JP2600645B2 - 籾殻類の供給装置 - Google Patents

籾殻類の供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば圃場などにおけ
る暗渠排水工事において、籾殻による埋設を行うのに利
用される籾殻類の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、圃場整備において暗渠排水の施
工を行う場合、土壌に溝を掘削し、この溝に吸水用の土
管を布設した後、溝に通水性を確保するための籾殻を詰
めて土管を埋設する。溝の掘削は、バケットチェンを備
えた走行体であるトレンチャーにより行うが、土管の布
設とともに、籾殻による埋設の作業は、従来手作業によ
り行われている。
【0003】この作業においては、クローラー運搬車に
より、籾殻を詰めたビニール袋および土管などの資材を
運搬し、溝の脇に配置する。このとき、トレンチャーの
機械幅があるため、当初は掘削芯より約 1.5m〜2m程
度離して資材を配置しておかなければならず、溝の掘削
後、資材を溝の方へ横移動させなければならない。この
作業に2人〜3人程度の人員が必要である。つぎに、籾
殻のビニール袋を開けるため、その口をカッターナイフ
で切るが、この作業に1人の人員が必要である。つぎ
に、籾殻をビニール袋から溝へ入れるが、この作業に2
人の人員が必要である。つぎに、溝に詰めた籾殻を均す
が、この作業に1人の人員が必要である。さらに、空に
なったビニール袋を拾って集める作業も必要で、これに
1人〜2人の人員が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、例えば
暗渠排水工事などにおいて、従来、籾殻による埋設の作
業は手作業で行っていたため、数人の人員が必要で、し
かも重労働が要求され、手間およびコストがかかり、能
率が悪い問題があった。また、溝に籾殻を入れたり、均
したりする作業が不均一になりがちな問題もあった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、例えば暗渠排水工事などにおいて籾殻に
よる埋設を行うとき、重労働が不要で、少ない人員で能
率よく作業ができ、コストを向上できるとともに、良好
な仕上がりが得られる籾殻類の供給装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、走行車体と、この走行車体に設
けられたベースフレームと、このベースフレームの上側
に固定され左右の側板を有する固定収容ボディーと、前
記ベースフレームの前部に前下部が左右方向の支軸によ
り回動自在に支持され底板および後板を有するダンプ収
容ボディーと、このダンプ収容ボディーを駆動させて傾
動させるダンプ駆動源と、前記固定収容ボディーの側板
の前下部に外側へ張り出して設けられたホッパーと、前
記固定収容ボディー内の前下部から前記ホッパー内にか
けて設けられたオーガとを備えホッパーの高さを調節
可能とするために、前記ベースフレームは、前記走行車
体に固定されたメインフレームと、このメインフレーム
上の後部に左右方向の支軸により回動自在に支持された
主昇降アームとからなるとともに、この主昇降アームを
駆動して傾動させるアーム駆動源を備え、前記主昇降ア
ーム上に前記固定収容ボディーを固定したものである。
【0007】請求項の発明は、前記目的を達成するた
めに、走行車体と、この走行車体に設けられたベースフ
レームと、このベースフレームの上側に固定され左右の
側板を有する固定収容ボディーと、前記ベースフレーム
の前部に前下部が左右方向の支軸により回動自在に支持
され底板および後板を有するダンプ収容ボディーと、こ
のダンプ収容ボディーを駆動して傾動させるダンプ駆動
源と、前記固定収容ボディーの側板の前下部に外側へ張
り出して設けられたホッパーと、前記固定収容ボディー
内の前下部から前記ホッパー内にかけて設けられたオー
ガとを備え、不要なときにホッパーが邪魔にならないよ
うにするために、前記ホッパーを固定収容ボディーに対
して着脱自在にするとともに、前記オーガを固定収容ボ
ディー側とホッパー側とで分割して、このホッパー側の
オーガを前記ホッパーとともに着脱自在としたものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1および請求項2の発明の籾殻類の供給
装置は、例えば暗渠排水の施工時、土壌の溝に配した配
管を籾殻により埋設するのに用いる。このとき、収容ボ
ディー内に籾殻を入れた上で、走行車体を溝に沿って走
行させ、オーガにより、収容ボディー内の前下部からホ
ッパー内へ籾殻を送り込み、このホッパーから前記溝へ
