JPH021042Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH021042Y2 JPH021042Y2 JP5734487U JP5734487U JPH021042Y2 JP H021042 Y2 JPH021042 Y2 JP H021042Y2 JP 5734487 U JP5734487 U JP 5734487U JP 5734487 U JP5734487 U JP 5734487U JP H021042 Y2 JPH021042 Y2 JP H021042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- activated carbon
- plain weave
- nonwoven fabric
- shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 38
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 14
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 3
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 3
- OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 2-(3-phenylmethoxyphenyl)-1,3-thiazole-4-carbaldehyde Chemical compound O=CC1=CSC(C=2C=C(OCC=3C=CC=CC=3)C=CC=2)=N1 OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、靴中敷の使用を目立たないようにし
て使用する靴中敷に関するものである。
て使用する靴中敷に関するものである。
（従来の技術）
一般に靴中敷は、クツシヨン性と通気性を良好
にすると共に靴の中の悪臭を除去するために、活
性炭層とクツシヨン層からなる中心層の上下に平
織地層を形成して一体化した構成となつている。
にすると共に靴の中の悪臭を除去するために、活
性炭層とクツシヨン層からなる中心層の上下に平
織地層を形成して一体化した構成となつている。
（考案が解決しようとする問題点）
しかし、上記のように構成された靴中敷は、ク
ツシヨン性と通気性を良好にすると共に靴の中の
悪臭を除去するといつた靴中敷として要求される
効果は達成されるが、その表面が平織地となるた
めに、上記構成の靴中敷を靴内に敷いた際に、表
面の平織地が、靴の足挿入口から露呈して体裁を
悪くすると共に、平織地の表面の滑り抵抗が大き
いために、靴内へ足を挿入した際の足の裏の滑り
が悪く、靴中敷を爪先方向へ片寄らせるといつた
種々の問題点があつた。
ツシヨン性と通気性を良好にすると共に靴の中の
悪臭を除去するといつた靴中敷として要求される
効果は達成されるが、その表面が平織地となるた
めに、上記構成の靴中敷を靴内に敷いた際に、表
面の平織地が、靴の足挿入口から露呈して体裁を
悪くすると共に、平織地の表面の滑り抵抗が大き
いために、靴内へ足を挿入した際の足の裏の滑り
が悪く、靴中敷を爪先方向へ片寄らせるといつた
種々の問題点があつた。
本考案は、靴中敷としての本来の効果を害する
ことなく、靴中敷表面の滑りを良好にすると共に
表面の平織地面が、靴の足挿入口から露呈するこ
とのない体裁の良い靴中敷を提供することを目的
としている。
ことなく、靴中敷表面の滑りを良好にすると共に
表面の平織地面が、靴の足挿入口から露呈するこ
とのない体裁の良い靴中敷を提供することを目的
としている。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記目的を達成するために、靴中敷
を次のような構成としたのである。
を次のような構成としたのである。
即ち、活性炭層とクツシヨン層からなる中心層
の上下に平織地層を形成すると共に、表面となる
いずれか一方の平織地層上の少なくとも土踏まず
部分と踵部分に合成皮革層を形成し、土踏まず部
分より先の部分には平織地層を露出させて周縁部
を溶着して一体としたことを特徴とする靴中敷を
要旨としている。
の上下に平織地層を形成すると共に、表面となる
いずれか一方の平織地層上の少なくとも土踏まず
部分と踵部分に合成皮革層を形成し、土踏まず部
分より先の部分には平織地層を露出させて周縁部
を溶着して一体としたことを特徴とする靴中敷を
要旨としている。
（実施例）
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳説する
と以下の通りである。
と以下の通りである。
第１図は本考案の一実施例に係る靴中敷の平面
図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線部分の構成
説明図であつて、活性炭を付着させた合成樹脂製
の活性炭付着不織布層１を、不織布層２ａ，２ｂ
で挟んで活性炭層３を形成すると共に、この活性
炭層３の下面に、塩化ビニリデン系、塩化ビニル
系等の熱溶融性、弾性回復力の優れた合成繊維を
主体とした織物で嵩高に構成されたクツシヨン層
４を形成して中心層５を構成し、この中心層５の
下面には、塩化ビニリデンのような熱溶融性、弾
性回復力の優れた合成繊維を主体とした織物で構
成した平織地層６ａを形成し、また中心層５の上
面には平織地層６ｂを積層すると共に、この平織
地層６ｂの上に、土踏まず部分７より先の部分
に、該先の部分の形態と相似する抜穴８を開設し
た通気性を有する合成皮革層９を積層し、周縁を
溶着１０して一体とした構造を示している。
