JP2000069304A - 画像データ管理装置、画像データ管理方法および画像データ管理プログラムを記録した媒体 - Google Patents
画像データ管理装置、画像データ管理方法および画像データ管理プログラムを記録した媒体Info
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Abstract
するためには別名で保存するなどの煩雑さが生じたり、
必要な記憶領域が増えていってしまうといった課題があ
った。 【解決手段】 画像データをフィルムメタファとして管
理されるフォルダに収容しつつ、各画像データに対応し
た写真データ30bのデータベースを用意しておき、所
望の画像データについて所望の画像処理を選択すると、
この選択した画像処理を上記データベース構造における
修整情報として更新するようにし、実際に表示したり出
力したり印刷する必要が生じたときには元の画像データ
を残したままワークエリア上でのみ修整情報を参照して
各種の画像処理を実行するようにしたため、オリジナル
としての画像データを残したまま容易に画像修整などを
楽しむことが可能となる。
Description
修整して利用可能な画像データ管理装置、画像データ管
理方法および画像データ管理プログラムを記録した媒体
に関する。
用されはじめている。ディジタルスチルカメラで撮影し
た場合、画像をデータとして管理できるようになり、ち
ょっとした修整などが簡単に行われるようになってい
る。例えば、画像が暗く写ってしまった場合に明るく修
整するとか、空の色をより青っぽくして美しくさせると
いったことも、画像データであれば容易に行える。
されているが、入力される画像データに処理を施せば新
たな画像データとなり、これが元の記憶領域に上書きさ
れていくことになる。
ータ管理装置においては、次のような課題があった。ま
ず、オリジナルの画像データが変更されていってしまう
が、オリジナルの画像データを重視するものにとっては
利用しがたい。むろん、オリジナルの画像データを保存
しておいた上で別名で保存するといった処理を行うこと
も可能であるが、煩雑であるし、必要な記憶領域が増え
ていってしまう。また、そのような場合のオリジナルと
修整後の画像データを個別に管理していくこと自体も極
めて煩雑である。
は書き換えを行うたびに画質が劣化していくものもある
ため、この意味ではたとえ修整がわずかであっても画質
は劣化していってしまう。本発明は、上記課題にかんが
みてなされたもので、画像データのオリジナル性を確保
しながらも、容易に画像処理した結果を楽しむことが可
能な画像データ管理装置、画像データ管理方法および画
像データ管理プログラムを記録した媒体の提供を目的と
する。
め、請求項1にかかる発明は、入力される画像データに
対して画像処理内容を表すパラメータに基づいて画像処
理する画像処理手段と、複数の画像データとともにそれ
ぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶しつつ所望
の画像データとパラメータについて適宜管理可能なデー
タ記憶手段と、画像データの管理操作を入力して上記デ
ータ記憶手段にて対応する管理処理を実行させるととも
に当該データ記憶手段にて互いに関連づけて記憶されて
いる上記画像データと上記パラメータとを読み出させつ
つ当該パラメータに基づいて上記画像処理手段にて当該
画像データについて画像処理させる操作指示手段とを具
備する構成としてある。
明においては、データ記憶手段が複数の画像データとと
もにそれぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶可
能となっており、所望の画像データとパラメータについ
て適宜変更、追加、削除などといった管理が行われる。
そして、操作指示手段によって画像データの管理操作が
入力され、これに基づいて対応する管理処理が指示され
ることにより、同データ記憶手段は対応する管理処理を
実行する。この場合、当該データ記憶手段では上記画像
データと上記パラメータとが互いに関連づけて記憶され
ているため、これらが読み出されたときには上記画像処
理手段において当該パラメータに基づいて当該画像デー
タについて画像処理を実行する。
理内容を表すパラメータを記憶する。例えば、画像処理
した場合でも元の画像データを変更せずにパラメータと
して管理するようにし、画像処理結果を利用可能としな
がらも元の画像データはそのままにしておくことにな
る。むろん、必ずしも画像データに変更を加えることが
できないわけではない。画像処理手段はパラメータに基
づいて画像処理するが、このパラメータには各種のもの
を採用することができる。その一例として、請求項2に
かかる発明は、請求項1に記載の画像データ管理装置に
おいて、上記画像処理手段は、上記パラメータに基づい
て画像の処理対象エリアを特定する構成としてある。
明においては、パラメータに基づいて画像の処理対象エ
リアを特定する。例えば、画像処理の一つとしてある部
分の周りを取り除いてしまうトリミングがあるが、従来
であれば、このようなトリミングを実行してしまうと画
像データの一部が無くなってしまうことに相当する。こ
れに対してパラメータを与えて処理対象エリアを特定す
ることにより、あくまでもその範囲内だけが処理対象と
なっているものとして処理すれば、残りの画像データが
あっても同様の結果を得ることが可能となる。
タの他の態様として、請求項3にかかる発明は、請求項
1または請求項2のいずれかに記載の画像データ管理装
置において、上記画像処理手段は、上記パラメータに基
づいて上記画像データにおける各要素色毎の強調度を変
更する構成としてある。上記のように構成した請求項3
にかかる発明においては、上記画像データにおける各要
素色毎の強調度を変更する。例えば、要素色がRGBで
あったとすると、赤っぽくしたいときに赤の要素色につ
いて強調処理をかけることがある。従来であれば、この
ような強調処理を掛けてしまうと元の画像データは変更
を受けるので、その後に逆の強調処理をしたとしても元
通りになるわけではない。これに対して強調処理におけ
る強調度をパラメータとすることにより、元の画像デー
タとパラメータとを利用して強調処理を施した画像デー
タを利用可能となる。
異なっていても良いが、全ての要素色について同様に強
調処理すれば明るくなるので、明度の強調処理というこ
とも実現できることはいうまでもない。また、強調処理
といっても必ずしも成分値を強調するだけではなく、弱
める場合をも含むものであることはいうまでもない。さ
らに、画像処理手段が利用可能なパラメータの他の態様
として、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3
のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記
画像処理手段は、予め用意された個別の画像処理に対し
てそれぞれを実行するか否かを上記パラメータに基づい
て判断する構成としてある。
明においては、パラメータが表すのは予め用意された個
別の画像処理に対してそれぞれを実行するか否かであ
る。例えば、各種の特殊効果をかけるためのフィルタリ
ング処理が利用されるが、必ずしも可逆的ではない。従
って、元の画像データを変更してしまうと元には戻らな
いことがある。このような場合でも元の画像データを残
しつつパラメータで実行させたり実行させないことを指
示して処理結果を利用できる。
すようにしてもよいし、この態様のようにいわばフラグ
として利用するようにしても構わない。また、段階的な
指示量であってもよい。さらに、このようなパラメータ
は画像処理に対応して一組分だけである必要はない。そ
の一例として、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請
求項4のいずれかに記載の画像データ管理装置におい
て、上記画像処理手段は、複数の時系列的な上記パラメ
ータに基づいてそれぞれを履歴として古い順から適用し
て画像処理を実施する構成としてある。
し、各操作毎にパラメータを残しておけば、かかるパラ
メータは複数の時系列的な履歴を表すことになる。上記
のように構成した請求項5にかかる発明においては、こ
のようにして複数の時系列的なパラメータがある場合
に、それぞれを履歴として古い順から適用することによ
り、最終的な画像処理結果を得られるようになる。むろ
ん、この場合のパラメータは一体としてデータ記憶手段
に記憶させるようにしても良いし、適用時が分かるよう
にしつつ複数のパラメータを別個にデータ記憶手段に記
憶させるようにしても良い。例えば、一つの画像データ
に対して複数のパラメータがデータ記憶手段にて管理さ
れ、このデータ記憶手段は時系列的にパラメータを並べ
て読み出せるようにすればよい。
必ずしも同じ管理である必要はない。特に、画像データ
のようにファイルサイズが大きい場合には、データベー
スのようにして一つの構造体とするとファイルが大きく
なる。このため、個々のファイルサイズが大きい画像デ
ータについては通常のデータベースのような管理を行わ
ないようにすることも可能である。その一例として、請
求項6にかかる発明は、請求項1〜請求項5のいずれか
に記載の画像データ管理装置において、上記データ記憶
手段は、その記憶領域を階層構造として区画化可能であ
るとともに、上記画像データを階層構造の所定区画に記
憶しつつ、記憶させた区画とを対応づけて各画像データ
の管理を行う構成としてある。
明においては、記憶領域を階層構造として区画でき、画
像データを階層構造の所定区画に記憶することによって
管理する。この管理は画像データと記憶された区画の対
応付けで行われるが、この対応付け自体はどの領域にお
いて記録されるものであっても良い。また、画像データ
とパラメータとの対応付けもこの階層構造を利用するこ
とは可能であり、例えば、同じ区画にパラメータを記憶
しても良いし、対応する階層構造を別の領域に設けて同
パラメータを記憶するようにしてもよい。
る必要はなく、その一例として、請求項7にかかる発明
は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像データ
管理装置において、上記データ記憶手段は、複数の着脱
可能な記憶領域に跨って階層構造に基づく画像データを
管理しつつ、書き込み不能な記憶領域については書き込
み可能な記憶領域において上記パラメータを管理する構
成としてある。上記のように構成した請求項7にかかる
発明においては、複数の着脱可能な記憶領域に跨って階
層構造に基づく画像データを管理する。この場合、記憶
領域によっては必ずしも書き込み可能であるとは限らな
い。そこで、書き込み不能な記憶領域については、書き
込み可能な記憶領域において上記パラメータを管理す
る。
き込みに不適な記憶領域というものもある。例えば、ネ
ットワークを介して数人で共有することも多く、誰かが
勝手に共有の画像データを書き換えてしまうのは避ける
べきである。このような場合、上記データ記憶手段は、
共有領域に跨って画像データを管理しつつ、書き込みに
不適な記憶領域については書き込み可能な記憶領域にお
いて上記パラメータを管理する構成とすればよい。むろ
ん、ネットワークや共有領域以外にも同様の問題が生じ
ることはあり、いずれの場合でも書き込みに適した記憶
領域において上記パラメータを管理すればよい。
づいて画像処理可能であるのであれば、パラメータを生
成することによって任意の画像処理を実現することがで
き、そのような態様として、請求項8にかかる発明は、
請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像データ管理
装置において、上記操作指示手段は、上記画像処理手段
で実行可能な画像処理内容についての選択操作を入力し
て上記パラメータを生成し、生成後のパラメータを上記
データ記憶手段にて管理させる構成としてある。
明においては、上記画像処理手段で実行可能な画像処理
内容について上記操作指示手段にて選択操作を入力する
ようにしており、選択操作された場合に上記パラメータ
を生成し、生成後のパラメータを上記データ記憶手段に
て管理させる。このデータ記憶手段にてパラメータが管
理されれば上述したようにして画像処理手段は同パラメ
ータに基づいて画像データに対して画像処理を実施す
る。
処理を施すのではなく、画像処理の内容を表すパラメー
タを用意して管理する手法は必ずしも実体のある装置に
限られる必要はなく、その方法としても機能することは
