JP2000046719A - 粒子個数計測方法および粒子計測装置 - Google Patents

粒子個数計測方法および粒子計測装置

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JP2000046719A JP10214112A JP21411298A JP2000046719A JP 2000046719 A JP2000046719 A JP 2000046719A JP 10214112 A JP10214112 A JP 10214112A JP 21411298 A JP21411298 A JP 21411298A JP 2000046719 A JP2000046719 A JP 2000046719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 懸濁液中もしくはエアロゾルに存在する粒子
群の粒子径ごとの個数を短時間のうちに再現性よく効率
的に測定できる方法と、1回の測定のもとに懸濁液もし
くはエアロゾル中の粒子群の粒度分布と粒子径ごとの個
数を計測可能な装置を提供する。 【解決手段】 懸濁液Sまたはエアロゾルにレーザ光を
照射して得られる回折・散乱光の空間強度分布を測定し
て粒子群Pの粒度分布を求め、同じ強度分布測定結果の
積算値からその粒子濃度を求め、その粒子濃度と粒子群
の密度から懸濁液またはエアロゾル単位体積当たりの粒
子総体積を算出し、粒度分布算出結果に基づく各粒子径
区間ごとの粒子の全粒子に対する存在比を乗じて各区間
ごとの粒子体積を求め、該当区間における粒子1個の体
積で除すことによって各粒子径区間ごとの粒子個数を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体または気体中
に分散している粒子群の粒子径ごとの粒子個数を計測す
る方法と、粒子群の粒度分布と粒子径ごとの粒子個数と
を1回の測定のもとに計測することのできる粒子計測装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体中に粒子群が分散してなる懸濁液、
あるいは気体中に粒子群が分散してなるエアロゾルは、
食品、医薬品、化学工業、セラミックス等の種々の分野
において取り扱われており、その懸濁液中の粒子群の粒
度分布と粒子個数は、プロセスの効率化や製品の品質管
理等において重要な項目とされている。
【0003】液体もしくは気体中の粒子群の粒度分布の
測定方法ないし装置については種々の方式のものが知ら
れているが、そのうち、レーザ回折・散乱法と称される
方式のものは所要測定時間が他の方式に比して極端に短
くてよい等の多くの利点を有しており、特にプロセスで
のオンライン測定等において多用されている。このレー
ザ回折・散乱法に基づく粒度分布測定装置においては、
液体または気体を媒体としてそこに粒子群を分散させた
状態でレーザ光を照射することによって得られる回折・
散乱光の空間強度分布を測定し、その光強度分布がミー
の散乱理論ないしはフラウンホーファの回折理論に則る
ことを利用して、回折・散乱光の空間強度分布の測定結
果から粒子群の粒度分布を算出する。
【0004】一方、液体または気体中に存在する粒子群
の粒子径ごとの存在個数は、短時間で再現性よく効率的
に測定する方法ないし装置は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液体または
気体中に存在する粒子群の粒子径ごとの個数を短時間の
うちに再現性よく効率的に測定することのできる粒子個
数計測方法と、1回の測定のもとに媒体中の粒子群の粒
度分布および粒子径ごとの個数を計測することのできる
粒子計測装置を提供することを、その課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の粒子個数計測方
法は、液体または気体からなる媒体中に分散している粒
子群にレーザ光を照射して生じる回折・散乱光の空間強
