JP2000086935A - 塗料組成物 - Google Patents
塗料組成物Info
- Publication number
- JP2000086935A JP2000086935A JP10276446A JP27644698A JP2000086935A JP 2000086935 A JP2000086935 A JP 2000086935A JP 10276446 A JP10276446 A JP 10276446A JP 27644698 A JP27644698 A JP 27644698A JP 2000086935 A JP2000086935 A JP 2000086935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- weight
- shell
- group
- coating composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
に優れ、かつ多孔質基材及び上塗り塗料双方との密着性
にも優れる水性塗料組成物を提供する。 【解決手段】 コア成分が、アクリル酸のエポキシ基含
有アルキルエステル(A)及び/又は多価エポキシ化合
物(B)5〜50重量%のビニル共重合体からなり、シ
ェル成分が、カルボキシル基含有重合性不飽和単量体
(D)2〜50重量%のビニル共重合体からなるコア/
シェル型水性エマルション(E)と、水溶性珪酸塩
(F)とを、固形分重量比で、(E):(F)=10:
1〜1:10の配合割合で含む。
Description
関し、より詳しくは、珪酸カルシウム板やALC板など
の多孔質板の表面処理剤として、又は下塗り剤として特
に優れる水性塗料組成物に関する。
ブルボード、石膏スラグパーライト、木片セメント板、
プレキャストコンクリート板などの窯業系サイディング
基材や、モルタル、コンクリート基材等の無機質系多孔
質基材は、耐久性向上及び美観のために通常表面塗装が
施される。
布すると基材への付着性が不良となるので、基材に下塗
り塗装を施す。従って、この目的に用いられるプライマ
ーには、耐水性、耐候性、使用時までの保存安定性等に
優れることはもちろん、基材及び上塗り塗料双方との密
着性が良好であることが必要である。このような目的の
プライマーとして、従来より、水溶性珪酸塩と合成樹脂
とを含む水性樹脂組成物が知られている。
には、式M2 O・xSiO2 (Mはアルカリ金属、xは
2.0〜4.5の値)で表される水溶性珪酸塩と、アク
リル系合成樹脂エマルション及び/又は水溶液とを含む
組成物が記載されており、アクリル樹脂としては、アク
リル酸エステル共重合体、スチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体等が記載されている。
は、アクリルエマルション樹脂と式Li2 O・nSiO
2 (nは3〜8の値)で示される珪酸リチウムとを含む
組成物が記載されている。同号公報の実施例によれば、
アクリル樹脂として、メチルメタクリレート/ブチルア
クリレート共重合体が用いられている。
カルボキシル基及びアルコキシシリル基を有するビニル
共重合体のエマルション(A)と珪酸リチウム(B)と
を、固形分重量比で(A):(B)=40:60〜9
0:10の割合で含む組成物が記載されている。
は、いずれも使用時までの保存安定性が悪く、多孔質基
材との密着性が不十分であるという問題があった。
は、上記従来技術の問題点を解決し、耐水性、耐候性、
使用時までの保存安定性等に優れ、かつ多孔質基材及び
上塗り塗料双方との密着性にも優れる水性塗料組成物を
提供することにある。
た結果、一般式(I)で示される重合性不飽和単量体及
び/又は多価エポキシ化合物とその他の重合性不飽和単
量体との共重合体をコア成分に含有し、カルボキシル基
含有不飽和単量体とその他の重合性不飽和単量体との共
重合体をシェル成分に含有するコア/シェル型水性エマ
ルションを用いることによって、上記目的を達成できる
ことを見出だし、本発明を完成するに至った。
(I): CH2 =C(R1 )COOR2 (I) (一般式(I)において、R1 は水素原子又はメチル基
を表し、R2 はエポキシ基又はエポキシ基等価体を有す
る置換アルキル基を表す。)で示される重合性不飽和単
量体(A)及び/又は分子中に少なくとも2個のエポキ
シ基を有する多価エポキシ化合物(B)5〜50重量%
と、前記重合性不飽和単量体(A)及び/又は多価エポ
キシ化合物(B)と共重合可能なその他の重合性不飽和
単量体(C)95〜50重量%との共重合体からなり、 シェル成分が、カルボキシル基を有する重合性不飽和単
量体(D)2〜50重量%と、前記カルボキシル基含有
不飽和単量体(D)と共重合可能なその他の重合性不飽
和単量体(C)98〜50重量%との共重合体からなる
コア/シェル型水性エマルション(E)と、 一般式(II): M2 O・xSiO2 (II) (一般式(II)において、Mは周期律表第IA族に属す
るアルカリ金属を表し、xは2.0〜7.5の値を表
す。)で表される水溶性珪酸塩(F)とを、 固形分重量比で、(E):(F)=10:1〜1:10
の配合割合で含む、水性塗料組成物である。
般式(I)におけるR2 が下記エポキシ基又はエポキシ
基等価体含有アルキル基(1),(2) 及び(3):
し、Xはハロゲン原子を表す。)から選ばれるものであ
ることが好ましい。
(1) のような、シェル成分の共重合体中のカルボキシル
基と、エポキシ基と同様に反応して架橋構造を形成し得
る基を意味する。
ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノー
ルAジβメチルグリシジルエーテル、ビスフェノールF
ジグリシジルエーテル及びビスフェノールFジβ−メチ
ルグリシジルエーテルから選ばれることが好ましい。
(メタ)アクリル酸エステル、スチレン又はスチレン誘
導体、(メタ)アクリロニトリル、アミド結合含有ビニ
ルモノマー、ヒドロキシル基含有ビニルモノマー及びシ
リル基含有ビニルモノマーからなる群から選ばれる少な
くとも1種のモノマーを含むことが好ましい。
エマルション(E)は、例えば、シェル成分を構成すべ
き共重合体を重合した後、このシェル成分を高分子分散
剤として使用して、コア成分を構成すべき共重合体の各
モノマーを水中に乳化分散させ、ラジカル重合開始剤に
より乳化重合することにより合成される。
エマルション(E)のコア/シェル重量比は、コア:シ
ェル=9:1〜1:9であることが好ましい。
エマルション(E)のコア成分を構成する共重合体のT
gが−40℃〜100℃であり、シェル成分を構成する
共重合体のTgが−40℃〜100℃であることが好ま
しい。以下、本発明について詳しく説明する。
て説明する。重合性不飽和単量体(A)は、次の一般式
(I)で示される。 CH2 =C(R1 )COOR2 (I) 一般式(I)において、R1 は水素原子又はメチル基を
表し、R2 はエポキシ基又はエポキシ基等価体を有する
置換アルキル基を表す。R2 が表すエポキシ基又はエポ
キシ基等価体含有アルキル基としては、特に限定されな
いが、例えば、次の(1),(2) 及び(3) が挙げられる。
Xはフッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子を表す。
体的に、グリシジルメタクリレート、グリシジルタクリ
レート、β−メチルグリシジルメタクリレート、(3,4-
エポキシシクロヘキシル)メチルメタクリレート、3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等が入
手容易なものとして挙げられる。
エポキシ基等価体は、シェル成分の共重合体中のカルボ
キシル基と反応して架橋構造を形成し得る。
なくとも2個のエポキシ基を有する化合物であり、例え
ば、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAジβ−メチルグリシジルエーテル、ビスフェノ
ールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールFジβ−
メチルグリシジルエーテル、ブロム化ビスフェノールA
ジグリシジルエーテル、テトラヒドロキシフェニルメタ
ンテトラグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシ
ジルエーテル、ノボラックジグリシジルエーテル、ポリ
アルキレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリ
ントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールグリ
シジルエーテル等のグリシジルエーテル類; フタル酸
ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステル等のジ
グリシジルエステル類; テトラグリシジルジアミノジ
フェニルメタン、トリグリシジルイソシアヌレート等の
多価グリシジルアミン類; エポキシ化ポリブタジエ
ン、エポキシ化大豆等の脂肪族エポキシ樹脂等が挙げら
れる。
ジルエーテル、ビスフェノールAジβ−メチルグリシジ
ルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、
ビスフェノールFジβ−メチルグリシジルエーテル等
が、入手容易であり好ましい。
後の残存エポキシ基は、シェル成分の共重合体中のカル
ボキシル基と反応して架橋構造を形成し得る。
多価エポキシ化合物(B)と共重合可能なその他の重合
性不飽和単量体(C)は、(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレン又はスチレン誘導体、(メタ)アクリロニ
トリル、アミド結合含有ビニルモノマー、ヒドロキシル
基含有ビニルモノマー及びシリル基含有ビニルモノマー
からなる群から選ばれる少なくとも1種のモノマーを含
むことが好ましい。
しては、アルキル基の炭素数が1〜12、好ましくは1
〜8の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが挙げられ
る。より具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イ
ソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)ア
クリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル等が挙げられる。これら
のうち、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等が入手容易で
ある点、他のビニル系モノマーとの共重合性が良好であ
る点から好ましい。また、これらのうちの1種を用いて
も良いし、2種以上を併用してもよい。
チレン、α−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレ
ン、ビニルトルエン、モノクロルスチレン等が挙げられ
る。これらのうち、スチレン、α−メチルスチレン等が
入手容易である点、他のビニル系モノマーとの共重合性
が良好である点から好ましい。
例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、α−エチ