容易に理解できる。このため、請求項9にかかる発明
は、複数の画像データを記憶して適宜管理するととも
に、所望の画像データに対して所望の画像処理を実行可
能とした画像データ管理方法であって、上記画像処理を
画像処理内容を表すパラメータに基づいて実行するとと
もに、各画像データとともにそれぞれに対応する上記パ
ラメータを関連づけて記憶して管理し、互いに関連づけ
て記憶されている上記画像データと上記パラメータに基
づいて当該画像データについて画像処理する構成として
ある。
ず、その方法としても有効であることに相違はない。と
ころで、このような画像データ管理装置は単独で存在す
る場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用さ
れることもあるなど、発明の思想としてはこれに限ら
ず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェ
アであったりハードウェアであったりするなど、適宜、
変更可能である。発明の思想の具現化例として画像デー
タ管理装置のソフトウェアとなる場合には、かかるソフ
トウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在
し、利用されるといわざるをえない。
は、コンピュータにて複数の画像データを記憶して適宜
管理するとともに、所望の画像データに対して所望の画
像処理を実行可能としたデータ管理プログラムを記録し
た媒体であって、入力される画像データに対して画像処
理内容を表すパラメータに基づいて画像処理する画像処
理ステップと、複数の画像データとともにそれぞれに対
応するパラメータを関連づけて記憶しつつ所望の画像デ
ータとパラメータについて適宜管理可能なデータ記憶ス
テップと、画像データの管理操作を入力して上記データ
記憶ステップにて対応する管理処理を実行させるととも
に当該データ記憶ステップにて互いに関連づけて記憶さ
れている上記画像データと上記パラメータとを読み出さ
せつつ当該パラメータに基づいて上記画像処理ステップ
にて当該画像データについて画像処理させる操作指示ス
テップとを具備する構成としてある。
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりない。さらに、
一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実
現されている場合においても発明の思想において全く異
なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて
必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとして
あってもよい。
タに画像処理を施すにあたって元の画像データを残しつ
つ画像処理結果を容易に利用することが可能な画像デー
タ管理装置を提供することができる。また、請求項2に
かかる発明によれば、ある領域にだけを利用するような
場合の画像処理においても有効に利用可能となる。さら
に、請求項3にかかる発明によれば、要素色毎に強調処
理をかけるような画像処理においても有効に利用可能と
なる。
予め用意された画像処理を実施するか否かといった指定
自体についての利用可能となる。さらに、請求項5にか
かる発明によれば、実行履歴に基づいて画像処理を実行
可能となる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、
階層構造で画像データを管理するので、管理が容易とな
るし、既存のコンピュータにおいて利用されている構造
管理を利用しやすく、操作性も向上する。
着脱可能な記憶領域で書き込み不能な場合であっても利
用可能となる。さらに、請求項8にかかる発明によれ
ば、画像処理のパラメータを生成して任意の画像処理を
実現できるようになる。さらに、請求項9にかかる発明
によれば、同様の効果を奏することが可能な画像データ
管理方法を提供でき、請求項10にかかる発明によれ
ば、画像データ管理プログラムを記録した媒体を提供で
きる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる画像データ管理装置をクレーム対応図により示して
いる。デジタルスチルカメラなどで撮影した画像データ
は、コンピュータなどの外部記憶装置などを利用して管
理することになる。かかる外部記憶装置などに該当する
データ記憶手段A1がこれらの複数の画像データととも
にそれぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶し、
コンピュータによるデータベース管理などによって適宜
変更、追加、削除などといった管理が行われる。また、
コンピュータ自身における入出力機器などに対応する操
作指示手段A2によって画像データの管理操作を入力す
ると、このデータ記憶手段A1はデータベース管理を介
して対応する管理処理を実行することになる。ここにお
いて、データ記憶手段A1では上記画像データと上記パ
ラメータとが互いに関連づけて記憶されているため、こ
れらが読み出されたときにはコンピュータの一処理とし
て実現される画像処理手段A3において当該パラメータ
に基づいて当該画像データについて画像処理を実行す
る。
タ管理装置を実現するハードウェアの一例としてコンピ
ュータシステム10を採用している。図2は、同コンピ
ュータシステム10をブロック図により示している。本
コンピュータシステム10は、画像データを直接的に入
力する画像入力デバイスとして、スキャナ11aとデジ
タルスチルカメラ11bとビデオカメラ11cとを備え
ており、コンピュータ本体12に接続されている。それ
ぞれの入力デバイスは画像をドットマトリクス状の画素
で表現した画像データを生成してコンピュータ本体12
に出力可能となっており、ここで同画像データはRGB
の三原色においてそれぞれ256階調表示することによ
り、約1670万色を表現可能となっている。
装置としてのフロッピーディスクドライブ13aとハー
ドディスク13bとCD−ROMドライブ13cとが接
続されており、ハードディスク13bにはシステム関連
の主要プログラムが記録されており、フロッピーディス
クやCD−ROMなどから適宜必要なプログラムなどを
読み込み可能となっている。また、コンピュータ本体1
2を外部のネットワークなどに接続するための通信デバ
イスとしてモデム14aが接続されており、外部のネッ
トワークに同公衆通信回線を介して接続し、ソフトウェ
アやデータをダウンロードして導入可能となっている。
この例ではモデム14aにて電話回線を介して外部にア
クセスするようにしているが、LANアダプタを介して
ネットワークに対してアクセスする構成とすることも可
能である。
ピーディスクドライブ13aやCD−ROMドライブ1
3cについては、記録媒体自身が交換可能であり、この
記録媒体に画像データが記録された状態で供給されるこ
とにより、画像入力デバイスの一手段ともなりうる。ま
た、モデム14aやLANアダプタを介してネットワー
クにアクセスした場合、このネットワークから画像デー
タが供給されることもあり、このような場合も画像入力
デバイスの一手段となりうる。
キーボード15aやポインティングデバイスとしてのマ
ウス15bも接続され、さらに、マルチメディア対応の
ためにスピーカ18aやマイク18bを備えている。さ
らに、画像出力デバイスとして、ディスプレイ17aと
カラープリンタ17bとを備えている。ディスプレイ1
7aについては水平方向に800画素と垂直方向に60
0画素の表示エリアを備えており、各画素毎に上述した
1670万色の表示が可能となっている。むろん、この
解像度は一例に過ぎず、640×480画素であった
り、1024×768画素であるなど、適宜、変更可能
である。
7bはインクジェットプリンタであり、CMYKの四色
の色インクを用いて記録媒体たる印刷用紙上にドットを
付して画像を印刷可能となっている。画像密度は360
×360dpiや720×720dpiといった高密度
印刷が可能となっているが、階調表限については色イン
クを付すか否かといった2階調表現となっている。色イ
ンクについては、かかる四色のものに限らず、色の薄い
ライトシアンやライトマゼンタを加えた六色によってド
ットの目立ちを低減させることも可能であるし、インク
ジェット方式に限らずカラートナーを利用した静電写真
方式などを採用することも可能である。また、印刷装置
は必ずしもカラープリンタである必要はなく、白黒のプ
リンタであっても良い。後述するように白黒再現におい
てはそれに応じた最適な画像処理がありえるし、かかる
画像処理を画像データに施してしまうと再度カラーで再
現したい場合には不都合なことが生じる。しかしなが
ら、本発明においては、あくまでも元の画像データは残
されることになり、そのような画像処理も容易に実行し
てしまうことが可能となる。
して画像を入力しつつ、画像出力デバイスに表示あるい
は出力するため、コンピュータ本体12内では所定のプ
ログラムが実行されることになる。そのうち、基本プロ
グラムとして稼働しているのはオペレーティングシステ
ム(OS)12aであり、このオペレーティングシステ
ム12aにはディスプレイ17aでの表示を行わせるデ
ィスプレイドライバ(DSP DRV)12bとカラー
プリンタ17bに印刷出力を行わせるプリンタドライバ
(PRT DRV)12cが組み込まれている。これら
のドライバ12b,12cの類はディスプレイ17aや
カラープリンタ17bの機種に依存しており、それぞれ
の機種に応じてオペレーティングシステム12aに対し
て追加変更可能である。また、機種に依存して標準処理
以上の付加機能を実現することもできるようになってい
る。すなわち、オペレーティングシステム12aという
標準システム上で共通化した処理体系を維持しつつ、許
容される範囲内での各種の追加的処理を実現できる。
ングシステム12a上でアプリケーション12dが実行
される。アプリケーション12dの処理内容は様々であ
り、操作デバイスとしてのキーボード15aやマウス1
5bの操作を監視し、操作された場合には各種の外部機
器を適切に制御して対応する演算処理などを実行し、さ
らには、処理結果をディスプレイ17aに表示したり、
カラープリンタ17bに出力したりすることになる。
像入力デバイスであるスキャナ11aなどで写真などを
読み取って画像データを取得することができる他、デジ
タルスチルカメラ11bで撮影した画像データを取得し
たり、ビデオカメラ11cで撮影した動画としての画像
データを取得することができる。また、予め撮影された
各種の画像データがCD−ROMソフトとして提供され
ることも多々あるし、予め画像データを一つの記憶領域
に保存しておいた上で複数の人間がネットワークを介し
てアクセスすることも多い。
像データはハードディスク13bにまとめて保存してお
くことが多く、このような画像データはディスプレイ1
7a上で鑑賞して楽しむばかりでなく、カラープリンタ
17bで出力して楽しむことも多い。画像データの利点
として、写りが悪くても容易に修整できる点がある。す
なわち、カラープリンタ17bで印刷するにあたって元
の画像データのままでは写りが悪いなど、フォトレタッ
チなどで修整が行われる。このようにして、画像データ
の管理と画像の修整を行なう画像データ管理装置の必要
性が生じ、アプリケーション12dとコンピュータシス
テム10とが有機一体化して画像データ管理装置を実現
することになる。
アプリケーション12dは、デジタルスチルカメラ11
bで撮影された画像データをハードディスク13bに記
憶して管理したり、CD−ROMドライブ13cを介し
てCD−ROMによって供給される画像データを適宜入
力できるようにして管理しつつ、後述するようにパラメ
ータも併せて管理する。従って、この意味で関連するソ
フトウェアとハードウェアとによってデータ記憶手段A
1を構成する。
データについては、アプリケーション12dによって処
理対象を特定した上で上述したような対応するパラメー
タと共に内部の画像処理ルーチンによって画像処理する
ことになり、この意味で関連するソフトウェアとハード
ウェアとによって画像処理手段A3を構成する。そし
て、アプリケーション12dは、オペレーティングシス
テム12aを介してキーボード15aやマウス15bの
操作を入力しつつ所定の対応画面を生成してディスプレ
イ17a上に表示するが、このようなGUI処理を経て
対象とする画像データを選定したり、実行する画像処理
を特定して適宜処理を選択していくという意味で関連す
