JPS61207172A

JPS61207172A - 多出力型定電流回路

Info

Publication number: JPS61207172A
Application number: JP4636685A
Authority: JP
Inventors: Tomiyasu Sagane; 富保砂金
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-03-11
Filing date: 1985-03-11
Publication date: 1986-09-13
Anticipated expiration: 2010-10-09
Also published as: JPH0793818B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕昇降圧用トランスの出力側の複数個の負荷に一定の電流
を供給する多出力型定電流回路であって、このトランス
に単一の一次巻線と単一の制御回路を設け、いずれか１
つの負荷に流れる電流を検出して、その負荷に流れる電
流を安定化し、他の負荷に対しては、二次側を直列に接
続したカレントトランスを用いて、負荷電流を安定化す
る。これにより、制御回路とトランスの一次巻線の数を
減少させることができるので回路の小型化が可能上なる
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、多出力型定電流回路に関する。複数個の負荷
に対し一定の電流を供給する多出力型定電流回路には、
出力電流を検出してそれを入力端に帰還し、常に定電流
が供給、されるように制御がなされている。

例えば、入力側に設けたトランジスタにより直流を断続
させ、それをトランスで昇圧した後整流回路を介して負
荷に定電流を供給するＤ　Ｃ／Ｄ　Ｃコンバータでは、
出力側と入力側との間に制御回路が設けられ、この制御
回路によって上記直流断続用トランジスタのオンオフ時
間が制御される。

〔従来の技術〕

従来の多出力型定電流回路は、第２図に示す構成を有し
ていた。

第２図において、各負荷ｒｌ＋’Ｚ・・・ｒ、、に供給
される電流’Ｏ１＋’０２・・・ｊｏｎはそれぞれ検出
抵抗ｒｄ＋、ｒｄｚ・・・ｒｄ、により検出され入力側
の制御回路ｃｏｎｔへ入力される。

各制御回路ｃｏｎ　ｔの出力は駆動用トランスＬ２を介
してトランジスタｔｒへ人力される。これにより、ｔｒ
の導通時間が決定され、入力側の直流電源Ｃ１の出力時
間が制御されることにより、出力側からは各負荷に対し
常に一定の電流が供給される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来の回路は負荷の数に応じた定電流回路
が必要である。

即ち、第２図に示すように、負荷’ｌ＋’！・・・ｒ７
ユしｎ７の昇降圧用トランスｔ、が設けられ、かつそれらの
入力側には同じ数のトランジスタ駆動用トランスｔ２と
制御回路ｃｏｎ　ｔが設けられている。

更に検出抵抗ｒｄ、、ｒｄｚ・・・ｒｄ、も負荷の数と
同じだけ必要である。

従って、従来回路は素子の数が負荷に比例して多くなり
回路の小型化が困難であるという問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解消し回路の小型化を目的とする
ものである。このための手段を第１図により説明する。

１つの入力巻線１０と２つの出力巻線１１．１２を複数
個有する昇降圧用トランス１が１個設けられている。こ
の昇降圧用トランス１の入力巻線１°には直列に直流電
源２と直流断続用トランジスタ３が接続される。又出力
巻線１１にのみ電流検出回路５が接続されている。更に
出力巻線１１．１２と各負荷１１３，１２３の間にはカ
レントトランス１１　、１２の一次側の＠線を接続する
と共に該カレントトランスの二次巻線を相互に直列に接
続する。

（作　用〕制御回路４によりトランジスタ３をオン、オフし直流電
源２からの一次電流ｆ０を１続することにより、二次巻
線１＋、１ｇにより電圧を誘起させる。この誘起された
電圧はダイオード１１１，１２１により整流され、更に
コンデンサ１１２，１２２により平滑し、負荷電流Ｉ。

Ｉ＋ＩＯ！とする。ここで負荷電流■。１は電流検出回
路５で検出され制御回路４へ入力する。これによりトラ
ンジスタ３のオン、オフ時間を制御して負荷電流Ｉ。、
を安定化する。

ここでカレントトランス１１の二次側には巻数比に応じ
た電流が流れ、この電流によってカレントトランス１２
の一次巻線に流れる電流が決まるので、負荷電流■。２
も安定化される。

Ｃ実施例〕以下、本発明を実施例により添付図面を参照して説明す
る。

第２図は、本発明の実施例を示す図である。本実施例に
おいては、出力巻線をＮ個（１１〜１′）設け、更に各
出力巻ｂ’Ａ　Ｎ　ｌ〜Ｎｎのそれぞれにカレントラン
ス１１１　．１２．・・・１７を設けている。