ルアクリルアミド; N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−メチルア
クリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ドなどのN−置換(メタ)アクリルアミド; メチレン
ビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミドな
どのN−置換(メタ)アクリルアミド2量体;N−ビニ
ルピロリドン等が挙げられる。これらのうち、アクリル
アミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリル
アミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド等が入手容
易である点、これらアミド結合含有ビニルモノマー以外
のビニル系モノマーとの共重合性が良好である点から好
ましい。
は、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。シリル基含有ビニルモノマーとしては、例えば、ジ
ビニルジメトキシシラン、ジビニルジ−β−メトキシエ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
ス−β−メトキシエトキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アク
リロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)ア
クリロキシプロピルメチルジエトキシシラン等が挙げら
れる。これらのうち、γ−(メタ)アクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリエトキシシラン等が入手容易である点、アルコ
キシシラン基の安定性の点から好ましい。
て、必要に応じて上記の他に、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、ブタジエンなどを、本発明の目的を損なわない範囲
の量で用いることもできる。
合体は、前記重合性不飽和単量体(A)及び/又は前記
多価エポキシ化合物(B)5〜50重量%と、前記重合
性不飽和単量体(C)95〜50重量%とからなる。単
量体(A)及び/又は多価エポキシ化合物(B)が5重
量%未満であると、この共重合体中におけるエポキシ基
の数が少なく、塗膜の焼付け時のシェル成分の共重合体
中のカルボキシル基との架橋構造が少なく、密着性が発
現しにくい。一方、(A)及び/又は(B)が50重量
%を超えると、コア/シェル型エマルションの合成時の
乳化安定性及びエマルション保存時の保存安定性が悪化
する。シェル成分の共重合体中のカルボキシル基の数を
も考慮して、(A)及び/又は(B)は5〜20重量%
であることが好ましい。
いて説明する。カルボキシル基を有する重合性不飽和単
量体(D)例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、
マレイン酸の半エステル化物、フマル酸、フマル酸の半
エステル化物、イタコン酸、イタコン酸の半エステル化
物、クロトン酸、ケイ皮酸等のα,β−不飽和カルボン
酸; さらには、カルボキシエチル(メタ)アクリレー
トやカルボキシプロピル(メタ)アクリレートなどのカ
ルボキシアルキル(メタ)アクリレート; フタル酸モ
ノヒドロキシエチルアクリレートやコハク酸モノヒドロ
キシエチルアクリレートなどのジカルボン酸とモノヒド
ロキシアルキルアクリレートとのエステル等が挙げられ
る。これらのうち、アクリル酸、メタクリル酸等が入手
容易である点、他のビニル系モノマーとの共重合性が良
好である点から好ましい。
重合可能なその他の重合性不飽和単量体(C)として
は、前述した単量体(C)と同様のものを用いることが
できる。
重合体は、前記カルボキシル基含有単量体(D)2〜5
0重量%と、前記重合性不飽和単量体(C)98〜50
重量%とからなる。単量体(D)が2重量%未満である
と、この共重合体中におけるカルボキシル基の数が少な
く、コア/シェル型エマルションの合成時の乳化安定性
及びエマルション保存時の保存安定性が悪化する。ま
た、塗膜焼付け時のコア成分の共重合体中のエポキシ基
との架橋構造が少なく、密着性が発現しにくい。また、
水溶性珪酸塩と配合した場合にゲル化を起こしやすい。
一方、単量体(D)が50重量%を超えると、塗膜の親
水性が大きくなり、耐水性が悪化する。コア成分の共重
合体中のエポキシ基の数をも考慮して、単量体(D)は
5〜30重量%であることが好ましい。
ション(E)は、例えば次のようにして合成することが
できる。例えば、シェル成分を構成すべき共重合体を重
合した後、このシェル成分を高分子分散剤として使用し
て、コア成分を構成すべき共重合体の各モノマーを水中
に乳化分散させ、ラジカル重合開始剤により乳化重合す
ることにより合成される。
重合体の各モノマー、すなわち少なくとも1種の(D)
2〜50重量%と少なくとも1種の(C)98〜50重
量%とを、例えばイソプロピルアルコール等の適当な有
機溶媒中で、ラジカル重合開始剤存在下、40〜90℃
程度で攪拌し、重合する。重合後、例えばアンモニア水
等を加えモノマー(D)由来のカルボキシル基を中和し
つつ、常圧又は減圧下で加熱し有機溶媒を除去し、シェ
ル成分の水性共重合体を得る。
して使用して、コア成分を構成すべき共重合体の各モノ
マー、すなわち少なくとも1種の(A)及び/又は少な
くとも1種の(B)5〜50重量%と少なくとも1種の