るソフトウェアとハードウェアとによって操作指示手段
A2を構成する。
ディスク13bに記憶されており、コンピュータ本体1
2にて読み込まれて稼働する。また、導入時にはCD−
ROMであるとかフロッピーディスクなどの媒体に記録
されてインストールされる。従って、これらの媒体は画
像評価プログラムを記録した媒体を構成する。図3は上
記画像データ管理ソフトによる制御内容をブロック化し
て表しており、各種の総合的な制御を行うメイン制御部
60と、各種の共通的な制御を行う共通機能部20と、
画像データの管理を行うフィルムデータ管理部30と、
各画像データについて画像修整を実行する画像修整制御
部40と、一連の印刷処理を実行するDPE印刷制御部
50から構成されている。
を適宜選択して実行するものであり、その他、他に分類
されない各種の機能も実行する。そのうちの一つが環境
設定部60aであり、本画像データ管理ソフトにおいて
共通の設定などを設定情報ファイル60bとしてハード
ディスク13b上に記録し、適宜他の機能部から読み出
し可能としている。この設定情報ファイル60bは、各
種のデフォルト指定、例えば、新たな画像データの取り
込み元の指定であるとか、後述するような印刷処理で次
回に引き継ぐためのページのパラメータであるといった
ような類のものが記録されることになる。
細ブロックを示しており、そのいくつかは他の機能部か
らも共通して呼び出せるようになっている。例えば、画
像選択部20aはサムネール作成部20iにて各画像デ
ータについてサムネールを作成させつつ画像表示部20
mにてディスプレイ17aに複数のサムネール画像を表
示させ、その状態でキーボード15aやマウス15bに
よる選択操作を受け付けることによって各画像について
の選択の有無を入力する。むろん、選択操作に伴って表
示を変えたりする場合には適宜画像表示部20mにて表
示を変更させるし、選択の結果は他の機能部に受け渡す
ことになる。また、表示指定部20bは画面上での表示
を指定するものであり、GUI操作に応じてウィンドウ
領域の大きさなどを変更したときに対応して画像の表示
を適宜指定することになる。
領域を適宜変更する操作などを実行し、検索部20dは
画像ファイルと併せて管理されるパラメータに基づいて
コメントであるとか日付などによって検索を実行するも
のである。一括コメント部20eでは複数の画像データ
に対するコメント付けを一括して処理するものであり、
一括整理部20fは画像データやパラメータを一括して
同時に処理するものである。
画像修整制御部40が主に画像処理の自動実行をするに
あたって各種のパラメータを生成するのに対して、実際
に画像処理を実行する部分であり、さらに手動にて指定
される画像処理も実行する。この処理結果は原則的に仮
のデータとして扱われ、実際の処理時にオリジナル画像
データに変更を加える指定がなされている場合は元の画
像データに反映される。また、表示や処理時間の便宜上
から必ずしも元の画像データに基づいて実行する必要は
なく、操作中はサムネールの画像データに基づいて画像
処理部20gや画像編集部20hが各種の処理を実行す
る。
がファイル編集部20cによって既に登録されている場
合に、画像処理や印刷処理の際に同画像データを読み込
んでくる処理を行い、また、画像データとして各種のデ
ータフォーマットが存在するのに対応し画像出力部20
kは形式を変換して出力するといった処理を実行する。
次に、フィルムデータ管理部30について説明する。図
5は、本フィルムデータ管理部30が管理する画像デー
タである画像ファイル30aと、パラメータを含む写真
データ30bと、画像データのグループ化において利用
するフィルムデータ30cの管理構造をブロック図によ
り示している。ここで、画像データはコンピュータシス
テム10においてファイルとして扱われることにより、
画像ファイルとして示しているし、パラメータはそれぞ
れの画像データに対応する各種の情報とともに写真デー
タ30bとして示している。また、フィルムデータ30
cは画像データをグループ化して管理するための情報で
あり、図6にはフィルムメタファとして示している。こ
こで写真データ30bのデータベースは、コンピュータ
システム10上における書き換え可能な記憶領域に保存
されるものとし、また、複数存在するフィルムメタファ
に関わらず一定の領域に保存される。むろん、物理的に
複数のデータベースとすることは可能であるが、要は必
ずしも画像データが現実に記憶されている媒体に形成さ
れる必要はないということである。
を同図の左方に示しており、オペレーティングシステム
12aによってフォルダ単位で階層構造が形成され、各
フォルダの中に画像ファイルを記憶するようになってい
る。本実施形態における画像データのグループ化は、物
理的にはまさにこのフォルダ単位の階層構造を利用して
おり、このフォルダ単位で情報を付加して管理してい
る。すなわち、フィルムデータ30cを構成する最低限
の情報は、任意につけることが可能なフィルム名、この
フォルダの物理的配置情報としての実際の記憶領域を示
すリンク先、作成した日付、コメント、媒体属性、媒体
ラベル、フィルム属性、収容画像ファイル数などであ
る。また、図に示すように各フォルダは管理上において
フィルムのパトローネと同視しており、別の視点からす
れば実際の記憶領域を個別に意識することなくパトロー
ネとして同一視してしまうので、エリアス管理にも近く
なっている。なお、パトローネには物理的な記憶領域が
交換可能な媒体であるか否かを示すマークを表示して利
用者に分かりやすくしている。すなわち、画像ファイル
がCD−ROMによって供給されているような場合は交
換可能であるが、この場合はCD−ROMを交換するこ
とによって実際のCD−ROMドライブ13cに装着さ
れていない場合もあり得る。このような場合にそのCD
−ROMが装着されていなければ非表示としまうのでは
なく、フィルムデータ30cとして登録した以上は同デ
ータに基づいて表示が行われるし、その場合には交換可
能なマークがあることによって操作者はCD−ROMを
セットしなければ参照できないことが容易に理解できる
ようになる。
るだけであるが、このようなマークを適宜変更して情報
を表示するようにしても良い。例えば、交換可能な記憶
領域であるとしてそのCD−ROMが装着されている場
合と装着されていない場合とでマークを変えても良い。
また、ネットワークで複数人が共有する記憶領域に画像
データが保存されている場合には、各人で勝手に書き換
えてしまうと収拾がつかなくなってしまうため、ネット
ワークドライブを表すマークを表示するようにしても良
い。むろん、ネットワークドライブであれば書き込み可
能であっても書き込み不能の扱いをするようにしても良
い。なお、マークを変化させるのではなく、パトローネ
自体の形状を変更するようにしても良い。
よび図6に示している。ここで、索引情報はファイル名
とファイル日時とファイルサイズと撮影日時とから構成
されており、画像ファイルを縮尺したサムネールデータ
をサムネールとして表示している。コメントは各画像フ
ァイル毎に付すことができるようにしており、表示順序
などを表す整理情報や、実際の記憶領域を示す位置情報
や、マイク18bなどを介して付された音声情報ととも
に写真データ30bを構成している。
徴情報と色合せ情報も備えている。上述したように本画
像データ管理ソフトでは画像データの管理と画像の修整
を行なうが、画像の修整によって元の画像データを直に
変更してしまうのではなく、これらのパラメータによっ
て修整する指針だけを修整情報として管理し、これに併
せて特徴情報や色合わせ情報を管理できるようにしてい
る。図7は修整情報を管理するための具体的な変数宣言
例を示しており、トリミングに関する修整情報を表すト
リミング開始X座標(m_x1)とトリミング開始Y座
標(m_y1)とトリミング終了X座標(m_x2)と
トリミング終了Y座標(m_y2)と、回転処理を実行
する場合の回転角度(m_nRotation)と、自
動画像修整(m_nApf)と、赤成分の強調度(m_
nRed)と、緑成分の強調度(m_nGreen)
と、青成分の強調度(m_Blue)と、明るさ成分の
強調度(m_nBrightness)と、コントラス
トの強調度(m_nContrast)とから構成され
ている。
能な画像処理、特に自動画像修整にについて説明する。
自動画像修整において核となるのは図8に示す画像修整
制御部40であり、画像特徴抽出部40aが画像データ
に基づいて画像の特徴を抽出すると、修整情報作成部4
0bが修整に必要なパラメータを作成し、修整指定部4
0cは同パラメータを使って上述した画像処理部20g
に対して実際の処理を実行させることになる。
概略の手続の流れを模式的に示しており、以下にこの流
れを参照しつつ自動画像修整処理について説明する。手
順1では画像データを入力する。画像データはオペレー
ティングシステム12aを介して読み込み、所定のワー
クエリアに保存する。ただし、既にサムネイルデータを
作成してある場合には、写真データ30bの中からサム
ネイルデータを読み込んで画像データとする。特徴抽出
は画像データの各画素についての集計処理であるため、
画素の量に応じて演算時間は変化する。サムネイルデー
タを使用するのはこのような画素の量の圧倒的な差異を
考慮したものであり、本来の画像データを使用する場合
に比べて処理時間を短くすることができる。なお、画像
データ自体は一つのファイルであり、図10に示すよう
に先頭部分に画像のサイズであるとか色数などのプロフ
ァイルデータを備えるとともに、その後には個々の画素
についてRGB256階調で表現するべく3バイトのエ
リアが画素数分だけ確保されている。
ら、手順2〜4にて図11に示すようにして対象画素を
移動させつつ同対象画素の画像データについて加工を行
って集計処理を行う。集計処理の内容は画像の特徴量に
応じて様々であるが、本実施形態においては、「コント
ラスト」、「明度」、「カラーバランス」、「彩度」、
「シャープネス」の5つの特徴量を得るための集計処理
を行う。また、全画素について集計処理を終えたら、手
順5では集計結果に基づいて特徴量を算出する。以下、
これらの集計処理とともにそれに基づいて導出する特徴
量について説明する。
を示し、コントラストを修整したいと感じる場合、コン
トラストの幅を広げたいという要望が主である。ある画
像の各画素における輝度の分布をヒストグラムとして集
計したものを図12で実線にて示している。実線に示す
分布を取る場合、明るい画素の輝度と暗い画素の輝度と
の差が少ないが、輝度の分布が一点鎖線に示すように広
がれば明るい画素の輝度と暗い画素の輝度との差が大き
くなり、コントラストの幅が広がることになる。ここ
で、図13はコントラストを拡大するための輝度変換を
示している。変換元の輝度yと変換後の輝度Yとの間に
おいて、Y=ay+bなる関係で変換させるとすると、
変換元の最大輝度Ymaxと最小輝度Yminの画素の
差はa>1の場合において変換後において大きくなり、
図12に示すように輝度の分布が広がることになる。従
って、このようなヒストグラムを作成するとして輝度の
最大値から輝度の最小値までの間隔をコントラストの幅
として集計処理することが必要である。ただし、この場
合はあくまでも輝度の変換であり、画像データが輝度を
要素として備えていれば直接に集計が可能であるが、上
述したように画像データはRGB256階調で表現され
てているので、直接には輝度の値を持っていない。輝度
を求めるためにLuv表色空間に色変換する必要がある
が、演算量などの問題から得策ではないため、テレビジ
ョンなどの場合に利用されているRGBから輝度を直に
求める次式の変換式を利用する。 y=0.30R+0.59G+0.11B すなわち、対象画素を移動させながら各画素の画像デー
タである3バイトを読み込み、同式に基づいて輝度yを
演算する。この場合、輝度yも256階調であらわすも
のとし、演算された輝度yに対する度数を1つずつ加え
ていくことになる。なお、白黒への変換はこの輝度を利
用すればよく、求められた輝度の階調値をRGBの各成
分値に一致させることで実現する。また、セピア調など
の単色カラーについては輝度の階調値を求めた後でRG
Bの成分比に応じてRGBの各成分値を求めればよい。
得るのが手順2の画像データ集計処理であり、このヒス
トグラムに基づいて手順5の特徴量抽出処理では輝度分
布の両端を求める。写真画像の輝度分布は図14に示す
ように概ね山形に表れる。むろん、その位置、形状につ
いてはさまざまである。輝度分布の幅はこの両端をどこ
