JP2000075847A - 画面焼き付き防止装置 - Google Patents

画面焼き付き防止装置

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JP2000075847A
JP2000075847A JP10242023A JP24202398A JP2000075847A JP 2000075847 A JP2000075847 A JP 2000075847A JP 10242023 A JP10242023 A JP 10242023A JP 24202398 A JP24202398 A JP 24202398A JP 2000075847 A JP2000075847 A JP 2000075847A
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政夫 平本
Terumichi Fukumoto
照道 福本
Hiroshi Isozaki
大志 磯崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面焼き付きを防止するための画像をユーザ
が有効に利用できる画面焼き付き防止装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画面焼き付き防止装置20は、
一定時間マウス14及びキーボード15の操作を検出し
なかった場合に、項目を移動表示させる動画像表示を開
始し、マウス14より表示中の項目を指定する操作を受
け付けると、表示格納部32が関連情報メモリ33aに
記憶された関連情報テーブルから項目に対応する関連情
報を読み出して、画像生成部35がVRAM33上に当
該項目を関連情報に切替えた表示画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面焼き付きを防
止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコン)の利便性が高まり、パソコンを長時間使用す
るユーザが増加している。長時間使用するといっても、
全ての時間パソコンに向かっているわけではなく、パソ
コンの電源を入れたまま必要なときのみ使用するという
場合が多い。電源を入れたまま使用しない場合、同じ静
止画像が長時間表示されると、画面焼き付きが生じディ
スプレイのブラウン管が劣化する。これを防ぐため一定
時間ユーザ操作を受け付けない場合には、図形や文字等
を平均的に移動させる防止画像を画面上に表示すること
によって画面の焼き付きを防止する画面焼き付き防止装
置、いわゆるスクリーンセーバーがある。このスクリー
ンセーバーは、その処理中にユーザからのマウス又はキ
ーボード操作を受け付けると処理を終了し、元の画像表
示に戻す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のスクリ
ーンセーバーは、処理中に画面焼き付き防止用の画像を
表示するのみで、ユーザにとってその表示内容は無意味
で価値がなかった。
【0004】上記の問題に鑑み、本発明は防止画像をユ
ーザが有効に利用できる画面焼き付き防止装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の画面焼き付き防止装置は、 1.画像表示を中断し、画面上に表示された絵又は文字
を移動させることによって画面の焼き付きを防止する画
面焼き付き防止装置であって、絵又は文字と関連情報と
を対応付けて記憶する記憶手段と、表示された絵又は文
字を指定する第1操作及び第1操作とは異なる第2操作
を受け付ける受け付け手段と、第1操作が受け付けられ
た場合、指定された絵又は文字に対応する関連情報を記
憶手段より読み出して表示する表示手段と、第2操作が
受け付けられた場合、中断前の前記画像表示を復帰させ
る復帰手段とを備える。 2.また、前記記憶手段は、絵又は文字毎に複数の関連
情報を対応付けて記憶し、前記表示手段は、第1操作が
受け付けられる度に絵又は文字に対応する関連情報を順
次前記記憶手段より読み出して表示するよう構成され
る。 3.また、前記記憶手段は、絵又は文字と関連情報とを
対応させたテーブルをジャンル別に複数記憶することを
特徴とする。 4.また、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作に