(C)95〜50重量%とを水中に乳化分散させ、ラジ
カル重合開始剤存在下、40〜90℃程度で攪拌し、乳
化重合する。
を用いることができ、例えば、アゾビスイソブチロニト
リル、過酸化ベンゾイル、過硫酸アンモニウム等を用い
ることができる。ラジカル重合開始剤の使用量も、適宜
選択すればよい。このような反応によって、シェル成分
のカルボキシル基とコア成分のエポキシ基との架橋が起
こり、コア/シェル型構造が形成される。
(E)の合成においては、コア/シェル重量比が、コ
ア:シェル=9:1〜1:9の範囲であることが好まし
い。コア成分がこの範囲よりも多くなると、乳化安定性
を保つことが難しくなる。一方、コア成分がこの範囲よ
りも少なくなると、乳化安定性は十分であるが、カルボ
キシル基が相対的に多くなるため、耐水性、耐薬品性が
低下しやすい。コア/シェル重量比が、コア:シェル=
8:2〜2:8の範囲であることがより好ましい。
型水性エマルション(E)のコア成分を構成する共重合
体のガラス転移温度Tgが−40℃〜100℃であり、
シェル成分を構成する共重合体のガラス転移温度Tgが
−40℃〜100℃であることが、塗膜の造膜性及び温
冷繰り返し時の密着性の点から好ましい。
トボルスキ (Tobolsky) の計算式により算出される値で
ある。この式による計算値は、実測値とほぼ一致する値
である。
・・・・・+Wn /Tgn (式中、Tgは共重合体のガラス転移温度(K)、Tg
1 、Tg2 、・・・、Tgn はそれぞれ単量体1、2、
・・・、nのホモポリマーのガラス転移温度(K)、W
1 、W2 、・・・、Wn はそれぞれ単量体1、2、・・
・、nの重量分率を示す。)
(E)の粒子径は、エマルション(E)と水溶性珪酸塩
(F)の使用時までの混合安定性と、塗布後の皮膜状態
の相溶性との兼ね合いから、0.01〜1μm程度が適
切であり、0.03〜0.8μmが好ましい。
表し、xは2.0〜7.5の値を表す。)で表される水
溶性珪酸塩(F)について説明する。
Mとしては、Li、Na、Kが好ましい。また、水溶性
珪酸塩(F)におけるxは2.0〜7.5の値である。
xが2.0未満であると得られる塗料組成物の耐水性が
劣り、一方、xが7.5を超えると得られる塗料組成物
の基材への密着性が劣る。好ましいxの値は2.0〜
4.5である。
(F)は完全な水溶液形態であることが好ましい。コロ
イド状のものなどは、基材への浸透性や密着性が劣る。
また、水溶性珪酸塩(F)の2種以上を併用することも
可能である。
性エマルション(E)と水溶性珪酸塩(F)とを、固形
分重量比で、(E):(F)=10:1〜1:10の配
合割合で含む。エマルション(E)の配合量がこの範囲
よりも大きいと、上塗り塗料との密着性は良くなるが、
無機質基材との密着性が悪くなる。一方、エマルション
(E)の配合量がこの範囲よりも小さいと、無機質基材
との密着性は良くなるが、上塗り塗料との密着性が悪く
なる。より適切な配合割合は、エマルション(E)のコ
ア/シェル成分やその比によっても異なるが、(E):
(F)=1:5〜5:1であり、より好ましい配合割合
は、(E):(F)=1:5〜1:1である。
性エマルション(E)と水溶性珪酸塩(F)とを混合す
ることによって得られる。この混合の際に、メチルセル
ソルブ、カルビトール、トリエチレングリコール、テキ
サノール等の造膜助剤を用いてもよい。また、塗料組成
物には、必要に応じて、消泡剤、増粘剤、凍結安定剤、
湿潤剤、顔料、水溶性樹脂、浸透助剤などの公知の添加
剤を配合しても良い。
ル型水性エマルション(E)と水溶性珪酸塩(F)との
相溶性が高いので、使用時までの保存安定性に非常に優
れる。また、基材への塗布時や皮膜形成状態のいずれに
おいても塗料組成物の均質状態を保つことができる。ま
た、例えば塗膜の焼付け処理によって、コア成分共重合
体中のエポキシ基とシェル成分共重合体中のカルボキシ
ル基とが架橋構造を形成し、密着性が高められる。その
結果、基材との密着性が非常に良好であり、かつ上塗り
塗料との密着性も良好である。本発明の塗料組成物は、
特にプライマーとしての使用に適している。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 [製造例1] シェル成分共重合体(高分子分散剤)の合成 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、窒素導入管及び温度
計を備えた2リットルの反応容器にイソプロピルアルコ
ール(以下「IPA」と略する)220重量部を入れ、
撹拌しながらアゾビスイソブチロニトリル(以下「AI
BN」と略する)2.6重量部を加えて溶解し、80℃
に加温した。共重合成分として、メチルメタクリレート
(以下「MMA」と略す)137.5重量部、n- ブチ
ルアクリレート(以下「BA」と略す)75.0重量
部、アクリル酸(以下「AA」と略す)25.0重量部
及びブレンマーPE200(日本油脂製)12.5重量
部を混合し、この共重合成分混合物を滴下ロートを用い
て約3時間かけて反応容器に滴下した。滴下終了後、追
加触媒としてAIBN 1.0重量部をIPA 25重
量部に溶解して、反応容器に滴下し、さらに2時間反応
を保持した。重合終了後、撹拌を続けながら、25%ア
ンモニア水23.6重量部を反応容器に加え、脱イオン
水875重量部を約1時間かけて反応容器に滴下して水
性化した。水性化後、ロータリーエバポレーターを用い
てIPAを蒸発させ、目的のシェル成分(高分子分散
剤) を得た。このシェル成分の固形分濃度28.5重量
%、Tg(計算値)35℃であった。
とした以外は、製造例1と同様にして、シェル成分共重
合体(高分子分散剤)の合成を行った。
