JP2000086186A - 高所作業車の旋回フレームの構造 - Google Patents
高所作業車の旋回フレームの構造Info
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Abstract
ケーブル等のホース類が伸縮ブームの起伏に捻れ等の力
を受けることがなく、しかも整備された構造により外観
が向上した高所作業車の旋回フレームの構造を提供す
る。 【解決手段】伸縮ブーム取付用ブラケット15を左右の
立板17により構成する。 該左右の立板17を旋回体
2のベース部6に設ける。伸縮ブーム4に取付けるホー
ス類13を、伸縮ブーム4の基端部の後部より、左右の
立板17間に通して前方へ引き回す。
Description
装置を介して旋回体を設置し、該旋回体上に伸縮ブーム
を起伏自在に取付け、該伸縮ブームの先端に作業台を取
付けてなる高所作業車に係わり、特に油圧ホースおよび
ケーブル(以下これらをホース類と称することがあ
る。)の引き回しを行う旋回フレームの構造に関する。
ムに添って油圧ホースおよびケーブルが設けられる。こ
れらの油圧ホースおよびケーブルは、作業台の水平保持
用油圧シリンダや作業台旋回用油圧モータに作動油を供
給するための油圧ホースや、作業台上で作業員が操作盤
により走行、旋回、ブーム伸縮、起伏、エンジン始動そ
の他の遠隔操作を行うためのパイロット油圧ホースやケ
ーブルである。このような油圧ホースおよびケーブル
は、従来は伸縮ブームの根本部から、旋回フレームの後
部に搭載されたカウンタウエイト上を経て旋回フレーム
の前方もしくは側方に搭載されたコントロールバルブや
パイロットバルブあるいは制御盤に接続している。他の
構造としては、前記油圧ホースおよびケーブルを伸縮ブ
ームをピン付けするブラケットの側方の開口部からブラ
ケット内を経て前記コントロールバルブやパイロットバ
ルブあるいは制御盤などに接続する構造がある。
ホース類を伸縮ブーム基端部から後方のカウンタウエイ
ト上を経て引き回す構造においては、伸縮ブームを起立
させた時に、伸縮ブームの基端部から後方に弛ませた部
分が、伸縮ブームの起立によって屈曲して後方へ突出す
ることにより旋回体の旋回半径より後方に突出し、この
ことが旋回作業を阻害するという問題点がある。
通した構造においては、伸縮ブームの起伏に伴い、油圧
ホースおよびケーブルが捻られ、これらの損傷させるお
それがある。
鑑み、伸縮ブームに添って引き回す油圧ホースおよびケ
ーブル等のホース類が伸縮ブームの起伏に捻れ等の力を
受けることがなく、しかも整備された構造により外観が
向上した高所作業車の旋回フレームの構造を提供するこ
とを目的とする。
旋回フレームの構造は、走行体上に、旋回装置を介して
旋回体を設置し、該旋回体上に伸縮ブームを起伏自在に
取付け、該伸縮ブームの先端に作業台を取付けてなる高
所作業車において、前記伸縮ブーム取付用ブラケットを
左右の立板により構成し、該左右の立板を前記旋回体の
ベース部に設け、前記伸縮ブームに取付けるホース類
を、伸縮ブームの基端部の後部より、前記左右の立板間
に通して前方へ引き回したことを特徴とする。
端部の後部からブラケットの左右の立板間に通すことに
より、伸縮ブームの起伏動作に伴ってホース類が捻れる
ことがない。また、ホース類がブラケット内に収まり、
旋回体からホース類が外部に突出することもなくなる。
また、ホース類をブラケット内に通すことにより、整然
とした印象を与え、外観が向上する。
造は、請求項1において、前記左右の立板の前後に補強
板を固着して設け、該前後の補強板にホース類を通す開
口部を設けたことを特徴とする。
を設けることにより、ブラケットの強度が向上する。
造は、請求項1または2のいずれかにおいて、前記左右
の立板間に、油圧ホースおよびケーブルを支持するガイ
ド板を設けたことを特徴とする。
とにより、伸縮ブームが起立した状態におけるホース類
の落ち込みが防止され、ホース類を屈曲させることがな
い。
の構造を適用した高所作業車の一実施の形態を示す側面
図である。図1において、1はクローラ式走行体であ
り、該走行体1はホイール式に構成される場合もある。
2は該走行体1上に旋回装置3を介して設置された旋回
体、4は該旋回体2上にブームフートピン5を中心とし
てブームシリンダ6により俯仰自在に取付けられた伸縮
ブームである。伸縮ブーム4の先端にはブラケット4a
が固定され、該ブラケット4aに、ピン7を中心として
作業台8の取付ブラケット9が上下方向に揺動自在に取
付けられる。該ブラケット4a、9間には水平保持用油
圧シリンダ10が取付けられ、該油圧シリンダ10が前
