電位に比べてセン
スノードDLの電位が低くなり、PチャネルのMOSト
ランジスタ164に流れる電流に比べてPチャネルのM
OSトランジスタ162に流れる電流の方が多くなり、
センスデータSAout として電源電圧の“H”レベルが出
力される。
【0008】ここで、ゲートにバイアス電圧BIASが供給
されるNチャネルのMOSトランジスタ165は、セン
スノードDLに電源電圧がそのまま印加されないように
する電圧クランプ用のものであり、バイアス電圧BIASの
値は電源電圧よりも十分に低い値にされる。
【0009】上記バイアス電圧BIASは図示しないバイア
ス回路で発生される。なお、リファレンスノードREF
側にも、ゲートにバイアス電圧BIASが供給されるNチャ
ネルのMOSトランジスタ166を設けている理由は、
センスノードDL側と特性を揃えるためである。
【0010】先に説明したように、センスアンプにおけ
るアクセス時間が長くなることの原因は、出力バッファ
で発生したノイズがバイアス回路に入力されてバイアス
電圧BIASが変動することである。バイアス電圧BIASが数
十mV程度高くなると、センスノードDLとリファレン
スノードREFが共に過充電されるが、両ノードに付随
する負荷容量の違いにより過充電される度合いが異な
る。例えば、“0”読み(“0”データの読み出し)の
ときに、上記ノイズによってセンスノードに比べ負荷容
量が小さいリファレンスノードが過充電された結果、一
時的にセンスノードよりもリファレンスノードの電位が
高くなり、センスデータSAout として“H”データが出
力されてしまう。この結果、アクセス時間が長くなる。
センスノードに付随している負荷容量の内訳は、共通デ
ータ線容量、カラムゲートのゲート容量とジャンクショ
ン容量、ビット線容量である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
センスアンプにおけるセンスノードとリファレンスノー
ドの負荷容量が異なるために、センスアンプの動作期間
にノイズが発生し、このノイズが入力するとセンスアン
プが一時的に誤動作し、アクセス時間が長くなるという
不都合がある。
【0012】また、このような不都合を解消するため
に、センスノードとリファレンスノードの負荷容量を揃
えようとすると、余分な回路が必要となり、この結果、
集積化する際にチップ面積が増加するという新たな不都
合が生じることになる。
【0013】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、集積化する際にチップ
面積をほとんど増加させることなしに、ノイズによるセ
ンスアンプの誤動作に基づくアクセス時間の延長を防止
することができる半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、データを格納する複数個のメモリセルからなるメ
モリセルアレイ、上記複数のメモリセルに接続される複
数のワード線、上記複数のメモリセルに接続される複数
のビット線、上記複数のビット線を選択的にデータ線に
接続するカラムゲート回路及び上記複数のワード線を選
択的に駆動するロウデコーダ回路それぞれ有する4個以
上のメモリコアと、一対の入力ノードを有し、この一対
の入力ノード相互間の電位差を増幅してデータをセンス
するセンス回路と、データの読み出し時に、データの読
み出しが行われるメモリセルを含むメモリコアのデータ
線を上記センス回路の一対の入力ノードの一方に接続
し、データの読み出しが行われないメモリセルを含むメ
モリコアのうち上記データの読み出しが行われるメモリ
セルを含むメモリコアに隣接して配置されたメモリコア
のデータ線を上記センス回路の一対の入力ノードの他方
に接続するデータ線スイッチ回路とを具備したことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
実施の形態により説明する。図1はこの発明の第1の実
施の形態に係る半導体記憶装置の全体の構成を示すブロ
ック図である。図1において、1及び2はメモリコアで
ある。上記メモリコア1、2には、データを格納する複
数個のメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
ルアレイ3、4が設けられている。これらメモリセルア
レイ3、4内の複数個のメモリセルは、図示しない複数
のワード線及び複数のビット線に接続されている。ま
た、上記メモリコア1、2にはそれぞれ、上記複数のビ
ット線を選択的に共通データ線DL0またはDL1に接
続するカラムゲート回路5、6及び上記複数のワード線
を選択的に駆動するロウデコーダ回路7、8が設けられ
ている。
【0016】また、9は、外部からのアドレス信号を受
けて内部アドレス信号を発生するアドレスバッファであ
り、ここで発生された内部アドレス信号は上記各メモリ
コア1、2内のカラムゲート回路5、6及びロウデコー
ダ回路7、8に供給される。
【0017】上記メモリコア1、2の共通データ線DL
0及びDL1は、データ線スイッチ回路10によって選
択され、センスアンプ11の一対の入力ノードであるセ
ンスノードDLまたはリファレンスノードREFに接続
される。また、上記データ線スイッチ回路10の動作
は、アドレスバッファ9で発生される内部アドレス信号
の一部をデコードするデータ線デコーダ12からのデコ
ード出力によって制御される。
【0018】上記センスアンプ11は、データの読み出
し時に、一対の入力ノードである上記センスノードDL
とリファレンスノードREFとの間の電位差を増幅して
データをセンスし、センスデータSAout を出力する。こ
のセンスデータSAout は出力バッファ13に供給され
る。
【0019】出力バッファ13には、データの出力端子
に付随している大きな負荷容量を駆動するために出力段
に素子サイズの大きな出力トランジスタが設けられてお
り、上記センスデータSAout を受けてそのデータに対応
したデータDoutを出力イネーブル信号/OEに応じて出
力端子から出力する。
【0020】また、図示しないが、上記メモリコア1、
2内にはそれぞれ、上記センスアンプ11でデータをセ
ンスする際にリファレンスノードREFにリファレンス
電位を供給するためのダミービット線が設けられてい
る。このダミービット線は、データ読み出し時に、非選
択側のメモリコア側でその共通データ線DL0(または
DL1)に接続される。
【0021】このような構成の半導体記憶装置におい
て、例えば、一方のメモリコア1内のメモリセルアレイ
3に設けられたメモリセルからデータの読み出しを行う