図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線部分の構成
説明図であつて、活性炭を付着させた合成樹脂製
の活性炭付着不織布層１を、不織布層２ａ，２ｂ
で挟んで活性炭層３を形成すると共に、この活性
炭層３の下面に、塩化ビニリデン系、塩化ビニル
系等の熱溶融性、弾性回復力の優れた合成繊維を
主体とした織物で嵩高に構成されたクツシヨン層
４を形成して中心層５を構成し、この中心層５の
下面には、塩化ビニリデンのような熱溶融性、弾
性回復力の優れた合成繊維を主体とした織物で構
成した平織地層６ａを形成し、また中心層５の上
面には平織地層６ｂを積層すると共に、この平織
地層６ｂの上に、土踏まず部分７より先の部分
に、該先の部分の形態と相似する抜穴８を開設し
た通気性を有する合成皮革層９を積層し、周縁を
溶着１０して一体とした構造を示している。
尚、上記実施例では、合成皮革層９に土踏まず
部分より先の部分と相似する抜穴８を開設するこ
とにより、土踏まず部分７より先の部分に平織地
層６ｂを露出させたが、必ずしも抜穴８の開設に
よつて平織地層６ｂを露出させる必要はなく、第
３図に示すように、踵部分と土踏まず部分にのみ
合成皮革層９を積層形成してもよい。
部分より先の部分と相似する抜穴８を開設するこ
とにより、土踏まず部分７より先の部分に平織地
層６ｂを露出させたが、必ずしも抜穴８の開設に
よつて平織地層６ｂを露出させる必要はなく、第
３図に示すように、踵部分と土踏まず部分にのみ
合成皮革層９を積層形成してもよい。
また、抜穴８の形状は、土踏まず部分より先の
部分と相似するものに限定されるものではなく、
第４図に示すように、靴中敷の長手方向中心線に
沿う楕円形としてもよく、第５図に示すように足
指の付根部分に沿うものであつてもよく、その形
状に限定されるものではない。
部分と相似するものに限定されるものではなく、
第４図に示すように、靴中敷の長手方向中心線に
沿う楕円形としてもよく、第５図に示すように足
指の付根部分に沿うものであつてもよく、その形
状に限定されるものではない。
さらに、上記実施例の中心層５は、活性炭を付
着させた活性炭付着不織布層１を不織布層２ａ，
２ｂで挟んだ活性炭層３に、クツシヨン層４を重
合形成したものを図示説明したが、このような中
心層５に限定されるものではなく、例えば、第６
図に示すように、不織布に活性炭を付着させた活
性炭付着不織布層１とクツシヨン層４とを、二枚
の不織布層２ａ，２ｂの間に挟んだ構成にすると
か、第７図に示すように、合成樹脂に活性炭を含
浸させた活性炭含浸シート１ａのみからなる活性
炭層とクツシヨン層４との積層してもよい。
着させた活性炭付着不織布層１を不織布層２ａ，
２ｂで挟んだ活性炭層３に、クツシヨン層４を重
合形成したものを図示説明したが、このような中
心層５に限定されるものではなく、例えば、第６
図に示すように、不織布に活性炭を付着させた活
性炭付着不織布層１とクツシヨン層４とを、二枚
の不織布層２ａ，２ｂの間に挟んだ構成にすると
か、第７図に示すように、合成樹脂に活性炭を含
浸させた活性炭含浸シート１ａのみからなる活性
炭層とクツシヨン層４との積層してもよい。
（考案の作用効果）
以上のように構成された本考案の靴中敷は、合
成皮革層を上面として靴の内底面に敷いて使用す
るのであるが、活性炭層とクツシヨン層からなる
中心層の上下に平織地層を形成すると共に、表面
となるいずれか一方の平織地層上の少なくとも土
踏まず部分と踵部分に合成皮革層を形成して、土
踏まず部分より先の部分に平織地層を露出させる
構成としたから、靴中敷として要求される、通気
性とクツシヨン性及び悪臭吸収性を確保した上で
次のような作用効果が達成される。
成皮革層を上面として靴の内底面に敷いて使用す
るのであるが、活性炭層とクツシヨン層からなる
中心層の上下に平織地層を形成すると共に、表面
となるいずれか一方の平織地層上の少なくとも土
踏まず部分と踵部分に合成皮革層を形成して、土
踏まず部分より先の部分に平織地層を露出させる
構成としたから、靴中敷として要求される、通気
性とクツシヨン性及び悪臭吸収性を確保した上で
次のような作用効果が達成される。
即ち、この靴中敷を靴の内底面に敷くと、靴材
料とは異質の合成繊維を主体とした織物で構成し
た平織地層は、靴の足挿入口から外観されず、合
成皮革層の表面が外観されるようになつて、恰も
靴の一部である中底のような感を呈し、非常に体
裁が良くなる。
料とは異質の合成繊維を主体とした織物で構成し
た平織地層は、靴の足挿入口から外観されず、合
成皮革層の表面が外観されるようになつて、恰も
靴の一部である中底のような感を呈し、非常に体
裁が良くなる。
また、合成皮革層の表面は、平織地層の表面に
比べ滑性に優れるから、靴に足を入れた際の滑り
が良く、靴中敷を爪先方向へ片寄らせることなく
スムーズに靴を履くことができる。
比べ滑性に優れるから、靴に足を入れた際の滑り
が良く、靴中敷を爪先方向へ片寄らせることなく
スムーズに靴を履くことができる。
第１図は本考案の一実施例に係る靴中敷の平面
図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線部分の構成
説明図、第３図、第４図、第５図は他の実施例に
係る靴中敷の平面図、第６図、第７図は第１図に
おけるＡ−Ａ線部分の他の構成説明図である。 １……活性炭付着不織布層、１ａ……活性炭含
浸シート、２ａ，２ｂ……不織布層、３……活性
炭層、４……クツシヨン層、５……中心層、６
ａ，６ｂ……平織地層、７……土踏まず部分、８
……抜穴、９……合成皮革層、１０……溶着。
図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線部分の構成
説明図、第３図、第４図、第５図は他の実施例に
係る靴中敷の平面図、第６図、第７図は第１図に
おけるＡ−Ａ線部分の他の構成説明図である。 １……活性炭付着不織布層、１ａ……活性炭含
浸シート、２ａ，２ｂ……不織布層、３……活性
炭層、４……クツシヨン層、５……中心層、６
ａ，６ｂ……平織地層、７……土踏まず部分、８
……抜穴、９……合成皮革層、１０……溶着。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 活性炭層とクツシヨン層からなる中心層の上
下に平織地層を形成すると共に、表面となるい
ずれか一方の平織地層上の少なくとも土踏まず
部分と踵部分に合成皮革層を形成し、土踏まず
部分より先の部分には平織地層を露出させて周
縁部を溶着して一体としたことを特徴とする靴
中敷。 ２ 土踏まず部分より先の部分に平織地層を露出
させる手段が、合成皮革層に抜穴を開設する手
段である実用新案登録請求の範囲第１項記載の
靴中敷。 ３ 中心層は、二枚の不織布層の間に活性炭を付
着させた活性炭付着不織布層が介在した活性炭
層とクツシヨン層との重合構成である実用新案
登録請求の範囲第１項記載の靴中敷。 ４ 中心層は、活性炭を含浸させたシートからな
る活性炭層とクツシヨン層との重合構成である
実用新案登録請求の範囲第１項記載の靴中敷。 ５ 中心層は、活性炭を付着させた活性炭付着不
織布層のみからなる活性炭層とクツシヨン層と
を二枚の不織布層の間に挟んだものである実用
新案登録請求の範囲第１項記載の靴中敷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5734487U JPH021042Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5734487U JPH021042Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63163608U JPS63163608U (ja) | 1988-10-25 |
| JPH021042Y2 true JPH021042Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30886966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5734487U Expired JPH021042Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021042Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557415Y2 (ja) * | 1992-03-05 | 1997-12-10 | モリト株式会社 | 靴中敷き |
| JP2557431Y2 (ja) * | 1992-09-22 | 1997-12-10 | モリト株式会社 | 靴中敷 |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP5734487U patent/JPH021042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63163608U (ja) | 1988-10-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4151660A (en) | Socks for use with footgear | |
| US5694705A (en) | Therapeutic insole for footwear | |
| JPS59103605U (ja) | 運動靴の靴底 | |
| TW200520705A (en) | Vapor-permeable and waterproof sole for shoes, particularly but not exclusively for open shoes such as sandals, sabots and the like and shoe provided with the sole | |
| JPH08252103A (ja) | 外部への蒸気発散が可能で液体不透過性の甲と底を備えた靴 | |
| JPH021042Y2 (ja) | ||
| JP3280595B2 (ja) | 靴及びその製造方法 | |
| JP3005269U (ja) | 靴 | |
| JP6077859B2 (ja) | フットカバー | |
| JP3796049B2 (ja) | トウシューズ用トウパット | |
| JPS6013362Y2 (ja) | 靴中敷材 | |
| JPH0350724Y2 (ja) | ||
| JPH0437441Y2 (ja) | ||
| US2917845A (en) | Foot cushioning and supporting device | |
| JP2519051Y2 (ja) | 靴の中敷 | |
| JPH0584104A (ja) | 特に履物物品のための上側構造体 | |
| GB2190277A (en) | Shoe insole | |
| JP2000116407A (ja) | 靴の中敷 | |
| JPS6338802Y2 (ja) | ||
| JP3015481U (ja) | 履物及び履物用下敷 | |
| JP3049533U (ja) | 靴の中敷 | |
| JP2023009461A (ja) | フットカバー | |
| JP3010154U (ja) | ゴルフシューズ等の靴 | |
| JPH0629403U (ja) | 靴中敷 | |
| JPH08164004A (ja) | 靴補正用の中敷 |