JPH06309428A - 画像編集処理装置 - Google Patents

画像編集処理装置

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JPH06309428A
JPH06309428A JP5115258A JP11525893A JPH06309428A JP H06309428 A JPH06309428 A JP H06309428A JP 5115258 A JP5115258 A JP 5115258A JP 11525893 A JP11525893 A JP 11525893A JP H06309428 A JPH06309428 A JP H06309428A
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JP
Japan
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image
output
area
signal
data
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JP5115258A
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Inventor
Hiroshi Omura
宏志 大村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多彩な画像編集された合成画像を簡単な操作
で再現性よく行うことができる。 【構成】 操作部により指示された出力対象に対する出
力位置,所望の画像処理種別が操作部から入力される
と、入力された出力位置,所望の画像処理種別および出
力指示に基づいてビデオ処理ユニット12が画像記憶装
置3から読み出される各画像データに画像処理を行った
出力画像データに基づいてプリンタ部2が記録媒体に画
像を形成する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取られた原稿画像
を記憶する画像記憶装置を接続して画像編集処理を実行
可能な画像編集処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像編集処理装置、例えば複写装
置、単に原稿と同一の画像を複製する,原稿の画像縮小
あるいは拡大して複製する,画像濃度を変化させる等の
限られた画像処理しかできない場合が多い。
【0003】また、原稿画像を電気信号として読み取
り、この電気信号化された画像情報を電気的に処理する
ことによって、さきに述べた機能に加えて原稿の一部分
を抜き出して複製する,複数の画像を合成する,原稿の
一部分のみの画像濃度を変化させる等の画像処理を行な
うことができる画像編集処理装置等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この画
像編集処理装置では、多くの機能化が進むにつれて、装
置の操作が複雑化して、オペレーションに熟達した人し
か容易に使用できないという問題点があった。
【0005】特に、画像編集時には2ページ以上にわた
る編集を行うことができず、また、その編集作業も毎回
登録するか、または限られた数のメモリに作業内容を記
憶させることとなり、非常に限定された画像編集しか行
なえない等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、原稿中の所望の領域の画像データを外部
記憶させておき、記憶された各画像データに対して指示
される出力位置,画像処理種別に従って画像処理を行う
ことにより、オリジナル原稿中から所望の画像データを
抜き出して画像編集した合成画像を容易に編集出力でき
る画像編集処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像編集処
理装置は、原稿画像を読み取る画像読取り手段と、原稿
画像中の領域指示に基づいて各領域の画像領域情報を発
生する発生手段と、この発生手段により発生された各画
像領域情報に基づいて前記画像読取り手段から出力され
る画像情報から各領域の画像データを切り出す画像切出
し手段と、この画像切出し手段により切り出された各画
像データを複数記憶する外部記憶手段と、この外部記憶
手段に記憶された画像データ中の所望の出力対象を選択
指示する出力指示手段と、この出力指示手段により指示
された出力対象に対する出力位置,所望の画像処理種別
を入力する入力手段と、この入力手段に入力された出力
位置,所望の画像処理種別および前記出力指示手段の出
力指示に基づいて前記外部記憶手段から読み出される各
画像データの画像処理を行う画像処理手段と、この画像
処理手段から出力される出力画像データに基づいて記録
媒体に画像を形成する画像形成手段とを有するものであ
る。
【0008】
【作用】本発明においては、原稿画像中の領域指示に基
づいて発生手段が各領域の画像領域情報を発生し、該発
生された各画像領域情報に基づいて画像切出し手段が前
記画像読取り手段から出力される画像情報から各領域の
画像データを切り出し、該切り出された各画像データを
複数外部記憶手段に記憶させておき、出力指示手段によ
り指示された出力対象に対する出力位置,所望の画像処
理種別が入力手段から入力されると、入力された出力位
置,所望の画像処理種別および前記出力指示手段の出力
指示に基づいて画像処理手段が前記外部記憶手段から読
み出される各画像データに画像処理を行った出力画像デ
ータに基づいて画像形成手段が記録媒体に画像を形成す
るので、画像編集する対象の画像の読み取りと画像出力
処理とを個別的に行い、多彩な画像編集された合成画像
を簡単な操作で再現性よく出力することが可能となる。
【0009】
【実施例】
〔実施例1〕図1,図2は本発明の一実施例を示す画像
編集処理装置のシステム構成を説明する図であり、例え
ばディジタルカラー画像を読み取り可能なリーダ部1と
ディジタルカラー画像印刷出力可能なプリンタ部2,画
像記憶装置3等から構成されている。
【0010】本実施例におけるリーダ部1は、後述する
色分解手段と、CCD等で構成される光電変換素子とに
より、読取り原稿のカラー画像情報をカラー別に読み取
り、電気的なディジタル画像信号に変換する装置であ
る。
【0011】また、プリンタ部2は、出力すべきディジ
タル画像信号に応じてカラー画像をカラー別に制限し、
記録媒体にディジタル的なドット形態で複数回転写して
カラー画像を記録する電子写真方式のレーザビームカラ
ープリンタで構成されている。
【0012】画像記憶装置3は、リーダ部1からの読み
取りディジタル画像を記憶する装置である。以下、本実
施例の画像編集処理装置の操作について説明する。本装
置の動作の概略は、リーダ部1にて所望の領域のみ画像
データを読み取り、所望の画像処理を行い、外部メモリ
としての画像記憶装置3に記憶する。
【0013】次に、操作部からの指示に従って既に登録
されている編集処理情報を記憶手段から読み出し、前記
編集画像処理情報に基づいた画像データを読み出し、編
集処理し、かつ指定された画像処理を施した後、プリン
タ部2から編集画像を出力するものである。
【0014】このように構成された画像編集処理装置に
おいて、原稿画像中の領域指示に基づいて発生手段(後
述する図3の領域発生回路69)が各領域の画像領域情
報を発生し、該発生された各画像領域情報に基づいて画
像切出し手段(後述する図3のセレクタ119等)が前
記画像読取り手段(センサ6)から出力される画像情報
から各領域の画像データを切り出し、該切り出された各
画像データを複数外部記憶手段(画像記憶装置3)に記
憶させておき、出力指示手段(操作部20)により指示
された出力対象に対する出力位置,所望の画像処理種別
が入力手段(操作部20)から入力されると、入力され
た出力位置,所望の画像処理種別および前記出力指示手
段の出力指示に基づいて画像処理手段(ビデオ処理ユニ
ット12)が前記外部記憶手段から読み出される各画像
データに画像処理を行った出力画像データに基づいて画
像形成手段(プリンタ部2)が記録媒体に画像を形成す
るので、画像編集する対象の画像の読み取りと画像出力
処理とを個別的に行い、多彩な画像編集された合成画像
を簡単な操作で再現性よく出力することが可能となる。
【0015】以下、各部毎にその詳細を説明する。 <リーダ部1の説明>まず、リーダ部1の構成について
説明する。
【0016】図1に示したリーダ部1において、999
は原稿、4は原稿999を載置するプラテンガラス、5
はハロゲン露光ランプ10により露光走査された原稿9
99からの反射光像を集光し、等倍型フルカラーセンサ
(センサと呼ぶ)6に画像入力するためのロッドアレイ
レンズである。なお、本実施例では、ロッドアレイレン
ズ5,センサ6,センサ出力信号増幅回路7,ハロゲン
露光ランプ10が一体となって原稿走査ユニット11を
構成し、原稿999を矢印(A1)方向に露光走査す
る。原稿999の読み取るべき画像情報は、原稿走査ユ
ニット11を露光走査することにより、1ライン毎に順
次読み取られる。読み取れた色分解画像信号は、センサ
出力信号増幅回路7により所定電圧に増幅された後、信
号線501によりビデオ処理ユニット12に入力され、
ここで信号処理される。なお、信号線501は信号の忠
実な伝送を保証するために同軸ケーブで構成されてい
る。信号線502はセンサ6の駆動パルスを供給する信
号線であり、必要な駆動パルスはビデオ処理ユニット1
2内で全て生成される。8,9は画像信号の白レベル補
正,黒レベル補正のための白色板および黒色板であり、
ハロゲン露光ランプ10で照射することにより、それぞ
れ所定の濃度の信号レベルを得ることができ、ビデオ信
号の白レベル補正,黒レベル補正に使用される。
【0017】13はマイコンを備え、リーダ部1全体の
制御を司るコントロールユニットであり、バス508を
介して操作部20における表示,キー入力の制御および
ビデオ処理ユニット12の制御等を行う。また、ポジシ
ョンセンサS1,S2により信号線509,510を介
して原稿走査ユニット11の位置を検出する。
【0018】さらに、信号線503により、原稿走査ユ
ニット11を移動させるためのステッピングモータ14
をパルス駆動するステッピングモータ駆動回路15を、
信号線504を介して露光ランプドライバによりハロゲ
ン露光ランプ10のON/OFF制御、光量制御,信号
線505を介してのディジタイザ16および表示部の制
御等のリーダ部1の全ての制御を行っている。
【0019】また、20はリーダ部1の操作部であり、
タッチパネルを兼用した液晶表示パネルおよび各種の指
示を与えるためのキーを含む。なお、かかる表示パネル
の表示例について後述する。
【0020】原稿露光走査時に前述した原稿走査ユニッ
ト11によって読み取られたカラー画像信号は、センサ
出力信号増幅回路7,信号線501を介してビデオ処理
ユニット12に入力される。
【0021】次に、図3を参照しながら原稿走査ユニッ
ト11,ビデオ処理ユニット12の詳細構成について説
明する。
【0022】図3は、図1に示した原稿走査ユニット1
1,ビデオ処理ユニット12の詳細構成を説明するブロ
ック図である。
【0023】図において、ビデオ処理ユニット12に入
力されたカラー画像信号は、サンプルホールド回路(S
/H)43により、G(グリーン),B(ブルー),R
(レッド)の3色に分離される。分離された各カラー画
像信号は、A/D変換器44でアナログ/ディジタル変
換され、ディジタルカラー画像信号に変換される。
【0024】本実施例では、原稿走査ユニット11内の
センサ6は、図示されるように5領域に分割した千鳥状
に配列されて構成されている。このセンサ6とずれ補正
回路45を用い、先行走査している2、4チャンネル
と、残る1、3,5チャンネルの読取り位置ずれを補正
している。ずれ補正回路45からの位置ずれの補正済み
信号は、黒補正回路/白補正回路46に入力され、前述
した白色板8,黒色板9からの反射光に応じた信号を利
用してカラー読み取りセンサ6の暗時ムラや、ハロゲン
露光ランプ10の光量ムラ,センサ6の感度バラツキ等
が補正される。カラー読み取りセンサ6の入力光量に比
例したカラー画像データはビデオインタフェース201
に入力され、画像記憶装置3と接続される。
【0025】このビデオインタフェース201は、各機
能処理を行うため図4,図5に示す各信号を処理し、黒
補正/白補正回路46からの信号559(559R,5
59G,559B)をライン205を介して画像記憶装
置3に出力する処理機能,画像記憶装置3からの画像情
報563をセレクタ119に入力する処理機能,画像記
憶装置3とリーダ部1との制御ライン207(HSYN
C,VSYNC,画像イネーブル信号EN等のライン)
およびCPU間の通信ライン561の接続、特に、CP
U通信ラインはコントロールユニット13内の通信コン
トローラ162に接続され、各種コマンドおよび領域情
報のやり取りを行う機能処理を実行する。これらの各機
能処理の選択は、CPU制御ライン508によって切り
替わる。
【0026】以上説明したように、ビデオインタフェー
ス201は、5つの機能を有し、その信号ライン、その
信号ライン205、206,207は双方向の伝送が可
能となっている。
【0027】かかる構成により双方向伝送が可能とな
り、信号ライン数を少なくし、ケーブルを細くするとと
もに、安価にすることが出来る。
【0028】また、リーダ部1と接続される画像記憶装
置3のインタフェースコネクタの信号ラインも同様に双
方向伝送が可能に構成されている。従って、システムを
構成する各装置間の接続接続ラインの数を減少させるこ
とができ、さらには互いに高度の通信を行うことができ
る。
【0029】また、黒補正/白補正回路46からの画像
情報559は、人間の目に比視感度特性に合わせるため
の処理を行う対数変換回路48に入力される。
【0030】ここでは、白=00H,黒=FFHとなる
べく変換され、更に画像読取センサに入力される画像ソ
ース、例えば通常の反射原稿と、フィルムプロジェクタ
等の透過原稿、また同じ透過原稿でも、ネガフィルム,
ポジフィルムまたはフィルムの感度,露光状態で入力さ
れるガンマ特性が異なっているため、図6,図7に示さ
れるごとく、対数変換用のルックアップテーブル(LU
T)を複数有し、用途に応じて使い分ける。切り換え
は、信号線LG0,LG1,LG2により行われ、CP
U22のI/Oポートとして、操作部20等からの指示
入力により行われる。ここで、各B,G,Rに対して出
力されるデータは、出力画像の濃度値に対応しており、
B(ブルー),G(グリーン),R(レッド)の各信号
に対して、それぞれイエロー,マゼンタ,シアンのトナ
ー量に対応するので、これ以後のカラー画像データは
Y,M,Cに対応付ける。
【0031】なお、色変換回路47は、入力されるカラ
ー画像データR,G,Bより特定の色を検出して他の色
に置き換える回路である。例えば原稿の中の赤色の部分
を青色や他の任意の色に変換する機能を実現するもので
ある。
【0032】次に、対数変換回路48により得られた原
稿画像からの各色成分画像データ、すなわちイエロー成
分,マゼンタ成分,シアン成分に対して、色補正回路4
9にて次に示すように色補正処理を行う。センサ6に1
画素毎に配置された色分解フィルタの分光特性は、図8
に示すように、斜線部のような不要な透過領域を有して
おり、一方、例えば転写紙に転写される色トナー(Y,
M,C)も,図9に示すように不要吸収成分を有するこ
とはよく知られている。なお、この図では、それぞれ
R,GとY,Mについてのみ示している。
【0033】そこで、各色成分画像データYi,Mi,
Ciに対して、数1に従う演算を行い、マスキング補正
を行う。
【0034】
【数1】 さらに、各色成分画像データYi,Mi,Ciにより、
(Yi,Mi,Ci)(Yi,Mi,Ciのうちの最小
