JP2000075653A - 電子写真画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置および現像カートリッジ

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JP2000075653A
JP2000075653A JP10259198A JP25919898A JP2000075653A JP 2000075653 A JP2000075653 A JP 2000075653A JP 10259198 A JP10259198 A JP 10259198A JP 25919898 A JP25919898 A JP 25919898A JP 2000075653 A JP2000075653 A JP 2000075653A
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developer
developing
developing frame
developing cartridge
cartridge
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JP10259198A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsuda
健司 松田
Akira Fujita
明良 藤田
Nobuharu Hoshi
信晴 星
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像カートリッジとシール手段との干渉をな
くし、現像カートリッジの回動を滑らかに行う。 【解決手段】 現像ロータリーに設けられた衝立シート
24Sが現像枠体201の外壁表面と接する部分全体を
カバー部材206により覆う構成とする。これにより、
衝立シート24Sが上記外壁表面の段差に引っかかり、
現像カートリッジが滑らかに回動できなくなり、加圧不
良を起こすことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置および現像カートリッジに関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。電子写真画像形成装置としては、例えば電子
写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービーム
プリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置お
よびワードプロセッサなどが含まれる。
【0003】また、現像カートリッジとは、現像手段を
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写
真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。
【0004】
【従来の技術】まず、図9に沿って従来のカラーレーザ
ープリンタの一例について概略説明する。
【0005】このプリンタは、図9に示すように、給送
装置101から給送した記録媒体2を転写ドラム103
に巻き付けて担持し、この記録媒体102を感光ドラム
104aと対向した転写部に搬送し、感光ドラム104
a上に露光、潜像形成、現像により形成された各色のト
ナー像を記録媒体2上に転写してカラー画像を得る。そ
して記録媒体102を定着器106に搬送して、そこで
トナー像を記録媒体102に定着した後、排出ローラ1
07により装置上部の排出部108に排出するものであ
る。
【0006】プリンタは、感光ドラム104aの周辺
に、一次帯電器104b、クリーナ104c、レーザス
キャナ部110、回転現像装置105、給紙装置1およ
び転写ドラム103等を備える。
【0007】一次帯電器104bは、導電ローラを備え
ており、この導電ローラを感光ドラム4aに当接させて
該ローラに電圧を印加することにより、感光ドラム4a
の表面が一様に帯電される。
【0008】レーザスキャナ部10は、図示しないレー
ザダイオードを有し、このレーザダイオードは画像信号
を与えられると、画像信号に対応した画像光を発生し
て、ポリゴンミラー110aに照射する。ポリゴンミラ
ー110aはスキャナモータによって高速回転して画像
光を反射し、反射した画像光を結像レンズ110bおよ
び反射ミラー110cを介して、像担持体ユニット10
4の露光部から感光ドラム104a上を選択的に照射、
露光し、これにより感光ドラム104a上に静電潜像が
形成される。
【0009】回転現像装置105は各色すなわちマゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの現像剤を収容した現
像カートリッジ105M、105C、105Y、105
Kを有している。これら4色の現像カートリッジは軸1
05eに対して回転可能に配置され、各現像カートリッ
ジの中心に公転するギアの外周に配置された自転するギ
アに連動して回転し、その姿勢が一定に維持されてい
る。
【0010】画像形成に際しては、潜像に対応した例え
ばマゼンタ色の現像カートリッジ105Mが感光ドラム
104aに対向した位置に静止し、さらにそこで現像ロ
ーラ105bが感光ドラム104a表面に微少間隔を介
して対向するように位置決めされる。
【0011】現像時には現像ローラ105bがバイアス
