JP2519051Y2 - 靴の中敷 - Google Patents
靴の中敷Info
- Publication number
- JP2519051Y2 JP2519051Y2 JP4213191U JP4213191U JP2519051Y2 JP 2519051 Y2 JP2519051 Y2 JP 2519051Y2 JP 4213191 U JP4213191 U JP 4213191U JP 4213191 U JP4213191 U JP 4213191U JP 2519051 Y2 JP2519051 Y2 JP 2519051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insole
- sheet
- heel
- back sheet
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は紳士靴やゴルフ靴の中に
敷いて使用する靴の中敷に関し、靴の踵の片減りを解消
するとともに、足首、脚の疲労を軽減するところの靴の
中敷を提供することを目的とするものである。
敷いて使用する靴の中敷に関し、靴の踵の片減りを解消
するとともに、足首、脚の疲労を軽減するところの靴の
中敷を提供することを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の靴の中敷は、主としてクッション
性、通気性を良好とし或いは臭いを防止する目的におい
て使用するものであって、平面形状を靴底形状とした通
気性を有する合成樹脂製の表シートと裏シートとを直接
または活性炭入り不織シート等を介在させて重着一体化
した構成となっている。
性、通気性を良好とし或いは臭いを防止する目的におい
て使用するものであって、平面形状を靴底形状とした通
気性を有する合成樹脂製の表シートと裏シートとを直接
または活性炭入り不織シート等を介在させて重着一体化
した構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成の靴の中敷は、各種シート部材を積層したもので
あるため全体として扁平となり、中敷を介して靴底に加
わる力の分布に対応しない。特に踵部分に加わる力は、
その多くが踵部の外側部分に集中し、踵の外側が片減り
する傾向にあり、片減りの進行とともに足首や脚部に不
自然な力が作用するようになって、疲れや痛みを招来す
る点に解決すべき課題があった。
な構成の靴の中敷は、各種シート部材を積層したもので
あるため全体として扁平となり、中敷を介して靴底に加
わる力の分布に対応しない。特に踵部分に加わる力は、
その多くが踵部の外側部分に集中し、踵の外側が片減り
する傾向にあり、片減りの進行とともに足首や脚部に不
自然な力が作用するようになって、疲れや痛みを招来す
る点に解決すべき課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の靴の中敷は上記
課題を解決するために、平面形状を靴底形状とし、通気
性と熱溶着性と弾性回復性を有する合成繊維製の生地か
らなる表シート1と裏シート2とを重着一体化した中敷
において、踵部の外側部分を厚く内側部分を薄くするた
めの傾斜面を有する弾性介装パッド3を、前記表シート
1と裏シート2の間の踵部分に介在させて固定したこと
を特徴とするものである。
課題を解決するために、平面形状を靴底形状とし、通気
性と熱溶着性と弾性回復性を有する合成繊維製の生地か
らなる表シート1と裏シート2とを重着一体化した中敷
において、踵部の外側部分を厚く内側部分を薄くするた
めの傾斜面を有する弾性介装パッド3を、前記表シート
1と裏シート2の間の踵部分に介在させて固定したこと
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成することにより、歩行時に踵
部に加わる力が全面にわたって平均的に分散されてその
バランスが良好となり、踵の片減りを防止するようにな
ってスマートな歩行ができるとともに、足首や脚部に作
用していた不自然な力による疲労や疼痛を和らげるよう
になる。
部に加わる力が全面にわたって平均的に分散されてその
バランスが良好となり、踵の片減りを防止するようにな
ってスマートな歩行ができるとともに、足首や脚部に作
用していた不自然な力による疲労や疼痛を和らげるよう
になる。
【0006】
【実施例】図1は本考案に係る靴の中敷の平面図、図2
は図1のA−A線における断面図であって、平面形状を
靴底形状とし、通気性と熱溶着性と弾性回復性を有する
合成繊維生地、例えば、塩化ビニリデン系、塩化ビニル
系、ナイロン系の織地からなる表シート1と裏シート2
とを重着一体化した中敷において、踵部の外側部分を厚
く内側部分を薄くするための傾斜面を有し、EVAのス
ポンジからなる弾性介装パッド3を、前記表シート1と
裏シート2の間の踵部分に介在させて固定した構成とな
っている。
は図1のA−A線における断面図であって、平面形状を
靴底形状とし、通気性と熱溶着性と弾性回復性を有する
合成繊維生地、例えば、塩化ビニリデン系、塩化ビニル
系、ナイロン系の織地からなる表シート1と裏シート2
とを重着一体化した中敷において、踵部の外側部分を厚
く内側部分を薄くするための傾斜面を有し、EVAのス
ポンジからなる弾性介装パッド3を、前記表シート1と
裏シート2の間の踵部分に介在させて固定した構成とな
っている。
【0007】上記のように構成した靴の中敷は、例え
ば、靴底形状の裏シート2を溶着型上に置き、その踵部
