JP2000085917A - 電動式移動棚装置 - Google Patents

電動式移動棚装置

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JP2000085917A
JP2000085917A JP10257759A JP25775998A JP2000085917A JP 2000085917 A JP2000085917 A JP 2000085917A JP 10257759 A JP10257759 A JP 10257759A JP 25775998 A JP25775998 A JP 25775998A JP 2000085917 A JP2000085917 A JP 2000085917A
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Kunio Miyazaki
邦雄 宮崎
Masanobu Fujimoto
正信 藤本
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Kongo Co Ltd
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Kongo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス要員等が遠隔地から移動棚の制
御状況を把握することを可能にし、現地に出向かなくて
もトラブルその他の不具合を迅速に解消することができ
る電動式移動棚装置を得る。 【解決手段】 電動力によって移動可能な棚32を複数
並べ、指令信号の入力により各棚の移動を制御して任意
の棚間に物品の出し入れ作業に必要な空間を形成させる
制御部を有する電動式移動棚装置3において、制御部に
よる移動棚の制御状況を電話回線を通じて遠隔地より把
握することができるモニタリング装置5、6を装備し
た。電動式移動棚装置3側にもモニタリング装置を設け
るとよい。制御状況にはトラブルデータも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動力によって移
動可能な棚を複数並べてなる電動式移動棚装置に関する
もので、その制御状況、特に電動式移動棚にトラブルが
発生したときこれを遠隔地のモニタリング装置で把握す
ることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】書籍、その他の物品を収納して移動する
ことができる移動棚は、これを複数個収束、離散可能に
配置し、物品を出し入れしようとする移動棚の前面にの
み作業空間を形成するようにすることにより、限られた
空間を物品収納空間として効率よく利用することができ
る利点がある。移動棚の移動方式の一つとして、モータ
を駆動源とする電動方式がある。移動棚では、物品を出
し入れしようとする棚の前面に出し入れに必要な空間を
形成する必要がある。電動方式の移動棚装置では、形成
しようとする空間位置を指定するようになっていて、空
間位置が指定されると、指定された位置とそのときの各
移動棚の位置との関係から、移動させる必要のある棚と
その移動の向きとを割り出し、割り出した結果に従って
各棚の移動を制御している。
【0003】移動棚はそれ自体の重量が重く、これに書
籍、その他の物品を収納して移動するものであるから、
一旦移動し始めると大きな運動エネルギーを保有するこ
とになり、移動棚間に作業者が挟まれると危険なため、
電動式移動棚装置には各種の安全装置が組み込まれてい
る。例えば、指定された位置に作業空間が形成される
と、リセット操作が行われるまでインターロックがかか
り別の位置に作業空間を形成することはできないように
して、無闇やたらに新たな作業空間を形成することはで
きないようになっている。また、作業空間に作業者が入
って作業をしているとき、作業空間を狭める向きに棚が
移動してきた場合は、棚の物品出し入れ面(間口面)に
水平方向に設置された安全バースイッチを作業者が押
し、または安全バースイッチに作業者の体の一部が触れ
ることにより、その場で移動棚が停止するようになって
いる。上記安全バースイッチは、作業空間に異物が落下
している場合にも有効である。上記安全バースイッチが
動作して移動棚がその場で停止した場合は、緊急操作ス
イッチの操作によって移動棚を逆向きに移動させ、棚間
の作業者や異物を排除した後リセットして通常の動作モ
ードに戻すことになる。そのほかの安全対策として、指
令に基づき移動している途中に別の位置に作業空間を形
成すべき旨の指令が重ねて発せられると、棚の移動をそ
の場で停止させるようにした二重指令停止機能もある。
【0004】また、特定の状況下ではアラームを発する
ようになっている。例えば、棚の移動中はチャイムなど
