JP4597062B2 - ビーム走査装置、画像形成装置、タイミング補正方法、及びタイミング補正プログラム - Google Patents

ビーム走査装置、画像形成装置、タイミング補正方法、及びタイミング補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、多色の複写機やレーザプリンタなどに用いられるビーム走査装置、多色の複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置、タイミング補正方法、及びタイミング補正プログラムに関する。
従来、タンデム型のフルカラー複写機等においては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応して4つの感光体ドラムを転写ベルトの搬送面に沿って配列し、ビーム走査装置によって4本のレーザ・ビームを走査して各感光体ドラム周面に各色の静電潜像を形成すると共に、該当する色のトナーで顕像化し、これを転写ベルトによって記録シート上に順次転写してフルカラー画像を形成する。
このようなフルカラー複写機に使用されるビーム走査装置は、C、M、Y、Kの各色に対応して設けられた4つのレーザ・ダイオードと、当該レーザ・ダイオードから発せられたレーザ・ビームを偏向して感光体ドラム表面を露光走査する光学系とから構成され、光学系は、ポリゴンミラー、走査レンズおよび折り返しミラーなどを備えている。
各レーザ・ダイオードは、入力された画像データに応じて駆動され、レーザ・ビームを照射する。このレーザ・ビームは、回転するポリゴン・ミラーの反射面で偏向された後、走査レンズやfθレンズなどのレンズ系を経由して該当する感光体ドラムの表面を露光走査するようになっている。
かかる従来の装置において、熱定着機、ポリゴン・モータ、電気系等の各部の発熱により熱的変化が起こり、ポリゴン・ミラーと感光体ドラムとの間の光路が各色でずれ、走査速度、走査幅の変化となって色ずれを招くことがあった。
このような色ずれを補正する技術として、特許文献1に記載されたものがある。この技術は、温度データに対応するベルト周速度テーブルに基づいてベルト状感光体の周速度を制御し、或いは露光のタイミングを制御するものである。従って、温度変化によるタイミングのずれを実測することなく補正テーブルを用いた演算値に対して補正することができ、補正を簡易に行わせることができる。
しかし、かかる技術では、温度変化によって生じる実際の色ずれ量と補正テーブルによって導かれる補正値とにずれが生じた場合、正確に補正できないばかりか、色ずれを悪化させる原因となる恐れがある。
特開平9−319165号公報
解決しようとする問題点は、温度変化によって生じるずれ量と補正テーブルによって導かれる補正値とにずれが生じた場合、正確に補正できないばかりか、ずれを悪化させる原因となる恐れがある点である。
本発明は、ずれ量の補正を簡易かつ正確に行わせるため、ビーム制御部により画像データに応じて制御される光源から照射された光ビームに基づき感光体に結像させるビーム走査装置において、前記装置の温度変化を検出するための温度センサと、前記温度センサで検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の位置ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られたずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正部と、前記温度変化に応じたずれ量を実測するとともに、前記ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正部と、を備え、前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、ことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、装置の温度変化に応じて演算された副走査方向の位置ずれ量の推測値に基づき光源のビーム照射タイミングを補正することでずれ量の簡易な補正が可能でありながら、温度変化によるずれ量の推測値が実測値と一致するように補正量計算式の係数を修正することが可能となり、ずれ量の正確な補正を行わせることができる。
簡易で正確な補正を行わせるという目的を、タイミング修正部により実現した。
[画像形成装置]
図1は、本発明のビーム走査装置を備えた画像形成装置の実施例に係る概略図である。
図1のように、画像形成装置1は、ビーム走査装置3と感光体としての4個の感光体ドラム5、7,9,11と転写体としての転写ベルト13とを備えている。
画像形成装置1は、結像により潜像が形成された感光体ドラム5,7,9,11にそれぞれ異なる色の現像剤を供給して転写ベルト13に順次転写して画像を形成するタンデム型である。
ビーム走査装置3は、ポリゴン・ミラー15、fθレンズ17、折り返しミラー19,21,23,25等を備えている。ビーム走査装置3は、複数の光源として、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応して設けられた4つのレーザ・ダイオード(図示せず)を備え、各レーザ・ダイオードは、マイクロ・コンピュータ等により構成されたビーム制御部であるLD制御部27により、各色の画像データに応じて制御され、4本の光ビームが照射される。
照射された光ビームは、ポリゴン・ミラー15、fθレンズ17、折り返しミラー19,21,23,25等を含む走査光学系により偏向走査され、ビーム・スポットとして各感光体ドラム5、7,9,11に結像され、静電潜像が形成される。
