JP2012063499A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中間転写体と、テストパターンデータを生成する生成部と、色ずれ量を保持する保持部と、現時点での前記保持部に保持されている色ずれ量に基づき、前記テストパターンデータおよび画像データを補正する補正部と、前記補正部により補正された前記テストパターンデータに基づいたテストパターンを所定間隔ごとに前記中間転写体に形成し、かつ、前記画像データに基づいた画像を前記中間転写体に形成する形成部と、前記中間転写体に形成されたテストパターンを検知する検知部と、前記検知部の検知結果から、色ずれ量の変化量を求め、該色ずれ量の変化量を用いて、前記保持部に保持されている色ずれ量を更新する更新部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1
Description
実施例の説明の前に、用語の説明を行う。
[要部の構成図]
図1に本実施例の画像形成装置の要部の構成図の一例を示す。以下の例では、タンデム方式と称される複数色の画像形成部を有する多色対応の画像形成装置について説明する。また、複数色とは、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)であるが、これらのうち、少なくとも2つの色を用いればよく、他の色を用いても良い。さらには他の色を追加して5色以上としてもよい。本実施例の画像形成装置では、画像およびテストパターンを中間転写ベルト8に形成するのであるが、該形成の流れを簡単に説明する。
テストパターンを中間転写ベルト8に形成する。また、以下で言及する色ずれとは、書込み制御部5以降で生じるものであるとする。
[印刷ジョブのタイミング]
図2は、各部における印刷ジョブのタイミングを説明するためのタイミングチャートの一例である。図2の例では、3つの画像形成ごとに、1個のテストパターンを形成する例について説明する。また、図2の(a)〜(h)において、横軸は時間を示す。
ただし、(Py−Pc)は、一次転写位置Py、Pc間の距離を示し、Vは、中間転写ベルト8の線速を示す。
ただし、(Py−Pm)は、一次転写位置Py、Pm間の距離を示す。
ただし、(Py−Pk)は、一次転写位置Py、Pk間の距離を示す。
Tds=Tdy+(Py−Ps+L)/V
ただし、Lは、テストパターンの長さを示す。その後、色ずれ量の演算時間τ後に新しい色ずれ量に更新される。この更新については後述する。時間Tds+τが、テストパターンの印刷ジョブ開始時刻から色ずれ量更新までの時間となる。
[所定間隔(その1)]
所定間隔(その1)を、所定個数の画像間の間隔とする。図3に実線で示すように、テストパターンTPは、副走査方向において、所定個数の画像間(画像形成領域51の間(いわゆる紙間))に形成される。図3の例では、所定個数とは3個である。つまり、図3の例では、3個の画像ごとに、テストパターンは形成される。そして、所定個数(3個)の画像をおいて、画像間に次のテストパターン53a、53b、53cが形成される。この間隔は厳密に一定距離である必要はなく、その付近の画像間に挿入するよう印刷ジョブが制御される。つまり図3の例では、画像の所定個数ごとに、テストパターンは形成される。
[所定間隔(その2)]
所定間隔(その2)を所定時間の間隔とする。テストパターンは、画像形成領域外であれば、どこに形成してもよい。例えば、破線54a、54cに示すように、テストパターンを中間転写ベルト8上の主走査方向両端に形成するようにしても良い。この場合、検知部11はその主走査位置に対応して、55a、55cの位置に配置される。テストパターンを中間転写ベルト8上の主走査方向両端に形成するようにすれば、画像間を開ける必要がなく、生産性を向上させることが出来る。また、テストパターン形成間隔も自由に選択できる。
[所定間隔(その3)]
所定間隔(その3)を所定個数の画像間の間隔であり、かつ、所定時間の間隔とする。例えば、形成される画像のサイズがそれぞれ異なる場合、例えば、画像サイズが、A4.A3、A4・・・などと形成される場合には、所定時間ごとであり、かつ、画像の所定個数ごとに、テストパターンを形成すると、更に好ましい。
[テストパターンの構成]
次に、テストパターンの構成例について説明する。図4に、テストパターンの構成例を示す。図4の例では、主走査方向と平行な直線パターン61と、主走査方向と45度の角をなす斜線パターン62を一つのテストパターンTPとする。これが各色(例えばC,K,Y,M)順に副走査方向に並んでいる。つまり、直線パターン61C、61K、61Y、61M、斜線パターン62C、62K、62Y、62Mの順番で並んでいる。これらのテストパターンTPを主走査方向に複数(図3の例では3箇所、52a〜cおよび53a〜c)それぞれに形成して、1組のテストパターンとする。図4中のL1c、L2k、L2cについては後述する。
