JP2000047547A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000047547A
JP2000047547A JP10214969A JP21496998A JP2000047547A JP 2000047547 A JP2000047547 A JP 2000047547A JP 10214969 A JP10214969 A JP 10214969A JP 21496998 A JP21496998 A JP 21496998A JP 2000047547 A JP2000047547 A JP 2000047547A
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speed
driven roll
angular velocity
driving
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JP10214969A
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Takeshi Kato
健 加藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタを用いることなく、ロールの偏心に
起因するベルト走行速度ムラを解消する。 【解決手段】 駆動ロールを定速で回転駆動した状態
で、エンコーダからのパルス信号Spから検知される従
動ロールの角速度情報を駆動ロールの1周期分にわたっ
て第1メモリ83に記憶し、その記憶した角速度情報の
中で、演算回路84の演算により駆動ロールの偏心によ
る速度変動成分を相殺することにより、従動ロールの偏
心による速度検知誤差成分を抽出し、これを第2メモリ
85に記憶しておく。そして、画像形成時には、エンコ
ーダからのパルス信号Spから検知される従動ロールの
角速度情報と第2メモリ85に記憶された速度検知誤差
成分との差分を差分回路86で求め、その差分データを
基に比較回路87がモータドライバ88に制御信号を出
力することによりベルト走行速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に無端状の中間転写ベルト等を走行させて画像形
成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置の中に
は、中間転写ベルト、画像担持ベルト又はシート搬送用
ベルトとして無端状ベルトを用いたものがある。図7
は、この種の画像形成装置の一例を示す側面概略図であ
る。図示した画像形成装置50では、原稿台51の下方
に画像読取ユニット52が組み込まれている。この画像
読取ユニット52は、原稿台51にセットされた原稿の
画像を光学的に読み取るもので、露光ランプ、反射ミラ
ー、色フィルタ、結像レンズ、CCDセンサ等からなる
光学走査系を備えている。さらに、画像読取ユニット5
2の下方には、画像形成ユニット53が以下のように構
成されている。すなわち、感光体ドラム54の周囲に
は、その回転方向にしたがって帯電器55、現像器5
6、転写器57およびクリーナー58が配設されてい
る。このうち現像器56には、ブラック(K)、イエロ
ー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のトナーが一
括して収納されている。
【0003】また、感光体ドラム54の右斜め上方には
画像書込装置(レーザー等を含む)59が設けられ、こ
の画像書込装置59から出射されたレーザー光が反射ミ
ラー60を介して感光体ドラム54の表面に照射され、
そこに静電潜像が形成される構成となっている。さら
に、感光体ドラム54の下方には、転写器57の間を通
すようにして、中間転写ベルトとしての無端状ベルト6
1が張設されている。この無端状ベルト61は、駆動ロ
ール62、従動ロール63および転写ロール64の間に
架け渡され、駆動ロール62の回転にしたがって周方向
に走行する構成となっている。
【0004】加えて、駆動ロール62の近傍にはベルト
表面のトナー残渣を除去するためのクリーナー65が設
けられ、また駆動ロール62と転写ロール64との間に
は画像形成時の基準タイミングを設定するためのホーム
センサ66が設けられている。これに対して、画像形成
ユニット53の下部には給紙トレイ67が設けられてお
り、この給紙トレイ67に用紙68が積層状態で収納さ
れている。そして画像形成時には、給紙トレイ67に収
納された用紙68がその最上位から順に給紙ロール69