度分布を測定し、その測定結果から粒子群の粒度分布を
算出する一方、上記回折・散乱光の空間強度分布の測定
結果を積算して媒体中の粒子濃度を求め、その粒子濃度
と当該粒子群の密度から算出される単位体積当たりの懸
濁液またはエアロゾル中の粒子群の総体積に、上記粒度
分布分布算出結果に基づく各粒子径区間ごとの粒子の全
粒子に対する存在比を乗じることによって各粒子径区間
ごとの粒子体積を算出し、その各粒子径区間ごとの粒子
体積を該当区間の粒子1個当たりの体積で除すことによ
って、各粒子径区間ごとの粒子個数を算出することを特
徴としている(請求項1)。
【0007】また、本発明の粒子計測装置は、レーザ回
折・散乱法に基づく粒度分布の測定と、上記の本発明方
法を利用した粒子個数の測定とを、効率的に行うことの
できる装置であって、液体または気体からなる媒体中に
分散している粒子群にレーザ光を照射する照射光学系
と、そのレーザ光の照射により生じる粒子群による回折
・散乱光の空間強度分布を測定する測光光学系と、その
測光光学系による回折・散乱光強度分布測定結果から粒
子群の粒度分布を算出する粒度分布演算手段と、上記測
光光学系による回折・散乱光強度分布測定結果を積算し
て媒体中の粒子濃度を求めるとともに、その粒子濃度と
上記粒度分布演算手段により求められた粒度分布および
当該粒子の密度とから、媒体中の粒子群の粒子径ごとの
個数を算出する粒子個数演算手段を備えていることによ
って特徴づけられる(請求項2)。
【0008】本発明は、媒体中で分散している粒子群の
粒度分布をレーザ回折・散乱法に基づいて測定するため
に必要な粒子群からの回折・散乱光の空間強度分布の測
定結果を積算することにより、媒体中の粒子濃度(重量
濃度)を容易に求めることができること、および、その
粒子濃度と粒子群の密度並びに粒度分布測定結果(体積
基準)を用いれば、粒子径ごとの粒子個数を算出し得る
ことを見いだすことによってなされたものである。
【0009】すなわち、レーザ回折・散乱法に基づく粒
度分布測定装置においては、分散飛翔状態の粒子群にレ
ーザ光を照射することによって生じる回折・散乱光の空
間強度分布を、複数の散乱(回折)角度のそれぞれに置
かれた光センサによって測定するのであるが、なかで
も、図7に正面図を例示するように、互いに異なる半径
のリング状ないしは半リング状あるいは1/4リング状
の受光面を有する複数の光センサ素子L・・・・Lを同心円
状に配置してなるリングディテクタと称される光センサ
素子群を、分散状態の粒子群を介してレーザ光の照射方
向前方に配置する方式を採用した装置においては、少な
くとも前方所定角度領域において空間的に連続した微小
角度ごとの回折・散乱光の強度を計測することができ
る。特にこのような空間的に連続した回折・散乱光の空
間強度分布の測定機能を用いて測定された回折・散乱光
の空間強度分布は、個々の粒子からの回折・散乱光を少
なくとも前方所定領域において残さず含んだ結果とな
り、また、粒子群による回折・散乱光は前方への回折・
散乱光の強度が側方や後方に比して圧倒的に高強度であ
ることも併せて、その積算値、つまり各微小角度ごとの
回折・散乱光の光強度の合計値は、媒体中の粒子群の濃
度(重量濃度)に厳密に比例する(図4参照)。
【0010】上記のように媒体中の粒子濃度が判明すれ
ば、その粒子群の密度を用いることによって、液体中に
粒子群が分散している懸濁液、もしくは気体中に粒子群
が分散しているエアロゾルの単位体積中の粒子の総体積
を計算によって求めることができる。そして、上記の回
折・散乱光の空間強度分布の測定結果を基に求めた粒子
群の粒度分布は、粒子群を複数の粒子径区間に別け、各
粒子径区間ごとの粒子の全粒子中での存在比を体積基準
で表す量であるから、先に求めた懸濁液もしくはエアロ
ゾル単位体積中の粒子の総体積に各粒子径区間ごとの存
在比を乗じることにより、懸濁液もしくはエアロゾル単
位体積当たりの各粒子径区間内の粒子の体積を求めるこ
とができる。そして、その各粒子径区間ごとの粒子の体
積を、各粒子径区間の代表径(例えば平均径)に基づく
粒子1個当たりの体積で除すことによって、各粒子径区
間ごとの粒子個数を算出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の構成
を示すブロック図である。レーザ光源1からの出力光は
コリメータレンズ2によって平行光束に成形された後、
フローセル3に照射される。フローセル3には、液体中
に粒子群Pが分散してなる懸濁液Sが流されており、レ
ーザ光は粒子群Pによって回折または散乱される。
【0012】粒子群Pによる回折・散乱光は、前方所定
角度領域へのものについては集光レンズ4を介してリン
グディテクタ5により検出され、また、それよりも散乱
角度の大きなものは側方散乱光センサ6および後方散乱
光センサ7によって検出される。リングディテクタ5
は、前記した図7に示したものと同等のものであって、
互いに異なる半径のリングないしは半リング状もしくは
1/4リング状の受光面を持つ複数の光センサを同心状
に配置した構成を有している。従って、このリングディ
テクタ5により、前方所定角度領域の回折・散乱光の強
度を、空間的に連続した複数の微小角度ごとに測定する
ことができる。
【0013】以上の各光センサ群からの出力はA−D変
換器8によってデジタル化された後、演算装置9のメモ
リ91内に格納される。演算装置9には、レーザ回折・
散乱法に基づく公知の算法によってメモリ91内に記憶
されている回折・散乱光強度分布データを粒子群Pの粒
度分布に換算する粒度分布演算部92と、同じくメモリ
91に記憶されている回折・散乱光強度分布データを積
算し、その積算値を懸濁液中の粒子濃度(重量濃度)に
換算して、上記の粒度分布の演算結果を用いた以下に示
す計算によって粒子径ごとの粒子個数を求める粒子個数
演算部93を備えている。これらの各演算部による演算
結果は、CRT10に表示されるとともにプリンタ11
に記録されるように構成されている。また、演算装置9
には、後述する粒子群の密度等を設定入力するためのキ
ーボード12が接続されている。
【0014】なお、演算装置9は、実際には上記の各演
算機能を実行するプログラムがインストールされたコン
ピュータによって構成されるが、図1では説明の簡略化
のために機能ごとのブロック図で示している。
【0015】粒子個数演算部93における演算について
詳述すると、メモリ91に格納されている回折・散乱光
強度分布データを積算し、その積算値とあらかじめ設定
されている関係式とから懸濁液中の粒子濃度(重量濃
度)を算出する。そして、その粒子濃度とあらかじめ入
力されている粒子群の密度とから、懸濁液単位体積当た
りの粒子の総体積を求める。次に、粒度分布演算部92
により演算された粒子群の粒度分布データに基づく各粒
子径区間ごとの粒子の全粒子中での存在比、つまり各粒
子径区間の粒子量の頻度分布をその総体積に乗じること
によって、懸濁液単位体積当たりの各粒子径区間ごとの
粒子の体積を算出し、その各体積を該当の粒子区間にお
ける粒子1個当たりの体積で除することにより、各粒子
区間ごとの粒子個数を算出する。この粒子個数算出の実
例を、以下、実験例を参照しつつ説明する。
【0016】密度が4.0g/cm3 のアルミナをサン
プル粒子群とし、媒液として蒸留水(和光純薬社製)で
希釈することにより、100ppm,80ppm,60
ppm,40ppmおよび20ppmの濃度(重量濃
度)に希釈し、超音波分散させたうえでサンプル懸濁液
として測定に供した。
【0017】以上のように調製した各サンプル懸濁液を
図1の装置(実際には、レーザ照射光学系と回折・散乱
光の測光光学系並びに粒度分布演算部92は島津製作所
製のSALD2000Jを使用)により回折・散乱光の
空間強度分布を測定した。その結果を図2に示す。この
図2のグラフにおいて、横軸は光センサ素子の番号で、
小さい番号のセンサ素子ほど回折・散乱角度の小さい位
置に置かれていることを表している。また、この強度分
布測定結果を用いて、各サンプル懸濁液中の粒子群の粒
