JP2013160514A - 粒子径計測装置 - Google Patents

粒子径計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013160514A
JP2013160514A JP2012019851A JP2012019851A JP2013160514A JP 2013160514 A JP2013160514 A JP 2013160514A JP 2012019851 A JP2012019851 A JP 2012019851A JP 2012019851 A JP2012019851 A JP 2012019851A JP 2013160514 A JP2013160514 A JP 2013160514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle size
particles
particle
measured
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012019851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6080362B2 (ja
Inventor
Toshimitsu Shidenouchi
俊光 幣之内
Takahiro Mori
隆弘 森
Munehiro Inoue
統宏 井上
Yasuhiro Yamakage
康弘 山蔭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2012019851A priority Critical patent/JP6080362B2/ja
Publication of JP2013160514A publication Critical patent/JP2013160514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6080362B2 publication Critical patent/JP6080362B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】 全粒子個数に対する各粒子径区分の粒子個数割合を円グラフで表示する粒子径計測装置を提供する。
【解決手段】 N個の光検出素子からのN個のアナログ信号をN個のデジタル信号に変換させた後、N個のデジタル信号を出力する変換ハードウェア15と、変換ハードウェア15からのN個のデジタル信号に基づいて、被測定粒子が測定空間を通過したと認識する粒子個数計測部42と、N個の光検出素子の内から選択されたX個の光検出素子からのX個のアナログ信号を出力する出力ファームウェア16と、出力ファームウェア16からのX個のアナログ信号に基づいて、測定空間を通過した被測定粒子の粒子径区分を分類して出力する粒子径計測部43と、各粒子径区分の粒子個数を表示器50に表示する表示制御部54とを備える粒子径計測装置1であって、表示制御部54は、全粒子個数に対する各粒子径区分の粒子個数の割合を円グラフで表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学的手法(例えば、レーザ回折・散乱式等)を用いて、被測定粒子群が分散している被測定物について各粒子径区分における粒子個数を計測する粒子径計測装置に関する。特に、半導体製造工程において発生する微細な被測定粒子群について各粒子径区分における粒子個数をリアルタイムで計測する粒子径計測装置に関する。
液体中に被測定粒子群が分散してなる懸濁液(或いは、気体中に被測定粒子群が分散してなるエアロゾル)は、食品や医薬品や化学工業やセラミックス等の種々の分野において取り扱われており、その懸濁液中の被測定粒子群の粒度分布(各粒子径区分における粒子個数)は、プロセスの効率化や製品の品質管理等において重要な項目とされている。
液体中の被測定粒子群の粒度分布の測定方法については、種々の方式のものが知られているが、そのうち、レーザ回折・散乱法と称される方式のものは、所要測定時間が他の方式に比して極端に短くてよい等の多くの利点を有しており、特にプロセスでのオンライン測定等において多用されている。レーザ回折・散乱式の粒子径計測装置においては、測定空間に存在する媒体(例えば、水や空気等)中に分散状態の被測定粒子群にレーザ光(測定光)を照射することにより、被測定粒子群で回折・散乱されたレーザ光の空間的な光強度分布を複数個の光検出素子で検出して、その光強度分布からフラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づく演算を行うことによって、被測定粒子群の粒度分布を算出している(例えば、特許文献1参照)。よって、測定空間を真空装置の排気ラインに接続することにより、排気ラインを通過する被測定粒子群について被測定粒子群の粒度分布を算出することができる。
また、図4は、各粒子径区分における粒子個数を表示させることができる粒子径計測装置の概略構成の一例を示す図であり、図5は、図4に示す装置の光学系の構成を表す模式図である。
粒子径計測装置101は、測定空間を配置するための測定空間配置部13と、測定空間に対してレーザ光を照射する照射光学系12と、光強度分布を検出する検出光学系14と、アナログ信号をデジタル信号に変換させる変換ハードウェア15と、アナログ信号を出力する出力ファームウェア16と、制御ユニット17と、制御ユニット17とシリアルクロスケーブル51を介して接続されたモニタPC(表示器)150とを備える。
ここでは、被測定粒子群を真空中に分散させたエアロゾルを測定することにより、エアロゾルについて下記(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数を表示するものとする。(A)Rnm未満、(B)Rnm以上Rnm未満、(C)Rnm以上Rnm未満、(D)Rnm以上Rnm未満、(E)Rnm以上Rnm未満、(F)Rnm以上Rnm未満、(G)Rnm以上。