の印加と回転駆動とを受けることで感光ドラム104a
上の潜像を現像しトナー像を形成する。
【0012】各現像カートリッジ内に配置された、現像
ローラ105bには供給ローラ105aが摺接してお
り、現像に寄与しなかった現像剤を掻き取って、常に新
鮮な現像剤が供給されるようになっている。
【0013】一方、現像剤を収容する現像剤収容容器に
は現像剤を供給ローラ105aに供給するための現像剤
搬送手段105tが回転していて供給ローラ105aに
現像剤を搬送している。
【0014】一方、現像カートリッジ105M、105
C、105Y、105Kは装置本体に対して着脱可能に
取り付けてあり、ユーザーは現像カートリッジの寿命が
きたら、それぞれの現像カートリッジを簡単に交換する
ことができる。
【0015】給紙装置101は、紙などの記録媒体10
2を収容した給紙カセット101aを有し、このカセッ
ト101aは、装置本体109内の底部に装填されてい
る。画像形成時には、カセット101aの出口近くに配
置された給紙ローラ101bが画像形成動作に応じて回
転して、給紙カセット101a内から記録媒体102を
1枚ずつ分離して転写ドラム103へ向けて送給する。
【0016】転写ドラム103は、給送された記録媒体
102を巻き付けて、記録媒体102上に、感光ドラム
104a上に順次形成される各色のトナー像を転写させ
るために、感光ドラム104aの周速と同速度で矢印方
向に回転して、記録媒体102を感光ドラム4aと対向
した画像転写部へ向けて搬送するものである。
【0017】転写ドラム103の外周面の所定位置に
は、給紙装置101から給送された記録媒体102の先
端を把持するグリッパ103fが設けられ、また転写ド
ラム103の下側には、これに離接自在に静電吸着ロー
ラ103gが設置されている。
【0018】定着器106は、回転駆動される加圧ロー
ラ106aと、これに圧接して記録媒体102に熱およ
び圧力を加える定着ローラ106bとを備えている。転
写ドラム103から剥離して定着器106に送られた記
録媒体102は、加圧ローラ106aによる搬送によっ
て定着器106を通過すると共に、その通過の際に定着
ローラ106bからの熱および圧力によって各色のトナ
ー像の定着を受ける。
【0019】以上の構成のプリンタの画像形成動作を説
明すると、先ず、図9に示す給送ローラ101bを回転
駆動し、給紙カセット101a内の記録媒体102を1
枚分離してこれを転写ドラム103へ給送する。転写ド
ラム103は図の矢印方向へ回転し、これに給送された
記録媒体102の先端をグリッパ103fで把持すると
共に、吸着ローラ103gの作用により記録媒体102
をその周面に静電吸着する。
【0020】上記転写ドラム103の回転と同期して感
光ドラム104aを図の矢印方向へ回転駆動し、一次帯
電器104bによって感光ドラム104aの表面を均一
に帯電させ、スキャナ部110によりマゼンタ画像の画
像光を照射して、感光ドラム104a上にマゼンタ画像
の潜像が形成される。この潜像形成と同時にマゼンタ現
像器105Mを駆動し、感光ドラム104a上に形成さ
れた潜像にマゼンタトナーが付着するように、感光ドラ
ム104aの帯電極性と同極性で略同電位の現像バイア
スを印加して潜像を現像すれば、感光ドラム104a上
にマゼンタトナー像が形成される。そして転写ドラム3
にマゼンタトナーと逆極性の転写電圧を印加すれば、感
光ドラム104a上のマゼンタトナー像が転写ドラム1
03上に保持された被記録材102上に転写される。
【0021】上記のようにして、マゼンタトナー像の転
写が終了すると、次の現像器105C、105Y、10
5Kが回転して感光ドラム104aと対向した現像位置
に順次位置決めされ、同様にしてシアン、イエローおよ
びブラックの潜像形成、現像、トナー像の記録媒体10
2上への転写が順次行なわれ、記録媒体102上に4色
のトナー像を重ね合わせたカラー画像が形成される。
【0022】4色のトナー像の転写が終了した記録媒体
102は、転写ドラム103から分離されて定着器10
6へ送られ、定着器106でトナー像の定着を受けた
後、装置本体上部に設けられたカバー上の排出トレイ1
08に排出ローラ107により排出され、ここに一連の
画像形成動作が終了する。
【0023】記録媒体102が分離された転写ドラム1
03は、クリーナ103hにより表面に付着したトナー
をクリーニングした後、除電ローラ103kにより転写
時の帯電電荷を除電して、電気的に初期化される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成における回転現像装置5にあっては現像を行う際ある
いは回転選択機構により、現像カートリッジ105M、
105C、105Y、105Kが移動する際に、プリン
タ本体内に浮遊した現像剤が現像カートリッジに付着し
て汚れてしまう場合がある。
【0025】そのため、ユーザーは現像カートリッジの
交換などのメンテナンス作業をする際に、現像剤が付着
した現像カートリッジを交換しなければならず、ユーザ
ーの手や衣類を汚す場合があった。
【0026】この問題を解決するには、現像カートリッ
ジから飛散する浮遊トナーが現像カートリッジに付着し
ないように、現像カートリッジのハウジングと現像カー
トリッジの枠体の間隙を遮蔽するようなシール手段を設
ければよい。
【0027】一方、感光ドラム表面と現像ローラとの間
を所定の微小間隙に保つためには、現像カートリッジを
