JP2012135112A - 高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 - Google Patents
高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012135112A JP2012135112A JP2010284857A JP2010284857A JP2012135112A JP 2012135112 A JP2012135112 A JP 2012135112A JP 2010284857 A JP2010284857 A JP 2010284857A JP 2010284857 A JP2010284857 A JP 2010284857A JP 2012135112 A JP2012135112 A JP 2012135112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- voltage
- winding
- transformer
- inverter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】直流電圧若しくは直流成分に脈流が重畳されたSELV以内の電圧を入力電圧Vinとし、それをスイッチング素子Qswによってスイッチングしてトランス10の励磁巻線NPの電流を断続し、その出力巻線NSから高電圧を出力する。そのトランス10は、コア11に出力巻線NSがNS1〜NS4に分割されて、それぞれ層間絶縁層Es1〜Es4を挟んで積層されて巻装され、その外側に主絶縁層Epsを介して励磁巻線NPが巻装されており、その各絶縁層はいずれも、フッ素樹脂フィルムからなるテープが1枚もしくは複数枚重ねて巻かれて形成され、主絶縁層Epsの厚さが各層間絶縁層Es1〜Es4の厚さより厚い共振トランスであり、その自己共振周波数がスイッチング周波数の1倍を超え20倍以下の範囲にある。
【選択図】 図1
Description
例えば、電子写真方式による画像形成装置により樹脂トナーが印刷された印刷物に、紫外線硬化型のニスをコーティングしようとすると、樹脂トナーに含まれるワックス成分により、樹脂トナー印刷部分のニスを弾いてしまう。しかし、大気圧プラズマによる表面処理を行うと濡れ性が向上するため、ニスコーティングが可能になり、印刷物の付加価値が向上する。その大気圧プラズマを発生させるためには高電圧が必要となり、インバータによって安全に高電圧を得る必要がある。
一方、国際規格IEC60950(J60950)の安全規格によると、入力電圧はSELV(Safety Extra Low Voltage:安全特別低電圧)である60VDC以内もしくは電圧尖頭値が42.4V以内を超えなければ安全とされている。そのため、そのSELV以内の電圧をインバータの入力電圧とし、何らかの原因でインバータ回路の構成部品が絶縁破壊されても、入力側で供給電力が制限される構成が必須である。
入力電圧がSELV以内であると、所定の出力Voutを得るためには、その数十倍から数百倍の昇圧倍率nが必要となる。ここで、
n=Vout/SELV
とすれば、Vout=15KV、SELV=48Vのときは、n=312.5倍の昇圧が必要になる。
Np= Vin・Ton/Ae・ΔB
Ip=Nout・Iout/Np
Nout =Vout・Np・Ton/Vin
ここで、Ton:時比率(sec) Ae:コアの実効断面積(cm2)
ΔB:磁束密度(gauss) Vin:入力電圧
Vout:出力電圧(V) Iout:出力電流(A)
磁束Bが必要十分に取り出せれば、次に述べるトランスの特性低下が生じない。しかし現実的にはコアの材料(例えばフェライト0.2〜0.3tesla、珪素鋼板1tesla:ただし使用したい周波数による、アモルファス1tesla、パーマロイ等がある)により磁束が不足する。
・使用したい動作周波数でトランスとして必要なインダクタンスが得られない。
・トランスの周波数の範囲が狭い。
・誘電損失が増大する。
・高電圧による近接効果による損失が増大する。
そのため、トランスの性能を低下させてしまう。
ところが、先に述べたような高電圧を発生するためのトランスは、入力電圧と出力電圧との昇圧比が大きいため出力巻線の巻数の方が格段に多く、現実的には1層にて対抗面積が同じ面積で対応距離を極力近くすることはできない。
また、トランスの励磁インダクタンスが、動作したいスイッチング周波数で機能を果たさないという課題が出てくる。さらに出力巻線の巻数が多いために巻線長に応じた抵抗が生じて損失が増大する。
上記トランスが、コアに上記出力巻線が略同じ巻き幅の複数層の巻線に分割されて積層して巻装され、その外側に誘電体でなる主絶縁層を介して上記励磁巻線が上記出力巻線と略同じ巻き幅で巻装されており、上記出力巻線の分割された各層の隣接する層間にもそれぞれ誘電体でなる層間絶縁層が設けられ、上記各絶縁層はいずれも、フッ素樹脂フィルムからなるテープが1枚もしくは複数枚重ねて巻かれて形成され、上記主絶縁層の厚さが上記各層間絶縁層の厚さより厚い共振トランスであり、
その共振トランスの自己共振周波数が上記スイッチングの周波数の1倍を超え20倍以下の範囲にあることを特徴とする。
上記共振トランスの上記各絶縁層はそれぞれ上記フッ素樹脂フィルムからなるテープが複数枚重ねて巻かれて形成され、上記主絶縁層の厚さが上記各層間絶縁層の厚さの2倍から4倍であることが望ましい。