に決めるかによって決定されるが、単に裾野が延びて分
布数が「0」となる点を両端とすることはできない。裾
野部分では分布数が「0」付近で変移する場合がある
し、統計的に見れば限りなく「0」に近づきながら推移
していくからである。
きい側と小さい側からある分布割合だけ内側に寄った部
分を分布の両端とする。本実施形態においては、同図に
示すように、この分布割合を0.5%に設定している。
むろん、この割合については、適宜、変更することが可
能である。このように、ある分布割合だけ上端と下端を
カットすることにより、ノイズなどに起因して生じてい
る白点や黒点を無視することもできる。すなわち、この
ような処理をしなければ一点でも白点や黒点があればそ
れが輝度分布の両端となってしまうので、255階調の
輝度値であれば、多くの場合において最下端は階調
「0」であるし、最上端は階調「255」となってしま
うが、上端部分から0.5%の画素数だけ内側に入った
部分を端部とすることにより、このようなことが無くな
る。そして、実際に得られたヒストグラムに基づいて画
素数に対する0.5%を演算し、再現可能な輝度分布に
おける上端の輝度値と下端の輝度値から順番に内側に向
かいながらそれぞれの分布数を累積し、0.5%の値と
なった輝度値が最大輝度Ymaxと最小輝度Yminと
なる。
と最小輝度Yminの差であり、 Ydif=Ymax−Ymin となる。コントラストを拡大する画像処理としては、輝
度の分布に応じて傾きaとオフセットbを決定すればよ
い。例えば、 a=255/(Ymax−Ymin) b=−a・Yminあるいは255−a・Ymax とおくとすると、せまい幅を持った輝度分布を再現可能
な範囲まで広げることができる。ただし、再現可能な範
囲を最大限に利用して輝度分布の拡大を図った場合、ハ
イライト部分が白く抜けてしまったり、ハイシャドウ部
分が黒くつぶれてしまうことが起こる。これを防止する
には再現可能な範囲の上端と下端に拡大しない範囲とし
て輝度値で「5」ぐらいを残すようにすればよい。この
結果、変換式のパラメータは次式のようになる。 a=245/(Ymax−Ymin) b=5−a・Yminあるいは250−a・Ymax そして、この場合にはY<Yminと、Y>Ymaxの
範囲においては変換を行わないようにするとよい。
回計算する必要はない。輝度の範囲が「0」〜「25
5」という値をとるとすれば、各輝度値について予め変
換結果を予めておき、図15に示すように変換テーブル
を形成しておく。ただ、この場合はあくまでも輝度の変
換であり、RGB256階調の画像データの適用につい
ては別に考える必要がありそうである。しかしながら、
実際には、変換前の画像データ(R0,G0,B0 )と変換
後の画像データ(R1,G1,B1 )との間には輝度と同じ
変換関係を適用可能であり、 R1=aR0+b G1=aG0+b B1=aB0+b なる関係で求めることができるから、結果として図15
に示す変換テーブルを利用して変換すればよいことが分
かる。
上述した最大輝度Ymaxと最小輝度Yminを求める
作業が該当するし、手順6の修整情報作成処理ではこれ
らから輝度分布の幅Ydifを求めつつ変換式のパラメ
ータa,bを求めて変換テーブルを作成する処理が該当
する。そして、手順7の修整指定処理ではこのような変
換テーブルを指定して変換前の画像データ(R0,G0,B
0 )から変換後の画像データ(R1,G1,B1 )を生成さ
せることになる。
画像の特徴量としての明度は画像全体の明暗の指標を意
味しており、上述したヒストグラムから求められる分布
の中央値(メジアン)Ymedを使用する。従って、こ
の場合における集計処理は手順2にてコントラストのた
めの集計処理と同時に行われる。一方、手順5にて特徴
量を分析する際には明度の理想値であるYmed_ta
rgetとの差(Ymed_target−Ymed)
を算出すればよい。なお、理想値Ymed_targe
tの実際の値は「106」を使用するが、固定的なもの
ではない。また、好みを反映して変更できるようにして
も良い。
は次のようにする。中央値Ymedが理想値Ymed_
targetと比較して大きいか小さいかで画像が明る
いか否かを評価できる。例えば、中央値Ymedが「8
5」であるとすれば理想値Ymed_targetの
「106」よりも小さいので、第一次的に「暗い」と評
価されるし、第二次的に暗さの程度は「106−85」
と数値的に表現される。
が、実線で示すように輝度分布の山が全体的に暗い側に
寄っている場合には波線で示すように全体的に明るい側
に山を移動させると良いし、逆に、図17にて実線で示
すように輝度分布の山が全体的に明るい側に寄っている
場合には波線で示すように全体的に暗い側に山を移動さ
せると良い。このような場合には図13に示すような直
線的な輝度の変換を施すのではなく、図18に示すよう
ないわゆるγ曲線を利用した輝度の変換を行えばよい。
的に明るくなるし、γ>1において全体的に暗くなる。
上の例では中央値Ymedが「21」上がれば理想値Y
med_targetと一致することになるが、γ曲線
を利用してぴったりと「21」上げるというのは容易で
はない。このため、図19に示すように評価値である
(Ymed_target−Ymed)について「5」
刻み毎に対応するγの値を設定しておけばよい。
自動的にγの値を設定することも可能である。例えば、 γ=Ymed/106 あるいは、 γ=(Ymed/106)**(1/2) としてγの値を求めるようにしてもよい。むろん、γ曲
線による輝度の変換についても図15に示すような変換
テーブルを形成しておけばよい。すなわち、手順5にて
特徴抽出する作業は中央値Ymedを求める作業が該当
するし、手順6の修整情報作成処理ではこれからγ補正
値を求めつつ変換テーブルを作成する処理が該当する。
そして、手順7の修整指定処理ではこのような変換テー
ブルを指定して各画素の変換前の画像データ(R0,G0,
B0 )から変換後の画像データ(R1,G1,B1 )を生成
させることになる。
こでいうカラーバランスとは画像データを構成するR成
分、G成分、B成分の間に一定のアンバランス傾向があ
るか否かを指すものとする。例えば、写真が赤っぽく見
えるとして、それが撮影時の本当の状況を表しているの
であれば構わないが、そうではない場合には何らかの悪
影響が表れていると言える。ただし、このようなアンバ
ランスは実際のところ本当の状況と比較しなければ分か
らないとも言えるので、事後的に評価すること自体が不
可能であるとも考えられる。
分布の均一さから評価することにする。撮影時の状況に
よっては各色成分の度数分布が不均一となることの方が
自然な状況もあり得、そのような場合においては色修整
すべきではない。しかしながら、結果から逆を辿るとす
ると、各色成分の度数分布がある程度似ている状況では
度数分布が均一となっているべきであろうし、度数分布
が似ていなければ均一にすべきでないだろうと判断でき
る。
おいては、後で各色成分毎の度数分布の類似度をチェッ
クするために、各色成分毎のヒストグラムを作成する。
このとき、全階調値について度数分布を求めるのではな
く、256階調の領域を8〜16分割(n分割)し、各
領域に属する度数を集計していく。8分割する場合であ
れば、図20に示すように、「0〜31」、「32〜6
3」…「224〜255」という8つの領域について度
数分布を求めていく。
述したヒストグラムを作成したら、手順5における特徴
量の分析では各色毎に各領域に属する画素数(r1、r
2…rn)、(g1、g2…gn)、(b1,b2…b
n)(ここではn=8)を成分としてベクトル化する。
RGBのそれぞれについて、特徴ベクトルVR,VG,
VBを次のように表すとし、 VR=(r1、r2…rn) Σri=1 VG=(g1、g2…gn) Σgi=1 VB=(b1,b2…bn) Σbi=1 これらの特徴ベクトルの相互相関を求める。相互相関
は、内積として corr_rg=(VR・VG)/|VR|・|VG| corr_gb=(VG・VB)/|VG|・|VB| corr_br=(VB・VR)/|VB|・|VR| で表されるが、ベクトルの内積自体は両ベクトルの類似
度を表すといえ、その値は「0」〜「1」となる。ここ
では、その最小値corr_xに基づいてカラーバラン
スを評価する。
各領域毎に行うようにしても良いが、概略的には各色成
分毎に全体的に明るくするか暗くするという対応で対処
できるので、γ曲線を利用したRGB値の修整を行えば
よい。すなわち、手順5にて特徴抽出する作業は最小値
corr_xを求める作業が該当するし、手順6の修整
情報作成処理ではこれに基づいてバランスを修整するた
めのγ補正値を求めつつ変換テーブルを作成する処理が
該当する。そして、手順7の修整指定処理ではこのよう
な変換テーブルを指定して各画素の変換前の画像データ
(R0,G0,B0 )から変換後の画像データ(R1,G1,B
1 )を生成させることになる。
彩度は画像全体としての色鮮やかさを指すものとする。
例えば、原色のものが色鮮やかに写っているかグレーっ
ぽく写っているかといった評価である。彩度自体はLu
v表色空間におけるuv平面内での基準軸からの大きさ
で表されるものの、上述したように表色空間を変換する
演算量は多大であるため、画素の彩度を簡略化して求め
ることにする。これには彩度の代替値Xとして次のよう
に演算する。 X=|G+B−2×R| 本来的には彩度は、R=G=Bの場合に「0」となり、
RGBの単色あるいはいずれか二色の所定割合による混
合時において最大値となる。この性質から直に彩度を適
切に表すのは可能であるものの、簡略化した上式によっ
ても赤の単色および緑と青の混合色である黄であれば最
大値の彩度となり、各成分が均一の場合に「0」とな
る。また、緑や青の単色についても最大値の半分程度に
は達している。むろん、 X’=|R+B−2×G| X”=|G+R−2×B| という式にも代替可能である。
彩度の代替値Xについてのヒストグラムの分布を求める
ことになる。この彩度の代替値Xについてのヒストグラ
ムの分布を求めるとすると彩度が最低値「0」〜最大値
「511」の範囲で分布するので、概略的には図21に
示すような分布となる。一方、手順5で特徴量を分析す
る際には、このヒストグラムに基づいて行う。すなわ
ち、集計されたヒストグラムに基づいてこの画像につい
ての彩度指数というものを決定する。この彩度の代替値
Xの分布から上位の「16%」が占める範囲を求め、こ
の範囲内での最低の彩度「S」がこの画像の彩度を表す
ものとする。
ことになるが、自動修整する場合には次のようにする。
RGB表色空間のように各成分が概略対等な関係にある
色相成分の成分値であるときには、R=G=Bであれば
グレイであって無彩度となる。RGBの各成分における
最小値となる成分については各画素の色相に影響を与え
ることなく単に彩度を低下させているにすぎないと考え
れば、各成分における最小値をすべての成分値から減算
し、その差分値を拡大することによって彩度を強調でき
るといえる。いま、画像データの各成分(R,G,B)
における青(B)の成分値が最小値であったとすると、
この彩度強調パラメータSratio を使用して次のように
変換できる。 R’=B+(R−B)×Sratio G’=B+(G−B)×Sratio B’=B この例は無彩度の成分について単純に最小値の成分を他
の成分値から減算する手法であるが、無彩度の成分を減
算するにあたって他の手法も採用可能である。特に、こ
の変換を行う場合には彩度を強調すると輝度も向上して
全体的に明るくなるという傾向がある。従って、各成分
値から輝度の相当値を減算した差分値を対象として変換
を行うことにする。彩度強調が、 R’=R+△R G’=G+△G B’=B+△B となるとすると、この加減値△R,△G,△Bは輝度と
の差分値に基づいて次式のように求める。すなわち、 △R=(R−Y)×Sratio △G=(G−Y)×Sratio △B=(B−Y)×Sratio となり、この結果、 R’=R+(R−Y)×Sratio G’=G+(G−Y)×Sratio B’=B+(B−Y)×Sratio として変換可能となる。なお、輝度の保存は次式から明
らかである。 Y’=Y+△Y △Y=0.30△R+0.59△G+0.11△B =Sratio{(0.30R+0.59G+0.11B)−Y} =0 すなわち、変換前後で輝度が保存され、彩度を強調して
も全体的に明るくなることはない。また、入力がグレー
(R=G=B)のときには、輝度Y=R=G=Bとなる