により繰り出され、この繰り出された用紙68が転写ロ
ール64間に挟持されて、無端状ベルト61から用紙6
8への画像の転写がなされる。さらに、画像転写済の用
紙68は定着器70へと送られ、そこで加圧ロールによ
る画像の定着処理が施されたのち、機外に排出される。
【0005】ところで、複数のロール62,63,64
に無端状ベルト61を架け渡した、いわゆるベルト駆動
機構を備えた画像形成装置では、駆動ロール62を定速
で回転駆動させたとしても、駆動ロール62の偏心(ロ
ール軸中心とロール回転軸中心との位置ずれ)により、
無端状ベルト61の走行速度が駆動ロール62の回転周
期で変動してしまう。そうすると、多色(カラー)の画
像形成装置では、各色間の相対的な位置ずれ(カラーレ
ジストレーションのずれ)によって色ずれや色むらなど
が発生し、また単色の画像形成装置でも濃度むらなどが
発生し、高品位な画像が得られなくなる。こうした問題
は、Y,M,C,Kの各色毎に画像形成ユニットを個別
に備えた4連タンデム型の画像形成装置や、2つの画像
形成ユニットを用いて4色の画像を重ね転写する2連タ
ンデム型の画像形成装置でも同様に生じる。
【0006】そこで従来においては、無端状ベルト61
の表面に当該ベルトの周長方向に沿って複数のマークを
形成し、これらのマークをセンサが検知したときのタイ
ミングに基づいて無端状ベルト61の走行速度を制御す
る技術が知られている(特開昭62−29034号公報
参照)。
【0007】しかしながら上記従来技術においては、無
端状ベルト61の表面に等間隔でマークを形成すること
が非常に困難であるうえ、無端状ベルト61の周長が、
製造上の公差分だけバラツキをもち、また温度等の環境
変化によっても変動するため、これらの影響で無端状ベ
ルト61の走行速度を精度良く制御することができなか
った。
【0008】そこで他の従来技術としては、無端状ベル
ト61を支持する複数のロール62,63,64のう
ち、駆動ロール62とは別個のロール、すなわちベルト
走行に従って回転する従動ロール63にエンコーダを取
り付け、このエンコーダにより検知される従動ロール6
3の角速度情報に基づいて無端状ベルト62の走行速度
を制御する技術も提案されている(特開平4−2340
64号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記他
の従来技術においても以下のような問題があった。すな
わち、エンコーダで検知される角速度情報の中には、無
端状ベルト61の走行速度成分に加えて、従動ロール6
3自身の偏心による速度変動成分(誤差成分)も含まれ
るため、これを基に無端状ベルト61の走行速度を制御
しても、実際のベルト走行速度は、従動ロール63の回
転周期で変動してしまう。
【0010】この改善策としては、駆動ロール62と従
動ロール63(エンコーダ付きロール)のロール径を異
ならせてそれぞれの回転周波数を分離するとともに、エ
ンコーダにより検知される角速度情報の中から、従動ロ
ール63の偏心による誤差成分をフィルタで除去する技
術も提案されているが、この改善策では、例えばフィル
タをデジタルで構成する場合に、適切なフィルタ特性を
得るために多くの計算量を必要とし、処理時間が非常に
長くなるという難点があった。また、フィルタをアナロ
グで構成する場合には、少なくともアナログ/デジタル
変換が必要となり変換誤差が生じるほか、変換処理を安
定して行うには変換器の電圧管理を厳密に行う必要があ
るという難点があった。さらに、フィルタ処理のための
構成部品が増えるため、コスト的なデメリットが生じる
という欠点もあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、中間転写ベル
ト、画像担持ベルト又はシート搬送用ベルトとしての無
端状ベルトを、互いに外径の異なる駆動ロールと従動ロ
ールとに架け渡し、前記駆動ロールの回転により前記無
端状ベルトを走行させて画像形成を行う画像形成装置に
おいて、前記従動ロールの角速度を検知する検知手段
と、前記駆動ロールを定速で回転駆動した状態で、前記
検知手段により検知される角速度情報を少なくとも前記
駆動ロールの1周期分にわたって取得するとともに、そ
の取得した角速度情報の中で前記駆動ロールの偏心によ
る速度変動成分を相殺することにより、前記従動ロール
の偏心による速度検知誤差成分を抽出する抽出手段と、
画像形成時において、前記検知手段により検知された角
速度情報と前記抽出手段により抽出された速度検知誤差
成分との差分データに基づいて前記無端状ベルトの走行