ビーム走査装置3には、装置の温度変化を検出するための温度センサ29が設けられている。ビーム走査装置3の温度検出は、温度変化による色ずれを補正するために行われるものであり、この目的のために検出するものであれば、熱定着機、ポリゴン・モータ、電気系等、その検出箇所は任意である。
感光体ドラム5、7,9,11は、転写ベルト13の搬送方向に沿って配列され、搬送方向前方側からブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応して設けられている。
従って、ビーム走査装置3によって4本の光ビームを走査して各感光体ドラム5、7,9,11周面に各色の静電潜像を形成すると共に、該当する色の現像剤であるトナーで顕像化し、これを転写ベルト13によって搬送される記録シート上に順次転写してフルカラー画像を形成することができる。
画像形成装置1のビーム走査装置3は、さらにマイクロ・コンピュータ等により構成されたタイミング補正部31及びタイミング修正部33を備えている。
タイミング補正部31は、LD制御部27が制御するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値に基づき補正する。色ずれ量の推測値は、本実施例において、次の補正量計算式により演算する。
例えば、感光体ドラム5に対する感光体ドラム11での副走査方向の変化量は、
P_d=α×dT×dL_d×β_d (1)
α:ビーム走査装置3の熱膨張係数
dT:ビーム走査装置3の温度変化量
dL_d:折り返しミラー19の反射点位置から折り返しミラー25の反射点位置までの距離
β_d:感光体ドラム11に関する係数(初期状態は1)
となる。
同様にして、感光体ドラム5に対する感光体ドラム9,7での副走査方向の変化量P_c、P_bも求められる。この場合、(1)式において、折り返しミラー19の反射点位置から折り返しミラー23,21の反射点位置までの距離dL_c,dL_bをdL_dに代え、感光体ドラム11に関する係数(初期状態は1)β_c,β_bをβ_dに代える。
タイミング補正部31は、複数の光源であるレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングの何れかを基準として他のビーム照射タイミングの補正を行っている。具体的には、折り返しミラー19の反射点位置を基準として折り返しミラー25の反射点位置までの距離dL_dに基づき感光体ドラム11での副走査方向の変化量P_dを算出する。この算出によりブラック(K)に対応するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを基準とし、ブラック(K)のビーム照射タイミングは、補正しない。
タイミング修正部33は、係数β修正部35とパッチ検知センサ37とを備えている。
係数β修正部35は、前記タイミング補正部31での補正量計算式に用いられる係数βを修正するために、LD制御部27にパッチ形成の信号を出力し、LD制御部27によるレーザ・ダイオードの制御で、前記の画像形成と同様に転写ベルト13に各色のパッチを形成させる。
パッチ検知センサ37は、転写ベルト13上に形成されたパッチにより温度変化による色ずれを実測し、実測値を係数β修正部35に入力する。
係数β修正部35は、実測値により係数βを修正し、タイミング修正部33にフィード・バックする。
タイミング修正部33では、修正された係数βを用いた補正量計算式により温度変化に応じた色ずれ量の推測値が演算され、この推測値に基づきLD制御部27によるレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングが制御されることになる。
タイミング修正部33での修正は、装置3の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部33が補正量計算式の係数を修正した回数iと、始めに設定する任意の初期設定数jと、の関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに前記修正を行う。すなわち、「n=j*exp(i)」の式が成立するときのみタイミング修正部33での修正が行われる。
[ビーム照射タイミングの補正及び補正の修正]
図2は、ビーム照射タイミングの補正及び補正量計算式の係数の修正を行わせるためのフローチャートである。
本実施例では、LD制御部27(図1)が制御するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを前記ビーム走査装置3(図1)の温度変化Tに応じた色ずれ量の推測値P_d,P_c,P_bに基づき補正し色ずれ補正を行う図2のタイミング補正ステップS1,S2,S3,S5と、転写ベルト13(図1)上の温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、色ずれ量の推測値が実測値と一致するように補正量計算式の係数を修正する図2のタイミング修正ステップS6,S7,S8,S9,S10とを備えてコンピュータを機能させている。
図2のフローチャートは、画像形成装置1の電源投入等によりスタートし、各値の初期設定が行われステップS1が実行される。初期設定では、例えば、j=3、n=0、i=0が設定される。この初期設定は、外部からのコントロールによりリセット設定することも可能である。
なお、本実施例では、図1において折り返しミラー19,21,23,25間が、それぞれ100mmであり、dL_b=100mm、dL_c=200mm、dL_d=300mmとしている。熱線膨張係数は、α=0.0000286mm/mm℃である。