ので、加減値△R=△G=△B=0となり、無彩色に色
が付くこともない。
価値Psatuが小さくなるときに大きくなればよく、
上述した最低の彩度「S」との関係で S<92なら S’=−S×(10/92)+50 92≦S<184なら S’=−S×(10/46)+60 184≦S<230なら S’=−S×(10/23)+100 230≦Sなら S=0 というように彩度強調指数S’を決定し、この彩度指数
S’から彩度強調指数Sratio への変換を、 Sratio =(S+100)/100 として求めればよい。この場合、彩度強調指数S=0の
ときに彩度強調パラメータSratio =1となって彩度強
調されない。図22はこの彩度「S」と彩度強調指数
S’との関係を示している。
彩度「S」を求める作業が該当するし、手順6の修整情
報作成処理では彩度指数S’を経て彩度強調指数Srati
o を求める処理が該当する。そして、手順7の修整指定
処理ではこのような彩度強調指数Sratio を使用しなが
ら各画素の変換前の画像データ(R0,G0,B0 )から輝
度を求めつつ変換後の画像データ(R1,G1,B1 )を生
成させることになる。
画像の特徴量としてのシャープネスについては以下に述
べるエッジ度で評価する。画像データがドットマトリク
ス状の画素から構成されるものとすると、画像のエッジ
部分では隣接する画素間での画像データの差分は大きく
なる。この差分は輝度勾配であり、これをエッジ度と呼
ぶことにする。図23に示すようなXY直交座標を考察
する場合、画像の変化度合いのベクトルはX軸方向成分
とY軸方向成分とをそれぞれ求めれば演算可能となる。
ドットマトリクス状の画素からなるディジタル画像にお
いては、図24に示すように縦軸方向と横軸方向に画素
が隣接しており、その明るさをf(x,y)で表すもの
とする。この場合、f(x,y)は輝度Y(x,y)で
あってもよいし、RGBの各輝度であるR(x,y),
G(x,y),B(x,y)であってもよい。図24に
示すものにおいて、X方向の差分値fxとY方向の差分
値fyは、 fx=f(x+1,y)−f(x,y) fy=f(x,y+1)−f(x,y) のように表される。従って、これらを成分とするベクト
ルg(x,y)の大きさDdifは、 Ddif=|g(x,y)|=(fx**2+fy**2)
**(1/2) のように表される。エッジ度はこのDdifで表され
る。なお、本来、画素は図25に示すように縦横に升目
状に配置されており、中央の画素に注目すると八つの隣
接画素がある。従って、同様にそれぞれの隣接する画素
との画像データの差分をベクトルで表し、このベクトル
の和を画像の変化度合いと判断しても良い。さらに、単
に横並びのがその間でのみ比較するということも演算量
の低減という面では効果がある。
が求められるとしても、全画素のエッジ度を求めて平均
化するだけでは画像のシャープ度合いは求められない。
図26は空を飛ぶ飛行機の写真を示しており、背景の空
については画像の変化度合いが大きくないことは容易に
分かる。このような場合、空の部分をトリミングする状
況を想定すると、中央の被写体である飛行機の画像デー
タが変わらないにも関わらず、空の画素が多くなると平
均値が下がって画像はシャープでないことになり、空の
画素か少なくなると平均値が上がって画像はシャープで
あることになる。このような場合、本来の被写体である
飛行機のシャープさに基づいて画像のシャープさを判断
するのが普通であるから、平均化は好適ではないといえ
る。
のではなく、画像の中の輪郭部分がどれくらいシャープ
であるかを判断すべく、輪郭部分だけのエッジ度を平均
化することにする。より具体的には、対象画素を移動さ
せながら手順2にて画像データを集計処理する際に、上
述したようにエッジ度を算出した上であるしきい値Th
1と比較することにより、その画素がエッジ部分である
か否かを判定し、エッジ部分である場合にのみ、同エッ
ジ度Ddifを積算する(ΣDdif)とともに、エッ
ジ部分の画素数を積算する(ΣEdge_Pixe
l)。
2にて積算しておいたエッジ度(ΣDdif)を画素数
(ΣEdge_Pixel)で割り、エッジ部分におけ
るエッジ度の平均値Ddif_aveを算出する。むろ
ん、このエッジ度の平均値Ddif_aveが大きいほ
どシャープな画像ということになる。エッジ度の平均値
Ddif_aveが小さければエッジ強調を望むことに
なるが、本実施形態においては以下のようにする。ま
ず、エッジ強調度Eenhance をエッジ度の平均値Ddi
f_aveから求める。一例として、 Eenhance =4×Ddif_ave/100 といった演算式で構わない。
アンシャープマスクを利用する。エッジ強調度Eenhanc
e を求めたら、全画素について図27に示すようなアン
シャープマスクを利用してエッジ強調処理を実行する。
強調前の各画素の輝度Yに対して強調後の輝度Y’は、 Y’=Y+Eenhance ・(Y−Yunsharp ) として演算される。ここで、Yunsharp は各画素の画像
データに対してアンシャープマスク処理を施したもので
あり、アンシャープマスクは、中央の「100」の値を
マトリクス状の画像データにおける処理対象画素Y
(x,y)の重み付けとし、その周縁画素に対して同マ
スクの升目における数値に対応した重み付けをして積算
するのに利用される。図27に示すアンシャープマスク
を利用するのであれば、
6」とあるは重み付け係数の合計値である。また、Mi
jはアンシャープマスクの升目に記載されている重み係
数であり、Y(x,y)は各画素の画像データであり、
ijについてはアンシャープマスクにおける横列と縦列
の座標値で示している。
エッジ強調演算の意味するところは次のようになる。Y
unsharp (x,y)は注目画素に対して周縁画素の重み
付けを低くして加算したものであるから、いわゆる「な
まった(アンシャープ)」画像データとしていることに
なる。このようにしてなまらせたものはいわゆるローパ
スフィルタをかけたものと同様の意味あいを持つ。従っ
て、「Y(x,y)−Yunsharp (x,y)」とは本来
の全成分から低周波成分を引いたことになってハイパス
フィルタをかけたものと同様の意味あいを持つ。そし
て、ハイパスフィルタを通過したこの高周波成分に対し
てエッジ強調度Eenhance を乗算して「Y(x,y)」
に加えれば同エッジ強調度Eenhance に比例して高周波
成分を増したことになり、エッジが強調される結果とな
る。
プマスクの大きさによっても変化するため、エッジ強調
度Eenhance をクラス分けするとともに対応するサイズ
のアンシャープマスクを用意しておき、対応するサイズ
のアンシャープマスクを利用するようにしても良い。ま
た、エッジ強調が必要になるのは当然のことながら画像
のエッジ部分であるから、上述したように隣接する画素
同士の間で画像データが大きく異なる場所においてのみ
演算するようにしてもよい。このようにすれば、殆どの
エッジ部分でない画像データ部分でアンシャープマスク
の演算を行う必要がなくなり、処理が激減する。
手順5にて特徴抽出する作業はエッジ度の平均値Ddi
f_aveを求める作業が該当するし、手順6の修整情
報作成処理ではエッジ強調度Eenhance を求める処理が
該当する。そして、手順7の修整指定処理ではこのよう
なエッジ強調度Eenhance を使用しながら各画素の変換
前の画像データ(R0,G0,B0 )から輝度強調された変
換後の画像データ(R1,G1,B1 )を生成させることに
なる。
40における処理を概略的に説明したものである。た
だ、同様の修整処理であっても目標値を変えることによ
って修整結果が変化する。従って、スタンダードな自動
画像修整処理の他、色を記憶色に近づけて「きれい」な
感じにする自動画像修整処理や、シャープネス強調や彩
度強調を強めにしたりする「DPE」調の自動画像修整
処理といったものを選択できるようにしておいても良
い。記憶色に合わせる自動画像修整では、標準値として
ユーザーの好みを設定できるようにしておくことによ
り、各人が「きれい」と感じるような自動画像修整を行
えるようにすることもできる。
整エンジンとして利用され、本画像データ管理ソフトに
おいてはかかる画像修整エンジンを使用しつつ図28〜
図33のフローチャートに従ってメイン制御部60が画
像修整処理を総括的に制御している。なお、JPEG方
式データフォーマットは、書き換えを行う都度、画質が
劣化していってしまう。これはJPEG特有の8×8の
ブロックを基準とする処理のゆえであるが、このブロッ
クに起因する歪みの低減処理を合わせて行っている。よ
り具体的には、平滑化処理のフィルタを適用しており、
ただしエッジ部分については平滑化しない手法である。
このようなエッジ保存平滑化処理を弱めに架けることに
より、エッジの箇所は強調される一方、8×8のブロッ
ク歪みやノイズについては平滑化されて滑らかになる。
そして、折角、8×8ブロック歪みの低減をしても、J
PEGなど劣化する方式で保存しては再度歪んでしまう
し、BMP(ビットマップ)などの劣化しない方式では
記録サイズが増大してしまう。一方、本実施形態のよう
にパラメータを管理する方式においては、表示や印刷と
いう出力のときに低減処理を行うため、ベストな画質で
の画像表現が可能となっている。
連の画像データ管理処理として同時プリント処理があ
る。図34はこの同時プリント処理における画面表示を
示している。この場合、メイン制御部60は共通機能部
20の表示指定部20bに対して適宜指令を出力してデ
ィスプレイ17a上に同画面を表示させつつ、キーボー
ド15aやマウス15bの操作入力を受け付けることに
なる。この同時プリント処理画面においては、画面上の
左寄り部分が操作表示エリアとなっており、ここには一
連のデータ処理の流れに沿ってタブが表示されている。
この例では「写真の入力」、「写真の修整」、「プリン
ト指定」、「印刷」というタブが表示され、それぞれの
間に下向きの「△」マークを表示している。むろん、デ
ータ処理は「写真の入力」処理、「写真の修整」処理、
「プリント指定」処理、「印刷」処理という順序を経
て、所望の画像データを綺麗に印刷できるようになる。
従来でも、同様の処理を実行することは当然に可能であ
ったのだが、その場合には自分自身で手続の流れを想定
して作業を進めていかなければならない。
画像データをオープンし、2:ツールメニューの中から
画像修整操作を指定して必要なパレットなどを表示させ
つつ所望の修整を行った後で保存し、3:ファイルメニ
ューの中の印刷レイアウトで印刷したいフォーマットを
指定し、4:ファイルメニューの中の印刷プレビューで
確認し、5:最後にファイルメニューの中の印刷を実行
する。むろん、複数の画像データを印刷したい場合に
は、この処理の中でファイルメニューの中から印刷対象
を決定するという作業が必要になる。
bで撮影した写真を印刷しようとするのは通常の写真撮
影の場合と比較するとDPEにて同時プリントを指定す
ることに対応するわけであり、一連のデータ処理を同時
プリントの作業に対応させて進行させるようにし、アプ
リケーションに精通していなくても一連のデータ処理を
実行可能となる。図34の同時プリント処理画面では
「写真の入力」という表示をしているが、実質的にはフ
ィルムデータ管理部30による画像データ管理を行うこ
とになる。表示エリアの内の左寄り部分は操作表示エリ
アとなっているが、残りの表示エリアは主表示エリアと
なり、さらにそのうちの左寄り部分が画像データをグル
ープ化して表示するためのグループ表示領域となってお
り、残りの部分はあるグループが選択された場合にその
グループに属する画像データをサムネールで表示するた
めの画像表示領域となっている。
ォルダ単位に対応したフィルムメタファを表示するため
の領域であり、フィルムのパトローネを枠として表示し
つつ、その中にフィルム名とコメントと日付と収容画像
ファイル数を表示している。むろん、各フィルムメタフ
ァのプロパティを表示させれば、フィルム名、リンク
先、日付、コメント、媒体属性、媒体ラベル、フィルム
属性、収容画像ファイル数といった全ての情報を表示す
ることになる。また、グループ表示領域はGUIを使用
して適宜表示領域を増減させることができ、表示領域に
表示しきれなくなればスクロール表示を付加したり、縮
小表示するようになる。むろん、表示された複数のフィ
ルムメタファの内のいずれか一つを選択操作することに
より、画像表示領域には選択されたフィルムメタファに
対応するフォルダ内に保存された画像ファイル30aが
サムネール表示されることになる。