測定空間配置部13は、下端部に下側接続口13aを上端部に上側接続口13bを有する。そして、上側接続口13bは真空装置の排気ライン(図示せず)と接続されている。このような構成において、エアロゾルが、上側接続口13bから測定空間に流入し、そして、測定空間を上方から下方へ通過し、その後、下側接続口13aから流出するようになっている。
粒子径計測装置101の左側部には、照射光学系12が設置され、具体的にはレーザ光源12aと集光レンズ12bとが左からこの順に配置されている。このような照射光学系12の構成において、レーザ光源12aで発生されたレーザ光は、集光レンズ12bを通過して平行光とされ、左から右へ向かうように測定空間へ照射される。これにより、測定空間をエアロゾルが通過していれば、レーザ光は測定空間の被測定粒子群で回折・散乱して、空間的に回折・散乱光の光強度分布パターンが生ずることになる。
粒子径計測装置101の前部には、検出光学系14が設置され、具体的には集光レンズ14aとアレイ型受光器(光電子増倍管)14bとが奥からこの順に配置されている。アレイ型受光器14bは、N個の光検出素子を左から右へ一直線状に順番に素子番号が並ぶように配置してあり、各光検出素子には、それぞれの位置に応じた回折・散乱角度を持つ光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子が検出するアナログ信号(PMT生信号)は、各回折・散乱角度ごとの光の強度を表すことになる。
アレイ型受光器14bのNchの光検出素子からのNchのアナログ信号(PMT生信号)は、PMTI/Fケーブル46を介して変換ハードウェア15によって所定の電圧第一閾値Vを境界としてH/Lのデジタル信号にデジタル化され、Nchのデジタル信号が制御ユニット17に送信される。図6は、アナログ信号(PMT生信号)を変換ハードウェア15によって所定の電圧第一閾値Vを境界としてH/Lのデジタル信号にデジタル化することを説明するための図である。なお、縦軸は電圧値であり横軸は時間である。また、「電圧第一閾値V」とは、設計者等によって予め決められた任意の数値である。
また、アレイ型受光器14bのNchの光検出素子の内から選択されたXch(<Nch)の光検出素子からのXchのアナログ信号(PMT生信号)は、PMTI/Fケーブル46を介して出力ファームウェア16によって制御ユニット17に送信される。
制御ユニット17はCPU40を備える。CPU40が処理する機能をブロック化して説明すると、レーザ光源12aをLDI/Fケーブル45を介して制御する光源制御部41と、デジタル信号に基づいて被測定粒子が測定空間を通過したと認識する粒子個数計測部42と、アナログ信号に基づいて測定空間を通過した被測定粒子の粒子径区分を分類して出力する粒子径計測部43とを有する。
粒子個数計測部42は、変換ハードウェア15からのNchのデジタル信号に基づいて、被測定粒子が測定空間を通過したと認識して、その粒子個数を計測する制御を行う。具体的には、変換ハードウェア15によって所定の電圧第一閾値Vを境界として変換されたH/Lのデジタル信号を取得する。そして、Hのデジタル信号を1個の粒子が通過したと判定する一方、Lのデジタル信号を粒子が通過していないと判定する。このような判定を、各Nchでそれぞれ実行する。
粒子径計測部43は、出力ファームウェア16からのXchのアナログ信号(PMT生信号)に基づいて、測定空間を通過した被測定粒子の粒子径区分を分類して出力する制御を行う。図7は、アナログ信号(PMT生信号)からの粒子径の算出方法を説明するための図である。なお、縦軸は電圧値であり横軸は時間である。また、「電圧第二閾値V」とは、設計者等によって予め決められた任意の数値である。
具体的には、出力ファームウェア16からのアナログ信号を取得し、所定の電圧第二閾値Vを超えた時間から所定の時間Δtが経過するまでの間に得られた最大電圧値Vmaxを取得する。そして、最大電圧値Vmaxから(A)〜(G)の7段階の粒子径区分の内のいずれの粒子径区分に該当するかを判定するとともに、その粒子径区分における粒子個数を1個増加させる。このような計測を、各Xchでそれぞれ実行する。
モニタPC(表示器)150は、CPU153とメモリ52と入力装置55とモニタ56とを備える。CPU153は、各粒子径区分における粒子個数をモニタ56に表示させる表示制御部154を有する。このような表示制御部154は、モニタPC150にソフトウェアとしてインストールされている。
表示制御部154は、粒子径計測部43から出力されメモリ52に記憶された測定結果データに基づいて、(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数をモニタ56に表示させる制御を行う。図8は、モニタ56に表示された画像の一例を示す図である。下段には、(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数が示され、左側領域に(A)〜(G)の粒子径区分、右側領域に粒子個数(パーティクル個数)であるリストボックス(表)として表示されている。上段には、(A)〜(G)の7段階の粒子径気分における粒子個数が、縦軸は粒子個数(パーティクル個数)、横軸は粒子径区分である棒グラフとして表示されている。
特開2000−046719号公報
ところで、上述したような粒子径計測装置101では、Xchのアナログ信号に基づいて計測する粒子径計測部43と、Nchのデジタル信号に基づいて計測する粒子個数計測部42とを有する。図9は、粒子個数計測部42で計測された粒子個数も併せて表示させた画像の一例を示す図である。右側領域には、粒子個数計測部42によって計測された粒子個数が、縦軸は粒子個数、横軸は粒子径区分である棒グラフとして表示されている。
しかしながら、図9に示すように、粒子個数計測部42によって計測された粒子個数と、粒子径計測部43によって計測された粒子個数とは一致していない。
そこで、本出願人らは、各粒子径区分における粒子個数を表示させる表示方法について検討した。粒子個数計測部42によって計測された粒子個数と、粒子径計測部43によって計測された粒子個数とが一致しない原因は、使用しているch数(XchとNch)や、サンプリング周期や、電圧閾値(電圧第一閾値Vと電圧第二閾値V)が異なるためである。よって、棒グラフでなく、全粒子個数に対する各粒子径区分における粒子個数の割合を円グラフで表示させることを見出した。
すなわち、本発明の粒子径計測装置は、被測定粒子群を含む被測定物を通過させる測定空間に測定光を出射する光源と、前記光源からの測定光を前記被測定物に照射することにより発生する光強度分布をN個の光検出素子で検出する検出器と、N個の光検出素子からのN個のアナログ信号をN個のデジタル信号に変換させた後、N個のデジタル信号を出力する変換ハードウェアと、前記変換ハードウェアからのN個のデジタル信号に基づいて、前記被測定粒子が測定空間を通過したと認識する粒子個数計測部と、N個の光検出素子の内から選択されたX個の光検出素子からのX個のアナログ信号を出力する出力ファームウェアと、前記出力ファームウェアからのX個のアナログ信号に基づいて、前記測定空間を通過した被測定粒子の粒子径区分を分類して出力する粒子径計測部と、各粒子径区分における粒子個数を表示器に表示させる表示制御部とを備える粒子径計測装置であって、前記表示制御部は、全粒子個数に対する各粒子径区分における粒子個数の割合を円グラフで表示させることが可能となっているようにしている。
ここで、「測定光」としては、レーザ光が好ましいが、これに限らず、LEDによる光や分光器で分光された光、干渉フィルタやバンドパスフィルタ等で波長範囲が制限された光を用いてもよい。
また、「光強度」とは、光検出素子で検出される数値そのものではなくてもよく、被測定物を測定する前に既に検出されている初期余剰光の光強度が存在する場合もあるので、光検出素子で検出される数値と初期余剰光の数値との差分であることが好ましい。
以上のように、本発明の粒子径計測装置によれば、全粒子個数に対する各粒子径区分における粒子個数の割合を円グラフで表示させるため、粒子個数計測部によって計測された粒子個数と、粒子径計測部によって計測された粒子個数とは一致していなくても問題がなく、さらに見やすくなる。
(その他の課題を解決するための手段および効果)
また、本発明の粒子径計測装置においては、前記表示制御部は、各粒子径区間における粒子個数を棒グラフで表示させることが可能となっており、円グラフか棒グラフかのいずれで表示させるかを切り替えるようにしてもよい。
さらに、本発明の粒子径計測装置においては、前記表示制御部は、所定の時間区間での円グラフと、開始時間から現時間までの円グラフとを表示させるようにしてもよい。
以上のように、本発明の粒子径計測装置によれば、開始時間から現時間までの円グラフだけでなく、所定の時間区間での円グラフも観察することができるため、各粒子径区分における粒子個数をリアルタイムで知ることができる。このとき、大粒子径の被測定粒子が多く流れると、開始時間から現時間までの円グラフでは比率が大粒子径側に傾くが、その後の細かな粒子径に関する分布をうかがい知ることができる。
本発明の粒子径計測装置の一実施形態を示す全体的な概略構成ブロック図。 モニタに表示された円グラフの画像の一例を示す図。 表示方法について説明するフローチャート。 各粒子径区分の粒子個数を表示する粒子径計測装置の一例の概略構成図。 図4に示す装置の光学系の構成を表す模式図。 アナログ信号を変換ハードウェアによりデジタル化する際の説明図。 アナログ信号から粒子径を算出する際の説明図。 モニタに表示された画像の一例を示す図。 粒子個数計測部で計測された粒子個数も並列表示した画像の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれる。
図1は、本発明の一実施形態である粒子径計測装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。なお、粒子径計測装置101と同様のものについては、同じ符号を付している。粒子径計測装置1は、測定空間を配置するための測定空間配置部13と、測定空間に対してレーザ光を照射する照射光学系12と、光強度分布を検出する検出光学系14と、アナログ信号をデジタル信号に変換させる変換ハードウェア15と、アナログ信号を出力する出力ファームウェア16と、制御ユニット17と、制御ユニット17とシリアルクロスケーブル51を介して接続されたモニタPC(表示器)50とを備える。
モニタPC(表示器)50は、CPU53とメモリ52と入力装置55とモニタ56とを備える。CPU53は、各粒子径区分における粒子個数をモニタ56に表示させる表示制御部54を有する。このような表示制御部54は、モニタPC50にソフトウェアとしてインストールされている。
表示制御部54は、粒子径計測部43から出力されメモリ52に記憶された測定結果データに基づいて、(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数をモニタ56に表示させる制御を行う。また、表示制御部54は、入力装置55等からの入力信号に基づいて、(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数を、棒グラフと円グラフのいずれで表示させるかを切り替えることができるようになっている。図2は、モニタに表示された円グラフの画像の一例を示す図である。下段には、(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数が示され、左側領域に(A)〜(G)の粒子径区分、右側領域に粒子個数(パーティクル個数)であるリストボックス(表)として表示されている。
上段の左側領域には、全粒子個数に対する(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数の割合が、所定の時間区分(t秒〜t+5秒)の瞬時値の円グラフとして表示されている。また、上段の右側領域には、全粒子個数に対する(A)〜(G)の7段階の粒子径区分における粒子個数の割合が、開始時間tから現時間tまでの累積値の円グラフとして表示されている。なお、「所定の時間区分」での時間間隔は、設計者等によって任意の数値とすることができ、本実施形態では5秒間としている。
ここで、所定の時間区分(t秒〜t+5秒)の瞬時値の円グラフと、開始時間tから現時間tまでの累積値の円グラフとを表示制御部54が表示する表示方法の一例について説明する。図3は、表示方法について説明するフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、n_sec_cnt=1、n_diam_cnt[]=0、n_diam_buf[]=0、n_diam_dt[]=0とする。なお、n_sec_cntは秒数カウンタであり、n_diam_cnt[]は制御機が持つ粒子径区分ごとのパーティクル累積値であり、n_diam_buf[]は粒子径区分ごとのパーティクル数(累積値用)であり、n_diam_dt[]は粒子径区分ごとのパーティクル数(瞬時値用)である。
次に、ステップS102の処理において、粒子径計測部43から、例えば1秒間(現時間t−1秒〜現時間t秒)の各粒子径区分における粒子個数のデータを取得する。
次に、ステップS103の処理において、n_diam_cnt[]を更新する。つまり、開始時間tから現時間t−1秒までの各粒子径区分における粒子個数を、開始時間tから現時間tまでの各粒子径区分における粒子個数に更新する。
次に、ステップS104の処理において、開始時間tから現時間tまでの累積値の円グラフを更新する。つまり、開始時間tから現時間tまでの累積値の円グラフを1秒間隔で更新して表示する。
また、ステップS102の処理を終了した後に、ステップS105の処理において、1=n_sec_cntであるか否かを判定する。1=n_sec_cntであると判定したときには、ステップS106の処理において、n_diam_buf[]=n_diam_cnt[]とする。つまり、現時間tまでの各粒子径区分における粒子個数(後に現時間t−5秒までの各粒子径区分における粒子個数となる)をメモリ52に記憶しておく。
次に、ステップS107の処理において、n_sec_cnt++とする。
一方、ステップS105の処理において、1=n_sec_cntでないと判定したときには、ステップS108の処理において、5=n_sec_cntであるか否かを判定する。5=n_sec_cntであると判定したときには、ステップS109の処理において、n_diam_dt[]=n_diam_cnt[]-n_diam_buf[]とする。つまり、現時間tまでの各粒子径区間における粒子個数と、現時間t−5秒までの各粒子径区分における粒子個数との差分を算出することで、所定の時間区分(現時間t−5秒〜現時間t)の各粒子径区分における粒子個数を取得する。
次に、ステップS110の処理において、n_sec_cnt=1、n_diam_buf[]=0とする。つまり、瞬時値処理について初期化する。
次に、ステップS111の処理において、所定の時間区分(現時間t−5秒〜現時間t)の瞬時値の円グラフを更新する。つまり、所定の時間区分(現時間t−5秒〜現時間t)の瞬時値の円グラフを5秒間隔で更新して表示する。
一方、ステップS108の処理において、5=n_sec_cntでないと判定したときには、ステップS112の処理において、n_sec_cnt++とするとともに、ステップS104、S107、S111の処理が終了していると、ステップS102の処理に戻る。
以上のように、粒子径計測装置1によれば、全粒子個数に対する各粒子径区分における粒子個数の割合を円グラフで表示させるため、粒子個数計測部42によって計測された粒子個数と、粒子径計測部43によって計測された粒子個数とは一致していなくても問題がなく、さらに見やすくなる。また、開始時間tから現時間tまでの円グラフだけでなく、所定の時間区分(現時間t−5秒〜現時間t)の円グラフも観察することができるため、各粒子径区分における粒子個数をリアルタイムで知ることができる。
本発明は、光学的手法を用いて被測定粒子群が分散している被測定物について各粒子径区分における粒子個数を計測する粒子径計測装置等に使用することができる。
1 粒子径計測装置
12a レーザ光源
14b アレイ型受光器(検出器)
15 変換ハードウェア
16 出力ファームウェア
42 粒子個数計測部
43 粒子径計測部
50 モニタPC(表示器)
54 表示制御部

Claims (3)

  1. 被測定粒子群を含む被測定物を通過させる測定空間に測定光を出射する光源と、
    前記光源からの測定光を前記被測定物に照射することにより発生する光強度分布をN個の光検出素子で検出する検出器と、
    N個の光検出素子からのN個のアナログ信号をN個のデジタル信号に変換させた後、N個のデジタル信号を出力する変換ハードウェアと、
    前記変換ハードウェアからのN個のデジタル信号に基づいて、前記被測定粒子が測定空間を通過したと認識する粒子個数計測部と、
    N個の光検出素子の内から選択されたX個の光検出素子からのX個のアナログ信号を出力する出力ファームウェアと、
    前記出力ファームウェアからのX個のアナログ信号に基づいて、前記測定空間を通過した被測定粒子の粒子径区分を分類して出力する粒子径計測部と、
    各粒子径区分における粒子個数を表示器に表示させる表示制御部とを備える粒子径計測装置であって、
    前記表示制御部は、全粒子個数に対する各粒子径区分における粒子個数の割合を円グラフで表示させることが可能となっていることを特徴とする粒子径計測装置。
  2. 前記表示制御部は、各粒子径区間における粒子個数を棒グラフで表示させることが可能となっており、
    円グラフか棒グラフかのいずれで表示させるかを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の粒子径計測装置。
  3. 前記表示制御部は、所定の時間区間での円グラフと、開始時間から現時間までの円グラフとを表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粒子径計測装置。
JP2012019851A 2012-02-01 2012-02-01 粒子径計測装置 Active JP6080362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019851A JP6080362B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 粒子径計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019851A JP6080362B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 粒子径計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013160514A true JP2013160514A (ja) 2013-08-19
JP6080362B2 JP6080362B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=49172897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012019851A Active JP6080362B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 粒子径計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6080362B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018070411A1 (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社堀場製作所 粒子径分布測定装置及び粒子径分布測定装置用プログラム

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01184442A (ja) * 1988-01-19 1989-07-24 Rion Co Ltd 光散乱式粒子計数装置
JPH1019761A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JP2000046719A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Shimadzu Corp 粒子個数計測方法および粒子計測装置
JP2001074637A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Horiba Ltd 動的光散乱式粒径分布測定システム
JP2001281128A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Sysmex Corp 粒子測定装置
JP2002316279A (ja) * 2001-04-17 2002-10-29 Komatsu Ltd レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2003177086A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Horiba Ltd 粒子計数装置の計数方法
JP2005003502A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Horiba Ltd 粒径分布測定装置
JP2006511822A (ja) * 2002-12-18 2006-04-06 ハンブルガー,ロベルト,エヌ. 空中浮遊病原体検出システム及び方法
JP2009216401A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Olympus Corp 基板検査システムおよび基板検査方法
JP2009243941A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Tokyo Electron Ltd パーティクル検出システム、パーティクル検出方法及びプログラム
JP2010276343A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 土粒子計測システム及び土粒子計測方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01184442A (ja) * 1988-01-19 1989-07-24 Rion Co Ltd 光散乱式粒子計数装置
JPH1019761A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JP2000046719A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Shimadzu Corp 粒子個数計測方法および粒子計測装置
JP2001074637A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Horiba Ltd 動的光散乱式粒径分布測定システム
JP2001281128A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Sysmex Corp 粒子測定装置
JP2002316279A (ja) * 2001-04-17 2002-10-29 Komatsu Ltd レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2003177086A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Horiba Ltd 粒子計数装置の計数方法