値)を算出し、これをスミとして、後に黒トナーを加え
る(スミ入れ)操作と、加えた黒成分に応じて各色材の
加える量を減じる下色除去(UCR)操作も良く行われ
る。
【0035】次に、原稿における黒い文字や細線の黒再
現および黒文字,黒細線のエッジ部の色にじみを改善す
る処理を黒文字処理回路59において行う。
【0036】図10は、図3に示した領域発生回路69
の詳細構成の一例を示すブロック図である。
【0037】図において、85A,85BはRAM、8
7A,87Bはセレクタ、88A,88Bはゲート、8
6−0〜86−nはJ−Kフリップフロップで、エリア
信号AREA0〜AREAnを発生して出力する。
【0038】図11〜図15は、図10に示した領域発
生回路69の動作を説明する図である。
【0039】本実施例において、領域とは、例えば図1
4に示す斜線部のような部分を指し、これは副走査方向
の区間に、毎ライン言い替えれば、水平同期信号HSY
NC毎に図14のタイミングチャートの領域信号ARE
Aのような信号で他の領域と区別される。なお、かかる
領域は、例えばディジタイザ16等で指定される。図1
0〜図13は、この領域信号AREAの発生位置,区間
長,区間の数がCPU22によりプログラマブルに、し
かも多数得られる構成を示している。本構成において
は、1本の領域信号はCPUアクセス可能なRAMの1
ビットにより生成され、例えばn本の領域信号AREA
0〜AREAnを得るために、nビット構成のRAM8
5A,85Bを2つ有している。
【0040】今、図12に示すような領域信号AREA
0およびAREAnを得るとすると、RAMのアドレス
x1,x3のビット0に「1」を立て、残りのアドレス
のビット0は全て「0」にする。
【0041】一方、RAMのアドレス1,x1,x2,
x4に「1」を立てて、他のアドレスのビットnは全て
「0」にする。水平同期信号HSYNCを基準として一
定クロックに同期して、RAMのデータを順次シーケン
スシャルに読み出して行くと、例えば図13に示すよう
に、アドレスx1,x3の点でデータ「1」が読み出さ
れる。この読み出されたデータは、図10に示すJ−K
フリップフロップ86−0〜86−nのJ,K両端子に
入力されているので、出力はトグル動作、すなわち、R
AMより「1」が読み出されてクロックCLKが入力さ
れると、出力が「0」→「1」,「1」→「0」に変化
して、領域信号AREA0のような区間信号、従って領
域信号AREAが発生される。また、全アドレスにわた
ってデータ=「0」とすると、領域区間は発生せず領域
の設定は行われない。
【0042】特に、本実施例では、領域区間を高速に切
り換えるために、例えばRAM85Aよりデータをライ
ン毎に読み出しを行っている間にRAM85Bに対し、
CPU22より異なった領域設定のためにメモリ書き込
み動作を行うようにして、交互に区間発生と、CPU2
2からのメモリ書き込みを切り換える。従って、図15
の斜線領域を指定した場合、RAM85AとRAM85
BとがA→B→A→B→Aように切り換えられ、図10
に示すラインC3,C4,C5が「0,1,0」とすれ
ば、垂直同期信号VSYNCでカウントされるカウンタ
出力Aaがアドレスとして、セレクタ87Aを通してR
AM85Aに与えられ、ゲート88Aが開状態となり、
ゲート88Bが閉状態となってRAM85Aから読み出
され、全ビット幅、nビットがJ−Kフリップフロップ
86−0〜86−nに入力され、設定された値に応じて
区間信号AREA0〜AREAnが発生される。
【0043】RAM85BへのCPU22からの書き込
みは、この間アドレスバスA−Bus,データバスD−
Bus,アクセス信号R/Wにより行う。逆に、RAM
85Bに設定されたデータに基づいて区間信号を発生さ
せる場合、図10に示すラインC3,C4,C5が
「1,0,1」とすることで、同じように行え、CPU
22からのRAM85Aへのデータ書き込みが行える。
【0044】従って、例えば領域信号AREAに基づき
画像の切出し(トリミング),枠ぬき等の画像の加工を
容易に行うことが出来る。すなわち、図3に示した領域
発生回路69より、前述したように発生される領域信号
590は、I/Oポート25より出力される領域切り換
え信号ECH591で、セレクタ89において選択さ
れ、アンドゲート90の入力側に入力される。これは、
図に示されるように、例えば図12に示す区間信号AR
EA0のように信号590を発生させれば、アドレスx
1からアドレスx3までの間の画像の切出しであり、区
間信号AREAnのごとく発生させれば、アドレスx1
からx2までの間が枠で抜け、1からアドレスx1,x
2からアドレスx4までの区間で画像の切出しを行える
構成となっている。以下、図16から図20を参照しな
がら図3に示したビットマップメモリ91へのアクセス
動作について説明する。
【0045】図16は、図3に示したビットマップメモ
リ91の制御回路の一例を示すブロック図である。な
お、本実施例では図3に示したように後述する色変換回
路47の検出出力592により、原稿中特定,色領域に
のみ領域制限する領域制限マスクが作成でき、また、画
像記憶装置3より入力されるビデオ画像信号560に基
づいて2値化回路92にて2値化された信号593によ
り濃度値(あるいは、信号レベル)に対応した領域制御
マスクを作成できる。また、本実施例では、図20に示
すように、4×4画素を1ブロックとし、1ブロックに
ビットマップメモリの1ビットが対応するように構成さ
れているので、例えば16pel/mmの画素密度の画
像では、297mm×420mm(A3サイズ)に対し
ては、(297×420×16×16)÷16≒2Mb
it、すなわち、例えば1MbitのダイナミックRA
M、2chipで構成し得る。
【0046】図において、セレクタ93に入力されてい
る信号592,593は、前述したようにマスク生成の
ためのデータ入力線であり、例えば切換え線594によ
り、図3の2値化回路92の出力593が選択される
と、まず、4×4のブロック内での「1」の数を計数す
べく、1ビット×4ライン分のバッファとしてのFIF
Oメモリ94A,94B,94C,94Dに入力され
る。FIFOメモリ94A〜94Dは、図示されるよう
に、FIFOメモリ94Aの出力がFIFOメモリ94
Bの入力に、FIFOメモリ94Bの出力がFIFOメ
モリ94Cの入力に、というように接続され、各FIF
Oメモリの出力は4ビット並列にラッチ95A〜95C
に、クロック信号VCLKに同期してラッチされる(図
19のタイミングチャート参照)。FIFOメモリの出
力595Aおよびラッチ95A,95B,95Cの各出
力595B,595C,595Dは、加算器96A,9
6B,96Cで加算され、加算信号596をコンパレー
タ97に出力する。コンパレータ97は、CPU22に
より、I/Oポート25を介して設定される値、例えば
「12」とその大小が比較される。すなわち、ここで、
4×4のブロック内の「1」の数が所定数より大きいか
どうかを判定する。
【0047】図19において、ブロックN内の「1」の
数は、「14」、ブロック(N+1)内の1の数は、
「4」であるから、図16に示すコンパレータ97の出
力597は、信号596が「14」の時は、「1」を、
「4」の時は「0」となる。従って、図19に示すラッ
チパルス598により、ラッチ98で4×4の1ブロッ
クに1回ラッチされ、ラッチ98のQ出力がメモリ99
の入力Din、すなわち、マスク作成データとなる。1
00Hはマスクメモリの主走査方向のアドレスを生成す
るHアドレスカウンタであり、4×4のブロックで1ア
ドレスが割り当てられるので、画素クロックVCLKを
分周器101Hで4分周したクロックでカウントアップ
が行われる。同様に、100Vはマスクメモリの副走査
方向のアドレスを生成するアドレスカウンタで、同様の
理由で分周器101Vによって各ラインの同期信号HS
YNCを4分周したクロックによりカウントアップさ
れ、Hアドレス,Vアドレスの動作は4×4ブロック内
の「1」の計数(加算)動作と同期するように制御され
る。
【0048】また、Vアドレスカウンタの下位2ビット
出力599,600はNORゲート102でNORがと
られ、4分周のクロック601をゲートする信号602
が作られ、アンドゲート103によって、図17,図1
8に示すタイミングチャート従って4×4ブロックに1
回だけのラッチが行われるべく、ラッチ598が作られ
る。また、603はCPUバス508内に含まれるデー
タバスであり、604は同様にアドレスバスであり、信
号605はCPU22からのライトパルスWRである。
CPU22からのメモリ99への書き込み動作時、ライ
トパルスWRは、「LOW」となり、ゲート104,1
05,106が開き、CPU22からのアドレスバス,
データバスが書き込まれ、また、Hアドレスカウンタ,
Vアドレスカウンタにより、シーケンシャルにライト,
リードを行う場合は、I/Oポート25に接続されるゲ
ート107,108の制御線によりゲート107,10
8が開き、シーケンシャルなアドレスがメモリ99に供
給される。
【0049】例えば2値化回路92の出力593、また
は色変換回路47の出力592、あるいはCPU22に
より、図21に示すようなマスクが形成されれば太線枠
内のエリアを基に画像の切り出し,合成等を行うことが
できる。
【0050】図22は、図3に示した濃度変換回路11
6の入出力特性を示す図であり、縦軸は出力を示し、横
軸は入力示す。
【0051】図3に示した濃度変換回路116はルック
アップテーブル等で構成されている。
【0052】図23は、図3に示した繰返し回路118
の構成を説明するブロック図である。
【0053】図において、609は水平同期信号(HS
YNC)で、毎ラインに1回Lレベルとなるパルスがラ
イン同期信号として入力され、FIFO内部のライトポ
インタを初期化する。611は入力画像データ、612
は出力画像データで、616はFIFOのリードポイン
タを初期化するリピート信号である。
【0054】図24は、図23に示す繰返し回路118
の動作を説明するタイミングチャートである。
【0055】この図に示されるように、FIFOメモリ
に対してシーケンシャルに書き込まれたデータ1〜10
はリピート信号616が入力されることにより、「→1
→2→3→4→1→2→3→1→2→3」と繰返し読み
出しが行われる。すなわち、毎ラインで同一に形成され
たリピート信号616をFIFOメモリに与えることに
より図25に示すように同一画像の繰返しを行わせるこ
とができる。従って、前述のビットマップのマスク領域
形成用メモリに図26の(a)に示すように「1」のデ
ータを書き込み、読み出し時に図3に示した合成回路1
15で合成することにより、点線(切取り線)が形成さ
れる。
【0056】画像は、前述のように、繰返し回路118
でリピート信号を図26の(a)の<1>,<2>の時
点で発生するように領域発生回路69で制御すれば、繰
り返した画像に対して切取り線を付けることができ、図
26の(b)に示すように「1」のデータを書き込むこ
とにより掛線が図26の(c)のように書き込むことに
より画像に対する黒枠を形成することが可能となる。繰
返し回路118から出力した画像信号612は画像合成
回路115に入力され、各種画像処理が行われる。 <合成>図27は、図3に示した画像合成回路115の
詳細構成を説明するブロック図である。
【0057】なお、本実施例で実行される編集処理は指
定領域毎に独立にRAM135,136に設定されてい
るデータに基づいてプログラマブルに行われる。すなわ
ち、詳しくは後述するがエリアコード発生回路130よ
り得られるコード番号(以下、エリアコードと称する)
毎に各々処理される。
【0058】上記領域指定および各種編集処理の指定
は、ディジタイザ16,操作部20および画像記憶装置
3から得られる指示(コマンド)に応じてCPU22を
通してCPUバス508よりエリアコード発生回路13
0とRAM135,136とレジスト140〜142に
編集処理に対応したパラメータが設定される。132は
セレクタで、エリアコード発生回路130,レジスタ1
31のいずれかの出力をセレクトする。なお、エリアコ
ード発生回路130は、同期信号HSYNCおよびクロ
ック信号CLKに応じて自動的にエリアコードを発生す
る。レジスタ131はCPUバス508からの信号が入
力される。135,136はエリアコードとエリアコー
ドに対応した処理または画像データとがテーブルとなっ
て記憶されているRAMである。なお、RAM135,
136のテーブルの内容については、図31に示すよう
に、入力アドレスとしてセレクタ132を介して入力す
るコードおよびプリンタが面順次の像形成中において、
形成色を示すコードC0,C1が付与され、その出力と
して、3ビットの機能コードとビットのデータを有す
る。
【0059】なお、この3ビットの機能コードはセレク
タ137を介してデコーダ146に与えられる。かかる
機能コードとしては後述するように、例えば文字のアド
オンまたは特定画像領域のマスキング等の指示を与える
ためのコードであり、8ビットのデータは、例えば画像
信号612の濃度調整用データである。139,14
3,145はそれぞれデコーダの出力S0,S1,S
2,S3,S4に応じてセレクト状態が切り換わるセレ
クタ、144は前記セレクタ143,145の出力の乗
算を行う乗算器である。146はデコーダで、前記セレ
クタ132を介して入力する6ビットデータのうち最上
位ビットMSB621(図35に示すように画像の各エ
リアの端部において、「1」となるようにエリアコード
発生回路130から出力される),図3に示した信号6
13,614で示される文字信号,セレクタ137を介
して入力される機能をデコードする。
【0060】次に、前述したエリアコードについて説明
を行う。
【0061】本実施例において、エリアコードとは、例
えば図28に示すように、原稿147上にディジタイザ
16等を用いて領域148を指定したときそれぞれの領
域に番号、すなわち、エリアコードを付け、それぞれの
領域を区別する手段である。また、本実施例では、原稿
147の全面領域はエリアコード「0」とし、点a,b
を対角線とする矩形エリアを、例えばコード「1」、点
c,dを対角線とする矩形エリアをエリアコード「2」
と設定したものである。ここで、例えば、図28中の区
間A−Bを走査している時は、走査と同時にエリアコー
ドを発生する。区間C−D,E−Fも同様である。この
ように原稿の走査と同時にエリアコードを発生させ、そ
のエリアコードにより領域を区別しリアルタイムに領域
毎に異なる画像処理編集を実現している。
【0062】上記設定は、前述したようにディジタイザ
16および操作部20より行っている。設定可能な領域
の数は、エリアコードのビット数により決り、例えばn
ビットとするならば、2のn乗領域の設定を可能として
いる。
【0063】次に、図29を参照しながら、図27に示
したエリアコード発生回路130の構成動作について説
明する。
【0064】図29は、図27に示したエリアコード発
生回路130の詳細構成を説明するブロック図である。
【0065】なお、かかるエリアコード発生回路130
は、エリアコードを原稿の操作と同時にリアルタイムに
発生させる回路で、前記ディジタイザ等の領域指定手段
により得られた領域の座標およびエリアコードを設定す
ることにより、プログラマブルにエリアコードを発生さ
せる構成となっている。
【0066】RAM153,154は、7ビット1ワー
ド構成で、それぞれ主走査1ライン分の容量を有するメ
モリである。このRAM153,154は、CPUアド
レスバス627,データバス625によりCPU22と
接続されている。149はアドレスカウンタで、ビデオ
クロックCLKをカウントすることにより、RAM15
3,154のアドレスを発生させている。また、アドレ