よって絵又は文字と関連情報とを対応付けて前記記憶手
段に登録する登録手段を備える。 5.また、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作に
よって前記記憶手段に記憶された絵又は文字と関連情報
とを変更する変更手段を備える。 6.さらに、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作
によって前記記憶手段に記憶された絵又は文字と関連情
報とを削除する削除手段を備える。 7.本発明の記録媒体は、画像表示を中断し、画面上に
表示された絵又は文字を移動させることによって画面の
焼き付きを防止するプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、表示された絵又は文
字を指定する第1操作及び第1操作とは異なる第2操作
を受け付ける受け付け処理と、第1操作が受け付けられ
た場合、絵又は文字と関連情報とを対応付けて記憶する
メモリから指定された絵又は文字に対応する関連情報を
読み出して表示する表示処理と、第2操作が受け付けら
れた場合、中断前の前記画像表示を復帰させる復帰処理
とを含むプログラムを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態におけ
る画面焼き付き防止装置20(以下、防止装置20)つ
いて説明する。
【0007】図1は、本実施形態における防止装置20
の構成を示すブロック図である。
【0008】同図の防止装置20は、図2に示すCRT
ディスプレイ12を有するパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)10で実現され、外部記憶装置16と処理部1
7とから構成される。
【0009】外部記憶装置16は、パソコン10の本体
13に接続され、項目情報と関連情報とを対応させた関
連情報テーブルをジャンル別に複数記憶する。
【0010】図3に外部記憶装置16に記憶された関連
情報テーブルの一例として関連情報テーブル40を示
す。
【0011】同図において関連情報テーブル40は、複
数の情報レコードから構成され、各情報レコードは、識
別番号、項目、関連情報1、関連情報2から構成され
る。項目は欧文略語であり、関連情報1は欧文略語に対
応するフルスペル表記、関連情報2は対応する説明文で
ある。
【0012】この関連情報テーブル40の他に、外部記
憶装置16は、英単語を項目情報として日本語訳や発音
記号を関連情報1、2として対応させた関連情報テーブ
ルや、社員名を項目情報として各個人情報を対応させた
関連情報テーブル等、ジャンルの異なる関連情報テーブ
ルを複数記憶する。
【0013】処理部17は、パソコン10の本体13の
内部に備えられ、図2のマウス14及びキーボード15
の操作が一定時間検出されない場合に作業中の画像表示
を中断して画像焼き付き防止のための処理を開始する。
【0014】処理を開始すると処理部17は、ディスプ
レイ12上に、複数の項目を矢印方向(上から下)に連
続的に移動させながら繰り返し表示する。この表示画像
を以下、動画像と呼ぶこととする。
【0015】図4(a)は、動画像の表示例を示す図で
ある。同図において項目21〜27は欧文略語であり、
それぞれ矢印方向へと繰り返し移動させながら表示され
る。
【0016】また、処理部17は、図4(a)に示す動
画像表示中にマウス14の左クリックを受け付けると図
4(b)の表示例のように欧文略語を静止させて表示
し、同時にマウスポインタを表示する。図4(b)のよ
うな画像を以下、静止画像と呼ぶこととする。
【0017】処理部17は、静止画像表示中に左クリッ
クを受け付けると動画像表示を再開する。このように処
理部17は、処理中に左クリックを受け付ける度に動画
像表示と静止画像表示とを切替えて表示する。
【0018】さらに処理部17は、図4(b)に示す静
止画像表示中に右クリックにより項目の1つ(同図にお
いてはHTTP)を指定する操作を受け付けると、図5
(a)に示すように対応する関連情報1(同図では欧文
略語のフルスペル表記)を表示し、図5(a)の表示か
らさらに右クリックによって関連情報1を指定する操作
を受け付けると図5(b)に示すように対応する関連情
報2(同図では欧文略語の説明文)を表示する。処理部
17は、図5(c)に示すように複数の欧文略語につい