JP2006511822A (ja) * 2002-12-18 2006-04-06 ハンブルガー,ロベルト,エヌ. 空中浮遊病原体検出システム及び方法
JP2005003502A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Horiba Ltd 粒径分布測定装置
JP2009216401A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Olympus Corp 基板検査システムおよび基板検査方法
JP2009243941A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Tokyo Electron Ltd パーティクル検出システム、パーティクル検出方法及びプログラム
JP2010276343A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 土粒子計測システム及び土粒子計測方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018070411A1 (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社堀場製作所 粒子径分布測定装置及び粒子径分布測定装置用プログラム
JPWO2018070411A1 (ja) * 2016-10-14 2019-07-25 株式会社堀場製作所 粒子径分布測定装置及び粒子径分布測定装置用プログラム
GB2573655A (en) * 2016-10-14 2019-11-13 Horiba Ltd Particle diameter distribution measurement device and program for particle diameter distribution measurement device
US11169068B2 (en) 2016-10-14 2021-11-09 Horiba, Ltd. Particle size distribution measurement device and program for a particle size distribution measurement device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6080362B2 (ja) 2017-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5478501B2 (ja) 粒子検出用の2次元光学画像化方法及びシステム
JP5433517B2 (ja) 解析装置及び解析方法
JP2010539516A (ja) フロー内の粒子を識別するためのシステム、記憶媒体、及び方法
JP2018513971A (ja) 粒子計数器におけるレーザノイズ検出及び緩和
US20100253943A1 (en) Method and systems for particle characteruzation using optical sensor output signal fluctuation
US10488313B2 (en) Particle sensor
US9581494B2 (en) Method and device for analyzing small particles in gas
JP6354749B2 (ja) 微小粒子分析装置、微小粒子分析方法、プログラム及び微小粒子分析システム
JP5884544B2 (ja) 光学的粒子計測装置
CN108020540A (zh) 一种激光诱导击穿光谱检测系统
JP5489962B2 (ja) 粒子計数方法
KR102073483B1 (ko) 미세입자 측정장치 및 측정방법
CN111208044A (zh) 发动机尾喷流颗粒物参数监测装置与方法
JP6080362B2 (ja) 粒子径計測装置
CN108195823A (zh) 一种激光诱导击穿光谱检测系统
Oeser et al. Minimizing the coincidence error in particle size spectrometers with digital signal processing techniques
RU2510498C1 (ru) Способ определения концентрации и среднего размера частиц пыли
US20230117469A1 (en) Particulate detection, counting, and identification
JP2000046722A (ja) 粒子濃度測定方法および装置並びに粒子計測装置
JP4716055B2 (ja) レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
CN108195824A (zh) 一种激光诱导击穿光谱检测系统
WO2021058825A1 (en) Optoelectronic device for fluid analysis and related method for optical analysis
CN110312922B (zh) 粒子表征装置和方法
JPS6326553A (ja) 液中微粒子の計測装置
EP3392644A1 (en) Particle characterization apparatus and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151215

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170117

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6080362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151