場合、このメモリコア1内のカラムゲート回路5及びロ
ウデコーダ回路7によってメモリセルが選択され、この
選択メモリセルに接続されているビット線がカラムゲー
ト回路5を介して共通データ線DL0に接続される。従
って、上記選択メモリセルからの読み出しデータは、メ
モリコア1内のビット線及びカラムゲート回路5を介し
て共通データ線DL0に伝えられる。
【0022】このとき、非選択の他方のメモリコア2で
は、共通データ線DL1にダミービット線が接続され
る。従って、共通データ線DL1にはリファレンス電位
が伝えられる。
【0023】さらに、データ線スイッチ回路10は、デ
ータ線デコーダ12からのデコード出力によって、メモ
リコア1の共通データ線DL0をセンスアンプ11のセ
ンスノードDLに接続し、メモリコア2の共通データ線
DL1をリファレンスノードREFに接続する。従っ
て、この後、センスアンプ11はセンスノードDLとリ
ファレンスノードREFとの間の電位差を増幅してデー
タをセンスし、このセンスデータSAout が出力バッファ
13に供給され、出力イネーブル信号/OEに応じて読
み出しデータDoutが出力端子から出力される。
【0024】上記のように、出力バッファ13は出力イ
ネーブル信号/OEによってその動作が制御される。そ
して、データの読み出し時、センスアンプ11が動作し
ている期間にこの信号/OEが活性化され、出力バッフ
ァ13でノイズが発生し、このノイズがセンスアンプ1
1に入力し、従来例で説明したようにセンスノードDL
とリファレンスノードREFが共に過充電されたとす
る。
【0025】この実施の形態による半導体記憶装置で
は、データの読み出し時に、センスアンプ11のセンス
ノードDLに付随する負荷容量は、共通データ線容量、
カラムゲートのゲート容量とジャンクション容量及びビ
ット線容量である。これに対して、センスアンプ11の
リファレンスノードREFに付随する負荷容量は、共通
データ線容量、カラムゲートのゲート容量とジャンクシ
ョン容量の他にダミービット線容量である。
【0026】すなわち、データの読み出し時に、センス
アンプ11のセンスノードDLとリファレンスノードR
EFとにはほぼ同様の構成の負荷容量が付随することに
なるので、センスノードDLとリファレンスノードRE
Fが共に過充電されたとしても、両ノードが過充電され
る度合いはほぼ同じである。この結果、センスアンプ1
1のセンスデータSAout が一時的に反転することがなく
なり、従来のようなアクセス時間の延長を防止すること
ができる。
【0027】しかも、上記両ノードにおける負荷容量の
値を同じにするために、非選択側のメモリコアを用いる
ようにしており、従来のようなダミー容量を付加するた
めの余分な回路を設ける必要がないので、集積化する際
のチップ面積の増加を避けることができる。
【0028】また、上述したように、データ線スイッチ
回路10は、アドレスバッファ9の出力信号の一部を利
用して制御される。このため、回路構成を簡素化するこ
とができる。
【0029】次に、図1に示した半導体記憶装置の要部
の具体的回路について説明する。図2は図1におけるデ
ータ線スイッチ回路10の具体的な回路構成を示してい
る。この回路は4個のNチャネルのMOSトランジスタ
21〜24で構成されている。MOSトランジスタ21
のソース、ドレイン間はセンスアンプ11のセンスノー
ドDLと一方のメモリコア1の共通データ線DL0との
間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコーダ
12からのデコード出力B0が供給される。MOSトラ
ンジスタ22のソース、ドレイン間はセンスアンプ11
のセンスノードDLと他方のメモリコア2の共通データ
線DL1との間に挿入されており、そのゲートにはデー
タ線デコーダ12からのデコード出力B1が供給され
る。MOSトランジスタ23のソース、ドレイン間はセ
ンスアンプ11のリファレンスノードREFと一方のメ
モリコア1の共通データ線DL0との間に挿入されてお
り、そのゲートにはデータ線デコーダ12からのデコー
ド出力B1が供給される。MOSトランジスタ24のソ
ース、ドレイン間はセンスアンプ11のリファレンスノ
ードREFと他方のメモリコア2の共通データ線DL1
との間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコ
ーダ12からのデコード出力B0が供給される。
【0030】なお、データ線デコーダ12のデコード出
力B0、B1は、メモリコア1側が選択されるときはB
0が“H”レベル、B1が“L”レベルとなり、メモリ
コア2側が選択されるときはB1が“H”レベル、B0
が“L”レベルとなるようなメモリブロックアドレス信
号である。
【0031】このような構成のデータ線スイッチ回路1
0において、B0が“H”レベルのときはMOSトラン
ジスタ21と24がオンし、一方のメモリコア1側の共
通データ線DL0がセンスアンプ11のセンスノードD
L側に、他方のメモリコア2側の共通データ線DL1が
センスアンプ11のリファレンスノードREF側にそれ
ぞれ接続される。
【0032】上記とは反対に、B1が“H”レベルのと
きはMOSトランジスタ22と23がオンし、一方のメ
モリコア1側の共通データ線DL0がセンスアンプ11
のリファレンスノードREF側に、他方のメモリコア2
側の共通データ線DL1がセンスアンプ11のセンスノ
ードDL側にそれぞれ接続される。
【0033】図3は図1におけるセンスアンプ11の具
体的な回路構成を示している。この回路には第1ないし
第3のカレントミラー回路CM1〜CM3が設けられて
いる。
【0034】第1のカレントミラー回路CM1は2個の
PチャネルのMOSトランジスタ31と32で構成され
ている。上記両MOSトランジスタ31、32の各ソー
スは電源電圧のノードに接続され、両ゲートは共通に接
続され、このゲート共通接続ノードとMOSトランジス
タ31のドレインとが接続されている。この第1のカレ
ントミラー回路CM1では、MOSトランジスタ31の
ドレインが電流入力端子となり、MOSトランジスタ3
2のドレインが電流出力端子となる。
【0035】第2のカレントミラー回路CM2は2個の
PチャネルのMOSトランジスタ33と34で構成され
ている。上記両MOSトランジスタ33、34の各ソー
スは電源電圧のノードに接続され、両ゲートは共通に接
続され、このゲート共通接続ノードとMOSトランジス
タ33のドレインとが接続されている。この第2のカレ
ントミラー回路CM2では、MOSトランジスタ33の
ドレインが電流入力端子となり、MOSトランジスタ3