現像ロータリーに対して回動可能に支持し、付勢手段に
よって現像カートリッジを感光ドラムに所定の圧をもっ
て加圧しなければならない。
【0028】しかしながら、上記のシール手段と現像カ
ートリッジの枠体が接触した場合に、枠体の段差や枠体
表面のざらつきによってシール手段が引っかかり、現像
カートリッジの回動が滑らかでなくなり、上記所定の微
小間隔が得られなくなってしまい、画像に悪影響を及ぼ
すという問題があった。
【0029】また、現像カートリッジから飛散する浮遊
トナーを軽減するため、現像ローラの下方に、一端を現
像枠体に固定し、他端を自由端として現像ローラ表面に
摺擦させるシール部材を設け、このシール部材を現像ロ
ーラと同電位にする方法がある。このために、必要とす
る電極部材をシール部材の固定端側に配設している。
【0030】ところが、現像カートリッジの構成上、こ
の部分は現像カートリッジの外側にむき出しになってお
り、現像カートリッジの交換に際し、不便な点があっ
た。
【0031】従って、本発明の主な目的は、現像カート
リッジとシール手段との干渉をなくし、現像カートリッ
ジの回動を滑らかに行うことのできる電子写真画像形成
装置および現像カートリッジを提供することである。
【0032】また、本発明の他の目的は、現像カートリ
ッジからの浮遊トナーを軽減するとともに、現像カート
リッジの交換に際し、取扱いやすい電子写真画像形成装
置および現像カートリッジを提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置および現像カートリッジにて達成
される。要約すれば、本発明は、電子写真感光体と、現
像剤を収容する現像剤収容容器、該現像剤収容容器の開
口部に配設され現像剤を担持搬送する現像剤担持体、お
よび該現像剤担持体を回転自在に支持する現像枠体を有
する現像カートリッジを回動可能に支持するハウジング
と、該ハウジングと前記現像枠体との間隙をシールする
シール手段とを有し、更に、前記ハウジングに前記現像
カートリッジが装着された時に、少なくとも前記シール
手段が前記現像枠体と当接する部分にて、前記現像枠体
の外壁表面を覆うカバー部材を有することを特徴とする
電子写真画像形成装置である。
【0034】本発明による他の実施態様によれば、電子
写真感光体と、現像剤を収容する現像剤収容容器、該現
像剤収容容器の開口部に配設され現像剤を担持搬送する
現像剤担持体、および該現像剤担持体を回転自在に支持
する現像枠体を有する現像カートリッジを回動可能に支
持するハウジングと、該ハウジングと前記現像枠体との
間隙をシールするシール手段と、一端を前記現像枠体に
固定され、他端を自由端として前記現像剤担持体の表面
を摺擦するように配置された導電性の密閉部材と、該密
閉部材が前記現像剤担持体と同電位となるように、前記
現像枠体の外壁表面に設けられた電極部材とを有し、更
に、前記ハウジングに前記現像カートリッジが装着され
た時に、少なくとも前記密閉部材が前記現像枠体と当接
する部分にて、前記現像枠体の外壁表面を覆うカバー部
材とを有し、該カバー部材は前記電極部材をも覆うこと
を特徴とする電子写真画像形成装置が提供される。
【0035】また、本発明による他の態様によれば、電
子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジ
において、現像剤を収容する現像剤収容容器と、該現像
剤収容容器の開口部に配設され現像剤を担持搬送する現
像剤担持体と、該現像剤担持体を回転自在に支持する現
像枠体と、該現像枠体および現像カートリッジを回動可
能に支持するハウジングの間隙をシールするシール手段
とを有し、更に、前記ハウジングに装着された時に、少
なくとも前記シール手段が前記現像枠体と当接する部分
にて、前記現像枠体の外壁表面を覆うカバー部材とを有
することを特徴とする現像カートリッジが提供される。
【0036】さらに、本発明によれば、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、現
像剤を収容する現像剤収容容器と、該現像剤収容容器の
開口部に配設され現像剤を担持搬送する現像剤担持体
と、および該現像剤担持体を回転自在に支持する現像枠
体と、該現像枠体および現像カートリッジを回動可能に
支持するハウジングの間隙をシールするシール手段と、
一端を前記現像枠体に固定され、他端を自由端として前
記現像剤担持体の表面を摺擦するように配置された導電
性の密閉部材と、該密閉部材が前記現像剤担持体と同電
位となるように、前記現像枠体の外壁表面に設けられた
電極部材とを有し、更に、前記ハウジングに装着された
時に、少なくとも前記シール手段が前記現像枠体と当接
する部分にて、前記現像枠体の外壁表面を覆うカバー部
材を有し、該カバー部材は前記電極部材をも覆うことを
特徴とする現像カートリッジが提供される。
【0037】上記発明において、前記カバー部材は前記
現像枠体から前記現像剤担持体近傍まで延長されている
こおとが好ましく、また、前記カバー部材は帯電防止部
材であることが好ましい。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置および現像カートリッジを図面に則して更に詳
しく説明する。
【0039】実施例1 [画像形成装置の全体の説明]まずカラー画像形成装置
の全体構成について、図1を参照して概略説明する。図
1にはカラー画像形成装置の一形態であるカラーレーザ