上記共振トランスの上記各層間絶縁層はそれぞれ上記フッ素樹脂フィルムからなるテープが3から6枚重ねて巻かれて形成され、上記主絶縁層は上記フッ素樹脂フィルムからなるテープが9から18枚重ねて巻かれて形成されているとよい。
あるいは、上記共振トランスの上記出力巻線の分割数を変更することによって、上記出力巻線から出力する高電圧を調整してもよい。
〔高電圧インバータ装置の基本回路例〕
図1は、この発明による高電圧インバータ装置の基本的な実施例を示す回路図である。
この高電圧インバータ装置は、入力端子1a,1bから供給される直流電圧若しくは直流成分に脈流が重畳されたSELV(安全特別低電圧)以内の電圧を入力電圧Vinとし、その入力電圧Vinをスイッチングしてトランス10の一次側の励磁巻線NPに励磁電流を流し、そのトランス10の二次側の出力巻線NSから高電圧を出力し、出力端子2a,2bから交流高電圧の出力電圧Vout を負荷に対して出力する。すなわち、図1においてINが入力、OUTが出力である。
そのスナバ回路としては、このダイオードDとコンデンサCの直列回路以外にも、図示していないが、コンデンサCに並列に抵抗Rを接続したいわゆるRCスナバ回路もある。
ここで、図1における共振トランスであるトランス10の構造について説明する。図3は2磁路の共振トランスの外観例を示す概略正面図、図4は1磁路の共振トランスの外観例を示す概略正面図であり、図5はそれらの巻線部の右半部の縦断面図である。
好ましくは、上記各絶縁層Es1〜Es4及びEpsはいずれも、フッ素樹脂フィルムからなるテープを複数枚重ねて巻いて形成し、主絶縁層Epsの厚さを絶縁層Es1及び各層間絶縁層Es2〜Es4の厚さの2倍から4倍になるようにするとよい。
Co=ε0εs・S/(N+n)d (1)
ここで、出力巻線NSの分割数をN、出力巻線NSと励磁巻線NP間の距離(主絶縁層Epsの厚さ)が出力巻線NSの分割した各層間距離d(Es1〜Es4の各厚さ)のn倍、各絶縁層を構成する誘電体の比誘電率をεsとする。誘電体の誘電率はε0εs(ε0は真空の誘電率)である。
これに対して、例えばポリエステルは比誘電率が4と大きく、絶縁性も低いので使用できない。
これらのフッ素樹脂をフィルム状に加工してカットし、その片面にシリコーン系の粘着剤を塗付したテープを複数回巻いて各絶縁層を形成する。フッ素樹脂は比誘電率が約2.6と低く、絶縁耐圧が高いので、各絶縁層を形成するのに最適である。また、各層間距離をテープの巻回数で調整することができる。
そのため、各層間絶縁層Es1〜Es4をフッ素樹脂フィルムからなるテープを3枚もしくはそれ以上重ねて巻いて形成するとよく、その場合主絶縁層Epsは同じテープを9枚もしくはそれ以上重ねて巻いて形成するとよい。
図1に示したこの発明の実施例の高電圧インバータ装置は、フライバック方式で高電圧を得るため、エネルギーが一次側からトランス10に注入される期間と二次側から取り出される期間とが交互になる。すなわち、一次側のスイッチング素子QswがONの期間にエネルギーが励磁エネルギーとしてトランス10に蓄えられ、一次側のスイッチング素子QswがOFFの期間にそれを二次側に吐き出すような動作をする。
Vout=Vds・Nps
そのため、トランス10に蓄えた励磁エネルギーを放出するOFF時間(自己共振の半周期以上)の割合が2.5%以上あることが必要である。その場合ON時間の割合は97.5%以下となる。
自己共振周波数f0とスイッチング周波数fswとの倍率は、ON時間の割合:OFF時間の割合である時比率が50%:50%のとき1.0倍、55%:45%のとき約1.1倍、60%:40%のとき1.25倍、75%:25%のとき2.0倍、90%:10%のとき5.0倍、95%:5%のとき10.0倍、97.5%:2.5%のとき20.0倍となる。
fsw <f0≦20・fsw (2)
数1と(1)式から、自己共振周波数f0は次の(3)式で表される。
f0­=1/2π√{Lp・ε0εs・S/(N+n)d} (3)
図7の(b)は共振の鋭さQの周波数特性を示す。実線は巻線の抵抗値rが小さい場合、破線は巻線の抵抗値rが大きい場合の特性をそれぞれ示している。
このQの値は次の数2によって求められる。
しかし、この発明では共振トランスを使用しており、前述したように出力電圧Vout =Q・Vinになるため、Qを大きくすれば巻数比をあまり大きくしなくても充分な昇圧を達成することができる。
このように、トランス10は巻数比をなるべく下げた状態でも磁束飽和せず、高電流を引き出すためトランス自体の自己共振を層間距離で調整し、励磁巻線と出力巻線間の静電容量Coと出力巻線NSの抵抗値rを低減することによって、Q値を400程度まで高めることが可能である。
この発明による高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法は、詳述した実施例における共振トランスであるトランス10を作製する際に、前述した主絶縁層Epsと各層間絶縁層Es1,Es2,Es3,Es4をそれぞれ形成するフッ素樹脂フィルムからなるテープを重ねて巻く枚数(巻き回数)を調整することによって、合計層間容量Coを調整でき、それによって前述の数2によるQ値を調整し、出力巻線NSから出力するVout = Q・Vin で決まる高電圧の出力電圧を調整する。
このような高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法は、以下に説明する複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置においても、その各トランスを作製する際に実施することができる。