に、弾性介装パッド3を、厚くした部分が踵部の外側に
位置するように配設して接着剤等を用いて固定し、さら
に弾性介装パッド3を固定した裏シート2上に表シート
1を重ねて、外形縁部4と前踏部5を溶着することによ
り製作される。
ば、靴底形状の裏シート2を溶着型上に置き、その踵部
に、弾性介装パッド3を、厚くした部分が踵部の外側に
位置するように配設して接着剤等を用いて固定し、さら
に弾性介装パッド3を固定した裏シート2上に表シート
1を重ねて、外形縁部4と前踏部5を溶着することによ
り製作される。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように本考案の靴の中敷
は、平面形状を靴底形状とし、通気性と熱溶着性と弾性
回復性を有する合成繊維製の生地からなる表シート1と
裏シート2とを重着一体化した中敷において、踵部の外
側部分を厚く内側部分を薄くするための傾斜面を有する
弾性介装パッド3を、前記表シート1と裏シート2の間
の踵部分に介在させて固定したから、歩行時に踵部に加
わる力が全面にわたって平均的に分散されてそのバラン
スが良好となり、踵の片減りを防止してスマートな歩行
ができるとともに、足首や脚部に作用していた不自然な
力による疲労や疼痛を和らげるようになる。また本考案
の靴の中敷をゴルフ靴について使用すれば、スウィング
時に、自然に両膝が内側に入り込んだ正しい姿勢とな
り、腰が入った強力な打球を得ることができる。特に本
考案の靴の中敷をゴルフ靴の右側にのみ使用した場合
は、スウェーをしなくなり、左側のみに使用した場合
は、スライスをしなくなるので、ゴルフスウィングの矯
正に役立つ等実用的に優れた効果が得られる。
は、平面形状を靴底形状とし、通気性と熱溶着性と弾性
回復性を有する合成繊維製の生地からなる表シート1と
裏シート2とを重着一体化した中敷において、踵部の外
側部分を厚く内側部分を薄くするための傾斜面を有する
弾性介装パッド3を、前記表シート1と裏シート2の間
の踵部分に介在させて固定したから、歩行時に踵部に加
わる力が全面にわたって平均的に分散されてそのバラン
スが良好となり、踵の片減りを防止してスマートな歩行
ができるとともに、足首や脚部に作用していた不自然な
力による疲労や疼痛を和らげるようになる。また本考案
の靴の中敷をゴルフ靴について使用すれば、スウィング
時に、自然に両膝が内側に入り込んだ正しい姿勢とな
り、腰が入った強力な打球を得ることができる。特に本
考案の靴の中敷をゴルフ靴の右側にのみ使用した場合
は、スウェーをしなくなり、左側のみに使用した場合
は、スライスをしなくなるので、ゴルフスウィングの矯
正に役立つ等実用的に優れた効果が得られる。
【図1】本考案の靴の中敷の平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
1 表シート 2 裏シート 3 弾性介装パッド
Claims (2)
- 【請求項1】 平面形状を靴底形状とし、通気性と熱溶
着性と弾性回復性を有する合成繊維製生地からなる表シ
ート1と裏シート2とを重着一体化した中敷において、
踵部の外側部分を厚く内側部分を薄くするための傾斜面
を有する弾性介装パッド3を、前記表シート1と裏シー
ト2の間の踵部分に介在させて固定したことを特徴とす
る靴の中敷。 - 【請求項2】 弾性介装パッド3がEVAのスポンジで
ある請求項1記載の靴の中敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4213191U JP2519051Y2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 靴の中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4213191U JP2519051Y2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 靴の中敷 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065508U JPH065508U (ja) | 1994-01-25 |
JP2519051Y2 true JP2519051Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=12627385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4213191U Expired - Lifetime JP2519051Y2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 靴の中敷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018114271A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 好哲 東 | 一対の靴中敷き、一対の履物類及び一対の靴下類 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP4213191U patent/JP2519051Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH065508U (ja) | 1994-01-25 |
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