子分散剤210.8重量部(固形分重量:60.1重量
部)を溶解し、それにスチレン(以下「ST」と略す)
28.8重量部、2-エチルヘキシルアクリレート(以下
「EHA」と略す)7.2重量部、エピコート828
(油化シェルエポキシ製)24.0重量部及びt-ドデシ
ルメルカプタン(以下「TDM」と略す)0.6重量部
を入れて、ホモジナイザーでプレエマルション化した。
器、滴下ロート、窒素導入管及び温度計を備えた2リッ
トルの反応容器に入れて、60℃まで加熱した。反応容
器が60℃になった時点で、脱イオン水14重量部にハ
ーブチルH69(日本油脂製)0.34重量部を溶解し
た水溶液と脱イオン水3.5重量部にレドールC(住友
精化製)0.34重量部を溶解した水溶液を滴下し、重
合を開始した。1.5時間重合後、さらに後添触媒とし
て、脱イオン水6重量部にハーブチルH690.14重
量部を溶解した水溶液と脱イオン水1.5重量部にレド
ールC 0.14重量部を溶解した水溶液を滴下し、さ
らに1.5時間熟成を行った。この水系エマルション
は、固形分濃度29重量%、pH8.5、30℃でのB
型粘度計による粘度11.0cpであった。
(x=4、濃度30重量%)384重量部を混合し、脱
イオン水454.8重量部で希釈して、目的の水系コー
ティング組成物を得た。この水系コーティング組成物
は、固形分濃度15重量%、pH11、30℃でのB型
粘度計による粘度3cpであった。得られた水系コーテ
ィング組成物について、次のようにして、保存安定性試
験及び密着性試験を行った。
物を密閉容器に入れ、この密閉容器を50℃の熱風乾燥
機中で7日間放置した。放置後の組成物の状態を目視に
より評価した。 ○:変化なし △:やや増粘 ×:グリッツ発生
カルシウム板を切削加工して、10cm間隔に幅1c
m、深さ4mmの溝を形成した。この珪酸カルシウム板
基材を100℃で8分間予熱後、水系コーティング組成
物をスプレーにて80g/m2 (wet量)塗布し、4
0秒放置後、この上にアレスアクアグロス(関西ペイン
ト製水性アクリル壁用塗料)の20%水希釈物を110
g/m2 (wet量)塗布し、100℃で4分間乾燥さ
せた。得られた塗材を室温で24時間放置後、JIS
A 5422に規定された塗膜の密着性試験を行い、塗
膜剥離率(%)を求め、密着性を評価した。また、60
℃温水に24時間浸漬後の密着性試験も行った。
して表2に示す各製造例のものを用い、表2に示すコア
成分モノマー組成とした以外は、実施例1と同様の操作
により、コア/シェル型水性エマルションの合成を行っ
た。次に、実施例1と同様の操作により、各水系エマル
ションと、珪酸Na(x=4、濃度30重量%)又は珪
酸Li(x=4.5、濃度22.2重量%:実施例6)
とを、表2に示すエマルション:珪酸塩重量比となるよ
うに配合し、それぞれ目的の水系コーティング組成物を
得た。得られた各水系コーティング組成物について、実
施例1と同様の保存安定性試験及び密着性試験を行っ
た。
ェル成分共重合体として表3に示す各製造例のものを用
い、表3に示すコア成分モノマー組成とした以外は、実
施例1と同様の操作により、コア/シェル型水性エマル
ションの合成を行った。次に、実施例1と同様の操作に
より、各水系エマルションと、珪酸Na(x=4、濃度
30重量%)とを、表3に示すエマルション:珪酸塩重
量比となるように配合し、それぞれ水系コーティング組
成物を得た。得られた各水系コーティング組成物につい
て、実施例1と同様の保存安定性試験及び密着性試験を
行った。
ェル型水性エマルション単独のものについて、実施例1
と同様の保存安定性試験及び密着性試験を行った。
独のものについて、実施例1と同様の保存安定性試験及
び密着性試験を行った。
オン水35.0重量部にエマルゲン935(花王製)
3.15重量部を加えて撹拌溶解した。さらにST 2
8.2重量部、EHA 7.2重量部、エピコート82
8 24.0重量部及びTDM 0.6重量部を入れ
て、ホモジナイザーでプレエマルション化した。
入管及び温度計を備えた2リットルの反応容器に脱イオ
ン水51.3重量部を入れ、撹拌しながら60℃に加熱
した。反応容器が60℃になった時点で、脱イオン水1
2.3重量部にハーブチルH69 0.21重量部を溶
解した水溶液と脱イオン水12.3重量部にレゾールC
0.21重量部を溶解した水溶液と上記プレエマルシ
ョンとを滴下ロートより3時間かけて滴下し、重合を行
った。滴下終了後さらに3時間熟成を行い、冷却後、2
5%アンモニア水でpH8.5になるまで中和し、これ
をコア成分とした。このコア成分は固形分濃度35重量
%、pH8.5であった。
窒素導入管及び温度計を備えた2リットルの反応容器に
コア成分171.4重量部、脱イオン水104.19重
量部を加えて60℃に加熱した。反応容器が60℃にな
った時点で、脱イオン水32.2重量部にハーブチルH
69 0.46重量部を溶解した水溶液と、脱イオン水
32.2重量部にレゾールC 0.46重量部を溶解し
た水溶液と、MMA33.0重量部、BA 18.0重
量部、AA 3.0重量部及びブレンマーPE200
1.5重量部の混合物とを滴下ロートをより2時間かけ
て反応容器に滴下し、重合を行った。滴下終了後、さら
に3時間熟成を行い、冷却後、25%アンモニア水でp
H8.5になるまで中和し、水系エマルションを得た。
この水系エマルションは固形分濃度29重量%、pH
8.5、30℃でのB型粘度計による粘度9cpであっ
た。
系エマルションと、珪酸Na(x=4、濃度30重量
%)とを、エマルション:珪酸塩重量比が2:8となる
ように配合した。珪酸Naの配合によりゲル化が起こっ
た。
成後に、アクリル酸を添加したため、重合速度が遅いア