[検知部11の構成]
次に、検知部11の構成について説明する。図5に検知部11の構成例を示す。検知部11は、発光部65と受光部66とを一対として構成される。発光部65は中間転写ベルト8に対して、光を照射する。そして、受光部66は、中間転写ベルト8で反射された反射光を受光し、該受光を電気信号に変換する。中間転写ベルト8上にテストパターンが形成されていない(トナーがない)状態では反射光量は強いが、テストパターンが形成されている(トナーが存在する)と照射光が散乱するため受光部66で受光する反射光量が減る。また、反射光量についての閾値を予め定めておく。検知部11は、反射光量が、該閾値より大きければ、テストパターンは形成されていないと判断し、該閾値より小さければ、テストパターンは形成されていると判断するようにする。このようにして、検知部11は、テストパターンの有無が検出できる。
[実施形態1]
次に、本実施例の実施形態1について説明する。また、本実施例において、色ずれ量の構成要素として、スキューずれd、主走査方向倍率ずれa、主走査方向レジストずれc、副走査方向レジストずれf、のうち、少なくとも1つを含むものであればよい。ただし、d、a、c、fは実数であるとする。また、色ずれ量の構成要素として、他の要素を含んでいても良い。また、「ずれ」とは誤差を意味する。以下の説明での色ずれ量は、スキューずれd、主走査方向倍率ずれa、主走査方向レジストずれc、副走査方向レジストずれfの全てを含むものとして説明する。
<ステップS101>
ステップS101では、色ずれ量の初期値a'0、c0、d0、f0を設定する。設定された色ずれ量の初期値a'0、c0、d0、f0は保持部4(図1参照)に保持される。初期値の設定手法は様々ある。例えば、初期値を色ずれ量なしとして、a'0=1、c0=0、d0=0、f0=0としてもよい。また、前回使用時の色ずれ量を保持部4に保持させておき、該保持された色ずれ量を初期値としても良い。また、色ずれ量を補正せずにテストパターンを形成して、このテストパターンの検出結果から上述したように色ずれ量を算出する色ずれ量初期値検出ステップを含み、これを初期値として設定しても良い。色ずれ量の補正については後述する。また、この色ずれ量初期値検出ステップでは、テストパターンを複数組形成して検出した結果の平均を色ずれ量の初期値とし、誤差を平滑化するようにしても良い。
<ステップS102>
ステップS102では、補正部3が、保持部4に保持されている現時点での色ずれ量に基づき、テストパターンデータ及び画像データを補正する。ここで、補正部3による補正と、色ずれ量の関係について説明する。
x''=a'x'+0y+c
y''=dx'+1y+f (1)
また、式(1)を行列を用いて、以下の式(2)で表すことができる。
<ステップS103>
ステップS103では、検知部11が、テストパターンTPを検知する(図5の説明参照)。そして、更新部12が、検知部11からの出力信号をサンプリングする。更新部12のサンプリングは、図2で説明した印刷ジョブ開始信号に従って、定められる。そのタイミングまでは、このステップS103で待機となる。そして、更新部12は、隣接するテストパターン間の距離(図4参照)などを求める。
<ステップS104>
ステップS104では、更新部12は、色ずれ量の変化量を求める。今回は1回目の色ずれ量の変化量を求める演算であるので、色ずれ量の初期値a'0、c0、d0、f0からの変化量を求める。N回目の変化量(つまり、N個目のテストパターンを用いて求められた変化量)をそれぞれ、Δa'N、ΔcN、ΔdN、ΔfN、とする。今回は1回目の変化量の演算であるので、Δa'1、Δc1、Δd1、Δf1となる。
(スキューずれ)
各色(C,M,Y)のブラック(K)に対するスキューずれd(C)、d(M)、d(Y)の変化量Δd(C)、Δd(M)、Δd(Y)はそれぞれ以下の式で表される。これらの式をまとめて(式6)とする。ただし、Lacは、検知部11aと検知部11cとの距離を示し、予め定められているものである。
Δd(C)= (L1c_c-L1c_a)/Lac
Δd(M)= (L1m_c-L1m_a)/Lac
Δd(Y)= (L1y_c-L1y_a)/Lac (6)
(副走査方向のレジストずれ)
各色(C,M,Y)のブラック(K)に対する副走査方向のレジストずれf(C)、f(M)、f(Y)の変化量Δf(C)、Δf(M)、Δf(Y)はそれぞれ以下の式で表される。これらの式をまとめて(式7)とする。
Δf(C)=((0.25・L1c_a +0.5・L1c_b +0.25・L1c_c)-L1ref)・κ
Δf(M)= ((0.25・L1m_a +0.5・L1m_b +0.25・L1m_c)-2・L1ref)・κ