度分布を算出した結果を図3に示す。この図3からは、
粒子濃度によらず再現性のよい粒度分布の測定を行えて
いることが確かめられる。なお、このレーザ回折・散乱
法に基づく粒度分布測定により得られる粒度分布は体積
基準である。
【0018】図2の各サンプル懸濁液の回折・散乱光の
空間強度分布データを、各サンプル懸濁液ごとに積算
し、その各積算値と粒子濃度との関係を図4にグラフで
示す。この図4から明らかなように、懸濁液にレーザ光
を照射して得られる回折・散乱光の空間強度分布の積算
値は、その懸濁液の粒子濃度に比例関係が成り立つこと
が判る。従って、この図4に示した回折・散乱光強度分
布の積算値と濃度との関係をあらかじめ測定しておき、
演算装置9に関係式等の形で設定しておけば、懸濁液の
回折・散乱光の空間強度分布を測定してそれを積算する
ことにより、直ちに懸濁液の粒子濃度を求めることがで
きる。
【0019】さて、以上のようにして回折・散乱光の空
間強度分布の測定結果から懸濁液中の粒子群の粒度分布
と粒子濃度を求めると、これらから粒子径区間ごとの粒
子個数を算出することができる。
【0020】すなわち、図5は前記したサンプル懸濁液
のうち、アルミナの濃度が100ppmの懸濁液の粒度
分布を示すものであり、このうち、折れ線グラフで示さ
れているのは相対粒子量%(積算粒子量%)であって、
棒グラフ(右目盛り)は各粒子径区間の粒子が全粒子径
範囲の粒子に対して何%であるかを示すデータ、換言す
れば懸濁液内の全粒子中での粒子径区間ごとの粒子の存
在比、更に換言すると各粒子径区間ごとに表した粒子量
の頻度分布であり、これらは前記したように体積基準で
の値である。
【0021】一方、回折・散乱光の空間強度分布の積算
値から求めた粒子濃度は重量濃度であるが、粒子の密度
を用いることによって懸濁液の単位体積当たりの粒子の
総体積に換算することができる。サンプル粒子として用
いたアルミナの密度は4.0g/cm3 であるから、1
00ppmの懸濁液の単位体積当たりの粒子の総体積
は、 100×10-6÷4.0=2.5×10-5(cm3 ) となる。
【0022】懸濁液単位体積当たりの粒子の総体積に、
各粒子径区間の粒子の存在比を乗じると、各粒子径区間
ごとの粒子の懸濁液単位体積中での体積を求めることが
できる。そして、その各粒子径区間ごとの粒子の体積
を、それぞれの粒子径区間における粒子の1個当たりの
体積で除せば、各粒子径区間ごとの粒子個数を求めるこ
とができる。ここで、各粒子径区間における粒子の1個
当たりの体積については、その区間の代表径、例えばそ
の粒子径区間の平均径に相当する粒子を、一定の形状、
例えば球形等とみなすことによって算出することができ
る。図6は、図5にその粒度分布を示した100ppm
の懸濁液についての各粒子径区間ごとの粒子個数の算出
結果を示すグラフである。
【0023】以上の懸濁液中の粒子群の各粒子径区間ご
との粒子個数と、同粒子群の粒度分布は、レーザ光を懸
濁液に照射して得られる回折・散乱光の空間強度分布の
1回の測定によって得ることができる。また、このよう
な粒子個数の情報から、各粒子径区間ごとの体積濃度並
びに重量濃度を計算によって容易に求めることもでき
る。
【0024】なお、以上の実施の形態では、懸濁液にレ
ーザ光を照射して得られる回折・散乱光の空間強度分布
のうち前方所定角度領域の光についてはリングディテク
タを用いて測定し、その角度領域の回折・散乱光につい
ては空間的に連続して測定可能としたが、本発明方法並
びに装置は特にそのようなリングディテクタを用いるこ
とに限定されることなく、他の任意の回折・散乱光の測
定手法を用いることができる。ただし、空間的に離散し
た位置に複数のセンサを配置して回折・散乱光の強度分
布を測定する場合、リングディテクタを用いて連続的に
回折・散乱光を測定する場合に比して、懸濁液濃度並び
に粒度分布、ひいては粒子個数の精度は低下することに
留意すべきである。
【0025】また、以上の実施の形態では、粒子群が液