次に、この発明による複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置の実施例について説明する。
〔実施例1:図8〜図13〕
この発明による複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置の実施例1(併合励磁+積み上げ昇圧の例)について図8〜図13によって説明する。図8はその構成を簡略化して示す回路図であり、図1及び図8と対応する部分には同じ符号を付して、それらの説明は省略する。以下の実施例2〜5を示す図14〜図17においても同様である。
出力線にコンデンサを設けていないが、出力の直流成分をカットしたい場合には、図1の実施例と同様に出力線にコンデンサCsを設けるとよい。以下の他の実施例においても同様である。
ON時)には、図9に等価回路で示すようになり、入力電源の正極側から破線矢印で示すようにスナバ回路のコンデンサCとダイオードD(この時は接合間容量によりコンデンサとして機能する)を通してスイッチング素子Qswに電流が流れるが、トランスT1,T2の励磁巻線NP1,NP2には殆ど電流が流れず、出力巻線NS1,NS2にも誘起電流は殆ど流れない。
しかし、実際には、2個のトランスT1,T2の励磁巻線NP1,NP2を並列に接続したことによる、総合励磁インダクタンスの減少および総合容量の増加と、出力巻線NS1,NS2を直列に接続したことによる総合抵抗値の増加(1/巻枚比の影響になるが)、各巻線間の相互インダクタンスの影響、出力端子2a,2b間に接続される負荷のインピーダンス等によってもQ値が変わるため、単純には計算でない。
それでも、実際に出力電圧は高くなり、その増加が少ない場合はその分出力電流値が大きくなるため、出力電力は約2倍になり得る。
次に、この発明による複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置の実施例2(併合励磁+加算の例)について図14によって説明する。図14はその構成を図8と同様に簡略化して示す回路図である。
そして、実施例1と相違する点は、その別個のトランスT1の出力巻線NS1とトランスT2の出力巻線NS2とが互いにその出力電流が加算されるように並列に接続されて、出力端子2a,2bへ繋がっている。
この実施例の場合も、前述した実施例1と同様に出力電力の増加を単純な計算で示すことができないが、トランス1個の場合と比べて出力電圧は殆ど変わらないが、出力電流が増加し、出力電力は約2倍になり得る。
次に、この発明による複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置の実施例3(分割励磁+加算の例)について図15によって説明する。図15はその構成を図8と同様に簡略化して示す回路図である。
トランスT1,T2の出力巻線NS1,NS2は、実施例2と同様に各出力電流が加算されるように並列に接続されて、出力端子2a,2bへ繋がっている。その他の構成は実施例1,2と同様である。
次に、この発明による高電圧インバータ装置の実施例4(分割励磁+積み上げ昇圧の例)について図16によって説明する。図16はその構成をを図8と同様に簡略化して示す回路図である。
その他の構成及び作用は実施例1、3と同様であり、それらの実施例を組み合わせたような作用になる。
次に、この発明による複数の共振トランスを用いた高電圧インバータ装置の実施例5(トランス3個による併合励磁+積み上げ昇圧の例)について図17によって説明する。図17はその構成を示す回路図である。
その他の構成及び作用は、前述した各実施例と同様である。この実施例5によればより高い高電圧出力および大きな出力電力を供給することができる。
11:コア 11a:中足 11r:磁気抵抗(ギャプ) 12:巻線部
12a:絶縁被覆層 20:制御回路
T1,T2,T3:トランス(共振トランス)
Qsw:スイッチング素子 D,D1,D2:ダイオード
C,C1,Cs:コンデンサ R1,R2:抵抗
NP:トランスの励磁巻線 NS:トランスの出力巻線
NS1〜NS4:出力巻線を構成する分割された各層の巻線
Eps:主絶縁層 Es1:絶縁層 Es2、Es3,Es4:層間絶縁層
Claims (8)
- 直流電圧若しくは直流成分に脈流が重畳された安全特別低電圧(SELV)以内の電圧を入力電圧とし、該入力電圧をスイッチングしてトランスの励磁巻線に励磁電流を流し、該トランスの出力巻線から高電圧を出力する高電圧インバータ装置において、
前記トランスが、
コアに前記出力巻線が略同じ巻き幅の複数層の巻線に分割されて積層して巻装され、
その外側に誘電体でなる主絶縁層を介して前記励磁巻線が前記出力巻線と略同じ巻き幅で巻装されており、
前記出力巻線の分割された各層の隣接する層間にもそれぞれ誘電体でなる層間絶縁層が設けられ、
前記各絶縁層はいずれも、フッ素樹脂フィルムからなるテープが1枚もしくは複数枚重ねて巻かれて形成され、前記主絶縁層の厚さが前記各層間絶縁層の厚さより厚い共振トランスであり、
該共振トランスの自己共振周波数が前記スイッチングの周波数の1倍を超え20倍以下の範囲にあることを特徴とする高電圧インバータ装置。 - 前記共振トランスの自己共振周波数が、前記スイッチングの周波数の1.25倍から20倍の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の高電圧インバータ装置。