ステップS1では、「温度変化の読み込み」の処理が実行される。この処理では、温度センサ29により検出されたビーム走査装置3の装置内部温度が読み込まれ、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、「T℃以上の変化ありか?」の判断処理が実行される。この処理において、設定された変化温度は、T=5℃である。この設定は、温度変化による色ずれ量を40μm以下に抑えるためであり、最大値である感光ドラム5に対する感光ドラム11での位置ずれを40μm以下とするための値である。
ステップS2において、T℃以上の変化ありと判断されたとき(YES)、色ずれの補正が必要であり、n=1とされてステップS3へ移行し、T℃以上の変化なしと判断されたとき(NO)、色ずれの補正は必要ないため、n=0のまま処理はリターンする。
ステップS3では、「副走査方向位置ずれ量を式より演算する」の処理が実行される。この処理では、補正量計算式(1)により、変化量P_d,P_c,P_bが演算され、転写ベルト13上での色ずれ量の推測値が演算されてステップS4へ移行する。
ステップS4では、「n=j*exp(i)」の判断処理が実行される。この処理では、n=1、j=3、i=0であるから、n(1)=j(3)のi(0)乗=1が成立し、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、「パッチを形成させる」の処理が実行される。この処理では、係数β修正部35からLD制御部27に信号が出力され、LD制御部27が各レーザ・ダイオードを制御し、各感光体ドラム5,7,9,11にライン潜像を形成させ、現像ユニットから各感光ドラム5,7,9,11に対応する色のトナーが供給されてトナーが顕在化する。顕在化したトナーは、転写ベルト13上に転写されてパッチが形成され、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、「パッチを読み取る」の処理が実行される。この処理では、パッチ検知センサ37で検出された各パッチのデータが読み込まれ、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、「転写ベルト上の色ずれ量γを実測する」の処理が実行される。この処理では、パッチ検知センサ37で検出され係数β修正部35で読み込まれたパッチのデータから転写ベルト上の色ずれ量γが演算され、ステップS9へ移行する。
例えば、感光体ドラム5,11間の実測値である測定パッチずれ量が50μmであるとき、β_dは、0.117(β_d=50/α×dT×dL_d)となる。β_c,β_bについても同様に算出され、ステップS10へ移行する。
ステップS10では、「ずれ量γに基づきLDに送るデータタイミングを制御する」の処理が実行される。この処理では、係数β修正部35からの出力によりタイミング補正部31で用いる前記(1)補正量計算式のβ_d,β_c,β_bが置き換え修正される。タイミング補正部31では、LD制御部27が制御するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを、ステップS8で得られた色ずれ量γに基づき補正し、ステップS11へ移行する。
ステップS11では、「i+1」の処理が実行され、補正量計算式の係数の修正回数のカウント値「i」を1だけインクリメントし、ステップS1へリターンする。
再びステップS1、S2と移行し、温度変化がT=5d℃以上であるとき、ステップS3へ移行し、(1)補正量計算式によりずれ量の推測値P_d,P_c,P_bが算出される。このとき(1)補正量計算式で用いる係数β_d,β_c,β_bは、前記修正後の係数が用いられる。
ステップS4では、n=2であり、j=3のi=1乗(=3)とは等しくないから、ステップS6へ移行せず、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、ステップS10と同様に処理される。すなわち、タイミング補正部31では、LD制御部27がレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを、装置の温度変化Tに応じたずれ量の推測値P_d,P_c,P_bに基づき補正しつつ制御し、リターンする。
以下、同様にステップが繰り返され、ステップS1〜S5の処理により、タイミング補正部31は、LD制御部27が制御するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを装置の温度変化Tに応じたずれ量の推測値P_d,P_c,P_bに基づき補正する。
タイミング修正部33は、ステップS4において「n=j*exp(i)」が成立したときのみ、温度変化Tに応じたずれ量の推測値が実測値と一致するように(1)補正量計算式の係数を修正する。
ステップS4での「n=j*exp(i)」の成立は、nが増加するとその割合が少なくなる。
[実施例の効果]
本発明実施例は、装置3の温度変化を検出するための温度センサ29と、温度センサ29で検出された装置3の温度変化Tに応じた副走査方向の位置ずれ量の推測値P_d,P_c,P_bを補正量計算式(1)を用いて演算するとともに、同演算によって得られたずれ量の推測値P_d,P_c,P_bに基づきLD制御部27が制御するレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを補正するタイミング補正部31と、温度変化Tに応じたずれ量を実測するとともに、ずれ量の推測値が実測値と一致するように補正量計算式(1)の係数を修正するタイミング修正部33とを備えたため、ずれ量の推測値P_d,P_c,P_bに基づきレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを補正することでずれ量の簡易な補正が可能でありながら、温度変化Tによるずれ量の推測値が実測値と一致するように補正量計算式(1)の係数を修正することが可能となり、ずれ量の正確な補正を行わせることができる。