記ブームシリンダ6と連動することにより、作業台8が
常時水平となる。ブラケット9と作業台8との間には、
作業台8を所定角度の範囲で旋回させる旋回装置11が
設けられる。12は作業台8上に搭載された操作盤であ
る。
面図、図3は旋回体の部分断面平面図である。操作盤1
2は、伸縮ブーム4の伸縮、起伏、旋回装置3の旋回動
作、走行体1の左右の走行モータの作動等を遠隔操作に
より制御するための操作レバーを備えた操作装置を有す
る。また、走行体1の走行速度切換えスイッチ、作業台
の旋回装置11を作動させることにより、作業台8の水
平方向の首振りを行わせるスイッチ、走行時などにおい
て、旋回体2上に設置した警報装置から警報を発するた
めのホーンスイッチ、高所作業車の全アクチュエータの
非常停止を行う非常停止スイッチ、さらにエンジン始動
スイッチ等を含む。このような操作装置や、旋回装置1
1の旋回モータおよび水平保持用油圧シリンダ10にパ
イロット油や作動油を供給するための油圧ホース、およ
び前記スイッチ類に接続するためのケーブルからなるホ
ース類13は、伸縮ブーム4の上面に伸縮自在に張られ
たチェーン状のホース類支持具14により、伸縮ブーム
4に添えて取付けられる。
ン5により取付けるブラケットであり、該ブラケット1
5は、図2に示すように、平板状をなす旋回フレームの
ベース部16に溶接により固着して設けた左右の立板1
7、17を有する。このように、旋回フレームのベース
部16を平板によって構成することにより、旋回体2の
総高を低くし、小型化、安定化に益し、さらに構造の単
純化によりコストダウンが図れるという利点がある。
補強板19、20を溶接することによりほぼボックス状
に形成して補強する。また、ブラケット15の後面の上
部と、前面の下部に、ホース類13を通すため、これら
の補強板19、20を欠除させた開口部21、22を設
ける。前記伸縮ブーム4の基端部から出たホース類13
は、ブラケット15の後部の開口部21、左右の立板1
7、17間、ブラケット15の前部の開口部22を通し
て前方へ引き回し、旋回フレーム上を通して、コントロ
ールバルブやパイロットバルブ等のバルブ装置23や制
御盤(図示せず)に接続する。
1の近傍には、伸縮ブーム4の起伏に伴うホース類13
の滑らかな摺動動作を行わせるため、先端を弧状に曲成
しかつ前方が低くなるように傾斜させて取付けた滑動体
24を有する。なおこの滑動体にはローラを用いてもよ
い。また、立板17、17間には、図2の2点鎖線に示
すように、伸縮ブーム4を起立させた時にホース類13
がブラケット15内に入る方向に動いた際に、ホース類
13がブラケット15内に落ち込むことを防止するため
のガイド板25を、前方が下がるように傾斜させて設け
ている。
4の基端部の後部からブラケット15の左右の立板1
7、17間に通すことにより、伸縮ブームの起伏動作に
伴ってホース類が捻れることがない。また、伸縮ブーム
4を起立させたときには、ホース類13がブラケット1
5内に入るように動くため、旋回体のカウンタウエイト
26の後部からホース類が後方に突出することもなくな
り、旋回半径の小径化を阻害することはない。また、ホ
ース類13がブラケット15内に収まり、整然とした印
象を与え、外観が向上する。
ラケットを左右の立板により構成し、該左右の立板を前
記旋回装置のベース部に一体に設け、前記伸縮ブームに
取付ける油圧ホースおよびケーブルを、伸縮ブームの基
端部の後部より、前記左右の立板間より前方に通したの
で、伸縮ブームの起伏動作に伴ってホース類が捻れるこ
とがない。また、ホース類がブラケット内に収まり、旋
回体からホース類が外部に突出することもなくなり保守
作業等の邪魔となることがなく、かつ、ホース類をブラ
ケット内に通すことにより、整然とした印象を与え、外
観が向上する。
記左右の立板の前後に補強板を固着して設け、該前後の
補強板に油圧ホースおよびケーブルを通す開口部を設け
たので、ブラケットの強度が向上する。
油圧ホースおよびケーブルを支持するガイド板を設けた
ので、伸縮ブームが起立した状態におけるホース類の落
ち込みが防止され、ホース類を屈曲させることがない。
所作業車の一実施の形態を示す側面図である。
である。
ム、5:ブームフートピン、6:ブームシリンダ、7:
ピン、8:作業台、9:ブラケット、10:水平保持用
油圧シリンダ、11:旋回装置、12:操作盤、13:
ホース類、14:ホース類支持具、15:ブラケット、
16:ベース部、17:立板、19、20:補強板、2
1、22:開口部、23:バルブ装置、25:ガイド板
、26:カウンタウエイト
Claims (3)
- 【請求項1】走行体上に、旋回装置を介して旋回体を設
