JP2008287100A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位置合わせ用パターンの形成から検出までの時間を短くすることで、ダウンタイムが小さい画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】搬送ベルト上に位置合わせ用パターンを形成して位置ずれを補正した際に基準経過時間を算出し、基本色の位置合わせ用パターンを複数の感光体ドラムの夫々に形成し、その感光体ドラム上の位置合わせ用パターンを検出し、その検出結果と基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置における形成画像の位置ずれ検出技術に関し、特に、画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
複数の画像形成部を有する画像形成装置においては、画像形成を重ねたり、環境温度の変動や装置内の各箇所の温度が変動することにより、色毎に位置ずれを生じてしまう。
この位置ずれを修正するために、搬送ベルト上に位置合わせ用パターンを転写して位置ずれを修正する技術が開示されている。
特許文献1に開示の画像形成装置は、記録材上に順次異なる色で画像形成を行なうための複数の画像形成手段と、位置ずれ検出用パターンを形成する制御手段と位置ずれ検出用パターンを検出する検出手段とを備え、位置ずれ検出用パターンは、第1パターン列と第2パターン列とを含み、第1パターンと第2パターンとは異なる形状であって、第1パターン列を構成する複数の第1パターンの色の順序と第2パターン列を構成する複数の第2パターンの色の順序とは異なるように構成し、ダウンタイムの増加やコストの増大を生じず、高精度の位置ずれ検出を可能とする。
また、図14に、従来の画像形成装置の内部構成図を示す。
この従来の画像形成装置では、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各画像形成部が、搬送ベルト上に位置合わせ用パターンを転写する。搬送ベルト上の位置合わせ用パターンがパターン検出センサ14の位置まで移動すると、パターン検出センサ14はその位置合わせ用パターンを検出し、検出した位置ずれ量に応じてその位置ずれを修正する。
特開2006−350320号公報
しかしながら、この従来の画像形成装置では、ダウンタイムが大きいという問題があった。
この説明をするために、従来の位置合わせ動作における位置合わせ用パターンの転写時と検出時のタイミングチャートを図15に示す。
画像形成部が、パターン形成領域信号を発生させて位置合わせ用パターンを搬送ベルト上に転写する。その位置合わせ用パターンが搬送ベルト上に転写されてから、パターン検出センサ14の位置までに移動するまでの時間であるパターン移動時間が長いので、ダウンタイムが大きくなっている。
本発明は上記のような問題を解消するためになされたものであり、位置合わせ用パターンの形成から検出までの時間を短くすることで、ダウンタイムを小さくする画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置、画像形成装置の制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の画像形成装置は、基本色画像を潜像形成される複数の感光体ドラムと、直接転写や中間転写に利用されるベルトやドラムとしての転写体を備える。
さらに本発明の画像形成装置は、転写手段を備える。この転写手段は、一般的な画像の他、位置合わせ用パターンも転写する。さらに本発明の画像形成装置は、転写体上パターン検出手段として転写体上パターン検出センサを有する。この転写体上パターン検出センサは、転写体上に転写された位置合わせ用パターンを検出する。さらに本発明の画像形成装置は、転写体上位置合わせ手段を備える。この転写体上位置合わせ手段は、転写体上パターン検出センサが検出する検出結果に基づいて、位置ずれを補正する。さらに本発明の画像形成装置は、算出手段を備える。この算出手段は、転写体上位置合わせ手段が位置ずれを補正した際に、基準経過時間を算出する。ここで基準経過時間とは、位置ずれが無い状態における、パターン形成開始トリガから位置合わせ用パターンの横線の中央位置までの時間である。さらに本発明の画像形成装置は、形成手段を備える。この形成手段は、基本色の位置合わせ用パターンを、複数の感光体ドラムの夫々に形成する。さらに本発明の画像形成装置は、感光体上パターン検出手段としての感光体上パターンセンサを備える。この感光体上パターン検出センサは、感光体ドラム上の位置合わせ用パターンを検出する。さらに本発明の画像形成装置は、感光体上位置合わせ手段を備える。この感光体上位置合わせ手段は、感光体上パターン検出センサが検出する検出結果と算出手段が算出する基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する。