て関連情報1、関連情報2を表示することもできる。
【0019】処理部17は左ダブルクリックを受け付け
ると処理を終了して元の作業用の画像を復帰させる。
【0020】以下に処理部17のより詳細な構成につい
て説明する。
【0021】図1において処理部17は、ファイル展開
部31、表示格納部32、記憶部33、表示制御部3
4、画像生成部35、外部信号受信部37、画面制御部
38、マウス位置算出部39、表示範囲算出部41、位
置判定部42より構成される。このうち記憶部33は、
関連情報メモリ33a、表示用メモリ33b、VRAM
33cから構成される。
【0022】ファイル展開部31、表示格納部32、記
憶部33、画像生成部35から成る部分は、焼き付き防
止の処理中、表示制御部34の制御の下にディスプレイ
12に表示する画像を記憶部33のVRAM33cに作
成する。
【0023】ファイル展開部31は、マウス14及びキ
ーボード15の操作が一定時間検出されない場合に、外
部記憶装置16に記憶された複数の関連情報テーブルの
中からユーザ指定の関連情報テーブルを関連情報メモリ
33aに展開する。
【0024】なお、本実施形態においてファイル展開部
31は、関連情報メモリ33aに図3の関連情報テーブ
ル40を展開するものとして説明する。
【0025】表示格納部32は、関連情報メモリ33a
の関連情報テーブル40より表示制御部34に指定され
る項目情報、関連情報1、2(以下、これらをまとめて
情報と呼ぶ)を読み出して表示用メモリ33bに記憶さ
れる表示用テーブルを生成する。
【0026】詳しくは、表示格納部32は、処理開始時
においては表示制御部34の指示の下に、関連情報テー
ブル40より項目情報を読み出して表示用テーブルを生
成し、処理中においては表示制御部34に指定される情
報をテーブル40から読み出して表示用テーブルを更新
する。
【0027】図6(a)〜(c)に、表示格納部32に
より生成及び更新された表示用テーブルの具体例を示
す。
【0028】同図(a)は、処理開始時に生成された表
示用テーブルの内容を示す。表示用テーブル中の列51
には識別番号、列52には項目情報が書き込まれてい
る。
【0029】同図(b)は、処理中に更新された表示テ
ーブルを示す。同図(a)の列52中の項目情報「HTT
P」が関連情報1「hypertext transfer protocol」に更
新されている。
【0030】同様に同図(c)では、列52中の関連情
報1が関連情報2「ハイパーテキストを送受信するた
め、...」に更新されている。
【0031】画像生成部35は、表示制御部34から識
別番号と座標とが入力されると、表示用メモリ33bの
表示用テーブルから対応する情報を読み出して座標上に
配置することにより図4、5に示したような画像を生成
し、VRAM33cに書き込む。VRAM33cに書き
込まれた画像は、ディスプレイ12に表示される。
【0032】外部信号受信部37、画面制御部38、マ
ウス位置算出部39、表示範囲算出部41、位置判定部
42から成る部分は、マウス14及びキーボード15の
操作が一定時間検出されない場合に動画表示の開始を表
示制御部34に指示する機能や、マウス14の操作を特
定して表示制御部34が表示内容変更の制御を行うため
の制御信号を表示制御部34に出力する機能や、処理を
解除して元の作業中の表示を復帰する機能等を果たす。
【0033】外部信号受信部37は、マウス14及びキ
ーボード15の入力を受け付けて画面制御部38、マウ
ス位置算出部39、表示範囲算出部41へ出力する。
【0034】画面制御部38は、処理中に外部信号受信
部37の入力よりマウス14が左クリックされたことを
検出すると、動画像表示と静止画像表示とが切替えられ
るよう切替え制御信号を表示制御部34に出力する。
【0035】また、画面制御部38は、タイマを有して
おり、この計時によって、処理中以外の作業用の画像表
示中及び処理中の静止画像表示中において一定時間マウ
ス14及びキーボード15の操作が検出されない場合、
作業用の画像表示中においては処理を開始し、静止画像
表示中においては動画像表示に切替えて表示するよう表
示制御部34に制御信号を出力する。
【0036】さらに、画面制御部38は、左ダブルクリ
ックを検出すると、処理を終了して中断していた作業中
の画像表示を復帰させる。
【0037】マウス位置算出部39、表示範囲算出部4
