JP2000075639A - 電子写真画像形成装置および現像装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置および現像装置

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JP2000075639A
JP2000075639A JP10259197A JP25919798A JP2000075639A JP 2000075639 A JP2000075639 A JP 2000075639A JP 10259197 A JP10259197 A JP 10259197A JP 25919798 A JP25919798 A JP 25919798A JP 2000075639 A JP2000075639 A JP 2000075639A
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developing
image forming
developer
forming apparatus
electrophotographic image
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JP10259197A
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English (en)
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Kenji Matsuda
健司 松田
Akira Fujita
明良 藤田
Tadashi Horikawa
直史 堀川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラに現像バイアスを印加するための
バイアス接点を現像ローラ端部のフランジに圧入する際
に生ずる削れ粉が電気的問題を起こしたり、あるいはフ
ランジの傷などで、万が一製造時に駆動伝達部材を組み
直したりする事態に陥ったときに駆動伝達部材の内径部
分を傷つけたりする可能性を排除する。 【解決手段】 現像ローラ20YSの端部にフランジ2
01を設け、またフランジ201の端部に回転止め部分
203が設けられている。この回転止め部分203に駆
動伝達部材20YGが設けられる。さらに、回転止め部
分203の端面に穴204が穿設される。この穴204
にバイアス接点部材205が圧入される。一方、現像枠
体20YFには電極部材206が設けられ、この電極部
材206がバイアス接点部材205に当接し、装置本体
からの現像バイアスが印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置およびその現像装置例えば現像カートリッジに関す
るものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。電子写真画像形成装置としては、例えば電子
写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービーム
プリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置お
よびワードプロセッサなどが含まれる。
【0003】また、現像カートリッジとは、現像手段を
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写
真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。
【0004】
【従来の技術】まず、図6に沿って従来のカラーレーザ
ープリンタの一例について概略説明する。
【0005】このプリンタは、図6に示すように、給送
装置101から給送した記録媒体2を転写ドラム103
に巻き付けて担持し、この記録媒体102を感光ドラム
104aと対向した転写部に搬送し、感光ドラム104
a上に露光、潜像形成、現像により形成された各色のト
ナー像を記録媒体2上に転写してカラー画像を得る。そ
して記録媒体102を定着器106に搬送して、そこで
トナー像を記録媒体102に定着した後、排出ローラ1
07により装置上部の排出部108に排出するものであ
る。
【0006】プリンタは、感光ドラム104aの周辺
に、一次帯電器104b、クリーナ104c、レーザス
キャナ部110、回転現像装置105、給紙装置101
および転写ドラム103等を備える。
【0007】一次帯電器104bは、導電ローラを備え
ており、この導電ローラを感光ドラム4aに当接させて
該ローラに電圧を印加することにより、感光ドラム10
4aの表面が一様に帯電される。
【0008】レーザスキャナ部110は、図示しないレ
ーザダイオードを有し、このレーザダイオードは画像信
号を与えられると、画像信号に対応した画像光を発生し
て、ポリゴンミラー110aに照射する。ポリゴンミラ
ー110aはスキャナモータによって高速回転して画像
光を反射し、反射した画像光を結像レンズ110bおよ
び反射ミラー110cを介して、像担持体ユニット10
4の露光部から感光ドラム104a上を選択的に照射、