速度を制御する手段とを備えた構成を採用している。
【0012】上記構成からなる画像形成装置において
は、駆動ロールを定速で回転駆動した際に、検知手段に
より検知される角速度情報を少なくとも駆動ロールの1
周期分にわたって取得する。このとき、駆動ロールの偏
心による速度変動成分は、当該駆動ロールの回転周期で
同様の変化を繰り返すため、例えば駆動ロールの1周期
分の角速度情報を取得した場合には、その角速度情報を
駆動ロールの1/2周期で区切って前半部分と後半部分
を足し合わせることにより、駆動ロールの偏心による速
度変動成分を相殺できる。この原理を利用して抽出手段
では、検知手段により検知した角速度情報の中で駆動ロ
ールの偏心による速度変動成分を相殺し、これによって
従動ロールの偏心による速度検知誤差成分を抽出する。
一方、画像形成時においては、検知手段により検知され
た角速度情報と抽出手段により抽出された速度検知誤差
成分との差分をとる。このとき得られる差分データは、
従動ロールの角速度情報の中から当該従動ロールの偏心
による速度検知誤差成分を取り除いたデータ、つまり無
端状ベルトの走行速度にマッチしたデータとなるため、
その差分データに基づいて無端状ベルトの走行速度を制
御することにより、無端状ベルトの走行速度を一定にす
ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係
る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。
図1においては、駆動ロール1の回転軸に、ギア列2を
介して駆動モータ3が連結されている。また、駆動ロー
ル1の相対向する位置には、該駆動ロール1との間に所
定の間隔をおいて従動ロール4が設けられている。さら
に駆動ロール1と従動ロール4との間には中間ロール5
が設けられ、これら3つのロール1,4,5間に無端状
ベルト6が架け渡されている。この無端状ベルト6は、
画像形成に際して中間転写ベルト、画像担持ベルト又は
シート搬送用ベルトとして機能するもので、例えば中間
ロール5に付与されたバネ力により一定のテンションを
もって張架されている。
【0014】上記構成のベルト駆動機構においては、駆
動モータ3の駆動力がギア列2を介して駆動ロール1に
伝達され、これにより駆動ロール1が回転駆動する。そ
うすると、駆動ロール1の回転にしたがって無端状ベル
ト6が周方向に走行するため、このベルト走行にしたが
って従動ロール4及び中間ロール5が回転する。
【0015】一方、従動ロール4の回転軸の端部にはロ
ータリー式のエンコーダ7が取り付けられ、これによっ
て従動ロール4が速度検知機能を備えた、いわゆるエン
コーディングロールとして構成されている。エンコーダ
7は、従動ロール4の回転軸に同軸状に装着されたエン
コーディングディスク(放射状に多数のスリット孔を設
けた円盤型ディスク)と、このエンコーディングディス
クを間に挟んで互いに対向する発光器(発光ダイオード
等)及び受光器(フォトトランジスタ等)からなるもの
で、従動ロール4の角速度に応じたパルス信号Spを生
成する。
【0016】コントローラ8は、エンコーダ7から生成
されるパルス信号Spを取り込み、そのパルス信号Sp
に対応して生成された駆動信号Sdを駆動モータ3に与
えることにより、駆動モータ3の回転動作を制御するも
のである。ここで、上述のように駆動ロール1の回転に
より無端状ベルト6を走行させ、そのベルト走行にした
がって回転する従動ロール4の角速度をエンコーダ7の
パルス信号Spから検知した場合、これによって得られ
た角速度情報の中には、無端状ベルト6の走行速度成分
以外に、従動ロール4の偏心による速度検知誤差成分が
含まれる。したがって、エンコーダ7のパルス信号Sp
をそのままベルト走行速度の情報として認識し、これが
所望の速度(一定速度)となるように駆動モータ3を駆
動しても、無端状ベルト6の走行速度は上記速度検知誤
差成分の影響を受けて周期的に変動し、一定の速度には
ならない。
【0017】そこで本実施形態においては、以下のよう
な制御構成を採用している。すなわち、図2に示すよう
に、コントローラ8は、クロックジェネレータ81、ク
ロックカウンタ82、第1メモリ83、演算回路84、
第2メモリ85、差分回路86、比較回路87、モータ
ドライバ88を備えた構成となっている。
【0018】クロックジェネレータ81は、一定時間間
隔の周期的なクロックパルス(以下「クロック」と略
称)を、例えば十メガヘルツといった高い周波数で発生
させるもので、これは水晶発振器によって構成される。
クロックカウンタ82は、クロックジェネレータ81か