タイミング補正部31は、ずれ量の推測値P_d,P_c,P_bを補正量計算式(1)により演算するため、ずれ量を簡易に求めて、ビーム照射タイミングを補正することができる。
タイミング修正部33は、装置3の温度検出回数nと前記タイミング修正部33が前記修正した回数iと始めに設定する任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに前記修正を行うため、nの増加とともに修正の回数を減らすことができ、補正のための動作時間の大幅な短縮を図ることができる。
タイミング補正部31は、複数のレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングの何れかを基準として他のビーム照射タイミングの補正を行うため、基準となるレーザ・ダイオードのビーム照射タイミングを補正する必要がなく、補正時間の短縮を図ることができる。
タイミング修正部33は、感光体ドラム5、7,9,11により転写ベルト13上に形成した各色のパッチの色ずれ量を実測して前記転写ベルト13上の色ずれ量の実測値とするため、色ずれを正確に検知し、温度変化Tに応じたずれ量の推測値が実測値と一致するように(1)補正量計算式の係数の修正を正確に行わせることができる。
[その他]
本発明は、カラータンデム型の画像形成装置に限らず、単色の画像形成装置にも適用することができる。製版用等の正確さを要求されるレーザ・プリンタでは、書き出し位置の正確さが要求され、かかる場合にも適している。
タイミング修正部31は、装置3の温度が一定以上に急変したとき、或いは一定回数又は任意回数毎に前記修正を行うことができる。
タイミング補正部31及びタイミング修正部33を画像形成装置1とは別に設け、必要に応じてタイミング補正、(1)補正量計算式の係数の修正を行わせる構成にすることもできる。
感光体は、ベルト式のものを用いることもできる。
画像読取装置の概略図である(実施例)。 ビーム照射タイミングの補正及び補正量計算式の係数の修正を行わせるためのフローチャートである(実施例)。
1 画像形成装置
3 ビーム走査装置(装置)
5,7,9,11 感光体ドラム(感光体)
13 転写ベルト(転写体)
27 LD制御部(ビーム制御部)
29 温度センサ
31 タイミング補正部
33 タイミング修正部
35 係数β修正部(タイミング修正部)
37 パッチ検知センサ(タイミング修正部)

Claims (10)

  1. ビーム制御部により画像データに応じて制御される光源から照射された光ビームに基づき感光体に結像させるビーム走査装置において、
    前記装置の温度変化を検出するための温度センサと、
    前記温度センサで検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の位置ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られたずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正部と、
    前記温度変化に応じたずれ量を実測するとともに、前記ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正部と、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするビーム走査装置。
  2. 転写体の搬送方向に沿って配列された複数の感光体に、ビーム制御部により画像データに応じて制御される複数の光源から照射された各光ビームに基づき前記各感光体に各別に結像させるビーム走査装置において、
    前記装置の温度変化を検出するための温度センサと、
    前記温度センサで検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られた色ずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正部と、
    前記温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、前記色ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正部と、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするビーム走査装置。
  3. 請求項2記載のビーム走査装置であって、
    前記タイミング補正部は、前記複数の光源のビーム照射タイミングの何れかを基準として他のビーム照射タイミングの補正を行う、
    ことを特徴とするビーム走査装置。
  4. 請求項1記載のビーム走査装置を備え、前記結像により潜像が形成された感光体に現像剤を供給して転写体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記タイミング補正部は、前記ビーム照射タイミングの補正によって副走査方向の位置ずれ量の補正を行い、
    前記タイミング修正部は、前記ずれ量の推測値が前記転写体上のずれ量の実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2記載のビーム走査装置を備え、前記結像により潜像が形成された各感光体にそれぞれ異なる色の現像剤を供給して前記転写体に順次転写して画像を形成するタンデム型の画像形成装置であって、
