JP2000037204A - トウシューズ用トウパット - Google Patents
トウシューズ用トウパットInfo
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- JP2000037204A JP2000037204A JP10205997A JP20599798A JP2000037204A JP 2000037204 A JP2000037204 A JP 2000037204A JP 10205997 A JP10205997 A JP 10205997A JP 20599798 A JP20599798 A JP 20599798A JP 2000037204 A JP2000037204 A JP 2000037204A
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
く、衝撃を吸収し、踊り易いトウパットを提供するこ
と。 【解決手段】 軟質のポリウレタン系樹脂板を裁断した
トウ被覆部1と小指被覆部2とからなり、全面的に複数
の透孔3が開設してある。トウ被覆部1は左被覆部11
と右被覆部12とからなり、爪先の上面から側面にかけ
て被覆でき、小指被覆部2は小指全体を被覆する。バレ
リーナは小指被覆部2で小指全体を包み込み、左右の被
覆部11、12は爪先の上面と側面を被覆した状態で着
用できる。汗は透孔3…から発散し、爪先の痛みは十分
に緩和され、裏面が開放しているためバレリーナの爪先
の形状に対応でき、かつ爪先は舞台面に接触している感
覚が強く、踊り易い。
Description
シューズを着用する時、足の爪先をカバーするトウパッ
トに関するものである。
くときは、爪先を保護するためトウパットを予め履いて
からトウシューズを着用しており、このトウパットの形
状は爪先全体をカバーする袋状である。トウパットを開
発した当初のトウパットの素材は生地であったが、爪先
の保護には不十分であったため、その後羊毛など軟質素
材のものが提案された。よく知られているように、バレ
リーナがバレーを演ずる時、爪先で立つことがあるが、
このときは爪先先端とトウシューズの内面先端との間に
は空隙があって、そのため、この時バレリーナの体重を
支えている爪先部分は親指と小指の各外側面であって、
そのため、この親指と小指への両外側からかかる荷重は
重く、この個所の保護はバレリーナとしての生命を左右
する程重要な個所である。
素材とする袋状のトウパットでは、爪先全体を被覆して
いるためバレーを演じているとき、この形状のトウパッ
トはすべてのバレリーナの爪先の大きさ、形状とは必ず
しも一致せず、爪先の動きが制約され、また、爪先とト
ウシューズの底との間にトウパットが介在しているため
このトウパットとトウシューズとの間に段差ができ、そ
のため、違和感を感じる。また、衝撃を吸収する点で未
だ不十分である。さらに、バレー中に爪先が汗をかくと
この爪先部分が蒸れ、トウパットの材質によっては通気
性が少なく、この汗をかくと、この汗が爪先の裏面がト
ウパット面をスリップし易くし、踊り難くするという問
題がある。さらに、袋状のトウパットは爪先の底面まで
カバーしているため、バレリーナは爪先の裏面は、トウ
パットとトウシューズの2層の介在物を介して舞台面に
接触することになり、爪先裏面は舞台面に接触している
感覚が薄らぎ、この点からも踊り難い。また、バレリー
ナが爪先で立っているときに痛さを感じる爪先個所は、
爪先の上面(爪先で立った時の前面)のみであって、裏
面(爪先で立ったときの背面)ではない。
決して通気性があり、爪先の大きさ、形状に対応して変
形する順応性が高く、衝撃を吸収し、履き心地がよく、
踊り易くするトウシューズのトウパットを提供すること
にある。
ために、本発明に係るトウシューズ用トウパットの特徴
は、トウ被覆部と小指被覆部とから構成されたもので、
このトウ被覆部とこの小指被覆部とは軟質合成樹脂製板
により一体的に形成し、かつ全面的に複数の通気用の透
孔が開設してあり、上記トウ被覆部はほぼ山型状で、爪
先の上面および両側面をカバーする形状のものであり、
上記小指被覆部は上記トウ被覆部の一方から突出形成し
てあるところにある。
を説明すると、図1に示すトウパットは右足用であっ
て、トウ(爪先)被覆部1と小指被覆部2とからなるも
ので、このトウ被覆部と小指被覆部は軟質合成樹脂製の
板、例えば軟質のポリウレタン系樹脂板を裁断すること
により一体的に形成してあるもので、図1、図2に示す
ように、内部にクッション性の高い弾性質ポリウレタン
樹脂層を中心に両外側を強度の高い軟質層でサンドウィ
ッチにしてなるもので、表面全面的に複数の透孔3が開
設してある。
うにほぼ山型状である。即ち、左被覆部11と右被覆部
12とを具備し、この左右の両被覆部の先端部が連結
し、この両被覆部の内辺11a、12aはほぼ直角に交
差する形状である。さらに、左右の被覆部11、12の
連結部の中心部を上下方向に走る屈曲線Bを中心として
屈曲可能なものである。さらに、左右の被覆部11、1
2の各幅Dはバレリーナの爪先の上面から側面にかけて
被覆できるものである。つまり、爪先の裏面を被覆する
ものではない。勿論、バリレーナの爪先の大きさ、形状
によっては、特に小さな人の場合では、左右の被覆部1
1、12が爪先の側面から底面外周部にまで被覆するこ
とがあるが、本発明はこのような構成も実施例として含
むものである。左右の被覆部11、12の外辺11b、
12bは内辺11a、12aと平行であり、先端辺1a
は左右方向に形成してある。
連続して突出形成してあり、この小指被覆部の幅は右足
