JP2000054197A - 均一メッキ処理を可能にした電気メッキ処理システム - Google Patents

均一メッキ処理を可能にした電気メッキ処理システム

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JP2000054197A JP10228566A JP22856698A JP2000054197A JP 2000054197 A JP2000054197 A JP 2000054197A JP 10228566 A JP10228566 A JP 10228566A JP 22856698 A JP22856698 A JP 22856698A JP 2000054197 A JP2000054197 A JP 2000054197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状短冊製品をメッキ処理液中に搬送さ
せながら電気メッキするに際して、電流が過度に集中し
てしまうシート状短冊製品の両側端部を他のシート面と
均等な電流が分布されるようにして均一なメッキ処理を
可能にする。 【解決手段】 治具2に取付けた係合爪25をメッキ処
理部用歯付きベルト30の係合歯と係合させ、前記メッ
キ処理部用歯付きベルト30の搬送駆動によって前記治
具2に懸垂状態に挟持されたシート状短冊製品Wを該製
品Wの横向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過度に集
中されない所定の狭い間隙幅を維持しながらメッキ処理
部用レール軌道1に沿って横向きで直列にした搬送状態
で搬送させながら電気メッキするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板など
のシート状短冊製品を製品上部で懸垂状態に挟持し該製
品上部で給電しながらタンク内の処理液中を横向きで直
列にした搬送状態で搬送させて電気メッキする電気メッ
キ処理システムであり、特にシート面に対する均一なメ
ッキ処理を可能にした電気メッキ処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板などのシート状短冊製品の
メッキ処理システムとして、シート状短冊製品を製品上
部で懸垂状態に挟持し該製品上部で給電しながらメッキ
処理タンク内の処理液中を横向きで直列にした搬送状態
で搬送させて電気メッキする電気メッキ処理システムが
ある。しかしながら、メッキ処理されるシート状短冊製
品の両側端部に電流が過度に集中し、この電流集中シー
ト部分のメッキ皮膜が他のシート面に比べ厚くなってシ
ート面に均一なメッキ処理ができない弊害や、この電流
集中部分に焼き付け現象が生じる弊害があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、陰極
バーとして機能するレール軌道に横移動自在に支持され
た治具によってメッキ処理されるプリント基板などのシ
ート状短冊製品の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記陰
極バーから治具を介して製品上部で給電しながらメッキ
処理タンク内の処理液中に製品を横向きで直列にした搬
送状態で搬送させながら電気メッキするメッキ処理工程
をもつ電気メッキ処理システムにおいて、特に、電流が
過度に集中してしまうシート状短冊製品の両側端部に対
しても他のシート面と均等な電流が分布されるようにし
て、シート状短冊製品に対する均一なメッキ処理を可能
にすると共に焼き付け現象を防止できるようにした均一
なメッキ処理を可能にした電気メッキ処理システムを提
供しようとするものである。
【0004】また、本発明の目的は、陰極バーとして機
能するレール軌道に横移動自在に支持された治具によっ
てメッキ処理されるプリント基板などのシート状短冊製
品の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記陰極バーから治
具を介して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク内
の処理液中に複数の製品を横向きで直列にした搬送状態
で搬送させながら電気メッキするメッキ処理工程と、前
記メッキ処理工程に設けたレール軌道と離間して並行に
配設されたレール軌道をもつ治具戻し工程と、前記メッ
キ処理工程あるいは前記治具戻し工程のいずれかのレー
ル軌道に整合されるレール軌道をもち前記メッキ処理工
程の始端側と治具戻し工程の終端側との間に介在される
前処理工程と、前記メッキ処理工程あるいは前記治具戻
し工程のいずれかのレール軌道に整合されるレール軌道
をもち前記メッキ処理工程の終端側と治具戻し工程の始
端側との間に介在される後処理工程と、並行に配置され
た一対のレール軌道の両端部と択一的に整合されるよう
に離間されたレール軌道の両端部間を往復移動可能な乗
換えレールを設けた乗換え装置とをもち、前記メッキ処
理工程のレール軌道と前記治具戻し工程のレール軌道を
移動する治具の移動方向と移動方向に対する治具の前後
向きをそれぞれ逆向きに搬送させるように構成した循環
式の電気メッキ処理システムにおいて、均一なメッキ処
理を可能にするという上記と同様な課題を解決すると共
に、同一メッキ処理ラインで異なる横幅寸法のシート状
短冊製品をメッキ処理する際に生じる使用する治具数の
変動、すなわち小さな横幅寸法の製品に合わせたメッキ
処理ラインで大きな横幅寸法の製品をメッキ処理しよう
とすると治具が余ってしまうが、この余った治具をライ
ンから外さずに治具戻し工程で余った治具をストック可
能とすることによって解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気メッキ処理システムは、陰極バーとし
て機能するメッキ処理部用レール軌道(1)に横移動自
在に支持された治具(2)によってメッキ処理されるプ
リント基板などのシート状短冊製品(W)の製品上部を