- 前記共振トランスの前記各絶縁層はそれぞれ前記フッ素樹脂フィルムからなるテープが複数枚重ねて巻かれて形成され、前記主絶縁層の厚さが前記各層間絶縁層の厚さの2倍から4倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の高電圧インバータ装置。
- 前記共振トランスの前記各層間絶縁層はそれぞれ前記フッ素樹脂フィルムからなるテープが3から6枚重ねて巻かれて形成され、前記主絶縁層は前記フッ素樹脂フィルムからなるテープが9から18枚重ねて巻かれて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の高電圧インバータ装置。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の高電圧インバータ装置であって、
前記共振トランスを、同一の特性を持つ個別の複数の共振トランスによって構成し、該複数の共振トランスの各励磁巻線を並列に接続して同時並列に励磁させるようにし、該複数の共振トランスの各出力巻線を互いに並列又は直列に接続し、かつ該各出力巻線の出力電圧波形の時間軸が同期していることを特徴とする高電圧インバータ装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の高電圧インバータ装置であって、
前記共振トランスを、同一の特性を持つ個別の複数の共振トランスによって構成し、該複数の共振トランスの各励磁巻線を直列に接続して同時に励磁させるようにし、該複数の共振トランスの各出力巻線を互いに並列又は直列に接続し、かつ該各出力巻線の出力電圧波形の時間軸が同期していることを特徴とする高電圧インバータ装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法であって、前記共振トランスの前記主絶縁層と前記各層間絶縁層をそれぞれ形成する前記フッ素樹脂フィルムからなるテープを重ねて巻く枚数を調整することによって前記出力巻線から出力する高電圧を調整することを特徴とする高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法であって、前記共振トランスの前記出力巻線の分割数を変更することによって前記出力巻線から出力する高電圧を調整することを特徴とする高電圧インバータ装置の出力電圧調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010284857A JP2012135112A (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010284857A JP2012135112A (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012135112A true JP2012135112A (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=46650023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010284857A Pending JP2012135112A (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012135112A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9232625B2 (en) | 2014-03-18 | 2016-01-05 | Ricoh Company, Ltd. | Inverter device, plasma generator apparatus and control method |
US9467071B2 (en) | 2014-09-17 | 2016-10-11 | Ricoh Company, Ltd. | Voltage resonant inverter, control method, and surface treatment device |
CN106208723A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-07 | 合肥智博电气有限公司 | 稳压节能装置 |
JP2017022211A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 放電装置 |
US9799441B2 (en) | 2015-03-19 | 2017-10-24 | Ricoh Company, Ltd. | Transformer and plasma generator |
US9819280B2 (en) | 2015-02-19 | 2017-11-14 | Ricoh Company, Ltd. | Inverter device |
US10044293B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-08-07 | Ricoh Company, Ltd. | High-voltage inverter |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61105822A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-23 | Toshiba Corp | 箔巻変圧器 |