の小指全体を被覆するに十分なものであり、この右被覆
部12の外辺12bの延長線にある屈曲線Cを中心とし
て屈曲自在である。
用するときは、先ず小指被覆部2を屈曲線Cで屈曲させ
ながら小指全体を包み込み、この状態でこのトウシュー
ズ内に足先を挿入すると、左右の被覆部11、12は屈
曲線Bで屈曲して爪先の上面と側面を被覆した状態で着
用できる。そして、着用した後では、トウ被覆部の内辺
11a、12aはトウシューズSの足先挿入口から露出
しない十分な内部まで挿入し、先端辺1aはトウシュー
ズの内部先端近傍に位置している。
の透孔3…から発散させることができるので汗はトウシ
ューズS内にこもらず、爪先で立って踊っているとき
も、爪先の上面と側面は左右の被覆部11、12で被覆
されているので、痛みは十分に緩和させることができ、
従来のような袋状でないため、つまり、爪先の裏面は開
放されているため、バレリーナの爪先の大きさ、形状に
対応して容易に変形でき、かつ爪先の裏面はトウシュー
ズの底面に直接当接しているため爪先は舞台面に接触し
ている感覚が強く、そのため踊り易い。
いるときは痛みを緩和させるのに必要な部分のみ被覆
し、また、バレリーナ各個人の爪先の大きさ形状に対応
して変形する順応性が高く、衝撃を吸収し、履き心地が
よく、爪先の裏面をトウシューズの底面に直接当るよう
にしているため舞台との接触感が高く踊り易い。
Claims (1)
- 【請求項1】 トウ被覆部と小指被覆部とからなり、 上記トウ被覆部と上記小指被覆部とは軟質合成樹脂製板
により一体的に形成し、かつ全面的に複数の通気用の透
孔が開設してあり、 上記トウ被覆部はほぼ山型状で、爪先の上面および両側
面をカバーする形状のものであり、 上記小指被覆部は上記トウ被覆部の一方から突出形成し
てあることを特徴とするトウシューズ用トウパット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20599798A JP3796049B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | トウシューズ用トウパット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20599798A JP3796049B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | トウシューズ用トウパット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000037204A true JP2000037204A (ja) | 2000-02-08 |
JP3796049B2 JP3796049B2 (ja) | 2006-07-12 |
Family
ID=16516207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20599798A Expired - Fee Related JP3796049B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | トウシューズ用トウパット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3796049B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008245677A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Chacott Co Ltd | トゥシューズ装着補助具 |
JP2010540052A (ja) * | 2007-09-26 | 2010-12-24 | レペット ソシエテ アノニム | クラシックダンスを練習するためのトウシューズ |
JP2013525054A (ja) * | 2010-05-04 | 2013-06-20 | ビブラム ソシエタ ペル アチオニ | 足の可動性の高い靴 |
KR101870774B1 (ko) | 2016-09-05 | 2018-06-26 | 박태려 | 발레용 토슈즈 |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP20599798A patent/JP3796049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008245677A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Chacott Co Ltd | トゥシューズ装着補助具 |
JP2010540052A (ja) * | 2007-09-26 | 2010-12-24 | レペット ソシエテ アノニム | クラシックダンスを練習するためのトウシューズ |
JP2013525054A (ja) * | 2010-05-04 | 2013-06-20 | ビブラム ソシエタ ペル アチオニ | 足の可動性の高い靴 |
KR101870774B1 (ko) | 2016-09-05 | 2018-06-26 | 박태려 | 발레용 토슈즈 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3796049B2 (ja) | 2006-07-12 |
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