ープリンターが示される。
【0040】カラーレーザープリンターは、図1に示す
ように、一定速度で回転する電子写真感光体(感光ドラ
ム)15と、固定式の黒現像カートリッジ21Bと、回
転可能な3色のカラー現像カートリッジ(イエロー現像
カートリッジ20Y、マゼンタ現像カートリッジ20
M、シアン現像カートリッジ20C)とから構成される
画像形成部、および、画像形成部にて現像され、多重転
写されたカラー画像を保持し、転写材給送部から給送さ
れた記録媒体である転写材2にさらに転写する中間転写
体9を備えている。中間転写体9からカラー画像を転写
された転写材2を定着部25へ搬送して転写材2に定着
し、排出ローラ34、35、36によって装置上面の排
出部37へ排出する。
【0041】なお、上記3色の回転現像カートリッジお
よび固定式の黒現像カートリッジはプリンター本体に対
して個別に着脱可能に構成されている。
【0042】つぎに上記画像形成装置の各部の構成につ
いて順次詳細に説明する。
【0043】[感光ドラムユニット]感光ドラムユニッ
ト13は、像担持体(以下、「感光ドラム」という)1
5と、感光ドラム15のホルダーを兼ねるクリーニング
装置の容器14とが一体的に構成されている。そして、
このドラムユニット13はプリンター本体に対して着脱
自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせて容易
にユニット交換が可能なように構成されている。
【0044】本実施例に係る感光ドラム15は、直径6
2mmのアルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗
布して構成し、前述のようにクリーニング装置の容器1
4に回転自在に支持されている。
【0045】感光ドラム15の周上には、クリーナブレ
ード16、一次帯電手段17が配置され、また感光ドラ
ム15の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達
することにより、感光ドラム15を画像形成動作に応じ
て図中反時計回りに回転させるようにしている。
【0046】[帯電手段]一次帯電手段17は接触帯電
方法を用いた導電性ローラであり、導電性ローラを感光
ドラム15に当接させ、この導電性ローラ17に電圧を
印加することによって感光ドラム15の表面を一様に帯
電させるものである。
【0047】[露光手段]感光ドラム15への露光はス
キャナー部30から行なわれる。即ち画像信号がレーザ
ーダイオードに与えられると、このレーザーダイオード
は画像信号に対応する画像をポリゴンミラー31へ照射
する。
【0048】ポリゴンミラー31はスキャナーモータ3
1aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射し
た画像光が、結像レンズ32及び反射ミラー33を介し
て一定速度で回転する感光ドラム15の表面を選択的に
露光し、その結果感光ドラム15上に静電潜像が形成さ
れる。
【0049】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を
可視像化するために、前述のようにイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の現
像カートリッジ20Y、20M、20Cと1個の黒現像
カートリッジ21Bとから構成され、各々の現像カート
リッジが寿命が来た場合には、ユーザーがこれらを新し
い現像カートリッジと交換し、常に良質な画像を得るよ
うにされている。
【0050】黒現像カートリッジ21Bは固定現像カー
トリッジであり、感光ドラム15に対向した位置に現像
ローラ21BSが、感光ドラム15に対し微小間隔(3
00μm程度)をもって配置され、感光ドラム15にブ
ラック現像剤による可視像を形成する。
【0051】黒現像カートリッジ21Bは容器内の現像
剤を送り機構21BTによって現像剤担持体である現像
ローラ21BSに送り込まれ、現像ローラ21BSの外
周に圧接された塗布ブレード21BBによって、図中時
計方向に回転する現像ローラ21BSの外周に現像剤を
薄層塗布し、且つ現像剤へ電荷を付与(摩擦帯電)す
る。
【0052】また潜像が形成された感光ドラム15と対
向した現像ローラ21BSに現像バイアスを印加するこ
とにより、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像
を行うものである。
【0053】3個のカラー現像カートリッジ20Y、2
0M、20Cは各々6000ページ(A4、5%印字)
相当の現像剤を内包し、軸22を中心として回転するハ
ウジングとしての現像ロータリー23に夫々着脱可能に
保持されている。
【0054】画像形成に際しては各現像カートリッジが
現像ロータリー23に保持された状態で軸22を中心に
回転移動し、所定の現像カートリッジが、感光ドラム1
5に対向した位置に止り、更に現像ローラが感光ドラム
15に対し微小間隔(300μm程度)をもって対向す
るように位置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像
に対応して可視像を形成する。
【0055】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像カート
リッジ20Y、マゼンタ現像カートリッジ20M、シア
