JPH0556641A - スイツチング電源 - Google Patents

スイツチング電源

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JPH0556641A
JPH0556641A JP21564091A JP21564091A JPH0556641A JP H0556641 A JPH0556641 A JP H0556641A JP 21564091 A JP21564091 A JP 21564091A JP 21564091 A JP21564091 A JP 21564091A JP H0556641 A JPH0556641 A JP H0556641A
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JP
Japan
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voltage
load
transistor
output
winding
Prior art date
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Application number
JP21564091A
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English (en)
Inventor
Bunji Mori
文治 森
Koichi Ueki
浩一 植木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0556641A publication Critical patent/JPH0556641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主巻線と補助巻線とを備えた変成器の主巻線を
スイッチングトランジスタを介して直流電源に接続し、
駆動回路によりトランジスタをオン・オフさせて上記各
巻線2次側のいずれか1つから、一定制御された直流電
圧を出力させるようにしたスイッチング電源において、
該一定制御される直流電圧の出力端子間に接続され残り
の2次巻線から出力される直流電圧を所定値以上に維持
するためのダミー負荷が消費するエネルギーを減らす。 【構成】ダミー負荷14にスイッチング素子15を直列
に接続し、一定直流電圧が供給される外部負荷17の大
きさに応じてこのスイッチング素子15をオンまたはオ
フする。スイッチング素子15をトランジスタとし、外
部負荷17がダミー負荷14より大きいときはトランジ
スタ15をオフしてダミー負荷14を切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICやマイコン等の
電源として、交流電源に接続されて安定した直流電圧を
出力するスイッチング電源の回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源の回路構成例を
図2, 図4および図5に示す。交流を整流して得られる
直流電源1から直流電圧が印加されると、抵抗4, 5,
6を通して電流が流れ、抵抗5に生じた端子電圧により
スイッチングトランジスタ3がオンし、変成器の主巻
線81の1次側を通して電流が流れる。主巻線81は1
次側と2次側との巻き方向により2次側に下向きの起電
力が生じ、この段階では主巻線81, 補助巻線82の2
次側には電流が流れない。しかし、補助巻線82の1次
側に誘起された起電力により、抵抗4, 5, 6とともに
駆動回路を構成する1次側制御回路7内のコンデンサ2
4 (図4) が充電され、以後、このコンデンサ24が、
以下に述べる補助巻線2次側の直流出力電圧一定制御の
ための直流電源として機能する。
【0003】主巻線81の1次側, スイッチングトラン
ジスタ3,抵抗6を介して流れる電流が、主巻線1次側
のインダクタンスと抵抗6とによる時定数に従って上昇
を続け、抵抗6の端子電圧が、図4に示すトランジスタ
18をオンさせるに足る電圧に達すると、トランジスタ
18がオンして抵抗5,6が短絡され、スイッチングト
ランジスタ3がオフし、変成器主巻線81の1次側電流
が止まる。この時点から、この時点までに変成器に蓄え
られた電磁エネルギーの2次側への放出が始まり、つれ
て補助巻線82の1次側の極性が反転し、これにより、
補助巻線82の1次側→抵抗6→抵抗5→コンデンサ2
1→抵抗22の向きに電流が流れ、コンデンサ21の極
性が反転し、エネルギーの放出が終わった時点でスイッ
チングトランジスタ3のベースに正電位がかかり、スイ
ッチングトランジスタ3が再びオンをする。以後、上述
の現象が繰り返され、変成器の各巻線2次側からダイ
オード9, 11を介して直流電圧が取り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変成器
2次側に直流出力電圧が一定に維持される必要のある負
荷, 例えばマイコンが接続される場合には、2次巻線か
ら整流装置を介して出力される直流電圧を一定に制御す
るための回路が構成される。図中の符号13が直流出力