システム12aが採用しているフォルダの階層構造を利
用して画像データの管理を行っているため、操作者がコ
ンピュータシステム10を直に操作してフォルダ内に画
像ファイル30aを収容することも可能であり、この場
合にはフォルダ内の画像ファイル30aの有無と写真デ
ータ30bとにずれが生じる場合があるが、この場合に
はフォルダ内の画像ファイル30aの有無を優先して写
真データ30bを適宜増減させることにする。
フォルダ内に存在する画像ファイル30aに基づいて対
応する写真データ30bがあるか否かを判断し、写真デ
ータ30bがあればそのサムネイルデータを使用して表
示を行うし、写真データ30bがなければサムネール作
成部20iにてサムネールデータを作成後、表示を行
う。写真自体は縦長あるいは横長であり、一つのサムネ
ール表示領域は両方を収容可能な正方形であるとともに
その枠外には連番と実際のファイル名を表示している。
にデータ管理を行っているものである場合のみならず、
撮影したばかりの画像データを取り込んで印刷にかける
ときもあるし、あらかじめ画像データ自体は一定の記憶
領域に取り込んであって新たにデータ管理を開始する場
合とが考えられる。撮影したばかりの画像データを取り
込む手法は、例えば、デジタルスチルカメラ11bから
ケーブル接続して取り込む場合であるとか、所定の交換
可能な記録媒体を利用する場合であるとかが考えらえ
る。いずれにおいても、図34に示す画面において主表
示エリアの上部にコマンドボタンとして用意されている
「新しいフィルム」を実行する。すると、図35に示す
ように「いつもの入力」と「入力方法を選択」という二
つのコマンドボタンを実行可能となるとともに、併せて
「入力の設定」というコマンドボタンを実行可能とな
る。一般の操作者は単一のデジタルスチルカメラ11b
を持っているとすると画像データの取り込みは一定であ
ると考えられ、あらかじめ「入力の設定」で選択してお
いた画像データの転送手法を実行することになる。むろ
ん、複数のデジタルスチルカメラ11bを所有している
場合であるとか、たまたま別の手法で取り込む必要があ
る場合もあるから「入力方法を選択」のコマンドボタン
を実行させれば取り込み可能な複数の手法を表示して選
択することになる。なお、これらの場合において外部ア
プリケーションを実行させる必要がある場合もあるが、
これらは入力の設定にて設定しておくことによって適宜
実行される。なお、入力の指定方法などは適宜変更可能
であることはいうまでもない。
領域に表示されるパトローネ内の表示を見てグループを
判断しつつその画像データを画像表示領域に表示させ、
さらに印刷対象としたい画像データを選択する。この選
択操作は画像選択部20aによって受け付けられる。選
択された画像データについてはそのサムネール表示領域
の枠部分の色を変えて表示することにより、選択の有無
が容易に判断できる。そして、選択結果は以後の「写真
の修整」はもとより、「プリント指定」を経て「印刷」
の処理での出力対象として反映されることになる。な
お、これらの場合に各処理で参照されるのは物理的配置
情報であり、選択対象とした画像データを仮領域に移動
させて実際の処理を行うわけではない。
ータを選択したとして、操作表示エリアでの表示に依れ
ば次の処理が「写真の修整」であることが一目瞭然であ
る。この「写真の修整」では選択された画像データだけ
について画像修整を実行することができる。図36は自
動画像修整を行う場合の主表示エリアでの表示を示して
いる。同図には選択された画像データについて修整前の
画像をサムネールで上段に表示し、上述した自動修整を
施した修整後の画像をサムネールで下段に表示してい
る。操作者は両者を見て比較し、どちらが良いか選択す
る。むろん、選択は好みの側のサムネールをマウス15
bでクリックすることにより行え、クリックした側につ
いては表示指定部20bが枠部分を反転表示するなどし
て判別できるようにする。なお、デフォルトは修整前を
選択状態としておき、マウスでクリックした側について
だけ修整後のものを選択状態としても良いし、殆どの場
合は画質を修整されたものについて選択されるであろう
との想定のもとでデフォルトを修整後のものを選択状態
とするようにしても良い。
コマンドボタンと、「キャンセル」のコマンドボタンが
用意されており、「実行」のコマンドボタンをマウスで
クリックすると、各画像データごとに用意されている写
真データ30bの修整情報が更新される。図7に示すよ
うに自動画像修整(m_nApf)の管理パラメータが
用意されており、修整後の画像データを選択して「実
行」コマンドボタンをクリックしたときには同自動画像
修整(m_nApf)の管理パラメータにフラグをセッ
トする。すなわち、修整後の画像データを選択するとし
ても、この元の画像データに置き換えて修整後の画像デ
ータを上書きしてしまうのではなく、単に管理パラメー
タのフラグをセットするにすぎない。しかし、以後の処
理においてはこの管理パラメータを参照し、本画像デー
タについては自動修整された画像データについて処理を
実行すべきものと判断できるようになる。むろん、その
際には画像データを読み込み、画像修整制御部40によ
って自動画像修整しなければならない場合もあるが、写
真データ30b内のサムネールデータについては修整後
の画像データに基づくサムネールデータに更新してお
き、表示程度であればこのサムネールデータを表示する
だけでも良い。なお、画面下には「オリジナルデータに
反映させる」というチェックボックスを用意してあり、
このチェックボックスをチェックしておいたときには修
整後の画像データで元の画像データを上書きする。
するようにしているものの、かかる機能を利用しない手
はなく、特に操作の未熟なものにおいてはかかる機能が
あっても選択操作を知りえないという問題もある。従っ
て、写真の入力時にデフォルトで自動画像修整を行って
しまい、写真の修整という処理を表さないようにするこ
とも便利である。図37は、そのような場合の画面表示
の一例を示している。同図に示すものでは、操作として
「写真の入力」の前に「フィルムの選択」という処理を
加えるとともに、「写真の入力」の後は「プリント指
定」の処理を実行するようにしている。図34に示すも
ののように「写真の入力」の処理で新しいフィルムを選
択できるようにしつつ、写真を選択するようにしても良
いが、図37に示すものでは最初に「フィルムの選択」
の画面表示を行うことにより、パトローネ単位での写真
データの選択であるとか新しいフィルムの選択を先に実
行して分かりやすくしている。また、この画面表示では
処理を進めたり戻したりするための指示を行うために画
面右寄り部分の上段に「前のステップ」と「次のステッ
プ」というコマンドボタンを用意し、「前のステップ」
を実行させると処理を戻し、「次のステップ」を実行さ
せると処理を先に進めるようにしている。さらに、画面
上段部分には各段階の処理の簡単な説明を表示できるよ
うにしている。例えば、「フィルム選択」の段階では
「フィルムを選んで次に進んで下さい。新しいフィルム
は『フィルムの追加』で作れます」と表示している。
であり、修整度合いをGUIを利用して指示することに
なる。すなわち、GUI表示をマウス15bで操作して
手動修整の結果を反映させる。本実施形態においては、
画像処理部20gにおいて明るさとコントラストについ
て段階的な強調処理を実行可能で、その前提のもとに各
強調程度を表すパラメータを用意してあり、選択された
修整結果を表すパラメータを明るさ成分の強調度(m_
nBrightness)の管理パラメータと、コント
ラストの強調度(m_nContrast)の管理パラ
メータとに反映させるようにしている。
限られるものではなく、赤成分と緑成分と青成分とにお
いてそれぞれ強調処理を実行可能であり、それぞれの強
調程度を表すパラメータが赤成分の強調度(m_nRe
d)の管理パラメータと、緑成分の強調度(m_nGr
een)の管理パラメータと、青成分の強調度(m_B
lue)の管理パラメータとにそれぞれ反映されるよう
になっている。画像修整は広い意味で画像データの表示
に反映される各種の処理を含むものであり、広義の意味
で画像のトリミングや回転も含めている。画像データを
選択した状態でトリミングを実行させると図38に示す
ように現時点での管理パラメータに基づく画像データを
所定の大きさの枠内に表示する。ここで、マウス15b
を操作してトリミング開始位置とトリミング終了位置を
指定し、「実行」コマンドボタンをクリックすると開始
位置と終了位置を対角とする矩形領域以外を取り除いて
表示する。むろん、この場合に元の画像データの一部を
削除するわけではなく、トリミング開始X座標(m_x
1)とトリミング開始Y座標(m_y1)とトリミング
終了X座標(m_x2)とトリミング終了Y座標(m_
y2)の管理パラメータに座標値を設定するだけであ
り、これに基づいてサムネール作成部20iが新たにサ
ムネールを作成し、写真データ30b内においてのみ更
新する。
呼び、カメラを横にして写した縦型の写真を表示上でも
縦長とする場合に利用する。図39はこのような回転処
理の場合の主表示エリアの表示画面を示しており、左上
部分に元の画像データをサムネール表示するとともに、
その下に90度毎の三つの回転角度と、任意の回転角度
を選択するための操作入力ボタンを用意してある。ま
た、右中央部部分には選択された回転角度だけ回転させ
たサムネールを表示できるようになっている。むろん、
選択された回転角度は回転角度(m_nRotatio
n)の管理パラメータにセットされる。
する際のメニュー操作を示している。図40は自動画像
修整を行う場合のメニュー操作例であり、メニューバー
上で画像修整をクリックするとドロップダウンメニュー
が表示され、その中で自動画像修整を選択すると、更に
詳細なオプションが表示される。むろん、このときに
「きれい」をクリックすれば自動画像修整を「きれい」
のオプションで起動させることになる。この場合、選択
されている画像データの全てについて図36に示すよう
に表示される。また、図41は手動画像修整を行う場合
のメニュー操作例であり、画像修整をクリックしつつド
ロップダウンメニューの手動画像修整を選択すると、
「明るさ・コントラスト」についての修整か「色強調」
の修整かを選択可能となる。手動画像修整については自
動画像修整を実行しても未だ改善されないようなものに
ついて個別的に実行することが多いと考えられ、手動画
像修整の対象とする画像データを選択しておいた上で起
動した場合にのみこれらを実行できるようにしておく。
とか白黒変換やセピア変換についても画像データを選択
しておいた上でこのドロップダウンメニューから画像処
理を選択して実行させることになる。なお、白黒変換や
セピア調変換は個別に行うものではあっても変換結果は
画一的であり、手動画像修整のように操作者の主観で調
整しなければならないものではない。従って、実際には
白黒変換やセピア調変換については自動画像修整(m_
nApf)の管理パラメータをセットすることにしてい
る。
たときに画像データに対して各種の修整を行っていく過
程でパラメータがセットされていく状況を説明した。次
に、実際にこのような操作を実現するためのコンピュー
タシステム10内での処理について説明する。図28〜
図31は各処理をフローチャートにより示している。図
28は自動画像修整を実行する場合の処理を示してお
り、自動画像修整を実行する画像データを読み込む際、
ステップS100にて写真データ30bのデータベース
構造を参照し、修整情報を読み取る。この修整情報は、
上述した各種のパラメータを意味しており、これらのパ
ラメータによって自動画像修整や手動画像修整を実行す
べき旨の指定があれば以下の自動画像修整は行うことな
く本処理を終了する。これは自動画像修整を重ねて実行
する意味がないことと、手動画像修整によって好みが反
映されている以上はこれを自動的に修整することはでき
ないからである。
み込み、ステップ115にて画像の特徴を抽出し、ステ
ップ120にて特徴情報の保存を行い、ステップ125
にて自動修整の修整情報を作成し、ステップ130にて
自動修整のが贈処理を実行する。むろん、これらは図9
にて説明したような手順1〜手順6に該当する。一方、
トリミング開始X座標(m_x1)とトリミング開始Y
座標(m_y1)とトリミング終了X座標(m_x2)
とトリミング終了Y座標(m_y2)の管理パラメータ
にトリミングの位置情報が設定されている場合にはステ
ップ135の判断を経てステップ140にてトリミング