ン現像カートリッジ20C、次いで黒現像カートリッジ
20Bの順で現像工程がなされる。
【0056】例えば、図1には、イエロー現像カートリ
ッジ20Yが感光ドラムカートリッジ13に対向した位
置に位置決め静止している状態を示している。さらに、
図2に詳しく示されているように、現像カートリッジ2
0Yは現像剤収容容器20YV内の現像剤を送り機構2
0YTによって供給ローラ20YRへ送り込み、図示時
計方向に回転する供給ローラ20YRおよび現像ローラ
20YSの外周に圧接されたブレード20YBが、図中
時計方向に回転する現像ローラ20YSの外周に現像剤
を薄層塗布し、且つ現像剤へ電荷を付与(摩擦帯電)す
る。
【0057】潜像形成された感光ドラム15と対向した
現像ローラ20YSに、現像バイアスを印加することに
より、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像を行
なうものである。
【0058】マゼンタ現像カートリッジ20M、シアン
現像カートリッジ20Cについても上記同様なメカニズ
ムでトナー現像が行なわれる。
【0059】また各回転現像カートリッジ20Y、20
M、20Cの各現像ローラは、各現像カートリッジが現
像位置に回転移動されたとき、プリンター本体に設けら
れてた各色現像用高圧電源、および駆動源と接続されて
おり、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆動が
伝達される。
【0060】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像カートリッジにより可視化され
た感光ドラム15上のトナー画像を4回(Y、M、C、
Bの4色の各画像)にわたり多重転写を受けるため、感
光ドラム15の外周速度と同期して図中時計回りに回転
している。また、多重転写を受けた中間転写体9は、電
圧を印加された転写ローラ10によって転写材2を挟み
込み搬送することにより、転写材2に中間転写体9上の
各色トナー像を同時多重転写する。
【0061】本実施例に係る中間転写体9は、直径18
6mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポンジ
や中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしている。
中間転写体9は回転自在に支持され、一体的に固定され
たギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0062】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって感光ドラム15に可視像化された
現像剤が、中間転写体9に転写された後、感光ドラム1
5上に残った現像剤をクリーニングするものである。ク
リーニングされた除去トナーは、クリーナ容器14に蓄
えられる。容器14に蓄えられる除去トナーの量は、感
光ドラム15の寿命より早く容器14を満たすことはな
く、従って、容器14は感光ドラム15の寿命交換時に
同時に一体で交換処理される。
【0063】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
カセット1、給紙ローラ3、4、重送防止のリタードロ
ーラ5、給紙ガイド6、搬送ローラ7、およびレジスト
ローラ8から主に構成される。
【0064】画像形成時には給紙ローラ3が、画像形成
動作に応じて駆動回転し、カセット1内の転写材2を1
枚ずつ分離給送すると共に、ガイド板6によってガイド
し、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
【0065】画像形成動作中にレジストローラ8は、転
写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を中
間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシー
ケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転写
材2との位置合わせを行なう。
【0066】[転写部]転写部は、揺動可能な転写ロー
ラ10からなり、転写ローラ10は、金属軸を中抵抗発
泡弾性体で巻いてあり、図中上下に移動可能で且つ駆動
を有する。
【0067】中間転写体9上に4色の現像剤像を形成し
ている間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は、そ
の画像を乱さぬように、転写ローラ10は図中実線で示
す下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0068】中間転写体9上に4色のトナー像が形成し
終わった後、転写ローラ10は、転写材2にカラー画像
を転写するタイミングに合わせて、図示しないカム部材
により図中細線で示す上方位置にあって転写材2を介し
て中間転写体9に所定の圧で押付けられる。この時同時
に転写ローラ10には、バイアスが印加され、中間転写
体9上のトナー画像が転写材2に転写される。
【0069】ここで中間転写体9と転写ローラ10と
は、夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転
写材2は転写工程が行なわれると同時に、図中左方向に