また、本発明の画像形成装置は、判定手段を備えるものとすることもできる。この判定手段は、第一または第二の実行判定条件に合致するか否かを判定する。さらに、第一の実行判定条件に合致すると判定した場合には転写体上位置合わせ手段が位置ずれを補正し、第二の実行判定条件に合致すると判定した場合には感光体上位置合わせ手段が位置ずれを補正するものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、第一の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの積算プリント枚数が所定枚数以上であることを採用することもできる。さらに、第二の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段又は感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの積算プリント枚数が所定枚数以上であることを採用することもできる。さらに、第一の実行判定条件の所定枚数は、第二の実行判定条件の所定枚数よりも多いものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、第一の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であることを採用することもできる。さらに、第二の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段又は感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であることを採用することもできる。さらに、第一の実行判定条件の所定温度は、第二の実行判定条件の所定温度よりも高いものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、第一の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの所定時間経過していることを採用することもできる。さらに、第二の実行判定条件として転写体上位置合わせ手段又は感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの所定時間経過していることを採用することもできる。さらに、第一の実行判定条件の所定時間は、第二の実行判定条件の所定時間よりも長いものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、ユーザからの指示を受け付ける受付手段を備えるものとすることもできる。さらに、第一の実行判定条件として、転写体上位置合わせ手段が補正するように受付手段が指示を受け付けたことを採用することもできる。さらに、第二の実行判定条件として、転写体上位置合わせ手段又は感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してから、積算プリント枚数が所定枚数以上であること又は自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であること又は所定時間経過していることのいずれかを採用することもできる。
また、本発明の画像形成装置は、基本色の第二の位置合わせ用パターンを、複数の感光体ドラムの夫々に、主走査方向が転写紙の領域内かつ副走査方向が転写紙の領域外に形成するものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、基本色の第二の位置合わせ用パターンを、複数の感光体ドラムの夫々に、主走査方向が転写紙の領域外かつ副走査方向が転写紙の領域内に形成するものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、転写体上パターン検出手段が画像濃度を制御するためのプロセスコントロール用パターンを検出するものとすることもできる。すなわち、本発明の画像形成装置の転写体上パターン検出センサは、画像濃度を制御するためのプロセスコントロール用パターンを検出する濃度調整用パターン検出センサも兼用するものとすることもできる。
また、本発明の画像形成装置は、搬送ベルト上への位置合わせ用パターン形成や検出の代わりに転写紙上への位置合わせ用パターン形成や検出を採用するものとすることもできる。
本発明の画像形成装置の制御方法は、基本色画像を潜像形成される複数の感光体ドラムと、転写紙を搬送する搬送手段としての転写体を備える画像形成装置の制御方法である。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、転写ステップを備える。この転写ステップでは、一般的な画像の他、位置合わせ用パターンも転写する。さらに本発明の画像形成装置の制御方法では、転写体上パターン検出ステップを備える。この転写体上パターン検出ステップでは、転写体上パターン検出センサにより、転写体上に転写された位置合わせ用パターンを検出する。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、転写体上位置合わせステップを備える。この転写体上位置合わせステップでは、転写体上パターン検出センサが検出する検出結果に基づいて、位置ずれを補正する。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、算出ステップを備える。この算出ステップでは、転写体上位置合わせステップで位置ずれを補正した際に、基準経過時間を算出する。ここで基準経過時間とは、位置ずれが無い状態における、パターン形成開始トリガから位置合わせ用パターンの横線の中央位置までの時間である。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、形成ステップを備える。この形成ステップでは、基本色の位置合わせ用パターンを、複数の感光体ドラムの夫々に形成する。さらに本発明の画像形成装置は、感光体上パターン検出ステップを備える。この感光体上パターン検出ステップでは、感光体上パターンセンサにより、感光体ドラム上の位置合わせ用パターンを検出する。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、感光体上位置合わせステップを備える。この感光体上位置合わせステップでは、感光体上パターン検出センサが検出する検出結果と算出ステップが算出する基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、第一または第二の実行判定条件に合致するか否かを判定する判定ステップを備えるものとすることもできる。さらに本発明の画像形成装置の制御方法は、判定ステップで第一の実行判定条件に合致すると判定した場合には、転写体上位置合わせステップで位置ずれを補正し、判定ステップで第二の実行判定条件に合致すると判定した場合には、感光体上位置合わせステップで位置ずれを補正するものとすることもできる。
