JP2002072816A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002072816A
JP2002072816A JP2000264986A JP2000264986A JP2002072816A JP 2002072816 A JP2002072816 A JP 2002072816A JP 2000264986 A JP2000264986 A JP 2000264986A JP 2000264986 A JP2000264986 A JP 2000264986A JP 2002072816 A JP2002072816 A JP 2002072816A
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rotating body
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JP2000264986A
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Kazunori Nakamura
和則 中村
Tomoyuki Noguchi
智之 野口
Hirofumi Ihara
宏文 井原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置において、回転体の回転
ムラを防止する。 【解決手段】 回転体1を回転駆動する駆動手段2と、
駆動手段2の回転速度に比例した周波数の信号を出力す
る第1の速度検出手段4と、回転体1の回転速度に比例
した周波数の信号を出力する第2の速度検出手段5と、
第2の速度検出手段で出力された信号をフーリエ変換処
理するフーリエ変換手段6と、補正を行う対象とする特
定の周波数成分を抽出し、その周波数および振幅値から
補正データを演算して生成する補正データ演算手段7
と、補正データ演算手段7で演算された補正データを記
憶する補正データ記憶手段8と、第1の速度検出手段4
および第2の速度検出手段5の検出信号ならびに補正デ
ータ記憶手段8から読み出された補正データに基づいて
駆動手段2の回転速度を制御する駆動制御手段3とを備
えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体や転写手段
等の回転体を有する画像形成装置に関し、特に、回転体
の回転速度を定速に制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真技術を採用したカラー画
像形成装置においては、像担持体としての感光体を帯電
手段により帯電し、帯電された感光体に画像情報に応じ
た光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像手段に
よって現像し、現像されたトナー像をシート材等に転写
して画像を形成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化にともなって、この
ような一連の画像形成プロセスが展開される画像ステー
ションを複数備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエ
ロー像、好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像
担持体に形成し、各像担持体の転写位置にてシート材に
各色像を重ねて転写することによりフルカラー画像を形
成するタンデム方式のカラー画像形成装置も提案されて
いる。
【0004】先ず、タンデム方式にてカラー画像を得る
過程について図6を用いて説明する。
【0005】ここで、図6は従来のカラー画像形成装置
の構成を示す概略図である。
【0006】図6において、カラー画像形成装置には4
つの画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdが配置さ
れ、各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdは像担
持体としての感光体ドラム(感光体)100a,100
b,100c,100dをそれぞれに有し、その回りに
は、感光体ドラム100a,100b,100c,10
0dの表面を一様に帯電させる帯電手段101a,10
1b,101c,101d、静電潜像を顕像化する現像
手段103a,103b,103c,103d、残留ト
ナーを除去するクリーニング手段105a,105b,
105c,105d、画像情報に応じたレーザ光102
a,102b,102c,102dを各々の感光体ドラ
ム100a,100b,100c,100dに照射する
走査光学系の露光手段102、中間転写ベルト(中間転
写体)106にトナー像を転写する転写器104a,1
04b,104c,104dがそれぞれ配置されてい
る。
【0007】ここで、画像ステーションPa,Pb,P
c,Pdではそれぞれイエロー画像,マゼンタ画像,シ