4のドレインが電流出力端子となる。
【0036】上記第1のカレントミラー回路CM1の電
流入力端子であるMOSトランジスタ31のドレインと
センスアンプ11の一方の入力ノードであるセンスノー
ドDLとの間には、電圧クランプ用のNチャネルのMO
Sトランジスタ35のソース、ドレイン間が挿入されて
いる。また、このMOSトランジスタ35のゲートに
は、バイアス回路36で発生される電源電圧よりも低い
バイアス電圧BIASが供給される。
【0037】上記第2のカレントミラー回路CM2の電
流入力端子であるMOSトランジスタ33のドレインと
センスアンプ11の他方の入力ノードであるリファレン
スノードREFとの間には、電圧クランプ用のNチャネ
ルのMOSトランジスタ37のソース、ドレイン間が挿
入されている。また、このMOSトランジスタ37のゲ
ートには上記バイアス電圧BIASが供給される。
【0038】先の第3のカレントミラー回路CM3は2
個のNチャネルのMOSトランジスタ38と39で構成
されている。上記両MOSトランジスタ38、39の各
ソースは接地電圧のノードに接続され、両ゲートは共通
に接続され、このゲート共通接続ノードとMOSトラン
ジスタ38のドレインとが接続されている。この第3の
カレントミラー回路CM3では、MOSトランジスタ3
8のドレインが電流入力端子となり、MOSトランジス
タ39のドレインが電流出力端子となる。そして、この
第3のカレントミラー回路CM3の電流入力端子は、第
2のカレントミラー回路CM2の電流出力端子と接続さ
れ、また電流出力端子は第1のカレントミラー回路CM
1の電流出力端子と接続され、この第3のカレントミラ
ー回路CM3の電流出力端子と第1のカレントミラー回
路CM1の電流出力端子との共通接続ノードからセンス
データSAout が出力される。
【0039】このような構成のセンスアンプにおいて、
バイアス電圧BIASの値が電源電圧よりも低い中間電圧に
されることにより、センスノードDLとリファレンスノ
ードREFには電源電圧がそのまま印加されることがな
くなる。これにより、メモリコア1、2内のビット線に
電源電圧がそのまま印加されることがなくなり、電源電
圧よりも十分に低い電圧が印加される。これによりビッ
ト線に接続されたメモリセルにおける、いわゆるソフト
エラーの発生を抑制できる。
【0040】次に上記センスアンプによるデータセンス
動作について説明する。いま、例えば、センスノードD
L側にメモリセルからの読み出しデータに応じた電位が
印加され、リファレンスノードREF側にはダミービッ
ト線からのリファレンス電位が印加されるとする。な
お、このリファレンス電位は、メモリセルから“1”デ
ータが読み出されるときのセンスノードDLにおける電
位と、“0”データが読み出されるときのセンスノード
DLにおける電位とのほぼ中間電位に設定されていると
する。
【0041】“0”データが読み出されるときは、リフ
ァレンスノードREFの電位に比べてセンスノードDL
の電位が高くなり、これによりPチャネルのMOSトラ
ンジスタ32に流れる電流に比べてPチャネルのMOS
トランジスタ34に流れる電流の方が多くなり、センス
データSAout として接地電圧の“L”レベルが出力され
る。
【0042】反対に、“1”データが読み出されるとき
は、リファレンスノードREFの電位に比べてセンスノ
ードDLの電位が低くなり、PチャネルのMOSトラン
ジスタ34に流れる電流に比べてPチャネルのMOSト
ランジスタ32に流れる電流の方が多くなり、センスデ
ータSAout として電源電圧の“H”レベルが出力され
る。
【0043】ここで、先にも述べたように、データの読
み出し時に、バイアス回路36で発生されるバイアス電
圧BIASの値が、ノイズの影響によって数十mV程度一時
的に高くなったとしても、センスノードDLとリファレ
ンスノードREFとに付随している負荷容量の値がほぼ
等しいので、センスノードDLとリファレンスノードR
EFとにおける電位上昇も等しくなり、センスデータSA
out が途中で一時的に反転することはない。
【0044】図4は図1におけるダミービット線に関係
した回路の具体的な回路構成を示している。図4におい
てDBLはダミービット線である。このダミービット線
DBLには、メモリコア1、2のメモリセルアレイ3、
4内の各ビット線に接続されているメモリセルと同数の
ダミーセル41(図では1個のみ図示)が接続されてい
る。また、このダミーセル41はメモリセルと同様の構
成にされており、この例ではNチャネルのMOSトラン
ジスタが用いられており、各ダミーセル41のソース及
びゲートは接地電圧のノードに接続されている。
【0045】また、上記ダミービット線DBLと先の共
通データ線DL0(DL1)との間にはダミービット線
選択用のNチャネルのMOSトランジスタ42のソー
ス、ドレイン間が挿入されており、このMOSトランジ
スタ42のゲートには先の信号B1(B0)が供給され
る。
【0046】図2に示されたデータ線スイッチ回路にお
いて、信号B0が“H”レベルとなり、メモリコア1内
の選択メモリセルからのデータに応じた電位が共通デー
タ線DL0側に伝えられる際に、図4の回路ではこの信
号B0によってMOSトランジスタ42がオンし、メモ
リコア2内のダミービット線DBLが共通データ線DL
1側に接続され、ダミービット線DBLからの電位がこ
の共通データ線DL1側に伝えられる。
【0047】上記とは反対に、信号B1が“H”レベル
となり、メモリコア2内の選択メモリセルからのデータ
に応じた電位が共通データ線DL1側に伝えられる際
は、図4の回路ではこの信号B1によってMOSトラン
ジスタ42がオンし、メモリコア1内のダミービット線
DBLが共通データ線DL0側に接続され、ダミービッ
ト線DBLからの電位がこの共通データ線DL0側に伝
えられる。
【0048】図5は図3におけるバイアス回路36の具
体的な回路構成を示している。図5の回路はそれぞれ4
個のPチャネルのMOSトランジスタ51〜54、Nチ
ャネルのMOSトランジスタ55〜58で構成されてい
る。
【0049】この回路において、チップイネーブル信号
/CEが活性化(“L”レベル)されると、Pチャネル
のMOSトランジスタ51がオンし、NチャネルのMO
Sトランジスタ55がオフして、回路が能動状態、すな
わちバイアス電圧BIASを出力できる状態になる。回路が
能動状態になると、PチャネルのMOSトランジスタ5
2と54とからなるカレントミラー回路及びNチャネル
のMOSトランジスタ56と57とからなるカレントミ
ラー回路によって、直列接続された2個のNチャネルの
