JP2000050632A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JP2000050632A
JP2000050632A JP10213740A JP21374098A JP2000050632A JP 2000050632 A JP2000050632 A JP 2000050632A JP 10213740 A JP10213740 A JP 10213740A JP 21374098 A JP21374098 A JP 21374098A JP 2000050632 A JP2000050632 A JP 2000050632A
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JP
Japan
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power supply
switching power
transformer
switching
switching element
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JP10213740A
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English (en)
Inventor
Nobuhisa Nagano
信久 長野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタンス値の管理を容易にする。 【解決手段】 交流電源1に接続された給電ライン2に
介挿されてオンオフ制御されるスイッチング素子3の後
段において、給電ライン2に1次側4aが接続され、2
次側4bから出力を得る二個以上の磁気素子4を互いに
直列接続する。これにより、スイッチング電源のインダ
クタンス値の変動を少なくしてインダクタンス値の管理
を容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスを用いたスイッチング電源の従
来の一例を図4に示す。図4は、スイッチング電源の回
路図である。このスイッチング素子では、交流電源10
1から延びる給電ライン102にスイッチング素子10
3が直列接続され、磁気素子であるトランス104の1
次側104aが接続され、トランス104の2次側には
ダイオードDとコンデンサCとからなる整流平滑回路1
05が接続されている。したがって、制御回路106の
制御でスイッチング素子103がオンになると、トラン
ス104の1次側に電流が流れ、その2次側から電圧V
0という出力が得られる。そして、トランス104の2
次側の出力電圧は整流平滑回路105で整流平滑されて
直流成分に変換される。
【0003】ところが、このようなスイッチング電源で
は、大きな出力を得ようとするとトランス104に大型
のものを用いざるを得ない。これは、トランス104の
コア及びボビンは、出力値によって大きさが決まってし
まうからである。そこで、従来、図5に示すような複数
個のトランス104を用いたスイッチング電源が実用化
されている。図5は、スイッチング電源の回路図であ
る。つまり、このスイッチング電源では、互いに並列接
続された二つのトランス104が給電ライン102に接
続されている。これにより、トランス104を大型化す
ることなく大きな出力が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に例示したようなトランス104は、製造誤差等
によってインダクタンス値がばらついており、又、個々
に温度特性を持つためにこれによっても個々にインダク
タンス値がばらつく。これに対し、図5に例示したよう
に、複数個のトランス104を並列接続すると、各トラ
ンス104のインダクタンス値のばらつきは2乗で変動
することになるため、スイッチング電源全体としてのイ
ンダクタンス値が不安定になり、インダクタンス値の管
理が極めて困難であるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、インダクタンス値の管理
を容易にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
交流電源に接続された給電ラインと;給電ラインに介挿
されてオンオフ制御されるスイッチング素子と;スイッ
チング素子の後段において給電ラインに1次側が接続さ
れ、2次側から出力を得る互いに直列接続された少なく
とも二以上の磁気素子と;を備える。
【0007】ここで、「交流電源」は、商用電源そのも
のでも良く、また、交流に変換された何らかの電源であ
っても良い。
【0008】「スイッチング素子」としては、その種類
を問わない。このようなスイッチング素子としては、例
えば、トランジスタが用いられる。
【0009】給電ラインに対する「磁気素子」の接続の
仕方は、その種類を問わない。例えば、フライバック方
式、フォワード方式等、各種の方式に適用可能であるこ
のような請求項1記載の発明によれば、各磁気素子にコ
イルの巻径のばらつきやコイルの動損、温度特性の相違
があったとしても、各磁気素子は直列接続されているの
で、磁気素子全体としてはそのようなばらつき等が均一
化される。したがって、磁気素子を複数個設けることで
全体を大型化することなく大きな出力を得られるように
したとしても、スイッチング電源のインダクタンス値の
変動が少なくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は、スイッチング電源の回路