アン画像,ブラック画像が形成される。
【0008】各画像ステーションPa,Pb,Pc,P
dを通過する態様で、感光体ドラム100a,100
b,100c,100dの下方にはローラ112a,1
12bにより支持された無端ベルト状の中間転写ベルト
106が配置されており、矢印A方向へ周回動する。
【0009】また、中間転写ベルト106に対面して、
各色の色ずれ量を検出するための位置合わせ(レジスト
レーション)パターンを検出するパターン検出手段11
3が配置されている。このパターン検出手段113は、
中間転写ベルト106の幅方向の両側に配置されてい
る。
【0010】なお、給紙カセット108に収納されてい
るシート材109は、給紙ローラ107により給紙さ
れ、シート材転写ローラ110、定着手段111を経て
排紙トレー(図示せず)に排出される。
【0011】以上のような構成のカラー画像形成装置で
は、先ず画像ステーションPdにおいて、帯電手段10
1dおよび露光手段102等を用いた公知の電子写真プ
ロセス手段により感光体ドラム100d上に画像情報で
あるブラック成分色の潜像が形成される。その後、現像
手段103dでブラックトナーを有する現像材によりブ
ラックトナー像として可視像化され、転写器104dで
中間転写ベルト106にブラックトナー像が転写され
る。
【0012】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
106に転写されている間に、画像ステーションPcで
シアン成分色の潜像が形成され、現像手段103cでシ
アントナーによるシアントナー像が可視像化されてこれ
が転写器104cにて転写され、先に中間転写ベルト1
06上に転写されたブラックトナー像と重ね合わされ
る。
【0013】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様にして画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト106上に4色のトナー像の重ね合わせが終了する
と、給紙ローラ107により給紙カセット108から給
紙された紙等のシート材109上にシート材転写ローラ
110によって4色のトナー像が一括転写搬送され、定
着手段111で加熱定着され、シート材109上にフル
カラー画像が得られる。
【0014】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム100a,100b,100c,100dはクリー
ニング手段105a,105b,105c,105dで
残留トナーが除去され、引き続き行われる次の像形成に
備えられ、印字動作は完了する。
【0015】以上のように、タンデム方式のカラー画像
形成装置は各色ごとに画像ステーションPa,Pb,P
c,Pdを有するため、高速化に有利である。
【0016】しかしながら、このようなカラー画像形成
装置では、異なる画像ステーションPa,Pb,Pc,
Pdで形成された各画像の位置合わせ(レジストレーシ
ョン)を如何に良好に行うかの点で問題点を有してい
る。なぜならば、シート材109に転写された4色の画
像形成位置のずれは、最終的には色ずれとしてまたは色
調の変化として現れてくるからである。
【0017】次に、転写画像の色ずれについて、図7を
用いて説明する。
【0018】ここで、図7は転写画像の色ずれの種類を
示す説明図である。
【0019】図7(a)はシート材109の移動方向
(図中矢印A方向)への色ずれ(以下、「副走査色ず
れ」という。)、図7(b)は主走査方向(図中矢印A
方向に直交する方向)への色ずれ(以下、「主走査色ず
れ」という。)、図7(c)は主走査方向に対する斜め
方向への色ずれ(以下、「スキュー誤差」という。)、
図7(d)は主走査方向の印字領域幅のずれ(以下、
「主走査倍率誤差」という。)、図7(e)は主走査方
向の湾曲による色ずれ(以下、「湾曲誤差」という。)
である。そして、実際には上記5種類のずれが重畳した
ものが現れる。
【0020】そして、上記色ずれの主原因は、図7
(a)の副走査色ずれの場合は各画像ステーションP
a,Pb,Pc,Pdや走査光学系の露光手段102の
取り付けずれ、および走査光学系の露光手段102内の
レンズやミラー(図示せず)等の取り付けずれによるも
のであり、図7(b)の主走査色ずれの場合もこれと同
様である。
【0021】また、図7(c)の斜め方向への傾きずれ
の主原因は画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdに
おける感光体ドラム100a,100b,100c,1
00dの回転軸の角度ずれ、および走査光学系の露光手
段102等の取り付け角度ずれによるものであり、図7
(d)の倍率誤差によるずれの主原因はレーザ光102
a,102b,102c,102dの光路長の誤差によ
る主走査線の長さのずれによるものであり、図7(e)
の湾曲誤差によるずれの主原因は走査光学系の露光手段
102内のレンズ等の組み立てずれによるものである。