1、位置判定部42から成る部分は、静止画像表示中に
外部信号受信部37より入力されるマウス14の右クリ
ックを検出し、その時点における静止画像上のマウスポ
インタが、どの情報を指し示しているかを判定して表示
制御部34に識別番号を用いて通知する。ここにおいて
判定は、マウスポインタの座標と情報の座標との比較に
よって行われる。マウスポインタ及び情報の座標は後述
の表示制御部34が管理している。
【0038】表示制御部34への識別番号通知による最
終的な結果として、ディスプレイ12上には、図5
(a)〜(c)の例のように、マウスポインタによって
指定された情報が対応する別の情報に切替えられて表示
される。
【0039】詳しくは、マウス位置算出部39は、外部
信号受信部37より通知を受け付けると表示制御部34
よりマウスポインタの位置座標を獲得して位置判定部4
2に出力する。
【0040】表示範囲算出部41は、外部信号受信部3
7より通知を受け付けると表示制御部34より表示中の
情報の座標を獲得して、各々の表示範囲を算出し、位置
判定部42に出力する。
【0041】位置判定部42は、マウスポインタの座標
と、表示中の情報の表示範囲とを比較して、マウスポイ
ンタが何れかの情報を指定したか否かを判定し、指定し
た場合にはその識別番号を表示制御部34に出力する。
どの情報も指定していない場合、位置判定部42は何も
出力しない。
【0042】表示制御部34は、処理中において、画面
制御部38と位置判定部42より通知されるマウス14
の操作に従いながら、表示格納部32、画像生成部35
に指示を与えて画像生成を制御する。
【0043】詳しくは、表示制御部34は、処理中どの
情報をどの座標に表示させるのかということを管理し、
管理に従って表示されるよう、表示する情報の識別番号
と座標とを画像生成部35に通知する。また、静止画像
表示中においてはマウス14と連動して表示されるマウ
スポインタの座標を管理し、その座標を画像生成部35
に通知する。
【0044】また表示制御部34は、静止画像表示中に
位置判定部42より識別番号が通知されると、現在表示
中のその識別番号の情報が、対応する別の情報に切替え
て表示されるよう表示格納部32及び画像生成部35に
指示を出す。
【0045】例えば、表示制御部34は、図4(b)に
示す静止画像表示中に位置判定部42より識別番号5が
通知されると、表示中の「HTTP」に対応する別の情報に
切替えて表示されるよう表示格納部32及び画像生成部
35に指示を出し、その結果、図5(a)が表示され
る。
【0046】このように別の情報に切替える制御を行う
ために、表示制御部34は、現在どの情報を表示中かと
いうことを管理するための管理テーブルを有し、このテ
ーブルの参照により切替えて表示させる情報を決定す
る。
【0047】例えば、現在の静止画像が図4(a)のよ
うな場合、表示制御部34の管理テーブルは図7(a)
のようになる。このとき位置判定部42より識別番号5
が通知されると、表示制御部34は、図7(a)の参照
により識別番号5の表示は項目情報であることがわかる
ので、それとは別の情報である識別番号5の関連情報1
を読み出すよう表示格納部32に指示を出し、読み出さ
れた関連情報1を用いて画像を生成するよう画像生成部
35に指示を出す。その後、表示制御部34は、管理テ
ーブルを図7(b)のように書き換える。
【0048】このように表示制御部34は、識別番号が
通知される度に、項目情報→関連情報1→関連情報2→
項目情報という順番で切替えて表示されるように表示格
納部32と画像生成部35とを制御する。
【0049】表示制御部34は、画面制御部38の切替
え制御信号を受け付けると、動画像表示中と静止画像表
示とを切替えて表示されるよう画像生成部35に指示を
出す。
【0050】以上のように構成された防止装置20につ
いてその動作を以下に説明する。
【0051】図8〜10は、防止装置20の各構成要素
の動作手順を示すフローチャートである。
【0052】図8は、防止装置20による処理開始から
動画像表示中における動作を示すフローチャートであ
る。
【0053】同図において防止装置20は、処理を開始
するとファイル展開部31が外部記憶装置16の関連情
報テーブルを関連情報メモリ33aに展開する(ステッ
プ81)。
【0054】表示格納部32が、展開された関連情報テ
ーブルから表示用テーブルを作成すると(ステップ8