する画像処理を実行するし、回転角度(m_nRota
tion)の管理パラメータに回転の修整情報が設定さ
れている場合にはステップ145の判断を経てステップ
150にて画像を回転させる回転の画像処理を実行する
ことになる。
後の画像を得ることができるようになるため、ステップ
155では図36に示すように修整前と修整後のサムネ
ールを表示するとともに、この自動画像修整処理の結果
を採用するか否かの入力を待機することになる。すなわ
ち、自動画像修整後のものの方が望ましければそれを選
択状態とし、「実行」コマンドボタンをクリックする。
この場合、ステップ170では「オリジナルデータに反
映」というチェックボックスにおける選択状況を取り込
み、チェックしてあると判断するとステップ175にて
画像データを上書き保存することになる。
を参照することは必要なくなり、書き換えない場合にの
みステップ180にて修整情報を保存する。一方、「標
準」の画像自動処理では物足りないような場合には、図
40に示すように「きれい」だととか「DPE調」など
を選択したときには当該設定に応じた自動画像修整を実
行させるべく、予めステップステップ165にて自動画
像処理の動作条件値を変更し、ステップ115にて上述
した処理を繰り返す。なお、「キャンセル」のコマンド
ボタンをクリックされたときには「中止」と判断して本
処理を終了する。
を説明する。図29は手動画像修整の処理を示してお
り、手動画像修整を実行されたときには、処理対象とな
っている画像データを読み込む前にステップ200にて
修整情報を読み込み、続いてステップ205にて同画像
データを読み込む。続いてステップ210にて自動画像
修整(m_nApf)の管理パラメータを参照し、同管
理パラメータが設定されている場合にはステップ210
の判断を経てステップ215にて自動画像修整の画像処
理を実行する。
れている手動画像修整についての管理パラメータを読み
込んで指定どおりの画像処理を実行し、その後でトリミ
ングについての処理と回転についての処理をそれぞれ管
理パラメータに基づいてステップ225〜240にて実
行する。以上の処理を経ることにより既に設定されてい
る手動画像調整後の画像を得ることができるようになる
ため、ステップ245で上述したようにしてさらに手動
調整の操作を実行すればステップ255にて修整情報を
変更し、ステップ220〜240の処理を経て画像修整
を実行する。
クされたら「確定」を意味するものと判断し、「オリジ
ナルデータに反映」のチェックボックスにおける選択状
況に応じてステップ265にて元の画像データを書き換
えたりステップ270にて最終的な修整情報を表す管理
パラメータを書き換えたりすることになる。なお、「キ
ャンセル」のコマンドボタンをクリックされたときには
「中止」と判断して本処理を終了する。
説明する。図30はトリミングの処理を示しており、処
理対象となっている画像データを読み込む前にステップ
300にて修整情報を読み込み、続いてステップ305
にて同画像データを読み込む。続いてステップ310に
て自動画像修整(m_nApf)の管理パラメータを参
照し、同管理パラメータが設定されている場合にはステ
ップ315にて自動画像修整の画像処理を実行する。ま
た、ステップ320にて既に設定されている手動画像修
整についての各種の管理パラメータを参照し、それぞれ
管理パラメータが設定されている場合にはステップ32
5にて対応する画像処理を実行する。
ているトリミングについての管理パラメータを参照し、
ステップ335にてトリミングの画像処理を実行する
し、ステップ340では既に設定されている回転につい
ての管理パラメータを参照し、ステップ345にて回転
の画像処理を実行する。以上の処理を経ることにより既
に設定されている全ての画像修整後の画像を得ることが
できるようになるため、ステップ355では図38に示
す画面表示でトリミングの操作を受け付け、新たにトリ
ミングの操作が行われた場合にはステップ360にて修
整情報を変更し、ステップ335の処理を経て画像修整
を実行する。なお、この場合はステップ340にて回転
についての管理パラメータを参照するが、回転について
は重複するか否かを判断し、重複して実行するわけでは
ない。
クリックされたら「確定」を意味するものと判断し、
「オリジナルデータに反映」のチェックボックスにおけ
る選択状況に応じてステップ365にて元の画像データ
を書き換えたり、ステップ370にて最終的な修整情報
を表す管理パラメータを書き換えたりすることになる。
なお、「キャンセル」のコマンドボタンをクリックされ
たときには「中止」と判断して本処理を終了する。
る。図31は回転の処理を示しており、処理対象となっ
ている画像データを読み込む前にステップ400にて修
整情報を読み込み、続いてステップ405にて同画像デ
ータを読み込む。続いてステップ410にて自動画像修
整(m_nApf)の管理パラメータを参照し、同管理
パラメータが設定されている場合にはステップ415に
て自動画像修整の画像処理を実行する。また、ステップ
420にて既に設定されている手動画像修整についての
各種の管理パラメータを参照し、それぞれ管理パラメー
タが設定されている場合にはステップ425にて対応す
る画像処理を実行する。
ているトリミングについての管理パラメータを参照し、
ステップ435にてトリミングの画像処理を実行する
し、ステップ440では既に設定されている回転角度
(m_nRotation)についての管理パラメータ
を参照し、ステップ445にて回転の画像処理を実行す
る。以上の処理を経ることにより既に設定されている全
ての画像修整後の画像を得ることができるようになるた
め、ステップ455では図39に示す画面表示で回転の
操作を受け付け、新たに回転の操作が行われた場合には
ステップ460にて修整情報を変更し、ステップ445
の処理を経て画像修整を実行する。
クリックされたら「確定」を意味するものと判断し、
「オリジナルデータに反映」のチェックボックスにおけ
る選択状況に応じてステップ465にて元の画像データ
を書き換えたり、ステップ470にて最終的な修整情報
を表す回転角度(m_nRotation)の管理パラ
メータを書き換えたりすることになる。なお、「キャン
セル」のコマンドボタンをクリックされたときには「中
止」と判断して本処理を終了する。
一つのメリットとして元の画像データに変更を加える必
要が無くなることがあげられ、元の画像データを活かす
ためには管理パラメータを修整する必要が生じてくる。
図40や図41に示すようにファイルメニューの画像修
整を選択した際に表示されるドロップダウンメニューに
は、最下段に画像修整取消のコマンドが用意されてお
り、同コマンドを選択して実行させると図32のフロー
チャートに従って処理が実行される。
像修整取消を実行させるものとし、ステップ500にお
いて当該画像データについての写真データ30bの修整
情報を読み込み、ステップ505において図42に示す
操作メニューを主表示エリアに表示して操作入力を待機
する。この操作メニューでは取消対象として「自動画像
修整」、「手動画像調整」、「回転」、「トリミン
グ」、「白黒」、「セピア調」といった取消対象の項目
とともにそれぞれの項目の前にチェックボックスを表示
している。ここで、操作者は取り消したい画像修整項目
の前のチェックボックスをマウス15bでクリックする
ことによりチェックマークがトグル表示されるととも
に、内部的にはそれぞれのチェックマークの有無をフラ
グで表して記憶する。また、下段には「実行」コマンド
ボタンと「キャンセル」コマンドボタンとを用意してあ
り、操作者は必要なチェックボックスをチェックしたら
「実行」のコマンドボタンをクリックする。
ェックボックスにチェックマークが付されているか否か
を判断しながら対応する修整情報を削除していく。むろ
ん、ここでいう修整情報の削除とは管理パラメータの修
整に他ならず、元の画像データを加工するようなことは
一切不要である。具体的に説明していくと、ステップ5
10では「自動画像修整」の項目にチェックマークが付
されているか否かを判断し、付されていればステップ5
15にて「自動画像修整」の修整情報を削除する。次
に、ステップ520では「白黒」の項目にチェックマー
クが付されているか否かを判断し、付されていればステ
ップ525にて「白黒」の修整情報を削除する。次に、
ステップ530では「セピア調」の項目にチェックマー
クが付されているか否かを判断し、付されていればステ
ップ535にて「セピア調」の修整情報を削除する。次
に、ステップ540では「手動画像調整」の項目にチェ
ックマークが付されているか否かを判断し、付されてい
ればステップ545にて「手動画像調整」の修整情報を
削除する。手動画像調整には明度やコントラストや色強
調といったものが含まれ、この例では全部を取り消すよ
うにしているが、それらを個別に取り消せるようにして
も良い。
の項目にチェックマークが付されているか否かを判断
し、付されていればステップ555にて「トリミング」
の修整情報を削除する。次に、ステップ560では「回
転」の項目にチェックマークが付されているか否かを判
断し、付されていればステップ565にて「回転」の修
整情報を削除する。以上の結果を経ていくつかの修整情
報が削除された状態でステップ570ではその修整情報
を保存する。ここでいう保存作業は、写真データ30b
の更新を意味し、図5に示す写真データ30bのデータ
ベース構造にアクセスして最新の修整情報に更新する。
なお、図42に示す操作メニューで「キャンセル」のコ
マンドボタンをクリックすると、内部的には全てのチェ
ックマークを削除して以上の処理を実行するため、結局
は何も修整情報を削除することなく本処理を終了するこ
とになる。なお、この例では一旦作成した修整情報を削
除することによって元に戻す手法を採用しているが、修
整情報自体に日時の情報を付加することにより一つの画
像データについて時系列に対応した複数の修整情報を管
理するようにしてもよい。このようにすれば、単に修整
情報を削除することによって元に戻すだけでなく、任意
の段階の修整情報まで遡って修整情報を削除することも
可能であり、途中の段階での良好だった修整結果を復元
するといったことも可能となる。
れている管理パラメータを設定し、あるいは取り消す作
業について説明したが、この管理パラメータを利用しつ
つ、実際に修整された画像データを利用できるようにす
る処理について図33のフローチャートを参照しながら
説明する。修整された画像データを利用する場面は、表
示指定部20bによる指示に従ってサムネール作成部2
0iがサムネールを更新して画面表示する場合であると
か、画像出力部20kによって画像データのデータフォ
ーマットの形式を変換して出力する場合であるとか、後
述するようにDPE印刷制御部50によって印刷を実行
する場合にその元の印刷データを作成する場合などであ
る。従って、それぞれの場合において微細な処理の相違
はあるものの、概ね図33のフローチャートと一致して
いる。
修整情報を読み込むとともに、ステップ605で画像デ
ータを読み込み、以下の処理において修整情報に従いな
がら同画像データに基づいて画像修整を行っていき、こ
の画像データを書き換えることなく新たな画像データを
作成していく。ステップ610では自動画像修整の修整
情報があるか判断し、ある場合にはステップ615にて
自動画像修整を行なう。この場合、自動画像修整(m_
nApf)の管理パラメータには単に自動画像修整を行
うという情報だけではなく、「標準」、「きれい」、
「DPE調」といったどの自動画像修整を行うのかを判
断して処理を進める。また、白黒やセピア調への変換は
修整結果が1通りにしか過ぎないことからこの自動画像
修整の管理パラメータで表せるようにしており、同時あ
るいは択一的に実施する。
情報があるか否かを判断し、あればステップ625にて
手動調整の画像処理を実行する。手動調整の修整情報は
上述したように、明るさ成分の強調度(m_nBrig
htness)と、コントラストの強調度(m_nCo
ntrast)と、赤成分の強調度(m_nRed)
と、緑成分の強調度(m_nGreen)と、青成分の
強調度(m_Blue)とから構成されており、いずれ
か一つでも修整情報があれば対応する画像処理を実行す
るし、明るさとコントラストについての修整情報と、色
強調の修整情報とがある場合には、前者についての修整
を行った上で後者の修整を行うことにする。むろん、か
かる修整順序を反映した結果が得られる場合には一度の
修整で実行することも可能である。