籾殻を落とし込んで供給する。そして、収容ボディー内
の籾殻が減るのに従い、ダンプ駆動源の駆動により、後
板および底板を有するダンプ収容ボディーが上へ回り、
これにより、収容ボディー内の籾殻がオーガの方へ送り
込まれる。こうして、走行車体自体の走行、オーガによ
る送り出しに加えて、ダンプ収容ボディーの傾動によ
り、籾殻を均等で適当なペースで供給することが可能に
なり、また、収容ボディー内の籾殻を全て出しきれる。
【0009】さらに、請求項の発明の籾殻類の供給装
置では、アーム駆動源の駆動により、メインフレームに
対して主昇降アームを傾動させることにより、この主昇
降アームに固定された固定収容ボディーおよびその側板
に設けられたホッパーの高さを調整できる。そして、溝
に入った籾殻の上面はホッパーの下面により均される
が、ホッパーの高さを調整することにより、溝に入った
籾殻の上面の高さを調整できる。また、籾殻の供給を行
わずに走行車体を走行させるときには、ホッパーを上げ
ておけば、このホッパーが邪魔にならない。
【0010】また、請求項の発明の籾殻類の供給装置
では、この供給装置自体の保管時や運搬時など、不要な
ときには、ホッパーおよびこのホッパー側のオーガを固
定収容ボディー側から外しておけば、ホッパーが邪魔に
ならない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の籾殻類の供給装置の一実施例
について、図面を参照しながら説明する。1は走行車体
で、この走行車体1は、走行のための無限軌道である左
右一対のクローラー2を下部に有している。また、走行
車体1の前部上側には運転席3が設けられており、この
運転席3には、走行車体1の走行などのための各種操作
部4が設けられている。
【0012】そして、前記走行車体1にはベースフレー
ム11が設けられている。このベースフレーム11は、走行
車体1のトラックフレーム12上にブラケット13を介して
固定されたメインフレーム14と、このメインフレーム14
上に傾動自在に支持された主昇降アーム15とからなって
いる。すなわち、前記メインフレーム14の後端部に左右
一対のアーム部16が斜め上後方へ突設されており、これ
らアーム部16の後端部に、左右一対の主昇降アーム15の
後端部が左右方向の支軸17により回動自在に連結されて
いる。なお、主昇降アーム15の下側には、連結、補強の
ための補強杆18が設けられている。また、主昇降アーム
15の前端部には、この主昇降アーム15が下方へ回って水
平になったときに前記メインフレーム14上に載るスタン
ド19が下方へ突設されている。
【0013】そして、主昇降アーム15は、メインフレー
ム14に対して左右一対のアーム駆動源としての油圧シリ
ンダー21により駆動されて傾動するようになっている。
この油圧シリンダー21は、その本体部22がメインフレー
ム14の後端部に左右方向の支軸23により回動自在に連結
されており、ピストンロッド24の先端部が主昇降アーム
15の前後方向中間部に左右方向の支軸25により回動自在
に連結されている。
【0014】そして、前記主昇降アーム15上には固定収
容ボディー31が固定されている。この固定収容ボディー
31は、主昇降アーム15上の前部に固定された底板32と、
この底板32の前縁部から垂直に立ち上がる前板33と、こ
れら底板32および前板33の左右両側縁部から垂直に曲が
って後方へ張り出した左右の側板34a ,34b とを有し、
後方および上方へは開口している。なお、これら側板34
a ,34b の後部は、前記主昇降アーム15の後部から張り
出した支持杆35により支えられている。
【0015】また、前記固定収容ボディー31の内側には
ダンプ収容ボディー41が傾動自在に支持されている。こ
のダンプ収容ボディー41は、底板42と、この底板42の後
縁部から垂直に立ち上がる後板43と、これら底板42およ
び後板43の左右両側縁から垂直に曲がって前方へ張り出
した左右の側板44とを有しており、前方および上方へは
開口している。なお、後板43は開閉可能になっている。
そして、前記底板42の前縁部が前記固定収容ボディー31
の底板32に左右方向の支軸45により回動自在に連結され
ている。なお、ダンプ収容ボディー41の両側板44は、固
定収容ボディー31の両側板34a ,34b の内面にそれぞれ
沿っている。
【0016】そして、ダンプ収容ボディー41は、主昇降
アーム15に対してダンプ駆動源としての油圧シリンダー
51により駆動されて傾動するようになっている。この油
圧シリンダー51は、その本体部52が主昇降アーム15の前
後方向中間部の補強杆18に左右方向の支軸53により回動
自在に連結されており、ピストンロッド54の先端部がダ