ら発生するクロックの数を、予め与えられた条件でカウ
ントするものである。すなわち、クロックカウンタ82
では、エンコーダ7から生成されるパルス信号Spに対
し、例えばあるパルスの立ち上がりから次のパルスの立
ち上がりまでの間のクロックをカウントする。
【0019】ここで、エンコーダ7から生成されるパル
ス信号Spの周期(パルスの立ち上がりから次のパルス
の立ち上がりまでの時間)は、図3に示すように、従動
ロール4の角速度に応じて変化する。具体的には、従動
ロール4の角速度が大きいときのパルスSp1の周期が
Waであるとすると、それよりも角速度が小さいときの
パルスSp2の周期は上記Waよりも短いWbとなる。
これらのパルス周期Wa,Wbは実質的に時間幅に相当
することから、各々のパルス周期Wa,Wbの時間内で
クロックカウンタ82がクロックをカウントすることに
なる。
【0020】このことから、従動ロール4の角速度が大
きいときは、クロックカウンタ82によるクロックのカ
ウント値が小さくなり、逆に従動ロール4の角速度が小
さいときは、クロックカウンタ82でのカウント値が大
きくなる。これにより、クロックカウンタ82のカウン
ト値から従動ロール4の角速度を検知することが可能と
なる。
【0021】なお、クロックカウント82でのカウント
条件の与え方としては、従動ロール4の角速度に応じて
クロックのカウント値に変化が現れる条件であれば、い
ずれの条件を採用してもかまわない。
【0022】一方、第1メモリ83は、クロックカウン
タ82でのカウント値(従動ロール4の角速度情報)を
記憶するものである。演算回路84は、第1メモリ83
に記憶されたカウント値を適宜読み出して所定の演算処
理(後述)を行うもので、その演算結果は第2メモリ8
5に記憶される。差分回路86は、画像形成時におい
て、クロックカウンタ82でのカウント値と第2メモリ
85に記憶されたデータとの差分をとり、その差分デー
タを比較回路87に与えるものである。比較回路87
は、駆動モータ3を駆動する際に基準となる基準値と差
分回路86から与えられる差分データとを比較し、その
比較結果に基づいてモータドライバ88に制御信号を出
力するものである。モータドライバ88は、比較回路8
7から与えられた制御信号に基づいて駆動モータ3に駆
動信号Sdを出力するものである。
【0023】ここで、本実施形態の特徴とするところ
は、エンコーダ7を介して得られる従動ロール4の角速
度情報の中から、当該従動ロール4の偏心による速度検
知誤差成分を抽出し、これをベルト走行速度の制御に反
映させる点にある。そこで続いては、従動ロール4の偏
心による速度検知誤差成分を抽出する際の具体的な処理
手順につき、図4のフローチャートを参照しつつ説明す
る。なお、以下に述べる抽出処理は、例えば画像形成装
置の製造完了時や電源投入時のウォームアップ中、ある
いは画像形成を開始する直前など、通常の画像形成とは
別にコントローラ8で行われるものである。
【0024】先ず、抽出処理の開始に先立って、モーダ
ドライバ88から駆動モータ3に一定レベルの駆動信号
Sdが出力され、この駆動信号Sdを受けて駆動モータ
3が定速(基準速度)で回転駆動される。これにより、
無端状ベルト6が走行を開始するとともに、そのベルト
走行に従った従動ロール4の回転により、エンコーダ7
からパルス信号Spが生成される。
【0025】ちなみに本実施形態においては、以下に述
べる一連の抽出処理を簡易化するメカ構成の好適な例と
して、従動ロール4の外径が駆動ロール1の外径の1/
4に設定されている。また、従動ロール4が1回転する
間に、エンコーダ7からは100個のパルス信号Spが
生成される構成となっている。
【0026】こうした条件のもとで、先ずコントローラ
8では、クロックカウンタ82によるカウント動作を開
始したのち(ステップS1)、パルスカウント数nの値
をゼロにリセットする(ステップS2)。このリセット
タイミング(n=0)については、駆動ロール1の回転
が安定した後であれば、任意のタイミングに設定しても
かまわない。次に、エンコーダ7から一つのパルス信号
Spが生成されたか否かを判定し、一つのパルス信号S
pが生成された時点で、当該パルス信号Spに対するク
ロックカウンタ82のカウント値Wn を取得する(ステ
ップS3,S4)。
【0027】次いで、先に取得したカウント値Wn を第
1メモリ83に記憶したのち、nの値をインクリメント
(+1)する(ステップS5,S6)。続いて、パルス
カウント数nの値が所定値(400)になったか否かを
判定し(ステップS7)、所定値(400)に満たない