露光し、これにより感光ドラム104a上に静電潜像が
形成される。
【0009】回転現像装置105は各色すなわちマゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの現像剤を収容した現
像カートリッジ(「現像装置」ともいう)105M、1
05C、105Y、105Kを有している。これら4色
の現像カートリッジは軸105eに対して回転可能に配
置され、各現像カートリッジの中心に公転するギアの外
周に配置された自転するギアに連動して回転し、その姿
勢が一定に維持されている。
【0010】画像形成に際しては、潜像に対応した例え
ばマゼンタ色の現像カートリッジ105Mが感光ドラム
104aに対向した位置に静止し、さらにそこで現像ロ
ーラ105bが感光ドラム104a表面に微少間隔を介
して対向するように位置決めされる。
【0011】現像時には現像ローラ105bがバイアス
の印加と回転駆動とを受けることで感光ドラム104a
上の潜像を現像しトナー像を形成する。
【0012】各現像カートリッジ内に配置された、現像
ローラ105bには供給ローラ105aが摺接してお
り、現像に寄与しなかった現像剤を掻き取って、常に新
鮮な現像剤が供給されるようになっている。
【0013】一方、現像剤を収容する現像剤収容容器1
05dには現像剤を供給ローラ105aに供給するため
の現像剤搬送手段105tが回転していて供給ローラ1
05aに現像剤を搬送している。
【0014】一方、現像カートリッジ105M、105
C、105Y、105Kは装置本体に対して着脱可能に
取り付けてあり、ユーザーは現像カートリッジの寿命が
きたときには、それぞれの現像カートリッジを簡単に交
換することができる。
【0015】給紙装置101は、紙などの記録媒体10
2を収容した給紙カセット101aを有し、このカセッ
ト101aは、装置本体109内の底部に装填されてい
る。画像形成時には、カセット101aの出口近くに配
置された給紙ローラ101bが画像形成動作に応じて回
転して、給紙カセット101a内から記録媒体102を
1枚ずつ分離して転写ドラム103へ向けて送給する。
【0016】転写ドラム103は、給送された記録媒体
102を巻き付けて、記録媒体102上に、感光ドラム
104a上に順次形成される各色のトナー像を転写させ
るために、感光ドラム104aの周速と同速度で矢印方
向に回転して、記録媒体102を感光ドラム4aと対向
した画像転写部へ向けて搬送するものである。
【0017】転写ドラム103の外周面の所定位置に
は、給紙装置101から給送された記録媒体102の先
端を把持するグリッパ103fが設けられ、また転写ド
ラム103の下側には、これに離接自在に静電吸着ロー
ラ103gが設置されている。
【0018】定着器106は、回転駆動される加圧ロー
ラ106bと、これに圧接して記録媒体102に熱及び
圧力を加える定着ローラ106aとを備えている。転写
ドラム103から剥離して定着器106に送られた記録
媒体102は、加圧ローラ106bによる搬送によって
定着器106を通過すると共に、その通過の際に定着ロ
ーラ106aからの熱及び圧力によって各色のトナー像
の定着を受ける。
【0019】以上の構成のプリンタの画像形成動作を説
明すると、先ず、図6に示す給送ローラ101bを回転
駆動し、給紙カセット101a内の記録媒体102を1
枚分離してこれを転写ドラム103へ給送する。転写ド
ラム103は図の矢印方向へ回転し、これに給送された
記録媒体102の先端をグリッパ103fで把持すると
共に、吸着ローラ103gの作用により記録媒体102
をその周面に静電吸着する。
【0020】上記転写ドラム103の回転と同期して感
光ドラム104aを図の矢印方向へ回転駆動し、一次帯
電器104bによって感光ドラム104aの表面を均一
に帯電させ、スキャナ部110によりマゼンタ画像の画
像光を照射して、感光ドラム104a上にマゼンタ画像
の潜像が形成される。この潜像形成と同時にマゼンタ現
像器105Mを駆動し、感光ドラム104a上に形成さ
れた潜像にマゼンタトナーが付着するように、感光ドラ
ム104aの帯電極性と同極性で略同電位の現像バイア
スを印加して潜像を現像することにより、感光ドラム1
04a上にマゼンタトナー像が形成される。そして転写
ドラム3にマゼンタトナーと逆極性の転写電圧を印加す
ることにより、感光ドラム104a上のマゼンタトナー
像が転写ドラム103上に保持された記録媒体102上
に転写される。
【0021】上記のようにして、マゼンタトナー像の転
写が終了すると、次の現像カートリッジ105C、10
5Y、105Kが回転して感光ドラム104aと対向し
た現像位置に順次位置決めされ、同様にしてシアン、イ
エロー及びブラックの潜像形成、現像、トナー像の記録
媒体102上への転写が順次行なわれ、記録媒体102
上に4色のトナー像を重ね合わせたカラー画像が形成さ
れる。
【0022】4色のトナー像の転写が終了した記録媒体
102は、転写ドラム103から分離されて定着器10
6へ送られ、定着器106でトナー像の定着を受けた
後、装置本体上部に設けられたカバー上の排出トレイ1