ンプ収容ボディー41の底板42の前後方向中間部に左右方
向の支軸55により回動自在に連結されている。
【0017】また、前記固定収容ボディー31の一方の側
板34a の前下部には、開口部61が形成されているととも
に、この開口部61を囲む凹部62が外側に形成されてい
る。さらに、前記側板34a には、凹部62の下部の前後両
側に位置してフック受け64が設けられている。
【0018】66は上面が開口したホッパーで、このホッ
パー66は、前記固定収容ボディー31の一方の側板34a の
前下部に外側下方へ張り出して着脱自在に取り付けられ
たものである。また、ホッパー66は、左右方向一側に入
口部67を有しているとともに、他側の下面部に出口部68
を有している。さらに、入口部67には、係合片69が少な
くとも下側に形成されているとともに、フック70が下部
の前後両側に設けられている。そして、ホッパー66は、
その入口部67が前記側板34a の凹部62に突き合わされ、
係合片69が凹部62内の下面上に載るとともに、両フック
70が前記両フック受け64にそれぞれ引っ掛けられて、固
定収容ボディー31の一方の側板34a に着脱自在に取り付
けられるようになっている。
【0019】一方、前記ホッパー66の出口部68の両側に
はレール71が設けられており、このレール71に、前記出
口部68を開閉する蓋体72が前後方向へ摺動自在に支持さ
れている。この蓋体72は、ホッパー66の上部に前方へ張
り出して設けられたレバー73により、回動自在の連結杆
74をして開閉動作するものである。なお、レバー73は、
運転席3から操作可能である。
【0020】また、前記固定収容ボディー31内の前下部
には、左右方向を軸方向として回転する螺旋状のオーガ
81が設けられている。このオーガ81は、その左右両端部
が固定収容ボディー31の側板34a ,34b に設けられた軸
受82,83により支持されており、固定収容ボディー31の
側板34b の外側に設けられた油圧モーター84により回転
駆動されるものである。この油圧モーター84は、無断変
速が可能なものである。一方、前記ホッパー66内の上部
には、固定収容ボディー31内のオーガ81と同軸的に、別
のオーガ86が回転自在に支持されている。このオーガ86
は、前記開口部61に位置する軸受83において、一端部が
固定収容ボディー31内のオーガ81に着脱自在に連結さ
れ、このオーガ81と一体的に回転するものである。ま
た、オーガ86の他端部は、ホッパー66に設けられた軸受
87に着脱自在にかつ回転自在に支持されている。
【0021】なお、前記主昇降アーム15用の油圧シリン
ダー21、ダンプ収容ボディー41用の油圧シリンダー51お
よびオーガ81用の油圧モーター84は、全て運転席3の操
作部4により操作できるようになっている。
【0022】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。本籾殻類の供給装置は、例えば、圃場などに
おける暗渠排水工事において、土壌の溝に配した土管か
らなる配管を籾殻により埋設するのに用いる。また、本
籾殻類の供給装置は、トラックなどにより工事現場に運
搬し、その後は、クローラー2により自走する。そし
て、籾殻の供給時、通常は図1および図2に示すよう
に、また、図4に鎖線で示すように、主昇降アーム15を
下げて水平にしておく。この状態で、ホッパー66の出口
部68は地面に近接対向して位置する。これとともに、ダ
ンプ収容ボディー41を下げてその底板42を水平にした状
態で、収容ボディー31,41内に籾殻を入れる。そして、
ホッパー66の出口部68を土壌の溝の始点上に位置させ、
レバー73を上げて蓋体72を開いてから、走行車体1を前
記溝に沿って走行させる。
【0023】収容ボディー31,41内の籾殻は、回転する
オーガ81,86により、収容ボディー31,41内の前下部か
らホッパー66内に送り込まれ、このホッパー66の出口部
68から前記溝に落とし込まれて供給される。こうして、
溝に配した配管が順次埋設されていく。これとともに、
ホッパー66の下面により、溝に供給された籾殻の上面が
均されていく。
【0024】そして、収容ボディー31,41内の籾殻が減
るのに伴い、図1および図3に示すように、油圧シリン
ダー51の駆動により、ダンプ収容ボディー41を上へ回し
ていく。このとき、油圧シリンダー51のピストンロッド
54が伸びるのに伴い、ダンプ収容ボディー41は、支軸45
を支点として、底板42が前方へ向かってより下降する方
向に傾いていく。これにより、収容ボディー31,41内の
籾殻が重力によって前下方すなわちオーガ81の方へ強制
的に送り込まれることになる。