場合は先のステップS3に戻って同様の処理を繰り返
す。その後、ステップS7にてパルスカウント数nの値
が所定値(400)に達したと判定された時点では、合
計400個のパルス信号に関するクロックカウント値W
n (n=0〜399)が第1メモリ83に蓄積された状
態となる。
【0028】この400個のクロックカウント値Wn
は、先述のメカ構成(ロール外径比、パルス生成数)か
らして、駆動ロール1の1周期分におよぶ従動ロール4
の角速度情報となる。こうした角速度情報(Wn )は、
図5において、駆動ロール1の偏心による速度変動成分
(実線)と従動ロール4の偏心による速度変動成分(破
線)とが加算(合成)された情報となって第1メモリ8
3に記憶される。
【0029】その後、nの値がゼロにリセットされたの
ち(ステップS8)、演算回路84において従動ロール
4の偏心による速度検知誤差成分En が以下の計算式に
したがって算出される(ステップS9)。 En =(Wn +Wn+100 +Wn+200 +Wn+300 )/4
【0030】この計算式において、Wn ,Wn+100 ,W
n+200 ,Wn+300 の各情報は既に第1メモリ83に記憶
されているため、これらの情報が演算回路84によって
第1メモリ83から適宜読み出される。ちなみに、n=
0の場合には、演算回路84によってW0 ,W100 ,W
200 ,W300 の情報が第1メモリ83から読み出され、
これらの情報を用いて、従動ロール4の偏心による速度
検知誤差成分EO が計算される。
【0031】続いて、nの値をインクリメントしたのち
(ステップS10)、当該nの値が所定値(100)に
達したか否かを判定し(ステップS11)、達していな
い場合は上記ステップS9に戻って同様の処理を繰り返
す。
【0032】こうした処理の繰り返しの中で上記計算式
では、先の図5において、駆動ロール1の回転周期(1
周期)を半分にしたときに、その前半部分(n=0〜1
99)となる「Wn +Wn+100 」と後半部分(n=20
0〜399)となる「Wn+200 +Wn+300 」とを足し合
わせることにより、駆動ロール1の偏心による速度変動
成分を相殺する。ただし、計算上は従動ロール4の偏心
による速度変動成分が4倍されるため、これを「4」で
割って所望の速度検知誤差成分En を得る。
【0033】これにより、ステップS10にてnの値が
所定値(100)に達したと判定された時点では、従動
ロール4の1周期分(1回転分)に相当する計100個
の速度検知誤差成分En (n=0〜99)が得られる。
こうして得られた100個の速度検知誤差成分En (n
=0〜99)は、第2メモリ85に記憶される。以上
で、一連の抽出処理が完了する。
【0034】なお、図4に示す処理フローにおいては、
駆動ロール1の1周期分の角速度情報Wn (n=0〜3
99)を全て取得した後に、それらの情報を用いて速度
検知誤差成分En (n=0〜99)を順に算出する手順
になっているが、これ以外にも、例えば図6に示す処理
フローを採用することにより、抽出処理の高速化を図る
ことができる。
【0035】すなわち、図6の処理フローの場合は、ス
テップS21〜S27の処理の繰り返しによって300
個の角速度情報Wn が得られた時点で、速度検知誤差成
分En-300 の計算(ステップS28)を開始し、残り1
00個の角速度情報Wn が得られた時点(ステップS2
9でYes)で、速度検知誤差成分En-300 の計算も終
了するようになっている。そのため、先の図4に示す処
理フローとの比較では、ステップS8〜S11の処理に
要する時間分を短縮することができる。
【0036】一方、通常の画像形成時においては、次の
ような制御手順で無端状ベルト6の走行速度が制御され
る。先ず、無端状ベルト6の走行中においてエンコーダ
7から生成されるパルス信号Spを用いて、上記同様に
各々のパルスの立ち上がりから次のパルスの立ち上がり
までのクロックをクロックカウンタ82でカウントしつ
つ、そのカウント値、つまり従動ロール4の角速度情報
Wn を取得し、これを差分回路86に与える。
【0037】差分回路86では、クロックカウンタ82
から与えられた角速度情報Wn と当該角速度情報Wn と
の差分対象として第2メモリ85に記憶されている速度
検知誤差成分En との差分をとり、この差分データを比
較回路87に与える。ここで、差分回路86で得られる
差分データは、従動ロール4の角速度情報Wn の中から
当該従動ロール4の偏心による速度検知誤差成分En を
取り除いたデータ、つまり無端状ベルト6の走行速度に