本発明によれば、位置合わせ用パターンの形成から検出までの時間を短くすることで、ダウンタイムを小さくする画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することができる。
本発明を実施する好適な実施の形態について説明する。
本発明に係る画像形成装置について図1を用いて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置1の内部構成図である。
画像形成装置1は、搬送ベルトに沿って画像形成部が並んだ、いわゆるタンデムタイプかつ直接転写方式のものである。
画像形成装置1は、搬送ベルト2、駆動ローラ3、従動ローラ4、給紙トレイ5、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K、帯電器7Y、7M、7C、7K、露光器8、現像器9Y、9M、9C、9K、感光体クリーナ10Y、10M、10C、10K、感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11K、転写器12Y、12M、12C、12K、定着器13、搬送ベルト上パターン検出センサ14、クリーニングユニット15などを中心に構成される。なお、Y、M、C、Kはそれぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの基本色を表す。
駆動ローラ3と従動ローラ4は、搬送ベルト2を回転駆動させるためのローラである。搬送ベルト2は、駆動ローラ3と従動ローラ4との回転により矢印A方向に回転駆動して転写紙16を搬送するベルトである。
給紙トレイ5は、搬送ベルト2の下部に設けられ、転写紙16を収納するものであり、最上位置にある転写紙16は画像形成時に給紙されて静電吸着により搬送ベルト2に吸着されて搬送される。感光体ドラム6Yは、表面に後述の静電潜像やトナー像を形成されるものである。
帯電器7Yは、感光体ドラム6Yを帯電させるものである。露光器8Yは、イエローの画像に対応したレーザー光17Yにより感光体ドラム6Yを露光して静電潜像を形成するものである。
現像器9Yは、感光体ドラム6上の静電潜像を現像してトナー像を形成するものである。感光体上パターン検出センサ11Yは、感光体ドラム6上に形成された位置合わせ用パターンを検知するためのセンサである。
転写器12Yは、感光体ドラム6Yと搬送ベルト2上の転写紙16とが接する位置(転写位置)でトナー像を転写して転写紙16上にイエローの画像を形成するものである。
感光体クリーナ10Yは、転写が終わった感光体ドラム6Yの表面に残った不要なトナーをクリーニングして次の画像形成に備えるものである。
定着器13は、搬送ベルト2から剥離した転写紙16にカラー画像を定着するものであり、転写紙16は定着後に排紙される。搬送ベルト上パターン検出センサ14は、搬送ベルト2上に転写された位置合わせ用パターンを検知するためのセンサである。
クリーニングユニット15は、位置合わせ用パターンをクリーニングするものである。
なお、上記説明にてイエローの転写について述べたが、マゼンダ、シアン、ブラックの転写についても同様である。転写紙16は搬送ベルト2によって搬送され、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックと転写されてカラー画像を形成する。
図2は、本発明の画像形成装置のハードウェア構成図である。
図示するように、中央演算処理装置としてのCPU50は、処理プログラムなどを記憶するROM60、一時的にデータを記憶するRAM70、ユーザからの指示を受け付けるU/I部80、画像の形成を制御する画像形成制御部90、パターンを検出するパターン検出部100、セットされた原稿の読み取りを行うスキャナ101などに接続されている。
CPU50はROM60に格納されているプログラムに従い、RAM70との間でデータの格納や読出しを行いながら位置合わせの演算や設定を行い、その設定を画像形成制御部90へ通知する。画像形成制御部90は、その設定に基づいて図1の各部を制御して画像形成装置の画像形成プロセスを行う。
パターン検出部100は、感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kに接続され、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K上に形成された位置合わせ用パターンを検出する。また、パターン検出部100は、搬送ベルト上パターン検出センサ14にも接続され、搬送ベルト2上に転写された位置合わせ用パターンを検出する。
なお、図2には、感光体上パターン検出センサ11Yのみ示したが、パターン検出部100は、感光体上パターン検出センサ11M、11C、11Kも同様に備える。
図3は、感光体上パターン検出センサ11Yのハードウェア構成と位置合わせ用パターン110、120、130との関係を表す図である。
感光体上パターン検出センサ11Yには、感光体ドラム6Yの長手方向(主走査方向)に沿った両端部と中央部に、位置合わせ用センサ11Y−1、11Y−2、11Y−3が配置される。