【0025】なお、籾殻の供給速度は、走行車体1の走
行速度の調整、オーガ81,86の回転速度の調整あるいは
ダンプ収容ボディー41を傾けていく速度の調整によって
適度に調整できる。そして、籾殻の供給速度を調整する
ことにより、籾殻の湿り具合による流動抵抗の違いなど
に応じて、適切な埋設を行うことができる。
【0026】こうして、走行車体1自体の走行、オーガ
81,86による送り出しに加えて、ダンプ収容ボディー41
の傾動により、籾殻を均等で適当なペースで供給するこ
とができる。また、ダンプ収容ボディー41を傾けること
により、収容ボディー31,41内の籾殻を最後まで出し切
ることができ、無駄がない。さらに、このような籾殻の
強制的な送り込みにより、オーガ81,86付近での籾殻の
詰まりも防止できる。
【0027】なお、ホッパー66は固定収容ボディー31の
側板34a から外側へ張り出しているので、運転席3から
ホッパー66を見ながら作業ができ、作業が容易かつ正確
にできる。
【0028】また、本籾殻類の供給装置では、図4に示
すように、油圧シリンダー21の駆動により、メインフレ
ーム14に対して主昇降アーム15を傾動させることによ
り、固定収容ボディー31とともにホッパー66の高さを調
整できる。このとき、油圧シリンダー21のピストンロッ
ド24が伸びるのに伴い、主昇降アーム15は、支軸17を支
点として、前方へ向かってより上昇する方向に傾いてい
く。また、ピストンロッド24が縮めば、主昇降アーム15
は逆に動く。
【0029】そして、ホッパー66の高さを調整すること
により、ホッパー66の下面により均される、溝に入った
籾殻の上面の高さを適切に調整できる。また、図4に実
線で示すように、固定収容ボディー31から外側下方へ張
り出したホッパー66を上げておくことにより、籾殻の供
給を行わずに走行車体1を走行させるときに、ホッパー
66が地面の凸部にぶつかって邪魔になるようなことを防
げる。また、本籾殻類の供給装置をトラックなどにより
運搬するときにも、ホッパー66が邪魔になるようなら
ば、このホッパー66を上げておくとよい。
【0030】さらに、ホッパー66およびこのホッパー66
側のオーガ86は、図6に示すように、固定収容ボディー
31側から外しておくことができる。ホッパー66を外すに
は、まずこのホッパー66の軸受87からオーガ86を外すと
ともに、このオーガ86を固定収容ボディー31側のオーガ
81から外す。ついで、ホッパー66側のフック70を固定収
容ボディー31側のフック受け64から外した後、ホッパー
66の係合片69を含む入口部67を固定収容ボディー31の凹
部62から抜き取る。一方、ホッパー66を取り付けるとき
には、逆に、ホッパー66の入口部67を固定収容ボディー
31の凹部62に突き合わせた後、フック70をフック受け64
に引っ掛ける。ついで、オーガ86の一端部を軸受83で固
定収容ボディー31内のオーガ81に連結するともに、オー
ガ86の他端部をホッパー66の軸受87に支持する。
【0031】そして、不要なときにホッパー66を固定収
容ボディー31から外せば、本籾殻類の供給装置自体の保
管時や運搬時などに、ホッパー66が邪魔にならないよう
にできる。
【0032】そして、本籾殻類の供給装置は、走行車体
1の運転、オーガ81,86の操作、ダンプ収容ボディー41
の操作、主昇降アーム15の操作および蓋体72の開閉など
の操作が全て運転席3の操作部4ででき、1人の作業者
で容易に扱える。したがって、わずか1人の人員で、籾
殻による埋設作業が自動的に能率よくでき、コストダウ
ンできる。重労働も要求されない。しかも、作業の仕上
がりは、既に説明したように、良好なものとできる。
【0033】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、供給物が籾殻であったが、本装置は、
籾殻以外の同種のものの供給にも使える。また、前記実
施例では、走行車体1の走行方向とダンプ収容ボディー
41の回動軸方向とが互いに直交する方向となっていた
が、両方向を互いに平行にしてもよい。また、主昇降ア
ームの駆動源、ダンプ収容ボディーの駆動源は、前記実
施例のような油圧シリンダーに限らない。さらに、供給
装置の細部の構成も、もちろん前記実施例のものに限ら
ず、さまざまな構成を採りうる。
【0034】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、走行車体に設けられたベースフレームに、左右の側
板を有する固定収容ボディーを固定し、ベースフレーム
の前部に、底板および後板を有するダンプ収容ボディー
の前下部を左右方向の支軸により回動自在に支持すると