クリル酸がシェル部に完全に共重合されずに、水相中で
かなりのポリアクリル酸が生成し、目的のコア/シェル
型構造にはなっていなかったとものと考えられる。その
水相中のポリアクリル酸のために、珪酸Naの配合によ
りエマルションが不安定化し、ゲル化したものと考えら
れる。
略号は、次の通りである。 EP828:エピコート828 GMA:グリシジルメタクリレート M−GMA:メチルグリシジルメタクリレート CYM:(3,4-エポキシシクロヘキシル)メチルメタク
リレート CHPMA:3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート 以上の実施例1〜21及び比較例1〜7の評価結果を、
表4に示す。
性に優れ、また珪酸カルシウム板基材の平面部及び切削
加工部(溝部)のいずれにおいても実用上十分な密着性
が得られた。特に、実施例1〜15は、好ましい実施例
であり、より良好な結果が得られた。
切削加工部の密着性がやや劣った。実施例20では、コ
ア成分がシェル成分に比べて多すぎ、安定なコア/シェ
ル型エマルションが得られなかった。比較例2、3、
4、5、6では、密着性が劣った。比較例1、7では、
珪酸塩の配合時にゲル化が起こり、評価できなかった。
に構成されているので、コア/シェル型水性エマルショ
ン(E)と水溶性珪酸塩(F)との相溶性が高いので、
使用時までの保存安定性に非常に優れる。また、両者の
相溶性が良いために、基材への塗布時や皮膜形成状態の
いずれにおいても塗料組成物の均質状態を保つことがで
きる。また、例えば塗膜の焼付け処理によって、コア成
分共重合体中のエポキシ基とシェル成分共重合体中のカ
ルボキシル基とが架橋構造を形成し、密着性が高められ
る。その結果、基材との密着性が非常に良好であり、か
つ上塗り塗料との密着性も良好である。従って、本発明
の水性塗料組成物は、多孔質板の表面処理剤として、又
はプライマーとして特に有用である。
Claims (7)
- 【請求項1】 コア成分が、一般式(I): CH2 =C(R1 )COOR2 (I) (一般式(I)において、R1 は水素原子又はメチル基
を表し、R2 はエポキシ基又はエポキシ基等価体を有す
る置換アルキル基を表す。)で示される重合性不飽和単
量体(A)及び/又は分子中に少なくとも2個のエポキ
シ基を有する多価エポキシ化合物(B)5〜50重量%
と、前記重合性不飽和単量体(A)及び/又は多価エポ
キシ化合物(B)と共重合可能なその他の重合性不飽和
単量体(C)95〜50重量%との共重合体からなり、 シェル成分が、カルボキシル基を有する重合性不飽和単
量体(D)2〜50重量%と、前記カルボキシル基含有
不飽和単量体(D)と共重合可能なその他の重合性不飽
和単量体(C)98〜50重量%との共重合体からなる
コア/シェル型水性エマルション(E)と、 一般式(II): M2 O・xSiO2 (II) (一般式(II)において、Mは周期律表第IA族に属す
るアルカリ金属を表し、xは2.0〜7.5の値を表
す。)で表される水溶性珪酸塩(F)とを、 固形分重量比で、(E):(F)=10:1〜1:10
の配合割合で含む、水性塗料組成物。 - 【請求項2】 前記重合性不飽和単量体(A)は、前記
一般式(I)におけるR2 が下記エポキシ基又はエポキ
シ基等価体含有アルキル基(1),(2) 及び(3): 【化1】 (この式において、R3 は水素原子又はメチル基を表
し、Xはハロゲン原子を表す。)から選ばれるものであ
る、請求項1に記載の塗料組成物。 - 【請求項3】 前記多価エポキシ化合物(B)は、ビス
フェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノールA
ジβ−メチルグリシジルエーテル、ビスフェノールFジ
グリシジルエーテル及びビスフェノールFジβメチルグ
リシジルエーテルから選ばれる、請求項1又は2に記載
の塗料組成物。 - 【請求項4】 前記重合性不飽和単量体(C)が、(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレン又はスチレン誘導
体、(メタ)アクリロニトリル、アミド結合含有ビニル
モノマー、ヒドロキシル基含有ビニルモノマー及びシリ
ル基含有ビニルモノマーからなる群から選ばれる少なく
とも1種のモノマーを含む、請求項1〜3のうちのいず
れか1項に記載の塗料組成物。 - 【請求項5】 前記コア/シェル型水性エマルション
(E)が、シェル成分を構成すべき共重合体を重合した
後、このシェル成分を高分子分散剤として使用して、コ
ア成分を構成すべき共重合体の各モノマーを水中に乳化
分散させ、ラジカル重合開始剤により乳化重合すること
により合成されたコア/シェル型水性エマルションであ
る、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の塗料組
成物。 - 【請求項6】 前記コア/シェル型水性エマルション
(E)のコア/シェル重量比が、コア:シェル=9:1
〜1:9である、請求項1〜5のうちのいずれか1項に
記載の塗料組成物。 - 【請求項7】 前記コア/シェル型水性エマルション
(E)のコア成分を構成する共重合体のTgが−40℃
〜100℃であり、シェル成分を構成する共重合体のT
gが−40℃〜100℃である、請求項1〜6のうちの
いずれか1項に記載の塗料組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27644698A JP4129087B2 (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 塗料組成物 |