08に排出ローラ107により排出され、ここに一連の
画像形成動作が終了する。
【0023】記録媒体102が分離された転写ドラム1
03は、クリーナ103hにより表面に付着したトナー
をクリーニングした後、除電ローラ103kにより転写
時の帯電電荷を除電して、電気的に初期化される。
【0024】このとき、現像ローラ105bに装置本体
からバイアスを印加するために、現像ローラ105bの
端部にはバイアス接点が設けられている。また、このバ
イアス接点は、より導通を安定的にするために、現像カ
ートリッジの位置決め方向である、現像ローラ105d
を回転駆動するための駆動伝達部材側に設けるのが望ま
しい。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記構成にあっては現
像カートリッジの小型化や組立性を向上させるために現
像ローラの端部には、例えばギアなどの回転駆動伝達部
材を配設するためにフランジ部分を備えているのが一般
的である。そして、このフランジ部分の外径部に駆動伝
達部材を係合させて現像ローラを回転駆動する。
【0026】一方、上記のバイアス接点をフランジ部分
の端面に固定する方法としてネジ止めや接着といった方
法が考えられるが、加工方法や組立性の観点から圧入に
よって固定するのが望ましい。
【0027】しかしながら、バイアス接点をフランジの
外径部に圧入すると、フランジやバイアス接点の削れ粉
が発生し、この削れ粉が外部にこぼれ落ちて電気的な問
題を起こすことや、バイアス接点を圧入する際にフラン
ジ部分に発生する傷などで、万が一製造時に駆動伝達部
材を組み直したりする事態に陥ったときに駆動伝達部材
の内径部分を傷つけたりする可能性がある。
【0028】従って、本発明の目的は、現像剤担持体に
現像バイアスを印加するためのバイアス接点を現像剤担
持体端部のフランジに圧入する際に生ずる削れ粉および
フランジの傷に起因する問題のない電子写真画像形成装
置および現像装置を提供する。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置および現像装置にて達成される。
要約すれば、本発明は、電子写真感光体と、現像剤を担
持搬送する現像剤担持体を含現像装置とを有する電子写
真画像形成装置において、前記現像剤担持体は、その端
部に電子写真画像形成装置本体から供給された駆動力を
伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝達部材を少なくとも
ラジアル方向に固定するための導電性のフランジ部と、
該フランジ部の端面に穿設された穴部と、該穴部に圧入
されたバイアス接点部材とを有することを特徴とする電
子写真画像形成装置である。
【0030】本発明による他の態様によれば、電子写真
画像形成装置に装着される現像装置において、現像剤を
担持搬送する現像剤担持体を有し、該現像剤担持体は、
その端部に電子写真画像形成装置本体から供給された駆
動力を伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝達部材を少な
くともラジアル方向に固定するための導電性のフランジ
部と、該フランジ部の端面に穿設された穴部と、該穴部
に圧入されたバイアス接点部材とを有することを特徴と
する現像装置が提供される。
【0031】上記発明において、前記現像装置は、少な
くとも、現像剤を収容する現像剤収容容器と、前記現像
剤担持体とを一体的に構成し、電子写真画像形成装置本
体に着脱可能なカートリッジであり、さらに、前記電子
写真画像形成装置本体から現像バイアスの供給を受ける
ための給電部材を有し、該給電部材が前記バイアス接点
部材と導通することにより、前記現像剤担持体に現像バ
イアスを印加することが好ましい。また、前記バイアス
接点部材は板バネであることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置および現像カートリッジを図面に則して更に詳
しく説明する。
【0033】実施例1 [電子写真画像形成装置の全体の説明]まずカラー電子
写真画像形成装置の全体構成について、図1を参照して
概略説明する。図1にはカラー画像形成装置の一形態で
あるカラーレーザープリンターが示される。
【0034】カラーレーザープリンターは、図1に示す
ように、一定速度で回転する電子写真感光体(感光ドラ
ム)15と、固定式の黒現像カートリッジ21Bと、回
転可能な3色のカラー現像カートリッジ(イエロー現像
カートリッジ20Y、マゼンタ現像カートリッジ20
M、シアン現像カートリッジ20C)とから構成される
画像形成部、および、画像形成部にて現像され、多重転
写されたカラー画像を保持し、転写材給送部から給送さ
れた記録媒体である転写材2にさらに転写する中間転写
体9を備えている。中間転写体9からカラー画像を転写
された転写材2を定着部25へ搬送して転写材2に定着
し、排出ローラ34、35、36によって装置上面の排
出部37へ排出する。
【0035】なお、上記3色の回転現像カートリッジお
よび固定式の黒現像カートリッジはプリンター本体に対
して個別に着脱可能に構成されている。