MOSトランジスタ57と58に流れる電流が一定値と
なるように制御され、MOSトランジスタ54と57の
直列接続ノードから、2個のNチャネルのMOSトラン
ジスタ57と58の閾値電圧の和の電圧に相当する一定
のバイアス電圧BIASが出力される。
【0050】一方、チップイネーブル信号/CEが非活
性化(“H”レベル)のときは、PチャネルのMOSト
ランジスタ51がオフし、NチャネルのMOSトランジ
スタ55がオンしてPチャネルのMOSトランジスタ5
2、54のゲートが接地電圧に設定され、このMOSト
ランジスタ52、54がオフするので、この回路に電流
が流れなくなり、消費電流が抑えられる。このとき、バ
イアス電圧BIASの出力ノードはフローティング状態にな
る。
【0051】図6は図1における出力バッファ13の具
体的な回路構成を示している。図6において、2入力の
NORゲート61には先のチップイネーブル信号/CE
と出力イネーブル信号/OEとが入力される。上記NO
Rゲート61の出力はインバータ62を介して2入力の
NORゲート63の一方の入力端子に入力され、さらに
もう1個のインバータ64を介して2入力のNANDゲ
ート65の一方の入力端子に入力される。上記NORゲ
ート63の他方の入力端子及びNANDゲート65の他
方の入力端子には、センスアンプ11からのセンスデー
タSAout が入力される。
【0052】上記NORゲート63の出力はインバータ
66を介して出力段のPチャネルのMOSトランジスタ
67のゲートに入力される。上記NANDゲート65の
出力はインバータ68を介して出力段のNチャネルのM
OSトランジスタ69のゲートに入力される。上記Pチ
ャネル及びNチャネルのMOSトランジスタ67、69
の各ソースは電源電圧の供給ノード及び接地電圧の供給
ノードにそれぞれ接続されており、各ドレインは共通に
接続され、このドレイン共通接続ノードからデータDout
が出力される。
【0053】このような構成の回路において、チップイ
ネーブル信号/CEと出力イネーブル信号/OEとが共
に活性化(“L”レベル)されたとき、NORゲート6
1の出力が“H”レベル、これに続くインバータ62の
出力が“L”レベルになり、さらにインバータ6462
の出力が“H”レベルになる。
【0054】いま、センスデータSAout が“L”レベル
のときは、NORゲート63の出力が“H”レベル、こ
れに続くインバータ66の出力が“L”レベルになり、
PチャネルのMOSトランジスタ67がオンする。ま
た、NANDゲート65の出力が“H”レベル、これに
続くインバータ66の出力が“L”レベルになり、Nチ
ャネルのMOSトランジスタ69はオフする。従って、
センスデータSAout が“L”レベルのときは、データDo
utとしてその反対レベルの“H”レベルが出力される。
【0055】他方、センスデータSAout が“H”レベル
のときは、NORゲート63の出力が“L”レベル、こ
れに続くインバータ66の出力が“H”レベルになり、
PチャネルのMOSトランジスタ67はオフする。ま
た、NANDゲート65の出力が“L”レベル、これに
続くインバータ66の出力が“H”レベルになり、Nチ
ャネルのMOSトランジスタ69がオンする。従って、
センスデータSAout が“H”レベルのときは、データDo
utとしてその反対レベルの“L”レベルが出力される。
【0056】一方、チップイネーブル信号/CEと出力
イネーブル信号/OEのいずれか一方もしくは両方が非
活性(“H”レベル)のとき、NORゲート61の出力
が“H”レベル、これに続くインバータ62の出力が
“L”レベル、及びインバータ64の出力が“H”レベ
ルになり、NORゲート63の出力が“L”レベル、イ
ンバータ66の出力が“H”レベルになり、出力段のP
チャネルのMOSトランジスタ67がオフする。また、
NANDゲート65の出力が“H”レベル、これに続く
インバータ66の出力が“L”レベルになり、出力段の
NチャネルのMOSトランジスタ69もオフする。従っ
て、このときはセンスデータSAout のレベルにかかわら
ずにデータDoutの出力ノードは高インピーダンス状態、
すなわちフローティング状態になる。
【0057】図7は図1のメモリセルアレイ3または4
内に設けられるメモリセルの構成を示している。図7
(a)に示したメモリセル71はNチャネルのMOSト
ランジスタで構成されたものであり、データのプログラ
ムは製造工程中にチャネルインプラを打って“0”デー
タと“1”データとで閾値電圧を異ならせることにより
行われる。ここで、メモリセル71のソースは接地電圧
のノードに接続され、ドレインは複数のビット線BLの
うち対応する1つに接続され、さらにゲートは複数のワ
ード線WLのうち対応する1つに接続されている。すな
わち、このようなメモリセルを使用する半導体記憶装置
はマスクROMである。
【0058】図7(b)に示したメモリセル72はフロ
ーティングゲートを有する不揮発性トランジスタで構成
されたものであり、データのプログラムは図示しない書
き込み回路により電気的に行われる。このメモリセル7
2のソースは接地電圧のノードに接続され、ドレインは
複数のビット線BLのうち対応する1つに接続され、さ
らにコントロールゲートは複数のワード線WLのうち対
応する1つに接続されている。すなわち、このようなメ
モリセルを使用する半導体記憶装置はフラッシュメモリ
である。
【0059】また、メモリセルとして図7(a)、
(b)に示すようなものを使用する場合、先の図4に示
されるダミービット線DBLに接続されるダミーセル4
1は当然メモリセルと同様の構成のものが使用される。
【0060】図8は、センスアンプ11のセンスノード
DLとリファレンスノードREFとの間に設けられるイ
コライズ回路の構成を示している。共通データ線DL
0、DL1からの電位差をセンスアンプ11で増幅して
データセンスを行う前に、共通データ線DL0、DL1
は図示しない回路で共に同電位となるように充電され
る。この共通データ線の充電期間では、センスアンプ1
1は正しいデータを出力することができないので、この
期間の共通データ線の状態は重要ではない。そして、こ
の期間に積極的に共通データ線間を短絡させることによ
って、共通データ線の充電期間の短縮と共通データ線間
の電位差を無くすことが必要である。
【0061】図8のイコライズ回路は、共通データ線間
を短絡させるためのものであり、センスアンプ11のセ
ンスノードDLとリファレンスノードREFとの間にソ
ース、ドレイン間が並列に挿入されたNチャネルのMO
Sトランジスタ73及びPチャネルのMOSトランジス