Δf(Y)= ((0.25・L1y_a +0.5・L1y_b +0.25・L1y_c)-L1ref)・κ (7)
ここで、κは距離の単位を[mm]から[dot]に変換する係数で、例えば画像データが1200dpiとすると、κ=1200/25.4である。
(主走査方向の倍率ずれ)
各色(C,M,Y)のブラック(K)に対する主走査方向の倍率ずれa(C)、a(M)、a(Y)の変化量Δa(C)、Δa(M)、Δa(Y)はそれぞれ以下の式で表される。これらの式をまとめて式(8)とする。
Δa(C)= ((L2c_c-L2k_c)-(L2c_a-L2k_a))/Lac
Δa(M)= ((L2m_c-L2k_c)-(L2m_a-L2k_a))/Lac
Δa(Y)= ((L2y_c-L2k_c)-(L2y_a-L2k_a))/Lac (8)
(主走査方向のレジストずれ)
各色(C,M,Y)のブラック(K)に対する主走査方向のレジストずれc(C)、c(M)、c(Y)の変化量Δc(C)、Δc(M)、Δc(Y)はそれぞれ以下の式で表される。これらの式をまとめて式(9)とする。
Δc(C)= ((L2c_a-L2k_a)-Lbd・a(C))・κ
Δc(M)= ((L2m_a-L2k_a)-Lbd・a(M))・κ
Δc(Y)= ((L2y_a-L2k_a)-Lbd・a(Y))・κ (9)
ここで、式(9)中のLbdについて説明する。走査光学系6(図1参照)内に、各色毎に同期検知センサが備えられている。同期検知センサは、光ビームが通過した時にライン同期信号24Y、24C、24M、24Kを生成するものである。Lbdは、この同期検知センサと検知部11aとの距離を示すものであり、予め定められているものである。また、Lbd・a(C)の項は主走査方向の同期位置となる同期検知センサから検知部11aまで走査する期間に、主走査方向の倍率ずれによって生じる位置ずれをレジストずれから減じて校正する項である。
f(C)=f(M)=f(Y)=((0.5・L1c_a + 0.5・L1c_c)-L1ref)・κ (7')
式(6)(7)(7')(8)(9)で用いられる値のうち、予め定められている値(例えば、Lacなど)以外の全ての値をまとめて、「更新必要値」という。更新必要値とは、予め定められない値であり、例えば、L1c_cなどである。これらの求め方の手法の一例を、L1c_cを例にして説明する。
<ステップS105>
ステップS105では、更新部12は、ステップS104で求められた色ずれ量の変化量を用いて、保持部4で保持されている直近の色ずれ量を更新する。更新の手法は様々あるが、ここでは、3つの手法を説明する。また、以下の3つの更新手法では、色ずれ量の各構成要素のうち、主走査方向倍率ずれaの更新手法のみについて説明するが、他の構成要素であるスキューずれd、主走査方向レジストずれc、副走査方向レジストずれfについても、同様の式で更新させることができる。また、全ての色C,M、Y、Kについて、色ずれ量の更新は行われる。
(第1の更新手法)
まず第1の更新手法について説明する。第1の更新手法では、以下の式(10)のように、保持部4に保持されている直近の(前回の)色ずれ量に、今回求められた色ずれ量の変化量を加算することで、色ずれ量を更新させる。
an=an−1+Δan (10)
ただし、an、an−1は、それぞれn回目、n−1回目の更新により求められた色ずれ量の主走査方向の倍率ずれである。また、ΔanはN回目に求められた色ずれ量の主走査方向の倍率ずれの変化量である。また、今回の更新は1回目の更新(n=1)であることから、初期値a0は以下の式(10')により更新され、a1が算出される。
a1=a0+Δa1 (10')
(第2の手法)
1組のテストパターンから算出した色ずれ量には、テストパターン形成時の誤差、あるいはセンサの読取り誤差などが含まれることがある。従って、式(10)のように、初期値a0と色ずれ量の変化量Δa1を単純に加算するだけでは、テストパターン形成時の誤差、あるいはセンサの読取り誤差などの誤差(以下、「ノイズ」という。)に反応して演算される色ずれ量がばらついてしまう場合がある。このノイズを制限するために、下式(11)のように、色ずれ量の変化値に所定の係数Kpを掛けた値を加算し新しい色ずれ量a(n)を計算する。この式(11)の演算により、ノイズ成分が平滑化されるため高精度に色ずれ量が求められる。なお、Kpは比例ゲイン係数であり、予め定められる定数である。
an=an−1+Kp・Δan (11)
また、今回の更新は1回目の更新であることから、初期値a0は以下の式(11')により更新され、a1が算出される。
a1=a0+Kp・Δa1 (11')
式(11)(11')を用いて、更新することで、ノイズが平滑化されるために、高精度に色ずれ量を更新することができる。