    前記タイミング補正部は、前記ビーム照射タイミングの補正によって副走査方向の色ずれ量の補正を行い、
    前記タイミング修正部は、前記色ずれ量の推測値が前記転写体上の色ずれ量の実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置であって、
    前記タイミング修正部は、前記感光体により前記転写体上に形成した各色のパッチの色ずれ量を実測して前記転写体上の色ずれ量の実測値とする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 転写体の搬送方向に沿って配列された複数の感光体に、ビーム制御部により画像データに応じて制御される複数の光源から照射された各光ビームに基づき前記各感光体に各別に結像させるビーム走査装置のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正方法において、
    前記装置の温度変化を検出する温度検出工程と、
    前記温度検出工程で検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られた色ずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正工程と、
    前記温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、前記色ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正工程と、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするタイミング補正方法。
  8. 転写体の搬送方向に沿って配列された複数の感光体に、ビーム制御部により画像データに応じて制御される複数の光源から照射された各光ビームに基づき前記各感光体に各別に結像させるビーム走査装置を備え、
    前記結像により潜像が形成された各感光体にそれぞれ異なる色の現像剤を供給して前記転写体に順次転写して画像を形成する画像形成装置のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正方法において、
    前記ビーム走査装置の温度変化を検出する温度検出工程と、
    前記温度検出工程で検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られた色ずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正工程と、
    前記温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、前記色ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正工程と、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするタイミング補正方法。
  9. 転写体の搬送方向に沿って配列された複数の感光体に、ビーム制御部により画像データに応じて制御される複数の光源から照射された各光ビームに基づき前記各感光体に各別に結像させるビーム走査装置のビーム照射タイミングを補正するようにコンピュータを機能させるタイミング補正プログラムにおいて、
    前記装置の温度変化を検出する温度検出ステップと、
    前記温度検出工程で検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られた色ずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正ステップと、
    前記温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、前記色ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正ステップと、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするタイミング補正プログラム。
  10. 転写体の搬送方向に沿って配列された複数の感光体に、ビーム制御部により画像データに応じて制御される複数の光源から照射された各光ビームに基づき前記各感光体に各別に結像させるビーム走査装置を備え、前記結像により潜像が形成された各感光体にそれぞれ異なる色の現像剤を供給して前記転写体に順次転写して画像を形成する画像形成装置のビーム照射タイミングを補正するようにコンピュータを機能させるタイミング補正プログラムにおいて、
    前記ビーム走査装置の温度変化を検出する温度検出ステップと、
    前記温度検出工程で検出された装置の温度変化に応じた副走査方向の色ずれ量の推測値を補正量計算式を用いて演算するとともに、前記演算によって得られた色ずれ量の推測値に基づき前記ビーム制御部が制御する光源のビーム照射タイミングを補正するタイミング補正ステップと、
    前記温度変化に応じた色ずれ量を実測するとともに、前記色ずれ量の推測値が実測値と一致するように前記補正量計算式の係数を修正するタイミング修正ステップと、
    を備え
    前記修正は、前記装置の温度が設定値を越えた回数nと、前記タイミング修正部が前記補正量計算式の係数を修正した回数iと、任意の初期設定数jとの関係が、nがjのi階乗回目と等しくなるときのみに行われる、
    ことを特徴とするタイミング補正プログラム。
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