を鳴らすものがある。棚間に作業者や異物が挟み込ま
れ、上記安全バースイッチの動作によって棚の移動が停
止したときは、移動棚を逆向きに移動させるために所定
の緊急操作をするが、緊急操作をしている間は、ベルや
ブザーなどを鳴らすようにしたものがある。あるいは二
重指令の場合にもベルやブザーなどを鳴らすようにした
ものがある。これら音響的なアラームに代え、または音
響的なアラームとともにランプの点灯、ディスプレイへ
の表示など視覚的アラームが用いられることもある。そ
のほか、モータの過熱、その他各種トラブルの発生時
に、音響的、視覚的アラームを発するようになってい
る。
【0005】上記のように、電動式移動棚装置は各種の
複雑な機能を有しているため、ユーザー側でこの複雑な
機能を全て使いこなすことができないことが多い。例え
ば、安全バースイッチの作動によって移動棚が緊急停止
した場合にどのように操作すればよいのか、また、何ら
かのアラームが発せられた場合にどのように対処すれば
よいのかわからないなど、もともとトラブルではないに
もかかわらず、通常の動作に戻ることができない場合が
ある。もちろん、何らかのトラブルによって通常の動作
に戻ることができない場合もある。このような場合、従
来の移動棚においては、ユーザーからの呼び出しによっ
てメンテナンス要員が電話でアドバイスをし、必要なら
メンテナンス要員がユーザーの元へ出かけていってしか
るべく対処していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ユーザーからの呼び出
しによりメンテナンス要員がユーザーの元へ出かけてい
って点検してみると、僅かなアドバイスだけでユーザー
が対処することができる場合が多く、ごく些細なトラブ
ルにもかかわらず多大な時間と費用をかけていることが
多かった。ユーザー側で移動棚の動作状態を的確に把握
し、これを電話などでメンテナンス要員に的確に伝達で
きれば、メンテナンス要員は的確な指示を出すことがで
き、ユーザーは指示に従って対処することによりトラブ
ルを解消することができる。しかし、ユーザーに移動棚
の動作状態を的確に把握することを期待するのは無理で
ある。仮にユーザーが移動棚の動作状態を的確に把握し
てこれをメンテナンス要員に伝達したとしても、メンテ
ナンス要員は、より詳細な動作状態を把握する必要があ
る場合もあり、その場合はメンテナンス要員が現地へ出
かけていって点検するほかはなかった。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、メンテナンス要員等が遠隔地か
ら移動棚の制御状況を把握することを可能にして、メン
テナンス要員等が現地に出向かなくてもトラブルその他
の不具合を迅速に解消することができ、また、必要に応
じて遠隔地から制御信号を送信することができる電動式
移動棚装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、電動力によって移動可能
な棚を複数並べ、指令信号の入力により各棚の移動を制
御して任意の棚間に物品の出し入れ作業に必要な空間を
形成させる制御部を有してなる電動式移動棚装置におい
て、上記制御部による移動棚の制御状況を電話回線を通
じて遠隔地より把握することができるモニタリング装置
を装備したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明のように、上記電話回
線は、無線電話回線としてもよい。請求項3記載の発明
のように、棚側には、その制御状況データを電話回線を
通じて送り出す送信手段と、その移動棚の制御状況を把
握するモニタリング装置を付加するとよい。請求項4記
載の発明のように、送信手段から送り出されるデータに
は移動棚の異常な動作を示すトラブルデータも含むよう
にし、モニタリング装置によって移動棚のトラブルを把
握することができるようにするとよい。請求項5記載の
発明のように、モニタリング装置とともに、電話回線を
通じて遠隔地より移動棚の制御信号を送信することがで
きる端末装置を設けてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる電動式移動棚装置
の実施の形態について説明する前に、本発明にかかる電
動式移動棚装置の概略を図10、図11によって説明す
る。図10に示すように、電動式移動棚装置3が設置さ
れたユーザー側のアダプタ2と、電動式移動棚装置のメ
ーカーあるいはディーラー等に設置されている端末装置
1との間が電話回線でつながれ、各種データが双方向に
交換できるようになっている。電動式移動棚装置3自体
は周知のもので、電動力によって移動可能な棚を複数並
べ、指令信号の入力により各棚の移動を制御して任意の
棚間に物品の出し入れ作業に必要な空間を形成させる機