【0022】そこで、これら5種類のずれに対して、あ
らかじめ基準となるレジストレーションパターンを描画
しておき、パターン検出手段113によってレジストレ
ーションパターンを検出してその結果から色ずれ量を算
出し、当該色ずれ量に応じて各画像の位置の補正を行う
ことが提案されている。
【0023】これらの色ずれは、各々の画像ステーショ
ンPa,Pb,Pc,Pdの脱着や画像形成装置の移
動、走査光学系の取り付け誤差等により発生する。そこ
で、電源投入時や各々の画像ステーションPa,Pb,
Pc,Pdの脱着時には色ずれ検出とその補正動作を行
う。
【0024】以下に色ずれの検出および補正動作につい
て説明する。
【0025】ここで、図8は従来のパターン検出手段の
構成を示す説明図、図9は従来における中間転写ベルト
上のレジストレーションパターンとパターン検出手段と
の配置を示す説明図、図10は従来における中間転写ベ
ルト上のレジストレーションパターンとパターン検出手
段との配置とパターン検出手段の出力信号とを示す説明
図、図11は従来における中間転写ベルト上のレジスト
レーションパターンとパターン検出手段との配置とパタ
ーン検出手段の出力信号とを示す説明図である。
【0026】図8に示すように、パターン検出手段11
3は、イメージセンサ(以下、「CCD」という。)1
14、ランプ等の光源115および反射光をCCD11
4に結像するためのセルフォックレンズアレイ116か
らなる。そして、このようなパターン検出手段113
a,113bは、図9に示すように、一列に並んだそれ
ぞれのCCD114a,114b内の画素が中間転写ベ
ルト106の搬送方向Aと直角に交わる線上となるよう
に配置されている。そして、図示するように、搬送方向
Aに対して中間転写ベルト106の幅方向の2箇所の端
部付近にそれぞれ1つずつ、合計2つ配置されている。
【0027】以上のような構成において、レジストレー
ションパターンの検出・補正動作は、図9に示すよう
に、予め決められた直線や図形等のレジストレーション
パターン(例えば中間転写ベルト106の搬送方向Aと
直角に交わる線上に、予め決められた間隔で各色毎にト
ナー像117,118,119,120)を形成し、パ
ターン検出手段113a,113bにて各色の色ずれを
測定する。
【0028】図7(a)に示す副走査色ずれは、図10
(a)に示すように、中間転写ベルト106上の各色の
レジストレーションパターン117,118,119,
120がパターン検出手段113a内のCCD114a
を通過する時間T1と予め決められた設計値Tでの時間
差(ΔT1=T−T1)と中間転写ベルト106の搬送
速度vより各色の色ずれ(ΔY1=ΔT1・v)を演算
することにより求められる。
【0029】図7(b)に示す主走査色ずれは、図10
(b)に示すように、中間転写ベルト106上の各色レ
ジストレーションパターン117,118,119,1
20の走査開始位置がパターン検出手段113a内のC
CD114aを通過する画素位置差(ΔX1)より各色
の色ずれを演算することにより求められる。
【0030】図7(c)に示すスキュー誤差は、図10
(b)に示すように、中間転写ベルト106上の幅方向
の両側に形成された同色のレジストレーションパターン
117,118,119,120がそれぞれのパターン
検出手段113a,113b内のCCD114a,11
4bを通過する時間差(ΔT2)と中間転写ベルト10
6の搬送速度vより各色のスキュー誤差(ΔY2=ΔT
2・v)を演算することにより求められる。
【0031】図7(d)に示す倍率誤差は、図11
(a),(b)に示すように、中間転写ベルト106上
の同色レジストレーションパターン117,118,1
19,120の走査開始および走査終了位置がそれぞれ
のパターン検出手段113a,113b内のCCD11
4a,114bを通過する画素位置差(ΔX2、ΔX
1)より各色の倍率誤差(ΔX3=ΔX2−ΔX1)を
演算することにより求められる。
【0032】そして、このようにして演算された上記4
種類の色ずれ量を基に、色ずれ補正動作が行われる。
【0033】ここで、図7(a)に示す副走査色ずれお
よび図7(b)に示す主走査色ずれについては、各色の
走査タイミングを調整してずれ量を補正する(図示せ
ず)。
【0034】また、図7(c)に示すスキュー誤差およ
び図7(d)に示す倍率誤差については、露光手段10
2内の光学系をアクチュエータ(図示せず)で調整する
ことにより補正する(図示せず)。
【0035】そして、図7(e)に示す湾曲誤差につい
ては、当該誤差を正確には測定することができないの
で、露光手段102内のレンズ等の組立精度を向上させ
るといった機構的な対策を施し、補正処理は行っていな
い。
【0036】さて、色ずれ検出時においては、中間転写
ベルト106上にレジストレーションパターン117,
118,119,120を形成するため、感光体ドラム
100a,100b,100c,100dおよび中間転
写ベルト106を回転駆動している。このため、色ずれ