(第3の更新手法)
次に第3の更新手法について説明する。第3の更新手法では、以下の式(12)のように、更新部12は、今回求められた色ずれ量の変化量に所定の第1係数Kpを乗じた値と、今回求められた色ずれ量の変化量の積算値に所定の第2係数Kiを乗じた値と、保持部4に保持されている直近の色ずれ量と、を加算することで、色ずれ量を更新する。いわゆるPI制御により、色ずれ量を更新する。
また、今回の更新は1回目の更新であることから、初期値a0は以下の式(12')により更新され、a1が算出される。
a1=a0+Kp・Δa1+Ki・Δa1 (12')
ここで、Kpは比例ゲイン係数、Kiは積分ゲイン係数、であり予め定められる値である。KpとKiのゲイン係数により制御帯域が決まり、この制御帯域より高周波成分のノイズが制限される。つまり、第3の更新手法を用いると、複数組のテストパターンを形成しなくても良いという効果を奏する。更に、複数のテストパターンについての色ずれ量の変化量の平均値を求める必要がなくなり、1組の短いテストパターンでも十分精度良く色ずれ量が求められるという効果も奏する。色ずれ量の変化量Δanの積算値も反映しているので、定常誤差を低減できる。
[2回目以降の更新処理]
<ステップS102>
ステップS105の1回目の更新処理が終了すると、ステップS102に戻る。そして、補正部3は、更新された色ずれ量(現時点での色ずれ量)に基づき、入力された画像データおよびテストパターンデータを、式(4)を用いて補正する。補正行列A−1を構成する各要素であるa'、c、d、fはステップS105で更新された値を用いる。そして、形成部40は、補正された画像データおよびテストパターンに基づいた画像及びテストパターンを中間転写ベルト8上に形成する。
[実施形態2]
次に実施形態2の画像形成装置について説明する。図7に実施形態2の画像形成装置の処理フローを示す。図7は、ステップS110が、ステップS104とステップS105との間に介在されている点で、図6と異なる。以下では、ステップS110を中心に説明する。
[その他の実施形態(その1)]
次に、その他の実施形態(その1)について説明する。図2(g)において、色ずれ量の更新時間τに時間Tdsを加えたものが、テストパターンの印刷ジョブ開始時刻から色ずれ量の更新までの時間となる。そして、保持部4で保持されている色ずれ量を常にその時点での色ずれ量になるように制御する制御系にとってのむだ時間となる。テストパターンの印刷ジョブ間隔Tsが制御系にとってのサンプリング周期となり、本実施例では、前述のむだ時間より長くなるようにしている。制御対象となる色ずれ量の変動は温度変化が主因となるので、比較的遅く(緩やかに変化する)、例えば数分の間隔で変化していく。これに対してサンプリング周期Tsが十分短ければよいので、例えばTsを数秒と設定する。例えば、毎分60枚の印刷ができる装置では数枚に一回テストパターンを挿入することになる。なお、図3の例では3枚に1つのテストパターンが挿入されている例である。なお、このときのサンプリング時間精度は特段厳密である必要はない。
[その他の実施形態(その2)]
次に、その他の実施形態(その2)について説明する。図3において、検知部11a〜cの組付け精度、位置の経時変化などにより、検出される各々の色の位置ずれ検出値の絶対精度は依存してしまう。また、検知部11の位置の組付け精度を向上させるにはコストアップになる。また、事前にキャリブレーションなどを行っても、支持部材の熱変形などにより経時的な位置変動を生じるおそれもあり、テストパターン検出の度にキャリブレーション動作を行っていては、本発明の課題である生産性を落とさずに色ずれ補正を行うという主旨にも反する。
[その他の実施形態(その3)]
次に、その他の実施形態(その3)について説明する。また、図2において、1つの印刷ジョブに対し、書込制御部5(図1参照)が、それぞれの色毎に各感光体間の距離に応じた時間差をつけて出力する。書込制御部5内に備えるバッファメモリの低減のため、テストパターンデータ及び画像データを色毎に上記時間差をつけて出力するようにすると良い。すなわち、書込制御部5が、上述した副走査同期信号に基づき色毎のテストパターン出力指示信号を生成部1に出力し、色毎の画像データ転送要求信号を発行するようにしても良い。あるいは、副走査同期信号を印刷ジョブ制御部13に入力し、該印刷ジョブ制御部13で色毎のテストパターン出力指示信号及び画像データ転送要求信号を生成するようにしてもよい。
[その他の実施形態(その4)]
図8は、印刷ジョブ制御部13において、印刷ジョブ開始指示を制御する方法を示す処理フローである。