マッチしたデータとなる。
【0038】そこで、比較回路87では、差分回路86
から与えられた速度データと予め指定された基準速度デ
ータとを比較し、それらの差分が0(ゼロ)、つまり差
分回路86から与えられる速度データが基準速度データ
と一致するように例えば比例積分制御による制御値を算
出し、モータドライバ88に制御信号を出力する。これ
により、駆動ロール1の偏心や従動ロール4の偏心に影
響されることなく、無端状ベルト1の走行速度を一定
(基準速度)にすることが可能となる。
【0039】ちなみに、上記抽出処理後の画像形成時に
おいて、実際に検知した角速度情報Wn と第2メモリ8
5に記憶された速度検知誤差成分En との対応のとり方
については、次の2つの方式が考えられる。一つは、エ
ンコーディングディスクが1回転する毎に1回の基準信
号を生成する生成器をエンコーダ7に取り付けて、その
基準信号の出力タイミングをトリガとして角速度情報W
n の取得を開始する場合である。この場合は、上記図4
の処理フローのステップS2において、エンコーダ7か
ら基準信号が出力されたタイミングでnの値をゼロにリ
セットする。これにより、最終的に第2メモリ85に記
憶される速度検知誤差成分En (n=0〜99)は、基
準信号の発生タイミングを基準としたエンコーディング
ディスク1回転分のデータとなる。一方、画像形成時に
おいては、エンコーダ7から基準信号が出力されたタイ
ミングでnの値をリセットして角速度情報Wnの取得を
開始し、nに対する速度検知誤差成分Wn を第2メモリ
85から読み出して制御を直ちに開始する。以降は、従
動ロール1回転分のエンコーダパルス数が100と分か
っているので、n=100となった時にソフトウェア上
でn=0とするようnの管理を行う。また、基準信号が
出力されるたびにnの値をリセットすることでnの管理
を行うことも可能である。一度駆動を停止した後に再駆
動をする場合には既にEn は算出されているので、基準
信号を用いてエンコーダ7と第2メモリ85に格納され
たEn との同期をとることが可能であり、その場合には
En を再度検出する必要はない。
【0040】もう一つは、図4の処理フローのステップ
S2でnの値をゼロにリセットした際、これと同時に別
途カウンタでMの値をゼロにリセットし、その後は、エ
ンコーダ7からパルス信号Spが生成される毎にカウン
タの値Mをインクリメント(+1)する方式である。こ
の場合、カウンタの値Mの下二桁が一致するときはエン
コーディングディスクの回転位置(回転角)がいずれも
同じになるため、それ以後、駆動モータ3を継続して回
転駆動している間は、常にエンコーディングディスクの
回転位置(回転角)を制御系で把握することができる。
そこで、上記抽出処理に続いて(駆動モータ3を継続駆
動して)画像形成を開始し、その画像形成時に得られる
角速度情報に対しては、その検知タイミングでのカウン
タ値Mの下二桁に合致する速度検知誤差成分En を第2
メモリ85から読み出すことで対応をとることができ
る。この場合は、エンコーダ7に基準信号出力用の生成
器を取り付ける必要がないため、製造コストを安くする
ことができる。
【0041】ところで、上記抽出処理において、エンコ
ーダ7からのパルス信号Spから得られる角速度情報W
n には、上述した駆動ロール1と従動ロール4の偏心に
よる速度変動成分の他に、極僅かではあるが駆動モータ
3の出力軸の偏心による速度変動成分も含まれている。
よって、画像形成時に無端状ベルト6の走行速度をより
正確に制御するためには、モータ出力軸の偏心による速
度変動成分を抽出し、その抽出データを加味して駆動ロ
ール1を回転駆動させる必要がある。
【0042】そこで、モータ出力軸の偏心による速度変
動成分については、先述した抽出処理と同様の原理で抽
出することができる。具体的には、駆動ロール1と駆動
モータ3がギア列2で1:10の回転比(モータ10回
転で駆動ロール1回転)で噛み合い、またエンコーダ7
からは従動ロール4が1回転する間に100個のパルス
信号Spが生成されるものとする。そうした場合、例え
ば図4の処理フローにおいて、ステップS9での演算処
理に以下の計算式を採用するとともに、ステップS11
での判定処理を「n=39?」に変更して、モータ出力
軸の偏心による速度変動成分Mn を順に算出する。 Mn =(Wn +Wn+40+Wn+80+…+Wn+320 +Wn+36
0 )/10
【0043】これにより、合計400個の角速度情報W
n の中から、駆動ロール1と従動ロール4の偏心による
速度変動成分がそれぞれ相殺され、モータ1回転分に相