スカウンタ149は、水平同期信号HSYNCによりリ
セットされており、新しいラインを走査する毎に同じア
ドレスをセレクタ151,152を介してRAM15
3,154に与える。よって、リセットに応じてRAM
153,154がデータをスタートから読み出すように
している。
【0067】155は割り込み発生器で、CPUデータ
バス625およびチップセレクト624によってCPU
22からあらかじめプログラムされた数だけ入力する水
平同期信号HSYNCをカウントしたとき、CPU22
に割込み信号INTを発生させるとともに、J−Kフリ
ップフロップ158のトグル動作によりアドレスカウン
タ149により読み出されるRAMも切り換えている。
151,152,156はセレクタで、前記フリップフ
ロップ158の出力によりA,B入力のいずれかを選択
することによってRAM153,154のいずれか一方
を選択している。
【0068】図30は、図29に示したRAM153,
154のデータ構造を説明する図である。
【0069】この図に示すように、MSB1ビットと下
位6ビットに分け、MSBは前述した通り指定された領
域と指定されていない領域との変化点を表し、下位6ビ
ットは変化するエリアコードが格納してある。RAMの
アドレスは主走査方向であるY座標と対応している。図
30は、例えば図35に示す原稿150上の指定領域1
59(エリアコード「20」)のA−B間を走査すると
きのRAMデータを表している。この時、原稿全面領域
はエリアコード「0」としている。逆に、設定された領
域はエリアコード「20」を設定した場合の例である。
【0070】上記設定のRAMを、図29に示すアドレ
スカウンタ149から発生されるアドレスよりシーケン
シャルにRAM153,154を読み出し、エリアコー
ドを発生させている。例えば図35のA−Bに示す区間
を走査する場合、走査開始直後にRAM出力としてMS
B「1」、下位6ビットは「0」(エリアコード
「0」)が読み出され、図29に示すように、MSB6
27をラッチ信号とするラッチ157により下位6ビッ
トがラッチされエリアコード「0」が出力される。ま
た、図35に示すように点a(O,p)に達した時にも
RAMの出力としてMSB「1」、下位6ビットは「2
0」が読み出され、上記同様ラッチされエリアコード
「20」が出力される。さらに、アドレスが進み、次の
MSBが「1」となるまでエリアコード「20」が出力
される。すなわち、アドレスrが読み出され、前述した
ようにデータが新たにラッチされるまでエリアコード
「20」がラッチ157から出力され続ける。
【0071】さらに、走査が進み、Y方向主走査が終了
した時点でX方向に1つ進み同期信号HSYNCが割込
み発生器155によりカウントされる。この時前述した
ようにアドレスカウンタ149はリセットされ、読み出
されるアドレスも再び「0」からスタートされる。ま
た、領域が矩形であるため、図35に示す点bを含む区
間C−Dの走査が終了するまで同じデータ、すなわち、
RAM153,154のいずれか一方のRAMが読み出
し続けられ、あらかじめ割込み発生器155に、X方向
の同期信号HSYNCのカウント数、この例では(q−
o)をセットしておけば、区間A−Bから区間C−Dま
での走査が終了した時点で割込み信号INTを発生し、
同時に、図29に示すJ−Kフリップフロップ158の
トグル動作によりセレクタ156によって読み出され、
RAMが切り換わる。これによって、あらかじめプログ
ラムされた次の領域情報がセレクタ146によって選択
されたRAMから出力される。また、割込み信号INT
の発生によりCPU22は前述した手段により得られて
いる領域の座標およびエリアコードから、割込み発生器
155、また、休止中のRAM、すなわち、セレクタ1
56によって選択されていないRAMに再び新しく別の
指定領域に応じた信号をセットする。かかるセットはC
PU22からデータバス625、およびチップセレクト
信号C2’,C3’の制御によって行われる。上述した
構成、すなわち、2つのRAMを順次切り換え、休止中
のRAMをCPU22によりプログラムすることによっ
て少ないメモリ容量で原稿の全画面についてエリアコー
ド626を発生できる。
【0072】前述したように、図27に示すエリアコー
ド発回路130により、出力されたエリアコード626
はセレクタ132に画像信号とともに入力され、そのエ
リアコードを基に領域毎の編集処理を行っている。
【0073】エリアコード発生回路130は矩形領域に
対してのみエリアコードを発生できたが、本実施例にお
いては、非矩形領域にも対応できるように構成されてい
る。かかる構成のため、レジスタ131,セレクタ13
2が設けられている。レジスタ131は図27に示すよ
うにCPUバス508と接続されている。このレジスタ
131にあらかじめ非矩形領域に対応したエリアコード
を設定しておく。
【0074】この時、後述する画像記憶装置3からの非
矩形領域信号615が入力されると、前記信号615を
セレクタとしてセレクタ132により、レジスタ131
に設定されている値が選択され、前記非矩形領域信号に
対応した非矩形エリアコードが得られるようになる。
【0075】エリアコードは、前述したように、本実施
例では6ビットであり、MSB621の1ビットは、デ
コーダ146およびセレクタ137に入力され、他の信
号はRAM135,136にパラレルに入力される。
【0076】RAM135,136は、CPUバス(デ
ータバス625,アドレスバス627を総称する)50
8によりCPU22と接続されプログラマブルな構成に
なっている。
【0077】図31は、図27に示したRAM135,
136のデータ構造を示す図である。
【0078】この図に示されるように、エリア133に
は、アドレス入力として4ビットのエリアコードおよび
2ビットのカラーセレクト信号629の合計6ビットが
入力される。この時、カラーセレクト信号C0,C1,
C2をLSBから2ビットのC0,C1とすることで面
順次で送られてくる画像信号が4色のうち、どの信号な
のかを選択し、それによってエリアコード、かつ色毎に
アクセスするアドレスを変えている。
【0079】本実施例では、後述するプリンタ部2で画
像形成する際、色毎にイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(K)の面順次で画像
を転送している。この時、転送すべき色の種類を図27
に示すカラーセレクト625のカラーセレクト信号C
0 ,C1 によって行っている。
【0080】同に、RAM134も、MSBから3ビッ
トの機能コードを持ち、このコードをデコードすること
により、そのコードに従って、それぞれ違った画像処理
を行っている。なお、本実施例では3ビットで機能コー
ドを表すことによってそれぞれエリアコードまたは色毎
に6種類の画像編集を可能としている。下位8ビットは
機能コードに従って画像処理編集時の各種パラメータを
格納している。
【0081】エリアコードおよびカラーセレクト信号よ
り選択されたデータはMSBから3ビット、すなわち、
機能コードは、図27に示すセレクタ137に入力さ
れ、エリアコードのMSB621によって、かかる2つ
のRAM135,136から出力される3ビットの機能
コードの切換えを行っている。
【0082】一方、下位8ビットのデータもデコーダ1
46からのセレクト信号S1によりセレクタ139に選
択され出力される。上記選択された機能コードは、デコ
ーダ146に入力され、文字信号622、また、エリア
コードのMSB621を合わせて、それぞれ編集処理を
行うための制御信号623を作り出している。各制御信
号は、セレクタの選択信号として用い、信号の流れを変
えることにより編集を行っている。本実施例では、前記
制御信号より次に説明する6つの編集機能を実現してい
る。
【0083】(1)領域内スルー処理 指定領域内は、画像信号に対して何も処理を行わず出力
する機能である。入力された画像信号は、ネガポジ反転
回路138を通り、選択制御信号S2によってセレクタ
143から選択出力され、乗算器144に入力される。
【0084】一方、RAMデータは、選択制御信号S1
によってセレクタ139から、いずれかが選択され、さ
らに、選択制御信号S3,S4によって決定されるセレ
クタ145を通り、乗算器144によって前記画像信号
と演算され出力される。この乗算器144に入力される
RAMデータから画像の濃度が決定され、また面順次で
送られてくる各色毎に異なる計数を設定すれば領域毎に
独立に、濃度,カラーバランスが可変可能である。
【0085】すなわち、使用者が操作パネルによって領
域を設定した後に、該領域のカラーバランスを設定する
と、CPU22はかかる設定値をバス508を介してR
AM135またはRAM136に書き込む。さらに、セ
レクタ145のB入力を選択して画像信号612と乗算
器144によって乗算すればよい。 (2)領域内マスキング処理 本実施例における領域内マスキング処理とは、指定領域
内全面にわたって、他の任意の塗りつぶされた画像を出
力する機能でり、例えばこの機能を設定してある領域を
走査中では、選択制御信号S2により画像信号に代わっ
てRAMのデータが選択され、乗算器144に入力され
る。
【0086】一方、選択制御信号S3,S4によりレジ
スタ142(図示しないCPU22とバスにて接続され
ており、あらかじめCPU22より適当な係数、例えば
「1」を格納しておく。)を選択し、乗算器144にて
係数が演算され、出力される。 (3)第1の領域内文字挿入処理 本実施例における第1の領域内文字挿入処理は、図32
に示すように、画像の指定領域159の中の文字160
「例えばふじ」を挿入する処理である。
【0087】例えばあらかじめビットマップ161に文
字データを格納しておき、指定領域の走査と同時に図に
示すタイミングで文字の2値データがメモリからスキャ
ンされ、読み出され文字信号622とする。この信号
を、図27に示す文字信号622として入力し、セレク
タ143をスイッチする。すなわち、文字信号622が
HIGHレベルの時には、セレクタ143は、RAM1
35またはRAM136のデータを選択し、LOWレベ
ルの時には画像信号を選択するような、選択制御信号S
0〜S4をデコーダ146は出力することにより挿入を
行っている。また、上記文字信号とともに、選択制御信
号S3,S4も変化し乗算器144の係数は文字信号6
22がHIGHレベルの時はレジスタ140を選択して
いる。これも前述した通り、CPUバスと接続しており
あらかじめ適当な係数を設定しておく。通常は、レジス
タ140に「1」を設定しておく。特に、レジスタ14
0に設定する係数を変えることによって挿入文字の濃度
を自在に変えることができる。 (4)第2の領域内文字挿入処理 本実施例の第2の領域内文字挿入処理では、図33に示
すように指定領域内を、ある指定色でマスキングし、ま
た、その同じ領域について上述したように別の指定色で
文字を挿入する機能である。指定領域内を走査中は、前
述したようにセレクタ143はRAMデータを選択して
いる。この時、前述したように、図32に示すビットマ
ップメモリより得られる文字信号よりセレクタ139を
スイッチする。すなわち、文字でない場合は、RAM1
35のデータを出力し、文字である時は、RAM136
を選択することにより実施している。なお、あらかじめ
RAM136は、例えば領域内の文字の濃度データ、R
AM135は例えば領域内の文字以外の濃度データがC
PUバス508を介して書き込まれている。
【0088】また、前記同様に文字信号とともに係数に
ついても選択されたレジスタ142,140の値に基づ
いて乗算器144により演算されて出力される。すなわ
ち、レジスタ140,142を別に設けているので文字
部と文字部以外の濃度を独立に設定できる。 (5)領域内ネガ・ポジ反転 本実施例の領域内ネガ・ポジ反転処理は、ネガ・ポジ反
転して出力する機能処理であり、選択制御信号S0によ
ってネガ・ポジ反転回路138をスイッチすることによ
り行っている。ネガ・ポジ反転回路138から送出され
る出力はスルー機能と同じ設定で出力される。 (6)領域内ネガ・ポジ反転文字挿入処理 本実施例では領域内ネガ・ポジ反転文字挿入処理は、前
述した領域内ネガ・ポジ反転を組み合わしたもので領域
内ネガ・ポジ反転の画像に文字を挿入する機能である。
【0089】以上説明した実施例において、図27に示
したデコーダ146の動作については図34に示す。
【0090】図34において、Iは上記(1)〜(6)
の各機能に対応する機能番号を示す。またINはデコー
ダ146の入力を示し、OUTはデコーダ146の出力
を示す。なお、S0〜S4は選択制御信号である。
【0091】以上のように、ビデオ処理ユニット12で
処理された画像情報511はプリンタインタフェース5
6を介してプリンタ部2に出力される。 <プリンタ部2の説明>次に、プリンタ部2の構成を図
2を参照しながら説明する。
【0092】図において、711はスキャナで、リーダ
部1からの画像信号を光信号に変換するレーザ出力部,
多面体(例えば8面体)のポリゴンミラー712,この
ポリゴンミラー712を回転させるモータおよびf/θ
レンズ(結像レンズ)713等を有する。714は図中
1点鎖線で示されるスキャナ711よりのレーザ光の光
路を変更する反射ミラー、715は感光ドラムである。
【0093】レーザ出力部から出射すたレーザ光は、ポ
リゴンミラー712で反射され、f/θレンズ713お
よび反射ミラー714により感光ドラム715の面を線
状に走査(ラスタスキャン)し、原稿画像に対応した潜
像を形成する。
【0094】また、717は一次帯電器、718は全面
露光ランプ、723は転写されなかった残留トナーを回
収するクリーナ部、724は転写前帯電器で、これらの
部材は感光ドラム715の周囲に配設されている。72
6はレーザ露光によって、感光ドラム715の表面に形
成された静電潜像を現像する現像ユニットで、イエロー
用の現像スリーブ731Y,マゼンタ用の現像スリーブ
731M,シアン用の現像スリーブ731C,ブラック
用の現像スリーブ731BKを有し、730Y,730
M,730C,730BKは予備トナーを保持しておく
トナーホッパ、732は現像剤の移送を行うスクリュー
である。これらの現像スリーブ731Y,731M,7
31C,731BK、トナーホッパ730Y,730
M,730C,730BKおよびスクリュー732によ
り現像器ユニット726が構成され、これらの部材は現
像器ユニット726の回転軸Pの周囲に配設されてい
る。
【0095】例えばイエローのトナー像を形成する時
は、図示される位置でイエロートナー現像を行う。マゼ
ンタのトナー像を形成する時は、現像器ユニット726
を図示される軸Pを中心に回転させ、感光ドラム715
に接する位置にマゼンタ現像器内の現像スリーブ731
Mを配設させる。シアン,ブラックの現像も同様に、現
像器ユニット726を図示される軸Pを中心に回転させ
て動作する。
【0096】また、716は前記感光ドラム715上に
形成されたトナー像を用紙に転写する転写ドラム、71
9は前記転写ドラム716の移動位置を検出するための
アクチュエータ板、720はこのアクチュエータ板71
9と近接することにより転写ドラム716がホームポジ
ション位置に移動したのを検出するポジションセンサ、
725は転写ドラムクリーナ、727は紙押えローラ、
728は除電器、729は転写帯電器で、上記各部材7
19,720,725,727,729は転写ドラム7
16の周囲に配設されている。
【0097】一方、735,736は用紙を収容する給
紙カセット、737,738は給紙カセット735,7
36から用紙を給紙する給紙ローラ、739〜741は
給紙および搬送のタイミングをとるためのタイミングロ
ーラである。これらを経由して給紙搬送された用紙は、
紙ガイド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持
されながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に
移行する。
【0098】また、550はドラム回転モータであり、
感光ドラム715と転写ドラム716を同期回転させ
る。750は像形成過程が終了後、用紙を転写ドラム7
16から取り外す剥離爪、742は取り外された用紙を
搬送する搬送ベルト、743は搬送ベルト742で搬送
されてきた用紙を定着する画像定着部で、この画像定着
部743において、モータ取付け部748に取り付けら
れたモータ747の回転力は、伝達ギア746を介して
一対の熱加圧ローラ744および加圧ローラ745に伝
達され、この熱加圧ローラ744,745間を搬送され
る用紙上の像を定着する。
【0099】以上の構成によりなるプリンタ部2のプリ
ントアウト処理を、図37に示すタイミングチャートを
参照しながら説明する。
【0100】まず、最初の画先信号ITOPが来ると、
レーザ光により感光ドラム715上にY潜像が形成さ
れ、これが現像スリーブ731Yにより現像され、次い
で、転写ドラム716上の用紙に転写が行われ、マゼン
タプリント処理が行われる。そして、現像器ユニット7
26が回転軸Pを中心に回転する。
【0101】次ぎの画先信号ITOP551が来ると、
レーザ光により感光ドラム715上にM潜像が形成さ
れ、以下同様の動作でシアンプリント処理が行われる。
この動作を続いて来る画先信号551に対応してシア
ン,ブラックについても同様に行い、イエロープリント
処理,ブラックプリント処理が行われる。このようにし
て、像形成過程が終了すると、次に、剥離爪750によ
り用紙の剥離が行われ、画像定着部743で定着が行わ
れ、一連のカラー画像のプリントが終了する。 〔画像記憶装置3の説明〕まず、本実施例におけるリー
ダ部1から画像記憶処理動作について説明する。続い
て、画像記憶装置3から画像情報を読み出し、処理した
後、プリンタ部2により画像形成を行う処理について説
明する。 <リーダ部1からの画像記憶処理>リーダ部1による読
取り領域の設定は、以下に述べるようにディジタイザ1
6により行われる。
【0102】図38は、図1に示したディジタイザ16
の外観を示す図である。以下、リーダ部1からの画像デ
ータを画像記憶装置3へ転送するための操作方法は後述
する。
【0103】モード設定面420は、読取原稿上の任意
の領域を設定するためのものである。ポイントペン42
1は、所望の座標位置を指定するためのものである。
【0104】原稿上の任意の領域の画像データを画像記
憶装置3へ転送するには、操作部20により入力登録モ
ードにした後、ポイントペン421により読み取る位置
を指示する。操作方法については後述する。
【0105】この読り取領域の情報は、図1の通信ライ
ン505を介してビデオ処理ユニット12へ送られるビ
デオ処理ユニット12では、この信号をCPU制御ライ
ン508によりビデオインタフェース201から、画像
記憶装置3へ送る。
【0106】原稿999の指示した領域の画像を画像記
憶装置3に送るプロセスを図39,図40を参照しなが
ら説明する。
【0107】図38に示したディジタイザ16のポイン
トペン421によって指示された、例えば図39に示す
読取り領域の情報となる点(A,B)のアドレスが指示
されると、リーダ部1は、クロック信号VCLK,画先
信号ITOP,イネーブルEN等を信号ライン207
で、画像データ205とともに図40に示すタイミング
チャートに従って画像記憶装置3へ出力する。なお、ビ
デオインタフェース201の動作は図3に示す通りであ
る。
【0108】図40に示すように、操作部20のスター
トボタンを押下することにより、ステッピングモータ1
4が駆動され、原稿走査ユニット11が走査を開始し、
原稿先端に達したとき画先信号ITOPが「1」とな
り、原稿走査ユニット11がディジタイザ16によって
指定した領域に達し、この領域を走査中のイネーブルE
Nが「1」となる。このため、イネーブル信号ENが
「1」の間の読取りカラー画像情報(データDATA2
05)を取り込めばよい。
【0109】このように、図40に示すタイミングでリ
ーダ部1からの画像データ転送は、ビデオインタフェー
ス201を図3に示すように制御することにより、画先
信号ITOP,イネーブル信号ENおよび画像クロック
信号VCLKを信号207としてビデオインタフェース
201から出力し、該信号207に同期してRデータ2
05R,Gデータ205G,Bデータ205Bがリアル
タイムで画像記憶装置3へ送られる。
【0110】次に、これら画像データと制御信号によ
り、画像記憶装置3が具体的にどのように記憶するかを
図36および図41〜図43を参照しながら説明する。
【0111】図36に示すようにコネクタ4550は図
3に示すリーダ部1内のビデオインタフェース201と
ケーブルを介して接続され、Rデータ205R,Gデー
タ205G,Bデータ205Bは、それぞれセレクタ入
力9430R,9430G,9430Bを介してセレク
タ4250と接続されている。
【0112】ビデオインタフェース201から送られて
くる画像クロック信号VCLK,イネーブル信号EN,
画先信号ITOPは、信号ライン9430Sを通り、セ
レクタ4250に入力されている。また、原稿の読取に
先立って、ディジタイザ16によって指示した領域情報
は通信ライン9460を通り、リーダコントローラ42
70に入力され、ここからCPUバス9610を介して
図41に示すCPU4360に読み取られる。
【0113】コネクタ4550を介してセレクタ425
0に入力されたRデータ9430R,Gデータ9430
G,Bデータ9430Bは、セレクタ4250により選
択された後、画像データ信号ライン9420R,942
0G,9420Bに出力され、メモリに入力される。
【0114】以下、メモリに格納する場合について図4
1を参照しながら説明する。
【0115】システムコントローラ4210は、画像デ
ータ信号ライン9420R,9420G,9420Bの
うち、画像の有効領域のみをFIFOメモリ4050A
R,4050AG,4050ABに転送する。また、シ
ステムコントローラ4210は、この時トリミング処理
および変倍処理も同時に行う。なお、図41において、
4150−0〜4150−3は拡大補間回路、4190
はセレクタ、4180はエッジフィルタ、4200はル
ックアップテーブル(LUT)、4230はセレクタ、
4370はROM/RAM、4380はDMAC、43
90はワークメモリ、4362はカラーパレットテーブ
ル、4361は画像ファイル管理テーブル、4270は
リーダコントローラをそれぞれ示す。
【0116】更に、FIFOメモリ4050AR,40
50AG,4050ABは、リーダ部1と画像記憶装置
3のクロックの違いを吸収する。
【0117】本実施例では、これらの処理を以下のよう
に行う。
【0118】図36に示すセレクタ4250から図42
に示すFIFOメモリ4050AR,4050AG,4
050ABへのデータ転送に先立ち、ディジタイザ16
で指示された領域の主走査方向の有効領域をCPUバス
9610によって、図44に示すコンパレータ423
2,4233に書き込む。
【0119】図44は、図41に示したシステムコント
ローラ4210の周辺回路の構成を説明するブロック図
である。
【0120】図において、4211,4235はフリッ
プフロップ、4212はRAM、4213はセレクタ、
4214はカウンタ、4236はナンドゲート、423
4はレートマルチプライヤ、4230はカウンタ、42
31〜4233はコンパレータを示す。 コンパレータ
4232には、ディジタイザ16で指示された領域の主
走査方向におけるスタートアドレスを、コンパレータ4
233にはストップアドレスが設定される。
【0121】また、ディジタイザ16で指示された領域
の副走査方向は、セレクタ4213を制御してCPUバ
ス9610側を選択して有効とし、RAM4212に指
示された領域の有効領域には「0」データを書き込み、
無効領域には「1」データを書き込む。
【0122】主走査方向における変倍処理は、図44に
示すように、レートマルチプライヤ4234にCPUバ
ス9610を介して、変倍率をセットする。また、副走
査方向における変倍処理は、RAM4212へ書き込む
データにより可能である。
【0123】図45は、トリミング処理を行う場合のタ
イミングチャートである。
【0124】上述したように、ディジタイザ16で指示
された領域のみをメモリに記憶する場合(トリミング処
理)、主走査方向のトリミング位置は、図44にコンパ
レータ4232とコンパレータ4233にセットし、副
走査方向のトリミング位置は、セレクタ4213をCP
U9610側にし、CPU4360によりRAM421
2に書き込む。すなわち、RAM4212は、セレクタ
4213を介して入力されるカウンタ4214の出力す
る各アドレスに対応したエリアに、「1」または「0」
が図41のCPU4360によって書き込まれる。ここ
で、後述するように「1」は、メモリ4050AR,4
050AG,4050ABの読み出しを禁止し「0」は
読み出しを行わせるデータである。
【0125】主走査方向のトリミング区間信号9100
は、図45に示すように、制御ライン9420Sからの
同期信号(HSYNCIN)9452とクロック信号
(CLKIN)9456に同期してカウンタ4230が
動作し、このカウンタ出力9103が「1000」とな
ったとき、コンパレータ4232の出力が「1」とな
り、フリップフロップ4235の出力Qが「1」とな
る。続いて、カウンタ出力9103が「3047」にな
ったとき、コンパレータ4233の出力が「1」とな
り、フリップフロップ4235の出力は「1」から
「0」となる。また、図45に示すタイミングチャート
では、等倍処理を行っているため、レートマルチプライ
ヤ4234の出力は「1」である。トリミング区間信号
9100によってFIFOメモリ4050AR,405
0AG,4050ABに書き込まれる。
【0126】また、コンパレータ4231からは制御ラ
イン9420Sからの同期信号(HSYNCIN)94
52に対し、L画素分遅れた信号9107を出力する。
このように、FIFOメモリ4050AR,4050A
G,4050ABの入力RSTW,RSTRに位相差を
持たせることにより、FIFOメモリ4050AR,4
050AG,4050ABに入力されている、制御ライ
ン9420Sからのクロック信号(CLKIN)945
6とクロック信号(CLK)9453の周期の違いを吸
収する。
【0127】次に、副走査方向のトリミングは、まず、
図44に示すセレクタ4213を制御し、カウンタ42
14側を選択して有効とし、制御ライン9420Sから
の同期信号(VSYNCIN)9455,同期信号(H
SYNCIN)9452に同期した区間信号9104を
RAM4212から出力する。区間信号9104はフリ
ップフロップ4211で信号9107と同期をとり、F
IFOメモリ4050AR,4050AG,4050A
Bのリードイネーブルに入力する。すなわち、FIFO
メモリ4050AR,4050AG,4050ABに記
憶された画像情報は、トリミング信号9101Aが
「0」の区間(図45に示すデータn’〜m’のみ出力
される。
【0128】また、信号9101Aは、図46に示すよ
うにカウンタコントローラ9141Aに入力され、カウ
ンタイネーブル信号となり、かつメモリ4060A−
R,G,Bのライトイネーブル信号となっており、前述
したようにFIFO4050A−R,G,Bから出力さ
れた画像情報は、カウンタ4080A−0から出力され
るアドレスに従って即座にメモリ4060A−R,G,
Bに書き込まれる。
【0129】以上の説明においては、トリミング処理の
みを説明したが、トリミングと同時に変倍処理も可能で
ある。主走査方向の変倍は、レートマルチプライヤ42
34に変倍率をCPUバス9610を介し設定する。ま
た、副走査はRAM4212へ書き込むデータにより変
倍処理が可能である。
【0130】図47のタイミングチャートは、トリミン
グ処理および変倍処理(50%)を施した場合におい
て、セレクタ4254R,G,Bからの画像データを変
倍処理して50%縮小し、FIFOメモリ4050A
R,AG,ABに転送した場合に対応する。
【0131】図44に示すレートマルチプライヤ423
4にCPUバス9610を介し50%縮小の設定値をセ
ットする。この時、レートマルチプライヤ4234の出
力9106は、図47に示すように、主走査方向1画素
毎に「0」と「1」が繰り返された波形となる。この信
号9106とコンパレータ4232,4233で作られ
た区間信号9150との論理積信号9100がFIFO
メモリ4050AR,AG,ABへのライトイネーブル
を制御することにより縮小を行う。
【0132】また、副走査は、図47に示すタイミング
で、RAM4212への書き込みデータ(FIFOメモ
リ4050AR,AG,ABへのリードイネーブル信
号)を画像データ有効領域内で「1」(読出し禁止)に
することにより、50%縮小された画像データのみが画
像メモリ4060AR,AG,ABに送られる。図47
に示すタイミングでは、リードイネーブル信号9101
は、「1」,「0」データを交互に繰り返すことによ
り、50%縮小を行っている。
【0133】すなわち、主走査方向のトリミングおよび
変倍処理はFIFOメモリ4050AR,AG,ABの
ライトイネーブルを制御し、副走査方向のトリミングお
よび変倍処理はFIFOメモリ4050AR,AG,A
Bのリードイネーブルを制御する。
【0134】次に、FIFOメモリ4050AR,A
G,ABからメモリ4060AR,AG,ABへの画像
データの転送は、図42に示すカウンタコントロール9
141Aおよびカウンタ4080A−0〜4080A−
3と制御ライン9101Aによって行われる。
【0135】なお、制御ライン9101Aは、図44に
示すフリップフロップ4211の出力であり、FIFO
4050R,G,BのリードイネーブルRE,図示した
メモリ4060A−R,4060A−G,4060A−
Bのライトイネーブル信号WEとして用いられる。
【0136】また、図44に示すカウンタコントロール
9141Aはメモリ4060A−R,4060A−G,
4060A−Bに対してアドレスを発生するカウンタ4
080A−0〜4080−3をコントロールする回路
で、CPUからのコマンドにより次に述べる主な3つの
モードを有する。
【0137】第1は、CPUリード/ライトモードで、
任意のアドレスのデータをCPUにより参照できる機能
で、第2は、リードモードで、システムコントローラの
制御信号により格納画像データを読み出し、リーダ部1
に転送してプリント出力を得る機能で、第3は、ライト
モードで、システムコントローラの制御リーダ部1から
の画像を格納する機能である。
【0138】いずれの場合も、カウンタ4080A−0
〜4080−3の開始アドレスをCPUから任意に設定
可能となっている。これにより、任意のアドレスからの
読み出し、書き込みが可能となる。通常、スタートアド
レスは「0」番地である。
【0139】制御ライン9101Aは、FIFOメモ
リ、4050AR,AG,ABのリードイネーブル信号
であり、またカウンタコントロール9141Aに入力さ
れカウンタが制御される。さらに、メモリ4060A
R,AG,ABのライトイネーブル信号でもある。
【0140】カウンタコントローラ9141Aは、ライ
トモードの場合、入力される制御信号9101Aをカウ
ンタ4080A−0〜4080A−3のカウンタイネー
ブル信号として用いている。なお、カウンタコントロー
ル9141Aは、CPUコマンドに応じたカウンタを選
択する場合と、全てのカウンタを選択する場合がある。
9141Aはカウンタ制御信号である制御ライン910
1Aが「0」のとき動かすべきカウンタイネーブル信号