JPS62250616A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-10-31 | Toshiba Corp | 箔巻変圧器 |
JPH03261113A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-21 | Amorphous Denshi Device Kenkyusho:Kk | 磁性薄膜トランス |
WO1998012799A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-26 | Hitachi, Ltd. | Excitateur electrostatique et dispositif d'assistance dans lequel il est utilise |
JPH1116751A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-01-22 | Alps Electric Co Ltd | トランス |
JP2000050632A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Toshiba Lighting & Technology Corp | スイッチング電源 |
JP2005235922A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Sumida Corporation | コイル、該コイルを用いたアンテナおよびトランス |
JP2005251480A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Harison Toshiba Lighting Corp | 放電灯駆動装置 |
JP2007149365A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Ushio Inc | 放電ランプ点灯装置 |
-
2010
- 2010-12-21 JP JP2010284857A patent/JP2012135112A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61105822A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-23 | Toshiba Corp | 箔巻変圧器 |
JPS62250616A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-10-31 | Toshiba Corp | 箔巻変圧器 |
JPH03261113A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-21 | Amorphous Denshi Device Kenkyusho:Kk | 磁性薄膜トランス |
WO1998012799A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-26 | Hitachi, Ltd. | Excitateur electrostatique et dispositif d'assistance dans lequel il est utilise |
JPH1116751A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-01-22 | Alps Electric Co Ltd | トランス |
JP2000050632A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Toshiba Lighting & Technology Corp | スイッチング電源 |
JP2005235922A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Sumida Corporation | コイル、該コイルを用いたアンテナおよびトランス |
JP2005251480A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Harison Toshiba Lighting Corp | 放電灯駆動装置 |
JP2007149365A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Ushio Inc | 放電ランプ点灯装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10044293B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-08-07 | Ricoh Company, Ltd. | High-voltage inverter |
US9232625B2 (en) | 2014-03-18 | 2016-01-05 | Ricoh Company, Ltd. | Inverter device, plasma generator apparatus and control method |