タ74で構成されている。そして、NチャネルのMOS
トランジスタ73のゲートにはイコライズ信号EQL
が、PチャネルのMOSトランジスタ74のゲートには
イコライズ信号EQLの反転信号/EQLがそれぞれ供
給される。
【0062】このイコライズ回路では、共通データ線D
L0、DL1の充電期間に、イコライズ信号EQLが
“H”レベル、その反転信号/EQLが“L”レベルに
され、Nチャネル及びPチャネルのMOSトランジスタ
73、74がオンし、共通データ線DL0、DL1間が
短絡される。
【0063】図9はこの発明の第2の実施の形態に係る
半導体記憶装置の全体の構成を示すブロック図である。
先の第1の実施の形態ではメモリコアが2個設けられる
場合について説明したが、この実施の形態ではメモリコ
アをn個(本例では4個)が設けられており、これらを
符号MC0〜MC3で示している。
【0064】上記メモリコアMC0〜MC3には、図示
しないが、図1に示す場合と同様にメモリセルアレイ、
カラムゲート回路及びロウデコーダ回路がそれぞれ設け
られている。
【0065】また、101は、外部からのアドレス信号
を受けて内部アドレス信号を発生するアドレスバッファ
であり、ここで発生された内部アドレス信号は上記各メ
モリコアMC0〜MC3内のカラムゲート回路及びロウ
デコーダ回路に供給される。
【0066】上記メモリコアMC0〜MC3の共通デー
タ線DL0〜DL3は、データ線スイッチ回路102に
よって選択され、センスアンプ103の一対の入力ノー
ドであるセンスノードDLまたはリファレンスノードR
EFに接続される。また、上記データ線スイッチ回路1
02の動作は、アドレスバッファ101で発生される内
部アドレス信号の一部をデコードするデータ線デコーダ
103からのデコード出力によって制御される。
【0067】上記センスアンプ103は先のセンスアン
プ11と同様に、データの読み出し時に、一対の入力ノ
ードであるセンスノードDLとリファレンスノードRE
Fとの電位差を増幅してデータをセンスし、センスデー
タSAout を出力する。このセンスデータSAout は出力バ
ッファ105に供給される。
【0068】出力バッファ105には、データの出力端
子に付随している大きな負荷容量を駆動するために出力
段に素子サイズの大きな出力トランジスタが設けられて
おり、上記センスデータSAout を受けてそのデータに対
応したデータDoutを出力端子から出力する。
【0069】また、図示しないが、上記メモリコアMC
0〜MC3内にはそれぞれ、上記センスアンプ103で
データをセンスする際にリファレンスノードREFにリ
ファレンス電位を供給するためのダミービット線が設け
られている。このダミービット線は、データ読み出し時
に、非選択のメモリコア内でその共通データ線に接続さ
れる。
【0070】このような構成の半導体記憶装置におい
て、例えば、1つのメモリコアMC0内のメモリセルか
らデータの読み出しを行う場合、このメモリコアMC0
内のカラムゲート回路及びロウデコーダ回路によってメ
モリセルが選択され、この選択メモリセルに接続されて
いるビット線がカラムゲート回路を介して共通データ線
DL0に接続される。従って、上記選択メモリセルから
の読み出しデータが、メモリコアMC01のビット線及
びカラムゲート回路を介して共通データ線DL0に伝え
られる。
【0071】このとき、非選択のメモリコアMC1で
は、共通データ線DL1にダミービット線が接続され
る。従って、共通データ線DL1にはリファレンス電位
が伝えられる。
【0072】さらに、データ線スイッチ回路102は、
データ線デコーダ104からのデコード出力によって、
メモリコアMC0の共通データ線DL0をセンスアンプ
103のセンスノードDLに接続し、メモリコアMC1
の共通データ線DL1をリファレンスノードREFに接
続する。従って、この後、センスアンプ103はセンス
ノードDLとリファレンスノードREFとの間の電位差
を増幅してデータをセンスし、このセンスデータSAout
が出力バッファ105に供給されて、読み出しデータDo
utが出力端子から出力される。
【0073】また、図11(a)に示すように、メモリ
コアMC1内のメモリセルからデータの読み出しを行う
場合、データ線スイッチ回路102により、メモリコア
MC1の共通データ線DL1がセンスアンプ103のセ
ンスノードDLに接続され、メモリコアMC0の共通デ
ータ線DL0がリファレンスノードREFに接続され
る。同様に、メモリコアMC2内のメモリセルからデー
タの読み出しを行う場合、データ線スイッチ回路102
により、メモリコアMC2の共通データ線DL2がセン
スアンプ103のセンスノードDLに接続され、メモリ
コアMC3の共通データ線DL3がリファレンスノード
REFに接続される。同様に、メモリコアMC3内のメ
モリセルからデータの読み出しを行う場合、データ線ス
イッチ回路102により、メモリコアMC3の共通デー
タ線DL3がセンスアンプ103のセンスノードDLに
接続され、メモリコアMC2の共通データ線DL2がリ
ファレンスノードREFに接続される。
【0074】この実施の形態による半導体記憶装置の場
合も、データの読み出し時に、センスアンプ103のセ
ンスノードDLとリファレンスノードREFにはほぼ等
しい負荷容量がつくので、第1の実施の形態の場合と同
様にセンスアンプ103のセンスデータSAout が一時的
に反転することがなくなり、従来のようなアクセス時間
の延長を防止することができる。
【0075】しかも、上記両ノードにおける負荷容量の
値を同じにするために、非選択側のメモリコアを用いる
ようにしており、従来のようなダミー容量を付加するた
めの余分な回路を設ける必要がないので、集積化する際
のチップ面積の増加を避けることができる。
【0076】さらに上記第2の実施の形態の半導体記憶
装置では、センスアンプ103のセンスノードDLとリ
ファレンスノードREFとに接続されるメモリコアの共
通データ線が常に、隣接して配置されている2つのメモ
リコアの共通データ線となるので、大容量化に伴ってメ
モリコアの数が増加しても、共通データ線容量の対称性
を保持することができる。
【0077】図10は、図9の半導体記憶装置において
メモリコアの個数を4以上とした場合であり、これらの
メモリコアを符号MC0〜MCn-1 で示している。ま
た、この場合の選択メモリコアとセンスノードDL及び
リファレンスノードREFに接続されるデータ線との関
係を図11(b)に示す。
【0078】ここで、例えばメモリコアMC0内のメモ
リセルからデータの読み出しを行う場合、データ線スイ
ッチ回路102により、メモリコアMC0の共通データ