4080A−0〜4080−3(図42参照)をイネー
ブルとする。この時、FIFOメモリ4050AR,A
G,ABから読み出された画像データは、メモリ406
0AR,AG,ABに入力され、それぞれのカウンタに
より示されるアドレスに格納される。この時、例えばカ
ウンタ4080A−0が選択されているならば、カウン
タ4080A−0のイネーブルは「0」となっており、
クロック信号(CLK)9453に同期してカウントア
ップした信号9120A−0がカウンタ4080A−0
から出力され、セレクタ4070Aを通りメモリ406
0AR,AG,ABのアドレス線9110Aに入力され
る。
【0141】また、この時、メモリ4060AR,A
G,ABのライトイネーブル信号(WE)9101A
も、「0」となっているから、メモリ4060R,G,
Bに入力されている画像データ4090R,G,Bが記
憶される。
【0142】また、以上の実施例では、CPU4360
は、A3原稿のディジタイザ16で指示された領域の情
報から、有効領域を算出し、図44に示すコンパレータ
4231〜4233,レートマルチプライヤ4234お
よびRAM4212に対応するデータをセットする。
【0143】また、読み取りアスペクト比(縦/横の
比)を保ったままメモリに記憶するために、まず、CP
U4360はディジタイザ16から送出されてきた領域
情報から、有効画素数「x」を求める。次に、画像記憶
メモリの最大容量「y」から、z=(y/x)×100
を演算する。この結果、縮小率zの値が100以上のと
き、すなわち、z≧100が成立する場合は、レートマ
ルチプライヤ4234の設定は100%RAM4212
に有効画像領域の全てを「0」とし等倍で記憶する。
【0144】また、zの値が100より小さい時、すな
わち、z<100が成立するときはレートマルチプライ
ヤ4234の設定およびRAM4212ともにz%の縮
小を行いアスペクト比(縦/横の比)を保ったままメモ
リの最大容量に記憶する。
【0145】この場合においても、RAM4212に書
込むデータは、縮小率zに対応して「1」,「0」のデ
ータを適時書込めばよい。
【0146】このように制御することにより、画像記憶
装置3内のみの制御で入力画像のアスペクト比(縦/横
の比)を保ったまま、任意の変倍処理が容易な制御が可
能となり、読み取り画像の効果的な認識が可能となる。
また、同時に、メモリ容量の利用効率を最大とすること
が可能である。
【0147】本装置では、電源がオンとなると、同時に
CPU4360は、各メモリの容量を検知するプログラ
ムがスタートし、各々メモリの容量を検知し、CPU4
360内のワークレジスタ(図示しない)にその結果が
格納される。 <画像記憶装置3よりの読出し処理>次に、以上説明し
た画像記憶装置3のメモリ4060AR,4060A
G,4060ABよりの画像データの読み出し処理につ
いて説明する。
【0148】これらのメモリ4060AR,4060A
G,4060ABからの画像出力をプリンタ部2で画像
形成を行う場合の指示入力等は、主に上述した図38に
示したディジタイザ16及び操作部20によって行われ
る。
【0149】例えば画像形成したい領域をディジタイザ
16で、例えば図48に示すように指定した場合、リー
ダ部1は、その位置座標をコネクタ4550に接続され
ている制御ライン9460を介して画像記憶装置3のC
PU4360に送る。かかる位置座標は、例えば8ビッ
トのデータとして出力される。
【0150】CPU4360は、図43に示すシステム
コントローラ4210内の領域信号発生器4210−2
に送られ、すでに送られた座標情報をもとに領域信号発
生器4210−2を、所望の画像出力を得るべくプログ
ラムとする。図43に領域信号発生器4210−2より
出力される各信号を示す。それらが各領域毎の制御信号
となる。
【0151】前述したプログラムを終了すると、画像記
憶装置3はリーダ部1からのコマンド待ちとなり、ここ
で、コピースタートボタンを押下することにより、画像
形成がスタートする。このコピースタートボタンが押下
されると、リーダ部1は、信号線4550を通して画像
記憶装置3のCPU4360にそのコマンドを送り、コ
マンドを受け取ったCPU4360は瞬時にセレクタ4
250の切換えを行う。
【0152】さらに、CPU4360は所望とする画像
が格納されているメモリのカウンタコントローラをリー
ドモードに設定する。
【0153】以上の設定でリーダ部1からのスタートの
タイミング信号i−TOPとタイミング信号BD(ビー
ム検知信号)を受ける。一方、リーダ部1は、画像記憶
装置3からはタイミング信号に同期して画像信号,クロ
ック信号CLK,画像イネーブル信号を得るように構成
されている。
【0154】まず、最初に、記録紙の大きさに応じて画
像形成を行う実施例、次にディジタイザ16で指示され
た領域に画像を形成する実施例について説明する。 <記録紙の大きさに対応した画像形成処理>本実施例に
おいては、プリンタ部2は、図2示すように2つのカセ
ットトレイ735,736を持ち、2種類の記録紙がセ
ットされている。ここでは、上段にA4サイズ、下段に
A3サイズの記録紙がセットされている。この記録紙の
選択は、図1に示す操作部20の液晶タッチパネルによ
り選択入力される。なお、以下の説明では、A4サイズ
の記録紙への複数の画像形成をする場合について行う。
【0155】まず、画像形成に先立ち、上述したリーダ
部1から画像記憶装置3への読取り画像データの入力に
より、後述する画像メモリ4060AR,4060A
G,4060ABに、例えば図49に示すように、「画
像0」〜「画像15」の合計16の画像データを記憶さ
せる。
【0156】次に、操作部20よりスタートキーを押下
する。これにより、図3に示したCPU22がこのキー
入力を検知し、A4サイズの記録紙に対し、自動的に画
像形成位置の設定を行う。
【0157】一方、図49に示す16個の画像を形成す
る場合には、例えば画像形成位置を図50に示すように
設定する。
【0158】本実施例における以上の画像形成処理の詳
細を図36,図41,図42,図43および図51に示
すタイミングチャートを参照しながら説明する。
【0159】図2に示すプリンタ部2からプリンタイン
タフェース56を介してリーダ部1に送られてくるIT
OP信号511は、ビデオ処理ユニット12内のビデオ
インタフェース201に入力され、ここから画像記憶装
置3へ送られる。画像記憶装置3では、このITOP信
号511により画像形成処理を開始する。そして、画像
記憶装置3に送られた各画像は、画像記憶装置3内のシ
ステムコントローラ4210の制御で画像がメモリAB
CD等から読み出される。
【0160】システムコントローラ4210内にある領
域信号発生器から出力される制御信号9102−0〜3
はカウンタイネーブル信号となるべく、例えばメモリか
ら読み出す場合は、カウンタコントロール9141Aに
入力される。カウンタコントロール9141Aは前記入
力された制御信号に基づいてカウンタをイネーブルと
し、また、セレクタ4070Aのセレクト信号9140
Aを制御する。この時、同じにカウンタコントロール9
141Aはリードイネーブル信号9130Aを出力し、
また、この信号が次段のFIFOメモリ4140−0〜
3のライトイネーブル信号となる。このアクセスにより
各メモリ4060AR,4060AG,4060ABに
記憶された画像データが読み出され、各メモリからの読
出し画像信号9160AR,9160AG,9160A
Bは、図42に示すルックアップテーブル(LUT)9
110AR,9110AG,9110ABに送られ、こ
こで人間の目の比視感度特性に合わせるための対数変換
が行われる。この時、LUT選択信号411Aが領域信
号発生器4210より送られ、領域毎に任意にLUTの
選択が可能になっている。本実施例では16種のLUT
が選択できるように構成されている。
【0161】この各LUTよりの変換データ9200A
R,9200AG,9200ABは、マスキング/黒抽
出/UCR回路4120Aに入力される。そして、この
マスキング/黒抽出/UCR回路4120Aで画像記憶
装置3のカラー画像信号の色補正を行うとともに、黒色
記録時はUCR/黒抽出を行う。
【0162】そして、これら連続してつながっているマ
スキング/黒抽出/UCR回路4120Aよりの画像信
号9210は、図41に示すセレクタ4130によっ
て、領域信号発生器から出力されるセレクト信号923
0に基づいて、各FIFOメモリ4140−0〜414
0−3に入力される。これによって、図49に示すよう
にシーケンシャルに並んでいた各画像は、このFIFO
メモリ4140−0〜4140−3の作用により並列に
処理可能となる。このデータ処理状態は図51に示すタ
イミングチャートの通りである。
【0163】図41において、9240−0〜9240
−3はリセットライト信号で、FIFOメモリ4140
−0〜4140−3に対する書込動作を開始する前にF
IFOのアドレスをリセットする。また、9320−0
〜9320−3は拡大補間回路4150−0〜4150
−3のイネーブル信号である。9340はセレクタ41
90のセレクト信号で、使用する拡大補間回路を選択す
る。いずれの信号も、領域信号発生器から出力されるも
ので、領域毎に最大4つまで独立に拡大処理ができるよ
うに構成されている。
【0164】例えばイネーブル信号9320−0によっ
て拡大補間回路4150−0がイネーブルとなると、拡
大補間回路4150−0はFIFOメモリ4140−0
にリードイネーブル信号9280−0を出力し、FIF
Oメモリより画像データを受け取り拡大処理を行うよう
に構成されている。なお、本実施例では1次補間法を採
用している。他の拡大補間回路も同様にイネーブルとな
った時点でFIFOに対しリードイネーブル信号を出力
し、FIFOのデータを図51に示すタイミングチャー
トに従って読み取る。この時点で、前述したように、メ
モリからシーケンシャルに読み出した画像データは並列
に処理が行われ、最終的にセレクタ4190によって画
像のレイアウトが完了し、ここまで並列に処理された各
画像データを再びシリアルの画像データ信号とする。セ
レクタ4190によりシリアル画像データに変換された
画像信号9330は、エッジフィルタ回路4180によ
って、エッジ強調およびスムージング(平滑化)処理が
行われる。そして、LUT4200を通り、信号ライン
9380を介してセレクタ4230に入力される。セレ
クタ4230を出力した画像信号9380は、図36の
セレクタ4250に入力され、図43に示す領域信号発
生器から作成されるビデオイネーブル信号およびクロッ
クとともにリーダ部1へ送られる。
【0165】以下、「画像0」〜「画像15」の全ての
画像データの形成が終了すると、次に「画像4」から
「画像7」,「画像8」から「画像11」,「画像1
2」から「画像15」の順で順次画像形成され、図50
に示す「画像0」から「画像15」の16個の画像形成
が行われる。
【0166】上述したように、本実施例では、16個の
画像を記憶し図50に示すようにレイアウトしたが、こ
の画像の数は、任意設定可能である。 <任意の位置のレイアウトによる画像形成処理>以上の
説明では、図50に示すように画像を自動的に形成可能
に展開し、画像形成する制御を説明したが、本実施例で
は以上の例に限るものではなく、任意の画像を任意の位
置に展開して画像形成することもできる。
【0167】以下、この場合の例として、図48に示す
「画像0」から「画像3」を、図示するように展開し、
画像形成する場合を説明する。
【0168】まず、上述したメモリへの画像入力制御と
同様の制御により、リーダ部1から読み込んだ4個の画
像情報を、画像メモリであるメモリ4060AR,40
60AG,4060ABへ記憶させる。そして、ポイン
トペン421を操作して座標検知板420より所望の展
開位置を指定入力する。例えば展開領域を図48に示す
ように指定入力する。この場合の画像形成処理について
以下詳述する。
【0169】図52は、図48に示すラインL1におけ
る画像形成タイミングを説明するタイミングチャートで
あり、図53は、図48に示すラインL2における画像
形成タイミングを説明するタイミングチャートである。
【0170】この図に示されるように、ITOP信号5
51は、プリンタ部2から出力され、システムコントロ
ーラ4210はこのITOP信号551に同期して動作
を開始する。なお、図48において、画像のレイアウト
中の「画像3」はリーダ部1からの画像を90度回転し
たものとなっている場合に対応する。
【0171】ディジタイザ16によってレイアウトさ
れ、指示入力された各画像の位置情報は、図1に示した
ビデオ処理ユニット12を介して前述した経路で画像記
憶装置3へ送られる。上記位置情報は、信号ライン94
60を介してCPU4360に読み取られる。CPU4
360は、前記位置情報に基づいて領域信号発生器のプ
ログラムを行うことは既に述べた通りである。
【0172】この各画像に対する展開位置情報を受け取
ったシステムコントローラ4210は、各画像に対応し
た拡大補間回路4150−0〜3の動作許可信号932
0−0〜3およびカウンタイネーブル信号9102−0
〜3,LUT選択信号4111A〜D、および各セレク
タ制御信号を発生し、所望の画像が得られるように構成
されている。
【0173】本実施例における任意の位置のレイアウト
においては、例えばカウンタ4080−0が画像「0」
に、カウンタ4080−1が画像「1」に、カウンタ4
080−2が画像「2」に、カウンタ4080−3が画
像「3」にそれぞれ対応して動作する。
【0174】図48に示すラインL1における画像形成
時の制御を、図52のタイミングチャートに基づいて説
明する。
【0175】画像メモリ4060AR,4060AG,
4060ABからの「画像0」の読み出しは、カウンタ
4080−0によって、「0」番地から「0.125
M」番地(図49に示す「画像0」の格納領域)までを
読み出す。このカウンタ4080A−0〜3の出力の切
り換えは、カウンタコントローラ9141Aの制御の下
にセレクタ4070Aによって行われる。
【0176】同様に、「画像1」の読み出しは、カウン
タ4080A−1によって0.125M番地から0.2
5M番地(図49に示す「画像1」の格納領域)までが
読み出される。この読み出しのタイミングを図52の読
出し画像信号9160AR,9160AG,9160A
Bとして示す。
【0177】「画像0」および「画像1」のデータは、
LUT4110AR,4110AG,4110ABを介
してマスキング/黒抽出/UCR回路4120Aに送ら
れ、ここで、面順次の色信号9210となる。この面順
次の色信号9210は、セレクタ4130によって並列
化され、各画素毎に分けられてFIFOメモリ4140
−0,4140−1に送られる。そして、システムコン
トローラ4210からの拡大補間回路4150−0,4
150−1への動作許可信号9320−0,9320−
1がイネーブルとなると、拡大補間回路4150−0,
4150−1はFIFO読出し信号9280−0,92
80−1をイネーブルとし、読出し制御を開始する。
【0178】FIFOメモリ4140−0,4140−
1は、このFIFO読出し信号9280−0,9280
−1によって拡大補間回路4150−0,4150−1
への画像データの転送を開始する。そして、拡大補間回
路4150−0,4150−1によって、先に、ディジ
タイザ16で指示された領域に従ったレイアウトおよび
補間演算が図52に示すタイミングチャートに従ってさ
れる。
【0179】レイアウトおよび補間演算がされた「画像
0」,「画像1」データは、セレクタ4190によって
選択された後、エッジフィルタ回路4180を通り、L
UT4200に入力される。その後、コネクタ4550
までの処理は、上述と同様に処理される。
【0180】一方、ラインL2についても、画像メモリ