ともに、このダンプ収容ボディーをダンプ駆動源の駆動
により傾動させるようにし、また、固定収容ボディーの
側板の前下部にホッパーを外側へ張り出して設け、固定
収容ボディー内の前下部からホッパー内にかけてオーガ
を設けたので、例えば暗渠排水工事などにおいて籾殻に
よる埋設を行うとき、重労働が要求されず、少ない人員
で能率よく作業ができ、コストダウンでき、また、オー
ガに加えてダンプ収容ボディーの傾動を制御することに
より、籾殻類の供給速度を適度に調節でき、良好な仕上
がりが得られるとともに、収容ボディー内の穀物類を無
駄なく使いきれる。
【0035】さらに、請求項の発明によれば、ベース
フレームは、走行車体に固定されたメインフレームと、
このメインフレーム上の後部に左右方向の支軸により回
動自在に支持された主昇降アームとにより構成するとと
もに、この主昇降アームをアーム駆動源の駆動により傾
動させるようにし、主昇降アーム上に固定収容ボディー
を固定したので、主昇降アームを傾動させることによ
り、ホッパーの高さを調整でき、これにより、ホッパー
の下面により均される籾殻の上面の高さを調整でき、ま
た、籾殻の供給を行わずに走行車体を走行させるとき、
ホッパーを上げて邪魔にならないようにできる。
【0036】また、請求項の発明によれば、ホッパー
を固定収容ボディーに対して着脱自在にするとともに、
オーガを固定収容ボディー側とホッパー側とで分割し
て、このホッパー側のオーガをホッパーとともに着脱自
在としたので、不要なときには、ホッパーおよびこのホ
ッパー側のオーガを外して、邪魔にならないようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の籾殻類の供給装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同上概略縦断面図である。
【図3】同上ダンプ収容ボディーの傾動の説明図であ
る。
【図4】同上主昇降アームの傾動の説明図である。
【図5】同上概略横断面図である。
【図6】同上ホッパーを外した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 走行車体 11 ベースフレーム 14 メインフレーム 15 主昇降アーム 17 支軸 21 油圧シリンダー(アーム駆動源) 31 固定収容ボディー 34a ,34b 側板 41 ダンプ収容ボディー 42 底板 43 後板 51 油圧シリンダー(ダンプ駆動源) 66 ホッパー 81 オーガ 86 オーガ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体と、この走行車体に設けられた
    ベースフレームと、このベースフレームの上側に固定さ
    れ左右の側板を有する固定収容ボディーと、前記ベース
    フレームの前部に前下部が左右方向の支軸により回動自
    在に支持され底板および後板を有するダンプ収容ボディ
    ーと、このダンプ収容ボディーを駆動して傾動させるダ
    ンプ駆動源と、前記固定収容ボディーの側板の前下部に
    外側へ張り出して設けられたホッパーと、前記固定収容
    ボディー内の前下部から前記ホッパー内にかけて設けら
    れたオーガとを備え、前記ベースフレームは、前記走行
    車体に固定されたメインフレームと、このメインフレー
    ム上の後部に左右方向の支軸により回動自在に支持され
    た主昇降アームとからなるとともに、この主昇降アーム
    を駆動して傾動させるアーム駆動源を備え、前記主昇降
    アーム上に前記固定収容ボディーを固定したことを特徴
    とする籾殻類の供給装置。
  2. 【請求項2】 走行車体と、この走行車体に設けられた
    ベースフレームと、このベースフレームの上側に固定さ
    れ左右の側板を有する固定収容ボディーと、前記ベース
    フレームの前部に前下部が左右方向の支軸により回動自
    在に支持され底板および後板を有するダンプ収容ボディ
    ーと、このダンプ収容ボディーを駆動して傾動させるダ
    ンプ駆動源と、前記固定収容ボディーの側板の前下部に
    外側へ張り出して設けられたホッパーと、前記固定収容
    ボディー内の前下部から前記ホッパー内にかけて設けら
    れたオーガとを備え、前記ホッパーを固定収容ボディー
    に対して着脱自在にするとともに、前記オーガを固定収
    容ボディー側とホッパー側とで分割して、このホッパー
    側のオーガを着脱自在としたことを特徴とする籾殻類の
    供給装置。
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