線DL0がセンスアンプ103のセンスノードDLに接
続される。他方、リファレンスノードREFにはメモリ
コアMC1の共通データ線DL1またはMCn-1 の共通
データ線DLn-1 が接続される。
【0079】すなわち、メモリコアMC0内のメモリセ
ルからデータの読み出しが行われる場合、リファレンス
ノードREFにはこのメモリコアMC0に隣接したメモ
リコアMC1の共通データ線DL1が接続されるかもし
くはチップ内でメモリコアMC0と対称の位置に設けら
れ、データ線スイッチ回路102との間の距離が等価な
メモリコアMCn-1 の共通データ線DLn-1 が接続され
るので、図9に示した実施の形態による半導体記憶装置
の場合と同様に、共通データ線容量の対称性を保持する
ことができる。
【0080】図12は、図9に示した半導体記憶装置お
けるデータ線スイッチ回路102の具体的な回路構成を
示している。この回路は8個のNチャネルのMOSトラ
ンジスタ111〜118で構成されている。
【0081】MOSトランジスタ111のソース、ドレ
イン間はセンスアンプ103のセンスノードDLとメモ
リコアMC0の共通データ線DL0との間に挿入されて
おり、そのゲートにはデータ線デコーダ104からのデ
コード出力B0が供給される。MOSトランジスタ11
2のソース、ドレイン間はセンスアンプ103のセンス
ノードDLとメモリコアMC1の共通データ線DL1と
の間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコー
ダ104からのデコード出力B1が供給される。MOS
トランジスタ113のソース、ドレイン間はセンスアン
プ103のリファレンスノードREFとメモリコアMC
0の共通データ線DL0との間に挿入されており、その
ゲートにはデータ線デコーダ104からのデコード出力
B1が供給される。MOSトランジスタ114のソー
ス、ドレイン間はセンスアンプ103のリファレンスノ
ードREFとメモリコアMC1の共通データ線DL1と
の間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコー
ダ104からのデコード出力B0が供給される。
【0082】MOSトランジスタ115のソース、ドレ
イン間はセンスアンプ103のセンスノードDLとメモ
リコアMC2の共通データ線DL2との間に挿入されて
おり、そのゲートにはデータ線デコーダ104からのデ
コード出力B2が供給される。MOSトランジスタ11
6のソース、ドレイン間はセンスアンプ103のセンス
ノードDLとメモリコアMC3の共通データ線DL3と
の間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコー
ダ104からのデコード出力B3が供給される。MOS
トランジスタ117のソース、ドレイン間はセンスアン
プ103のリファレンスノードREFとメモリコアMC
2の共通データ線DL2との間に挿入されており、その
ゲートにはデータ線デコーダ104からのデコード出力
B3が供給される。MOSトランジスタ118のソー
ス、ドレイン間はセンスアンプ103のリファレンスノ
ードREFとメモリコアMC3の共通データ線DL3と
の間に挿入されており、そのゲートにはデータ線デコー
ダ104からのデコード出力B2が供給される。
【0083】この場合、データ線デコーダ104のデコ
ード出力B0〜B3は、メモリコアMC0からデータが
読み出されるときはB0のみが“H”レベル、メモリコ
アMC1からデータが読み出されるときはB1のみが
“H”レベル、メモリコアMC2からデータが読み出さ
れるときはB2のみが“H”レベル、メモリコアMC3
からデータが読み出されるときはB3のみが“H”レベ
ルとなり、それ以外は全て“L”レベルとなるようなメ
モリブロックアドレス信号である。
【0084】そして、このようなメモリブロックアドレ
ス信号B0〜B3は、図13に示すような構成のデータ
線デコーダ104で発生される。図13(a)は、アド
レスバッファ101で発生される内部アドレス信号/B
A0と/BA1とから先の信号B0を出力する部分デコ
ーダの構成を示している。すなわち、この部分デコーダ
は、内部アドレス信号/BA0と/BA1が入力される
2入力のNANDゲート121と、このNANDゲート
121の出力を反転するインバータ122とから構成さ
れている。
【0085】先の信号B1を出力する部分デコーダは、
図13(b)に示すように、内部アドレス信号BA0と
/BA1が入力される2入力のNANDゲート123
と、このNANDゲート123の出力を反転するインバ
ータ124とから構成されている。
【0086】先の信号B2を出力する部分デコーダは、
図13(c)に示すように、内部アドレス信号/BA0
とBA1が入力される2入力のNANDゲート125
と、このNANDゲート125の出力を反転するインバ
ータ126とから構成されている。
【0087】先の信号B3を出力する部分デコーダは、
図13(d)に示すように、内部アドレス信号BA0と
BA1が入力される2入力のNANDゲート127と、
このNANDゲート127の出力を反転するインバータ
128とから構成されている。
【0088】図14(a)はメモリコアMC0内に設け
られるダミービット線DBL0に関係した回路を示して
いる。このダミービット線DBL0には、メモリコアM
C0のメモリセルアレイ内の各ビット線に接続されてい
るメモリセルと同数のダミーセル131のドレインが接
続されている。これらのダミーセル131はメモリコア
MC0内のメモリセルと同様の構成にされており、この
例ではNチャネルのMOSトランジスタが用いられてお
り、各ダミーセル131のソース及びゲートは接地電圧
のノードに接続されている。
【0089】また、上記ダミービット線DBL0と共通
データ線DL0との間にはダミービット線選択用のNチ
ャネルのMOSトランジスタ132のソース、ドレイン
間が挿入されており、このMOSトランジスタ132の
ゲートには先の信号B1が供給される。
【0090】図14(b)はメモリコアMC1内に設け
られるダミービット線DBL1に関係した回路を示して
いる。このダミービット線DBL1にも、メモリコアM
C1のメモリセルアレイ内の各ビット線に接続されてい
るメモリセルと同数のダミーセル131のドレインが接
続されている。さらに、上記ダミービット線DBL1と
共通データ線DL1との間にはダミービット線選択用の
NチャネルのMOSトランジスタ132のソース、ドレ
イン間が挿入されており、このMOSトランジスタ13
2のゲートには先の信号B0が供給される。