電圧を検出するための回路であり、この回路の詳細を図
5に示す。誤差増幅器26の一方の入力端子に、一定に
維持されるべき直流出力電圧に対応した基準電圧27が
入力され、他方の端子に直流出力電圧の抵抗28, 29
により分圧された電圧が入力され、分圧された電圧が基
準電圧を上廻ったときにフォトカプラ20が動作してト
ランジスタ18 (図4) をオンさせ、抵抗5, 6を短絡
してスイッチングトランジスタ3をオフした後、直流出
力電圧V01が所定値に戻リ、前記分圧電圧が基準電圧と
等しくなった時点でトランジスタ18がオフされてスイ
ッチングトランジスタ3がオンとなり、以後再び変成器
2次側への出力が開始される。
【0005】この場合、もしも、補助巻線2次側の直流
出力端子間に負荷14が接続されていないと、この出力
端子間に接続される外部負荷が小さい場合、コンデンサ
12の端子電圧が所定値となるまで放電するのに時間が
かかり、トランジスタ18がオフされるまでの時間が伸
び、スイッチングトランジスタ3が再びオンとなるまで
の時間が伸びるので、出力2の電圧V02が所定値を下廻
るようになる。この様子を図3に示す。図3において、
01(min) は、出力電圧V02を最小必要電圧V 02(min)
に維持するために補助巻線82から出力させるべき最小
負荷電流であり、負荷電流I01がI01(min) より小さい
と出力電圧V02が最小必要電圧V02(min ) を下廻り、負
荷に必要なエネルギーを供給することができなくなる。
しかし、出力1の負荷電流が増えるとコンデンサ12の
端子電圧降下速度が速くなるのでスイッチングトランジ
スタ3のオフ時間が短くなり、出力2の電圧V02が上昇
し、負荷に必要なエネルギーを供給することができる。
従って、外部負荷が零の場合にも、主巻線2次側の外部
負荷への所定のエネルギー供給を可能にするために負荷
14が必要となる。
【0006】しかし、従来のスイッチング電源では、負
荷 (以下、ダミー負荷とも記す) 14が、出力電圧が一
定制御される変成器巻線2次側の直流電圧出力端子間に
常時接続されており、外部負荷が大きいときにもダミー
負荷に不必要に電流が流れ、加えてこの2次巻線以外の
2次巻線から出力される電圧が不必要に上昇するという
問題があった。
【0007】この発明の目的は、直流出力電圧が一定制
御される2次巻線以外の2次巻線から整流装置を介して
出力される直流電圧が所定値を下廻ることのないように
消費されるエネルギーが、直流出力電圧が一定制御され
る2次巻線の外部負荷の大小にかかわらず可及的小とな
るスイッチング電源の回路構成を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明においては、本発明が対象としたスイッチ
ング電源、すなわち、主巻線と補助巻線とを備え、スイ
ッチングトランジスタを介して主巻線の1次側が直流電
源に接続される変成器の各巻線2次側から、直流電源に
接続される駆動回路により前記スイッチングトランジス
タをオン・オフ動作させることによりそれぞれ整流装置
を介して直流電圧を出力させるようにするとともに、各
2次側巻線中にいずれか1つの巻線から整流装置を介し
て出力された直流電圧を一定になるように制御し、かつ
該直流電圧の出力端子間に接続される外部負荷が零のと
きにも該2次巻線以外の2次巻線から整流装置を介して
出力される直流電圧がそれぞれ所定の値を下廻らないよ
う、前記一定制御される直流電圧の出力端子間に負荷を
接続するようにしたスイッチング電源を、前記負荷がス
イッチング素子を直列に備えた回路構成とし、該スイッ
チング素子が該負荷と並列となる外部負荷の大きさに応
じてオン・オフ制御されるスイッチング電源とする。
【0009】この場合、負荷に直列に接続されるスイッ
チング素子をトランジスタとするとともに、該トランジ
スタのオン・オフ動作が、外部負荷が前記負荷より小さ
いときにオンとなり、大きいときにオフとなるように行
われるようにすれば好適である。
【0010】
【作用】ダミー負荷が接続される2次巻線以外の2次巻
線から整流装置を介して所定値を下廻らない直流電圧を
出力させ、かつ不必要に高い直流電圧を出力させないた
めには、ダミー負荷と外部負荷との合計が常に一定値を
保持するようにダミー負荷を制御するのが理想的であ
る。しかし、この場合には、ダミー負荷を多くの並列負
荷に分割するなど、経済的な困難を伴う。従って、ダミ
ー負荷にスイッチング素子を直列に接続し、このスイッ
チング素子を外部負荷の大きさに応じ、2次巻線からの
整流装置を介した直流電流が前述のI01(min)を下廻ら
ないようにオン・オフ制御することにより、簡易にエネ
ルギーの無駄な消費を小さくすることができる。
【0011】そして、この場合のオン, オフの切換え
を、外部負荷がダミー負荷より小さいときにオンとな
り、大きいときにオフとなるように行えば、この回路構
成でのエネルギー消費が最小となる。
【0012】
【実施例】図1に本発明によるスイッチング電源の回路
構成の一実施例を示す。図において、図2と同一回路要
素には同一符号を付して説明を省略する。ダミー負荷を
構成する抵抗14は、外部負荷としてのマイコン17が
必要とする一定入力電圧下でマイコン17が運転待機状
