JPH0350724Y2 - - Google Patents

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JPH0350724Y2
JPH0350724Y2 JP11194485U JP11194485U JPH0350724Y2 JP H0350724 Y2 JPH0350724 Y2 JP H0350724Y2 JP 11194485 U JP11194485 U JP 11194485U JP 11194485 U JP11194485 U JP 11194485U JP H0350724 Y2 JPH0350724 Y2 JP H0350724Y2
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JP
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honeycomb core
insole
buckled
cell
foot
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JP11194485U
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JPS6220506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は靴の中敷に関する。
さらに詳しくは、簡単な構造に係わらず保温
性、通気性に優れ、かつ、歩行に伴ない足の裏に
適度な刺戟を与えることによつて血行を良くし、
健康的にも優れた靴の中敷に関する。
「考案の技術」、「考案が解決しようとする問題
点」 各種素材で形成された靴の中敷(以下単に「中
敷」という。)が提供されているが、殆んどのも
のがむく状構造のため、足の裏が中敷に全面的に
接触し、通気性が悪いために足が蒸れ易いという
性質を有していた。したがつて、一部には、例え
ば、活性炭等の吸着剤を埋設し、蒸れによつて生
じた臭気を吸着して不快感を緩和せしめるよう構
成したもの、或いは、中敷表面に凹凸部を形成
し、通気性の改善を図るよう構成した中敷も提案
されているが、完全な通気性を得ることができ
ず、かつ、構造が複雑なために高価となる欠点が
あつた。また、特に、保温性を重視するものにあ
つては、例えば、羊毛等の保温材を加工して形成
された中敷も市販されているが、価格、耐久性等
の点でやや難点を有していた。
「問題を解決するための手段」 本考案は上述の事情に鑑み、上記従来の問題点
を解決すべくなされたものであつて、適宜厚さに
形成された所定の強度を有する非金属材製ハニカ
ムコアを平面足形に形成すると共に、少なくとも
表面側の各セル壁端部を適宜深さに亙つて座屈せ
しめるようにしたものである。
「作用」 ハニカムコアはその開口率が95〜99%と極めて大
きく、したがつて、セル内の空気によつて足の裏
と靴底間に空気層が形成されるため、保温性に優
れると共に、通気性にも優れ、足が蒸れることは
ない。また、座屈されたセル壁が緩衝材として機
能すると共に、この座屈されたセル壁によつて体
重が支えられるため、歩行に伴ない足の裏に適度
の刺戟を与えることができる。
「実施例」 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図乃至第3図において、1は耐水、耐微性
並びに耐衝撃性にも優れると共に、容易に小セル
サイズのハニカムコアを形成することができると
いう特性を有するアラミドハニカムコアで形成さ
れた中敷であり、この中敷1は以下の如く構成さ
れている。すなわち、体重に十分耐え得る圧縮強
度等の強度を有すべく、所定紙厚のアラミド紙に
補強樹脂を含浸した素材により略正六角形状を呈
する各セル3,3…のセルサイズSが所定のサイ
ズとなるよう形成された適宜厚さを有するアラミ
ドハニカムコア2を平面所定サイズの足形に裁断
し、表面側全面の各セル壁4,4…の端部を所定
深さに亙つて座屈し、緩衝材の機能を果すための
座屈部5が形成されている。
第4図は本考案の第2の実施例を示すもので、
この実施例においては、座屈部5の表面にシート
状メツシユ材、織布等で形成された通気性カバー
材6が添着されている。したがつて、この実施例
によれば靴を履くとき等、より抵抗なく履くこと
ができる。
第5図は本考案の第3の実施例を示すもので、
この実施例においては、中敷1の表面側における
土踏まずに対応する部位にアラミドハニカムコア
2で形成された膨大凸部7が通気性を有するシー
ト状取付部材8を介して接着されている。したが
つて、この実施例によれば、歩行に伴ない土踏ま
ずも適度の刺戟を受けるため、より快適感を得る
ことができる。
膨大凸部7の構成は実施例に限定されるもので
はなく一体形成であつてもよい。
なお、第4図および第5図において、第1図乃
至第3図と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
上述の各実施例は中敷1を、アラミド紙に補強
樹脂を含浸せしめた素材により形成されたハニカ
ムコアにより形成した例について説明したが、中
敷1を形成するハニカムコアの材質については、
実施例に限定されるものではなく、例えば、クラ
フト紙に補強樹脂を含浸した素材で形成されたハ
ニカムコアを用いてもよく、要は、素材の材質、
厚さおよびセルサイズ等を設定することにより体
重に十分耐え得る圧縮強度等の強度を有する非金
属材製ハニカムコアであればよい。なお、ハニカ
ムコアのセル3の形状についても略正六角形状に
限定されるものでは勿論ない。
また、座屈部5を設ける構成も中敷1の表面側
のみに限定されるものではなく、裏面側にも設け
る構成であつてもよく、係る構成によれば、より
優れた緩衝効果が得られる。
また、各セル3,3……内に適宜保温材を充填
するよう構成すれば、より優れた保温効果を得る
ことができる。
「発明の効果」 以上、詳述した如く、本考案に係る靴の中敷は
請求の範囲に記載のとおりの構成であるので、簡
単な構造であるにも係わらず、セル内の空気によ
つて足の裏と靴底間に空気層が形成されるため、
保温性、通気性に優れ、かつ、座屈されたセル壁
が緩衝材として機能すると共に、この座屈された
セル壁によつて体重が支えられるため、歩行に伴
ない足の裏が適当な刺戟を受け、そのために血行
を良くし、健康的にも優れている等、その有する
効果は顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は平面図、第2図は第1図の−
線に沿う拡大断面図、第3図は第1図のA部の拡
大斜視説明図、第4図は本考案の第2の実施例の
要部の縦断面図、第5図は本考案の第3の実施例
の斜視図である。 図中1は靴の中敷、2はアラミドハニカムコ
ア、3はセル、4はセル壁、5は座屈部、6は通
気性カバー部材、7は膨大凸部、Sはセルサイズ
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜厚さに形成された所定の強度を有する非金
    属材製ハニカムコアを平面足形に形成すると共
    に、少なくとも表面側の各セル壁端部を適宜深さ
    に亙つて座屈してなることを特徴とする靴の中
    敷。
JP11194485U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0350724Y2 (ja)

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JP11194485U JPH0350724Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JP11194485U JPH0350724Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JPS6220506U JPS6220506U (ja) 1987-02-06
JPH0350724Y2 true JPH0350724Y2 (ja) 1991-10-30

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JP11194485U Expired JPH0350724Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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KR102098281B1 (ko) * 2018-05-15 2020-04-07 (주) 바우콕 절곡홈이 구비되는 신발 중창 및 절곡홈이 구비되는 신발 중창 제조방법
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JPS6220506U (ja) 1987-02-06

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