体中に分散した懸濁液にレーザ光を照射する、いわゆる
湿式測定の場合について述べたが、本発明方法並びに装
置はこれに限定されることなく、粒子群が気体中に分散
したエアロゾルにレーザ光を照射する、いわゆる乾式測
定においても全く同様に粒度分布および粒子個数を測定
し得ることは言うまでもない。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液体中
に粒子群が分散している懸濁液、もしくは、気体中に粒
子群が分散しているエアロゾルにレーザ光を照射するこ
とによって生じる回折・散乱光の空間強度分布を測定す
ることにより、懸濁液もしくはエアロゾル中の粒子群の
粒子径ごとの粒子個数を求めることができ、粒度分布と
併せて、各種懸濁液またはエアロゾルを取り扱うプロセ
ス等における効率化や品質管理等に有用な情報の提供を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態を用いた実験例で採用した
複数の懸濁液のそれぞれによる回折・散乱光の空間強度
分布の測定結果を示すグラフである。
【図3】図2の測定結果に基づいて算出した各懸濁液中
の粒子群の粒度分布を示すグラフである。
【図4】図2の各回折・散乱光の空間強度分布の積算値
と懸濁液濃度との関係を示すグラフである。
【図5】図3のグラフのうち、100ppmの懸濁液中
の粒子群の粒度分布を、相対粒子量%を表す折れ線グラ
フと粒子径区間ごとの存在比を表す棒グラフとで示すグ
ラフである。
【図6】同じく100ppmの懸濁液中の粒子群につい
て、各粒子径区間ごとの粒子個数の算出結果を示すグラ
フである。
【図7】レーザ回折・散乱式の粒度分布測定装置で用い
られるリングディテクタの説明図である。
【符号の説明】 1 レーザ光源 2 コリメータレンズ 3 フローセル 4 集光レンズ 5 リングディテクタ 6 側方散乱光センサ 7 後方散乱光センサ 8 A−D変換器 9 演算装置 91 メモリ 92 粒度分布演算部 93 粒子個数演算部 10 CRT 11 プリンタ 12 キーボード P 粒子群 S 懸濁液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体または気体からなる媒体中に分散し
    ている粒子群の粒子径ごとの粒子個数を計測する方法で
    あって、分散状態の粒子群にレーザ光を照射して生じる
    回折・散乱光の空間強度分布を測定し、その測定結果か
    ら粒子群の粒度分布を算出する一方、上記回折・散乱光
    の空間強度分布の測定結果を積算して媒体中の粒子濃度
    を求め、その粒子濃度と当該粒子群の密度から算出され
    る単位体積当たりの懸濁液またはエアロゾル中の粒子群
    の総体積に、上記粒度分布算出結果に基づく各粒子径区
    間ごとの粒子の全粒子に対する存在比を乗じることによ
    って各粒子径区間ごとの粒子体積を算出し、その各粒子
    径区間ごとの粒子体積を該当区間の粒子1個当たりの体
    積で除すことによって粒子径区間ごとの粒子個数を算出
    することを特徴とする粒子個数計測方法。
  2. 【請求項2】 液体または気体からなる媒体中に分散し
    ている粒子群にレーザ光を照射する照射光学系と、その
    レーザ光の照射により生じる粒子群による回折・散乱光
    の空間強度分布を測定する測光光学系と、その測光光学
    系による回折・散乱光強度分布測定結果から粒子群の粒
    度分布を算出する粒度分布演算手段と、上記測光光学系
    による回折・散乱光強度分布測定結果を積算して媒体中
    の粒子濃度を求めるとともに、その粒子濃度と上記粒度
    分布演算手段により求められた粒度分布演算結果および
    当該粒子の密度とから、媒体中の粒子群の粒子径区間ご
    との粒子個数を算出する粒子個数演算手段を備えた粒子
    計測装置。
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