昇降圧用トランス１０人力巻ｖＡ１ｏに直流を源２と直
流断続用トランジスタ３が直列に接続されている。

一方各出力巻線には、それぞれ負荷１１３．１２３．・
・・ｌｎ３とそれを流れる電流１６．、Ｉ。２・・・■
。７を整流するためのダイオード１１１，１２１．・・
・Ｉｎ、と平滑するためのコンデンサ１１２，１２２．
・・・ｌｎｚが、接続されている。

上記各負荷と出力巻線間には、それぞれカレントトラン
ス１１　、１２・・弓」が挿入されている。

上記各カレントトランスの一方の巻線は、図示するよう
に、負荷と出力巻線間に接続され、他方の巻線は相互に
直列に接続されている。

また第１番目の負荷１１３とコンデンサ１１２間には検
出抵抗５が接続され、該検出抵抗５と入力巻線の３間に
は制御回路４とトランジスタ駆動用トランス６が設けら
れている。以下、上記構成を有する回路の動作を説明す
る。

トランス１の第１番目の出力巻線１ｔに誘起された起電
力により流出した電流はダイオード１１１によって整流
されると共に交流骨がコンデンサ１１２によって除かれ
平滑された直流電流Ｉ０１が負？ＴＪ１１３を流れる。

この電流Ｉ。Ｉは抵抗５によって検出されて制御回路４
と駆動用トランス６によりトランジスタ３の導通時間が
決定される。これによりトランジスタ３はオンオフ動作
を繰り返し、直流電源２から電流Ｉ０が一定時間ごとに
入力巻線１°を流れる。

従って入力電流！。に比例した磁束が入力巻線１゜から
発生し、出力巻′ｆＩｆＡＩＩ　と鎖交する磁束に対応
して出力巻線１′には起磁力が発生するので、出力巻線
側には常に一定の電流Ｉ。ｌが流れる。

カレントトランス１１の巻数比を適切に選択すれば、例
えば巻数比を１に設定すると、等アンペアターンの法則
により、巻線を相互に直列に接続した回路７には上記定
電流！。１が流れる。

第２番目以降の出力巻線１２・・弓“にも起電力が発生
するが、各カレントトランス１２・・・Ｉｎの巻数比を
各負荷１２３．・・・Ｉｎｔの容量に応して設定すれば
、直列回路７を流れる電流Ｉ。、に比例した一定の電流
■。ｔ、・・・Ｉ　ｏｎを流すことができる。

第２番目以降の出力巻線について整流用ダイオードと平
滑コンデンサの働きは第１番目の出力巻線１１と全く同
様である。

〔発明の効果〕

上記のとおり、本発明によれば昇降圧トランスの各出力
巻線に共通の直列巻線を有するカレントトランスを設け
ることにより、上記カレントトランスの共通の直列巻線回路に流れる電
流に比例した電流を各負荷に供給することができるので
、上記直流断続用トランジスタとその駆動用トランスと
制御回路と検出抵抗が１個だけで済むこととなり、回路
の小型化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の実施例を示
す図、第３図は従来回路の構成図である１・・・昇降圧
用トランス、２・・・直流電源、１０・・・昇降圧用トランスの入力巻線、１１．１ｇ、
・・・１・・・・昇降圧用トランスの出力巻線、３・・
・直流継続用トランジスタ、４・・・制御回路、５・・・検出抵抗、６・・・駆動用トランス、７・・・直列回路、１１．１２．・・・ｉｎ・・・カレントトランス、１１
１、１２１．・・・Ｉｎ、・・・整流用ダイオード、１
１２、１２２．・・・ｌｎｚ・・・平滑用コンデンサ、
１１３．１３２．・・・１ｎ３・・・負荷。第　２　図　本発明の実施例を示す同第　３図　従来回路の構成図

Claims

【特許請求の範囲】単一の入力巻線と複数の出力巻線を有する昇降圧用トラ
ンス、該入力巻線に直列に接続された直流電源およびトランジ
スタ、該各出力巻線にそれぞれ直列に一次巻線が接続されると
ともに二次巻線が直列に接続された複数のカレントトラ
ンス、いずれか１つの出力巻線に流れる負荷電流に応じ
て、該トランジスタのオンオフを制御する制御回路を有
することを特徴とする多出力型定電流回路。