修整情報があるか判断し、ある場合にはステップ635
にてトリミングの画像処理を実行する。トリミングの画
像処理では、トリミング開始X座標(m_x1)とトリ
ミング開始Y座標(m_y1)とトリミング終了X座標
(m_x2)とトリミング終了Y座標(m_y2)に囲
まれるエリアを残して周囲の画像データを削除すること
になる。また、ステップ640では回転の修整情報があ
るか判断し、ある場合にはステップ645にて回転の画
像処理を実行する。回転の画像処理では、回転角度(m
_nRotation)の管理パラメータに基づいて回
転角度を参照し、画像データを回転させる処理を実行す
ることになる。
ークエリアに保存し直した上、そのワークエリア状の画
像データに変更を加えていく。従って、元画像データに
は変更は加えられない。以上は、操作者の選択操作に応
じて実行されたりされなかったりするオプション的な画
像処理であるが、ステップ650とステップ655では
ハードウェア環境の相違に基づいて必須の画像処理を実
行している。ステップ650では出力機器に応じた色再
現の画像処理を実行する。カラー出力の再現機器では基
準とのずれがあるのは否めない。すなわち、同じ画像デ
ータを入力しながら出力結果が相違することは多々あ
る。また、このずれを画一化して画像データと出力結果
とが必ず標準状態と一致することは単純に費用対コスト
の面でも無理な話であり、それよりはずれを見越して修
整するための色合わせ情報を利用するのが得策である。
した側での色ずれ情報と出力する側での色ずれ情報があ
れば出力結果において大きな色ずれは発生しないと言え
る。本実施形態においては、前者の色ずれ情報を色合わ
せ情報として写真データ30bのデータベース構造内で
管理するとともに、本コンピュータシステム10とカラ
ープリンタ17bとにおいて生じる色ずれ情報として設
定情報内で管理し、ステップ650において両者の色ず
れ情報に基づいてワークエリア上の画像データを修整す
る。
た解像度の画像処理を実行するものであり、画像データ
の解像度に対して出力する際の解像度とを対比して対応
する解像度変換を行う。例えば、カラーディスプレイ1
7aでの表示が70dpiであってその大きさ通りに印
刷しようとする場合、カラープリンタ17bの解像度が
720dpiであるとすると、縦横方向に10倍の解像
度変換が必要になる。
戻ると、写真の修整の次に行われるのは「プリント指
定」の処理である。既に、「写真の入力」と「写真の修
整」を経ており、印刷したい画像データの選択と、それ
に施すべき画像処理が選択されている。この「プリント
指定」では選択されている画像データをどのようなフォ
ーマットで印刷するかを指定する。図43は「プリント
指定」での主表示エリアでの表示を示しており、上段部
分には横方向にスクロール可能な表示エリアを配してレ
イアウトのパターンを表示可能となっている。同図にお
いては、「4枚ずつのレイアウト」、「アルバム印
刷」、「シール印刷」のレイアウトが表示されている。
むろん、これ以外にもレイアウトのパターンを実装する
ことは可能である。また、オプションとして、切断する
際の位置の目安となるトンボを印刷したり、日付を印刷
したり、タイトルを印刷させるのを選択できるようにチ
ェックボックスを設けている。さらに、用紙については
「A4」、「B5」、「シール」などに対応しており、
これらについてはいずれかだけを排他的に選択できるラ
ジオボタンを設けてある。
機種に応じて印刷データを生成させる必要があるから、
下段左方にはプリンタ装置の選択表示エリアを設けてあ
る。ここでプリンタ装置を選択することにより、それぞ
れに対応した設定情報が読み出され、上述した色ずれを
修整したり、出力解像度を一致させることになる。レイ
アウトの中には「アルバム印刷」のレイアウトが用意さ
れており、「アルバム詳細」のコマンドボタンをクリッ
クすると主表示エリアには図44に示す操作画面が表示
される。この表示画面においても上段部分には横方向に
スクロール可能な表示エリアを配してアルバムのパター
ンを表示可能となっており、この例ではA4用紙を横二
列縦四段に配して市松様に画像を印刷するものと、左側
半分に縦四段に配して画像を印刷するものと、上下に二
段に分けて画像を印刷するものとを示している。また、
アルバム印刷用のオプションとして、コメントを印刷し
たり、日付を印刷したり、ページタイトルを印刷させる
のを選択できるようにチェックボックスを設けてあると
ともに、アルバム印刷においては日をおいて順次印刷し
ていくことから通しのページ番号を印刷できるようにペ
ージ番号の指定覧も設けてある。なお、このページ番号
は前回のアルバム印刷の後続ページ番号を自動的にセッ
トするようにしても良い。そして、この表示通りで良け
れば「OK」のコマンドボタンをクリックすればよい
し、気に入らなければ「キャンセル」のコマンドボタン
をクリックすればよい。
「印刷」であるが、この主表示エリアには図45に示す
ように現在指定されているプリンタ装置の機種と、印刷
する用紙のサイズと、必要な枚数を含めて確認用のメッ
セージを表示し、さらに印刷を開始させるための「実
行」のコマンドボタンと、「キャンセル」のコマンドボ
タンを用意してある。むろん、この状態で「実行」のコ
マンドボタンをクリックすれば印刷が開始される。カラ
ープリンタ17bによっては印刷に時間を要することが
少なくないため、予め指定しておくべき操作を全て完了
した上でこの「実行」ボタンをクリックすれば風呂上が
りには印刷を全て完了させておくということが容易にな
る。
指定」と「印刷」の処理を実行するDPE印刷制御部5
0の具体的構成を示している。印刷画像指定部50aは
上述したようにして選択された画像データの指定を受け
継ぐものであり、フレーム指定部50bとレイアウト指
定部50cとによって「プリント指定」の処理を実行
し、プリント指定部50dによる制御の下で印刷スタイ
ル作成部50eと印刷画像処理部50fとで実際の印刷
データを生成する。一般に画像データはRGBの多階調
表示で表されている反面、印刷はCMYKの二階調表示
が多い。このため、印刷画像処理部50fは上述した指
定に応じた画像処理を実行させた上でRGB→CMYK
の色空間の変更ととともに多階調→二階調の階調変換処
理も併せて実行する。
整情報を時系列的に保存するようにする場合、修整の削
除を行う際には履歴を表示し、一つ一つ遡って削除する
ようにしていけばよい。むろん、事例列的な修整データ
がある場合には最古のものから順番に画像処理を施して
いって利用したい画像データを再現することになる。ま
た、修整を追加したい場合には新たに修整情報を生成
し、以前の修整情報を残したまま保存する。
ァとして管理されるフォルダに収容しつつ、各画像デー
タに対応した写真データ30bのデータベースを用意し
ておき、所望の画像データについて所望の画像処理を選
択すると、この選択した画像処理を上記データベース構
造における修整情報として更新するようにし、実際に表
示したり出力したり印刷する必要が生じたときには元の
画像データを残したままワークエリア上でのみ修整情報
を参照して各種の画像処理を実行するようにしたため、
オリジナルとしての画像データを残したまま容易に画像
修整などを楽しむことが可能となる。
置のクレーム対応図である。
ブロック図である。
る。
る。
を示す概略説明図である。
す図である。
である。
である。
図である。
端部を示す図である。
図である。
である。
る。
の抽出方法を示す図である。
る。
す場合の説明図である。
接画素における差分値で求める場合の説明図である。
る場合の説明図である。
ある。
トである。
トである。
である。
る。
ある。
る処理のフローチャートである。
る。
示す図である。
示す図である。
した場合の操作画面を示す図である。
す図である。
ある。
示す図である。
示す図である。
図である。
示す図である。
示す図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 入力される画像データに対して画像処理
内容を表すパラメータに基づいて画像処理する画像処理
手段と、 複数の画像データとともにそれぞれに対応するパラメー
タを関連づけて記憶しつつ所望の画像データとパラメー
タについて適宜管理可能なデータ記憶手段と、 画像データの管理操作を入力して上記データ記憶手段に
て対応する管理処理を実行させるとともに当該データ記
憶手段にて互いに関連づけて記憶されている上記画像デ
ータと上記パラメータとを読み出させつつ当該パラメー
タに基づいて上記画像処理手段にて当該画像データにつ
いて画像処理させる操作指示手段とを具備することを特
徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の画像データ管理装
置において、上記画像処理手段は、上記パラメータに基
づいて画像の処理対象エリアを特定することを特徴とす
る画像データ管理装置。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
に記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手
段は、上記パラメータに基づいて上記画像データにおけ
る各要素色毎の強調度を変更することを特徴とする画像
データ管理装置。 - 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段
は、予め用意された個別の画像処理に対してそれぞれを
実行するか否かを上記パラメータに基づいて判断するこ
とを特徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段
は、複数の時系列的な上記パラメータに基づいてそれぞ
れを履歴として古い順から適用して画像処理を実施する
ことを特徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
載の画像データ管理装置において、上記データ記憶手段
は、その記憶領域を階層構造として区画化可能であると
ともに、上記画像データを階層構造の所定区画に記憶し
つつ、記憶させた区画とを対応づけて各画像データの管
理を行うことを特徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の画像データ管理装置において、上記データ記憶手段
は、複数の着脱可能な記憶領域に跨って階層構造に基づ
く画像データを管理しつつ、書き込み不能な記憶領域に
ついては書き込み可能な記憶領域において上記パラメー
タを管理することを特徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
載の画像データ管理装置において、上記操作指示手段
は、上記画像処理手段で実行可能な画像処理内容につい
ての選択操作を入力して上記パラメータを生成し、生成
後のパラメータを上記データ記憶手段にて管理させるこ
とを特徴とする画像データ管理装置。 - 【請求項9】 複数の画像データを記憶して適宜管理す
るとともに、所望の画像データに対して所望の画像処理
を実行可能とした画像データ管理方法であって、上記画
像処理を画像処理内容を表すパラメータに基づいて実行
するとともに、各画像データとともにそれぞれに対応す
る上記パラメータを関連づけて記憶して管理し、互いに
関連づけて記憶されている上記画像データと上記パラメ
ータに基づいて当該画像データについて画像処理するこ
とを特徴とする画像データ管理方法。 - 【請求項10】 コンピュータにて複数の画像データを
記憶して適宜管理するとともに、所望の画像データに対
して所望の画像処理を実行可能とした画像データ管理プ
ログラムを記録した媒体であって、 入力される画像データに対して画像処理内容を表すパラ
メータに基づいて画像処理する画像処理ステップと、 複数の画像データとともにそれぞれに対応するパラメー
タを関連づけて記憶可能であるとともに所望の画像デー
タとパラメータについて適宜管理可能なデータ記憶ステ
ップと、 画像データの管理操作を入力して上記データ記憶ステッ
プにて対応する管理処理を実行させるとともに当該デー
タ記憶ステップにて互いに関連づけて記憶されている上
記画像データと上記パラメータとを読み出させつつ当該
パラメータに基づいて上記画像処理ステップにて当該画
像データについて画像処理させる操作指示ステップとを
具備することを特徴とする画像データ管理プログラムを
記録した媒体。
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