所定の速度で搬送され、次工程を行なう定着部25に向
けて送られる。
【0070】[定着部]定着部25は、現像手段20、
21により形成されたトナー画像を中間転写体9を介し
て転写材2上に形成したトナー画像を定着させるもので
あり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるための
定着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接する
ための加圧ローラ27とからなる。各ローラ26、27
は中空ローラで、その内部に夫々ヒーター28、29を
有し、回転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成
されている。
【0071】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に、
熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に
定着される。
【0072】つぎに、本発明の特徴部分である現像カー
トリッジについて説明する。なお、下記の説明において
は、イエロー用の現像カートリッジを代表として説明す
るが、マゼンタ、およびシアン用の現像カートリッジも
同じである。
【0073】まず、現像カートリッジ20Yの現像ロー
ラ20YSと感光ドラム15の微少間隔(300μm程
度)を保証する手段について説明する。
【0074】図3は本実施例における現像カートリッジ
20Yの下斜視図である。図示のごとく現像ローラ20
YSの両端には間隙保持部材であるスペーサコロ202
が配設されている。スペーサコロ202の外径は現像ロ
ーラ20YSの外径よりも600μm程度大きくなって
いる。
【0075】現像カートリッジ20Yは図1に示すよう
に装置本体の現像カートリッジ20Y、20M、20C
のハウジングである現像ロータリー23に回動可能に支
持されている。
【0076】図4は現像カートリッジ20Yが現像ロー
タリー23に支持されている部分の上斜視図の拡大図で
ある。現像ロータリー23の端部にはロータリーフラン
ジ23Fが配設されており、ロータリーフランジ23F
には現像カートリッジ20Yの回動中心となる位置決め
穴23FHが穿設されている。
【0077】また図3に示すように現像カートリッジ2
0Yには位置決めピン204が設けてあり、現像カート
リッジ20Yは位置決めピン204と位置決め穴23F
Hとが係合し、現像ロータリー23に配設してある不図
示の付勢手段によって感光ドラム15に加圧当接される
が前述したようにスペーサコロ202は現像ローラ20
YSよりも外径が600μm大きいため、現像ローラ2
0YSと感光ドラム15との微少間隔は300μmに保
証される。
【0078】なお、本実施例の説明においてはイエロー
の現像カートリッジ20Yを例に挙げて説明したが、他
の現像カートリッジ20M、20Cについても同様の方
法にて微少間隔は保証されている。
【0079】続いて、再度図2を参照して、現像カート
リッジのシール手段について説明する。図2は現像カー
トリッジ20Y、感光ドラム15、現像ロータリー23
を拡大した断面図である。
【0080】感光ドラム15の潜像に現像ローラ20Y
S上の現像剤を現像するときに微量の現像剤が飛散し浮
遊トナーtとなる。浮遊トナーtは感光ドラム15と現
像ローラ20YSの回転方向にしたがって図の矢印方向
つまり下方向に浮遊する。そして、これら浮遊トナーt
のいくつかは現像ローラ20Yを回転自在に支持する支
持部材である現像枠体201に付着しようとする。その
ため、ユーザーが現像カートリッジ20Yを交換する際
に現像枠体201に付着した浮遊トナーtによって手や
衣類を汚してしまう可能性がある。
【0081】そこで、本実施例においては、現像ロータ
リー23にシール手段である衝立24とこの衝立24の
先端に可撓性シート部材である衝立シート24Sを配設
し、衝立シート24は現像枠体201に接するように設
定している。衝立シート24Sは可撓性シート部材であ
り、衝立シート24Sは現像カートリッジ20Yの現像
枠体201の形状にならい変形することによって、シー
ル手段としての性能を上げることができる。
【0082】なお、本実施例において、衝立シート24
Sの材質はPETシートを用いているが、可撓性のシー
ト部材であればこの限りではない。また、衝立シート2
4Sの材質を帯電防止部材とすることで、衝立シート2
4Sが現像カートリッジ20Yと摺接し、摩擦帯電する
ことがあっても、浮遊トナーtを静電吸着することを防
ぐことが可能となる。
【0083】しかしながら、現像枠体201の表面には
図3に示すように強度アップのためのリブ201Rが設
けてあったり、段差があったり、表面にざらつきがあっ
たりして衝立シート24Sが引っかかってしまい、前述
した現像カートリッジ20Yの回動が滑らかでなくな
り、感光ドラム15と現像ローラ20YSの微少間隔が
保証できなくなる問題があった。
【0084】そこで本実施例では、図5に示すように、
現像枠体201の衝立シート24Sが接する部分全体を
覆うカバー部材206を配設することによって、衝立シ
ート24Sが現像枠体201に引っかかることを防ぎ、
現像カートリッジの回動を滑らかに行うことができるよ
うになった。
【0085】カバー部材206の材質は表面が滑らかで
且つカバー部材206を現像枠体201に配設する際に