2)、画像生成部35は、表示用テーブルから動画像を
生成してVRAM33cに書き込む(ステップ83)。
【0055】動画像表示中に画面制御部38がマウス1
4の左クリックを検出すると(ステップ84)、表示制
御部34は動画像表示から静止画像表示に切替えて表示
するよう画像生成部35に指示する(図9、ステップ9
1)。
【0056】また、図8において動画像表示中に画面制
御部38がマウス14の左ダブルクリックを検出すると
防止装置20は処理を終了して元の作業中の画面表示を
復帰させる(ステップ85)。
【0057】図9は、防止装置20による静止画像表示
中における動作を示すフローチャートである。
【0058】同図において、静止画像表示中に(ステッ
プ91)画面制御部38がマウス14の左クリックを検
出すると(ステップ92)、表示制御部34は静止画像
表示から動画像表示へと切替える。
【0059】また、静止画像表示中に画面制御部38が
左ダブルクリックを検出すると防止装置20は処理を終
了して元の作業中の画面表示を復帰させる(ステップ9
3)。
【0060】また、表示画像表示中にマウス位置算出部
39及び表示範囲算出部41がマウス14の右クリック
を検出した場合(ステップ94)、防止装置20は、図
10の以降の処理を行う。
【0061】図10は、静止画像表示中に右クリックが
検出された場合の防止装置20の動作を示すフローチャ
ートである。
【0062】同図において、マウス位置算出部39は右
クリックを検出した時点におけるマウスポインタの座標
を表示制御部34より獲得する(ステップ101)。
【0063】表示範囲算出部41は、右クリックを検出
した時点における表示中の情報の座標を表示制御部34
より獲得し、各情報の表示範囲を算出する(ステップ1
02)。
【0064】位置判定部42は、マウスポインタの座標
と各情報の表示範囲とを比較して、マウスポインタがど
の情報を指し示したのかを特定する(ステップ10
3)。
【0065】位置判定部42は、ステップ103におい
て特定した情報の識別番号を表示制御部34に通知する
と、表示制御部34は、その情報に対応する別の情報を
表示し(ステップ104)、図9のに戻る。
【0066】このような構成、動作によって本実施形態
の防止装置20は、画面焼き付き防止の処理中において
ユーザはマウス操作によって項目情報に対応する関連情
報1、2を表示させることができ、防止処理用の画像を
有効に利用することができる。
【0067】なお、以上に説明した機能の他、本実施形
態の防止装置20は、ユーザが編集し登録した関連情報
テーブルを用いて処理を行う機能を有するよう構成して
も良い。
【0068】例えば記憶部33は関連情報テーブルの作
成、編集を支援するエディタプログラムを記憶し、画面
制御部38が外部信号受信部37からの入力より関連情
報テーブルの作成を行う旨を指定する操作を検出する
と、そのエディタプログラムが起動する。図11にエデ
ィタプログラムを起動した場合の表示例を示す。エディ
タプログラムの表示画面は、編集ウィンドウ110、フ
ァイルメニュー111、編集メニュー112から構成さ
れ、同図において編集ウィンドウには新規に関連情報テ
ーブルを作成するための関連情報作成用テーブルが表示
されている。ユーザが関連情報作成用テーブルの空欄に
項目や関連情報1、2、...を記入して、ファイルメニ
ュー111のクリックにより表示されるプルダウンメニ
ューの中から登録を選択すると、記入された情報より関
連情報テーブルが生成され外部記憶装置16に記録され
る。外部記憶装置16に記憶された関連情報テーブル
は、上記実施形態と同様、処理部17によって画面焼き
付き防止のための処理に利用される。
【0069】このエディタプログラムは、ファイルメニ
ュー111や編集メニューのクリックによって表示され
るプルダウンメニューを選択することによって、外部記
憶装置16に記憶された関連情報テーブル中の情報を変
更したり、削除したりすることもできる。
【0070】また、本実施形態において、外部記憶装置
16は、関連情報テーブル40の他に、ジャンル別に複
数の関連情報テーブルを記憶すると説明したが、図12
に他の関連情報テーブルの一例を示す。
【0071】同図の関連情報テーブルは、項目が英単
語、関連情報1は対応する日本語訳、関連情報2は対応
する発音記号、関連情報3は対応するイメージ図であ
る。
【0072】この例に示したように、本実施形態の防止