EP19990910761 EP0989162A4 (en) | 1998-03-31 | 1999-03-30 | THERMOPLASTIC RESIN COMPOSITION, WATER-BASED COMPOSITION, SELF-ADHESIVE, THERMOSENSITIVE ADHESIVE AND THERMOSENSITIVE SHEET |
PCT/JP1999/001613 WO1999050356A1 (fr) | 1998-03-31 | 1999-03-30 | Composition de resine thermoplastique, composition a base d'eau, adhesif auto-adhesif, thermosensible et feuille thermosensible |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27644698A JP4129087B2 (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 塗料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000086935A true JP2000086935A (ja) | 2000-03-28 |
JP4129087B2 JP4129087B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=17569552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27644698A Expired - Lifetime JP4129087B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-09-10 | 塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4129087B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001139870A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-05-22 | Shinto Fine Co Ltd | 被覆用組成物 |
JP2004115678A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Sk Kaken Co Ltd | 水性下塗材組成物 |
JP2005125315A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-05-19 | Sk Kaken Co Ltd | 断熱性塗膜の形成方法 |
JP2009215491A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Aica Kogyo Co Ltd | 表面強化用組成物及びその表面強化方法 |
JP2010159408A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-07-22 | Sk Kaken Co Ltd | 水性被覆材 |
JP2010168893A (ja) * | 2008-12-27 | 2010-08-05 | Bekku Kk | 断熱構造体 |
JP2010188327A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sk Kaken Co Ltd | 塗装方法 |
JP2010207654A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Nippon Paint Co Ltd | 複層塗膜形成方法 |
JP2010240643A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Sk Kaken Co Ltd | 塗装方法 |
JP2011046920A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-03-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | シーリング材用水系プライマー組成物、シーリング材組成物とシーリング材用水系プライマー組成物とのセット、およびこれを用いるシーリング材 |
JP2012021106A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Kansai Paint Co Ltd | 水性2液型クリヤ塗料組成物 |
JP2015193853A (ja) * | 2009-06-08 | 2015-11-05 | 三菱レイヨン株式会社 | 水性被覆材および塗装物 |
JP2017057338A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社日本触媒 | 塗料用樹脂エマルション |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP27644698A patent/JP4129087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001139870A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-05-22 | Shinto Fine Co Ltd | 被覆用組成物 |