懸垂状態に挟持し、前記メッキ処理部用レール軌道から
治具を介して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク
(3)内の処理液中に複数の製品を横向きで直列にした
搬送状態で搬送させながら電気メッキするメッキ処理工
程(A)をもつ電気メッキ処理システムにおいて、前記
治具(2)に係合爪(25)を、該係合爪の係合部(2
6)として機能する下端部を前記治具の搬送方向に枢動
可能となるように該係合爪の上端部を前記治具に軸支
(27)することによってそれぞれ取付けると共に、複
数の係合歯(32)を等間隔に設けた等速度で駆動され
るエンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルト(30)
を該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルトの搬送
軌道部(33)を前記メッキ処理工程(A)のメッキ処
理タンク上に前記メッキ処理部用レール軌道(1)に沿
って配設し、この搬送軌道部にある前記メッキ処理部用
歯付きベルトに対して、前処理工程(C)からメッキ処
理工程へ前記治具に懸垂状態に挟持されたシート状短冊
製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に集中
されない所定の狭い間隙幅となるような所定の送りピッ
チで間欠的に順次送られてくる前記治具に取付けられた
前記係合爪(25)の枢動する係合部(26)を該係合
爪の上端軸支部に対して後退した傾斜位置となるように
前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)の搬送軌道部
(33)上に載せて前記メッキ処理部用歯付きベルトの
係合歯(32)と係合されるように構成し、前記係合爪
と係合された前記メッキ処理部用歯付きベルトの搬送駆
動によって前記治具に懸垂状態に挟持された前記製品を
該製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に集
中されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ
処理部用レール軌道(1)に沿って横向きで直列にした
搬送状態で搬送させながら電気メッキするように構成し
た。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
の電気メッキ処理システムは、陰極バーとして機能する
メッキ処理部用レール軌道(1)に横移動自在に支持さ
れた治具(2)によってメッキ処理されるプリント基板
などのシート状短冊製品(W)の製品上部を懸垂状態に
挟持し、前記メッキ処理部用レール軌道から治具を介し
て製品上部で給電しながらメッキ処理タンク(3)内の
処理液中に複数の製品を横向きで直列にした搬送状態で
搬送させながら電気メッキするメッキ処理工程(A)
と、前記メッキ処理工程に設けた前記メッキ処理部用レ
ール軌道(1)と離間して並行に配設された治具戻し部
用レール軌道(10)をもつ治具戻し工程(B)と、前
記メッキ処理工程あるいは前記治具戻し工程のいずれか
のレール軌道に整合される前処理部用レール軌道(1
1)をもち前記メッキ処理工程の始端側と前記治具戻し
工程の終端側との間に介在される前処理工程(C)と、
前記メッキ処理工程あるいは前記治具戻し工程のいずれ
かのレール軌道に整合される後処理部用レール軌道(1
2)をもち前記メッキ処理工程の終端側と治具戻し工程
の始端側との間に介在される後処理工程(D)と、並行
に配置された一対のレール軌道の両端部と択一的に整合
されるように離間されたレール軌道の両端部間を往復移
動可能な乗換えレール(41)を設けた乗換え装置(4
0)とをもち、前記メッキ処理工程のメッキ処理部用レ
ール軌道(1)と前記治具戻し工程の治具戻し部用レー
ル軌道(10)を移動する治具(2)の移動方向と移動
方向に対する治具の前後向きをそれぞれ逆向きに搬送さ
せるように構成した循環式の電気メッキ処理システムに
おいて、前記治具(2)に係合爪(25)を、該係合爪
の係合部(26)として機能する下端部を前記治具の搬
送方向に枢動可能となるように該係合爪の上端部を前記
治具に軸支(27)することによってそれぞれ取付ける
と共に、複数の係合歯(32)を等間隔に設けた等速度
で駆動されるエンドレス状のメッキ処理部用歯付きベル
ト(30)を該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベ
ルトの搬送軌道部(33)を前記メッキ処理工程のメッ
キ処理タンク(3)上に前記メッキ処理部用レール軌道
(1)に沿って配設し、この搬送軌道部(33)にある
前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)に対して、前
処理工程からメッキ処理工程へ前記治具に懸垂状態に挟
持されたシート状短冊製品の横向き間隔を該製品の側端
部に電流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅となる
ような所定の送りピッチで間欠的に順次送られてくる前
記治具に取付けられた前記係合爪(25)の枢動する係
合部(26)を該係合爪の上端軸支部に対して後退した
傾斜位置となるように前記メッキ処理部用歯付きベルト
(30)の搬送軌道部上に載せて前記メッキ処理部用歯
付きベルトの係合歯(32)と係合されるように構成
し、前記係合爪(25)と係合された前記メッキ処理部
用歯付きベルト(30)の搬送駆動によって前記治具
(2)に懸垂状態に挟持された前記製品(W)を該製品
の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に集中され
ない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ処理部
用レール軌道(1)に沿って横向きで直列にした搬送状