ステップS205では、印刷ジョブ制御部13が、印刷ジョブ開始指示信号を生成し、画像データ転送要求を行う。ステップS206では、画像データの出力時間に相当する時間(図2におけるTprintであり、印刷する用紙サイズにより異なる)だけ待機する。つまりその間他の印刷ジョブが生成されないようにして、ステップS201に戻る。
[その他の実施形態(その5)]
図9は、更新部12、保持部4及び印刷ジョブ制御部13の機能を果たすプログラムなどが実行されるハードウェア構成の一例である。また、前述した画像形成装置内各部の動作タイミング制御を行うエンジンコントローラと兼ねても良い。
Claims (13)
- 中間転写体と、
テストパターンデータを生成する生成部と、
色ずれ量を保持する保持部と、
現時点での前記保持部に保持されている色ずれ量に基づき、前記テストパターンデータおよび画像データを補正する補正部と、
前記補正部により補正された前記テストパターンデータに基づいたテストパターンを所定間隔ごとに前記中間転写体に形成し、かつ、前記補正部により補正された前記画像データに基づいた画像を前記中間転写体に形成する形成部と、
前記中間転写体に形成されたテストパターンを検知する検知部と、
前記検知部の検知結果から、色ずれ量の変化量を求め、該色ずれ量の変化量を用いて、前記保持部に保持されている色ずれ量を更新する更新部と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記所定間隔とは、所定個数の画像間の間隔であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記所定間隔とは、所定時間の間隔であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記所定間隔とは、所定個数の画像間の間隔であり、かつ、所定時間の間隔であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記更新部は、該更新部により求められた色ずれ量の変化量のうち、少なくとも1つの成分が、予め定められた所定範囲内に属していない場合には、色ずれ量の更新を行わないことを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記色ずれ量は、スキューずれ、主走査方向倍率ずれ、主走査方向レジストずれ、副走査方向レジストずれ、のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜5何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記補正部は、色ずれ量の各成分を要素とする行列の逆行列を用いて、前記テストパターンデータおよび前記画像データを補正することを特徴とする請求項1〜6何れか1項に記載画像形成装置。
- 前記更新部は、前記保持部に保持されている直近の色ずれ量に、現在求められた色ずれ量の変化量を加算することで、色ずれ量を更新することを特徴とする請求項1〜7何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記更新部は、現在求められた色ずれ量の変化量に第1係数を乗じた値と、
現在求められた色ずれ量の変化量の積算値に所定の第2係数を乗じた値と、
前記保持部に保持されている直近の色ずれ量と、を加算することで、色ずれ量を更新することを特徴とする請求項1〜7何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1係数及び前記第2係数は、色ずれ量の各成分の演算ごとに異なることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 前記形成部は、前記テストパターンを前記中間転写体上の、主走査方向両端に形成することを特徴とする請求項1〜10何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記形成部は、前記テストパターンを前記中間転写体に形成された画像間に形成することを特徴とする請求項1〜10何れか1項に記載の画像形成装置。
- 現時点での保持部に保持されている色ずれ量に基づき、生成部により生成されたテストパターンデータおよび画像データを補正する補正工程と、
前記補正工程により補正された前記テストパターンデータに基づいたテストパターンを所定間隔ごとに中間転写体に形成し、かつ、前記画像データに基づいた画像を前記中間転写体に形成する形成工程と、
前記中間転写体に形成されたテストパターンを検知する検知工程と、
前記検知工程の検知結果から、色ずれ量の変化量を求め、該色ずれ量の変化量を用いて、前記保持部に保持されている色ずれ量を更新する更新工程と、を有することを特徴とする画像形成方法。
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