JP2004115678A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Sk Kaken Co Ltd | 水性下塗材組成物 |
JP4656896B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2011-03-23 | エスケー化研株式会社 | 断熱性塗膜の形成方法 |
JP2005125315A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-05-19 | Sk Kaken Co Ltd | 断熱性塗膜の形成方法 |
JP2009215491A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Aica Kogyo Co Ltd | 表面強化用組成物及びその表面強化方法 |
JP2010159408A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-07-22 | Sk Kaken Co Ltd | 水性被覆材 |
JP2010168893A (ja) * | 2008-12-27 | 2010-08-05 | Bekku Kk | 断熱構造体 |
JP2010188327A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sk Kaken Co Ltd | 塗装方法 |
JP2010207654A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Nippon Paint Co Ltd | 複層塗膜形成方法 |
JP2010240643A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Sk Kaken Co Ltd | 塗装方法 |
JP2015193853A (ja) * | 2009-06-08 | 2015-11-05 | 三菱レイヨン株式会社 | 水性被覆材および塗装物 |
JP2011046920A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-03-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | シーリング材用水系プライマー組成物、シーリング材組成物とシーリング材用水系プライマー組成物とのセット、およびこれを用いるシーリング材 |
JP2012021106A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Kansai Paint Co Ltd | 水性2液型クリヤ塗料組成物 |
JP2017057338A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社日本触媒 | 塗料用樹脂エマルション |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4129087B2 (ja) | 2008-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4129087B2 (ja) | 塗料組成物 | |
JP2006117812A (ja) | 無機板用水分散性樹脂組成物 | |
JP2003327854A (ja) | 水性硬化性樹脂組成物 | |
JPH07278463A (ja) | 水性下地調整材とそれを用いた建築物外壁仕上方法 | |
JPH11199825A (ja) | 水性シーラー組成物 | |
JP2004277536A (ja) | 加熱乾燥用塗料組成物 | |
JPS6254351B2 (ja) | ||
JP3736674B2 (ja) | 無機系多孔質基材用水性下塗塗料組成物 | |
JP2002012729A (ja) | 水溶性樹脂組成物 | |
JP2001311037A (ja) | 水性塗料組成物 | |
JP4160308B2 (ja) | 水性塗料用樹脂組成物及びこれを含む水性塗料組成物 | |
JP3294576B2 (ja) | 水分散型塗料組成物 | |
JP2003105254A (ja) | 水性シーラー組成物 | |
JP3550217B2 (ja) | シーラー用樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP4482789B2 (ja) | 水性被覆組成物 | |
JPH09143424A (ja) | 水性塗料用硬化性樹脂組成物 | |
JPH1129746A (ja) | 塗料組成物 | |
JP4514258B2 (ja) | シリコン含有水性コーティング剤組成物 | |
JP2000230141A (ja) | チッピング塗料用水性樹脂組成物 | |
JP4466298B2 (ja) | 水性樹脂組成物及びこれを用いた塗料 | |
JP4463971B2 (ja) | 硬化型水性樹脂組成物 | |
JPH11343377A (ja) | 水性樹脂組成物 | |
JPH0657782B2 (ja) | シーラー用水性樹脂分散体の製造方法 | |
JP2004010645A (ja) | 耐水性カチオン性微粒子樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP2001114969A (ja) | カチオン性マイクロエマルション組成物およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |