JP2000050657A - 電気機械変換素子を使用したアクチエ−タ - Google Patents

電気機械変換素子を使用したアクチエ−タ

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JP2000050657A
JP2000050657A JP10226597A JP22659798A JP2000050657A JP 2000050657 A JP2000050657 A JP 2000050657A JP 10226597 A JP10226597 A JP 10226597A JP 22659798 A JP22659798 A JP 22659798A JP 2000050657 A JP2000050657 A JP 2000050657A
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electromechanical transducer
actuator
driving
piezoelectric element
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
    • H02N2/025Inertial sliding motors

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動効率の良い電気機械変換素子によるアク
チエ−タを提供する。 【解決手段】 保持部材11に形成された穴12と13
との間の壁部14に軸受14aが、保持部材端面の壁部
15に軸受15aが形成され、駆動軸21が支承され
る。穴12には圧電素子22が配置され、その一端は取
付部16側の壁面に接着固定され、他端は駆動軸21が
接着固定される。駆動軸21の軸受15aによる支持部
分は粘弾性を有する接着剤28により軸受に接着され
る。圧電素子に駆動パルスを印加して駆動軸に速度の異
なる往復振動を発生させるとき、駆動軸に発生する望ま
しくない高調波振動は、軸受15aにおける接着剤28
の粘弾性により吸収されると共に、駆動軸に発生する速
度の異なる往復振動の速度差が大きくなるので、駆動軸
に摩擦結合されたスライダを高速で所定方向へ移動させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機械変換素
子を使用したアクチエ−タに関し、例えば、XY駆動テ
−ブル、カメラの撮影レンズ、オ−バ−ヘツドプロジエ
クタ−の投影レンズ、双眼鏡のレンズなどの駆動部等の
精密機械装置一般の駆動に適した電気機械変換素子を使
用したアクチエ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】XY駆動テ−ブルや、カメラの撮影レン
ズの駆動などには、従来電気モ−タを使用したアクチエ
−タが使用されてきたが、装置が大型になり、また磁界
の発生やノイズの発生などの不都合が指摘されていた。
そこで、このような種々の課題を解決する手段として、
本出願人は、電気機械変換素子を使用したアクチエ−
タ、即ち電気機械変換素子に固着結合された駆動部材に
移動部材を摩擦結合させ、電気機械変換素子に鋸歯状波
形の駆動パルスを印加して速度の異なる伸縮方向の変位
を発生させ、駆動部材に摩擦結合された移動部材を所定
の方向に移動させるアクチエ−タを提案してきた。
【0003】図9及び図10は、上記電気機械変換素子
を使用したアクチエ−タの一例で、図9はアクチエ−タ
を分解した状態を示す斜視図、図10は組み立てた状態
を示す斜視図である。
【0004】図9及び図10において、アクチエ−タ1
00は、保持部材101、電気機械変換素子の1つであ
る圧電素子110、駆動軸111、スライダ112、そ
の他の部材から構成される。
【0005】保持部材101は、全体が略円柱状に形成
され、直径方向(図9で上下方向)に貫通する第1の穴
102と第2の穴103が形成され、穴102と穴10
3との間の壁部104には駆動軸111を支承する軸受
104aが形成されている。また、保持部材101の端
面であつて穴103の壁部105を構成する部分には、
駆動軸111を支承する軸受105aが形成されてい
る。なお、保持部材の部分106は、このアクチエ−タ
を装置へ取り付けるための取付部である。
【0006】第1の穴102には圧電素子110が配置
され、圧電素子110の一方の端は保持部材101の取
付部106側の壁面に接着により固定され、圧電素子1
10の他方の端には駆動軸111が接着により固定され
る。駆動軸111は壁部104の軸受104aと壁部1
05の軸受105aとにより支持されるので、圧電素子
110に厚み方向の伸縮変位が発生すると、圧電素子1
10に接着固定された駆動軸111は軸方向に往復移動
することができる。
【0007】112はスライダで、保持部材101の穴
103の中に配置され、穴103を構成する長手方向の
内側壁面を回転止め兼ガイドとして、穴103の内部を
円柱軸方向に移動可能に構成されている。なお、スライ
ダ112の下側には、このアクチエ−タ100により駆
動される部材、例えば、レンズ装置であれば可動のレン
ズ鏡筒などを取り付ける取付部112cが設けられてい
る。
【0008】スライダ112は、その本体部分に形成さ
れた穴112aに駆動軸111が貫通し、駆動軸111
が貫通している上部には開口部112bが形成され、駆
動軸111の上半分が露出している。また、この開口部
112bには駆動軸111の上半分に当接するパツド1
13が嵌挿され、パツド113には、その上部に突起1
13a、下面には駆動軸111の上半分に当接する溝1
13bが設けられている。パツド113の突起113a
が板ばね114により押し下げられることにより、パツ
ド113の溝113bが駆動軸111に当接し、下向き
の付勢力Fが与えられる。なお、115は板ばね114
をスライダ112に固定するためのねじである。
【0009】この構成により、駆動軸111とパツド1
13及びスライダ112は適当な摩擦結合力で摩擦結合
する。摩擦結合力を決定する付勢力Fの調整は、ねじ1
15の締め付け加減により調整することができる。
【0010】駆動軸111は、前記したとおり、壁部1
04の軸受104aと壁部105の軸受105aにより
支持されており、圧電素子110の側と反対側の端部1
11aは、軸受105aの穴から僅かに突出している。
【0011】壁部104の外側には板ばね117がねじ
118により固定されており、駆動軸111の端部11
1aを軸方向に押圧している。押圧力はねじ118の締
め加減で調整することができる。
【0012】次に、その動作を説明する。まず、圧電素
子110に図11の(a)に示すような緩やかな立上り
部分と急速な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印
加すると、駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電
素子110が緩やかに厚み方向に伸び変位し、圧電素子
110に結合する駆動軸111も正方向(矢印a方向)
に緩やかに変位する。このとき、駆動軸111に摩擦結
合したスライダ112は摩擦結合力により駆動軸111
と共に正方向に移動する。
【0013】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子110が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子1
10に結合する駆動軸111も負方向(矢印aと反対方
向)に急速に変位する。このとき、駆動軸111に摩擦
結合したスライダ112は慣性力により摩擦結合力に打
ち勝つて実質的にその位置に留まり移動しない。圧電素
子110に前記駆動パルスを連続的に印加することによ
り、駆動軸111に速度の異なる往復振動を発生させ、
駆動軸111に摩擦結合したスライダ112を連続的に
正方向に移動させることができる。
【0014】なお、ここでいう実質的とは、正方向とこ
れと反対方向のいずれにおいてもスライダ112と駆動
軸111との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動し、
駆動時間の差によつて全体として矢印a方向に移動する
ものも含まれる。
【0015】スライダ112を先と反対方向(矢印aと
反対方向)に移動させるには、圧電素子110に印加す
る鋸歯状波駆動パルスの波形を変え、図11の(b)に
示すような急速な立上り部分と緩やかな立下り部分から
なる駆動パルスを印加すれば達成することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電気機械変換素子を使用したアクチエ−タでは、圧電
素子と保持部材及び電気機械変換素子と駆動軸とは接着
により固定結合されている。このため、駆動の際に電気
機械変換素子から伝達される振動により固定結合部の接
着力が次第に低下し、固定結合部が剥がれる等の不都合
が発生する可能性があつた。この対策として、従来のア
クチエ−タでは、駆動軸の端部に板ばね(上記した従来
例では板ばね117)を配置して駆動軸を電気機械変換
素子の方向に付勢し、接着固定部が剥がれを防止してい
た。
【0017】しかしながら、上記した板ばねにより駆動
軸を電気機械変換素子に向けて付勢する構成は、接着固
定部の剥がれを防止するには効果があるにしても、電気
機械変換素子に発生する速度の異なる伸縮変位を駆動軸
に効率よく伝達することができないという不都合がある
ことが判明した。
【0018】この発明は、上記課題を解決した電気機械
変換素子を使用した駆動効率のよいアクチエ−タを提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、電気機械変換素子
と、前記電気機械変換素子の一端が固着結合され、電気
機械変換素子を固定保持する固定部材と、前記電気機械
変換素子の他端に固着結合され、電気機械変換素子とと
もに変位する駆動部材と、前記駆動部材に摩擦結合した
被駆動部材と、前記駆動部材の一端を前記電気機械変換
素子の伸縮変位方向に可動に支持する支持部材とを備
え、前記電気機械変換素子に駆動パルスを印加して伸縮
変位を発生させることにより駆動部材に速度の異なる往
復振動を発生させ、該駆動部材に摩擦結合した被駆動部
材を所定方向に移動させる電気機械変換素子を使用した
アクチエ−タにおいて、前記駆動部材の一端を前記支持
部材に粘弾性を有する接着剤で接着したことを特徴とす
る。
【0020】請求項2の発明は、電気機械変換素子と、
前記電気機械変換素子の伸縮方向端部に固定結合された
第1の部材及び第3の部材と、前記第1の部材に摩擦結
合した第2の部材とを備え、前記電気機械変換素子に駆
動パルスを印加して伸縮変位を発生させることにより第
3の部材に対して第1の部材に速度の異なる往復振動を
発生させ、前記第1の部材とこれに摩擦結合した第2の
部材との間に相対変位を発生させ、第1の部材或いは第
2の部材のいずれかを所定方向に移動させる電気機械変
換素子を使用したアクチエ−タにおいて、前記第1の部
材の一端を該第1の部材を支持する支持部材に粘弾性を
有する接着剤で接着したことを特徴とする。
【0021】そして、前記粘弾性を有する接着剤は、シ
リコンを主成分とする接着剤を使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。まず、第1の実施の形態について説明す
る。その基本的な構成は、先に図9及び図10で説明し
た従来のアクチエ−タと同様であるが、駆動軸の端部の
保持部分の構成が相違している。
【0023】図1は第1の実施の形態のアクチエ−タの
構成を示す斜視図、図2はその要部の構成を示す断面図
である。図1及び図2において、10はアクチエ−タを
示す。固定部材を構成する保持部材11は、全体が略円
柱状に形成され、直径方向(図1で上下方向)に貫通す
る第1の穴12と第2の穴13が形成され、穴12と穴
13との間の壁部14には、駆動部材を構成する駆動軸
21を支承する軸受14aが形成されている。また、保
持部材11の端面であつて穴13の壁部15を構成する
部分には、駆動部材(駆動軸)を支持する支持部材であ
る軸受15aが形成されている。なお、保持部材の部分
16はこのアクチエ−タを装置へ取り付けるための取付
部である。
【0024】第1の穴12には電気機械変換素子の1つ
である圧電素子22が配置され、圧電素子22の一方の
端は保持部材11の取付部16側の壁面に接着により固
定され、圧電素子22の他方の端には駆動軸21が接着
により固定される。
【0025】図2に示すように、駆動軸21は、壁部1
4の軸受14aと壁部15の軸受15aにより支持され
ており、駆動軸21の軸受15aにより支持されている
部分は、粘弾性を有する接着剤28により軸受15aに
接着されている。粘弾性を有する接着剤としては、例え
ばシリコンを主成分とする接着剤を使用することができ
る。
【0026】被駆動部材を構成するスライダ23は、保
持部材11の穴13の中に配置され、穴13を構成する
長手方向の壁面を回転止め兼ガイドとして、円柱軸の方
向に移動可能となつている。スライダ23は、その本体
部分に形成された穴23aに駆動軸21が貫通し、駆動
軸21が貫通している上部には開口部23bが形成さ
れ、駆動軸21の上半分が露出している。
【0027】また、この開口部23bには駆動軸21の
上半分に当接するパツド24が嵌挿され、パツド24に
は、その上部に突起24aが設けられており、パツド2
4の突起24aが板ばね25により押し下げられ、パツ
ド24には駆動軸21に当接する下向きの付勢力Fが与
えられている。なお、26は板ばね25をスライダ23
に固定するねじである。
【0028】この構成により、駆動軸21とパツド24
及びスライダ23は適当な摩擦結合力で摩擦結合する。
摩擦結合力を決定する付勢力Fの調整は、ねじ26の締
め付け加減により調整することができる。
【0029】次に、その動作を説明する。まず、圧電素
子22に緩やかな立上り部分と急速な立下り部分を持つ
鋸歯状波駆動パルスを印加すると、駆動パルスの緩やか
な立上り部分では、圧電素子22が緩やかに厚み方向に
伸び変位し、圧電素子22に結合する駆動軸21も正方
向(矢印a方向)に緩やかに変位する。このとき、駆動
軸21に摩擦結合したスライダ23は摩擦結合力により
駆動軸21と共に正方向に移動する。
【0030】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子22が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子22
に結合する駆動軸21も負方向(矢印aと反対方向)に
急速に変位する。このとき、駆動軸21に摩擦結合した
スライダ23は慣性力により摩擦結合力に打ち勝つて実
質的にその位置に留まり移動しない。圧電素子22に前
記駆動パルスを連続的に印加することにより、駆動軸2
1に速度の異なる往復振動を発生させ、駆動軸21に摩
擦結合したスライダ23を連続的に正方向に移動させる
ことができる。
【0031】なお、ここでいう実質的とは、正方向とこ
れと反対方向のいずれにおいてもスライダ23と駆動軸
21との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動し、駆動
時間の差によつて全体として矢印a方向に移動するもの
も含まれる。
【0032】スライダ23を先と反対方向(矢印aと反
対方向)に移動させるには、圧電素子22に印加する鋸
歯状波駆動パルスの波形を変え、急速な立上り部分と緩
やかな立下り部分からなる駆動パルスを印加すれば達成
することができる。
【0033】以上説明したアクチエ−タの構成及び動作
は、駆動軸21と軸受15aが粘弾性を有する接着剤2
8により接着されている構成及び以下説明する動作以外
は、図9、図10で説明した従来のアクチエ−タの構成
及び動作と変わらない。
【0034】次に、駆動軸21の軸受15aの部分が、
粘弾性を有する接着剤28により軸受15aに接着され
ていることによる作用と動作を説明する。
【0035】圧電素子22の厚み方向の伸縮変位による
駆動軸21に発生する速度の異なる往復振動は、軸受1
5aにおける接着剤28の粘弾性があたかもバネとダッ
シュポッドから構成される緩衝機構のように作用し、駆
動軸21に発生する望ましくない高調波振動を吸収する
ことができる。
【0036】図3の(a)及び(b)は、圧電素子22
に印加される鋸歯状波駆動パルスの波形、及び駆動軸の
変位を説明する図である。図3の(a)に示すような波
形の鋸歯状波駆動パルスを圧電素子22に印加したと
き、従来技術で説明したように駆動軸の軸端を板ばねで
押さえた構成では、図3の(b)において鎖線Pで示す
ように、駆動軸に発生する高調波振動により駆動軸の変
位に脈動が生じるほか、駆動軸の時間に対する伸び変位
(立上り変位)の割合と縮み変位(立下り変位)の割合
に大きな差異がないことが確かめられた。このことは、
駆動軸に発生する往復振動の速度差が小さいことを意味
するもので、速度差が小さいときは、駆動軸に摩擦結合
されたスライダはその位置で往復振動するだけで所定方
向へ殆ど移動しなくなつてしまい、駆動効率が低下して
しまう。
【0037】これに対し、駆動軸の軸受部分を粘弾性を
有する接着剤で接着した場合は、図3の(b)におい
て、実線Sで示すように駆動軸に発生する望ましくない
高調波振動が吸収され、また、駆動軸の時間に対する伸
び変位(立上り変位)の割合と縮み変位(立下り変位)
の割合に大きな差ができることが確かめられた。このこ
とは、駆動軸に発生する往復振動の速度差が大きいこと
を意味するもので、駆動軸に摩擦結合されたスライダを
高速で所定方向へ移動させることができるのである。
【0038】図4は、圧電素子に印加される鋸歯状波駆
動パルスの電圧とスライダの駆動速度の関係を説明する
図である。図4において、鎖線Pは従来技術で説明した
アクチエ−タの駆動電圧と駆動速度の関係を示すもの
で、駆動電圧が或る電圧以下ではスライダを駆動するこ
とができない。
【0039】これに対し、この発明の実施の形態のアク
チエ−タでは、従来のものよりも低い駆動電圧で駆動で
きるばかりでなく、より低い駆動電圧で高速駆動がで
き、駆動電圧に対する駆動速度の直線性も良く、サ−ボ
制御に適した性能を備えていることが実験的に確かめら
れた。
【0040】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態は自走型のアクチエ−タである。
まず、図5を参照してその駆動原理を説明する。図5に
おいて、質量m1 の移動体32及び質量m2 の駆動摩擦
部材34が案内摩擦部材31の上に移動可能に配置され
ている。移動体32の一端には圧電素子33の一端が接
着固着され、圧電素子33の他端は質量m2 の駆動摩擦
部材34に接着固着されている。
【0041】移動体32と案内摩擦部材31との接触面
の摩擦係数は十分に小さく、駆動摩擦部材34と案内摩
擦部材31との接触面の摩擦係数はそれよりも大きく設
定されており、また、移動体32の質量m1 は駆動摩擦
部材34の質量m2 よりも大きい(m1 >m2 )。
【0042】以上の構成において、図5の(d)に示す
ような緩やかな立上り部と急速な立下り部の駆動パルス
を圧電素子33に印加すると、駆動パルスの緩やかな立
上り部では圧電素子33は緩やかに伸び、その加速度は
小さいので、移動体32は図で右方向(矢印a方向)に
移動し、図5の(a)に示す状態から図5の(b)に示
す状態になる。
【0043】これは、駆動摩擦部材34と案内摩擦部材
31との接触面の間の摩擦力が移動体32の移動による
慣性力よりも大きいから駆動摩擦部材34が案内摩擦部
材31に対して滑ることなく静止状態を保つのであり、
移動体32は駆動摩擦部材34から遠ざかる方向に移動
する。
【0044】次に、駆動パルスの急速な立下り部では、
圧電素子33は急速に縮み、その加速度は大きいので、
駆動摩擦部材34は図で右方向(矢印a方向)に移動
し、図5の(b)に示す状態から図5の(c)に示す状
態になる。
【0045】これは、移動体32の慣性力は駆動摩擦部
材34と案内摩擦部材31との接触面の間の摩擦力より
も大きく、また、移動体32の質量m1 が駆動摩擦部材
34の質量m2 よりも大きいから、移動体32が実質的
に移動しないからであり、駆動摩擦部材34は移動体3
2側に移動する。
【0046】この構成により、駆動摩擦部材34は案内
摩擦部材31に沿つて移動するから、案内摩擦部材31
の長さを長くすることでアクチエ−タのストロ−クを長
くすることができ、また、駆動速度が低下することな
く、高速駆動が可能となる。
【0047】図6乃至図8は、第2の実施の形態の自走
形のアクチエ−タの構成を説明する図である。図6はア
クチエ−タ50の構成を示す斜視図で、駆動ユニツト6
0を外した状態を示す。また、図7は駆動ユニツト60
を本体に装着した状態の断面図、図8は駆動ユニツト6
0の構成を示す斜視図である。
【0048】図6に示すように、アクチエ−タ50は、
基台51、基台51上に設けられた第2の部材を構成す
る案内部材52及び53、案内部材52と53とにより
挟まれて配置される駆動ユニツト60から構成される。
案内部材53には断面が略V字状の溝が形成され、案内
部材52と共に後述する駆動ユニツト60の円筒体66
を挟持するように案内部材52と53は所定の間隔55
を隔てて配置されており、また、案内部材53はばね5
4により円筒体66に向けて付勢されている。
【0049】駆動ユニツト60は、図8に示すように、
フレ−ム61、フレ−ム61上に一体的に形成された支
持部材62及び支持部材63、圧電素子64、駆動軸6
5、及び円筒体66から構成され、第1の部材を構成す