置し、該旋回体上に伸縮ブームを起伏自在に取付け、該
伸縮ブームの先端に作業台を取付けてなる高所作業車に
おいて、 前記伸縮ブーム取付用ブラケットを左右の立板により構
成し、 該左右の立板を前記旋回体のベース部上に設け、 前記伸縮ブームに取付けるホース類を、伸縮ブームの基
端部の後部より、前記左右の立板間に通して前方へ引き
回したことを特徴とする高所作業車の旋回フレームの構
造。 - 【請求項2】請求項1において、 前記左右の立板の前後に補強板を固着して設け、該前後
の補強板に油圧ホースおよびケーブルを通す開口部を設
けたことを特徴とする高所作業車の旋回フレームの構
造。 - 【請求項3】請求項1または2のいずれかにおいて、 前記左右の立板間に、ホース類を支持するガイド板を設
けたことを特徴とする高所作業車の旋回フレームの構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25889998A JP3359869B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 高所作業車の旋回フレームの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP25889998A JP3359869B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 高所作業車の旋回フレームの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000086186A true JP2000086186A (ja) | 2000-03-28 |
JP3359869B2 JP3359869B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17326589
Family Applications (1)
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JP25889998A Expired - Fee Related JP3359869B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 高所作業車の旋回フレームの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3359869B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024419A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tadano Ltd | ブーム付き作業機における伸縮ブーム |
KR20190000085A (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-02 | 권과람 | 플랫폼 수평유지장치 |
KR20210036667A (ko) * | 2019-09-26 | 2021-04-05 | 주식회사 지톤그룹 | 고소작업차용 커버 및 이를 포함하는 고소작업차 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25889998A patent/JP3359869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008024419A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tadano Ltd | ブーム付き作業機における伸縮ブーム |
KR20190000085A (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-02 | 권과람 | 플랫폼 수평유지장치 |
KR101998642B1 (ko) | 2017-06-22 | 2019-07-10 | 권과람 | 플랫폼 수평유지장치 |
KR20210036667A (ko) * | 2019-09-26 | 2021-04-05 | 주식회사 지톤그룹 | 고소작업차용 커버 및 이를 포함하는 고소작업차 |
KR102242386B1 (ko) | 2019-09-26 | 2021-04-20 | 주식회사 지톤그룹 | 고소작업차용 커버 및 이를 포함하는 고소작업차 |
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