能を有してなる。通信コントローラ4は、その電動式移
動棚装置3に関する一般的なデータ、トラブルデータ、
故障履歴データその他の各種データを蓄積しており、こ
れらのデータは上記の電話回線を通じて遠隔地の端末装
置1に転送されるようになっている。端末装置1側は、
データ処理部5、モニタ6を有し、転送された上記各種
データをモニタ6に表示することができ、メンテナンス
要員等はこの表示を見ながら通信コントローラ4による
移動棚3の制御状況を把握することができる。そして、
ユーザー側の電話8と端末装置1側の電話7との間で音
声で会話することができ、ユーザー側からはトラブルそ
の他の動作状況をメンテナンス要員等に伝え、メンテナ
ンス要員等はそれに対する対処法を伝えることができ
る。あるいは、メンテナンス要員等は、動作状況を分析
してトラブルの発生を予測し、トラブルが発生する前に
適宜の処理を行うことをユーザーに伝えることもでき
る。
【0011】図11は、図10に示す概念図をより具体
的に示したハード構成図である。端末装置1側は、デー
タ処理部としてのパーソナルコンピータ(以下「パソコ
ン」という)5と、パソコン5につながれたプリンタ9
と、電話回線にデータ信号を載せるためのモデム10と
を有する。パソコン5は図10に示すモニタ6を含んで
いる。これらパソコン5、モニタ6、プリンタ9を含む
部分はモニタリング装置を構成している。図11に示す
例では、ユーザー側は電動式移動棚装置3を複数ブロッ
ク有していて、それぞれのブロックごとに制御してそれ
ぞれのブロックごとに所望の棚と棚との間に作業用の空
間を形成することができるようになっている。各電動式
移動棚装置ブロックごとに専用通信モジュール15を有
し、各専用通信モジュール15は通信ネットワークによ
って通信コントローラ4に接続されている。通信コント
ローラ4に蓄積される前記各種データ信号はモデム11
を介して電話回線に載せられ、端末装置1側に転送され
る。専用通信モジュール15、通信コントローラ4、モ
デム11によってユーザー側のアダプタ2を構成してい
る。
【0012】次に、図1〜図9を参照しながら本発明に
かかる電動式移動棚装置の実施の形態について説明す
る。図1はこの実施の形態の全体的な構想を示すもの
で、移動棚制御系30と、テレメンテサービス系40
と、ネットワーク系50とに大別することができる。移
動棚制御系30は、電動力によって移動可能に並べられ
た複数の電動式移動棚32と、固定の棚31とからなる
電動式移動棚装置3を有してなる。電動式移動棚装置3
は任意の棚間に作業用空間を形成するための指令信号、
その他各種の指令信号を入力することにより、制御部の
制御によって指令に応じた動作を行う。図1に示す実施
の形態では、フォークリフト35を使って棚に物品を出
し入れするようになっていて、フォークリフト35上か
ら無線操作ターミナル36を操作することにより、上記
各種指令信号を無線で送信するようになっている。
【0013】上記テレメンテサービス系40は、図1
0、図11について説明した遠隔地からのモニタリング
装置を含む部分であって、この例では、電話回線として
無線電話回線が用いられ、データユニット41、無線電
話機42、無線電話中継局43、パソコン5、モニタ6
を含んでいる。移動棚制御系30から前述の各種蓄積デ
ータがデータユニット41に転送され、これらのデータ
はさらにPHS(パーソナル・ハンディフォン・システ
ム)電話機またはデジタル携帯電話機など、デジタルデ
ータを送信可能な無線電話機42から送信され、中継局
43と、一般電話回線とを介してパソコン5に転送され
るようになっている。パソコン5とモニタ6は前述のモ
ニタリング装置を構成している。
【0014】前記フォークリフト35には無線LAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)の端末37が搭載
されている。端末37は前記ネットワーク系50内の端
末プロセッサ51との間でデータを送受信することがで
きる。ネットワーク系50は、上記端末プロセッサとし
てのパソコン51と、この端末プロセッサ51に電話回
線を介して接続された中央管理センタのパソコン52と
を有してなる。ネットワーク系50の一部を構成するパ
ソコン51と、移動棚制御系30は倉庫20内に設けら
れている。ネットワーク系50は、主として倉庫20内
の在庫管理等に用いられる。
【0015】移動棚制御系30とテレメンテサービス系
40との間の構成をより具体化したものを図2に示す。
ただし、図2の例では電話回線は有線になっている。図
2において、移動棚制御系30は、複数の移動棚31、
32、33、……を並べてなる電動式移動棚装置3が複
数のブロックにわたって配置されている。各電動式移動
棚装置3を構成する複数の移動棚31、32、33、…