検出の精度は感光体ドラム100a,100b,100
c,100dおよび中間転写ベルト106の回転精度に
依存する。したがって、高精度の色ずれ検出を行うに
は、感光体ドラム100a,100b,100c,10
0dおよび中間転写ベルト106を高精度に回転駆動す
る必要がある。
【0037】ここで、従来の感光体ドラム100a,1
00b,100c,100dおよび中間転写ベルト10
6の駆動動作について説明する。なお、以下の説明にお
いては感光体ドラム100aの駆動について説明する
が、他の感光体ドラム100b,100c,100dお
よび中間転写ベルト106の駆動方式についても全く同
様であるために重複した説明は省略する。
【0038】図12は従来のカラー画像形成装置におけ
る感光体ドラムの駆動部の制御系を示すブロック図であ
る。
【0039】図12において、速度制御部121は駆動
モータ123の回転速度を制御するための速度制御信号
をドライバ部122に出力する。ドライバ部122は速
度制御部121から入力された速度制御信号に基づいて
駆動モータ123に投入する電流制御を行い、これによ
り駆動モータ123が回転駆動される。
【0040】駆動モータ123は回転速度に比例したモ
ータ速度信号を速度制御部121にフィードバックし、
速度制御部121はフィードバックされたモータ速度信
号を検出して、公知のPLL制御やPID制御等により
駆動モータ123の定速回転制御を行う。すなわち、モ
ータ速度信号が予め設定された所定の速度より小さいと
きは駆動モータ123の回転速度を大きくし、予め設定
された所定の速度より大きいときは駆動モータ123の
回転速度を小さくするように速度制御信号を出力して、
駆動モータ123の定速回転制御を行う。
【0041】このようにして得られた駆動モータ123
の回転駆動力はギヤ等(図示せず)の駆動伝達系124
を介して接続された感光体ドラム100aに伝達され、
感光体ドラム100aが回転駆動される。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、駆動モータから後段の駆動情報、す
なわち感光体ドラム表面の駆動情報が得られないため、
印字品質に大きな影響を及ぼす感光体ドラム表面の駆動
情報を基にした駆動制御ができなかった。
【0043】したがって、駆動モータを高精度に駆動し
ても、伝達系のベルト等のゆるみや感光体ドラムの偏心
により感光体ドラムの速度変動が生じていた。
【0044】この結果、感光体ドラム上に補正用レジス
トレーションパターンが正確に描画されず、このため
に、適正な補正を行うことができなかった。
【0045】また、通常の印字動作においても感光体ド
ラムの速度変動により色ずれが発生し、印字品質が低下
していた。
【0046】そして、中間転写ベルトの駆動モータにつ
いても同様に、伝達系のベルト等のゆるみや当該駆動ロ
ーラの偏心により中間転写ベルトの速度変動が生じ、中
間転写ベルト上に補正用レジストレーションパターンが
正確に描画されずに適正な補正を行うことができなかっ
たり、印字品質の低下を招いていた。
【0047】そこで、本発明は、感光体や中間転写体な
どの回転体における回転ムラを防止することのできる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、回転体を回転駆動する駆
動手段と、駆動手段の回転速度を検出して駆動手段の回
転速度に比例した周波数の信号を出力する第1の速度検
出手段と、回転体の回転速度を検出して回転体の回転速
度に比例した周波数の信号を出力する第2の速度検出手
段と、第2の速度検出手段で出力された信号をフーリエ
変換処理するフーリエ変換手段と、フーリエ変換手段に
より得られた回転体の回転速度の周波数成分の中から補
正を行う対象とする特定の周波数成分を抽出し、その周
波数および振幅値から補正データを演算して生成する補
正データ演算手段と、補正データ演算手段で演算された
補正データを記憶する補正データ記憶手段と、第1の速
度検出手段および第2の速度検出手段の検出信号ならび
に補正データ記憶手段から読み出された補正データに基
づいて駆動手段の回転速度を制御する駆動制御手段とを
有する構成としたものである。
【0049】このように、回転体に発生する回転ムラの
周期成分を検出し、この周期成分に基づいて回転体を回
転駆動する駆動手段の回転制御を行っているので、感光
体や中間転写体などの回転体における回転ムラを防止す
ることが可能になる。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転体を回転駆動する駆動手段と、駆動手段の回転
速度を検出して駆動手段の回転速度に比例した周波数の
信号を出力する第1の速度検出手段と、回転体の回転速
度を検出して回転体の回転速度に比例した周波数の信号
を出力する第2の速度検出手段と、第2の速度検出手段
で出力された信号をフーリエ変換処理するフーリエ変換
手段と、フーリエ変換手段により得られた回転体の回転