4060AR,4060AG,4060ABから拡大補
間回路4150−1,4150−2までの処理は上述と
同様である。
【0181】ただし、ラインL2においては、「画像
1」と「画像2」が出力されているため、カウンタ40
80−1とカウンタ4080−2,FIFO4140−
1,4140−2,拡大補間回路4150−1,415
0−2が動作する。これらの制御は、システムコントロ
ーラ4210からの制御信号に従って行われる。図48
に示すようにラインL2は、「画像1」と、「画像2」
が重なり合っているので、この重なった部分において、
どちらかの画像を画像形成するか、または両方の画像を
画像形成するかはシステムコントローラ4210からの
制御信号9340によって選択可能である。具体的制御
は、上述の場合と同様である。
【0182】コネクタ4550からの信号は、ケーブル
によってリーダ部1と接続されている。このため、リー
ダ部1のビデオインタフェース201は、図5に示す信
号ライン経路で画像記憶装置3よりの画像信号205R
をプリンタインタフェース56に選択出力する。
【0183】上述した本実施例における画像形成におけ
る画像記憶装置3よりプリンタ部2への画像情報の転送
処理の詳細を図54に示すタイミングチャートを参照し
ながら説明する。
【0184】上述したように、操作部20のスタートボ
タンを押下することにより、プリンタ部2が動作を開始
し、記録紙の搬送を開始する。そして、記録紙が画像形
成部の先端に達すると、ITOP信号551を出力す
る。このITOP信号551は、リーダ部1を介して画
像記憶装置3に送られる画像記憶装置3は、設定された
条件に基づいて各画像メモリ4060AR,4060A
G,4060ABに格納されている画像データを読み出
し、上述したレイアウト,拡大・補間等の処理を行う。
以下、図55〜図62を参照しながら本発明に係る画像
編集処理装置におけるマンマシンインタフェースの動作
について詳述する。 <マンマシンインタフェースの処理>図55〜図61
は、図1に示した操作部20の液晶タッチパネル表示状
態を示す図である。
【0185】図62は本発明に係る画像編集処理装置に
おける入力登録処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0186】まず、図55に示すように、入力登録キー
を押下すると、操作部20の液晶タッチパネル表示状態
は、図56に切り換わり、この状態で登録番号を入力す
ると、操作部20の液晶タッチパネル表示状態が図57
に切り換わる(1)。この時、入力された番号「1」が
反転表示された場合には、既に登録されている状態を表
示する。
【0187】次いで、入力された番号が既に登録されて
いるかどうかを判定し(2)、ここで、「1」が押下さ
れると、ステップ(3)に進み、図58に示すようなメ
ッセージを液晶タッチパネルに表示する。次いで、終了
キーが押下されたかどうかを判定し(4)、YESなら
ば外部画像記憶装置使用モードの処理を終了し、NO
(すなわち、前画面キーRキーが押下)ならばステップ
(1)に戻る。また、図57に示した表示画面で、OK
キーを押下すると、「1」の登録は消去され、図56に
示す表示画面に復帰する。
【0188】一方、ステップ(2)の判定でNOの場合
は、すなわち、ステップ(2)で、図56に示された
「1」が押下されると、液晶タッチパネルにエリア指定
催促画面となる図59に示す画面が表示される(5)。
ここで、ディジタイザ16によって原稿の所望とするエ
リアの端の2点を指示されたら(6)、液晶タッチパネ
ルに指定されたエリア(枠表示)および設定/確定等を
催促するメッセージを表示する(図60参照)。ここ
で、ディジタイザ16上に原稿の所望とするエリアを指
定する動作について説明する。
【0189】図38に示すように、ディジタイザ16上
に原稿のコピーしたい面を上向きにして、モード設定面
420上にセットする。そして、ポイントペン421で
指定されるエリアの対角線の2点を押下する。例えば図
63に示す原稿999に対してエリアERI1〜ERI
6に対してはポイントペン421にて「1」〜「6」と
指定することにより、図60に示すように指定エリアE
RI1〜ERI6が前エリアキー,次エリアキーの押下
指示に伴って個別的に検索表示される(7)。次いで、
設定したエリアをクリアするクリアキーCが押下される
かどうかを判定し(8)、YESならば指示されたエリ
アをキャンセルして(9)、ステップ(5)に戻り、N
Oならば終了キーが押下されたかどうかを判定し、NO
ならばステップ(5)に戻り、図60に示す画面で、O
Kキーが押下される毎に、各エリアが確定される。続い
て、後続するエリア指定を継続するこの際、画面のエリ
ア番号ENOは、指定された番号が表示される。このよ
うにして、原稿999の指定エリアERI1〜ERI6
の指定が完了したら、終了キーが押下されているかどう
かを判定し(10)、NOならばステップ(5)に戻
り、YESならば図61に示すエリア設定完了を催促す
るメッセージを液晶タッチパネルに表示し(11)、こ
こで、再度修正等のためクリアキーCが押下されたかど
うかを判定し(12)、YESならばステップ(5)に
戻り、NOならば、すなわち、終了キーが押下される
と、これまでに設定された各エリアERI1〜ERI6
の情報が登録され、エリア設定処理を終了する。
【0190】なお、ステップ(8)において、クリアキ
ーCが押下されると、入力した直前のエリアはキャンセ
ルされ、ステップ(5)に戻り、画面表示が図59に示
す表示となる。また、OKキーが押下されると、入力番
号が「1」として前記エリア番号と座標値の関係が図3
に示すコントロールユニット13内のRAM24に記憶
され、画像記憶装置3内のRAM4370にも記憶され
る。OKキーが押下されると、前記データが記憶される
とともに、図55の表示に戻り、画像編集領域となるエ
リア指定入力登録処理を終了する。
【0191】続いて、図64〜図67を参照しながら本
発明に係る画像編集処理装置における画像入力処理動作
について説明する。
【0192】図64〜図66は本発明に係る画像編集処
理装置における画像入力処理催促表示状態を示す図であ
る。
【0193】図67は本発明に係る画像編集処理装置に
おける画像入力処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0194】まず、図55に示した表示画面状態で、入
力キーをを押下すると、液晶タッチパネルの表示は、図
64に示す表示に切り換わる(1)。図64は、特に、
画像入力に際し、登録番号を指定する画面に対応し、こ
の時、図64に示すように、「1」が反転表示されてい
るが、これは前記入力登録処理にて、登録した番号に対
応する。この時、「2」〜「16」の番号が非反転表示
されているのは、これらの番号に対応するエリアが登録
されていないことを示す。この表示状態で、前画面キー
が押下されたかどうかを判定し(2)、YESならば画
面表示を図55に示す表示に戻して処理を終了する。
【0195】一方、ステップ(2)の判定でNOの場合
は、入力登録済み状態かどうかを判定し(3)、YES
ならば、すなわち、画面上の「1」が押下されると、画
面状態が図65に示す画面表示に切り換わる(4)。こ
の状態で、表示されている数字は、今回登録された番号
に対応する。なお、本実施例では、今回登録番号1での
入力が初めてであることを示し、2以上の場合には、既
に画像が登録されていることを示し、これに追加する形
式で画像登録が行われる。
【0196】例えばこの数字が「2」を表示している時
に、ダウンキーDOWNにて、「1」に変更した時に
は、前回の画像を消去して画像登録を行うものとする。
【0197】次いで、図65に示す画面で、前画面キー
が押下されたかどうかを判定し(5)、YESならばス
テップ(1)に戻り、NOならば図63に示す原稿99
9をプラテンガラス4上に載せた後、OKキーが押下さ
れたかどうかを判定し(6)、NOならばステップ
(4)に戻り、YESならば指定エリアの読み取りを開
始し、画面表示を図66に示すメッセージに切り換える
(7)。次いで、読み取り終了を判定し(8)、YES
ならば処理を終了し、画面表示を、図55に戻す。一
方、ステップ(8)の判定でNOならばステップ(7)
に戻り、画像入力処理を継続する。
【0198】ここで、この読込作業、例えば図39に示
す読み取り領域の画像を画像記憶装置3のメモリ部へ記
憶する処理について説明する。なお、図63に示す原稿
999の6つの領域に対しても前述と同様の処理とな
る。
【0199】さて、6つの領域の画像に対してメモリに
記憶された状態は、図49に示した画像番号で示せば、
画像「0」〜「5」が、エリアERI1〜6に対応す
る。
【0200】なお、前記登録処理で、番号「2」に対し
て登録処理を実行した場合には、図68に示すようにメ
モリ4060R,4060G,4060Bの各画像
「2」のエリアに記憶される。特に、図68は、画像
「0」に追加登録されている状態を示し、斜線部が今回
の登録で追加された領域に対応する。
【0201】次に、図69〜図77を参照しながら本発
明に係る画像編集処理装置における画像出力登録処理動
作について説明する。
【0202】図69〜図76は本発明に係る画像編集処
理装置における画像出力登録設定処理状態を示す図であ
る。
【0203】図77は本発明に係る画像編集処理装置に
おける画像出力登録設定処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、(1)〜(16)は各ステップを
示す。
【0204】図55に示した出力登録キーを押下する
と、液晶タッチパネルは、図69に示す画面に切り換わ
り、出力登録番号の指定が可能となり、ここで、図70
に示すように、番号キー「1」が反転表示されているの
は、該番号「1」は既に出力登録が行われている旨を表
示している。
【0205】次いで、既に指定された番号が登録されて
いるかどうかを判定し(2)、この判定時に、番号キー
「1」が押下されると、画面表示が図71に示す画面
(消去画面)に表示が切り換わり(3)、この画面にて
前画面キーが押下されると、前記番号の登録は消去され
ずに、図70に示す表示となる。ここで、終了キーが押
下されたかどうかを判定し(4)、NO、例えばOKキ
ーが押下されると、番号「1」の登録は消去されて図6
9に示した画面を表示し、YESならば外部の画像記憶
装置3の使用モードから抜けて処理を終了する。
【0206】一方、ステップ(2)の判定でNOの場合
は、液晶タッチパネルの表示が図72に示す画面に切り
換わる(5)。ここで、ディジタイザ16によって原稿
999の所望とするエリア端の2点が指示されたかどう
かを判断し(6)、NOならばステップ(5)に戻り、
YESならば液晶タッチパネルの表示が図73に示す画
面に切り換わる(7)。なお、ディジタイザ16による
エリア指定処理は上述した通りであるが、ポイントペン
421で指定した後、そのエリアが表示される。この
時、クリアキーCが押下されたかどうかを判断し
(8)、YESならばエリアはキャンセルされ(9)、
ステップ(5)に戻り、液晶タッチパネルの表示が図7
2に示す画面に切り換わる。
【0207】一方、ステップ(8)の判定でNOの場
合、すなわち、OKキーが押下されると、液晶タッチパ
ネルの表示が図74に示す画面に切り換わる(10)。
この画面表示において、番号が反転表示されているの
は、既に画像記憶されていることを示す。従って、出力
エリア指定した領域に対して、どの画像を出力するのか
の選択を行う。この時、前画面キーが押下されたかどう
かを判断し(11)、YESならばステップ(7)に戻
る。
【0208】一方、ステップ(11)の判断でNOの場
合、すなわち、反転表示された番号のキーが押下された
場合には、液晶タッチパネルの表示が図75に示す画面
に切り換わり(12)。この画面は、出力エリアと入力
エリアの縦/横比が異なっている場合に、以下の、第1
〜第3の優先モードを選択する。ただし、縦/横比が同
じ場合には、どの優先モードを選択しても出力結果は同
じである。
【0209】第1の優先モードは、入力優先モードであ
り、入力した画像の縦/横比が出力エリア内に保存され
て出力するもので、入力した画像が全て出力される。
【0210】第2の優先モードは、出力優先モードであ
り、出力するエリアの縦/横比が保存されてくれるもの
で、入力した画像の一部のみが出力される。
【0211】第3の優先モードは、比優先モードで、出
力エリアの一方の辺が等しくなり、かつ出力エリアより
大きく入力画像を出力するものである。
【0212】次いで、前画面キーが押下されたかどうか
を判定し(13)、YESならばステップ(10)に戻
り、図74に示す画面を表示し、NOならば、OKキー
が押下されたかどうかを判定し(14)、YESならば
液晶タッチパネルの表示が図76に示す、出力画像処理
のための画面に切り換わり(15)、操作部20にて所
望の画像処理を設定した後、OKキーが押下されると、
ステップ(5)に戻り、出力エリアに対する出力画像番
号と出力モードが設定されて、図72に示す画面表示に
切り換わる。
【0213】一方、ステップ(14)の判断で、終了キ
ーが押下されたものと判定された場合は、ステップ(1
6)に進み、図76に示す画面表示に切り換わり、OK
キーが押下されると、画像処理が設定され、出力番号が
「1」としてエリア番号と座標値,出力画像番号,出力
優先モード画像処理内容等のデータが図3に示したコン
トロールユニット13内のRAM24に記憶されるとと
もに、画像記憶装置3内のRAM4370にも記憶され
る。そして、図55に示す表示画面に戻り、出力登録処
理を終了する。
【0214】図78は本発明にかかる画像編集処理装置
における出力登録処理動作を説明する図である。
【0215】図において、999Aは原稿で、出力エリ
アERI1〜ERI4に対して、画像「1」,「0」,
「4」,「3」を設定し、優先モードが全て出力優先と
して設定され(図75参照)、出力画像処理として、濃
度値「6」,太文字処理,濃度値「3」,濃度値「3」
と設定されている場合に対応する。このように、同一の
原稿999Aの任意のエリアにそれぞれ個別的に任意の
画像処理を施すことが可能となる。
【0216】次に、図79〜82を参照しながら本発明
に係る画像編集処理装置における出力設定処理動作につ
いて説明する。
【0217】図79〜図81は本発明に係る画像編集処
理装置における出力設定処理状態を説明する図である。
【0218】図82は本発明に係る画像編集処理装置に
おける出力設定処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0219】図55に示す画面で出力キーが押下される
と、液晶タッチパネルは図79に示す表示画面切り換わ
る(1)。この状態で、前画面キーが押下されたかどう
かを判定し(2)、YESならば処理を終了し、NOな
らば出力登録済み状態かどうかを判定し(3)、NOな
らばステップ(1)に戻り、YESならば、「1」が反
転表示する。なお、反転表示は、前述した出力登録が既
になされているからである。また、「2」〜「16」が
非反転表示されているのは、この番号に出力登録がなさ
れていないことを示す。この表示状態で「1」が押下さ
れると、液晶タッチパネルの表示は図80に示す画面に
切り換わり(4)、この画面表示状態で、前画面キーが
押下されているかどうかを判定し(5)、YESならば
ステップ(1)に戻り、NOならばOKキーが押下され
ているかどうかを判定し(6)、NOならばステップ
(4)に戻り、YESならば図81に示す画面を表示し
(7)、合成画像出力が終了したかどうかを判定して
(8)、YESならばステップ(7)に戻り、NOなら
ば処理を終了する。
【0220】なお、図80に示す画面表示状態で、
(イ)の数字は今回出力する番号を示し、(ロ)の数字