【0091】なお、図9中のメモリコアMC2、MC3
内に設けられるダミービット線DBL2、DBL3に関
係した回路は、図14(a)、(b)と同様に構成され
ており、MOSトランジスタ132のゲートに供給され
るメモリブロックアドレス信号が異なるだけであるの
で、その説明は省略する。
【0092】また、上記第2の実施の形態において、セ
ンスアンプ103は図3と同様に構成されており、バイ
アス回路は図5と同様に構成されており、さらに出力バ
ッファ105は図6と同様に構成されているのでこれら
の説明も省略する。
【0093】図15は上記第2の実施の形態による半導
体記憶装置で使用されるデータ線スイッチ回路102の
他の具体的な回路構成を示している。この回路は8個の
NチャネルのMOSトランジスタ141〜148と、そ
れぞれ6個の2入力のNORゲート149〜154及び
インバータ155〜160とで構成されている。
【0094】MOSトランジスタ141のソース、ドレ
イン間はセンスアンプ103のセンスノードDLと内部
ノードDL01との間に挿入されている。MOSトラン
ジスタ142のソース、ドレイン間はセンスアンプ10
3のリファレンスノードREFと内部ノードDL01と
の間に挿入されている。MOSトランジスタ143のソ
ース、ドレイン間はセンスアンプ103のセンスノード
DLと内部ノードDL23との間に挿入されている。M
OSトランジスタ144のソース、ドレイン間はセンス
アンプ103のリファレンスノードREFと内部ノード
DL01との間に挿入されている。
【0095】また、MOSトランジスタ145のソー
ス、ドレイン間は内部ノードDL01とメモリコアMC
0の共通データ線DL0との間に挿入されている。MO
Sトランジスタ146のソース、ドレイン間は内部ノー
ドDL01とメモリコアMC1の共通データ線DL1と
の間に挿入されている。MOSトランジスタ147のソ
ース、ドレイン間は内部ノードDL23とメモリコアM
C2の共通データ線DL2との間に挿入されている。M
OSトランジスタ148のソース、ドレイン間は内部ノ
ードDL23とメモリコアMC3の共通データ線DL3
との間に挿入されている。
【0096】NORゲート149には先のデータ線デコ
ーダ104からのデコード出力B2、B3が供給され、
このNORゲート149の出力はインバータ155を介
してMOSトランジスタ142、143の各ゲートに供
給される。NORゲート150には先のデータ線デコー
ダ104からのデコード出力B0、B1が供給され、こ
のNORゲート150の出力はインバータ156を介し
てMOSトランジスタ141、144の各ゲートに供給
される。NORゲート151には先のデータ線デコーダ
104からのデコード出力B0、B2が供給され、この
NORゲート151の出力はインバータ157を介して
MOSトランジスタ145のゲートに供給される。NO
Rゲート152には先のデータ線デコーダ104からの
デコード出力B1、B3が供給され、このNORゲート
152の出力はインバータ158を介してMOSトラン
ジスタ146のゲートに供給される。NORゲート15
3には先のデータ線デコーダ104からのデコード出力
B0、B2が供給され、このNORゲート153の出力
はインバータ159を介してMOSトランジスタ147
のゲートに供給される。NORゲート154には先のデ
ータ線デコーダ104からのデコード出力B1、B3が
供給され、このNORゲート154の出力はインバータ
160を介してMOSトランジスタ148のゲートに供
給される。
【0097】この場合にも、データ線デコーダ104の
デコード出力B0〜B3は、メモリコアMC0からデー
タが読み出されるときはB0のみが“H”レベル、メモ
リコアMC1からデータが読み出されるときはB1のみ
が“H”レベル、メモリコアMC2からデータが読み出
されるときはB2のみが“H”レベル、メモリコアMC
3からデータが読み出されるときはB3のみが“H”レ
ベルとなり、それ以外は全て“L”レベルとなるような
メモリブロックアドレス信号である。
【0098】このような構成のデータ線スイッチ回路1
02においても、先の図12に示したデータ線スイッチ
回路の場合と同様にして、メモリコアMC0〜MC3の
共通データ線DL0〜DL3をセンスアンプ103のセ
ンスノードDLとリファレンスノードREFとに接続す
る。
【0099】この図15のデータ線スイッチ回路102
では、スイッチ用のMOSトランジスタが二段のツリー
構造にされおり、これにより各共通データ線の長さを短
くすることができるので、さらにレイアウト面積を低減
させることができるという効果が得られる。
【0100】なお、上記実施の形態において、メモリコ
アがn個設けられている場合のデータ線スイッチ回路1
02やデータ線デコーダ104の詳細な構成については
特に説明しなかったが、これは図12または図15や図
13から容易に類推することができるので、その説明は
省略する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明よれば、集
積化する際にチップ面積をほとんど増加させることなし
に、ノイズによるセンスアンプの誤動作に基づくアクセ
ス時間の延長を防止することができる半導体記憶装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶
装置の全体の構成を示すブロック図。
【図2】図1におけるデータ線スイッチ回路の具体的な
回路構成を示す図。
【図3】図1におけるセンスアンプの具体的な回路構成
を示す図。
【図4】図1におけるダミービット線に関係した回路の
具体的な回路構成を示す図。
【図5】図3におけるバイアス回路の具体的な回路構成
を示す図。
【図6】図1における出力バッファの具体的な回路構成
を示す図。
【図7】図1のメモリセルアレイ内に設けられるメモリ
セルの構成を示す図。
【図8】図1のセンスアンプのセンスノードとリファレ
ンスノードとの間に設けられるイコライズ回路の構成を
示す図。
【図9】この発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶
装置の全体の構成を示すブロック図。
【図10】第2の実施の形態においてメモリコアの数を
nに拡張した場合の半導体記憶装置の全体の構成を示す
ブロック図。
【図11】図9及び図10の半導体記憶装置におけるメ
モリコアの選択状態とセンスアンプのセンスノードとリ
ファレンスノードに接続される共通データ線の関係をま
とめて示す図。
【図12】図9に示した半導体記憶装置おけるデータ線