速度の周波数成分の中から補正を行う対象とする特定の
周波数成分を抽出し、その周波数および振幅値から補正
データを演算して生成する補正データ演算手段と、補正
データ演算手段で演算された補正データを記憶する補正
データ記憶手段と、第1の速度検出手段および第2の速
度検出手段の検出信号ならびに補正データ記憶手段から
読み出された補正データに基づいて駆動手段の回転速度
を制御する駆動制御手段とを有する画像形成装置であ
り、回転体に発生する回転ムラの周期成分を検出し、こ
の周期成分に基づいて回転体を回転駆動する駆動手段の
回転制御を行っているので、感光体や中間転写体などの
回転体における回転ムラを防止することが可能になると
いう作用を有する。
【0051】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、回転体は、画像データに対応し
た静電潜像が形成される感光体である画像形成装置であ
り、レジストレーションパターンが正確に描画されるよ
うになるので、色ずれ検出および補正処理を正確に行う
ことが可能になるとともに、印字中の感光体や中間転写
体の駆動が高精度に行われるので、印字品質の高い画像
を得ることが可能になるという作用を有する。
【0052】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、回転体は、シート材に転写、定
着されるカラートナー像が感光体のトナー像の重ね合わ
せで形成される中間転写体である画像形成装置であり、
レジストレーションパターンが正確に描画されるように
なるので、色ずれ検出および補正処理を正確に行うこと
が可能になるとともに、印字中の感光体や中間転写体の
駆動が高精度に行われるので、印字品質の高い画像を得
ることが可能になるという作用を有する。
【0053】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、補
正データ記憶手段は不揮発性メモリである画像形成装置
であり、回転体に発生する回転ムラの周期成分の検出の
処理回数を削減することが可能になるという作用を有す
る。
【0054】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。また、本実施の形態におけ
るカラー画像形成装置の全体構成は図6において説明し
た従来のカラー画像形成装置と同様であるので、ここで
の重複した説明は省略され、必要に応じて図6における
部材を用いての説明が行われている。
【0055】図1は本発明の一実施の形態のカラー画像
形成装置における回転体の回転速度の検出と駆動制御と
を行う制御系を示すブロック図、図2は本発明の一実施
の形態のカラー画像形成装置における回転体の速度検出
を行う検出パターンとセンサの配置および検出速度信号
のタイミングを示す説明図、図3は本発明の一実施の形
態のカラー画像形成装置における補正データの生成から
記憶までの処理を示すフローチャート、図4は本発明の
一実施の形態のカラー画像形成装置における記憶した補
正データを用いた回転体の速度制御処理を示すフローチ
ャート、図5は本発明の一実施の形態のカラー画像形成
装置における補正前後の駆動手段の速度と回転体の速度
との関係を示す説明図である。
【0056】図1に示すように、本実施の形態のカラー
画像形成装置における回転体の制御系は、感光体ドラム
100a,100b,100c,100dや中間転写ベ
ルト106(図6)等の回転体1を回転駆動するモータ
(図示せず)などの駆動手段2と、駆動手段2の回転速
度の制御を行う駆動制御手段3と、駆動手段2の回転速
度を検出して駆動手段2の回転速度に比例した周波数の
パルス信号(信号)を駆動制御手段3に出力する第1の
速度検出手段4と、回転体1の回転速度を検出して回転
体1の回転速度に比例した周波数のパルス信号(信号)
を出力する第2の速度検出手段5と、第2の速度検出手
段5で検出された回転体1の回転速度信号であるパルス
信号を周波数−電圧変換(FV変換)して得られた回転
速度に比例した電圧信号に対して公知の高速フーリエ変
換(以下、「FFT」という。)の演算処理を行って周
波数成分のデータに変換するフーリエ変換手段6と、フ
ーリエ変換手段6により得られた回転体1の回転速度の
周波数成分の中から補正を行う対象とする特定の周波数
成分を抽出し、その周波数および振幅値から補正データ
を演算して生成する補正データ演算手段7と、補正デー
タ演算手段7で演算された補正データを記憶してこれを
駆動制御手段3に出力する補正データ記憶手段8とから
構成されている。
【0057】そして、駆動制御手段3は、第1の速度検
出手段4や第2の速度検出手段5からの出力信号および
補正データ記憶手段8から読み出した補正データに基づ
いて駆動手段2の回転速度を制御する。
【0058】次に、以上のように構成された制御系によ
る回転体1の駆動制御について図2〜5を用いて説明す
る。
【0059】先ず、図2における回転体1の速度検出を
行う検出パターン9と第2の速度検出手段5の配置およ