…のうちの一つの棚31は他の棚を代表していて、この
棚31には主制御基板21が設けられている。ここで
は、上記棚31を主棚といい、他の棚32、33、……
を分散棚という。各移動棚31、32、33、……に
は、電動式移動棚としての動作を制御するための回路基
板からなる制御モジュールが設けられている。上記の各
移動棚装置3の各主棚31には通信用の回路基板からな
る通信モジュール15が設けられ、各通信モジュール1
5は通信ネットワークを構成している。この通信ネット
ワークは、図10、図11で説明したユーザー側のアダ
プタ2内の通信コントローラ4につながっていて、この
通信コントローラ4には、各電動式移動棚装置3の一般
データ、制御データ、トラブルデータ等の各種のデータ
が集められ蓄積される。蓄積されたデータは、モデム1
1、電話回線を介してメーカ等の端末装置1に転送され
るようになっている。このように、上記アダプタ2は各
電動式移動棚装置3の制御データを電話回線を通じて送
り出す送信手段として機能する。メーカ等の端末装置1
は、図11について説明したように、パソコン5、モニ
タ6、プリンタ9を含むモニタリング装置を構成してい
る。また、端末装置1側とユーザーのアダプタ2側には
それぞれ電話機7、8を備えている。上記主棚31は電
動式移動棚であってもよいし、図1に示す例のように固
定の棚であってもよい。
【0016】電動式移動棚を構成する各棚の制御系統の
より具体的な構成例を図3に示す。上記主棚31には主
制御盤21と分散制御盤25が設けられ、各分散棚3
2、……には分散制御盤25が設けられている。主制御
盤21は、CPUあるいはマイクロプロセッサ等を有し
てなる主制御部24を中心として、これに液晶ディスプ
レイ等からなるモニタ14、一種のインターフェースで
あるCNVモジュール15が接続されている。さらに、
主制御部24には、設備電源から漏電ブレーカ、電源ス
イッチ接点を介して交流電源が供給され、また、この交
流電源は主制御部24の制御でオン・オフするパワー・
リレー接点を介して各分散制御盤25に供給されるよう
になっている。主制御盤21にはまた、通路スイッチ、
停止センサ、進入センサ、安全バースイッチ等の各種セ
ンサ類からの信号が入力され、さらに、照明灯、作動
灯、リセットスイッチ、電源スイッチ等が接続されてい
る。上記各分散制御盤25は、CPUあるいはマイクロ
プロセッサ等を有してなる制御モジュール22を中心と
して、これに通路スイッチ、停止センサ、進入センサ、
安全バースイッチ等の各種センサ類からの信号が入力さ
れ、さらに、照明灯、モータ、緊急停止スイッチ等が接
続されている。各分散制御盤25の制御モジュール22
は、前記CNVモジュール15を介して上記主制御部2
4と接続されている。
【0017】図4は、前記テレメンテサービス系40の
例を示す。図4において、前述の主棚31は、前述のよ
うに主制御部24とモニタ14を有するとともに、これ
ら主制御部24とモニタ14をつなぐアダプタ18を有
する。主制御部24とモニタ14は、その棚装置のモニ
タリング装置を構成していて、アダプタ18を介して主
制御部24から出力される様々なデータをモニタ14に
表示し、モニタ14の表示を見ることによってその棚の
制御状況を把握することができるようになっている。上
記アダプタ18はまた、主制御部24から出力される様
々なデータを、データユニット41、PHSまたはデジ
タル携帯電話等の無線電話機42を介して送信すること
ができるようになっている。上記データユニット41、
無線電話機42は、移動棚装置の制御状況データを電話
回線を通じて送り出す送信手段を構成している。
【0018】この送信手段から送信された制御状況デー
タは、中継局43、電話網、モデム10を介して端末装
置としてのパソコン5に入力され、パソコン5に付属す
るモニタ6により、移動棚装置に対し遠隔地において移
動棚装置の制御状況データを表示するようになってお
り、メンテナンス要員等はこのモニタ6の表示を見るこ
とによって移動棚装置の制御状況を把握することができ
るようになっている。上記送信手段から送り出される制
御状況データには移動棚装置の異常な動作を示すトラブ
ルデータが含まれ、上記パソコン5を含むモニタリング
装置によって移動棚のトラブルを把握することができ
る。メンテナンス要員等は移動棚装置にトラブルが発生
しているときは、双方向通信によって、あるいは適宜の
電話回線を通じてユーザーに対してトラブル解消のため
の的確な指示を行うことができる。双方向通信機能があ
る場合は、端末装置としてのパソコン5側から電話回線
を通じて遠隔地より移動棚の制御信号を送信することが
できるようにしてもよい。
【0019】次に、以上説明した実施の形態の機能ない
しは動作について説明する。上記実施の形態の動作モー