現像枠体201の形状にならいやすい材質が好ましく、
その一般的な例としてPETシートなどが挙げられるが
表面性が滑らか且つ可撓性のカバー部材であればこの限
りではない。また、カバー部材206を帯電防止部材と
することにより、現像プロセス中や、現像カートリッジ
20Yの揺動時に衝立シート24Sとカバー部材206
が摺擦し、現像枠体201の表面が帯電しても浮遊トナ
ーtが静電吸着しなくなる。
【0086】なお、衝立シート24Sの引っかかりを防
止するために、リブを現像カートリッジ20Yの内側に
配設するという方法も考えられるが、リブ形状が画像に
影響を及ぼすという問題がある。さらに、引っかかりを
防止するために現像枠体201の表面性を上げるという
方法も考えられるが、本実施例のようにカバー部材を配
設する方法に比べコストが上がってしまうという問題が
あり、両方とも好ましいものではない。
【0087】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図6と図7により
説明する。図6は、本実施例に係る現像カートリッジと
その周辺を示す断面図である。
【0088】現像ローラ20YSの下方には、一端を現
像枠体201に固定し、他端を自由端として現像ローラ
20YSの表面に摺擦させることにより現像枠体201
の内部から現像剤が漏れるのを防止するための密閉部材
である下シール208が配設されている。
【0089】現像カートリッジ20Yから飛散する浮遊
トナーtの絶対量を軽減するため下シール208は導電
性部材からできており、電極部材である電極板207を
介して現像ローラ20YSと同電位となっている。
【0090】ところが、電極板207はスペースの効率
化、組立性、コストの観点から薄肉の板金を図7の斜視
図に示すように、現像枠体201の外壁表面に取り付け
ている。しかし、前述のような薄肉の板金である電極板
207をむき出しにすると、現像カートリッジ20Yを
装置本体に着脱する際などにユーザーに不利益を与えて
しまうおそれがあり、操作上好ましくなかった。
【0091】そこで、第1実施例にて説明したカバー部
材206で現像枠体201の衝立シート24Sと接する
部分と電極板207を覆うことによって、操作の安全性
を確保するものである。なお、本構成においてその外観
は前出の図5と同様である。
【0092】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図8により説明す
る。
【0093】図8に示すように、浮遊トナーtや現像ロ
ーラ20YSと感光ドラム15の微小間隔から現像ロー
ラ20YSと感光ドラム15の回転方向にしたがって図
8の下方向(図中t近傍の矢印方向)に浮遊するものが
多い。そこで現像枠体201(第2実施例における電極
板207を含む)の表面を覆うカバー部材206の現像
ローラ20YS側を図示のごとく上方に延長し、浮遊ト
ナーtをガードする機能を兼ね備えることによって浮遊
トナーtの絶対量を減らすものである。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子写真画像形成装置および現像カートリッジによれ
ば、ハウジングに現像カートリッジが装着された時に、
少なくともシール手段が現像枠体と当接する部分にて、
前記現像枠体の外壁表面を覆うカバー部材を有すること
により、前記シール手段と前記現像枠体との干渉をなく
し、現像カートリッジの回動を滑らかに行うことがで
き、現像剤担持体を所定の圧をもって電子写真感光体に
当接でき、かつ両者の微小間隙を所定間隔に保持するこ
とができ、良好な画像を得ることができる。
【0095】また、一端を現像枠体に固定され、他端を
自由端として現像剤担持体の表面を摺擦するように配置
された導電性の密閉部材と、該密閉部材が前記現像剤担
持体と同電位となるように、前記現像枠体の外壁表面に
設けられた電極部材とを有し、更に、ハウジングに現像
カートリッジが装着された時に、少なくとも前記密閉部
材が前記現像枠体と当接する部分にて、前記現像枠体の
外壁表面を覆うカバー部材とを有し、該カバー部材は前
記電極部材をも覆うことにより、現像カートリッジから
の浮遊トナーを軽減できるとともに、現像カートリッジ
の交換に際し、取扱いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
を示す全体構成図である。
【図2】現像カートリッジおよびその周辺を示す拡大部
分断面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の現像カートリッジを
下方から見た斜視図である。
【図4】現像カートリッジおよび現像ロータリーによる
支持部分を示す斜視図である。
【図5】本発明のカバー部材を設けた第1実施例の現像
カートリッジを下からみた斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る現像カートリッジお
よびその周辺を示す拡大部分断面図である。
【図7】図6の現像カートリッジの現像枠体の外壁に電
極板を配置した現像カートリッジを下からみた斜視図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係る現像カートリッジお
よびその周辺を示す拡大部分断面図である。
【図9】従来の電子写真画像形成装置の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