び検出信号のタイミングチャートを用いて、回転体1の
移動速度の検出について説明する。
【0060】図2において、例えば反射型フォトインタ
ラプタ等の光素子により構成される第2の速度検出手段
5を、矢印Aの方向に回転駆動される回転体1上に形成
された検出パターン9の対向位置に配置する。また、回
転体1上の検出パターン9は、回転体1の回転方向Aと
直角に交わる線上に、第2の速度検出手段5が検出可能
な位置に所定の間隔rで形成する。
【0061】このような構成において回転体1が回転駆
動されると、第2の速度検出手段5は対向位置を通過す
る検出パターン9を検出し、回転体1の回転速度に比例
した周波数をもつパルス信号を出力する。そして、第2
の速度検出手段5から出力されるパルス信号から、駆動
制御手段3は各々のパルスの立上り(あるいは、下降)
エッジ間の時間間隔をカウント用クロックを用いてカウ
ントすることで検出し、そのカウント値・・・、Cn、
Cn+1、・・・から検出速度・・・、Vn、Vn+
1、・・・を、Vn=r/(Cn×Tc)により求め
る。但し、Tcはカウント用クロック周期である。
【0062】回転体1の平均の回転速度をVmとする
と、第2の速度検出手段5で検出される検出パターン9
の平均の周波数fsは、 fs=Vm/r となる。
【0063】一方、回転体1の移動速度の変動成分に
は、例えば回転体1が中間転写ベルト106であれば、
中間転写ベルト106を回転駆動する駆動ローラ112
の偏心やベルト厚の不均一等がある。そして、駆動ロー
ラ112の偏心については駆動ローラ112の一周期に
対応する周波数成分の移動速度変動があり、ベルト厚の
不均一についてはベルト一周期に対応する周波数成分の
移動速度変動がある。また、回転体1が感光体ドラム1
00a,100b,100c,100dであれば、感光
体ドラム100a,100b,100c,100d自体
の偏心や駆動手段2の駆動力を伝達するギヤ(図示せ
ず)等の伝達系の偏心に対応する周波数成分がある。
【0064】そして、これらの様々な要因に起因して発
生する回転体1の回転速度の周期的な変動成分を検出す
る場合、含まれる様々な周波数成分の中で予め検出を行
う対象とする最大の周波数成分を設定し、その最大の周
波数fmaxに対して、公知のサンプリング定理に基づ
いて、 fs≧2fmax の関係を満足するように検出パターン9の間隔rを設定
する。
【0065】本実施の形態では、検出した回転体1の回
転速度の周期的な変動成分に基づいてモータ等の駆動手
段2の駆動制御を行うため、駆動手段2の最大応答周波
数以上の周期成分を検出しても、その検出周波数で駆動
手段2を制御することはできない。したがって、fma
xは駆動手段2の最大応答周波数として、上記条件を満
足する検出パターン9の間隔rを設定する。
【0066】次に、図3の補正データを生成して記憶す
る処理を示すフローチャートを用いて、回転体1の速度
変動を補正する補正データの生成について説明する。
【0067】図3において、先ず駆動制御手段3は、駆
動手段2を所定の回転速度で定速回転させる(S1)。
具体的に説明すると、駆動制御手段3は、画像形成を行
うプロセススピードに応じて駆動手段2の目標回転速度
設定値を予め設定する。そして、駆動手段2に駆動電流
を供給して回転させるとともに、第1の速度検出手段4
から駆動手段2の回転速度に比例した周波数のパルス信
号が入力されて、図2において説明したのと同様にして
パルス信号の周期を検出することにより、駆動手段2の
回転速度を検出する。駆動制御手段3は、駆動手段2の
回転速度に基づいて、公知のPLL制御やPID制御等
の制御手法を用いて、目標回転速度設定値で定速回転す
るようにフィードバック制御を行う。
【0068】このようにして目標回転速度設定値で定速
回転制御された駆動手段2の回転駆動力は、ギヤやベル
ト等の伝達系(図示せず)を介して回転体1に伝達さ
れ、これにより回転体1が回転する。そして、第2の速
度検出手段5により回転体1の回転速度を検出する(S
2)。
【0069】検出した回転体1の回転速度に対応した周
波数をもつパルス信号は第2の速度検出手段5からフー
リエ変換手段6に入力されてFV変換処理が行われ、得
られた回転速度に比例した電圧信号に対して、公知のF
FTの演算処理を行う(S3)。このようなFFTの演
算処理を行うことにより、回転速度信号を様々の周波数
成分に分解したときの各周波数成分に対する位相、振幅
値の情報が得られる。
【0070】そこで次に、得られた様々の周波数成分の
中から、補正データ演算手段7により補正を行う対象と
する特定の周波数fの成分を選定し、その周波数および
振幅値から補正データを演算して生成する(S4)。例
えば、得られた周波数成分の中で振幅値が最大である周
波数成分を補正対象として周波数fに選定し、周波数f
とその振幅値に対応した正弦波を時系列に演算して生成
する。
【0071】最後に、生成した時系列の正弦波に予め決
められた所定の定数値を乗じて、補正データ記憶手段8
に記憶する(S5)。