US9467071B2 (en) | 2014-09-17 | 2016-10-11 | Ricoh Company, Ltd. | Voltage resonant inverter, control method, and surface treatment device |
US9819280B2 (en) | 2015-02-19 | 2017-11-14 | Ricoh Company, Ltd. | Inverter device |
US9799441B2 (en) | 2015-03-19 | 2017-10-24 | Ricoh Company, Ltd. | Transformer and plasma generator |
JP2017022211A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 放電装置 |
CN106208723A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-07 | 合肥智博电气有限公司 | 稳压节能装置 |
CN106208723B (zh) * | 2016-08-24 | 2019-01-01 | 合肥智博电气有限公司 | 稳压节能装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5736887B2 (ja) | 高電圧インバータ装置 | |
US7136293B2 (en) | Full wave series resonant type DC to DC power converter with integrated magnetics | |
KR102020648B1 (ko) | 변압기 및 이를 가지는 llc 공진형 컨버터 | |
JP6160142B2 (ja) | 高電圧インバータ | |
Nymand et al. | High-efficiency isolated boost DC–DC converter for high-power low-voltage fuel-cell applications | |
JP2012135112A (ja) | 高電圧インバータ装置及びその出力電圧調整方法 | |
JP3861871B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US7554820B2 (en) | Series resonant DC-DC converter | |
WO2014192290A1 (ja) | スイッチング電源装置 | |
Wang et al. | Integrated matrix transformer with optimized PCB winding for high-efficiency high-power-density LLC resonant converter | |
WO2017212843A1 (ja) | Dc/dcコンバータ | |
Khanna et al. | New tunable piezoelectric transformers and their application in DC–DC converters | |
JP2019146359A (ja) | スイッチング電源装置 | |
US20120007706A1 (en) | High Voltage Transformer | |
Wu et al. | Interleaved three-level LLC resonant converter with fixed-frequency PWM control | |
JP6424533B2 (ja) | 電圧共振型インバータ装置及びその制御方法と表面改質装置 | |
JP5824862B2 (ja) | 高電圧インバータ装置 | |
Murali et al. | Analysis, estimation and minimization of power loss in CCM operated PSFB converter | |
Kim et al. | Switched Mode Power Supply with High Isolation for High Voltage Applications | |
KR101229265B1 (ko) | 집적 변압기 및 이를 이용한 고승압 직류-직류 컨버터 | |
JP6331480B2 (ja) | インバータ装置及びプラズマ発生装置 | |
KR20160004053A (ko) | 다중 출력 전원 공급 장치 및 그의 출력 회로 | |
JP6478434B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP5573667B2 (ja) | 高電圧インバータ装置 | |
JP2006211877A (ja) | スイッチング電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20130404 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130423 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140324 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140826 |