態で搬送させながら電気メッキするように構成し、更
に、前記治具戻し工程(B)に複数の係合歯(32)を
等間隔に設けたエンドレス状の治具戻し部用歯付きベル
ト(31)を該エンドレス状の治具戻し部用歯付きベル
トの搬送軌道部(33)を前記治具戻し工程に設けた治
具戻し部用レール軌道(10)に沿って配設し、この搬
送軌道部にある前記治具戻し部用歯付きベルト(31)
に対して、前記後処理工程(A)側から順次送られてく
る前記治具(2)に取付けられた前記係合爪(25)の
枢動する係合部(26)を該係合爪の上端軸支部に対し
て後退した傾斜位置となるように前記治具戻し部用歯付
きベルト(31)の搬送軌道部上に載せて前記治具戻し
部用歯付きベルトの係合歯(32)と係合されるように
構成し、前記係合爪と係合された前記治具戻し部用歯付
きベルトの搬送駆動によって前記治具を前記治具戻し部
用レール軌道(10)に沿って前記前処理工程側へ搬送
するように構成し、前記係合爪(25)の係合部(2
6)を搬送方向に対して一方を鋭角度の係合部をもつ送
り側係合部(26a)を形成し、他方を鈍角度の係合部
をもつ戻し側係合部(26b)を形成し、メッキ処理工
程(A)を搬送される際には前記メッキ処理部用歯付き
ベルト(30)の係合歯(32)に対して送り側係合部
(26a)が深く係合されように構成し、移動方向に対
する治具の前後向きを前記メッキ処理工程(A)とは逆
向きとなる前記治具戻し工程(B)を搬送される際には
前記治具戻し部用歯付きベルト(31)の係合歯(3
2)に対して前記戻し側係合部(26b)が緩く係合さ
れるように構成し、前記治具戻し工程を搬送される際に
前記治具に外部より与えられた制止力によって前記治具
戻し部用歯付きベルト(31)の係合歯(32)と緩く
係合された係合爪(25)の戻し側係合部(26b)と
の係合が解除されるように構成し、前記治具戻し部用歯
付きベルトからの係合を解除された治具を前記制止位置
以降にストックできるように構成した。
【0007】更に、前記係合爪(25)を、前記治具
(2)に該治具の搬送方向に向けて所定の間隔をおいて
複数取付け、この複数の係合爪(25)の取付け間隔
を、前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)及び前記
治具戻し部用歯付きベルト(31)に等間隔に形成され
た各係合歯(32)の形成間隔に対して相対的にズラし
て構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1は前処理工程、メッキ処
理工程及び後処理工程を示す本発明の電気メッキ処理シ
ステムの概略正面図、図2は治具戻し工程を示す本発明
の電気メッキ処理システムの概略正面図、図3は本発明
の電気メッキ処理システムの全体を示す概略平面図、図
4はメッキ処理工程に配設された歯付きベルトと治具の
関係を示す拡大正面図、図5は治具戻し工程に配設され
た歯付きベルトと治具の関係を示す拡大正面図、図6は
治具戻し工程における治具のストック状態を示す拡大正
面図、図7は歯付きベルトと治具との関係を示す概略側
面図、図8はメッキ処理工程に配設された歯付きベルト
と係合爪との係合関係を部分的に示す拡大正面図、図9
は治具戻し工程に配設された歯付きベルトと係合爪との
係合関係を部分的に示す拡大正面図、図10は治具戻し
工程に配設された歯付きベルトとストック状態にある治
具の係合爪との係合関係を部分的に示す拡大正面図であ
る。本発明の電気メッキ処理システムは、陰極バーとし
て機能するメッキ処理部用レール軌道1に横移動自在に
支持された治具2によってメッキ処理されるプリント基
板などのシート状短冊製品Wの製品上部を懸垂状態に挟
持し、前記メッキ処理部用レール軌道1から治具2を介
して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク3内の処
理液中に複数の製品を横向きで直列にした搬送状態で搬
送させながら電気メッキするメッキ処理工程Aと、前記
メッキ処理工程Aに設けたメッキ処理部用レール軌道1
と離間して並行に配設された治具戻し部用レール軌道1
0をもつ治具戻し工程Bと、前記メッキ処理工程Aある
いは前記治具戻し工程Bのいずれかのレール軌道に整合
される前処理部用レール軌道11をもち前記メッキ処理
工程Aの始端側と治具戻し工程Bの終端側との間に介在
される前処理工程Cと、前記メッキ処理工程Aあるいは
前記治具戻し工程Bのいずれかのレール軌道に整合され
る後処理部用レール軌道12をもち前記メッキ処理工程
Aの終端側と治具戻し工程Bの始端側との間に介在され
る後処理工程Dと、並行に配置された一対のレール軌道
の両端部と択一的に整合されるように離間されたレール
軌道の両端部間を往復移動可能な乗換えレール41を設
けた乗換え装置40とをもち、前記メッキ処理工程Aの
メッキ処理部用レール軌道1と前記治具戻し工程Bの治
具戻し部用レール軌道10を移動する治具2の移動方向
と移動方向に対する治具2の前後向きをそれぞれ逆向き
に搬送させるように循環式に構成したものである。
【0009】図1乃至図3はこの電気メッキ処理システ
ムの概略を示したもので、各レール軌道(前処理部用レ
ール軌道11,メッキ処理部用レール軌道1,後処理部
用レール軌道12)を直列に整合可能とした前記前処理
工程C、前記メッキ処理工程A及び前記後処理工程D
と、前記各レール軌道(前処理部用レール軌道11,メ
ッキ処理部用レール軌道1,後処理部用レール軌道1
2)と離間して並行に配設された治具戻し部用レール軌
道10をもつ治具戻し工程Bと、並行に配置された一対
の前記レール軌道の両端部と択一的に整合されるように
離間されたレール軌道の両端部間を往復移動可能な乗換
えレール41を設けた乗換え装置40とをもち、前記メ
ッキ処理工程Aのメッキ処理部用レール軌道1と前記治
具戻し工程Bの治具戻し部用レール軌道10を移動する
治具2の移動方向と移動方向に対する治具2の前後向き
をそれぞれ逆向きに搬送させるように循環式に構成した
ものである。図1の右側に示した前処理工程Cで前処理
されたシート状短冊製品Wをこの前処理工程Cの左側に
設けたメッキ処理工程Aへと送り、このメッキ処理工程
Aでメッキ処理された製品Wをこのメッキ処理工程Aの
左側に設けた後処理工程Dへと送り、この後処理工程D
で後処理された製品Wを前記乗換え装置40を介して治
具戻し工程Bへ送り、この治具戻し工程Bでメッキ処理
された製品Wを治具から取外し、これからメッキされる
製品を取付けた治具2を前記乗換え装置40を介して前
処理工程Cへ送ることによって治具2が循環されるよう
に構成されている。図1及び図3において符号4は前処
理タンク、符号3はメッキ処理タンク、符号5は後処理
タンクを示している。前記前処理タンク4の上方に配設
された前記前処理部用レール軌道11は、この前処理部
用レール軌道11に横移動自在に支持された治具2から
吊り下げられた製品Wを前記前処理タンク4内の前処理
液に浸漬する下降位置と製品Wを次工程へと移送する上
昇位置との間を昇降動するように構成される。また、前
記後処理タンク5の上方に配設された前記後処理部用レ
ール軌道12も、この後処理部用レール軌道12に横移
動自在に支持された治具2から吊り下げられた製品Wを
前記後処理タンク5内の後処理液に浸漬する下降位置と
製品Wを次工程へと移送する上昇位置との間を昇降動す
るように構成されている。これらの前処理部用レール軌
道11及び後処理部用レール軌道12に横移動自在に支
持された治具2は、前記レール軌道(前処理部用レール
軌道11,後処理部用レール軌道12)と共に昇降動さ
れる押送体6によって、前記治具2の上端部に突出形成
された係合片7を係合させて上昇位置あるいは下降位置
にある治具2を前記レール軌道(前処理部用レール軌道
11,後処理部用レール軌道12)に沿って次工程へと
間欠的に移送するように構成されている。前処理工程C
で前処理された製品Wを支持した治具2は、図1に二点
鎖線で示した下降位置にある前記前処理部用レール軌道
11の終端部とメッキ処理工程Aのメッキ処理部用レー
ル軌道1の始端部とが整合された整合位置で該治具2の
係合片7を前記押送体6で係合して押送され、前記メッ
キ処理部用レール軌道1の始端側に支持されると共に後
述するメッキ処理部用歯付きベルトと係合される位置へ
と送られる。また、メッキ処理工程Aでメッキ処理を済
ませた治具2は、図1に二点鎖線で示した下降位置にあ
る前記後処理部用レール軌道12の始端部とメッキ処理
工程Aのメッキ処理部用レール軌道1の終端部とが整合
された整合位置で治具2の係合片7を前記押送体6で係
合して押送し前記後処理部用レール軌道12へと送られ
る。後処理工程Dを完了した製品Wを支持した治具2
は、該治具2の係合片7を前記押送体6によって押送さ
れて前記乗換え装置40の乗換えレール41へと送ら
れ、図2及び図3に示すように、この乗換えレール41
を介して前記治具戻し工程Bの治具戻し部用レール軌道
10へと送られ、この治具戻し工程Bを通過した治具2
は、治具戻し工程Bの治具戻し部用レール軌道10の終
端部と前記前処理工程Cの始端部との間に設けられた乗
換え装置40を介して前処理工程Cへと送られる。前記
乗換え装置40は、図3に示すように、並行に配置され
た一対のレール軌道(前処理部用レール軌道11,メッ
キ処理部用レール軌道1及び後処理部用レール軌道12
から成るレール軌道と治具戻し部用レール軌道10)の
両端部と択一的に整合されるように離間されたレール軌
道の両端部間を実線と一点鎖線で示すように往復移動可
能な乗換えレール41と、この乗換えレール41と整合
される各レール軌道とを相互に乗り換えるように前記係
合片7を係合させて治具2を押送する押送体6によって
構成される。前記後処理工程Dの終端側と前記治具戻し
工程Bの始端側との間に介在された乗換え装置40の乗
換えレール41は、離間して配設された前記後処理工程
Dの後処理部用レール軌道12の終端部と前記治具戻し
工程Bの治具戻し部用レール軌道10の始端部とに択一
的に整合されるように実線と一点鎖線で示した位置間を
往復移動するように構成されている。また、前記治具戻
し工程Bの終端側と前記前処理工程Cの始端側との間に
配設された乗換え装置40の乗換えレール41は、離間
して配設された前記治具戻し工程Bの治具戻し部用レー
ル軌道10の終端部と前記前処理工程Cの前処理部用レ
ール軌道11の始端部とに択一的に整合されるように一
点鎖線と実線で示した位置間を往復移動するように構成
されている。図3で符号42は前記乗換えレール41を
往復移動可能に支持する支持レールであり、この支持レ
ール42に支持された前記乗換えレール41は該乗換え
レール41に連結されたベルト43を介してモータ44
の駆動で一対のレール軌道の両端部と択一的に整合され
るように離間されたレール軌道の両端部間を往復移動さ
れる。このように、この循環式のメッキ処理システム
は、離間して並行に配置された前記メッキ処理工程Aの
メッキ処理部用レール軌道1を含むレール軌道と前記治
具戻し工程Bの治具戻し部用レール軌道10から成る一
対のレール軌道の各両端部と択一的に整合されるように
離間されたレール軌道の両端部間を往復移動される乗換
えレール41をもつ乗換え装置40を介して治具2を循
環移動するように構成したことによって、前記メッキ処
理工程Aのメッキ処理部用レール軌道1と前記治具戻し
工程Bの治具戻し部用レール軌道10を移動する治具2
の移動方向と移動方向に対する治具2の前後向きをそれ
ぞれ逆向きに搬送するように構成されている。
【0010】次に、治具2を、前記メッキ処理工程Aの
メッキ処理部用レール軌道1と前記治具戻し工程Bの治
具戻し部用レール軌道10に沿って移動させる搬送手段
について図4乃至図10を加えて説明する。前記治具2
は、前述したように、前記各レール軌道(1,10,1
1,12)に横移動自在に支持され、メッキ処理される
プリント基板などのシート状短冊製品Wを横向き姿勢で
搬送されるように該製品Wの製品上部を懸垂状態に挟持
するように構成され、前記各レール軌道(1,10,1
1,12)に横移動自在に架設される摺動部21、製品
Wを横向き姿勢で搬送されるように該製品の製品上部を
懸垂状態に着脱自在に挟持する挟持部22(図7におい
ては図示せず)、前記押送体6に係合される前記係合片
7が設けられている。また、この治具2には、該治具2
の搬送方向に向けて所定の間隔をおいて取付けられる複
数の係合爪25を、該係合爪25の係合部26として機
能する下端部を前記治具2の搬送方向に枢動可能となる
ように該係合爪25の上端部を前記治具に軸支27する
ことによってそれぞれ取付けられている。すなわち、前
記係合爪25は、フリー状態にあっては、図4の右側や
図5の左側に示した係合爪25のように垂直に垂れ下げ
られた状態にある。また、前記メッキ処理工程Aと前記
治具戻し工程Bには、エンドレス状の同種の歯付きベル
トがそれぞれ配設される。前記メッキ処理工程Aに配設
されたメッキ処理部用歯付きベルト30は、複数の係合
歯32を等間隔に設けた等速度で駆動されるものであ
り、該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルト30
の搬送軌道部33を前記メッキ処理工程Aのメッキ処理
タンク3上に前記メッキ処理部用レール軌道1に沿って
配設し、この搬送軌道部32にある前記メッキ処理部用
歯付きベルト30に対して、前処理工程Cからメッキ処
理工程Aへ前記治具2に懸垂状態に挟持されたシート状
短冊製品Wの横向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過
度に集中されない所定の狭い間隙幅となるような所定の
送りピッチで間欠的に順次送られてくる前記治具2に取
付けられた複数の前記係合爪25の枢動する係合部26
を該係合爪25の上端軸支部27に対して後退した傾斜
位置となるように前記メッキ処理部用歯付きベルト30
の搬送軌道部33上に載せ、この搬送軌道部33上に載
せられた複数の係合爪25のうちいずれかの係合爪25
を前記メッキ処理部用歯付きベルト30の係合歯32と
係合されるように構成し、前記係合爪25を係合した前
記メッキ処理部用歯付きベルト30の搬送駆動によって
前記治具2に懸垂状態に挟持された前記製品Wを該製品
Wの横向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過度に集中
されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ処
理部用レール軌道1に沿って横向きで直列にした搬送状
態で搬送させながら電気メッキするように構成してあ
る。また、前記治具戻し工程Bに配設された治具戻し部
用歯付きベルト31は、複数の係合歯32を等間隔に設
けてあり、該エンドレス状の治具戻し部用歯付きベルト
31の搬送軌道部33を前記治具戻し工程Bに設けた前
記治具戻し部用レール軌道10に沿って配設し、この搬
送軌道部33にある前記治具戻し部用歯付きベルト31
に対して、前記後処理工程D側から順次送られてくる前
記治具2に取付けられた前記係合爪25の枢動する係合
部26を該係合爪25の上端軸支部27に対して後退し
た傾斜位置となるように前記治具戻し部用歯付きベルト
31の搬送軌道部33上に載せ、この搬送軌道部33上
に載せられた複数の係合爪25のうちいずれかの係合爪
25を前記治具戻し部用歯付きベルト31の係合歯32
と係合されるように構成し、前記係合爪25を係合した
前記治具戻し部用歯付きベルト31の搬送駆動によって
前記治具2を前記治具戻し部用レール軌道10に沿って
前記前処理工程C側へ搬送するように構成してある。
【0011】また、前記歯付きベルト30,31の係合
歯32と係合される前記係合爪25は、該係合爪25の
係合部26を搬送方向に対して一方を鋭角度の係合部を
形成した送り側係合部26aとし、他方を鈍角度の係合
部を形成した戻し側係合部26bとしてある。しかも、
前記歯付きベルト30,31の係合歯32に対する係合
爪25の傾斜を、メッキ処理工程Aにあってはきつくし
て係合歯32に対する係合爪25の係合部26の進入角
度を深くし、他方、治具戻し工程Bにあっては緩くして
係合歯31に対する係合爪25の係合部26の進入角度
を浅くなるように構成してある。このようにして、図8
に示すようにメッキ処理工程Aを搬送される際には前記
メッキ処理部用歯付きベルト30の係合歯31に対して
送り側係合部26aが深く係合されように構成し、図9
及び図10に示すように移動方向に対する治具2の前後
向きを前記メッキ処理工程Aとは逆向きとなる前記治具
戻し工程Bを搬送される際には前記治具戻し部用歯付き
ベルト31の係合歯32に対して前記戻し側係合部26
bが緩く係合されるように構成し、前記治具戻し工程B
を搬送される際に前記治具2に与えられた外部からの制
止力によって前記治具戻し部用歯付きベルト31の係合
歯32と緩く係合された係合爪25の戻し側係合部26
bとの係合が解除されるように構成してある。そして、
前記治具戻し工程Bを搬送される際に前記治具2に外部
より制止力を与えることによって図10の一点鎖線で示
した係合爪25のように係合爪25の係合部26が持ち
上げられ係合歯32とスリップされ、前記治具戻し部用
歯付きベルト31からの係合を解除された治具2を図2
及び図6に示すように前記制止位置以降にストックでき
るように構成してある。符号35は前記治具2に制止力
を与えるストッパーであり、該ストッパー35は治具2
を係止する位置と治具2を係止しない位置に移動可能に
構成してある。
【0012】前記治具2に取付けられた複数の係合爪2
5の取付け間隔を、前記歯付きベルト30,31に等間
隔に形成された各係合歯32の形成間隔に対して相対的
にズラして構成してある。すなわち、等間隔に形成され
た各係合歯32の形成間隔に対して複数(4個)の係合
爪25の取付け間隔をズラして取付け、複数(4個)の
係合爪のうちいずれかの係合爪25を前記歯付きベルト
30,31の係合歯32と係合させることによって、係
合歯32に対する係合爪25の係合誤差を少なくしたこ
とによって、前処理工程Cからメッキ処理工程Aへ前記
治具2に懸垂状態に挟持されたシート状短冊製品Wの横
向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過度に集中されな
い所定の狭い間隙幅となるような所定の送りピッチで間
欠的に順次送られてくる前記治具2に懸垂状態に挟持さ
れた製品Wの横向き間隔の誤差を少なくでき、よって各
製品Wの横向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過度に
集中されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッ
キ処理部用レール軌道1に沿って横向きで直列にした搬
送状態で搬送させながら電気メッキすることができる。
【0013】
【実施例】前記歯付きベルト30,31は図4乃至図6
に示すようにベルトの両面に係合歯32を形成した両面
歯付きベルトを採用し、内面側の係合歯はスプロケット
37に係合され、外面側の係合歯32を前記係合爪25
に係合されるようにしてある。また、この歯付きベルト
30,31は、正確な伝動が可能な高強度のポリウレタ
ンゴムで形成されたものを採用している。また、前記歯
付きベルト30,31に等間隔に形成された各係合歯3
2の形成間隔を10mmに形成し、この10mmの形成
間隔に対して複数(4個)の係合爪25の取付け間隔を
2.5mmずつズラして取付けることによって、2.5
mmの係合誤差としてある。
【0014】前記治具2に取付けた係合爪25の取付け
個数は、1個でも可能であるが、好ましくは複数個取付
け、しかも等間隔に形成された各係合歯32の形成間隔
に対して複数の係合爪25の取付け間隔をズラして取付
けることによって、係合誤差を少なくできる。複数の係
合爪25として図面に示した実施例では4個を取付けて
あるが、これに限定されるものではなく、理論上はより
多い数の係合爪25を等間隔に形成された各係合歯32
の形成間隔に対して取付け間隔をズラして取付ければ、
より係合誤差を少なくできる。
【0015】尚、図1乃至図3に示した実施例では、前
処理工程C、メッキ処理工程A及び後処理工程Dを直列
のラインとし、このラインと治具戻し工程Bのラインを
離間して並行に配設したものを示してあるが、これに限
定されず、例えば、メッキ処理工程Aを一本のラインと
し、このラインと離間して並行に後処理工程D、治具戻
し工程B及び前処理工程Cを直列のラインとして配設す
ることも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、陰極バーとして機能す
るレール軌道に横移動自在に支持された治具によってメ
ッキ処理されるプリント基板などのシート状短冊製品の
製品上部を懸垂状態に挟持し、前記陰極バーから治具を
介して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク内の処
理液中に製品を横向きで直列にした搬送状態で搬送させ
ながら電気メッキするメッキ処理工程をもつ電気メッキ
処理システムにおいて、各シート状短冊製品の横向き間
隔を該製品の側端部に電流が過度に集中されない所定の
狭い間隙幅を保持しながら搬送できるようにしことによ
って、シート状短冊製品の両側端部に対しても他のシー
ト面と均等な電流が分布されるようにしたため、シート
状短冊製品に対する均一なメッキ処理が可能となると共
に焼き付け現象を防止できる。
【0017】また、本発明によれば、陰極バーとして機
能するレール軌道に横移動自在に支持された治具によっ
てメッキ処理されるプリント基板などのシート状短冊製
品の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記陰極バーから治
具を介して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク内
の処理液中に複数の製品を横向きで直列にした搬送状態
で搬送させながら電気メッキするメッキ処理工程と、前
記メッキ処理工程に設けたレール軌道と離間して並行に
配設されたレール軌道をもつ治具戻し工程と、前記メッ
キ処理工程あるいは前記治具戻し工程のいずれかのレー
ル軌道に整合されるレール軌道をもち前記メッキ処理工
程の始端側と治具戻し工程の終端側との間に介在される
前処理工程と前記メッキ処理工程の終端側と治具戻し工
程の始端側との間に介在される後処理工程と、並行に配
置された一対のレール軌道の両端部と択一的に整合され
るように離間されたレール軌道の両端部間を往復移動可
能な乗換えレールを設けた乗換え装置とをもち、前記メ
ッキ処理工程のレール軌道と前記治具戻し工程のレール
軌道を移動する治具の移動方向と移動方向に対する治具
の前後向きをそれぞれ逆向きに搬送させるように構成し
た循環式の電気メッキ処理システムにおいて、均一なメ
ッキ処理を可能にするという上記と同様な効果を期待出
来ると共に、同一メッキ処理ラインで異なる横幅寸法の
シート状短冊製品をメッキ処理する際に生じる使用する
治具の変動、すなわち小さな横幅寸法の製品に合わせた
メッキ処理ラインで大きな横幅寸法の製品をメッキ処理
しようとすると治具が余ってしまうが、この余った治具
を治具戻し工程でストック可能にしたことよって、余っ
た治具をラインから外さずに同一メッキ処理ラインで異
なる横幅寸法のシート状短冊製品をメッキ処理すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】前処理工程、メッキ処理工程及び後処理工程を
示す本発明の電気メッキ処理システムの概略正面図であ
る。
【図2】治具戻し工程を示す本発明の電気メッキ処理シ
ステムの概略正面図である。
【図3】本発明の電気メッキ処理システムの全体を示す
概略平面図である。
【図4】メッキ処理工程に配設された歯付きベルトと治
具の関係を示す拡大正面図である。
【図5】治具戻し工程に配設された歯付きベルトと治具
との関係を示す拡大正面図である。
【図6】治具戻し工程における治具のストック状態を示
す拡大正面図である。
【図7】歯付きベルトと治具の関係を示す概略側面図で
ある。
【図8】メッキ処理工程に配設された歯付きベルトと係
合爪との係合関係を部分的に示す拡大正面図である。
【図9】治具戻し工程に配設された歯付きベルトと係合
爪との係合関係を部分的に示す拡大正面図である。
【図10】治具戻し工程に配設された歯付きベルトとス
トック状態にある治具の係合爪との係合関係を部分的に
示す拡大正面図である。
【符号の説明】
A メッキ処理工程 B 治具戻し工程 C 前処理工程 D 後処理工程 W シート状短冊製品 1 メッキ処理部用レール軌道 2 治具 3 メッキ処理タンク 4 前処理タンク 5 後処理タンク 6 押送体 7 係合片 10 治具戻し部用レール軌道 11 前処理部用レール軌道 12 後処理部用レール軌道 21 摺動部 22 挟持部 25 係合爪 26 係合部 26a 送り側係合部 26b 戻し側係合部 27 軸支部 30 メッキ処理部用歯付きベルト 31 治具戻し部用歯付きベルト 32 係合歯 33 搬送軌道部 35 ストッパー 37 スプロケット 40 乗換え装置 41 乗換えレール 42 支持レール 43 ベルト 44 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極バーとして機能するメッキ処理部用
    レール軌道(1)に横移動自在に支持された治具(2)
    によってメッキ処理されるプリント基板などのシート状
    短冊製品(W)の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記メ
    ッキ処理部用レール軌道から治具を介して製品上部で給
    電しながらメッキ処理タンク(3)内の処理液中に複数
    の製品を横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら
    電気メッキするメッキ処理工程(A)をもつ電気メッキ
    処理システムにおいて、 前記治具(2)に係合爪(25)を、該係合爪の係合部
    (26)として機能する下端部を前記治具の搬送方向に
    枢動可能となるように該係合爪の上端部を前記治具に軸
    支(27)することによってそれぞれ取付けると共に、 複数の係合歯(32)を等間隔に設けた等速度で駆動さ
    れるエンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルト(3
    0)を該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルトの
    搬送軌道部(33)を前記メッキ処理工程(A)のメッ
    キ処理タンク上に前記メッキ処理部用レール軌道(1)
    に沿って配設し、この搬送軌道部にある前記メッキ処理
    部用歯付きベルトに対して、前処理工程(C)からメッ
    キ処理工程へ前記治具に懸垂状態に挟持されたシート状
    短冊製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に
    集中されない所定の狭い間隙幅となるような所定の送り
    ピッチで間欠的に順次送られてくる前記治具に取付けら
    れた前記係合爪(25)の枢動する係合部(26)を該
    係合爪の上端軸支部に対して後退した傾斜位置となるよ
    うに前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)の搬送軌
    道部(33)上に載せて前記メッキ処理部用歯付きベル
    トの係合歯(32)と係合されるように構成し、前記係
    合爪と係合された前記メッキ処理部用歯付きベルトの搬
    送駆動によって前記治具に懸垂状態に挟持された前記製
    品を該製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度
    に集中されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メ
    ッキ処理部用レール軌道(1)に沿って横向きで直列に
    した搬送状態で搬送させながら電気メッキするように構
    成したことを特徴とする均一メッキ処理を可能にした電
    気メッキ処理システム。
  2. 【請求項2】 陰極バーとして機能するメッキ処理部用
    レール軌道(1)に横移動自在に支持された治具(2)
    によってメッキ処理されるプリント基板などのシート状
    短冊製品(W)の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記メ
    ッキ処理部用レール軌道から治具を介して製品上部で給
    電しながらメッキ処理タンク(3)内の処理液中に複数
    の製品を横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら
    電気メッキするメッキ処理工程(A)と、前記メッキ処
    理工程に設けた前記メッキ処理部用レール軌道(1)と
    離間して並行に配設された治具戻し部用レール軌道(1
    0)をもつ治具戻し工程(B)と、前記メッキ処理工程
    あるいは前記治具戻し工程のいずれかのレール軌道に整
    合される前処理部用レール軌道(11)をもち前記メッ
    キ処理工程の始端側と前記治具戻し工程の終端側との間
    に介在される前処理工程(C)と、前記メッキ処理工程
    あるいは前記治具戻し工程のいずれかのレール軌道に整
    合される後処理部用レール軌道(12)をもち前記メッ
    キ処理工程の終端側と治具戻し工程の始端側との間に介
    在される後処理工程(D)と、並行に配置された一対の
    レール軌道の両端部と択一的に整合されるように離間さ