【0072】ここで、この予め決められた所定の定数値
は装置固有の定数であり、予め測定により求めておく。
すなわち、駆動制御手段3に設定する目標回転速度設定
値を周波数fで正弦的に振動させ、駆動手段2を介して
回転体1の回転速度を同じ周波数fで正弦的に回転させ
たときに、目標回転速度設定値の振幅(入力)に対する
回転体1の回転速度(出力)の振幅比(以下、「伝達ゲ
イン」という。)を計測し、この伝達ゲインの逆数を所
定の定数として求めればよい。ここでいう出力の回転体
1の回転速度とは、第2の速度検出手段5で検出したパ
ルス信号をFV変換処理して得られた電圧信号である。
【0073】このようにして得られた補正データは、ギ
ヤやベルト等の伝達系(図示せず)や回転体1等の交換
をしない限り殆ど変動しないため、補正データ記憶手段
8において不揮発性のメモリ(図示せず)として記憶さ
せておけば、補正データの演算処理回数を削減すること
ができる。
【0074】不揮発性メモリは、好ましくはEEPRO
M(電気的書込みおよび消去可能なROM)、あるいは
フラッシュメモリ等が使用できるが、電源をOFFして
もデータが消失しないメモリであれば何れのメモリを使
用してもよく、また、バックアップ電池等により電源を
OFFしてもデータが消失しない機構を設けてあれば、
SRAM等のメモリを使用してもよい。
【0075】以上にようにして補正データ記憶手段8に
保持された補正データを用いた回転体1の駆動制御につ
いて、図4および図5を用いて説明する。
【0076】図4のフローチャートにおいて、駆動制御
手段3は、先ず前述したS1と同様に駆動手段2を所定
の目標回転速度設定値で定速回転させる(S6)。
【0077】定速回転制御された駆動手段2の回転駆動
力は、ギヤやベルト等の伝達系(図示せず)を介して回
転体1に伝達されて回転体1が回転する。そこで、駆動
制御手段3は、第2の速度検出手段5により、図2にお
いて説明したようにして回転体1の回転速度を検出する
(S7)。
【0078】検出した回転体1の回転速度データに対し
て周波数fの変動成分を抽出するために、周波数fを通
過帯域に含む帯域通過フィルタ、例えば公知のButt
erworthフィルタによるフィルタリング処理を行
う(S8)。そして、このフィルタリング処理を行った
回転体1の回転速度データから、周波数fの回転速度の
変動成分の位相をリアルタイムに検出する(S9)。
【0079】次に、この検出した周波数fの回転速度の
変動成分の位相に対して180°ずれた位相のデータを
初期値として、補正データ記憶手段8から順次に補正デ
ータを読み出す(S10)。すなわち、図5の補正前後
の駆動手段2の速度と回転体1の速度に示すように、補
正前(図5(a))において、駆動手段2は目標回転速
度設定値で定速に回転制御され(S6)、駆動手段2の
回転駆動力により回転体1が回転し、第2の速度検出手
段5により検出(S7)した回転体1の回転速度データ
に対してフィルタリング処理する(S8)ことで得られ
る回転体1の回転速度は、周波数fの周期変動成分を含
むものとなる。
【0080】検出した周波数fの回転速度の変動成分の
位相に対して180°ずれた位相のデータ、例えば時刻
tでの0°に対しては、180°の位相のデータを補正
データの初期値として補正データ記憶手段8から順次に
読み出して(S10)、目標回転速度設定値に加算して
駆動手段2の速度制御を行う(S11)。
【0081】この結果、補正後(図5(b))において
は、駆動手段2の回転速度は、目標回転速度設定値が周
波数fで周期的に変動するのに対応して周波数fの周期
的な速度変動で変化する一方で、回転体1は補正前(図
5(a))の回転速度の周波数fの回転速度の変動成分
に対して位相が180°ずれて回転するため、補正前の
周波数fの変動成分が相殺されて、回転体1の回転速度
の変動成分が低減する。
【0082】このように、本実施の形態によれば、回転
体1に発生する回転ムラの周期成分を検出し、この周期
成分に基づいて回転体1を回転駆動する駆動手段2の回
転制御を行っているので、感光体ドラム100a,10
0b,100c,100dや中間転写ベルト106など
の回転体1における回転ムラを防止することが可能にな
る。
【0083】これにより、感光体ドラム100a,10
0b,100c,100dや中間転写ベルト106の表
面にレジストレーションパターンが正確に描画されるよ
うになるので、色ずれ検出および補正処理を正確に行う
ことが可能になる。
【0084】また、印字中の感光体ドラム100a,1
00b,100c,100dや中間転写ベルト106の
駆動が高精度に行われるので、印字品質の高い画像を得
ることが可能になる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、回転体
に発生する回転ムラの周期成分を検出し、この周期成分
に基づいて回転体を回転駆動する駆動手段の回転制御を
行っているので、感光体や中間転写体などの回転体にお
ける回転ムラを防止することが可能になるという有効な
効果が得られる。