【0036】つぎに上記画像形成装置の各部の構成につ
いて順次詳細に説明する。
【0037】[感光ドラムユニット]感光ドラムユニッ
ト13は、電子写真感光体(以下、「感光ドラム」とい
う)15と、感光ドラム15のホルダーを兼ねるクリー
ニング装置の容器14とが一体的に構成されている。そ
して、このドラムユニット13はプリンター本体に対し
て着脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせ
て容易にユニット交換が可能なように構成されている。
【0038】本実施例に係る感光ドラム15は、直径6
2mmのアルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗
布して構成し、前述のようにクリーニング装置の容器1
4に回転自在に支持されている。
【0039】感光ドラム15の周上には、クリーナブレ
ード16、一次帯電手段17が配置され、また感光ドラ
ム15の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達
することにより、感光ドラム15を画像形成動作に応じ
て図中反時計回りに回転させるようにしている。
【0040】[帯電手段]一次帯電手段17は接触帯電
方法を用いた導電性ローラであり、導電性ローラを感光
ドラム15に当接させ、この導電性ローラ17に電圧を
印加することによって感光ドラム15の表面を一様に帯
電させるものである。
【0041】[露光手段]感光ドラム15への露光はス
キャナー部30から行なわれる。即ち画像信号がレーザ
ーダイオードに与えられると、このレーザーダイオード
は画像信号に対応する画像をポリゴンミラー31へ照射
する。
【0042】ポリゴンミラー31はスキャナーモータ3
1aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射し
た画像光が、結像レンズ32及び反射ミラー33を介し
て一定速度で回転する感光ドラム15の表面を選択的に
露光し、その結果感光ドラム15上に静電潜像が形成さ
れる。
【0043】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を
可視像化するために、前述のようにイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の現
像カートリッジ(現像装置)20Y、20M、20Cと
1個の黒現像カートリッジ(現像装置)21Bとから構
成され、各々の現像カートリッジが寿命が来た場合に
は、ユーザーがこれらを新しい現像カートリッジと交換
し、常に良質な画像を得るようにされている。
【0044】黒現像カートリッジ21Bは固定現像カー
トリッジであり、感光ドラム15に対向した位置に現像
ローラ21BSが、感光ドラム15に対し微小間隔(3
00μm程度)をもって配置され、感光ドラム15にブ
ラック現像剤による可視像を形成する。
【0045】黒現像カートリッジ21Bは容器21BV
内の現像剤を送り機構21BTによって現像剤担持体で
ある現像ローラ21BSに送り込まれ、現像ローラ21
BSの外周に圧接された塗布ブレード21BBによっ
て、図中時計方向に回転する現像ローラ21BSの外周
に現像剤を薄層塗布し、且つ現像剤へ電荷を付与(摩擦
帯電)する。
【0046】また潜像が形成された感光ドラム15と対
向した現像ローラ21BSに現像バイアスを印加するこ
とにより、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像
を行うものである。
【0047】3個のカラー現像カートリッジ20Y、2
0M、20Cは各々6000ページ(A4、5%印字)
相当の現像剤を内包し、軸22を中心として回転するハ
ウジングとしての現像ロータリー23に夫々着脱可能に
保持されている。
【0048】画像形成に際しては各現像カートリッジが
現像ロータリー23に保持された状態で軸22を中心に
回転移動し、所定の現像カートリッジが、感光ドラム1
5に対向した位置に止り、更に現像ローラが感光ドラム
15に対し微小間隔(300μm程度)をもって対向す
るように位置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像
に対応して可視像を形成する。
【0049】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像カート
リッジ20Y、マゼンタ現像カートリッジ20M、シア
ン現像カートリッジ20C、次いで黒現像カートリッジ
20Bの順で現像工程がなされる。
【0050】例えば、図1には、イエロー現像カートリ
ッジ20Yが感光ドラムカートリッジ13に対向した位
置に位置決め静止している状態を示している。さらに、
現像カートリッジ20Yは現像剤収容容器20YV内の
現像剤を送り機構20YTによって供給ローラ20YR
へ送り込み、図示時計方向に回転する供給ローラ20Y
Rおよび現像ローラ20YSの外周に圧接されたブレー
ド20YBが、図中時計方向に回転する現像ローラ20
YSの外周に現像剤を薄層塗布し、且つ現像剤へ電荷を
付与(摩擦帯電)する。
【0051】潜像形成された感光ドラム15と対向した
現像ローラ20YSに、現像バイアスを印加することに
より、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像を行
なうものである。
【0052】マゼンタ現像カートリッジ20M、シアン
現像カートリッジ20Cについても上記同様なメカニズ
ムでトナー現像が行なわれる。
【0053】また各回転現像カートリッジ20Y、20
M、20Cの各現像ローラは、各現像カートリッジが現
像位置に回転移動されたとき、プリンター本体に設けら
れてた各色現像用高圧電源、および駆動源と接続されて
おり、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆動が
伝達される。
【0054】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像カートリッジにより可視化され
た感光ドラム15上のトナー画像を4回(Y、M、C、
Bの4色の各画像)にわたり多重転写を受けるため、感
光ドラム15の外周速度と同期して図中時計回りに回転
している。また、多重転写を受けた中間転写体9は、電
圧を印加された転写ローラ10によって転写材2を挟み
込み搬送することにより、転写材2に中間転写体9上の
各色トナー像を同時多重転写する。
【0055】本実施例に係る中間転写体9は、直径18
6mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポンジ
や中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしている。
中間転写体9は回転自在に支持され、一体的に固定され
たギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0056】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって感光ドラム15に可視像化された
現像剤が、中間転写体9に転写された後、感光ドラム1
5上に残った現像剤をクリーニングするものである。ク
リーニングされた除去トナーは、クリーナ容器14に蓄
えられる。容器14に蓄えられる除去トナーの量は、感
光ドラム15の寿命より早く容器14を満たすことはな
く、従って、容器14は感光ドラム15の寿命交換時に
同時に一体で交換処理される。
【0057】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
カセット1、給紙ローラ3、4、重送防止のリタードロ
ーラ5、給紙ガイド6、搬送ローラ7、およびレジスト
ローラ8から主に構成される。
【0058】画像形成時には給紙ローラ3が、画像形成
動作に応じて駆動回転し、カセット1内の転写材2を1
枚ずつ分離給送すると共に、ガイド板6によってガイド
し、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
【0059】画像形成動作中にレジストローラ8は、転
写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を中
間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシー
ケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転写
材2との位置合わせを行なう。
【0060】[転写部]転写部は、揺動可能な転写ロー
ラ10からなり、転写ローラ10は、金属軸を中抵抗発
泡弾性体で巻いてあり、図中上下に移動可能で且つ駆動
を有する。
【0061】中間転写体9上に4色の現像剤像を形成し
ている間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は、そ
の画像を乱さぬように、転写ローラ10は図中実線で示
す下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0062】中間転写体9上に4色のトナー像が形成し
終わった後、転写ローラ10は、転写材2にカラー画像
を転写するタイミングに合わせて、図示しないカム部材
により図中細線で示す上方位置にあって転写材2を介し
て中間転写体9に所定の圧で押付けられる。この時同時
に転写ローラ10には、バイアスが印加され、中間転写
体9上のトナー画像が転写材2に転写される。
【0063】ここで中間転写体9と転写ローラ10と
は、夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転
写材2は転写工程が行なわれると同時に、図中左方向に
所定の速度で搬送され、次工程を行なう定着部25に向
けて送られる。
【0064】[定着部]定着部25は、現像手段20、
21により形成されたトナー画像を中間転写体9を介し
て転写材2上に形成したトナー画像を定着させるもので
あり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるための
定着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接する
ための加圧ローラ27とからなる。各ローラ26、27
は中空ローラで、その内部に夫々ヒーター28、29を
有し、回転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成
されている。
【0065】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に、
熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に
定着される。
【0066】つぎに、本発明の特徴部分である前述され
た各回転現像カートリッジ20Y、20M、20Cの現
像用高圧電源の接続手段と、現像ローラの回転駆動の伝
達手段について説明する。なお、下記の説明において
は、イエロー用の現像カートリッジを代表として説明す
るが、マゼンタ、およびシアン用の現像カートリッジも
同じである。
【0067】図2は本発明の第1実施例における現像ロ
ーラ20YSの端面を示す斜視図である。
【0068】図示のように現像ローラ20YSはその端
部にフランジ201が現像ローラ20YSと同心状に設
けられており、フランジ201の端部には回転止め部分
203が付設されている。そして、この回転止め部分2
03には例えばギアなどの駆動伝達部材20YGが嵌合
されている。この駆動伝達部材20YGに装置本体から
駆動供給を受けることにより、現像ローラ20YSは回
転駆動する。
【0069】また、フランジ201の端面には穴204
が穿設されいる。
【0070】つぎに、図3を用いて現像ローラ20YS
に現像用高圧電源から現像バイアスを印加するための接
点構成について説明する。
【0071】本実施例においてはフランジ201は導通
部材でできており、また上記のように、フランジ201
の端面には穴204が穿設されており、この穴204に
バイアス接点部材205が圧入されている。
【0072】このときバイアス接点部材205はフラン
ジ201の内径部の穴204に圧入されているため、圧
入時に削れ粉などが発生しても、穴205から外部に出
るおそれがない。
【0073】また、バイアス接点部材205を圧入する
際に、圧入部分には傷などが発生するが、万が一現像カ
ートリッジ20Yを製造時に組み直さなければならない
事態に陥っても駆動伝達部材20YGの係合部分つまり
回転止め部分203とバイアス接点部材205の圧入部
分である穴204とは互いに独立しているため、バイア
ス接点205を抜き差しして穴204に傷などが発生し
ても駆動伝達部材20YGに傷がつくことはない。
【0074】一方、現像カートリッジ20Yの枠体部分
20YFには電極部材206が配設され、この電極部材
206に装置本体から所定のバイアスを印加される構成
となっている。
【0075】なお、本実施例においては、現像カートリ
ッジ20Yに電極部材206を具備し、電極部材206
を介してバイアス印加を行う構成としているが、装置本
体からのバイアス印加を直接バイアス接点部材205に
行うことも可能である。
【0076】また、本実施例では、バイアス接点部材2
05を駆動伝達側に設けているが、これはこの方が、駆
動や、給電といったインターフェース部分を一方向に集
中させた方が精度よく接続可能なためである。したがっ
て、これらの問題が解決される構成であれば、給電側と
駆動側を別々にしてもよい。
【0077】また、本実施例の説明においては、現像カ
ートリッジを例に挙げて説明しているが、本構成は、帯
電手段やクリーニング手段など少なくとも二つ以上の手
段を一体的に備えたプロセスカートリッジの現像手段に
対しても容易に適用可能である。
【0078】実施例2 つぎに本発明の第2実施例について図4および図5を説
明する。図4は、本実施例の現像ローラ20YSを示す
斜視図である。
【0079】第1実施例と同様に図示のごとく現像ロー
ラ20YSの端部にはフランジ201が設けてあり、フ
ランジ201の端面には穴204が穿設されている。そ
してこの穴204にバイアス接点部材205が圧入して
ある。
【0080】ただし本実施例においては、バイアス接点
部材205は、図5に示すように導電性の板バネ部材か
ら構成されている。
【0081】このように板バネ部材からなるバイアス接
点部材を穴204に圧入していることにより、組立が容
易になるほか、万が一組み直しなどの事態に陥った場合
に分解も容易になる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子写真画像形成装置および現像装置によれば、現像
剤担持体が、その端部に電子写真画像形成装置本体から
供給された駆動力を伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝
達部材を少なくともラジアル方向に固定するための導電
性のフランジ部と、該フランジ部の端面に穿設された穴
部と、該穴部に圧入されたバイアス接点部材とを有する
ことにより、現像剤担持体に現像バイアスを印加するた
めのバイアス接点部材を現像剤担持体端部のフランジに