装置20において、各項目の関連情報は関連情報1、2
というように2つに限ることはなく、いくつであっても
良いし、また文字の情報だけでなくイメージ図などの絵
であっても良い。また、関連情報として音声を出力する
ようにしても良い。例えば、図12例において、発音記
号の表示と同時に単語の発音の音声が出力されるように
しても良い。
【0073】また、同図の関連情報テーブルは簡単な英
単語とその関連情報1、2、3により構成されている
が、項目を例えば科学技術用語の難しい単語にして、そ
の単語の説明文や関連するキーワード等を関連情報とす
れば、よりユーザにとって有効な表示が行われるように
なる。
【0074】また、本実施形態において、情報は、項目
情報→関連情報1→関連情報2→項目情報、、、という
順番に切替えて表示されるよう構成しているが、この順
番に限る必要はなく、他の順番であっても良いし、ラン
ダムに表示するようにしても良い。
【0075】本実施形態の動画像表示中において、情報
は上から下へと移動しながら繰り返し表示されるよう構
成されているがこれに限る必要はなく、例えば、下から
上に移動するようにしても良いし、横方向に移動するよ
うにしても良いし、各情報があらゆる方向に移動するよ
うにしても良い。また、情報を移動させるスピードは、
全て同じにしても良いし、情報によって異なるように構
成しても良い。
【0076】本実施形態においては、マウス14の左ク
リック、左ダブルクリック、右クリックに対応して動画
像表示と静止画像表示との切替え、処理の解除、情報の
切替え表示というように動作が限定されているが、これ
に限る必要はなく、例えば、左ダブルクリックで情報の
切替え表示を行うようにしても良いし、マウス14の操
作だけでなく、キーボード15の操作に応じて動画像表
示と静止画像表示との切替えや情報の切替え表示等の動
作するようにしても良い。
【0077】本実施形態では、静止画像表示中の情報が
右クリックされると、情報の切替え表示を行うよう構成
されているが、動画像表示中に情報の切替え表示を行う
よう構成しても良い。
【0078】さらに、各情報は、色や表示サイズなどの
属性を有するようにしても良い。例えば、一度過去に表
示したことのある情報については色を変えて表示した
り、ユーザ指定によって情報の表示サイズを変えて表示
するようしたりというように工夫次第でよりユーザにと
って有用な表示がなされるようになる。これらの属性
は、関連情報テーブルと対応させて記憶するようにすれ
ば良い。
【0079】図1に示す構成要素のうち、外部記憶装置
16、記憶部33を除く構成要素の機能をプログラムの
処理に置き換え、そのプログラムをCPUが実行するよ
う構成しても良い。
【0080】
【発明の効果】1.本発明の画面焼き付き防止装置は、
画像表示を中断し、画面上に表示された絵又は文字を移
動させることによって画面の焼き付きを防止する画面焼
き付き防止装置であって、絵又は文字と関連情報とを対
応付けて記憶する記憶手段と、表示された絵又は文字を
指定する第1操作及び第1操作とは異なる第2操作を受
け付ける受け付け手段と、第1操作が受け付けられた場
合、指定された絵又は文字に対応する関連情報を記憶手
段より読み出して表示する表示手段と、第2操作が受け
付けられた場合、中断前の前記画像表示を復帰させる復
帰手段とを備える。
【0081】このように構成することにより、本発明の
画面焼き付き防止装置は、絵又は文字を移動させること
によって画面の焼き付きを防止しながら、表示された絵
又は文字が第1操作によって指定された場合には対応す
る関連情報を表示することができるので、ユーザは表示
された画像を有効に利用することができるという効果が
ある。例えば、絵又は文字として英単語を、関連情報と
して英単語に対応する日本語訳を記憶手段が記憶してい
れば、表示中の英単語を第1操作で指定することによっ
て対応する日本語訳が表示されるので、この画面焼き付
き防止装置は、画面の焼き付きを防止しつつ、ユーザの
英単語学習の支援に有用となる。 2.また、前記記憶手段は、絵又は文字毎に複数の関連
情報を対応付けて記憶し、前記表示手段は、第1操作が
受け付けられる度に絵又は文字に対応する関連情報を順
次前記記憶手段より読み出して表示するよう構成され
る。
【0082】このように構成することにより、本発明の
画面焼き付き防止装置は、第1操作によって、1つの絵
又は文字に対して複数の関連情報を順次表示させること