位置合わせ用センサ11Y−1、11Y−2、11Y−3は公知のものであるため詳細な説明を省略するが、図示しない発光素子と受光素子からなる。発光素子は、搬送ベルト2の表面の垂直方向に対して30度の角度で設置されており、光を後述の搬送ベルト2上の位置合わせ用パターン110、120、130に照射する。
受光素子は、発光素子に対して対称位置に設置されており、位置合わせ用パターン110、120、130からの正反射光を検出する。なお、正反射光ではなく拡散光を検出しても良い。画像形成制御部90は、イエローの横線、斜め線からなる位置合わせ用パターン110、120,130を、位置合わせ用センサ11Y−1、11Y−2、11Y−3がそれぞれ検出できる位置に、感光体ドラム6Yの円周上(副走査方向)に8組形成させる。感光体上パターン検出センサ11Yは、位置合わせ用センサ11Y−1、11Y−2、11Y−3の3箇所にて位置合わせ用パターン110、120、130の検出を行う。
このように3箇所の位置合わせ用パターン110、120、130の傾きに基づいて様々な走査線曲がり(湾曲)を検出できるので、副走査レジスト補正の最適化とともに主走査の倍率誤差偏差の最適化をもすることができる。
また、感光体上パターン検出センサ11Yは、位置ずれが無い状態における、パターン形成開始トリガから位置合わせ用パターンの横線の中央位置までの時間(以下、基準経過時間と称する)を算出するためにも用いられる。なお、上述の説明では、イエローのみについて説明したが、マゼンダ、シアン、ブラックについても同様である。
図4は、搬送ベルト上パターン検出センサ14のハードウェア構成と位置合わせ用パターン140、150、160との関係を表す図である。
搬送ベルト上パターン検出センサ14は、基準色に対するスキュー、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差を計測するために用いられる。搬送ベルト上パターン検出センサ14には、搬送ベルト2の長手方向(主走査方向)に沿った両端部と中央部に、位置合わせ用センサ14−1、14−2、14−3が配置される。
画像形成制御部90は、Y、M、C、Kの全色の横線、斜め線からなる位置合わせ用パターン140、150,160を、位置合わせ用センサ14−1、14−2、14−3がそれぞれ検出できる位置に、搬送ベルト2の短手方向(副走査方向)に沿って搬送ベルト2上に8組転写させる。搬送ベルト上パターン検出センサ14は、位置合わせ用センサ14−1、14−2、14−3の3箇所にて位置合わせ用パターン140、150、160の検出を行う。
このように3箇所の位置合わせ用パターン140、150、160の傾きに基づいて様々な走査線曲がり(湾曲)を検出できるので、副走査レジスト補正の最適化とともに主走査の倍率誤差偏差の最適化をもすることができる。
ここで、搬送ベルト上位置合わせ処理により位置ずれ無く画像を形成できる状態となった後に、感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kを用いてty1・・・ty8を計測して基準経過時間を算出する。なお、上述の説明では、イエローのみについて説明したが、マゼンダ、シアン、ブラックについても同様である。
図5は、本発明の画像形成装置が、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K上に位置合わせ用パターン140、150、160を形成および検出する際のタイミングチャートを示す図である。
感光体ドラム6Y、6M、6C、6Kに対向して感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kを備えているので、従来に比べて、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K上に形成されたパターンが感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kまで移動する距離を短くし、移動時間を短くし、パターン検出開始を極力早く行う事が出来る。
画像形成制御部90が、パターン形成領域信号_Yを発生させ、図1の各部を制御してイエローの位置合わせ用パターン110、120、130を形成させる。
その後、感光体ドラム6Yが回ることにより、感光体上パターン検出センサ11Yが、イエローの位置合わせ用パターン110、120、130を検出する。画像形成制御部90がパターン形成領域信号_Yを発生させてから、感光体上パターン検出センサ11Yがイエローの位置合わせ用パターン110、120、130を検出するまでの移動時間が、パターン移動時間_Yである。
同様に、パターン形成領域信号_Mを発生させてからマゼンダのパターンを検出するまでの移動時間がパターン移動時間_Mであり、パターン形成領域信号_Cを発生させてからシアンのパターンを検出するまでの移動時間がパターン移動時間_Cであり、パターン形成領域信号_Kを発生させてからブラックのパターンを検出するまでの移動時間がパターン移動時間_Kである。
なお、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順番で、パターン形成領域信号を発生して位置合わせ用パターンを検出する。
図6は、本発明の位置合わせ処理フローを表す図である。
ここで、搬送ベルト2上に位置合わせ用パターン110、120、130を転写および検出して位置合わせを行う処理を以下、搬送ベルト上位置合わせ処理と称する。また、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K上に位置合わせ用パターン140、150、160を形成および検出して位置合わせを行う処理を以下、感光体ドラム上位置合わせ処理と称する。
まず、工場組み付け時に搬送ベルト上位置合わせ処理を実行する(S1)。なお、この搬送ベルト上位置合わせ処理は、本発明の画像形成装置の電源がOFFからONになったときには実行せず、工場組み付け後はステップ3〜7を実行する。
次に、基準経過時間を取得する(S2)。
そして、CPU50は、第一の実行判定条件に合致するか否かを判定する(S3)。
本実施例では、第一の実行判定条件として、前回の搬送ベルト上位置合わせ処理(ステップS1またはステップS4の搬送ベルト上位置合わせ処理)をしてからの積算プリント枚数が2000枚以上になったことを採用する。ステップS1でCPU50が、第一の実行判定条件に合致すると判定したときは、搬送ベルト2上位置合わせ処理を実行する(S4)。
その後、あらためて基準経過時間を取得して更新する(S5)。
一方、ステップS1でCPU50が、第一の実行判定条件に合致しないと判定したときは、CPU50は第二の実行判定条件に合致するか否かを判定する(S6)。
本実施例では、第二の実行判定条件として、前回の搬送ベルト上位置合わせ処理(ステップS1またはステップS4の搬送ベルト上位置合わせ処理)または前回の感光体上位置合わせ処理(ステップS7の感光体上位置合わせ処理)をしてからの積算プリント枚数が500枚以上になったことを採用する。
搬送ベルト上位置合わせ処理をした後に500枚程度画像形成を重ねることで位置ずれが発生すると考えられるからである。ステップS6でCPU50が、第二の実行判定条件に合致すると判定したときは、感光体ドラム6Y、6M、6C、6K上に位置合わせ用パターン140、150、160を形成および検出して位置合わせを行う処理(以下、感光体ドラム上位置合わせ処理と称する)を実行する(S7)。
一方、ステップS5でCPU50が、第二の実行判定条件に合致しないと判定したときはリターンする。
搬送ベルト上位置合わせ処理は、基準色に対するスキュー、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差を補正する処理であり、本処理を行った直後は位置ずれが無い状態と考えられる。
この位置ずれが無い状態で基準経過時間の算出を行う。この搬送ベルト上位置合わせ処理は、従来と同様の方法で行うものであり本発明の特徴部分ではないため、詳細を省略する。
図7により、基準経過時間の算出を説明する。
ここで説明の簡略化のため、位置合わせ用センサ11Y−1、11Y−2、11Y−3のセンサ出力のうちの位置合わせ用センサ11Y−1のセンサ出力のみ示し、8組形成された横線、斜め線からなる位置合わせ用パターンのうち先頭の1組目の横線の検出信号のみを示す。
まず、画像形成制御部90は露光器8に設けられた不図示のライン同期センサから出力される水平同期信号に同期して、パターン形成開始トリガを生成させる。そして、画像形成制御部90は、パターン形成開始トリガから所定のパターン遅延ライン数_Y分だけ遅れてパターン形成領域信号_Yを生成して、位置合わせ用パターン110を感光体ドラム6Yに形成させる。この後、感光体ドラム6Yが回ることにより、感光体上パターン検出センサ11Yが位置合わせ用パターン110を検出すると、感光体上パターン検出センサ11Yの出力である電圧が変化する。
すなわちパターン検出信号の電圧であるパターン検出信号_Yが変化する。パターン検出部100は、検出電圧波形を所定のスレッシュ電圧と比較し、立下り/立ち上がりのポイントを抽出し、その中央をパターン中央位置と認識する。そして、パターン形成開始トリガの時間起点(t0)から1組目の横線の中央位置までの時間(ty1)を計測する。2組目以降同様に横線の中央位置までの時間をそれぞれty2、ty3、・・・ty8として計測する。その後、経過時間として、それぞれΔty1(=ty1-t0)、Δty2(=ty2-t0)、・・・Δty8(=ty8-t0)を算出する。
ここで、上述したとおり、搬送ベルト上位置合わせ処理を行った直後は位置ずれが無い状態なので、ty1・・・ty8は基準経過時間の算出のために用いて良い値である。そこで、このΔty1・・・Δty8を基準経過時間であるΔty10・・・Δty80としてそれぞれ扱い、不図示の不揮発性メモリに記憶しておく。このようにして、本発明の画像形成装置は、基準経過時間を算出する。
なお、上述の説明では、イエローのみについて説明したが、マゼンダ、シアン、ブラックについても同様である。
次に、感光体ドラム上位置合わせ処理を説明する。上述と同様に、経過時間Δty1・・・Δty8を算出する。ここで、搬送ベルト上位置合わせ処理や感光体上位置合わせ処理をした後に画像形成を重ねることで位置ずれが生じると考えられる。
すなわち、Δty1・・・Δty8はΔty10・・・Δty80に対して変動していると考えられる。変動分が位置ずれ量に相当するから、CPU50はΔty1〜Δty8とΔty10〜Δty80の差異からずれ量を以下のように算出する。
n=8
(Yの副走査ずれ量)=P/8*Σ(Δtyn - Δtyn0)
n=1
ここで、P:時間をずれ量に換算するための係数[mm/s]である。
CPU50は、この式により求められたずれ量に相当するライン数の水平同期信号分だけパターン遅延ライン数_Yを増減させることにより位置ずれを補正する。なお、上述の説明では、イエローのみについて説明したが、マゼンダ、シアン、ブラックについても同様である。また本実施例では、補正に当たり各色毎に独立して行ったが、基準色であるBKに対する相対的なずれ量を求め、Y、M、C色のみ補正を行っても良い。
図8は、ずれ量を補正する際のタイミングチャートを示す図である。
露光器8に設けられた不図示のライン同期センサから出力される水平同期信号に同期して、画像形成制御部90は画像形成開始トリガを生成する。
画像形成制御部90は、ずれ量に相当するライン数の水平同期信号分だけパターン遅延ライン数_Yを増減させた画像遅延ライン数_Y分だけ、画像形成開始トリガから遅れて画像形成領域信号_Yを生成する。なお、上述の説明では、イエローのみについて説明したが、マゼンダ、シアン、ブラックについても同様である。
図9は、感光体ドラム上位置合わせ処理のうち、画像形成領域信号_Y、M、C、Kの出力と位置合わせ用パターン110、120、130の形成とを行うタイミングチャートを表す図である。
本実施例では、連続印刷中のページ間すなわちページNとページN+1との間である、主走査方向が転写紙の領域内かつ副走査方向が転写紙の領域外Aにおいて、位置合わせ用パターン110、120、130を形成する。
また本実施例では、1回の位置合わせ用パターンの形成にて、横線、斜め線からなる8組全部を形成する。なお、1回の位置合わせ用パターンの形成にて、横線、斜め線からなる8組のうち一部を形成し、複数回の位置合わせ用パターンの形成にて8組を形成しても良い。
また、本実施例では第一の実行判定条件として前回の搬送ベルト上位置合わせ処理をしてからの積算プリント枚数が2000枚以上になったことを採用したが、前回の搬送ベルト上位置合わせ処理をしてから装置内の所定箇所の温度上昇が5℃以上になったことを採用しても良い。
環境温度の変動や装置内の各箇所の温度が変動することにより、大きな位置ずれが発生すると考えられるからである。また、温度上昇は5℃に限定されるものではなく、7℃など他の温度を採用しても良い。
さらに、第一の実行判定条件として前回の搬送ベルト上位置合わせ処理をしてから1時間を経過したことを採用しても良い。また、経過時間は1時間に限定されるものではなく、2時間など他の時間を採用しても良い。
さらに、図10に示すように、第一の実行判定条件としてユーザがU/I部80を介して搬送ベルト上位置合わせ処理を指示したことを採用しても良い。
また、本実施例では第二の実行判定条件として前回の搬送ベルト上位置合わせ処理または感光体上位置合わせ処理をしてからの積算プリント枚数が500枚以上になったことを採用したが、前回の搬送ベルト上位置合わせ処理または感光体上位置合わせ処理をしてから装置内の所定箇所の温度上昇が3℃以上になったことを採用しても良い。
環境温度の変動や装置内の各箇所の温度が変動することにより、ある程度の位置ずれが発生すると考えられるからである。また、温度上昇は3℃に限定されるものではなく、5℃など他の温度を採用しても良い。
さらに前回の搬送ベルト上位置合わせ処理または感光体上位置合わせ処理をしてから30分を経過したことを採用しても良い。また経過時間は30分に限定されるものではなく、1時間など他の時間を採用しても良い。
ここで、搬送ベルト上位置合わせ処理は感光体上位置合わせ処理に比べて時間がかかるので、普段は感光体上位置合わせ処理を実行し、時々搬送ベルト上位置合わせ処理を実行するようにする。すなわち、第一の実行判定条件を第二の実行判定条件よりも実行頻度を少なくする。
また、本実施例では、基準経過時間を搬送ベルト上位置合わせ処理により算出しているが、図11に示す転写紙上の画像を不図示のスキャナあるいはネットワーク上に接続されたスキャナにより読み取ることにより算出しても良い。
すなわち、図12に示すように、スキャナ101で図11に示す転写紙上の位置合わせ用パターンを読み取って(S9)、読み取って得た画像データ情報を処理し(S10)、その処理した画像データ情報を元に各色間の種々の色ずれ量(湾曲、主走査副走査レジスト、主走査の倍率誤差偏差)を算出し(S11)、その算出した位置ずれ量に基づいて位置ずれ量を補正する(S12)。
この補正により、画像形成制御部90は位置ずれ無く画像を形成できる状態となる。その後、上述と同様に、感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kを用いてty1・・・ty8を計測して基準経過時間を取得する(S13)。
このように、搬送ベルト上への位置合わせ用パターン形成や検出の代用として転写紙上への位置合わせ用パターン形成や検出を採用しても良い。
また、本実施例では位置合わせ用パターンの形成を連続印刷中のページ間において実行したが、ユーザからU/I部80を介して画像の印刷指示を受け付けてからその画像を形成するまでの間に搬送ベルト上位置合わせ処理を実行しても良い。
この場合、Y−M−C−Kの順番で時間差をもってパターン形成を行うのではなく、各色同時に形成を行うこととする。これにより、検出を行う時間の短縮ができる。また、印刷指示にかかる印刷処理を行った直後に実行しても良い。これにより、ユーザーの待ち時間を少なくすることができる。
また、本実施例では、位置合わせ用パターンの形成および検出を、主走査方向が転写紙の領域内かつ副走査方向が転写紙の領域外にて実行しているが、主走査方向が転写紙の領域外かつ副走査方向が転写紙の領域内にて実行しても良い。
これにより、画像とともに位置合わせ用パターンを形成するので、主走査方向が転写紙の領域内かつ副走査方向が転写紙の領域外にて実行する場合よりも、位置ずれを補正した後すぐに画像を形成することができる。
また、感光体上パターン検出センサ11Y、11M、11C、11Kを搬送ベルト上パターン検出センサ14と兼用させてもよい。例えば、最終の画像形成部である感光体上パターン検出センサ11Kを不図示のクラッチ、ソレノイド等の駆動源を用い、搬送ベルト2上の位置合わせ用パターン140、150,160を検出できる位置までセンサを移動させることで感光体上パターン検出センサ11Kを搬送ベルト上パターン検出センサ14と兼用させてもよい。これにより、センサの数を減らすことで低コスト化を図ることができる。