ドには、トラブル発生時において図5〜図7に示すよう
な動作モードがある。図5は、自動通報モードであるモ
ード1を示す。図6は、データ収集モードであるモード
2を示す。図7はデータ書換モードであるモード3を示
す。図5〜図7において、Mターミナルとは、メーカー
あるいはディーラー側の端末装置1のこと、Uアダプタ
とは、前記ユーザー側のアダプタ2のこと、AEXシス
テムとは、電動式移動棚装置3の制御システムのことで
ある。
【0020】まず、図5に示すモード1について説明す
る。電動式移動棚装置3は所定の指令信号に基づいて移
動、停止する。このときの運転モード、作動モード等の
状態を示す作動ステータス信号はアダプタ2に送られて
電動式移動棚装置3の動作状態が監視される。この作動
ステータス信号に異常なデータが含まれている場合は、
これを移動棚のトラブルを示すトラプルデータとして検
知し、その時点の電動式移動棚装置3の内部データをア
ダプタ2の主制御盤21に一時蓄積する。上記異常なデ
ータとは、安全バースイッチが動作したとき発せられる
信号、二重指令時に発せられる信号、トルク異常信号、
作業空間形成指令信号が発せられてから所定幅の作業空
間が形成されるまでに一定以上の時間が経過してしまっ
た場合に発せられるタイマ異常信号などが含まれる。ア
ダプタ2は電話回線を通じて遠隔地の端末装置1に接続
され、上記蓄積データは端末装置1のパソコン5に転送
され、回線は切断される。端末装置1に転送されたデー
タはモニタ6に表示され、メンテナンス要員等による電
動式移動棚装置3の制御状況の解析検討に供される。そ
の結果、復旧方法が判明すると、双方向通信機能によ
り、あるいは別の電話回線を介しての連絡により、ユー
ザーに復旧方法の指示等の対応が行われる。ユーザー側
では、この指示に従って操作すれば、トラブルを解消す
ることができる。
【0021】図6に示すモード2では、端末装置1側か
らの要求で回線を接続し、電動式移動棚装置3に向かっ
てデータを要求する。アダプタ2はこの要求によって電
動式移動棚装置3から内部データをさらに出力させ、こ
れを収集し一時蓄積して端末装置1に向かって転送す
る。端末装置1は上記データを受信すると回線を切断
し、受信したデータをモニタに表示させる。メンテナン
ス要員等はこのモニタ表示を解析して、メンテナンスの
要否を検討し、メンテナンスの必要があればその方法を
検討する。メンテナンスの必要性があり、その方法がわ
かったら、双方向通信機能により、あるいは別の電話回
線を介してユーザーと連絡を取りながらメンテナンスを
支援する。
【0022】図7に示すモード3では、モニタリングの
対象となっている電動式移動棚装置3に関して設定デー
タを変更する必要がある場合に、電動式移動棚装置3側
のデータを修正し更新する。上記設定データとは、主と
して移動棚の台車数、通路数、走行タイマ制限、加速レ
ート、減速レート、起動トルク、その他各種運転パラメ
ータに関するもので、電動式移動棚装置3が複数ブロッ
クある場合は任意のブロックにおいて任意のデータを変
更することができる。まず、端末装置1側において変更
データの入力設定を行い、次に電話回線を接続してユー
ザー側のアダプタ2に転送し、転送終了後は回線を切断
する。アダプタ2側では変更データを受信してデータ書
換を行い、電動式移動棚装置3に保存されているデータ
を更新し、更新されたデータに従って運転を行う。な
お、図5〜図7の例では、トラブル検知、データ要求、
変更データの入力設定をオフラインで行い、データ転送
時のみ電話回線を接続しているが、データ要求、変更デ
ータの入力設定に関しては、回線接続状態で行ってもよ
く、場合によっては、電動式移動棚装置3が稼働中は常
に回線が接続されていても差し支えない。
【0023】上記実施の形態において、メーカーやディ
ーラー等の端末装置1側で対象とするデータの具体例を
図8に示す。対象データとしては、一般データ、トラブ
ル情報、運転パラメータ、故障履歴データ、トルクデー
タ、台車制御データ、運転ステータスがある。上記一般
データには、日付/時刻、ブロックアドレス、台車数、
ソフトウエア・バージョン、通電積算時間、運転回数、
バックライト点灯積算の各種データを含む。上記台車制
御データには、受信データ、送信データを含む。上記ト
ラブル情報とは、アラームが発せられた場合のアラーム
の詳細またはエラーが生じたときのエラーの詳細のこと
であって、電動式移動棚装置ブロック番号、アラームま
たはエラーの種類、台車番号の各データを含む。上記故
障履歴データとは、個々の電動式移動棚装置ブロックに
おいてこれまでに発生した故障(エラー)の履歴のこと
で、日付、エラーの種類、台車番号の各データを含む。
トルクデータは、各移動棚ごとの負荷の状態を示す。こ
れらの各対象データの転送、表示は、前述のモード1、
