JP2000043681A - 盗難防止用シ―トベルト - Google Patents
盗難防止用シ―トベルトInfo
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Buckles (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 拘束ベルトに支持されたバックル部材がバッ
クル留め機構と係合した際に、シートベルト構造は選択
的に車両を運転可能な状態にする。バックル部材は拘束
ベルトから離脱可能で、ユーザが車両を離れる際に、隠
したり携帯したりすることができ、それにより、車両の
盗難を防止する。 【解決手段】 特定のバックルプレート部材（１）だけ
が、対応した留め機構（２）に係合し作用するように、
離脱可能なバックルプレート部材がキーとなってバック
ル留め機構に結合する。バックルプレート部材と留め機
構のキー結合は、標準的なキー構造や、プレートとロッ
ク部材の間で伝達されるデジタル式、音声式、光学式、
または他の認識可能な個別データ等の識別要素の形態等
で、機械的になされる。バックル留め機構は、正しくキ
ー結合したプレート部材がロック係合したときに、車両
の適正な操縦を可能にする。
クル留め機構と係合した際に、シートベルト構造は選択
的に車両を運転可能な状態にする。バックル部材は拘束
ベルトから離脱可能で、ユーザが車両を離れる際に、隠
したり携帯したりすることができ、それにより、車両の
盗難を防止する。 【解決手段】 特定のバックルプレート部材（１）だけ
が、対応した留め機構（２）に係合し作用するように、
離脱可能なバックルプレート部材がキーとなってバック
ル留め機構に結合する。バックルプレート部材と留め機
構のキー結合は、標準的なキー構造や、プレートとロッ
ク部材の間で伝達されるデジタル式、音声式、光学式、
または他の認識可能な個別データ等の識別要素の形態等
で、機械的になされる。バックル留め機構は、正しくキ
ー結合したプレート部材がロック係合したときに、車両
の適正な操縦を可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両盗難防止装置
に関わり、特に、シートベルトバックルが離脱したとき
に車の運転を防止する、シートベルト構造と一体になっ
た車両盗難防止装置に関する。
に関わり、特に、シートベルトバックルが離脱したとき
に車の運転を防止する、シートベルト構造と一体になっ
た車両盗難防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車は、車両盗難防止のための
様々な警報装置や、遮断スイッチ及び追跡装置を装備し
ている。新車のコスト増に伴い、車の購入は相当の出費
となる。大都市における犯罪率の増加と相まって、こう
いった盗難防止装置の必要性は、以前に増して重要であ
る。従来の技術が提案してきた多くの盗難防止装置は、
ユーザがコード等を入力し、それを使うことで警報装置
や遮断装置を選択的に作動、非作動状態にする必要があ
り、ときには困難を伴う。ユーザが動作不能にしてしま
ったと考えられる盗難防御システムによって、音声警報
やエンジン始動のカットオフが偶発的に誘発されること
などが、頻繁にあった。従って、確実かつ操作が簡便な
車両盗難防止装置が強く求められている。
様々な警報装置や、遮断スイッチ及び追跡装置を装備し
ている。新車のコスト増に伴い、車の購入は相当の出費
となる。大都市における犯罪率の増加と相まって、こう
いった盗難防止装置の必要性は、以前に増して重要であ
る。従来の技術が提案してきた多くの盗難防止装置は、
ユーザがコード等を入力し、それを使うことで警報装置
や遮断装置を選択的に作動、非作動状態にする必要があ
り、ときには困難を伴う。ユーザが動作不能にしてしま
ったと考えられる盗難防御システムによって、音声警報
やエンジン始動のカットオフが偶発的に誘発されること
などが、頻繁にあった。従って、確実かつ操作が簡便な
車両盗難防止装置が強く求められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、従来技術の上記の欠点を克服する車両盗難防止装置
を提供することである。本発明の他の目的は、選択的に
エンジン作動を禁止したり、または、アラームシステム
を作動させたりするための簡便かつ確実で、現実的な手
段を持つ車両盗難防止装置を提供することである。
は、従来技術の上記の欠点を克服する車両盗難防止装置
を提供することである。本発明の他の目的は、選択的に
エンジン作動を禁止したり、または、アラームシステム
を作動させたりするための簡便かつ確実で、現実的な手
段を持つ車両盗難防止装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及び他の目
的を達成するために、シートベルトバックルが、例え
ば、運転者がシートベルトを着脱する度にエンジン作動
等の自動車操縦パラメータに作用するような盗難防御シ
ステムを、選択的に作動、非作動状態にする手段を有し
た、自動車、トラック等の車両に適用される盗難防止装
置が提供される。この目的のために、「盗難防御システ
ム」という語は、標準的な自動車操縦を変更するような
盗難防御パラメータを始動させるものや、音声式の警報
や音声を伴わない警報の作動、または何らかの方法で運
転を阻止するもの、例えば、ハンドルをロックする、エ
ンジン始動や燃料供給を不能にするもの等も含む。本発
明の実施例によるシートベルトバックルは、従来から使
用されてきたシートベルトバックル機構に共通する特徴
を含み、車内の固定部分に構造的に装着されるバックル
留め機構と、シートベルトに支持され、車の乗員をシー
トに拘束するようにバックル留め機構とロック係合する
バックルプレート部材とからなるシートベルトバックル
部材を含む。また、それらに加えて、本発明によって開
示されるシートベルトバックル機構は、バックルプレー
ト部材をシートベルトから離脱させる手段を含むため、
運転者が車両を離れるときに、バックルプレート部材
を、車内または離れた場所に隠すことや、携帯すること
ができ、それにより、バックルプレート部材の所有者以
外の者が車両を操縦することを防止する、あるいは、バ
ックルプレート部材がバックル留め機構と係合していな
い状態で車を発車させると、警報を作動させることがで
きる。
的を達成するために、シートベルトバックルが、例え
ば、運転者がシートベルトを着脱する度にエンジン作動
等の自動車操縦パラメータに作用するような盗難防御シ
ステムを、選択的に作動、非作動状態にする手段を有し
た、自動車、トラック等の車両に適用される盗難防止装
置が提供される。この目的のために、「盗難防御システ
ム」という語は、標準的な自動車操縦を変更するような
盗難防御パラメータを始動させるものや、音声式の警報
や音声を伴わない警報の作動、または何らかの方法で運
転を阻止するもの、例えば、ハンドルをロックする、エ
ンジン始動や燃料供給を不能にするもの等も含む。本発
明の実施例によるシートベルトバックルは、従来から使
用されてきたシートベルトバックル機構に共通する特徴
を含み、車内の固定部分に構造的に装着されるバックル
留め機構と、シートベルトに支持され、車の乗員をシー
トに拘束するようにバックル留め機構とロック係合する
バックルプレート部材とからなるシートベルトバックル
部材を含む。また、それらに加えて、本発明によって開
示されるシートベルトバックル機構は、バックルプレー
ト部材をシートベルトから離脱させる手段を含むため、
運転者が車両を離れるときに、バックルプレート部材
を、車内または離れた場所に隠すことや、携帯すること
ができ、それにより、バックルプレート部材の所有者以
外の者が車両を操縦することを防止する、あるいは、バ
ックルプレート部材がバックル留め機構と係合していな
い状態で車を発車させると、警報を作動させることがで
きる。
【０００５】本発明の実施例によれば、車両盗難防止装
置は、上記のシートベルト機構を含み、バックルプレー
ト部材はシートベルトに直接支持され、ベルト本体はバ
ックルプレート部材に形成された溝を通り、バックルプ
レート部材端部のスロット開口部にスライドして受け入
れ可能である。バックルプレート部材には、衝突の際、
過剰な力が掛かるため、カンチレバー（片持ち）形態の
スロットを形成する構造の変形を防止する補強構成が備
えられ、それによってスロット開口部を構造的に繋ぎ、
支持する。
置は、上記のシートベルト機構を含み、バックルプレー
ト部材はシートベルトに直接支持され、ベルト本体はバ
ックルプレート部材に形成された溝を通り、バックルプ
レート部材端部のスロット開口部にスライドして受け入
れ可能である。バックルプレート部材には、衝突の際、
過剰な力が掛かるため、カンチレバー（片持ち）形態の
スロットを形成する構造の変形を防止する補強構成が備
えられ、それによってスロット開口部を構造的に繋ぎ、
支持する。
【０００６】本発明の他の実施例によれば、車両盗難防
止装置を作動させるシートベルトバックルのバックルプ
レート部材は、シートベルトと係合するバックル留め構
造に受け入れられる。この特徴により、それが搭載され
た車両の盗難防止の為にバックルプレート部材を離脱さ
せた際に、ベルト側に残るバックル留め構造を設けるだ
けで、シートベルトに沿ってバックルプレート部材の適
切な取り付け位置を即座に確認できる。
止装置を作動させるシートベルトバックルのバックルプ
レート部材は、シートベルトと係合するバックル留め構
造に受け入れられる。この特徴により、それが搭載され
た車両の盗難防止の為にバックルプレート部材を離脱さ
せた際に、ベルト側に残るバックル留め構造を設けるだ
けで、シートベルトに沿ってバックルプレート部材の適
切な取り付け位置を即座に確認できる。
【０００７】本発明の更なる特徴によれば、特定のバッ
クルプレート部材だけが対応した留め機構に係合し、作
用するように、離脱可能なバックルプレート部材がキー
となってバックル留め機構に結合する。この特徴によ
り、同じ構成のバックルプレート部材を、同様のバック
ルシステムを用いた車両のバックル受け機構に係合させ
ることを防止し、また、各車両に固有の特定のバックル
プレート部材が係合したとき以外は、選択的に車両の操
縦パラメータを作動、非作動状態にする手段の励起が抑
止される。バックルプレート部材と留め機構をこのよう
にキー結合させるために、標準的なキー構造に用いられ
る様々な形態のように、バックルプレート部材の構造は
固有の形状をなす。それは、例えば、ある特定、個別の
パターンに従ってプレート部材の縁に沿って配置された
一連の歯や切り欠きの形態を取る。他には、このシステ
ムは、プレート部材と受け機構の間で伝達されるデジタ
ル式、音声式、光学式、または他の認識可能な個別デー
タ等の識別要素を用いる。対応する手段はバックル留め
機構側に設けられて、盗難防御システムを非作動状態に
する。それにより、車両の適切な操縦が可能になる、あ
るいは、適切な一致するバックルプレート部材がロック
係合したときに、それを認識し、警報システムを解除す
る。本発明の、上記及び他の目的や特性は、添付図面を
参照した次の記載によって、明確になるであろう。な
お、実施例において、同じ参照番号は、同一の要素を示
す。
クルプレート部材だけが対応した留め機構に係合し、作
用するように、離脱可能なバックルプレート部材がキー
となってバックル留め機構に結合する。この特徴によ
り、同じ構成のバックルプレート部材を、同様のバック
ルシステムを用いた車両のバックル受け機構に係合させ
ることを防止し、また、各車両に固有の特定のバックル
プレート部材が係合したとき以外は、選択的に車両の操
縦パラメータを作動、非作動状態にする手段の励起が抑
止される。バックルプレート部材と留め機構をこのよう
にキー結合させるために、標準的なキー構造に用いられ
る様々な形態のように、バックルプレート部材の構造は
固有の形状をなす。それは、例えば、ある特定、個別の
パターンに従ってプレート部材の縁に沿って配置された
一連の歯や切り欠きの形態を取る。他には、このシステ
ムは、プレート部材と受け機構の間で伝達されるデジタ
ル式、音声式、光学式、または他の認識可能な個別デー
タ等の識別要素を用いる。対応する手段はバックル留め
機構側に設けられて、盗難防御システムを非作動状態に
する。それにより、車両の適切な操縦が可能になる、あ
るいは、適切な一致するバックルプレート部材がロック
係合したときに、それを認識し、警報システムを解除す
る。本発明の、上記及び他の目的や特性は、添付図面を
参照した次の記載によって、明確になるであろう。な
お、実施例において、同じ参照番号は、同一の要素を示
す。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１には、本発明による車両盗難
防止装置１０を具体化したシートベルトの実施形態が示
されている。盗難防止装置１０は、バックル留め機構２
とロック係合するよう構成されたバックルプレート部材
１を備える。バックル留め機構２は、操作部品が収納さ
れたハウジング２ａを含む。バックル留め機構２は、車
両において、一般に認められている慣習と安全基準に従
い、支持構造にしっかりと固定されている。本発明は、
車両盗難防止のための付属（補助）手段を意図している
ので、衝突に際して乗員を拘束するためのロック係合の
主要な機能を果たすバックル留め部材２の操作部の明確
な特性については、図示は省略する。普通乗用車のシー
トベルト機構に広く利用されている従来の手段は、バッ
クルプレート部材１とバックル留め機構２とのロック係
合及び解除のための適切な部材を提供することを意図し
た実施形態に用いられてきた。例えば、バックルプレー
ト部材１は、図１の矢印の方向にスライドして挿入した
際に、補助的な手動で解除できるロック部材（図示しな
い）をバックル留め部材２に係合させるための穴１ａを
備える。
防止装置１０を具体化したシートベルトの実施形態が示
されている。盗難防止装置１０は、バックル留め機構２
とロック係合するよう構成されたバックルプレート部材
１を備える。バックル留め機構２は、操作部品が収納さ
れたハウジング２ａを含む。バックル留め機構２は、車
両において、一般に認められている慣習と安全基準に従
い、支持構造にしっかりと固定されている。本発明は、
車両盗難防止のための付属（補助）手段を意図している
ので、衝突に際して乗員を拘束するためのロック係合の
主要な機能を果たすバックル留め部材２の操作部の明確
な特性については、図示は省略する。普通乗用車のシー
トベルト機構に広く利用されている従来の手段は、バッ
クルプレート部材１とバックル留め機構２とのロック係
合及び解除のための適切な部材を提供することを意図し
た実施形態に用いられてきた。例えば、バックルプレー
ト部材１は、図１の矢印の方向にスライドして挿入した
際に、補助的な手動で解除できるロック部材（図示しな
い）をバックル留め部材２に係合させるための穴１ａを
備える。
【０００９】本発明の実施形態では、バックルプレート
部材１とバックル留め機構２の係合に応答する回路励起
手段が、バックル留め機構２に設けられていて、例え
ば、導電接点３ａを持つスライドスイッチ部材３と一対
の接点５ａ，５ｂとからなる常開スイッチ機構の形態を
とる。開位置の状態でスライドスイッチ部材３にバイア
スをかける手段が設けられており、例えばバックル留め
機構２のハウジング２ａの端に各々平行に設けられたス
プリング４のような形態をとる。バックルプレート部材
１をバックル留め機構２に挿入し、スプリング４のバイ
アスに抗してスライドスイッチ部材３が下方に付勢され
ると、接点５ａ及び５ｂは接点３ａに接触し、導電して
繋がる。一対のリード線６ａ及び６ｂは各接点５ａ，５
ｂを適切な回路（図示しない）に電気的接続をするため
の手段であり、それにより、イグニッション禁止やアラ
ームの作動等、所望の盗難防御システムが実行される。
従って、このような盗難防止特性を備えた車両を適正か
つ効果的に、妨げられずに運転するには、まずバックル
プレート部材１がバックル留め機構２に係合して結合し
ていなければならない。バックルプレート部材１は、サ
イド開口部１ｃから溝１ｂにスライド可能に入り込んだ
運転者／搭乗者拘束安全ベルト７に支えられている。サ
イド開口部１ｃは、溝１ｂの位置からずれており、バッ
クルプレート部材１のベルト支持部１ｅの端でブロッキ
ング構造１ｄを作る。それにより、ユーザは意識してバ
ックルプレート部材１を安全ベルト７から離脱させるこ
とができるが、通常、車を運転している際の、不慮の離
脱は防止できる。車両を離れる際は、運転者がバックル
プレート部材１を取り外せば、本発明の所望の盗難防止
目的が達成される。
部材１とバックル留め機構２の係合に応答する回路励起
手段が、バックル留め機構２に設けられていて、例え
ば、導電接点３ａを持つスライドスイッチ部材３と一対
の接点５ａ，５ｂとからなる常開スイッチ機構の形態を
とる。開位置の状態でスライドスイッチ部材３にバイア
スをかける手段が設けられており、例えばバックル留め
機構２のハウジング２ａの端に各々平行に設けられたス
プリング４のような形態をとる。バックルプレート部材
１をバックル留め機構２に挿入し、スプリング４のバイ
アスに抗してスライドスイッチ部材３が下方に付勢され
ると、接点５ａ及び５ｂは接点３ａに接触し、導電して
繋がる。一対のリード線６ａ及び６ｂは各接点５ａ，５
ｂを適切な回路（図示しない）に電気的接続をするため
の手段であり、それにより、イグニッション禁止やアラ
ームの作動等、所望の盗難防御システムが実行される。
従って、このような盗難防止特性を備えた車両を適正か
つ効果的に、妨げられずに運転するには、まずバックル
プレート部材１がバックル留め機構２に係合して結合し
ていなければならない。バックルプレート部材１は、サ
イド開口部１ｃから溝１ｂにスライド可能に入り込んだ
運転者／搭乗者拘束安全ベルト７に支えられている。サ
イド開口部１ｃは、溝１ｂの位置からずれており、バッ
クルプレート部材１のベルト支持部１ｅの端でブロッキ
ング構造１ｄを作る。それにより、ユーザは意識してバ
ックルプレート部材１を安全ベルト７から離脱させるこ
とができるが、通常、車を運転している際の、不慮の離
脱は防止できる。車両を離れる際は、運転者がバックル
プレート部材１を取り外せば、本発明の所望の盗難防止
目的が達成される。
【００１０】図１に示される実施形態に従い、ベルト支
持部材１ｅの構造的保全性は、バックルプレート部材１
の残りの部分に相対して、カンチレバー（片持ち）支持
に限定される。従って、衝突の際に発生する力を考慮し
て、バックルプレート部材１、特にベルト支持部材１ｅ
の様々な寸法的特性や材質的特性（例えば、バックルプ
レート部材１の端から端までの厚みや、材質強度を考慮
したベルト支持部材１ｅの幅を含む）が、車両の衝撃の
際にバックルプレート部材１を変形から保護するための
望ましい設計パラメータとなる。
持部材１ｅの構造的保全性は、バックルプレート部材１
の残りの部分に相対して、カンチレバー（片持ち）支持
に限定される。従って、衝突の際に発生する力を考慮し
て、バックルプレート部材１、特にベルト支持部材１ｅ
の様々な寸法的特性や材質的特性（例えば、バックルプ
レート部材１の端から端までの厚みや、材質強度を考慮
したベルト支持部材１ｅの幅を含む）が、車両の衝撃の
際にバックルプレート部材１を変形から保護するための
望ましい設計パラメータとなる。
【００１１】そのように望まれる場合、変形に対するこ
ういったカンチレバー構造の第２の補強材が、例えば図
２に示すように任意に提供される。図２は、変形例とし
てのバックルプレート部材２０を示す。バックルプレー
ト部材２０は、図１で示したバックルプレート部材１に
類似して構成されたバックルプレート本体２１からな
る。バックルプレート本体には、それぞれ相当する機能
を持つロック係合穴２１ａ、ベルト留め溝２１ｂ、サイ
ド開口部２１ｃ、ブロック構造２１ｄ及びベルト支持部
２１ｅが形成される。バックルプレート部材２０は、図
１に示したバックル留め機構２に係合するが、重複する
ので、図２では便宜的に図示を省略する。サイド開口部
２１ｃの空間を構造的に埋めることで、圧力が引き起こ
すベルト支持部２１ｅの変形に対する第２の補強手段と
なる。ここでは、この第２の補強手段は、補強部材２２
として、実線で示された閉位置と、一点鎖線で示された
開位置の間を軸回転するように、バックルプレート本体
２１に取り付けられている。通常閉位置にある補強部材
２２には、例えばスプリング２３によってバイアスがか
けられる。サイド開口部２１ｃの空間を構造的に埋める
ように、補強部材２２の位置を維持するための手段は、
他には例えば、ラッチング機構（図示しない）等があ
る。
ういったカンチレバー構造の第２の補強材が、例えば図
２に示すように任意に提供される。図２は、変形例とし
てのバックルプレート部材２０を示す。バックルプレー
ト部材２０は、図１で示したバックルプレート部材１に
類似して構成されたバックルプレート本体２１からな
る。バックルプレート本体には、それぞれ相当する機能
を持つロック係合穴２１ａ、ベルト留め溝２１ｂ、サイ
ド開口部２１ｃ、ブロック構造２１ｄ及びベルト支持部
２１ｅが形成される。バックルプレート部材２０は、図
１に示したバックル留め機構２に係合するが、重複する
ので、図２では便宜的に図示を省略する。サイド開口部
２１ｃの空間を構造的に埋めることで、圧力が引き起こ
すベルト支持部２１ｅの変形に対する第２の補強手段と
なる。ここでは、この第２の補強手段は、補強部材２２
として、実線で示された閉位置と、一点鎖線で示された
開位置の間を軸回転するように、バックルプレート本体
２１に取り付けられている。通常閉位置にある補強部材
２２には、例えばスプリング２３によってバイアスがか
けられる。サイド開口部２１ｃの空間を構造的に埋める
ように、補強部材２２の位置を維持するための手段は、
他には例えば、ラッチング機構（図示しない）等があ
る。
【００１２】上記の実施例にはなく、この発明の実施に
あたって不可欠というわけではないが、本発明による車
両盗難防止装置は、有利な実施形態として、個別のバッ
クル部材を一致する留め機構に係合させたときに、キー
識別する手段を含む。それにより、専用のバックル部材
以外のものを留め部に挿入し、不正に防御機構を阻止す
るのを防ぐ。図３（ａ），３（ｂ）を参照して、本発明
による車両盗難防止装置の他の実施例を説明する。図３
の車両盗難防止装置３０は、キーで作動する操作の一例
である。車両盗難防止装置３０はバックルプレート部材
３１とバックル留め機構３２とからなり、どちらも先の
実施例と同様に構成されており、双方に相互のキー部品
を設けるように構成されている。図示された実施例で
は、キー手段は、例えば光学的に作動するスイッチ機構
の形態で設けられる。バックル留め機構３２は、その内
部にスライド可能に繋ぎ止められ、例えばスプリング３
４によってバックルの挿入方向と逆方向にバイアスがか
かる一連のパーティション部材３３を有する。各パーテ
ィション部材３３には、バックル留め部材３２の横断軸
方向に開口部３３ａが形成されていて、それら開口部３
３ａは、パーティション部材３３の縦方向において、各
パーティション部材３３に特有の位置にある。発光手段
はバックル留め機構３２の内部の一端に設けられ、受光
手段は他端に設けられる。ここでは、発光手段は、ＬＥ
Ｄ３５、受光手段はフォトトランジスタ３６である。バ
ックルプレート部材３１をバックル留め部材に挿入し
て、係合させる前の通常にバイアスがかけられた状態で
は、図３（ａ）のように、バックル留め機構３２は、少
なくとも一つ以上のパーティション部材３３が、ＬＥＤ
３５からバックル留め機構３２を通して発光される光の
通り道をふさぐ。それにより、フォトトランジスタ３６
は受光しない。フォトトランジスタ３６は、回路の能動
回路素子であって、例えば一般的な形態（図示しない）
をとり、ＬＥＤ３５からの光を受光すると、適切な車両
操作を選択的に可能にする（またはアラームを作動しな
いようにする）。
あたって不可欠というわけではないが、本発明による車
両盗難防止装置は、有利な実施形態として、個別のバッ
クル部材を一致する留め機構に係合させたときに、キー
識別する手段を含む。それにより、専用のバックル部材
以外のものを留め部に挿入し、不正に防御機構を阻止す
るのを防ぐ。図３（ａ），３（ｂ）を参照して、本発明
による車両盗難防止装置の他の実施例を説明する。図３
の車両盗難防止装置３０は、キーで作動する操作の一例
である。車両盗難防止装置３０はバックルプレート部材
３１とバックル留め機構３２とからなり、どちらも先の
実施例と同様に構成されており、双方に相互のキー部品
を設けるように構成されている。図示された実施例で
は、キー手段は、例えば光学的に作動するスイッチ機構
の形態で設けられる。バックル留め機構３２は、その内
部にスライド可能に繋ぎ止められ、例えばスプリング３
４によってバックルの挿入方向と逆方向にバイアスがか
かる一連のパーティション部材３３を有する。各パーテ
ィション部材３３には、バックル留め部材３２の横断軸
方向に開口部３３ａが形成されていて、それら開口部３
３ａは、パーティション部材３３の縦方向において、各
パーティション部材３３に特有の位置にある。発光手段
はバックル留め機構３２の内部の一端に設けられ、受光
手段は他端に設けられる。ここでは、発光手段は、ＬＥ
Ｄ３５、受光手段はフォトトランジスタ３６である。バ
ックルプレート部材３１をバックル留め部材に挿入し
て、係合させる前の通常にバイアスがかけられた状態で
は、図３（ａ）のように、バックル留め機構３２は、少
なくとも一つ以上のパーティション部材３３が、ＬＥＤ
３５からバックル留め機構３２を通して発光される光の
通り道をふさぐ。それにより、フォトトランジスタ３６
は受光しない。フォトトランジスタ３６は、回路の能動
回路素子であって、例えば一般的な形態（図示しない）
をとり、ＬＥＤ３５からの光を受光すると、適切な車両
操作を選択的に可能にする（またはアラームを作動しな
いようにする）。
【００１３】バックルプレート部材３１には、一連の歯
３１ａが形成され、バックルプレート部材３１をバック
ル留め機構３２に挿入すると、歯３１ａは各々、パーテ
ィション部材３３と係合するように構成、配置されてい
る。バックルプレート部材３１がバックル留め機構３２
に係合すると、図３（ｂ）のように、バックルプレート
部材３１の歯３１ａは、スプリング３４に抗してパーテ
ィション部材３３を付勢する。付勢する分量は、バック
ルプレート部材３１の残りの部分から各歯３１ａの相対
的な長さによって決まり、ＬＥＤ３５からフォトトラン
ジスタ３６への光路を形成する開口部３３ａの配列を決
定する。フォトトランジスタ３６がＬＥＤ３５から発光
される光を受光することで適切な車両運転が可能にな
る。
３１ａが形成され、バックルプレート部材３１をバック
ル留め機構３２に挿入すると、歯３１ａは各々、パーテ
ィション部材３３と係合するように構成、配置されてい
る。バックルプレート部材３１がバックル留め機構３２
に係合すると、図３（ｂ）のように、バックルプレート
部材３１の歯３１ａは、スプリング３４に抗してパーテ
ィション部材３３を付勢する。付勢する分量は、バック
ルプレート部材３１の残りの部分から各歯３１ａの相対
的な長さによって決まり、ＬＥＤ３５からフォトトラン
ジスタ３６への光路を形成する開口部３３ａの配列を決
定する。フォトトランジスタ３６がＬＥＤ３５から発光
される光を受光することで適切な車両運転が可能にな
る。
【００１４】上記の各実施例では、バックルプレート部
材は、拘束ベルトにじかに支持されている。しかし、拘
束ベルト側に残る構造を設け、その構造にバックルプレ
ート部材がしっかりと係合可能なようにすれば、それに
より、ユーザがバックルプレート部材を取り外したとき
にベルト側に残るバックル留めの構造を設けるだけで、
シートベルトに沿って、ユーザがバックルプレート部材
を適切な位置に配置するのを容易にする。図４および５
は、この方法を用いた車両盗難防止装置４０の実施例を
示す。車両盗難防止装置４０は、図１の実施例と同様の
バックル留め機構を有するが、重複するので、図４およ
び５では省略する。車両盗難防止装置４０は、バックル
プレート部材４１を備える。ここでは開示を簡素化する
ために、バックルプレート部材４１はキーシステムを採
用していないが、例えば、先の実施例に関して示唆され
たのと同様の方法で任意に設けることが可能である。固
定部材４６は、拘束安全ベルト４７に係留して支持され
て設けられ、拘束安全ベルト４７は、固定部材４６に形
成された収納溝４９をスライド可能に通る。バックルプ
レート部材４１を固定部材４６に固定して留める手段
は、ここでは、各要素に相互に支持される構造として設
けてある。図の例では、このような相互構造は、バック
ルプレート部材４１の末端部がスライド可能に受け入れ
られる固定部材４６に形成された留め溝４８の形態をと
る。留め溝４８には、バックルプレート部材４１の端部
に形成された幅広部４１ａを受け入れるための幅広溝部
４８ａが形成されている。従って、バックルプレート部
材４１と固定部材４６は、互いに横方向にスライドさせ
ることで着脱される。バックルプレート部材４１と固定
部材４６の不慮の離脱を防ぐために、バックルプレート
部材４１の横方向のスライドを選択的にブロックするた
めの手段が設けられており、例えばそれは、軸回転可能
なブロック部材５１の形態をとり、留め溝４８の端部の
入口をふさぐようにバイアスがかかる（図は、バイアス
がかかる方向とは逆に付勢されたようになっており、ブ
ロックされていない状態を示す、従って、固定部材４６
からバックルプレート部材４１をスライドしてに外すこ
とができる）。
材は、拘束ベルトにじかに支持されている。しかし、拘
束ベルト側に残る構造を設け、その構造にバックルプレ
ート部材がしっかりと係合可能なようにすれば、それに
より、ユーザがバックルプレート部材を取り外したとき
にベルト側に残るバックル留めの構造を設けるだけで、
シートベルトに沿って、ユーザがバックルプレート部材
を適切な位置に配置するのを容易にする。図４および５
は、この方法を用いた車両盗難防止装置４０の実施例を
示す。車両盗難防止装置４０は、図１の実施例と同様の
バックル留め機構を有するが、重複するので、図４およ
び５では省略する。車両盗難防止装置４０は、バックル
プレート部材４１を備える。ここでは開示を簡素化する
ために、バックルプレート部材４１はキーシステムを採
用していないが、例えば、先の実施例に関して示唆され
たのと同様の方法で任意に設けることが可能である。固
定部材４６は、拘束安全ベルト４７に係留して支持され
て設けられ、拘束安全ベルト４７は、固定部材４６に形
成された収納溝４９をスライド可能に通る。バックルプ
レート部材４１を固定部材４６に固定して留める手段
は、ここでは、各要素に相互に支持される構造として設
けてある。図の例では、このような相互構造は、バック
ルプレート部材４１の末端部がスライド可能に受け入れ
られる固定部材４６に形成された留め溝４８の形態をと
る。留め溝４８には、バックルプレート部材４１の端部
に形成された幅広部４１ａを受け入れるための幅広溝部
４８ａが形成されている。従って、バックルプレート部
材４１と固定部材４６は、互いに横方向にスライドさせ
ることで着脱される。バックルプレート部材４１と固定
部材４６の不慮の離脱を防ぐために、バックルプレート
部材４１の横方向のスライドを選択的にブロックするた
めの手段が設けられており、例えばそれは、軸回転可能
なブロック部材５１の形態をとり、留め溝４８の端部の
入口をふさぐようにバイアスがかかる（図は、バイアス
がかかる方向とは逆に付勢されたようになっており、ブ
ロックされていない状態を示す、従って、固定部材４６
からバックルプレート部材４１をスライドしてに外すこ
とができる）。
【００１５】バックル部材がバックル留め部材と絶え間
なく係合状態にあることは、すべての適用例に望ましい
ことではない。なぜなら、運転中の離脱が、運転性を予
期せぬかたちで妨害して安全を脅かしかねないからであ
る。従って、本発明の盗難防止装置は、エンジン作動前
に、バックルプレート部材とバックル留め機構が互いに
係合したときに、盗難防御システムが解除状態になる、
しかし、エンジン作動後でもキーがイグニッションに残
っている限り、盗難防御システムは作動しない。
なく係合状態にあることは、すべての適用例に望ましい
ことではない。なぜなら、運転中の離脱が、運転性を予
期せぬかたちで妨害して安全を脅かしかねないからであ
る。従って、本発明の盗難防止装置は、エンジン作動前
に、バックルプレート部材とバックル留め機構が互いに
係合したときに、盗難防御システムが解除状態になる、
しかし、エンジン作動後でもキーがイグニッションに残
っている限り、盗難防御システムは作動しない。
【００１６】さらに、実施例ではバックルプレート部材
として言及されたが、この語は、必ずしも本発明におい
て図示したような平らな形態をとらない他の構造につい
ても適用されうる。
として言及されたが、この語は、必ずしも本発明におい
て図示したような平らな形態をとらない他の構造につい
ても適用されうる。
【００１７】なお、添付図面にそって、本発明の好まし
い実施形態を述べてきたが、本発明は、上記実施形態に
限定されず、請求の範囲に記載の発明の範囲から離れる
ことなく、種々の変形や修正が可能である。
い実施形態を述べてきたが、本発明は、上記実施形態に
限定されず、請求の範囲に記載の発明の範囲から離れる
ことなく、種々の変形や修正が可能である。
【図１】本発明の実施形態におけるバックルプレート部
材とバックル留め機構の部分断面の概略正面図であり、
効果的な車両運転を選択的に可能、不能状態にする、及
び／又は、警報装置を作動させる機構を示す。
材とバックル留め機構の部分断面の概略正面図であり、
効果的な車両運転を選択的に可能、不能状態にする、及
び／又は、警報装置を作動させる機構を示す。
【図２】シートベルトを直接受け入れ可能で、補強ブリ
ッジ構造を含む、本発明の実施形態におけるバックルプ
レート部材を示す正面図である。
ッジ構造を含む、本発明の実施形態におけるバックルプ
レート部材を示す正面図である。
【図３】（ａ）は、光学的なキーシステムを用いた本発
明の実施形態における車両盗難防止装置を有するシート
ベルトバックルプレート部材及び留め部材の組み合わせ
の部分断面を示す概略正面図であり、バックルプレート
部材が離脱した状態を示す。（ｂ）は（ａ）における装
置の部分断面を示す概略正面図であり、車両運転を可能
にするためにバックルプレート部材がバックル留め部材
に係合した状態を示す。
明の実施形態における車両盗難防止装置を有するシート
ベルトバックルプレート部材及び留め部材の組み合わせ
の部分断面を示す概略正面図であり、バックルプレート
部材が離脱した状態を示す。（ｂ）は（ａ）における装
置の部分断面を示す概略正面図であり、車両運転を可能
にするためにバックルプレート部材がバックル留め部材
に係合した状態を示す。
【図４】本発明の他の実施形態における、シートベルト
に係留して取り付けられた固定部材に、着脱可能に係合
できるバックルプレート部材を示す斜視図である。
に係留して取り付けられた固定部材に、着脱可能に係合
できるバックルプレート部材を示す斜視図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線における断面図である。
１ バックルプレート部材 １ｃ サイド開口部 ２ バックル留め機構 ３ スライドスイッチ手段（スイッチ手段） ３ａ 導電接点 ５ａ，５ｂ 接点 ７ 運転者／搭乗者拘束安全ベルト （拘束ベルト） １０ 車両盗難防止装置
フロントページの続き (71)出願人 599098677 マリー・ポール・カステラノス Ｍａｒｉｅ−Ｐａｕｌｅ Ｃａｓｔｅｌｌ ａｎｏｓ アメリカ合衆国 10469 ニューヨーク州 ブロンクス ウッドフル・アベニュー 2531番 (72)発明者 ジュリオ・カステラノス アメリカ合衆国 10469 ニューヨーク州 ブロンクス ウッドフル・アベニュー 2531番 (72)発明者 マリー・ポール・カステラノス アメリカ合衆国 10469 ニューヨーク州 ブロンクス ウッドフル・アベニュー 2531番
Claims (8)
- 【請求項１】 拘束ベルトに支持されたバックルプレー
ト部材がバックル留め機構に係合可能で、車両の盗難を
防止する特徴を持つ車両用シートベルトシステムであっ
て、 前記バックル留め機構に設けられ、前記バックルプレー
ト部材のバックル留め機構への係合に応答するスイッチ
手段、 前記スイッチ手段の位置に応じて、盗難防御パラメータ
を交互に起動、非起動状態にする手段、及び、 ユーザが前記拘束ベルトから取り外せる前記バックルプ
レート部材を取り付けるための手段から構成される。 - 【請求項２】 車両盗難防止装置であって、 拘束ベルト、 バックルプレート部材、 車両に取り付けられ、前記バックルプレート部材と係合
可能なバックル留め機構、 前記バックル留め機構に設けられ、前記バックルプレー
ト部材のバックル留め機構への係合に反応するスイッチ
手段、 前記スイッチ手段の位置に応じて、盗難防御パラメータ
を交互に起動、非起動状態にする手段、及び、 ユーザが前記拘束ベルトから取り外せる前記バックルプ
レート部材を前記拘束ベルトに取り付けるための手段か
ら構成される。 - 【請求項３】 請求項２の車両盗難防止装置であって、 前記取り付け手段は、前記拘束ベルトを受け入れ可能な
サイド開口部を持つ溝が形成されたバックルプレート部
材の構成を含む。 - 【請求項４】 請求項３の車両盗難防止装置であって、 前記サイド開口部は溝の残りの部分からずれており、端
部においてブロック構造を形成する、それにより、ユー
ザは意識して前記拘束ベルトから前記バックルプレート
部材を離脱させることができるが、通常の車両運転の際
は、不慮の離脱を防ぐ。 - 【請求項５】 請求項３の車両盗難防止装置であって、
さらに、衝突の際の前記バックルプレート部材の変形に