は全ての登録数を示す。例えば図63に示す原稿を画像
登録時に「1」で登録した場合に、このデータを読み出
したい場合は、(イ)の数字をアップキーを押下して
「1」にする。このようにして、出力したい画像の種類
を指定する。そして、図78の原稿をプラテンガラス4
上に載置して、OKキーを押下すると、画像記憶装置3
のメモリ部からの画像データ読み出しと、原稿台上の原
稿との画像合成が行われ、図83に示すサンプル画像S
AM1が得られる。また、図80に示す画面で、アップ
キーを押下し続けると、(イ)の数字が(ロ)の数字を
越えた時には、「ALL」という表示になる。この時に
は、画像登録されているすべての画像、例えば図80に
示すように、「1」と「2」の2つの画像が登録されて
いる場合には、図83および図84に示すサンプル画像
SAM1,SAM2が出力される。 〔第2実施例〕前記実施例では、入力した画像の順番に
応じて、その順番に対応する番号を指定することで、所
望する画像を読み出し合成画像を出力する場合について
説明したが、本実施例では、種類として入力登録された
複数の画像の番号を指定するのではなく、その登録され
た画像登録番号、すなわち、図49に示す「画像0」を
指定することで、画像「0」に登録された複数の画像を
順番に読み出して画像処理を施して合成した合成画像を
出力するものである。
【0221】このため、出力処理内容の登録処理につい
て以下図85〜図87等を参照しながら説明する。
【0222】図85は本発明に係る画像編集処理装置に
おける出力登録設定画面の一例を示す図である。
【0223】図86は本発明に係る画像編集処理装置に
おける出力登録設定処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(17)は各ステップを示
す。
【0224】図57に示す画面で出力登録キーを押下す
ると、液晶タッチパネルは、図69に示す画面に切り換
わり(1)、登録番号指定画面となる。次いで、登録が
なされているかどうかを判定し(2)、YESならば液
晶タッチパネルの画面表示が図71に示す登録消去画面
を表示し(3)、ここで終了キーが押下されたかどうか
を判定し(4)、YESならば処理(外部の画像記憶装
置3の使用モード処理)を終了し、NOならばステップ
(1)に戻る。これにより、例えば図70に示すよう
に、番号キー「1」が反転表示されている場合は、この
場合は、既に出力登録が行われていることを示し、この
状態で、番号キー「1」を押下すると、図71に示す画
面が表示される。この画面で、前画面キーが押下される
と、前記番号は消去されずに、図70に示す画面表示と
なる。また、ここで、OKキーが押下されると、「1」
の登録が消去されて、図69に示した画面表示に切り換
わる。
【0225】一方、ステップ(2)の判定で、番号キー
「1」が押下されると、画面表示が図72に示す内容に
切り換わる(5)。次いで、ディジタイザ16によって
原稿の所望とするエリア端の2点が指示されたかどうか
を判定し(6)、NOならばステップ(5)に戻り、Y
ESならば表示画面の内容を図85に示す画面に切り換
え(7)、ここで、クリアキーCが押下されたかどうか
を判定し(8)、YESならばエリアをキャンセルして
(9)、ステップ(5)に戻り、NOならば次画面キー
NEXTが押下されたかどうかを判定し(10)、YE
Sならば、指示されたエリアが登録され、ステップ
(5)に戻り、図72に示す画面表示に切り換わる。
【0226】一方、 ステップ(10)の判定でNOの
場合、例えばOKキーが押下された場合には、画面の内
容を図74に示す画面表示(出力エリアを指定した領域
に対していずれの画像を出力するかを指示するための画
像番号指定画面)に切り換える(11)。次いで、前画
面キーが押下されたかどうかを判定し(12)、YES
ならばステップ(7)に戻り、NO、すなわち、画像が
記憶されたことを示す反転表示された番号キーのいずれ
かが押下されたら、画面の内容を、図75に示す優先モ
ード設定画面表示に切り換え(13)、ここで、前画面
キーが押下されたかどうかを判定し(14)、YESな
らばステップ(11)に戻り、NOならばOKキーが押
下されたかどうかを判定し(15)、YESならば画面
の内容を、図76に示す出力画像処理設定画面に切り換
え(16)、ステップ(5)に戻る。
【0227】一方、ステップ(15)の判定で終了キー
が押下された場合、すなわち、NOの場合は、画面の内
容が図76に示す画面に切り換わり(17)、処理を終
了する。このように終了キーが押下されると、出力番号
が「1」として、前記エリア番号と座標値,出力画像番
号,出力優先モード画像処理内容等のデータが、図3に
示すコントロールユニット13内のRAM24に記憶さ
れるとともに、画像記憶装置3内のRAM4370にも
記憶される。このような出力登録処理により、例えば図
87に示すように出力エリア1〜32に対して、画像
「0」,「1」,「2」,「5」が入力優先で、かつ画
像処理濃度値が「5」として登録することができる。
【0228】以下、図88〜図91を参照しながら画像
出力処理動作について説明する。
【0229】図88〜90は本発明に係る画像編集処理
装置における画像出力動作を説明する図である。図91
は本発明に係る画像編集処理装置における画像出力処理
手順の一例を示すフローチャートである。なお、なお、
(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0230】図55に示す画面において、出力キーを押
下すると、液晶タッチパネルの表示内容が図79に示す
画面表示に切り換わり(1)、ここで、前画面キーが押
下されたかどうかを判定し(2)、YESならば処理を
終了し、NOならば図79に示すように、番号キー
「1」が反転表示される。この表示は、出力登録処理で
登録されたものである。この状態で、番号キー「1」が
押下されると、出力登録済かどうかを判定し(3)、N
Oならばステップ(1)に戻り、YESならば表示画面
の内容が図88に示す画面に切り換わり(4)、ここ
で、前画面キーが押下されたかどうかを判定し(5)、
YESならば、画面の表示内容が図79に示す画面に切
り換わる。なお、図88に示す画面が表示されている
時、画面表示されている(ハ)の数字は、今回出力する
番号の初めを示し、(ニ)の数字は出力する番号の終り
を示す。また、(ホ)の数字は登録画像のうち、同じ種
類の番号、すなわち、画像「0」に対して、「1」,
「2」と登録されている番号の合計の個数を示す。
【0231】従って、例えば(ハ)の数字の番号を変更
したい場合には、その位置の下部も表示されているダウ
ンキーDOWNまたはアップキーUPを押下することに
より、開始番号を変更することができるように構成され
ている。
【0232】次いで、図88に示す表示画面状態で、O
Kキーが押下されたかどうかを判定し(6)、NOなら
ばステップ(5)に戻り、YESならば表示画面の内容
が図89に示す画面に切り換わり(7)、ここで、前画
面キーが押下されたかどうかを判定し(8)、YESな
らばステップ(4)に戻り、NOならば、出力OKキー
が押下されたかどうかを判定し(9)、YESならば画
像合成出力を開始し、図81に示す画面を表示して(1
0)、画像出力が終了したら(11)、処理を終了し、
NOならステップ(10)に戻る。
【0233】これにより、図87に示す原稿をプラテン
ガラス4上に載せて、OKキーが押下されると、画像記
憶装置3のメモリ部からの読み出しと、原稿台上の原稿
との合成が行われる。そして、図90に示す出力サンプ
ルSAM11が得られる。
【0234】なお、図90に示す出力サンプルSAM1
1は、図88に示す画面上で設定された条件に従って処
理されたものであり、エリア数が「8」であるにもかか
わらず、画像登録が2個しかないので出力できないエリ
アの6個分は空白となっている。 〔第3実施例〕上記各実施例では、いずれも原稿台上の
原稿と画像記憶装置3に記憶されている画像との合成処
理について説明したが、原稿台上の原稿との合成ではな
く、登録された各画像との合成処理も可能である。以
下、当該実施例について詳述する。
【0235】図92は本発明の第3実施例を示す画像編
集処理装置の構成を説明するブロック図であり、図3と
同一のものには同じ符号を付してある。
【0236】本実施例におけるビデオ処理ユニット12
は、図3に示したビデオ処理ユニット12とは異なり、
画像記憶装置3からのデータはビデオインタフェース2
01を介して信号線559から入力され、色変換回路4
7へ入力される。従って、画像記憶装置3から読み出さ
れる画像データに対して種々の画像編集処理(例えば画
像合成等の処理)が可能となる。
【0237】図93は、図5に示したビデオ処理ユニッ
トの他の要部詳細ブロック図であり、図5と同一のもの
には同じ符号を付してある。
【0238】この図に示すように、画像データライン
は、画像記憶装置3からのデータ読み出しに規定され
て、種々のデータ処理がなされる。なお、このように構
成することにより、図42に示したルックアップテーブ
ル(LUT)4110AR,4110AG,4110A
Bや、マスキング/黒抽出/UCR回路4120A等が
不要となり、これらの諸機能は、LOG変換回路48,
色補正回路49の機能によって処理可能となる。特に、
上記実施例と異なる点は、「背景登録」キー追加された
点である。
【0239】図94〜図101は本発明の第3実施例を
示す画像編集処理装置における背景登録設定状態を説明
する図である。
【0240】図102は本発明の第3実施例を示す画像
編集処理装置における背景登録設定処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(14)は各
ステップを示す。
【0241】操作部20の液晶タッチパネルの表示を、
図55の表示に代えて、図94に示す画面表示に切り換
える。この画面で、背景登録キーが押下されると、表示
画面の内容が図95に示す登録番号指定のための画面表
示に切り換わる(1)。この状態で、番号キー「1」が
反転表示されている場合には、該番号に対して既に入力
登録が行われていることを示す。
【0242】ここで、既に背景登録がなされているかど
うかを判定し(2)、YESならば表示画面の内容が図
97に示す画面表示に切り換わり(3)、ここで、終了
キーが押下されたかどうかを判定し(4)、YESなら
ば番号「1」に対する背景登録は消去されて、図95に
示す画面を表示して図94に示す外部の画像記憶装置3
の使用モードを抜けて処理を終了する。
【0243】一方、ステップ(4)の判定でNOの場
合、前画面キーが押下された場合は、該番号の登録は消
去されずに、ステップ(1)に戻り、表示画面の内容を
図96に示す画面表示に切り換えるか、またはOKキー
が押下された場合には、該番号「1」の登録は消去され
て、ステップ(1)に戻り、図95に示す画面表示に切
り換わる(5)。
【0244】ステップ(1)で、図95に示す画面上
で、番号キー「1」が押下されると、ステップ(2)の
判定がNOとなり、表示画面の内容が図98に示す画面
表示に切り換わる(3)。ここで、ディジタイザ16に
よって原稿の所望とするエリアの端の2点を指示される
と(6)、指定されたエリアを表示するため、表示画面
の内容が図99に示す画面表示に切り換わる(7)。例
えば図103に示す原稿999Bに対して所望のエリア
がポイントペン421で「1」,「2」と指定すると、
図99に示すように指示したエリアが液晶タッチパネル
内に枠で表示される。この表示状態で、クリアキーCが
押下されたかどうかを判定し(8)、YESならば該指
定されたエリアはキャンセルされて(9)、ステップ
(5)に戻り、表示画面の内容が図98に示す画面表示
に切り換わる。
【0245】一方、ステップ(8)の判定でNOの場合
は、図99に示す画面表示状態でOKキーが押下された
かどうかを判定し(10)、NOならばステップ(8)
に戻り、YESならば入力番号が「1」としてエリア番
号と座標値の関係が図92に示すコントロールユニット
13内のRAM24に記憶されるとともに、画像記憶装
置3内のRAM4370にも記憶される。そして、表示
画面の内容を図100に示す画面表示に切り換える(1
1)。この画面表示上で、前画面キーが押下されたかど
うかを判定し(12)、YESならばステップ(7)に
戻り、NOならば図103に示す原稿999Bをプラテ
ンガラス4上に載せた後、図100に示すOKキーを押
下すると、画像読み取りが開始され、画面の表示内容が
図101に示す画面表示に切り換わる(13)。次い
で、画像読み取り終了を判定し(14)、NOならば画
像読み取りを継続し、YESならば読み取りを終了す
る。これにより、図36に示すメモリ内に記憶される。
【0246】次に、読み込まれた画像データ等の出力処
理について図104〜図108を参照しながら説明す
る。 〔第4実施例〕図104〜図107は本発明に係る第4
実施例を示す画像編集処理装置における画像出力処理設
定状態を説明する図である。
【0247】図108は本発明に係る第4実施例を示す
画像編集処理装置における画像出力処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(11)は各
ステップを示す。
【0248】まず、図94に示す画面が液晶タッチパネ
ル上に表示された状態で出力キーを押下すると、表示画
面の内容が図104に示す表示画面に切り換わる
(1)。この時、図示されるように、番号キー「1」が
反転表示されているが、これは上述した出力登録処理で
既に登録がなされている状態であることを示している。
次いで、前画面キーが押下されたかどうかを判定し
(2)、YESならば画面表示内容を図94に示す画面
に切り換えて処理を終了し、NOならば出力登録処理が
既になされているかどうかを判定し(3)、NOならば
ステップ(1)に戻り、YES、すなわち、図104に
示す画面表示状態で、番号キー「1」が押下されると、
表示画面の内容が図105に示す画面表示に切り換わる
(4)。ここで、前画面キーが押下されたかどうかを判
定し(5)、YESならばステップ(1)に戻り、画面
表示の内容を図104に示す画面表示に切り換える。
【0249】一方、ステップ(5)の判定でNOの場合
は、背景画像の登録が既になされているかどうかを判定
し(6)、NOならばステップ(4)に戻り、YESな
らば表示画面の内容を図106に示す設定状態の確認を
催促するための確認画面表示に切り換える(7)。
【0250】この表示状態で、前画面キーが押下された
かどうかを判定し(8)、YESならばステップ(4)
に戻り、NOならばOKキーが押下されたかどうかを判
定し(9)、NOならばステップ(7)に戻り、YES
ならば画像記憶装置3のメモり部からの読み出しと原稿
台上の原稿との合成処理に基づく出力処理が開始され、
その旨を示すため表示画面の内容が図107に示す表示
画面に切り換わる(10)。次いで、画像出力処理終了
状態を判定し(11)、NOならばステップ(10)に
戻り、YESならば処理を終了する。
【0251】なお、図78に示す原稿999Aを画像登
録時に「1」で登録した場合に、該画像データを読み出
したい場合には、図106に示す画面表示状態で、
(イ)の数字をアップキーUPを押下して「1」にす
る。そして、OKキーを押下することにより、画像記憶
装置3のメモリ部からの読み出しと、原稿台上の原稿と
の合成が行われる。そして、図83に示す出力サンプル
SAM1が得られる。そして、画像合成出力処理が終了
したら、表示画面の内容を図94に示す画面状態に切り
換えて処理を終了する。
【0252】なお、図106に示す画面を表示している
状態で、アップキーUPが押下され続けられると、
(イ)の数字が(ロ)の数字を越えた場合には、「AL
L」という表示に切り換わる。この時には、画像登録さ
れている全ての画像、例えば図80に示すように
「1」,「2」の2つの画像が登録されている場合に
は、図83,図84に示す出力サンプルSAM1,2の
出力が得られる。
【0253】なお、上記実施例ではオリジナル原稿中の
所望領域の画像をそのまま読み込んで登録する場合につ
いて説明したが、指定した領域に画像処理を施した後、
画像記憶装置3に登録しておき、さらに画像出力時に所
望の画像処理を施して編集編集出力する構成であっても
よい。
【0254】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿画像中の領域指示に基づいて発生手段が各領域の画
像領域情報を発生し、該発生された各画像領域情報に基
づいて画像切出し手段が前記画像読取り手段から出力さ
れる画像情報から各領域の画像データを切り出し、該切
り出された各画像データを複数外部記憶手段に記憶させ
ておき、出力指示手段により指示された出力対象に対す
る出力位置,所望の画像処理種別が入力手段から入力さ
れると、入力された出力位置,所望の画像処理種別およ
び前記出力指示手段の出力指示に基づいて画像処理手段
が前記外部記憶手段から読み出される各画像データに画
像処理を行った出力画像データに基づいて画像形成手段
が記録媒体に画像を形成するので、画像編集する対象の
画像の読み取りと画像出力処理とを個別的に行い、多彩
な画像編集された合成画像を簡単な操作で再現性よく出
力することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像編集処理装置のシ
ステム構成を説明する図である。
【図2】本発明の一実施例を示す画像編集処理装置のシ
ステム構成を説明する図である。
【図3】図1に示したビデオ処理ユニットの詳細構成を
説明するブロック図である。
【図4】図1に示したビデオ処理ユニットの要部詳細構
成を説明するブロック図である。
【図5】図1に示したビデオ処理ユニットの要部詳細構
成を説明するブロック図である。
【図6】図3に示したLOG変換回路の動作を説明する
図である。
【図7】図3に示したLOG変換特性を説明する図であ
る。
【図8】色分解フィルタの分光特性を説明する図であ
る。
【図9】色トナーの吸収波長特性を示す図である。
【図10】図3に示した領域発生回路の詳細構成の一例
を示すブロック図である。
【図11】図10に示した領域発生回路の動作を説明す
るための図である。
【図12】図10に示した領域発生回路の動作を説明す
るための図である。
【図13】図10に示した領域発生回路の動作を説明す
るための図である。
【図14】図10に示した領域発生回路の動作を説明す
るための図である。
【図15】図10に示した領域発生回路の動作を説明す
るための図である。
【図16】図3に示したビットマップメモリの制御回路
の一例を示すブロック図である。
【図17】図3に示したビットマップメモリの制御動作
を説明するタイミングチャートである。
【図18】図3に示したビットマップメモリの制御動作
を説明するタイミングチャートである。
【図19】図3に示したビットマップメモリの制御動作
を説明するタイミングチャートである。
【図20】図3に示すビットマップメモリと原画像の画
素との関係を説明する図である。
【図21】図3に示すビットマップメモリ上に形成され
るマスクメモりの一例を示す図である。
【図22】図3に示した濃度変換回路の入出力特性を示
す図である。
【図23】図3に示した繰返し回路の構成を説明するブ
ロック図である。
【図24】図23に示す繰返し回路の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図25】図23に示す繰返し回路の出力例を示す模式
図である。
【図26】図23に示す繰返し回路の他の出力例を示す
模式図である。
【図27】図3に示した画像合成回路の詳細構成を説明
するブロック図である。
【図28】図27に示したエリアコード発生回路による
エリアコードと原稿上の領域との関係を説明する図であ
る。
【図29】図27に示したエリアコード発生回路の詳細
構成を説明するブロック図である。
【図30】図29に示したRAMのデータ構造を説明す
る図である。
【図31】図27に示したRAMのデータ構造を説明す
る図である。
【図32】本発明に係る画像編集処理装置における第1
の領域内文字挿入処理状態を説明する図である。
【図33】本発明に係る画像編集処理装置における第2
の領域内文字挿入処理状態を説明する図である。
【図34】図27に示したデコーダの動作を説明する図
である。
【図35】図30に示したエリアコードに対応するエリ
アを説明する模式図である。
【図36】図1に示した画像記憶装置の要部構成を説明
する図である。
【図37】本発明に係る画像編集処理装置における画像
形成プロセスの動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図38】図1に示したディジタイザの外観を示す図で
ある。
【図39】図38に示したディジタイザのポイントペン
によって指示された領域の情報のアドレスを示す図であ
る。
【図40】図1に示したリーダ部から出力される信号と
画像信号のタイミングを示す図である。
【図41】本発明に係る画像編集処理装置における拡大
補間処理回路の構成を説明するブロック図である。
【図42】本発明に係る画像編集処理装置における画像
処理用のメモリ回路の構成を説明するブロック図であ
る。
【図43】図41に示すシステムコントローラの要部構
成を説明するブロック図である。
【図44】図41に示したシステムコントローラの周辺
回路の構成を説明するブロック図である。
【図45】本発明に係る画像編集処理装置におけるトリ
ミング処理動作を説明するタイミングチャートである。
【図46】図42に示したカウンタコントローラの周辺
回路の構成を説明するブロック図である。
【図47】図44に示すレートマルチプライヤの制御動
作を説明するタイミングチャートである。
【図48】本発明に係る画像編集処理装置における画像
合成の一例を示す模式図である。
【図49】図46に示したメモりに格納される登録画像
データのデータ構造を説明する図である。
【図50】図2に示したプリンタ部からの登録画像出力
状態の一例を示す模式図である。
【図51】図41に示したFIFOメモリからのデータ
読出し制御状態を説明するタイミングチャートである。
【図52】図48に示すライン1における画像形成タイ
ミングを説明するタイミングチャートである。
【図53】図48に示すライン2における画像形成タイ
ミングを説明するタイミングチャートである。
【図54】図2に示したプリンタ部における面順次のカ
ラー画像形成のシーケンスを説明するタイミングチャー
トである。
【図55】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図56】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図57】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図58】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図59】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図60】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図61】図1に示した操作部の液晶タッチパネル表示
状態を示す図である。
【図62】本発明に係る画像編集処理装置における入力
登録処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図63】本発明に係る画像編集処理装置における読取
り原稿の一例を示す図である。
【図64】本発明に係る画像編集処理装置における画像
入力処理催促表示状態を示す図である。
【図65】本発明に係る画像編集処理装置における画像
入力処理催促表示状態を示す図である。
【図66】本発明に係る画像編集処理装置における画像
入力処理催促表示状態を示す図である。
【図67】本発明に係る画像編集処理装置における画像
入力処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図68】図46に示すメモリへの画像登録状態を示す
模式図である。
【図69】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図70】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図71】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図72】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図73】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図74】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図75】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図76】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理状態を示す図である。
【図77】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力登録設定処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図78】本発明に係る画像編集処理装置における登録
原稿の一例を示す図である。
【図79】本発明に係る画像編集処理装置における出力
設定処理状態を説明する図である。
【図80】本発明に係る画像編集処理装置における出力
設定処理状態を説明する図である。
【図81】本発明に係る画像編集処理装置における出力
設定処理状態を説明する図である。
【図82】本発明に係る画像編集処理装置における出力
設定処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図83】本発明に係る画像編集処理装置における第1
の合成画像出力の一例を示す図である。
【図84】本発明に係る画像編集処理装置における第2
の合成画像出力の一例を示す図である。
【図85】本発明に係る画像編集処理装置における出力
登録設定画面の一例を示す図である。
【図86】本発明に係る画像編集処理装置における出力
登録設定手順の一例を説明するフローチャートである。
【図87】本発明に係る画像編集処理装置におけるエリ
ア指定原稿の一例を示す図である。
【図88】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力動作を説明する図である。
【図89】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力動作を説明する図である。
【図90】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力動作を説明する図である。
【図91】本発明に係る画像編集処理装置における画像
出力処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図92】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
に要部構成を説明するブロック図である。
【図93】図5に示したビデオ処理ユニットの他の要部
詳細ブロック図である。
【図94】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図95】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図96】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図97】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図98】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図99】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装置
における背景登録設定状態を説明する図である。
【図100】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装
置における背景登録設定状態を説明する図である。
【図101】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装
置における背景登録設定状態を説明する図である。
【図102】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装
置における背景登録設定処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図103】本発明の第3実施例を示す画像編集処理装
置における背景登録用の原稿の一例を示す図である。
【図104】本発明に係る第4実施例を示す画像編集処
理装置における画像出力処理設定状態を説明する図であ
る。
【図105】本発明に係る第4実施例を示す画像編集処
理装置における画像出力処理設定状態を説明する図であ
る。
【図106】本発明に係る第4実施例を示す画像編集処
理装置における画像出力処理設定状態を説明する図であ
る。
【図107】本発明に係る第4実施例を示す画像編集処
理装置における画像出力処理設定状態を説明する図であ
る。
【図108】本発明に係る第4実施例を示す画像編集処
理装置における画像出力処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像記憶装置 6 センサ 12 ビデオ処理ユニット 13 コントロールユニット 16 ディジタイザ 20 操作部 91 ビットマップメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    原稿画像中の領域指示に基づいて各領域の画像領域情報
    を発生する発生手段と、この発生手段により発生された
    各画像領域情報に基づいて前記画像読取り手段から出力
    される画像情報から各領域の画像データを切り出す画像
    切出し手段と、この画像切出し手段により切り出された
    各画像データを複数記憶する外部記憶手段と、この外部
    記憶手段に記憶された画像データ中の所望の出力対象を
    選択指示する出力指示手段と、この出力指示手段により
    指示された出力対象に対する出力位置,所望の画像処理
    種別を入力する入力手段と、この入力手段に入力された
    出力位置,所望の画像処理種別および前記出力指示手段
    の出力指示に基づいて前記外部記憶手段から読み出され
    る各画像データの画像処理を行う画像処理手段と、この
    画像処理手段から出力される出力画像データに基づいて
    記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを有すること
    を特徴とする画像編集処理装置。
JP5115258A 1993-04-20 1993-04-20 画像編集処理装置 Pending JPH06309428A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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