【0086】これにより、感光体や中間転写体の表面に
レジストレーションパターンが正確に描画されるように
なるので、色ずれ検出および補正処理を正確に行うこと
が可能になるという有効な効果が得られる。
【0087】また、印字中の感光体や中間転写体の駆動
が高精度に行われるので、印字品質の高い画像を得るこ
とが可能になるという有効な効果が得られる。
【0088】補正データ記憶手段として不揮発性メモリ
を用いれば、回転体に発生する回転ムラの周期成分の検
出の処理回数を削減することが可能になるという作用を
有するという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のカラー画像形成装置に
おける回転体の回転速度の検出と駆動制御とを行う制御
系を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態のカラー画像形成装置に
おける回転体の速度検出を行う検出パターンとセンサの
配置および検出速度信号のタイミングを示す説明図
【図3】本発明の一実施の形態のカラー画像形成装置に
おける補正データの生成から記憶までの処理を示すフロ
ーチャート
【図4】本発明の一実施の形態のカラー画像形成装置に
おける記憶した補正データを用いた回転体の速度制御処
理を示すフローチャート
【図5】本発明の一実施の形態のカラー画像形成装置に
おける補正前後の駆動手段の速度と回転体の速度との関
係を示す説明図
【図6】従来のカラー画像形成装置の構成を示す概略図
【図7】転写画像の色ずれの種類を示す説明図
【図8】従来のパターン検出手段の構成を示す説明図
【図9】従来における中間転写ベルト上のレジストレー
ションパターンとパターン検出手段との配置を示す説明
【図10】従来における中間転写ベルト上のレジストレ
ーションパターンとパターン検出手段との配置とパター
ン検出手段の出力信号とを示す説明図
【図11】従来における中間転写ベルト上のレジストレ
ーションパターンとパターン検出手段との配置とパター
ン検出手段の出力信号とを示す説明図
【図12】従来のカラー画像形成装置における感光体ド
ラムの駆動部の制御系を示すブロック図
【符号の説明】
1 回転体 2 駆動手段 3 駆動制御手段 4 第1の速度検出手段 5 第2の速度検出手段 6 フーリエ変換手段 7 補正データ演算手段 8 補正データ記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 宏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA17 DE07 DE09 ED02 ED24 EE01 EE03 EE04 EE08 2H030 AA01 AD17 BB42 BB44 BB53 BB56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体を回転駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の回転速度を検出して前記駆動手段の回転
    速度に比例した周波数の信号を出力する第1の速度検出
    手段と、 回転体の回転速度を検出して前記回転体の回転速度に比
    例した周波数の信号を出力する第2の速度検出手段と、 前記第2の速度検出手段で出力された前記信号をフーリ
    エ変換処理するフーリエ変換手段と、 前記フーリエ変換手段により得られた前記回転体の回転
    速度の周波数成分の中から補正を行う対象とする特定の
    周波数成分を抽出し、その周波数および振幅値から補正
    データを演算して生成する補正データ演算手段と、 前記補正データ演算手段で演算された前記補正データを
    記憶する補正データ記憶手段と、 前記第1の速度検出手段および前記第2の速度検出手段
    の検出信号ならびに前記補正データ記憶手段から読み出
    された前記補正データに基づいて前記駆動手段の回転速
    度を制御する駆動制御手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記回転体は、画像データに対応した静電
    潜像が形成される感光体であることを特徴とする請求項
    第1項に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記回転体は、シート材に転写、定着され
    るカラートナー像が感光体のトナー像の重ね合わせで形
    成される中間転写体であることを特徴とする請求項第1
    項に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記補正データ記憶手段は不揮発性メモリ
    であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記
    載の画像形成装置。
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