モード2、モード3によって異なる。図8に示すよう
に、トラブル情報の転送、表示はモード1においてのみ
行われる。運転パラメータの転送、表示はモード1、2
及び3において行われる。他のデータの転送、表示はモ
ード1及びモード2において行われる。
【0024】図9は、以上述べた各データのモニタにお
ける表示例を示す。表示項目は図8に示す例に則ってい
る。ただし、表示するデータの種類ないしは項目は、こ
れまで説明してきた種類ないしは項目に限られるもので
はなく任意であり、表示の体裁等も任意であるから、図
9についての詳細な説明は省略する。なお、双方向通信
可能なシステムの場合は、遠隔地にある端末装置1から
電動式移動棚装置3に制御データを送信して電動式移動
棚装置3を制御し、転送されてくるデータからトラブル
の有無を判断し、トラブルが生じている場合はトラブル
解消のための制御を行うようにするとなおよい。
【0025】以上説明した実施の形態によれば、電動式
移動棚装置において、制御部による電動式移動棚装置3
の制御状況を電話回線を通じて遠隔地より把握すること
ができるモニタリング装置を装備したため、メンテナン
ス要員等が現地に出向かなくてもトラブルその他の不具
合を迅速に解消することができる。また、必要に応じて
遠隔地から制御信号を送信して設定パラメータ等の更新
を行うこともできる。電話回線を無線電話回線にすれ
ば、PHS等のデジタル無線回線を利用して遠隔地から
電動式移動棚装置の制御状況を把握することができ、新
たに電話線を引き込むことなく、低コストで電動式移動
棚装置と遠隔地の端末とを接続することができる。
【0026】図4に示すように、電動式移動棚装置3側
にも主制御部24やモニタ14等からなるモニタリング
装置を設けて、その電動式移動棚装置3の制御状況を把
握することができるようになっているため、トラブル等
が発生した場合に、電動式移動棚装置3のユーザー側に
おいてもトラブルの種類等を探索することができ、メン
テナンス要員がいなくてもトラブルに対処することも不
可能ではないし、あるいは、遠隔地にいるメンテナンス
要員と同じ表示を見ながら、かつ、電話等で連絡を取り
ながらメンテナンス要員の指示に従って迅速に対応する
こともできる。また、メンテナンス要員がユーザー側に
出向してきた場合に、上記モニタリング装置を見ること
によって迅速かつ的確にトラブルの判断とそれに対する
処置を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電動力に
よって移動可能な棚を複数並べ、指令信号の入力により
各棚の移動を制御して任意の棚間に物品の出し入れ作業
に必要な空間を形成させる制御部を有してなる電動式移
動棚装置において、制御部による電動式移動棚装置の制
御状況を電話回線を通じて遠隔地より把握することがで
きるモニタリング装置を装備したため、メンテナンス要
員等が現地に出向かなくてもトラブルその他の不具合を
迅速に解消することができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、上記電話回
線は無線電話回線としたため、PHS等を利用して遠隔
地から電動式移動棚装置の制御状況を把握することがで
き、新たに電話線を引き込むことなく、低コストで電動
式移動棚装置と遠隔地の端末とを接続することができ
る。
【0029】請求項3記載の発明によれば、棚側にも、
その制御状況データを電話回線を通じて送り出す送信手
段と、その棚の制御状況を把握するモニタリング装置を
設けたため、トラブル等が発生した場合に、移動棚装置
のユーザー側においてもトラブルの種類等を探索するこ
とができ、メンテナンス要員がいなくてもトラブルに対
処することも不可能ではないし、あるいは、遠隔地にい
るメンテナンス要員と同じ表示を見ながら、かつ、電話
等で連絡を取りながらメンテナンス要員の指示に従って
迅速に対応することもできる。また、メンテナンス要員
がユーザー側に出向してきた場合に、上記モニタリング
装置を見ることによって迅速かつ的確にトラブルの判断
とそれに対する処置を行うことができる。
【0030】請求項5記載の発明のように、モニタリン
グ装置とともに、電話回線を通じて遠隔地より移動棚の
制御信号を送信することができる端末装置を設ければ、
遠隔地にある端末から電動式移動棚装置に制御データを
送信して電動式移動棚装置を制御し、転送されてくるデ
ータからトラブルの有無を判断し、トラブルが生じてい
る場合はトラブル解消のための制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電動式移動棚装置の実施の形態
を示す概念図である。
【図2】上記実施の形態中の要部であるテレメンテサー
ビス系を示す系統図である。