対する補強のために、前記サイド開口部を構造的に繋ぐ
手段を持つ。 - 【請求項６】 請求項５の車両盗難防止装置であって、
前記サイド開口部を構造的に繋ぐ部材は、前記バックル
プレート部材に取り付けられる補強部材を有し、この補
強部材は、開口部を繋ぐ閉位置と、開口部を開放する開
位置との間で軸回転をするように取り付けられる。 - 【請求項７】 請求項２の車両盗難防止装置であって、
さらに、前記バックルプレート部材が前記バックル留め
機構に挿入されたときに、前記バックルプレート部材を
キー識別するためのキー手段を有する。 - 【請求項８】 請求項２の車両盗難防止装置であって、
さらに、 前記拘束ベルトに繋ぎ留めて取り付けられた固定部材、
及び、 前記固定部材に前記バックルプレート部材を着脱可能に
固定する手段から構成される。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/116775 | 1998-07-16 | ||
| US09/116,775 US5941337A (en) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Anti-theft seat belt |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000043681A true JP2000043681A (ja) | 2000-02-15 |
| JP3040106B2 JP3040106B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=22369140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19893999A Expired - Fee Related JP3040106B2 (ja) | 1998-07-16 | 1999-07-13 | 盗難防止用シ―トベルト |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5941337A (ja) |
| EP (1) | EP0972686B1 (ja) |
| JP (1) | JP3040106B2 (ja) |
| KR (1) | KR100343926B1 (ja) |
| AR (1) | AR019382A1 (ja) |
| AT (1) | ATE236811T1 (ja) |
| BR (1) | BR9902531A (ja) |
| CA (1) | CA2272673C (ja) |
| DE (1) | DE69906635T2 (ja) |
| ES (1) | ES2191384T3 (ja) |
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| JP2012126254A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Takata Corp | バックルおよびこれを備えたシートベルト装置 |
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-
1998
- 1998-07-16 US US09/116,775 patent/US5941337A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-05-25 CA CA002272673A patent/CA2272673C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-01 EP EP99110551A patent/EP0972686B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-01 KR KR1019990020055A patent/KR100343926B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-06-01 ES ES99110551T patent/ES2191384T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-01 DE DE69906635T patent/DE69906635T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-01 AT AT99110551T patent/ATE236811T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-07-02 BR BR9902531-0A patent/BR9902531A/pt not_active IP Right Cessation
- 1999-07-12 AR ARP990103398A patent/AR019382A1/es not_active Application Discontinuation
- 1999-07-13 JP JP19893999A patent/JP3040106B2/ja not_active Expired - Fee Related
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