また、本実施例では位置合わせ用パターンについて述べたが、本発明をプロセスコントロール用パターンに適用しても良い。
図13に、搬送ベルト2上に形成されたプロセスコントロール用パターンの一例を示す。K,C,M,Y各色のプロセスコントロール用パターンは、複数の階調にて各濃度調整用パターン検出センサの直下に形成されている。
濃度調整用パターン検出センサは公知のものであるため詳細な説明を省略するが、濃度調整用パターン検出センサは各色のプロセスコントロール用パターンを検出し、その検出結果に基づいてCPU50は不図示の現像バイアス、帯電バイアス、レーザ露光パワー設定等を行い、画像濃度を最適に制御する。
また、本実施例ではY、M、C、Kの4色について述べたが、本発明を単色や5色以上についても同様である。
また、本実施例では直接転写方式を採用したが、本発明は中間転写方式にも適用可能である。この場合、上述した搬送ベルト2が中間転写体であり、中間転写体から転写紙への転写は図1における駆動ローラ3の位置で行われる。
本発明の画像形成装置の内部構成図である。 本発明の画像形成装置のハードウェア構成図である。 本発明の感光体上パターン検出センサのハードウェア構成と位置合わせ用パターンとの関係を表す図である。 本発明の搬送ベルト上パターン検出センサのハードウェア構成と位置合わせ用パターンとの関係を表す図である。 本発明の画像形成装置が、感光体ドラム上に位置合わせ用パターンを形成および検出する際のタイミングチャートを示す図である。 本発明の位置合わせ処理(1)のフローチャートを表す図である。 本発明の基準経過時間の算出を説明する図である。 本発明のずれ量を補正する際のタイミングチャートを示す図である。 本発明の感光体ドラム上位置合わせ処理のうち、画像形成領域信号_Y、M、C、Kの出力と位置合わせ用パターンの形成とを行うタイミングチャートを表す図である。 本発明の位置合わせ処理(2)のフローチャートを表す図である。 本発明の転写紙上の画像を表す図である。 本発明の位置合わせ処理(3)のフローチャートを表す図である。 本発明の濃度調整用パターン検出センサとプロセスコントロール用パターンとの関係を表す図である。 従来の画像形成装置の内部構成図である。 従来の位置合わせ動作における位置合わせ用パターンの転写時と検出時のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
11Y、11M、11C、11K 感光体上パターン検出センサ
14 搬送ベルト上パターン検出センサ
50 CPU
90 画像形成制御部
100 パターン検出部

Claims (12)

  1. 基本色画像を潜像形成される複数の感光体ドラムと、
    転写体に第一の位置合わせ用パターンを転写する転写手段と、
    前記転写手段が転写した前記第一の位置合わせ用パターンを検出する転写体上パターン検出手段と、
    前記転写体上パターン検出手段が検出する検出結果に基づいて、位置ずれを補正する転写体上位置合わせ手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記転写体上位置合わせ手段が位置ずれを補正した際に、基準経過時間を算出する算出手段と、
    基本色の第二の位置合わせ用パターンを、前記複数の感光体ドラムの夫々に形成する形成手段と、
    前記形成手段が形成した前記第二の位置合わせ用パターンを検出する感光体上パターン検出手段と、
    前記感光体上パターン検出手段が検出する前記検出結果と前記算出手段が算出する前記基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する感光体上位置合わせ手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    第一または第二の実行判定条件に合致するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段が前記第一の実行判定条件に合致すると判定した場合には、前記転写体上位置合わせ手段が位置ずれを補正し、
    前記判定手段が前記第二の実行判定条件に合致すると判定した場合には、前記感光体上位置合わせ手段が位置ずれを補正することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記第一の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの積算プリント枚数が所定枚数以上であり、
    前記第二の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段又は前記感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの積算プリント枚数が所定枚数以上であり、
    前記第一の実行判定条件の所定枚数は、前記第二の実行判定条件の所定枚数よりも多いことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記第一の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であり、
    前記第二の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段又は前記感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であり、