    れたレール軌道の両端部間を往復移動可能な乗換えレー
    ル(41)を設けた乗換え装置(40)とをもち、前記
    メッキ処理工程のメッキ処理部用レール軌道(1)と前
    記治具戻し工程の治具戻し部用レール軌道(10)を移
    動する治具(2)の移動方向と移動方向に対する治具の
    前後向きをそれぞれ逆向きに搬送させるように構成した
    循環式の電気メッキ処理システムにおいて、 前記治具(2)に係合爪(25)を、該係合爪の係合部
    (26)として機能する下端部を前記治具の搬送方向に
    枢動可能となるように該係合爪の上端部を前記治具に軸
    支(27)することによってそれぞれ取付けると共に、 複数の係合歯(32)を等間隔に設けた等速度で駆動さ
    れるエンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルト(3
    0)を該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルトの
    搬送軌道部(33)を前記メッキ処理工程のメッキ処理
    タンク(3)上に前記メッキ処理部用レール軌道(1)
    に沿って配設し、この搬送軌道部(33)にある前記メ
    ッキ処理部用歯付きベルト(30)に対して、前処理工
    程からメッキ処理工程へ前記治具に懸垂状態に挟持され
    たシート状短冊製品の横向き間隔を該製品の側端部に電
    流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅となるような
    所定の送りピッチで間欠的に順次送られてくる前記治具
    に取付けられた前記係合爪(25)の枢動する係合部
    (26)を該係合爪の上端軸支部に対して後退した傾斜
    位置となるように前記メッキ処理部用歯付きベルト(3
    0)の搬送軌道部上に載せて前記メッキ処理部用歯付き
    ベルトの係合歯(32)と係合されるように構成し、前
    記係合爪(25)と係合された前記メッキ処理部用歯付
    きベルト(30)の搬送駆動によって前記治具(2)に
    懸垂状態に挟持された前記製品(W)を該製品の横向き
    間隔を該製品の側端部に電流が過度に集中されない所定
    の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ処理部用レール
    軌道(1)に沿って横向きで直列にした搬送状態で搬送
    させながら電気メッキするように構成し、 更に、前記治具戻し工程(B)に複数の係合歯(32)
    を等間隔に設けたエンドレス状の治具戻し部用歯付きベ
    ルト(31)を該エンドレス状の治具戻し部用歯付きベ
    ルトの搬送軌道部(33)を前記治具戻し工程に設けた
    治具戻し部用レール軌道(10)に沿って配設し、この
    搬送軌道部にある前記治具戻し部用歯付きベルト(3
    1)に対して、前記後処理工程(A)側から順次送られ
    てくる前記治具(2)に取付けられた前記係合爪(2
    5)の枢動する係合部(26)を該係合爪の上端軸支部
    に対して後退した傾斜位置となるように前記治具戻し部
    用歯付きベルト(31)の搬送軌道部上に載せて前記治
    具戻し部用歯付きベルトの係合歯(32)と係合される
    ように構成し、前記係合爪と係合された前記治具戻し部
    用歯付きベルトの搬送駆動によって前記治具を前記治具
    戻し部用レール軌道(10)に沿って前記前処理工程側
    へ搬送するように構成し、 前記係合爪(25)の係合部(26)を搬送方向に対し
    て一方を鋭角度の係合部をもつ送り側係合部(26a)
    を形成し、他方を鈍角度の係合部をもつ戻し側係合部
    (26b)を形成し、メッキ処理工程(A)を搬送され
    る際には前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)の係
    合歯(32)に対して送り側係合部(26a)が深く係
    合されように構成し、移動方向に対する治具の前後向き
    を前記メッキ処理工程(A)とは逆向きとなる前記治具
    戻し工程(B)を搬送される際には前記治具戻し部用歯
    付きベルト(31)の係合歯(32)に対して前記戻し
    側係合部(26b)が緩く係合されるように構成し、前
    記治具戻し工程を搬送される際に前記治具に外部より与
    えられた制止力によって前記治具戻し部用歯付きベルト
    (31)の係合歯(32)と緩く係合された係合爪(2
    5)の戻し側係合部(26b)との係合が解除されるよ
    うに構成し、前記治具戻し部用歯付きベルトからの係合
    を解除された治具を前記制止位置以降にストックできる
    ように構成したことを特徴とする均一メッキ処理を可能
    にした電気メッキ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記係合爪(25)を、前記治具(2)
    に該治具の搬送方向に向けて所定の間隔をおいて複数取
    付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の均一メッ
    キ処理を可能にした電気メッキ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記治具(2)に取付けられた複数の係
    合爪(25)の取付け間隔を、前記メッキ処理部用歯付
    きベルト(30)及び前記治具戻し部用歯付きベルト
    (31)に等間隔に形成された各係合歯(32)の形成
    間隔に対して相対的にズラして構成したことを特徴とす
    る請求項3記載の均一メッキ処理を可能にした電気メッ
    キ処理システム。
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