図である。
【0011】交流電源1から延びる給電ライン2にはス
イッチング素子3が直列接続され、磁気素子である複数
個のトランス4の1次側4aが接続されている。本実施
の形態では、トランス4は3個設けられているが、実施
に際しては3個に限らず、複数個であれば何個でも良
い。また、トランス4の2次側4bにはダイオードD1
とコンデンサC1とからなる整流平滑回路5が接続され
ている。
【0012】次いで、スイッチング素子3はFETであ
り、このスイッチング素子3は制御回路5によって動作
制御される。制御回路6は、スイッチング電源の電圧V
0である出力を参照したフィードバック制御を行い、ス
イッチング電源の出力に応じてパルス幅が可変されるP
WM信号をスイッチング素子3に出力する。
【0013】また、複数個のトランス4は、互いに直接
に接続されている。そして、このようなトランス4によ
り、フライバック形式の回路が構成されている。
【0014】このような構成において、制御回路6の制
御でスイッチング素子3がオンになると、トランス4の
1次側に電流が流れ、その2次側から電圧V0という出
力が得られる。そして、トランス4の2次側の出力電圧
は整流平滑回路5で整流平滑されて直流成分に変換され
る。この際、トランス4は複数個設けられているので、
各トランス4を大型化することなく、大きな出力が得ら
れる。
【0015】次いで、トランス4には、コイルの巻径の
ばらつきやコイルの動損、温度特性の相違等がある。こ
れに対し、本実施の形態では、各トランス4が直列接続
されているので、トランス4全体としてはそのようなば
らつき等が均一化される。したがって、スイッチング電
源のインダクタンス値の変動が少なくなり、インダクタ
ンス値の管理が容易になる。
【0016】本発明の第2の実施の形態を図2に基づい
て説明する。図2は、スイッチング電源の回路図であ
る。第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明
も省略する。
【0017】本実施の形態では、整流平滑回路5におい
て、ダイオードD1の後段にコイルLが直列接続され、
コンデンサC1の前段にダイオードD2が並列接続さ
れ、フォワード型のトランス回路が構成されている。こ
のようなフォワード型の構成であっても、第1の実施の
形態と同一の作用効果が得られる。
【0018】本発明の第3の実施の形態を図3に基づい
て説明する。図3は、スイッチング電源の回路図であ
る。第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明
も省略する。
【0019】本実施の形態では、複数個のトランス4の
途中にタップ接続されたもう一組の整流平滑回路11が
設けられている。この整流平滑回路11は、ダイオード
D2とコンデンサC2との組から構成され、3個のトラ
ンス4のうちの2個からの出力を整流平滑して電圧V1
を得る。したがって、本実施の形態のスイッチング電源
では、電圧V0と電圧V1という値が違う2種類の出力
が得られる。また、実施に当たっては、トランス4の所
望部分に整流平滑回路をタップ接続することで、2種類
に限らず、複数種類の出力を得ることもできる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、交流電源に接続
された給電ラインに介挿されてオンオフ制御されるスイ
ッチング素子の後段に接続される複数個の磁気素子を互
いに直列接続するようにしたので、各磁気素子にコイル
の巻径のばらつきやコイルの動損、温度特性の相違があ
ったとしても、各磁気素子は直列接続されているので、
磁気素子全体としてはそのようなばらつき等を均一化す
ることができる。したがって、磁気素子を複数個設ける
ことで全体を大型化することなく大きな出力を得られる
ようにすることができ、この場合にも、スイッチング電
源のインダクタンス値の変動を少なくしてインダクタン
ス値の管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すスイッチング
電源の回路図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示すスイッチング
電源の回路図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態を示すスイッチング
電源の回路図である。
【図4】従来のスイッチング電源の一例を示す回路図で
ある。
【図5】従来のスイッチング電源の別の一例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1: 交流電源 2: 給電ライン 3: スイッチング素子 4: 磁気素子 4a: 1次側 4b: 2次側

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続された給電ラインと;前
    記給電ラインに介挿されてオンオフ制御されるスイッチ
    ング素子と;前記スイッチング素子の後段において前記
    給電ラインに1次側が接続され、2次側から出力を得る
    互いに直列接続された少なくとも二以上の磁気素子と;
    を備えるスイッチング電源。
JP10213740A 1998-07-29 1998-07-29 スイッチング電源 Pending JP2000050632A (ja)

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