    前記第一の実行判定条件の所定温度は、前記第二の実行判定条件の所定温度よりも高いことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記第一の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの所定時間経過していることであり、
    前記第二の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段又は前記感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してからの所定時間経過していることであり、
    前記第一の実行判定条件の所定時間は、前記第二の実行判定条件の所定時間よりも長いことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    ユーザからの指示を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記第一の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段が補正するように前記受付手段が指示を受け付けたことであり、
    前記第二の実行判定条件は、前記転写体上位置合わせ手段又は前記感光体上位置合わせ手段が前回位置ずれを補正してから、積算プリント枚数が所定枚数以上であること又は自装置の所定箇所の温度上昇が所定温度以上であること又は所定時間経過していることのいずれかであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記形成手段は、基本色の第二の位置合わせ用パターンを、前記複数の感光体ドラムの夫々に、主走査方向が転写紙の領域内かつ副走査方向が転写紙の領域外に形成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記形成手段は、基本色の第二の位置合わせ用パターンを、前記複数の感光体ドラムの夫々に、主走査方向が転写紙の領域外かつ副走査方向が転写紙の領域内に形成することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8に記載の画像形成装置であって、
    前記転写体上パターン検出手段は、画像濃度を制御するためのプロセスコントロール用パターンを検出することを特徴とする画像形成装置。
  10. 基本色画像を潜像形成される複数の感光体ドラムと、
    転写紙に第一の位置合わせ用パターンを転写する転写手段と、
    前記転写紙を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った転写紙上の前記第一の位置合わせ用パターンを検出する転写紙上パターン検出手段と、
    前記転写紙上パターン検出手段が検出する検出結果に基づいて、位置ずれを補正する転写紙上位置合わせ手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記転写紙上位置合わせ手段が位置ずれを補正した際に、基準経過時間を算出する算出手段と、
    基本色の第二の位置合わせ用パターンを、前記複数の感光体ドラムの夫々に形成する形成手段と、
    前記形成手段が形成した前記第二の位置合わせ用パターンを検出する感光体上パターン検出手段と、
    前記感光体上パターン検出手段が検出する前記検出結果と前記算出手段が算出する前記基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する感光体上位置合わせ手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 基本色画像を潜像形成される複数の感光体ドラムと、
    転写体とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
    前記転写体に第一の位置合わせ用パターンを転写する転写ステップと、
    前記転写ステップで転写した前記第一の位置合わせ用パターンを検出する転写体上パターン検出ステップと、
    前記転写体上パターン検出ステップで検出する検出結果に基づいて、位置ずれを補正する転写体上位置合わせステップとを備え、
    前記転写体上位置合わせステップで位置ずれを補正した際に、基準経過時間を算出する算出ステップと、
    基本色の第二の位置合わせ用パターンを、前記複数の感光体ドラムの夫々に形成する形成ステップと、
    前記形成ステップで形成した前記第二の位置合わせ用パターンを検出する感光体上パターン検出ステップと、
    前記感光体上パターン検出ステップで検出する前記検出結果と前記算出ステップで算出する前記基準経過時間とに基づいて、位置ずれを補正する感光体上位置合わせステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置の制御方法であって、
    第一または第二の実行判定条件に合致するか否かを判定する判定ステップをさらに備え、
    前記判定ステップで前記第一の実行判定条件に合致すると判定した場合には、前記転写体上位置合わせステップで位置ずれを補正し、
    前記判定ステップで前記第二の実行判定条件に合致すると判定した場合には、前記感光体上位置合わせステップで位置ずれを補正することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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