圧入する際に生ずる削れ粉およびフランジ部の傷に起因
する問題の発生を防止できる。すなわち、上記の削れ粉
が外部にこぼれ落ちて電気的な問題を起こすことや、フ
ランジ部の傷で万が一製造時に駆動伝達部材を組み直し
たりする事態に陥ったときに駆動伝達部材の内径部分を
傷つけたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の電子写真画像形成装
置を示す全体構成図である。
【図2】第1実施例の現像ローラの端部を示す斜視図で
ある。
【図3】第1実施例の現像カートリッジと現像枠体の電
極部材を示す側面図である。
【図4】第2実施例の現像ローラの端部を示す斜視図で
ある。
【図5】第2実施例の現像ローラの端部を示す平面図で
ある。
【図6】従来の電子写真画像形成装置の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
15 感光ドラム(電子写真感光
体) 20C、20M、20Y 現像カートリッジ(現像装
置) 20YG 駆動伝達部材 20YS 現像ローラ(現像剤担持
体) 201 フランジ部 204 穴 205 バイアス接点部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀川 直史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H073 AA02 BA13 CA22 2H077 AD06 AD35 BA01 BA09 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、現像剤を担持搬送す
    る現像剤担持体を含現像装置とを有する電子写真画像形
    成装置において、 前記現像剤担持体は、その端部に電子写真画像形成装置
    本体から供給された駆動力を伝達する駆動伝達部材と、
    該駆動伝達部材を少なくともラジアル方向に固定するた
    めの導電性のフランジ部と、該フランジ部の端面に穿設
    された穴部と、該穴部に圧入されたバイアス接点部材と
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像装置は、少なくとも、現像剤を
    収容する現像剤収容容器と、前記現像剤担持体とを一体
    的に構成し、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なカ
    ートリッジであり、さらに、前記電子写真画像形成装置
    本体から現像バイアスの供給を受けるための給電部材を
    有し、該給電部材が前記バイアス接点部材と導通するこ
    とにより、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する
    請求項1の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記バイアス接点部材は板バネである請
    求項1または2の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 電子写真画像形成装置に装着される現像
    装置において、 現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、該現像剤担
    持体は、その端部に電子写真画像形成装置本体から供給
    された駆動力を伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝達部
    材を少なくともラジアル方向に固定するための導電性の
    フランジ部と、該フランジ部の端面に穿設された穴部
    と、該穴部に圧入されたバイアス接点部材とを有するこ
    とを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも、現像剤を収容する現像剤収
    容容器と、前記現像剤担持体とを一体的に構成し、電子
    写真画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジであ
    り、さらに、前記電子写真画像形成装置本体から現像バ
    イアスの供給を受けるための給電部材を有し、該給電部
    材が前記バイアス接点部材と導通することにより、前記
    現像剤担持体に現像バイアスを印加する請求項4の現像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記バイアス接点部材は板バネである請
    求項4または5の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6704525B2 (en) * 2000-04-06 2004-03-09 Canon Kabushiki Kaisha Developing device, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus

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