る駆動軸65と円筒体66は、その円筒体66が第2の
部材を構成する案内部材52と53に挟持される。圧電
素子64の一端は、第3の部材を構成するフレ−ム61
の側壁に接着固定され、圧電素子64の他端には第1の
部材である駆動軸65が接着固定される。
【0050】また、駆動軸65は支持部材62及び支持
部材63により軸方向に移動可能に支持されており、駆
動軸65の支持部材63により支持されている部分は、
粘弾性を有する接着剤68、例えばシリコンを主成分と
する接着剤により接着されているが、圧電素子64の厚
み方向の伸縮によつては駆動軸65及び円筒体66は接
着剤の粘弾性により軸方向に往復移動することができ
る。また、フレ−ム61及び支持部材63には、図示し
ない被駆動部材を固定する取付穴61a、63aを備え
ている。
【0051】第1の部材を構成する駆動軸65と円筒体
66は、第3の部材を構成するフレ−ム61よりも質量
が小さくなる(第1部材質量<第3部材質量)ように構
成されている。
【0052】この構成により、第2の部材を構成する案
内部材52、53と第1の部材を構成する駆動ユニツト
60の円筒体66とは適当な摩擦力で摩擦結合する。
【0053】なお、駆動ユニツト60のフレ−ム61、
フレ−ム61上に一体的に形成された支持部材62及び
支持部材63は、基台51や案内部材52及び53フレ
−ム61には接触せず、円筒体66のみが支持部材62
及び支持部材63に接触することで、浮いた状態で保持
される。
【0054】次に、その動作を説明する。駆動ユニツト
60の円筒体66を案内部材52及び53により挟持さ
せ適当な摩擦力で摩擦結合させた状態で、圧電素子64
に図11の(a)に示すような緩やかな立上り部分と急
速な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印加する
と、駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電素子6
4が緩やかに厚み方向に伸び変位するが、このとき円筒
体66と案内部材52及び53とは摩擦結合しているた
め、円筒体66は案内部材52及び53に対して移動せ
ず、フレ−ム61が矢印a方向に移動する。
【0055】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子64が急速に厚み方向に縮み変位を生ずる。このと
き、フレ−ム61がその位置に留まろうとする慣性力が
円筒体66と案内部材52及び53との摩擦結合力に打
ち勝つので、円筒体66と案内部材52及び53との間
に滑りを生じ、フレ−ム61は移動しない。
【0056】圧電素子64に前記駆動パルスを連続的に
印加することにより、フレ−ム61、即ち駆動ユニツト
60を連続的に矢印a方向に移動させることができる。
駆動ユニツト60を先と反対方向(矢印aと反対方向)
に移動させるには、圧電素子64に印加する鋸歯状波駆
動パルスの波形を変え、図11の(b)に示すような急
速な立上り部分と緩やかな立下り部分からなる駆動パル
スを印加すればよい。
【0057】第2の実施の形態のアクチエ−タも、第1
の実施の形態のアクチエ−タと同様に、駆動軸65の支
持部材63により支持されている部分が粘弾性を有する
接着剤68により接着されている。
【0058】この構成により、第2の実施の形態のアク
チエ−タも、圧電素子64の厚み方向の伸縮変位による
駆動軸65に発生する速度の異なる往復振動は、支持部
材63における接着剤68の粘弾性があたかもバネとダ
ッシュポッドから構成される緩衝機構のように作用し、
駆動軸65に発生する望ましくない高調波振動を吸収す
ることができる。これにより、従来のものよりも低い駆
動電圧で駆動できるばかりでなく、より低い駆動電圧で
高速駆動ができ、駆動電圧に対する駆動速度の直線性も
良くなる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明の電気機械
変換素子を使用したアクチエ−タは、電気機械変換素子
に固着結合され、電気機械変換素子とともに変位する駆
動部材又は第1の部材の端部を、これを支承する支持部
材に粘弾性を有する接着剤で接着したことを特徴とする
ものである。
【0060】これにより、電気機械変換素子により駆動
される駆動部材又は第1の部材に発生する望ましくない
高調波振動が吸収され、駆動される部材を高速で所定方
向へ移動させることができる。また、この発明によれ
ば、従来のものよりも低い駆動電圧で駆動できるばかり
でなく、より低い駆動電圧で高速駆動ができ、駆動電圧
に対する駆動速度の直線性も良いなど優れた性能を備え
たアクチエ−タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のアクチエ−タの
構成を示す斜視図。
【図2】図1に示すアクチエ−タの要部の構成を示す断
面図。
【図3】圧電素子に印加される鋸歯状波駆動パルスの波
形、及び駆動軸の変位を説明する図。
【図4】圧電素子に印加される鋸歯状波駆動パルスの電
圧とスライダの駆動速度の関係を説明する図。
【図5】この発明の第2の実施の形態の駆動原理を説明
する図。
【図6】第2の実施の形態のアクチエ−タの構成を示す
斜視図。
【図7】図6に示すアクチエ−タの駆動ユニツトを本体
に装着した状態の断面図。
【図8】図6に示すアクチエ−タの駆動ユニツトの構成
を示す斜視図。
【図9】従来のアクチエ−タを構成部材に分解した斜視
図。
【図10】図9に示す従来のアクチエ−タの組み立て状
態を示す斜視図。
【図11】駆動パルスの波形を説明する図。
【符号の説明】
10 アクチエ−タ 11 保持部材 12、13 穴 14、15 壁部 14a、15a 軸受 21 駆動軸 22 圧電素子 23 スライダ 24 パツド 28 粘弾性を有する接着剤 50 アクチエ−タ 51 基台 60 駆動ユニツト 52、53 案内部材 61 フレ−ム 62、63 支持部材 64 圧電素子 65 駆動軸 66 円筒体 68 粘弾性を有する接着剤
フロントページの続き Fターム(参考) 5H680 AA00 AA04 AA06 AA08 BB07 BB13 BC01 BC10 DD01 DD23 DD27 DD37 DD53 DD59 DD67 DD73 DD83 DD88 DD95 EE04 EE07 FF03 FF04 FF08 FF32 FF38 GG18 GG20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子の一端が固着結合され、電気機械
    変換素子を固定保持する固定部材と、 前記電気機械変換素子の他端に固着結合され、電気機械
    変換素子とともに変位する駆動部材と、 前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材と、 前記駆動部材の一端を前記電気機械変換素子の伸縮変位
    方向に可動に支持する支持部材とを備え、 前記電気機械変換素子に駆動パルスを印加して伸縮変位
    を発生させることにより駆動部材に速度の異なる往復振
    動を発生させ、該駆動部材に摩擦結合した被駆動部材を
    所定方向に移動させる電気機械変換素子を使用したアク
    チエ−タにおいて、 前記駆動部材の一端を前記支持部材に粘弾性を有する接
    着剤で接着したことを特徴とする電気機械変換素子を使
    用したアクチエ−タ。
  2. 【請求項2】 電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子の伸縮方向端部に固定結合された
    第1の部材及び第3の部材と、 前記第1の部材に摩擦結合した第2の部材とを備え、 前記電気機械変換素子に駆動パルスを印加して伸縮変位
    を発生させることにより第3の部材に対して第1の部材
    に速度の異なる往復振動を発生させ、前記第1の部材と
    これに摩擦結合した第2の部材との間に相対変位を発生
    させ、第1の部材或いは第2の部材のいずれかを所定方
    向に移動させる電気機械変換素子を使用したアクチエ−
    タにおいて、 前記第1の部材の一端を該第1の部材を支持する支持部
    材に粘弾性を有する接着剤で接着したことを特徴とする
    電気機械変換素子を使用したアクチエ−タ。
  3. 【請求項3】 前記粘弾性を有する接着剤は、シリコン
    を主成分とする接着剤であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2のいずれかに記載の電気機械変換素子を使
    用したアクチエ−タ。
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