ができるので、ユーザにとってより多くの関連情報を提
供することができるという効果がある。 3.また、前記記憶手段は、絵又は文字と関連情報とを
対応させたテーブルをジャンル別に複数記憶するので、
第1操作によって、ユーザの希望するジャンルのテーブ
ルの絵又は文字に対応する関連情報を表示せることがで
き、本発明の画面焼き付き防止装置は、画面の焼き付き
を防止しつつ、よりユーザにとって有効な表示がなされ
るという効果がある。 4.また、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作に
よって絵又は文字と関連情報とを対応付けて前記記憶手
段に登録する登録手段を備えるので、ユーザが希望する
情報を登録することができ、これにより本発明の画面焼
き付き防止装置は、個々のユーザにとって有効な情報の
表示を行うことができるという効果がある。 5.また、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作に
よって前記記憶手段に記憶された絵又は文字と関連情報
とを変更する変更手段を備えるので、ユーザは、自由に
記憶手段に記憶された絵又は文字と関連情報とに変更を
加えることができ、よりユーザが有効に利用できるとい
う効果がある。 6.さらに、前記画面焼き付き防止装置は、ユーザ操作
によって前記記憶手段に記憶された絵又は文字と関連情
報とを削除する削除手段を備えので、ユーザが記憶手段
に記憶された絵又は文字と関連情報とを削除することが
でき、ユーザにとって不要な情報を削除すれば、本発明
の画像焼き付き防止装置は、よりユーザにとって有効な
情報を表示できるという効果がある。 7.本発明の記録媒体は、画像表示を中断し、画面上に
表示された絵又は文字を移動させることによって画面の
焼き付きを防止するプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、表示された絵又は文
字を指定する第1操作及び第1操作とは異なる第2操作
を受け付ける受け付け処理と、第1操作が受け付けられ
た場合、絵又は文字と関連情報とを対応付けて記憶する
メモリから指定された絵又は文字に対応する関連情報を
読み出して表示する表示処理と、第2操作が受け付けら
れた場合、中断前の前記画像表示を復帰させる復帰処理
とを含むプログラムを記録した記録媒体として構成され
る。
【0083】この構成により本発明の記録媒体は、絵又
は文字を移動させることによって画面の焼き付きを防止
しながら、表示された絵又は文字が第1操作によって指
定された場合には対応する関連情報を表示することがで
きるので、ユーザは表示された画像を有効に利用するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における防止装置20の構成を示す
ブロック図である。
【図2】パーソナルコンピュータ10を示す図である。
【図3】関連情報テーブル40を示す図である。
【図4】(a)動画像表示例を示す図である。 (b)静止画像表示例を示す図である。
【図5】(a)〜(c)項目情報に対応する関連情報
1、2を表示した例を示す図である。
【図6】(a)〜(c)表示格納部32によって生成及
び更新された表示用テーブルの具体例を示す図である。
【図7】(a)、(b)表示制御部34が有する管理テ
ーブルの一例を示す図である。
【図8】防止装置20による処理開始から動画像表示中
における動作を示すフローチャートである。
【図9】防止装置20による静止画像表示中における動
作を示すフローチャートである。
【図10】静止画像表示中に右クリックが検出された場
合の防止装置20の動作を示すフローチャートである。
【図11】エディタプログラムを起動した場合の表示例
を示す図である。
【図12】他の関連情報テーブルの一例を示す図である
【符号の説明】
16 外部記憶装置 17 処理部 31 ファイル展開部 32 表示格納部 33 記憶部 34 表示制御部 35 画像生成部 37 外部信号受信部 38 画面制御部 39 マウス位置算出部 41 表示範囲算出部 42 位置判定部 33a 関連情報メモリ 33b 表示用メモリ 33c VRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯崎 大志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下情報 システム株式会社内 Fターム(参考) 5C082 AA22 AA24 AA37 BA02 BA12 BA41 BB15 BB22 BB25 CA02 CA52 CA64 CA76 CB01 DA54 DA64 DA87 DA89