【図3】上記実施の形態中の電動式移動棚の制御系統を
示すブロック図である。
【図4】上記実施の形態中の要部を示す系統図である。
【図5】上記実施の形態の一つの動作モードを示す運用
手順図である。
【図6】上記実施の形態の別の動作モードを示す運用手
順図である。
【図7】上記実施の形態のさらに別の動作モードを示す
運用手順図である。
【図8】上記実施の形態における各動作モードでの対象
データを示すデータ分配図である。
【図9】上記実施の形態におけるモニタ表示例を示す正
面図である。
【図10】本発明にかかる電動式移動棚装置の構成例を
概略的に示す系統図である。
【図11】同上電動式移動棚装置の構成例を概略的に示
すハード構成図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 送信手段としてのアダプタ 3 電動式移動棚装置 4 制御部 5 モニタリング装置を構成するパソコン 6 モニタリング装置を構成するモニタ 14 モニタリング装置を構成するモニタ 21 主制御基板 24 主制御部 25 分散制御基板 31 主棚 32 分散棚 42 無線電話
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月9日(1999.12.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項2】 通信手段は、有線、無線または有線と無
線とを併用したもののうちのいずれかである請求項1記
載の電動式移動棚装置。
請求項3】 移動棚装置側の制御部は、通信手段を介
して遠隔地に設けた監視装置との間で双方向にデータを
送受信する送受信機能と、移動棚装置側に設けられてい
る表示装置に運転状況、トラブルデータ、運転履歴等の
表示を行わせる監視機能とを併せ持つ請求項1または2
記載の電動式移動棚装置。
請求項4】 移動棚装置側から送信されるデータに
は、移動棚の制御データが含まれ、遠隔地の監視装置の
表示装置にその内容が表示され、移動棚の制御状況の細
部を把握することができる請求項1、2または3記載の
電動式移動棚装置。
請求項5】 移動棚装置側の制御部が受信するデータ
には、遠隔地の監視装置から送信される移動棚遠隔制御
データが含まれる請求項1、2,3または4記載の電動
式移動棚装置。
請求項6】 移動棚装置側から遠隔地の監視装置への
送信データには、移動棚装置側の制御部から携帯機器に
一時的に蓄積されたオフラインデータが含まれる請求項
1、2,3または4記載の電動式移動棚装置。
請求項7】 遠隔地の監視装置は、パーソナルコンピ
ュータと表示装置で構成されている請求項5記載の電動
式移動棚装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、電動力によって移動可能
な棚を複数並べ、指令信号の入力により各棚の移動を制
御して任意の棚間に物品の出し入れ作業に必要な空間を
形成させる制御部を有してなる電動式移動棚装置におい
て、移動棚装置側の制御部と遠隔地に設けられた監視装
置とを通信手段を介して接続し、移動棚と遠隔地との間
でのデータ授受を可能としたことを特徴とする。上記通
信手段は、請求項2記載の発明のように、有線、無線ま
たは有線と無線とを併用したもののうちのいずれかとす
ることができる。 移動棚装置側の制御部は、請求項3記
載の発明のように、通信手段を介して遠隔地に設けた監
視装置との間で双方向にデータを送受信する送受信機能
と、移動棚装置側に設けられている表示装置に運転状
況、トラブルデータ、運転履歴等の表示を行わせる監視
機能とを併せ持たせてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】移動棚装置側から送信されるデータには、
請求項4記載の発明のように、移動棚の制御データを含
ませ、遠隔地の監視装置の表示装置にその内容を表示さ
せ、移動棚の制御状況の細部を把握することができるよ
うにするとよい。移動棚装置側の制御部が受信するデー
タには、請求項5記載の発明のように、遠隔地の監視装
置から送信される移動棚遠隔制御データを含ませるとよ
い。移動棚装置側から遠隔地の監視装置への送信データ
には、請求項6記載の発明のように、移動棚装置側の制
御部から携帯機器に一時的に蓄積されたオフラインデー
タを含ませるとよい。遠隔地の監視装置は、請求項7記
載の発明のように、パーソナルコンピュータと表示装置
で構成することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図11は、図10に示す概念図をより具体
的に示したハード構成図である。端末装置1側は、デー
タ処理部としてのパーソナルコンピータ(以下「パソコ
ン」という)5と、パソコン5につながれたプリンタ9