15 感光ドラム(電子写真感光体) 20C、20M、20Y 現像カートリッジ 20S 現像ローラ(現像剤担持体) 20V 現像剤収容容器 23 現像ロータリー(ハウジング) 24 衝立部材(シール手段) 24S 衝立シート 206 カバー部材 207 電極板(電極部材) 208 下シール(密閉部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 信晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA27 BA35 DA08 2H077 AA11 AD06 AD35 BA08 BA09 CA12 GA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、現像剤を収容する現
    像剤収容容器、該現像剤収容容器の開口部に配設され現
    像剤を担持搬送する現像剤担持体、および該現像剤担持
    体を回転自在に支持する現像枠体を有する現像カートリ
    ッジを取り外し可能に装着するハウジングと、前記ハウ
    ジングと前記現像枠体との間隙をシールするシール手段
    とを有し、更に、前記ハウジングに前記現像カートリッ
    ジが装着された時に、少なくとも前記シール手段が前記
    現像枠体と当接する部分にて、前記現像枠体の外壁表面
    を覆うカバー部材を有することを特徴とする電子写真画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体と、現像剤を収容する現
    像剤収容容器、該現像剤収容容器の開口部に配設され現
    像剤を担持搬送する現像剤担持体、および該現像剤担持
    体を回転自在に支持する現像枠体を有する現像カートリ
    ッジを取り外し可能に装着するハウジングと、前記ハウ
    ジングと前記現像枠体との間隙をシールするシール手段
    と、一端を前記現像枠体に固定され、他端を自由端とし
    て前記現像剤担持体の表面を摺擦するように配置された
    導電性の密閉部材と、該密閉部材が前記現像剤担持体と
    同電位となるように、前記現像枠体の外壁表面に設けら
    れた電極部材とを有し、更に、前記ハウジングに前記現
    像カートリッジが装着された時に、少なくとも前記密閉
    部材が前記現像枠体と当接する部分にて、前記現像枠体
    の外壁表面を覆うカバー部材を有し、該カバー部材は前
    記電極部材をも覆うことを特徴とする電子写真画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材は前記現像枠体から前記
    現像剤担持体近傍まで延長されている請求項1または2
    の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材が帯電防止部材である請
    求項1または2の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    現像カートリッジにおいて、 現像剤を収容する現像剤収容容器と、該現像剤収容容器
    の開口部に配設され現像剤を担持搬送する現像剤担持体
    と、該現像剤担持体を回転自在に支持する現像枠体と、
    該現像枠体および現像カートリッジを回動可能に支持す
    るハウジングの間隙をシールするシール手段とを有し、
    更に、前記ハウジングに装着された時に、少なくとも前
    記シール手段が前記現像枠体と当接する部分にて、前記
    現像枠体の外壁表面を覆うカバー部材を有することを特
    徴とする現像カートリッジ。
  6. 【請求項6】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    現像カートリッジにおいて、 現像剤を収容する現像剤収容容器と、該現像剤収容容器
    の開口部に配設され現像剤を担持搬送する現像剤担持体
    と、該現像剤担持体を回転自在に支持する現像枠体と、
    該現像枠体および現像カートリッジを回動可能に支持す
    るハウジングの間隙をシールするシール手段と、一端を
    前記現像枠体に固定され、他端を自由端として前記現像
    剤担持体の表面を摺擦するように配置された導電性の密
    閉部材と、該密閉部材が前記現像剤担持体と同電位とな
    るように、前記現像枠体の外壁表面に設けられた電極部
    材とを有し、更に、前記ハウジングに装着された時に、
    少なくとも前記シール手段が前記現像枠体と当接する部
    分にて、前記現像枠体の外壁表面を覆うカバー部材を有
    し、該カバー部材は前記電極部材をも覆うことを特徴と
    する現像カートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記カバー部材は前記現像枠体から前記
    現像剤担持体近傍まで延長されている請求項5または6
    の現像カートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記カバー部材が帯電防止部材である請
    求項5または6の現像カートリッジ。
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