スイッチ回路の具体的な回路構成を示す図。
【図13】図9に示した半導体記憶装置おけるデータ線
デコーダの部分デコーダの回路構成を示す図。
【図14】図9に示した半導体記憶装置おけるメモリコ
ア内に設けられるダミービット線に関係した回路を示す
図。
【図15】図9に示した半導体記憶装置おけるデータ線
スイッチ回路の他の具体的な回路構成を示す図。
【図16】一般的なセンスアンプの回路図。
【符号の説明】
1、2、MC0〜MC3…メモリコア、 3、4…メモリセルアレイ、 5、6…カラムゲート回路、 7、8…ロウデコーダ回路、 9…アドレスバッファ、 10、102…データ線スイッチ回路、 11、103…センスアンプ、 12、104…データ線デコーダ、 13、105…出力バッファ、 21〜24、31〜34、51〜54、67、74…P
チャネルのMOSトランジスタ、 35、37、38、39、42、55〜58、69、7
3、111〜118、132、141〜148…Nチャ
ネルのMOSトランジスタ、 36…バイアス回路、 41、131…ダミーセル、 61、63…NORゲート、 62、64、66、68、122、124、126、1
28、155〜160…インバータ、 65、121、123、125、127…2入力のNA
NDゲート、 71、72…メモリセル、 149〜154…2入力のNORゲート、 DL0、DL1、DL0〜DL3…共通データ線、 DL…センスアンプのセンスノード、 REF…センスアンプのリファレンスノード、 DBL、DBL0、DBL1…ダミービット線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納する複数個のメモリセルか
    らなるメモリセルアレイ、上記複数のメモリセルに接続
    される複数のワード線、上記複数のメモリセルに接続さ
    れる複数のビット線、上記複数のビット線を選択的にデ
    ータ線に接続するカラムゲート回路及び上記複数のワー
    ド線を選択的に駆動するロウデコーダ回路それぞれ有す
    る複数のメモリコアと、 一対の入力ノードを有し、この一対の入力ノード相互間
    の電位差を増幅してデータをセンスするセンス回路と、 データの読み出し時に、データの読み出しが行われるメ
    モリセルを含むメモリコアのデータ線を上記センス回路
    の一対の入力ノードの一方に接続し、データの読み出し
    が行われないメモリセルを含むメモリコアのデータ線を
    上記センス回路の一対の入力ノードの他方に接続するデ
    ータ線スイッチ回路とを具備したことを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のメモリコアは、さらに、複数
    個のダミーセルが接続されたダミービット線をそれぞれ
    有し、データの読み出し時に、データの読み出しが行わ
    れないメモリセルを含むメモリコアのダミービット線が
    前記センス回路の一対の入力ノードの他方に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 データを格納する複数個のメモリセルか
    らなるメモリセルアレイ、上記複数のメモリセルに接続
    される複数のワード線、上記複数のメモリセルに接続さ
    れる複数のビット線、上記複数のビット線を選択的にデ
    ータ線に接続するカラムゲート回路及び上記複数のワー
    ド線を選択的に駆動するロウデコーダ回路それぞれ有す
    る4個以上のメモリコアと、 一対の入力ノードを有し、この一対の入力ノード相互間
    の電位差を増幅してデータをセンスするセンス回路と、 データの読み出し時に、データの読み出しが行われるメ
    モリセルを含むメモリコアのデータ線を上記センス回路
    の一対の入力ノードの一方に接続し、データの読み出し
    が行われないメモリセルを含むメモリコアのうち所定の
    メモリコアのデータ線を上記センス回路の一対の入力ノ
    ードの他方に接続するデータ線スイッチ回路とを具備し
    たことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリコアは、さらに、複数
    個のダミーセルが接続されたダミービット線をそれぞれ
    有し、データの読み出し時に、データの読み出しが行わ
    れないメモリセルを含むメモリコアのうち前記データの
    読み出しが行われるメモリセルを含むメモリコアに隣接
    して配置されたメモリコアのダミービット線が前記セン
    ス回路の一対の入力ノードの他方に接続されることを特
    徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 データの読み出し時に、前記データ線ス
    イッチ回路によって前記各データ線が前記センス回路の
    一対の入力ノードの一方及び他方にそれぞれ接続される
    前に、前記センス回路の一対の入力ノード相互間を短絡
    する手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1ま
    たは3に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記センス回路は、 第1の電流入力端子及び第1の電流出力端子を有する第
    1のカレントミラー回路と、 第2の電流入力端子及び第2の電流出力端子を有する第
    2のカレントミラー回路と、 上記第1の電流入力端子と前記センス回路の一対の入力
    ノードの一方との間に電流通路が挿入され、ゲートにバ
    イアス回路で発生されるバイアス電圧が供給される第1
    のMOSトランジスタと、 上記第2の電流入力端子と前記センス回路の一対の入力
    ノードの他方との間に電流通路が挿入され、ゲートに上
    記バイアス電圧が供給される第2のMOSトランジスタ
    と、 第3の電流入力端子及び第3の電流出力端子を有し、第
    3の電流入力端子が上記第2の電流出力端子に接続さ
    れ、第3の電流出力端子が上記第1の電流出力端子に接
    続された第3のカレントミラー回路とを有して構成さ
    れ、 上記第1の電流出力端子と上記第3の電流出力端子との
    接続ノードからセンスデータを出力するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1または3に記載の半導
    体記憶装置。
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