当する計40個の速度変動成分En を抽出できる。この
ことから、画像形成時においては、エンコーダ7からの
パルス信号Spから得られる角速度情報Wn の中から、
従動ロール4の偏心による速度検知誤差成分En とモー
タ出力軸の偏心による速度変動成分Mn を除去してベル
ト走行速度を把握し、これを基に駆動モータ3に駆動信
号Sdを送出することにより、無端状ベルト6の走行速
度をより適切に制御することが可能となる。
【0044】なお、上記実施形態においては、従動ロー
ル4の偏心による速度検知誤差成分E0 を抽出する際
に、駆動ロール1の1周期分(1回転分)にわたって従
動ロール4の角速度情報W0 を取得するようにしたが、
本発明はこれに限らず、駆動ロール1の2周期以上にわ
たって従動ロール4の角速度情報W0 を取得した場合で
も、駆動ロール1の偏心による速度変動成分を相殺し、
所望の抽出データを得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
にフィルタ等を使用しなくても、駆動ロールや従動ロー
ルの偏心の影響を無くして、無端状ベルトの走行速度を
一定にすることができるため、フィルタの使用に伴う種
々の不具合を招くことなく、ロールの偏心に起因する無
端状ベルトの走行速度ムラを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概
略構成図である。
【図2】 実施形態での制御構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 ロール角速度の検知原理を説明する図であ
る。
【図4】 速度検知誤差成分の抽出処理フローチャート
である。
【図5】 抽出処理における角速度情報の中の速度成分
を示す図である。
【図6】 高速化のための抽出処理フローチャートであ
る。
【図7】 画像形成装置の一例を示す側面概略図であ
る。
【符号の説明】
1…駆動ロール、3…駆動モータ、4…従動ロール、6
…無端状ベルト、7…エンコーダ、8…コントローラ、
81…クロックジェネレータ、82…クロックカウン
タ、83…第1メモリ、84…演算回路、85…第2メ
モリ、86…差分回路、87…比較回路、88…モータ
ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA16 DA41 DE07 ED01 ED16 ED24 EE01 EE02 EE03 EE04 FA28 2H030 AA01 AD05 AD16 BB24 BB42 BB56 BB72 2H032 BA09 CA02 CA12 3F049 BB11 EA21 LA04 LB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写ベルト、画像担持ベルト又はシ
    ート搬送用ベルトとしての無端状ベルトを、互いに外径
    の異なる駆動ロールと従動ロールとに架け渡し、前記駆
    動ロールの回転により前記無端状ベルトを走行させて画
    像形成を行う画像形成装置において、 前記従動ロールの角速度を検知する検知手段と、 前記駆動ロールを定速で回転駆動した状態で、前記検知
    手段により検知される角速度情報を少なくとも前記駆動
    ロールの1周期分にわたって取得するとともに、その取
    得した角速度情報の中で前記駆動ロールの偏心による速
    度変動成分を相殺することにより、前記従動ロールの偏
    心による速度検知誤差成分を抽出する抽出手段と、 画像形成時において、前記検知手段により検知された角
    速度情報と前記抽出手段により抽出された速度検知誤差
    成分との差分データに基づいて前記無端状ベルトの走行
    速度を制御する手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記従動ロールの外径を前記駆動ロール
    の外径の整数分の一に設定してなることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記従動ロールの角速
    度に応じたパルス信号を生成するエンコーダを有し、か
    つ該エンコーダの従動ロール1回転あたりのパルス生成
    数を、前記駆動ロールの外径と前記従動ロールの外径の
    比の整数倍に設定してなることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
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