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示を中断し、画面上に表示された
    絵又は文字を移動させることによって画面の焼き付きを
    防止する画面焼き付き防止装置であって、 絵又は文字と関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段
    と、 表示された絵又は文字を指定する第1操作及び第1操作
    とは異なる第2操作を受け付ける受け付け手段と、 第1操作が受け付けられた場合、指定された絵又は文字
    に対応する関連情報を記憶手段より読み出して表示する
    表示手段と、 第2操作が受け付けられた場合、中断前の前記画像表示
    を復帰させる復帰手段とを備えることを特徴とする画面
    焼き付き防止装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、絵又は文字毎に複数の
    関連情報を対応付けて記憶し、 前記表示手段は、第1操作が受け付けられる度に絵又は
    文字に対応する関連情報を順次前記記憶手段より読み出
    して表示することを特徴とする請求項1記載の画面焼き
    付き防止装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、絵又は文字と関連情報
    とを対応させたテーブルをジャンル別に複数記憶するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画面焼き付き防止装置。
  4. 【請求項4】 前記画面焼き付き防止装置は、 ユーザ操作によって絵又は文字と関連情報とを対応付け
    て前記記憶手段に登録する登録手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の画面焼き付き防止装置。
  5. 【請求項5】 前記画面焼き付き防止装置は、 ユーザ操作によって前記記憶手段に記憶された絵又は文
    字と関連情報とを変更する変更手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の画面焼き付き防止装置。
  6. 【請求項6】 前記画面焼き付き防止装置は、 ユーザ操作によって前記記憶手段に記憶された絵又は文
    字と関連情報とを削除する削除手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の画面焼き付き防止装置。
  7. 【請求項7】 画像表示を中断し、画面上に表示された
    絵又は文字を移動させることによって画面の焼き付きを
    防止するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、 表示された絵又は文字を指定する第1操作及び第1操作
    とは異なる第2操作を受け付ける受け付け処理と、 第1操作が受け付けられた場合、絵又は文字と関連情報
    とを対応付けて記憶するメモリから指定された絵又は文
    字に対応する関連情報を読み出して表示する表示処理
    と、 第2操作が受け付けられた場合、中断前の前記画像表示
    を復帰させる復帰処理とを含むプログラムを記録した記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523524A (ja) * 2002-04-22 2005-08-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム スクリーン焼付けを防止するテレビジョンディスプレイと共に用いるウェブブラウザ
WO2011148473A1 (ja) * 2010-05-26 2011-12-01 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置およびその消費電力軽減方法

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