態にあるときに主巻線81の2次側に必要最小直流電圧
02(min) ( 図3 )を出力させる電流I01(min) が流れ
る大きさに設定されている。この抵抗14にはトランジ
スタ15が直列に接続され、トランジスタ15のベース
が抵抗16を介してマイコン17のSTB (スタンドバ
イ) 端子に接続されている。この端子を介してマイコン
17からオンまたはオフ信号がトランジスタ15のベー
スに送られる。
【0013】この信号は、次表:
【表1】 に示すように、マイコン17への出力直流電流I01がI
01(min) より小さい間はトランジスタ15をオンさせる
に十分な信号Hが出力され、マイコンが運転に入ってI
01がI01(min) より大きくなると、トランジスタ15を
オフさせる低い電圧信号Lが出力される。これにより、
主巻線81の2次側には、ダイオード9により整流さ
れ、コンデンサ10により平滑化された,常に所定値を
下廻ることのない直流電圧V02が出力される。
【0014】なお、以上の実施例では、トランジスタ1
5をオン・オフさせる信号が外部負荷から与えられるも
のとしたが、外部負荷への出力電流I01のみから、本実
施例と同様の信号をトランジスタ15に与える回路構成
も、もちろん可能である。
【0015】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、本発明が対象とする,
【課題を解決するための手段】の項に記載した回路構成
を有するスイッチング電源を、ダミー負荷にスイッチン
グ素子が直列に接続された回路構成とし、ダミー負荷と
並列となる外部負荷の大きさに応じてスイッチング素子
をオン・オフ制御するようにしたので、簡単な回路構成
でエネルギーの無駄な消費を小さくすることができ、よ
り出力効率の高いスイッチング電源を得ることができ
る。また、このスイッチング素子をトランジスタとし、
このトランジスタのオン・オフ制御を、外部負荷がダミ
ー負荷より小さいときにオンとなり、大きいときにオフ
となるように行うことにより、この回路構成での出力効
率を最大とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスイッチング電源の回
路構成図
【図2】スイッチング電源の従来例による回路構成図
【図3】本発明が対象とするスイッチング電源の特性を
示す線図
【図4】図1もしくは図2における1次制御回路7の回
路構成を示す回路図
【図5】図1もしくは図2における出力電圧検出回路1
3の回路構成を示す回路図
【符号の説明】
1 直流電源 3 スイッチングトランジスタ 4 抵抗 5 抵抗 6 抵抗 7 1次制御回路 変成器 9 ダイオード(整流装置) 11 ダイオード(整流装置) 13 出力電圧検出装置 14 抵抗(負荷) 15 トランジスタ(スイッチング素子) 17 マイコン(外部負荷) 81 主巻線 82 補助巻線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主巻線と補助巻線とを備え、スイッチング
    トランジスタを介して主巻線の1次側が直流電源に接続
    される変成器の各巻線2次側から、直流電源に接続され
    る駆動回路により前記スイッチングトランジスタをオン
    ・オフ動作させることによりそれぞれ整流装置を介して
    直流電圧を出力させるようにするとともに、各2次側巻
    線中いずれか1つの巻線から整流装置を介して出力され
    た直流電圧を一定になるように制御し、かつ該直流電圧
    の出力端子間に接続される外部負荷が零のときにも該2
    次巻線以外の2次巻線から整流装置を介して出力される
    直流電圧がそれぞれ所定の値を下廻らないよう、前記一
    定制御される直流電圧の出力端子間に負荷を接続するよ
    うにしたスイッチング電源において、前記負荷がスイッ
    チング素子を直列に備え、該スイッチング素子が該負荷
    と並列となる外部負荷の大きさに応じてオン・オフ制御
    されることを特徴とするスイッチング電源。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載のスイッチング電源に
    おいて、負荷に直列に接続されるスイッチング素子をト
    ランジスタとするとともに、該トランジスタのオン・オ
    フ動作が、外部負荷が前記負荷より小さいときにオンと
    なり、大きいときにオフとなるように行われることを特
    徴とするスイッチング電源。
JP21564091A 1991-08-28 1991-08-28 スイツチング電源 Pending JPH0556641A (ja)

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JP21564091A JPH0556641A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 スイツチング電源

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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