と、電話回線にデータ信号を載せるためのモデム10と
を有する。パソコン5は図10に示すモニタ6を含んで
いる。これらパソコン5、モニタ6、プリンタ9を含む
部分は監視装置(以下「モニタリング装置」という)を構
成している。図11に示す例では、ユーザー側は電動式
移動棚装置3を複数ブロック有していて、それぞれのブ
ロックごとに制御してそれぞれのブロックごとに所望の
棚と棚との間に作業用の空間を形成することができるよ
うになっている。電動式移動棚装置ブロックごとに専用
通信モジュール15を有し、各専用通信モジュール15
は通信ネットワークによって通信コントローラ4に接続
されている。通信コントローラ4に蓄積される前記各種
データ信号はモデム11を介して電話回線に載せられ、
端末装置1側に転送される。専用通信モジュール15、
通信コントローラ4、モデム11によってユーザー側の
アダプタ2を構成している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電動力に
よって移動可能な棚を複数並べ、指令信号の入力により
各棚の移動を制御して任意の棚間に物品の出し入れ作業
に必要な空間を形成させる制御部を有してなる電動式移
動棚装置において、移動棚装置側の制御部と遠隔地に設
けられた監視装置とを通信手段を介して接続し、移動棚
と遠隔地との間でデータの授受を可能にしたため、メン
テナンス要員等が現地に出向かなくてもトラブルその他
の不具合を迅速に解消することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項2記載の発明おいて、通信手段を無
線にした場合は、PHS等を利用して遠隔地から電動式
移動棚装置の制御状況を把握することができ、新たに電
話線を引き込むことなく、低コストで電動式移動棚装置
と遠隔地の端末とを接続することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】請求項3記載の発明によれば、トラブル等
が発生した場合に、移動棚装置のユーザー側においても
トラブルの種類等を探索することができ、メンテナンス
要員がいなくてもトラブルに対処することも不可能では
ないし、あるいは、遠隔地にいるメンテナンス要員と同
じ表示を見ながら、かつ、電話等で連絡を取りながらメ
ンテナンス要員の指示に従って迅速に対応することもで
きる。また、メンテナンス要員がユーザー側に出向して
きた場合に、上記モニタリング装置を見ることによって
迅速かつ的確にトラブルの判断とそれに対する処置を行
うことができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項5記載の発明によれば、遠隔地にあ
る端末から電動式移動棚装置に制御データを送信して電
動式移動棚装置を制御し、転送されてくるデータからト
ラブルの有無を判断し、トラブルが生じている場合はト
ラブル解消のための制御を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 CC02 FF24 MM03 MM08 MM13 MM15 MM52 MM55 MM61 MM69 MM70 NN41 NN52 NN56 NN57 QQ01 5H223 AA09 CC08 DD03 DD07 EE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動力によって移動可能な棚を複数並
    べ、指令信号の入力により各棚の移動を制御して任意の
    棚間に物品の出し入れ作業に必要な空間を形成させる制
    御部を有してなる電動式移動棚装置において、上記制御
    部による棚の制御状況を電話回線を通じて遠隔地より把
    握することができるモニタリング装置が装備されている
    ことを特徴とする電動式移動棚装置。
  2. 【請求項2】 電話回線は、無線電話回線である請求項
    1記載の電動式移動棚装置。
  3. 【請求項3】 棚側には、その制御状況データを電話回
    線を通じて送り出す送信手段と、その棚の制御状況を把
    握するモニタリング装置が設けられてなる請求項1記載
    の電動式移動棚装置。
  4. 【請求項4】 送信手段から送り出されるデータには移
    動棚の異常な動作を示すトラブルデータが含まれ、モニ
    タリング装置によって移動棚のトラブルを把握すること
    ができる請求項1または3記載の電動式移動棚装置。
  5. 【請求項5】 モニタリング装置とともに、電話回線を
    通じて遠隔地より移動棚の制御信号を送信することがで
    きる端末装置を有する請求項1記載の電動式移動棚装
    置。
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